JP4324449B2 - 点字学習支援プログラム、点字学習支援方法、および点字学習支援装置 - Google Patents

点字学習支援プログラム、点字学習支援方法、および点字学習支援装置 Download PDF

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Description

本発明は、点字学習に用いて好適な点字学習支援プログラム、点字学習支援方法、および点字学習支援装置に関するものであり、詳細には、点字の学習効率を高めることができる点字学習支援プログラム、点字学習支援方法、および点字学習支援装置に関するものである。
従来より、駅の券売機、金融機関の自動現金支払機、案内板等においては、点字の表記
が数多く見受けられ、視覚障害者の一助となっている。
ここで、点字は、晴眼者が使う墨字(印刷された文字、タイプされた文字、手書きの文
字等)を、縦3点、横2点の6つの組み合わせで表現した表音文字であり、指でなぞられ
たときの触覚を介して文章を読むための視覚障害者用の文字である。
また、点字を学習する場合には、学習者(視覚障害者または晴眼者)が点字を読んだ内
容を指導者(視覚障害者または晴眼者)に伝え、指導者が当該点字を読んだ内容と学習者
が読んだ内容とを比較した結果に基づく正誤を学習者にフィードバックするというマンツ
ーマン方式が採られている。
特開平8−221246号公報
しかしながら、従来の点字学習においては、指導者がついていなければ、学習者が点字
を読んだ内容の正誤を知る術が無いため、独習が困難であり、学習効率が非常に悪いとい
う問題があった。
このことから、従来では、点字を習熟するのに多大な時間と労力を要し、指導者や学習
者の負担が大きく、かかる問題を解決するための手段、手法が切望されていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、点字の学習効率を高めることができる
点字学習支援プログラム、点字学習支援方法、および点字学習支援装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、コンピュータに、点字の学
習者が所望する点字範囲に対応する検索情報を、前記学習者により操作される点字学習装
置より受信する受信工程と、前記検索情報に基づいて、データベースから前記点字範囲の
内容を表す点字学習コンテンツを検索する検索工程と、前記点字学習コンテンツを前記点
字学習装置へ配信する配信工程と、を実行させるための点字学習支援プログラムである。
この発明によれば、点字の学習者が所望する点字範囲に対応する検索情報を、学習者に
より操作される点字学習装置より受信し、検索情報に基づいて、データベースから点字範
囲の内容を表す点字学習コンテンツを検索し、点字学習コンテンツを点字学習装置へ配信
することとしたので、学習者が読んだ点字(点字範囲)の内容の正誤を点字学習コンテン
ツにより確認するという独習ができるため、点字の学習効率を高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記検索情報は、前記点字範囲の近傍に設けられ
た電子タグに記憶されており、前記点字学習装置により該電子タグからリードされること
を特徴とする。
この発明によれば、点字学習装置により該電子タグをリードすることとしたので、非接
触で学習することができ、学習者としての視覚障害者に対する作業負担を軽減することが
できる。
また、本発明は、上記発明において、前記点字学習コンテンツは、前記点字範囲の点字
が読み上げられた音声コンテンツであることを特徴とする。
この発明によれば、点字学習コンテンツを、点字範囲の点字が読み上げられた音声コン
テンツとしたので、視覚障害者または晴眼者である学習者が読んだ点字(点字範囲)の内
容の正誤を音声コンテンツにより確認するという独習ができるため、視覚障害者または晴
眼者における点字の学習効率を高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記点字学習コンテンツは、前記点字範囲の点字
がテキスト化されたテキストコンテンツであることを特徴とする。
この発明によれば、点字学習コンテンツを、点字範囲の点字がテキスト化されたテキス
トコンテンツとしたので、晴眼者である学習者が読んだ点字(点字範囲)の内容の正誤を
テキストコンテンツにより確認するという独習ができるため、晴眼者における点字の学習
効率を高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記点字学習コンテンツは、前記点字範囲の点字
が読み上げられた音声コンテンツ、および前記点字範囲の点字がテキスト化されたテキス
トコンテンツであることを特徴とする。
この発明によれば、点字学習コンテンツを、点字範囲の点字が読み上げられた音声コン
テンツ、および点字範囲の点字がテキスト化されたテキストコンテンツとしたので、晴眼
者である学習者が読んだ点字(点字範囲)の内容の正誤を音声テキストおよびテキストコ
ンテンツの双方により確認するという独習ができるため、晴眼者における点字の学習効率
をさらに高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記電子タグは、点字が形成された点字翻訳物に
設けられており、該点字翻訳物における点字範囲に対応づけられていることを特徴とする
この発明によれば、電子タグを点字が形成された点字翻訳物に設け、該点字翻訳物にお
ける点字範囲に対応づけることとしたので、点字の読み込みと電子タグのリードとをスム
ーズに行うことができ、特に、視覚障害者の学習効率をさらに高めることができる。
また、本発明は、点字の学習者が所望する点字範囲に対応する検索情報を、前記学習者
により操作される点字学習装置より受信する受信工程と、前記検索情報に基づいて、デー
タベースから前記点字範囲の内容を表す点字学習コンテンツを検索する検索工程と、前記
点字学習コンテンツを前記点字学習装置へ配信する配信工程と、を含むことを特徴とする
この発明によれば、点字の学習者が所望する点字範囲に対応する検索情報を、学習者に
より操作される点字学習装置より受信し、検索情報に基づいて、データベースから点字範
囲の内容を表す点字学習コンテンツを検索し、点字学習コンテンツを点字学習装置へ配信
することとしたので、学習者が読んだ点字(点字範囲)の内容の正誤を点字学習コンテン
ツにより確認するという独習ができるため、点字の学習効率を高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記検索情報は、前記点字範囲の近傍に設けられ
た電子タグに記憶されており、前記点字学習装置により該電子タグからリードされること
を特徴とする。
この発明によれば、点字学習装置により該電子タグをリードすることとしたので、非接
触で学習することができ、学習者としての視覚障害者に対する作業負担を軽減することが
できる。
また、本発明は、上記発明において、前記点字学習コンテンツは、前記点字範囲の点字
が読み上げられた音声コンテンツであることを特徴とする。
この発明によれば、点字学習コンテンツを、点字範囲の点字が読み上げられた音声コン
テンツとしたので、視覚障害者または晴眼者である学習者が読んだ点字(点字範囲)の内
容の正誤を音声コンテンツにより確認するという独習ができるため、視覚障害者または晴
眼者における点字の学習効率を高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記点字学習コンテンツは、前記点字範囲の点字
がテキスト化されたテキストコンテンツであることを特徴とする。
この発明によれば、点字学習コンテンツを、点字範囲の点字がテキスト化されたテキス
トコンテンツとしたので、晴眼者である学習者が読んだ点字(点字範囲)の内容の正誤を
テキストコンテンツにより確認するという独習ができるため、晴眼者における点字の学習
効率を高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記点字学習コンテンツは、前記点字範囲の点字
が読み上げられた音声コンテンツ、および前記点字範囲の点字がテキスト化されたテキス
トコンテンツであることを特徴とする。
この発明によれば、点字学習コンテンツを、点字範囲の点字が読み上げられた音声コン
テンツ、および点字範囲の点字がテキスト化されたテキストコンテンツとしたので、晴眼
者である学習者が読んだ点字(点字範囲)の内容の正誤を音声テキストおよびテキストコ
ンテンツの双方により確認するという独習ができるため、晴眼者における点字の学習効率
をさらに高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記電子タグは、点字が形成された点字翻訳物に
設けられており、該点字翻訳物における点字範囲に対応づけられていることを特徴とする
この発明によれば、電子タグを点字が形成された点字翻訳物に設け、該点字翻訳物にお
ける点字範囲に対応づけることとしたので、点字の読み込みと電子タグのリードとをスム
ーズに行うことができ、特に、視覚障害者の学習効率をさらに高めることができる。
また、本発明は、点字の学習者が所望する点字範囲に対応する検索情報を、前記学習者
により操作される点字学習装置より受信する受信手段と、前記検索情報に基づいて、デー
タベースから前記点字範囲の内容を表す点字学習コンテンツを検索する検索手段と、前記
点字学習コンテンツを前記点字学習装置へ配信する配信手段と、を備えたことを特徴とす
る。
この発明によれば、点字の学習者が所望する点字範囲に対応する検索情報を、学習者に
より操作される点字学習装置より受信し、検索情報に基づいて、データベースから点字範
囲の内容を表す点字学習コンテンツを検索し、点字学習コンテンツを点字学習装置へ配信
することとしたので、学習者が読んだ点字(点字範囲)の内容の正誤を点字学習コンテン
ツにより確認するという独習ができるため、点字の学習効率を高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記検索情報は、前記点字範囲の近傍に設けられ
た電子タグに記憶されており、前記点字学習装置により該電子タグからリードされること
を特徴とする。
この発明によれば、点字学習装置により該電子タグをリードすることとしたので、非接
触で学習することができ、学習者としての視覚障害者に対する作業負担を軽減することが
できる。
また、本発明は、上記発明において、前記点字学習コンテンツは、前記点字範囲の点字
が読み上げられた音声コンテンツであることを特徴とする。
この発明によれば、点字学習コンテンツを、点字範囲の点字が読み上げられた音声コン
テンツとしたので、視覚障害者または晴眼者である学習者が読んだ点字(点字範囲)の内
容の正誤を音声コンテンツにより確認するという独習ができるため、視覚障害者または晴
眼者における点字の学習効率を高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記点字学習コンテンツは、前記点字範囲の点字
がテキスト化されたテキストコンテンツであることを特徴とする。
この発明によれば、点字学習コンテンツを、点字範囲の点字がテキスト化されたテキス
トコンテンツとしたので、晴眼者である学習者が読んだ点字(点字範囲)の内容の正誤を
テキストコンテンツにより確認するという独習ができるため、晴眼者における点字の学習
効率を高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記点字学習コンテンツは、前記点字範囲の点字
が読み上げられた音声コンテンツ、および前記点字範囲の点字がテキスト化されたテキス
トコンテンツであることを特徴とする。
この発明によれば、点字学習コンテンツを、点字範囲の点字が読み上げられた音声コン
テンツ、および点字範囲の点字がテキスト化されたテキストコンテンツとしたので、晴眼
者である学習者が読んだ点字(点字範囲)の内容の正誤を音声テキストおよびテキストコ
ンテンツの双方により確認するという独習ができるため、晴眼者における点字の学習効率
をさらに高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記電子タグは、点字が形成された点字翻訳物に
設けられており、該点字翻訳物における点字範囲に対応づけられていることを特徴とする
この発明によれば、電子タグを点字が形成された点字翻訳物に設け、該点字翻訳物にお
ける点字範囲に対応づけることとしたので、点字の読み込みと電子タグのリードとをスム
ーズに行うことができ、特に、視覚障害者の学習効率をさらに高めることができる。
また、本発明は、媒体に点字が形成され、かつ点字範囲に対応する検索情報を記憶する
電子タグが設けられた点字翻訳物であって、前記検索情報は、点字学習支援装置のデータ
ベースから前記点字範囲における点字の内容を表す点字学習コンテンツを検索するための
情報であり、前記点字学習コンテンツは、該点字学習支援装置から、点字の学習者により
操作される点字学習装置へ配信されることを特徴とする。
この発明によれば、媒体に点字が形成され、かつ点字範囲に対応する検索情報を記憶す
る電子タグを設けた点字翻訳物において、検索情報を点字学習支援装置のデータベースか
ら点字範囲における点字の内容を表す点字学習コンテンツを検索するための情報とし、点
字学習コンテンツを該点字学習支援装置から、点字の学習者により操作される点字学習装
置へ配信されることとしたので、学習者が読んだ点字(点字範囲)の内容の正誤を点字学
習コンテンツにより確認するという独習ができるため、点字の学習効率を高めることがで
きる。
また、本発明は、上記発明において、前記点字学習コンテンツは、前記点字範囲の点字
が読み上げられた音声コンテンツであることを特徴とする。
この発明によれば、点字学習コンテンツを、点字範囲の点字が読み上げられた音声コン
テンツとしたので、視覚障害者または晴眼者である学習者が読んだ点字(点字範囲)の内
容の正誤を音声コンテンツにより確認するという独習ができるため、視覚障害者または晴
眼者における点字の学習効率を高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記点字学習コンテンツは、前記点字範囲の点字
がテキスト化されたテキストコンテンツであることを特徴とする。
この発明によれば、点字学習コンテンツを、点字範囲の点字がテキスト化されたテキス
トコンテンツとしたので、晴眼者である学習者が読んだ点字(点字範囲)の内容の正誤を
テキストコンテンツにより確認するという独習ができるため、晴眼者における点字の学習
効率を高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記点字学習コンテンツは、前記点字範囲の点字
が読み上げられた音声コンテンツ、および前記点字範囲の点字がテキスト化されたテキス
トコンテンツであることを特徴とする。
この発明によれば、点字学習コンテンツを、点字範囲の点字が読み上げられた音声コン
テンツ、および点字範囲の点字がテキスト化されたテキストコンテンツとしたので、晴眼
者である学習者が読んだ点字(点字範囲)の内容の正誤を音声テキストおよびテキストコ
ンテンツの双方により確認するという独習ができるため、晴眼者における点字の学習効率
をさらに高めることができる。
また、本発明は、各ページに点字が形成され、かつ点字範囲に対応する検索情報を記憶
する電子タグが設けられた点字本であって、前記検索情報は、点字学習支援装置のデータ
ベースから前記点字範囲における点字の内容を表す点字学習コンテンツを検索するための
情報であり、前記点字学習コンテンツは、該点字学習支援装置から、点字の学習者により
操作される点字学習装置へ配信されることを特徴とする。
この発明によれば、点字が形成された各ページに、点字範囲に対応する検索情報を記憶
する電子タグを設け、検索情報を点字学習支援装置のデータベースから点字範囲における
点字の内容を表す点字学習コンテンツを検索するための情報とし、点字学習コンテンツが
点字学習装置へ配信されることとしたので、学習者が読んだ点字(点字範囲)の内容の正
誤を点字学習コンテンツにより確認するという独習ができるため、点字の学習効率を高め
ることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記点字学習コンテンツは、前記点字範囲の点字
が読み上げられた音声コンテンツであることを特徴とする。
この発明によれば、点字学習コンテンツを、点字範囲の点字が読み上げられた音声コン
テンツとしたので、視覚障害者または晴眼者である学習者が読んだ点字(点字範囲)の内
容の正誤を音声コンテンツにより確認するという独習ができるため、視覚障害者または晴
眼者における点字の学習効率を高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記点字学習コンテンツは、前記点字範囲の点字
がテキスト化されたテキストコンテンツであることを特徴とする。
この発明によれば、点字学習コンテンツを、点字範囲の点字がテキスト化されたテキス
トコンテンツとしたので、晴眼者である学習者が読んだ点字(点字範囲)の内容の正誤を
テキストコンテンツにより確認するという独習ができるため、晴眼者における点字の学習
効率を高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記点字学習コンテンツは、前記点字範囲の点字
が読み上げられた音声コンテンツ、および前記点字範囲の点字がテキスト化されたテキス
トコンテンツであることを特徴とする。
この発明によれば、点字学習コンテンツを、点字範囲の点字が読み上げられた音声コン
テンツ、および点字範囲の点字がテキスト化されたテキストコンテンツとしたので、晴眼
者である学習者が読んだ点字(点字範囲)の内容の正誤を音声テキストおよびテキストコ
ンテンツの双方により確認するという独習ができるため、晴眼者における点字の学習効率
をさらに高めることができる。
また、本発明は、コンピュータに、点字の学習者が所望する点字範囲に対応する検索情
報を記憶する電子タグから該検索情報をリードするリード工程と、前記検索情報を点字学
習支援装置へ送信する送信工程と、前記点字学習支援装置で前記検索情報に基づいてデー
タベースから検索され、前記点字範囲における点字の内容を表す点字学習コンテンツを前
記点字学習支援装置より受信する受信工程と、を実行させるための点字学習プログラムで
ある。
この発明によれば、点字の学習者が所望する点字範囲に対応する検索情報を電子タグか
らリードし、検索情報を点字学習支援装置へ送信し、点字範囲における点字の内容を表す
点字学習コンテンツを点字学習支援装置より受信することとしたので、学習者が読んだ点
字(点字範囲)の内容の正誤を点字学習コンテンツにより確認するという独習ができるた
め、点字の学習効率を高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記コンピュータに、前記点字範囲における点字
の内容を表す点字学習コンテンツの種別を登録する種別登録工程を実行させ、前記受信工
程では、前記種別に対応する点字学習コンテンツを受信することを特徴とする。
この発明によれば、点字範囲における点字の内容を表す点字学習コンテンツの種別を登
録し、種別に対応する点字学習コンテンツを受信することとしたので、学習者のニーズに
合わせた点字学習コンテンツを利用することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記種別は、前記点字範囲の点字が読み上げられ
た音声コンテンツであることを特徴とする。
この発明によれば、種別を、点字範囲の点字が読み上げられた音声コンテンツとしたの
で、視覚障害者または晴眼者である学習者が読んだ点字(点字範囲)の内容の正誤を音声
コンテンツにより確認するという独習ができるため、視覚障害者または晴眼者における点
字の学習効率を高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記種別は、前記点字範囲の点字がテキスト化さ
れたテキストコンテンツであることを特徴とする。
この発明によれば、種別を、点字範囲の点字がテキスト化されたテキストコンテンツと
したので、晴眼者である学習者が読んだ点字(点字範囲)の内容の正誤をテキストコンテ
ンツにより確認するという独習ができるため、晴眼者における点字の学習効率を高めるこ
とができる。
また、本発明は、上記発明において、前記種別は、前記点字範囲の点字が読み上げられ
た音声コンテンツ、および前記点字範囲の点字がテキスト化されたテキストコンテンツで
あることを特徴とする。
この発明によれば、種別を、点字範囲の点字が読み上げられた音声コンテンツ、および
点字範囲の点字がテキスト化されたテキストコンテンツとしたので、晴眼者である学習者
が読んだ点字(点字範囲)の内容の正誤を音声テキストおよびテキストコンテンツの双方
により確認するという独習ができるため、晴眼者における点字の学習効率をさらに高める
ことができる。
また、本発明は、点字の学習者が所望する点字範囲に対応する検索情報を記憶する電子
タグから該検索情報をリードするリード工程と、前記検索情報を点字学習支援装置へ送信
する送信工程と、前記点字学習支援装置で前記検索情報に基づいてデータベースから検索
され、前記点字範囲における点字の内容を表す点字学習コンテンツを前記点字学習支援装
置より受信する受信工程と、を含むことを特徴とする。
この発明によれば、点字の学習者が所望する点字範囲に対応する検索情報を電子タグか
らリードし、検索情報を点字学習支援装置へ送信し、点字範囲における点字の内容を表す
点字学習コンテンツを点字学習支援装置より受信することとしたので、学習者が読んだ点
字(点字範囲)の内容の正誤を点字学習コンテンツにより確認するという独習ができるた
め、点字の学習効率を高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記点字範囲における点字の内容を表す点字学習
コンテンツの種別を登録する種別登録工程を含み、前記受信工程では、前記種別に対応す
る点字学習コンテンツを受信することを特徴とする。
この発明によれば、点字範囲における点字の内容を表す点字学習コンテンツの種別を登
録し、種別に対応する点字学習コンテンツを受信することとしたので、学習者のニーズに
合わせた点字学習コンテンツを利用することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記種別は、前記点字範囲の点字が読み上げられ
た音声コンテンツであることを特徴とする。
この発明によれば、種別を、点字範囲の点字が読み上げられた音声コンテンツとしたの
で、視覚障害者または晴眼者である学習者が読んだ点字(点字範囲)の内容の正誤を音声
コンテンツにより確認するという独習ができるため、視覚障害者または晴眼者における点
字の学習効率を高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記種別は、前記点字範囲の点字がテキスト化さ
れたテキストコンテンツであることを特徴とする。
この発明によれば、種別を、点字範囲の点字がテキスト化されたテキストコンテンツと
したので、晴眼者である学習者が読んだ点字(点字範囲)の内容の正誤をテキストコンテ
ンツにより確認するという独習ができるため、晴眼者における点字の学習効率を高めるこ
とができる。
また、本発明は、上記発明において、前記種別は、前記点字範囲の点字が読み上げられ
た音声コンテンツ、および前記点字範囲の点字がテキスト化されたテキストコンテンツで
あることを特徴とする。
この発明によれば、種別を、点字範囲の点字が読み上げられた音声コンテンツ、および
点字範囲の点字がテキスト化されたテキストコンテンツとしたので、晴眼者である学習者
が読んだ点字(点字範囲)の内容の正誤を音声テキストおよびテキストコンテンツの双方
により確認するという独習ができるため、晴眼者における点字の学習効率をさらに高める
ことができる。
また、本発明は、点字の学習者が所望する点字範囲に対応する検索情報を記憶する電子
タグから該検索情報をリードするリード手段と、前記検索情報を点字学習支援装置へ送信
する送信手段と、前記点字学習支援装置で前記検索情報に基づいてデータベースから検索
され、前記点字範囲における点字の内容を表す点字学習コンテンツを前記点字学習支援装
置より受信する受信手段と、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、点字の学習者が所望する点字範囲に対応する検索情報を電子タグか
らリードし、検索情報を点字学習支援装置へ送信し、点字範囲における点字の内容を表す
点字学習コンテンツを点字学習支援装置より受信することとしたので、学習者が読んだ点
字(点字範囲)の内容の正誤を点字学習コンテンツにより確認するという独習ができるた
め、点字の学習効率を高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記点字範囲における点字の内容を表す点字学習
コンテンツの種別を登録する種別登録手段を備え、前記受信手段では、前記種別に対応す
る点字学習コンテンツを受信することを特徴とする。
この発明によれば、点字範囲における点字の内容を表す点字学習コンテンツの種別を登
録し、種別に対応する点字学習コンテンツを受信することとしたので、学習者のニーズに
合わせた点字学習コンテンツを利用することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記種別は、前記点字範囲の点字が読み上げられ
た音声コンテンツであることを特徴とする。
この発明によれば、種別を、点字範囲の点字が読み上げられた音声コンテンツとしたの
で、視覚障害者または晴眼者である学習者が読んだ点字(点字範囲)の内容の正誤を音声
コンテンツにより確認するという独習ができるため、視覚障害者または晴眼者における点
字の学習効率を高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記種別は、前記点字範囲の点字がテキスト化さ
れたテキストコンテンツであることを特徴とする。
この発明によれば、種別を、点字範囲の点字がテキスト化されたテキストコンテンツと
したので、晴眼者である学習者が読んだ点字(点字範囲)の内容の正誤をテキストコンテ
ンツにより確認するという独習ができるため、晴眼者における点字の学習効率を高めるこ
とができる。
また、本発明は、上記発明において、前記種別は、前記点字範囲の点字が読み上げられ
た音声コンテンツ、および前記点字範囲の点字がテキスト化されたテキストコンテンツで
あることを特徴とする。
この発明によれば、種別を、点字範囲の点字が読み上げられた音声コンテンツ、および
点字範囲の点字がテキスト化されたテキストコンテンツとしたので、晴眼者である学習者
が読んだ点字(点字範囲)の内容の正誤を音声テキストおよびテキストコンテンツの双方
により確認するという独習ができるため、晴眼者における点字の学習効率をさらに高める
ことができる。
また、本発明は、上記発明のいずれか一つに記載の点字学習支援装置と、上記発明のい
ずれか一つに記載の点字学習装置と、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、学習者が読んだ点字(点字範囲)の内容の正誤を点字学習コンテン
ツにより確認するという独習ができるため、点字の学習効率を高めることができる。
本発明によれば、点字の学習者が所望する点字範囲に対応する検索情報を、学習者によ
り操作される点字学習装置より受信し、検索情報に基づいて、データベースから点字範囲
の内容を表す点字学習コンテンツを検索し、点字学習コンテンツを点字学習装置へ配信す
ることとしたので、学習者が読んだ点字(点字範囲)の内容の正誤を点字学習コンテンツ
により確認するという独習ができるため、点字の学習効率を高めることができるという効
果を奏する。
また、本発明によれば、点字学習装置により該電子タグをリードすることとしたので、
非接触で学習することができ、学習者としての視覚障害者に対する作業負担を軽減するこ
とができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、点字学習コンテンツを、点字範囲の点字が読み上げられた音声
コンテンツとしたので、視覚障害者または晴眼者である学習者が読んだ点字(点字範囲)
の内容の正誤を音声コンテンツにより確認するという独習ができるため、視覚障害者また
は晴眼者における点字の学習効率を高めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、点字学習コンテンツを、点字範囲の点字がテキスト化されたテ
キストコンテンツとしたので、晴眼者である学習者が読んだ点字(点字範囲)の内容の正
誤をテキストコンテンツにより確認するという独習ができるため、晴眼者における点字の
学習効率を高めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、点字学習コンテンツを、点字範囲の点字が読み上げられた音声
コンテンツ、および点字範囲の点字がテキスト化されたテキストコンテンツとしたので、
晴眼者である学習者が読んだ点字(点字範囲)の内容の正誤を音声テキストおよびテキス
トコンテンツの双方により確認するという独習ができるため、晴眼者における点字の学習
効率をさらに高めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、電子タグを点字が形成された点字翻訳物に設け、該点字翻訳物
における点字範囲に対応づけることとしたので、点字の読み込みと電子タグのリードとを
スムーズに行うことができ、特に、視覚障害者の学習効率をさらに高めることができると
いう効果を奏する。
また、本発明によれば、媒体に点字が形成され、かつ点字範囲に対応する検索情報を記
憶する電子タグが設け、検索情報を点字学習支援装置のデータベースから点字範囲におけ
る点字の内容を表す点字学習コンテンツを検索するための情報とし、点字学習コンテンツ
を該点字学習支援装置から、点字の学習者により操作される点字学習装置へ配信されるこ
ととしたので、学習者が読んだ点字(点字範囲)の内容の正誤を点字学習コンテンツによ
り確認するという独習ができるため、点字の学習効率を高めることができるという効果を
奏する。
また、本発明によれば、点字が形成された各ページに、点字範囲に対応する検索情報を
記憶する電子タグを設け、検索情報を点字学習支援装置のデータベースから点字範囲にお
ける点字の内容を表す点字学習コンテンツを検索するための情報とし、点字学習コンテン
ツが点字学習装置へ配信されることとしたので、学習者が読んだ点字(点字範囲)の内容
の正誤を点字学習コンテンツにより確認するという独習ができるため、点字の学習効率を
高めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、点字の学習者が所望する点字範囲に対応する検索情報を電子タ
グからリードし、検索情報を点字学習支援装置へ送信し、点字範囲における点字の内容を
表す点字学習コンテンツを点字学習支援装置より受信することとしたので、学習者が読ん
だ点字(点字範囲)の内容の正誤を点字学習コンテンツにより確認するという独習ができ
るため、点字の学習効率を高めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、点字範囲における点字の内容を表す点字学習コンテンツの種別
を登録し、種別に対応する点字学習コンテンツを受信することとしたので、学習者のニー
ズに合わせた点字学習コンテンツを利用することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、種別を、点字範囲の点字が読み上げられた音声コンテンツとし
たので、視覚障害者または晴眼者である学習者が読んだ点字(点字範囲)の内容の正誤を
音声コンテンツにより確認するという独習ができるため、視覚障害者または晴眼者におけ
る点字の学習効率を高めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、種別を、点字範囲の点字がテキスト化されたテキストコンテン
ツとしたので、晴眼者である学習者が読んだ点字(点字範囲)の内容の正誤をテキストコ
ンテンツにより確認するという独習ができるため、晴眼者における点字の学習効率を高め
ることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、種別を、点字範囲の点字が読み上げられた音声コンテンツ、お
よび点字範囲の点字がテキスト化されたテキストコンテンツとしたので、晴眼者である学
習者が読んだ点字(点字範囲)の内容の正誤を音声テキストおよびテキストコンテンツの
双方により確認するという独習ができるため、晴眼者における点字の学習効率をさらに高
めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、学習者が読んだ点字(点字範囲)の内容の正誤を点字学習コン
テンツにより確認するという独習ができるため、点字の学習効率を高めることができると
いう効果を奏する。
以下に、本発明にかかる点字学習支援プログラム、点字学習支援方法、点字学習支援装
置、点字翻訳物、点字本、点字学習プログラム、点字学習方法、点字学習装置および点字
学習支援システムの一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この一実施例によ
りこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明にかかる一実施例の概略構成を示す図である。図2は、同一実施例の構
成を示すブロック図である。図1および図2においては、対応する部分に同一の符号を付
ける。図1および図2には、IC(Integrated Circuit)タグ等の電子タグを利用して、
点字を学習する学習者(視覚障害者または晴眼者)の独習を支援する点字学習支援システ
ムが図示されている。
点字本10は、例えば、「特許入門」という書籍であり、点字の学習者(視覚障害者ま
たは晴眼者)により読まれる。この点字本10の各ページには、点字群が形成されている
。例えば、ページ11には、ページ点字群120が形成されている。ページ点字群120
、第1段落〜第3段落(段落点字群121、段落点字群122、段落点字群123)から構
成されている。
ページ点字群120は、図2に示したテキストコンテンツ130が点字化されたものであ
る。このテキストコンテンツ130は、前述した墨字に対応する電子テキストデータであ
り、「昨今、ビジネスモデル特許が注目されており、・・・・特に、ソフトウェアベンダ
にとっては、・・・また、特許出願する場合には、競合他社の特許を・・・」という1ペ
ージ分のコンテンツである。
テキストコンテンツ130は、テキストコンテンツ131、132および133から構成さ
れている。ここで、学習者が点字を学習する際に点字学習支援装置20から点字学習装置
50に配信されるコンテンツ(以下、点字学習コンテンツという)は、音声コンテンツお
よびテキストコンテンツ(テキストコンテンツ130、131等の総称)である。
音声コンテンツは、点字を読み上げた音声のコンテンツであり、テキストコンテンツを
音声化したものである。この音声コンテンツは、視覚障害者または晴眼者(学習者)の学
習時に配信される。一方、テキストコンテンツは、晴眼者(学習者)の学習時に配信され
る。
段落点字群121は、テキストコンテンツ131が点字化されたものである。このテキス
トコンテンツ131は、「昨今、ビジネスモデル特許が注目されており・・・」という第
1段落のコンテンツである。
段落点字群122は、テキストコンテンツ132が点字化されたものである。このテキス
トコンテンツ132は、「特に、ソフトウェアベンダにとっては、・・・」という第2段
落のコンテンツである。
段落点字群123は、テキストコンテンツ133が点字化されたものである。このテキス
トコンテンツ133は、「また、特許出願する場合には、競合他社の特許を・・・」とい
う第3段落のコンテンツである。
ICタグ140、141、142および143は、非接触で情報のリードが可能な電子タグ
の一種であり、特殊印刷、埋め込み、接着等によりページ11に設けられている。これら
のICタグ140、141、142および143は、図示しないアンテナ、ICおよびメモリ
から構成されている。アンテナは、後述するICタグリーダ59からの誘導電磁界中に置
かれることにより発生する起電力をICおよびメモリへ供給する。ICは、メモリに関す
るリードを制御する。各メモリには、後述する検索情報が記憶されている。
ICタグ140は、ページ点字群120に対応しており、ページ11(図1参照)の右下
に設けられている。このICタグ140(メモリ)には、後述する点字学習コンテンツ情
報データベース24でページ点字群120に対応する点字学習コンテンツ(音声コンテン
ツ、テキストコンテンツ)を検索する場合に用いられる検索情報150が記憶されている
検索情報150は、ページ点字群120に対応する音声コンテンツおよびテキストコンテ
ンツ130を検索するための情報である。この検索情報150は、点字本10のタイトルで
ある「点字本名」(例えば、特許入門)と、点字本10を識別するための「点字本コード
」(例えば、A001)と、ページ11の番号を表す「ページ番号」(例えば、50)と、ペー
ジ点字群120に対応する「段落番号」(この場合、0)とから構成されている。
検索情報151は、段落点字群121に対応する音声コンテンツおよびテキストコンテン
ツ131を検索するための情報である。この検索情報151は、点字本10のタイトルであ
る「点字本名」(特許入門)と、点字本10を識別するための「点字本コード」(A001)
と、ページ11の番号を表す「ページ番号」(50)と、段落点字群121に対応する「段
落番号」(この場合、1)とから構成されている。
検索情報152は、段落点字群122に対応する音声コンテンツおよびテキストコンテン
ツ132を検索するための情報である。この検索情報152は、点字本10のタイトルであ
る「点字本名」(特許入門)と、点字本10を識別するための「点字本コード」(A001)
と、ページ11の番号を表す「ページ番号」(50)と、段落点字群122に対応する「段
落番号」(この場合、2)とから構成されている。
検索情報153は、段落点字群123に対応する音声コンテンツおよびテキストコンテン
ツ133を検索するための情報である。この検索情報153は、点字本10のタイトルであ
る「点字本名」(特許入門)と、点字本10を識別するための「点字本コード」(A001)
と、ページ11の番号を表す「ページ番号」(50)と、段落点字群123に対応する「段
落番号」(この場合、3)とから構成されている。
点字学習支援装置20は、点字学習に際して、上述した点字学習コンテンツ(音声コン
テンツ、テキストコンテンツ)をネットワーク30および無線基地局40を介して、点字
学習装置50へ配信し、学習支援を行うための装置である。
この点字学習支援装置20において、制御部21は、各部を制御する。制御部21の動
作の詳細については、後述する。記憶部22は、制御部21で用いられるコンピュータプ
ログラム、各種情報を記憶する。通信部23は、ネットワーク30に接続されており、所
定の通信プロトコルに従って通信を制御する。
点字学習コンテンツ情報データベース24は、上述した点字学習コンテンツに関する点
字学習コンテンツ情報を格納するデータベースである。具体的には、点字学習コンテンツ
情報データベース24は、図3に示したように、「点字本名」、「点字本コード」、「ペ
ージ番号」、「段落番号」、「音声コンテンツファイル名」および「テキストコンテンツ
ファイル名」から構成された点字学習コンテンツ情報を格納している。
「点字本名」は、点字本(同図では、点字本10の「特許入門」に対応)のタイトルに
関する情報である。「点字本コード」は、点字本を識別するためのコードに関する情報で
ある。「ページ番号」は、点字本におけるページの番号に関する情報である。「段落番号
」は、当該ページにおける段落の番号に関する情報である。
「音声コンテンツファイル名」は、上述した「点字本名」、「点字本コード」、「ペー
ジ番号」および「段落番号」で特定された点字群(ページ点字群または段落点字群)に対
応する音声コンテンツのファイル名に関する情報である。「テキストコンテンツファイル
名」は、上記点字群(ページ点字群または段落点字群)に対応するテキストコンテンツの
ファイル名に関する情報である。
例えば、「A001_50_0.txt」というテキストコンテンツファイル名は、テキストコンテ
ンツ130(図2参照)のファイル名である。「A001_50_0.wma」という音声コンテンツフ
ァイル名は、テキストコンテンツ130に対応する音声コンテンツのファイル名である。
また、「A001_50_1.txt」というテキストコンテンツファイル名は、テキストコンテン
ツ131(図2参照)のファイル名である。「A001_50_1.wma」という音声コンテンツファ
イル名は、テキストコンテンツ131に対応する音声コンテンツのファイル名である。
また、「A001_50_2.txt」というテキストコンテンツファイル名は、テキストコンテン
ツ132(図2参照)のファイル名である。「A001_50_2.wma」という音声コンテンツファ
イル名は、テキストコンテンツ132に対応する音声コンテンツのファイル名である。
また、「A001_50_3.txt」というテキストコンテンツファイル名は、テキストコンテン
ツ133(図2参照)のファイル名である。「A001_50_3.wma」という音声コンテンツファ
イル名は、テキストコンテンツ133に対応する音声コンテンツのファイル名である。
図2に戻り、点字学習装置50は、学習者の手元に置かれた携帯電話端末、PHS(Pe
rsonal Handyphone System)端末、PDA(Personal Digital Assistant)、パーソナル
コンピュータ装置等である。
この点字学習装置50には、通話機能、電子メール送受信機能、ICタグリード機能等
が備えられており、学習者により操作される。点字学習装置50において、制御部51は
、各部を制御する。この制御部51の動作の詳細については、後述する。記憶部52は、
制御部51で用いられるコンピュータプログラムや各種情報を記憶する。表示部54は、
LCD(Liquid Crystal Display)であり、点字学習支援装置20から配信されたテキス
トコンテンツ等や、図4に示した点字学習コンテンツ選択画面60を表示する。
この点字学習コンテンツ選択画面60は、点字学習支援装置20から配信される点字学
習コンテンツを1〜3から選択し、点字学習装置50に予め登録するための画面である。
1(以下、点字学習コンテンツコード1という)は、「音声コンテンツ」である。2(以
下、点字学習コンテンツコード2という)は、「テキストコンテンツ」である。3(以下
、点字学習コンテンツコード3という)は、「音声コンテンツ」および「テキストコンテ
ンツ」である。
ここで、記憶部52には、点字学習装置50に付与された電話番号(090-1234-5678)
、電子メールアドレス(taro@abcde.com)および、上述した点字学習コンテンツ選択画面
60により登録された点字学習コンテンツコード(例えば、1)からなる配信プロパティ
情報53が記憶されている。
入力部55は、テンキー、ファンクションキー等である。スピーカ56は、音声コンテ
ンツを音声に変換して出力する。マイク57は、通話時に用いられ、音声を電気信号に変
換する。
無線通信部58は、無線回線を介して、無線基地局40およびネットワーク30に接続
されており、所定の通信プロトコルに従って、通信を制御する。ICタグリーダ59は、
ICタグ140、141、142、143等から検索情報150、151、152、153等を非
接触でリードする。
図1に示したように、一実施例においては、ICタグリーダ59により、例えば、IC
タグ140から検索情報がリードされると、点字学習装置50は、検索情報および配信プ
ロパティ情報を点字学習支援装置20へ送信する。
点字学習支援装置20では、検索情報に基づいて、点字学習コンテンツ情報データベー
ス24から点字学習コンテンツを検索した後、点字学習コンテンツを点字学習装置50へ
配信する。点字学習装置50では、点字学習コンテンツが再生(音声出力やテキスト表示
)され、学習者に報知される。
つぎに、一実施例の動作について、図5および図6を参照しつつ詳述する。図5は、図
2に示した点字学習装置50の動作を説明するフローチャートである。図6は、図2に示
した点字学習支援装置20の動作を説明するフローチャートである。
はじめに、学習者が視覚障害者または晴眼者である場合について、説明する。この場合
、点字学習コンテンツコードは、1(音声コンテンツに対応)として、点字学習装置50
に登録されているものとする。図5に示したステップSA1では、点字学習装置50の制
御部51は、ICタグリーダ59がICタグから検索情報をリードしたか否かを判断し、
この場合、判断結果を「No」として、同判断を繰り返す。
一方、図6に示したステップSB1では、点字学習支援装置20の制御部21は、点字
学習装置50より検索情報および配信プロパティ情報を受信したか否かを判断し、この場
合、判断結果を「No」として、同判断を繰り返す。
ここで、学習者は、独習により、点字本10のページ11を読み始める。そして、ペー
ジ11の段落点字群121を読み終えると、学習者は、点字学習装置50のICタグリー
ダ59を、段落点字群121の近傍に位置するICタグ141に近づける。
このとき、ICタグリーダ59により、ICタグ141から検索情報151がリードされ
、制御部51は、図5に示したステップSA1の判断結果を「Yes」とする。ステップ
SA2では、制御部51は、例えば、電子メール等を用いて、検索情報151および記憶
部52に記憶されている配信プロパティ情報53を無線基地局40およびネットワーク3
0を介して、点字学習支援装置20へ送信する。
ステップSA3では、制御部51は、配信プロパティ情報53における点字学習コンテ
ンツコードが1(音声コンテンツに対応)として登録されているか否かを判断し、この場
合、判断結果を「Yes」とする。ステップSA4では、制御部51は、点字学習支援装
置20より音声コンテンツを受信したか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」と
して、同判断を繰り返す。
そして、点字学習装置50からの検索情報151および配信プロパティ情報53が点字
学習支援装置20に受信されると、点字学習支援装置20の制御部21は、図6に示した
ステップSB1の判断結果を「Yes」とする。ステップSB2では、制御部21は、検
索情報151をキーとして、図3に示した点字学習コンテンツ情報データベース24から
点字学習コンテンツ情報(図3のテキストコンテンツ131に対応)を検索する。
ステップSB3では、制御部21は、配信プロパティ情報53に含まれる点字学習コン
テンツコードが1(音声コンテンツに対応)であるか否かを判断し、この場合、判断結果
を「Yes」とする。
ステップSB4では、制御部21は、点字学習コンテンツコード(=1:音声コンテン
ツ)およびステップSB2で検索された点字学習コンテンツ情報に基づいて、音声コンテ
ンツ(A001_50_1.wma)を点字学習装置50へ配信する。
具体的には、制御部21は、配信プロパティ情報53に含まれる電話番号に電話をかけ
て、音声コンテンツを配信する。ステップSB1では、制御部21は、判断結果を「No
」として、同判断を繰り返す。
そして、点字学習支援装置20からの音声コンテンツが点字学習装置50に受信される
と、点字学習装置50の制御部51は、図5に示したステップSA4の判断結果を「Ye
s」とする。
ステップSA5では、制御部51は、音声コンテンツを再生する。これにより、スピー
カ56から「昨今、ビジネスモデル特許が注目されており、・・・・」という音声が出力
され、学習者は、段落点字群121を読んだ内容の正誤を音声により確認しつつ、学習を
深める。ステップSA1では、制御部51は、判断結果を「No」として、同判断を繰り
返す。
つぎに、学習者が晴眼者であり、点字学習コンテンツコードとして2(テキストコンテ
ンツに対応)が点字学習装置50に登録されている場合の動作について説明する。
学習者(晴眼者)は、独習により、点字本10のページ11を読み始める。そして、ペ
ージ11の段落点字群121を読み終えると、学習者は、点字学習装置50のICタグリ
ーダ59を、段落点字群121の近傍に位置するICタグ141に近づける。
このとき、ICタグリーダ59により、ICタグ141から検索情報151がリードされ
、制御部51は、図5に示したステップSA1の判断結果を「Yes」とする。ステップ
SA2では、制御部51は、例えば、電子メール等を用いて、検索情報151および記憶
部52に記憶されている配信プロパティ情報53を無線基地局40およびネットワーク3
0を介して、点字学習支援装置20へ送信する。
ステップSA3では、制御部51は、配信プロパティ情報53における点字学習コンテ
ンツコードが1(音声コンテンツに対応)として登録されているか否かを判断し、この場
合、判断結果を「No」とする。
ステップSA6では、制御部51は、配信プロパティ情報53における点字学習コンテ
ンツコードが2(テキストコンテンツに対応)として登録されているか否かを判断し、こ
の場合、判断結果を「Yes」とする。ステップSA7では、制御部51は、点字学習支
援装置20よりテキストコンテンツを受信したか否かを判断し、この場合、判断結果を「
No」として、同判断を繰り返す。
そして、点字学習装置50からの検索情報151および配信プロパティ情報53が点字
学習支援装置20に受信されると、点字学習支援装置20の制御部21は、図6に示した
ステップSB1の判断結果を「Yes」とする。ステップSB2では、制御部21は、検
索情報151をキーとして、図3に示した点字学習コンテンツ情報データベース24から
点字学習コンテンツ情報(図3のテキストコンテンツ131に対応)を検索する。
ステップSB3では、制御部21は、配信プロパティ情報53に含まれる点字学習コン
テンツコードが1(音声コンテンツに対応)であるか否かを判断し、この場合、判断結果
を「No」とする。
ステップSB5では、制御部21は、配信プロパティ情報53に含まれる点字学習コン
テンツコードが2(テキストコンテンツに対応)であるか否かを判断し、この場合、判断
結果を「Yes」とする。
ステップSB6では、制御部21は、点字学習コンテンツコード(=2:テキストコン
テンツ)およびステップSB2で検索された点字学習コンテンツ情報に基づいて、テキス
トコンテンツ131(A001_50_1.txt)を点字学習装置50へ配信する。
具体的には、制御部21は、配信プロパティ情報53に含まれる電子メールアドレス宛
に、テキストコンテンツ131(A001_50_1.txt)を配信する。ステップSB1では、制御
部21は、判断結果を「No」として、同判断を繰り返す。
そして、点字学習支援装置20からのテキストコンテンツ131が点字学習装置50に
受信されると、点字学習装置50の制御部51は、図5に示したステップSA7の判断結
果を「Yes」とする。
ステップSA8では、制御部51は、テキストコンテンツ131を再生する。これによ
り、表示部54には、「昨今、ビジネスモデル特許が注目されており、・・・・」という
テキスト(墨字)が表示され、学習者(晴眼者)は、段落点字群121を読んだ内容の正
誤を当該テキスト(墨字)により確認しつつ、学習を深める。ステップSA1では、制御
部51は、判断結果を「No」として、同判断を繰り返す。
つぎに、学習者が晴眼者であり、点字学習コンテンツコードとして3(音声コンテンツ
およびテキストコンテンツに対応)が点字学習装置50に登録されている場合の動作につ
いて説明する。
学習者(晴眼者)は、独習により、点字本10のページ11を読み始める。そして、ペ
ージ11の段落点字群121を読み終えると、学習者は、点字学習装置50のICタグリ
ーダ59を、段落点字群121の近傍に位置するICタグ141に近づける。
このとき、ICタグリーダ59により、ICタグ141から検索情報151がリードされ
、制御部51は、図5に示したステップSA1の判断結果を「Yes」とする。ステップ
SA2では、制御部51は、例えば、電子メール等を用いて、検索情報151および記憶
部52に記憶されている配信プロパティ情報53を無線基地局40およびネットワーク3
0を介して、点字学習支援装置20へ送信する。
ステップSA3では、制御部51は、配信プロパティ情報53における点字学習コンテ
ンツコードが1(音声コンテンツに対応)として登録されているか否かを判断し、この場
合、判断結果を「No」とする。
ステップSA6では、制御部51は、配信プロパティ情報53における点字学習コンテ
ンツコードが2(テキストコンテンツに対応)として登録されているか否かを判断し、こ
の場合、判断結果を「No」とする。ステップSA9では、制御部51は、点字学習支援
装置20よりテキストコンテンツおよび音声コンテンツを受信したか否かを判断し、この
場合、判断結果を「No」として、同判断を繰り返す。
そして、点字学習装置50からの検索情報151および配信プロパティ情報53が点字
学習支援装置20に受信されると、点字学習支援装置20の制御部21は、図6に示した
ステップSB1の判断結果を「Yes」とする。ステップSB2では、制御部21は、検
索情報151をキーとして、図3に示した点字学習コンテンツ情報データベース24から
点字学習コンテンツ情報(図3のテキストコンテンツ131に対応)を検索する。
ステップSB3では、制御部21は、配信プロパティ情報53に含まれる点字学習コン
テンツコードが1(音声コンテンツに対応)であるか否かを判断し、この場合、判断結果
を「No」とする。
ステップSB5では、制御部21は、配信プロパティ情報53に含まれる点字学習コン
テンツコードが2(テキストコンテンツに対応)であるか否かを判断し、この場合、判断
結果を「No」とする。
ステップSB7では、制御部21は、点字学習コンテンツコード(=3:音声コンテン
ツおよびテキストコンテンツ)およびステップSB2で検索された点字学習コンテンツ情
報に基づいて、テキストコンテンツ131(A001_50_1.txt)を点字学習装置50へ配信す
る。
具体的には、制御部21は、配信プロパティ情報53に含まれる電子メールアドレス宛
に、テキストコンテンツ131を配信する。
ステップSB8では、制御部21は、点字学習コンテンツコード(=3:音声コンテン
ツおよびテキストコンテンツ)およびステップSB2で検索された点字学習コンテンツ情
報に基づいて、音声コンテンツ(A001_50_1.wma)を点字学習装置50へ配信する。
具体的には、制御部21は、配信プロパティ情報53に含まれる電話番号に電話をかけ
て、音声コンテンツを配信する。ステップSB1では、制御部21は、判断結果を「No
」として、同判断を繰り返す。
そして、点字学習支援装置20からのテキストコンテンツ131および音声コンテンツ
が点字学習装置50に受信されると、点字学習装置50の制御部51は、図5に示したス
テップSA9の判断結果を「Yes」とする。
ステップSA10では、制御部51は、テキストコンテンツ131および音声コンテン
ツを再生する。これにより、表示部54に、「昨今、ビジネスモデル特許が注目されてお
り、・・・・」というテキスト(墨字)が表示されるとともに、スピーカ56から「昨今
、ビジネスモデル特許が注目されており、・・・・」という音声が出力される。
学習者(晴眼者)は、段落点字群121を読んだ内容の正誤を当該テキスト(墨字)お
よび音声の双方により確認しつつ、学習を深める。ステップSA1では、制御部51は、
判断結果を「No」として、同判断を繰り返す。
なお、ICタグ140、142、143がICタグリーダ59にリードされた場合にも、
上述したICタグ141の場合と同様の動作を経て、点字学習支援装置20から点字学習
装置50へ点字学習コンテンツが配信される。
なお、一実施例においては、点字本10にICタグを適用した構成例について説明した
が、点字本10に限られることなく、媒体に点字が形成された点字翻訳物(案内板、点字
紙面等)にICタグを適用し、点字学習コンテンツを配信する構成例も本発明に含まれる
また、一実施例においては、段落毎、ページ毎でICタグを設ける構成例としたが、任
意の範囲(1字毎、1文毎、章毎、複数ページ毎)に対応付けてICタグを設ける構成例
としてもよい。
また、一実施例においては、点字群およびICタグを同一のページ11に設けた構成例
について説明したが、これらを別設する(ICタグを別の媒体に設ける)構成例としても
よい。
また、一実施例においては、点字学習支援装置20から点字学習装置50へ電話をかけ
て音声コンテンツを配信する構成例について説明したが、電子メール等に音声コンテンツ
を添付して配信し、点字学習装置50で音声コンテンツを再生する構成例としてもよい。
以上説明したように、一実施例によれば、点字の学習者が所望する段落点字群121
点字範囲)に対応する検索情報151を、学習者により操作される点字学習装置50より
受信し、検索情報151に基づいて、点字学習コンテンツ情報データベース24から段落
点字群121の内容を表す点字学習コンテンツを検索し、点字学習コンテンツを点字学習
装置50へ配信することとしたので、学習者が読んだ点字(段落点字群121)の内容の
正誤を点字学習コンテンツにより確認するという独習ができるため、点字の学習効率を高
めることができる。
また、一実施例によれば、点字学習装置50のICタグリーダ59により該ICタグ1
1をリードすることとしたので、非接触で学習することができ、学習者としての視覚障
害者に対する作業負担を軽減することができる。
また、一実施例によれば、点字学習コンテンツを、段落点字群121の点字が読み上げ
られた音声コンテンツとしたので、視覚障害者または晴眼者である学習者が読んだ点字(
段落点字群121)の内容の正誤を音声コンテンツにより確認するという独習ができるた
め、視覚障害者または晴眼者における点字の学習効率を高めることができる。
また、一実施例によれば、点字学習コンテンツを、段落点字群121の点字がテキスト
化されたテキストコンテンツ131としたので、晴眼者である学習者が読んだ点字(段落
点字群121)の内容の正誤をテキストコンテンツ131により確認するという独習ができ
るため、晴眼者における点字の学習効率を高めることができる。
また、一実施例によれば、点字学習コンテンツを、段落点字群121の点字が読み上げ
られた音声コンテンツ、および段落点字群121の点字がテキスト化されたテキストコン
テンツ131としたので、晴眼者である学習者が読んだ点字(段落点字群121)の内容の
正誤を音声テキストおよびテキストコンテンツの双方により確認するという独習ができる
ため、晴眼者における点字の学習効率をさらに高めることができる。
また、一実施例によれば、ICタグ141を点字が形成されたページ11(点字翻訳物
)に設け、該ページ11における段落点字群121に対応づけることとしたので、点字の
読み込みとICタグ141のリードとをスムーズに行うことができ、特に、視覚障害者の
学習効率をさらに高めることができる。
また、一実施例によれば、媒体に点字が形成され、かつ段落点字群121に対応する検
索情報151を記憶するICタグ141を設けたページ11(電子翻訳物)において、索情
報151を点字学習支援装置20の点字学習コンテンツ情報データベース24から段落点
字群121における点字の内容を表す点字学習コンテンツを検索するための情報とし、点
字学習コンテンツを該点字学習支援装置20から、点字の学習者により操作される点字学
習装置50へ配信されることとしたので、学習者が読んだ点字(段落点字群121)の内
容の正誤を点字学習コンテンツにより確認するという独習ができるため、点字の学習効率
を高めることができる。
また、一実施例によれば、点字が形成された各ページに、段落点字群121に対応する
検索情報151を記憶するICタグ141等を設け、検索情報151を点字学習支援装置2
0の点字学習コンテンツ情報データベース24から段落点字群121における点字の内容
を表す点字学習コンテンツを検索するための情報とし、点字学習コンテンツが点字学習装
置50へ配信されることとしたので、学習者が読んだ点字(段落点字群121)の内容の
正誤を点字学習コンテンツにより確認するという独習ができるため、点字の学習効率を高
めることができる。
また、一実施例によれば、点字の学習者が所望する段落点字群121に対応する検索情
報151をICタグ141からリードし、検索情報151を点字学習支援装置20へ送信し
、段落点字群121における点字の内容を表す点字学習コンテンツを点字学習支援装置2
0より受信することとしたので、学習者が読んだ点字(段落点字群121)の内容の正誤
を点字学習コンテンツにより確認するという独習ができるため、点字の学習効率を高める
ことができる。
また、一実施例によれば、段落点字群121における点字の内容を表す点字学習コンテ
ンツの種別(配信種別)を点字学習コンテンツ選択画面60(図4参照)で登録し、種別
(配信種別)に対応する点字学習コンテンツを受信することとしたので、学習者のニーズ
に合わせた点字学習コンテンツを利用することができる。
以上本発明にかかる一実施例について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成例
はこの一実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等が
あっても本発明に含まれる。
例えば、前述した一実施例においては、点字学習支援装置20や点字学習装置50の機
能を実現するためのプログラムを図7に示したコンピュータ読み取り可能な記録媒体20
0に記録して、この記録媒体200に記録されたプログラムを同図に示したコンピュータ
100に読み込ませ、実行することにより各機能を実現してもよい。
同図に示したコンピュータ100は、上記プログラムを実行するCPU(Central Proc
essing Unit)110と、キーボード、マウス等の入力装置120と、各種データを記憶
するROM(Read Only Memory)130と、演算パラメータ等を記憶するRAM(Random
Access Memory)140と、記録媒体200からプログラムを読み取る読取装置150と
、ディスプレイ、プリンタ等の出力装置160とから構成されている。
CPU110は、読取装置150を経由して記録媒体200に記録されているプログラ
ムを読み込んだ後、プログラムを実行することにより、前述した機能を実現する。なお、
記録媒体200としては、光ディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク等が挙げ
られる。
以上のように、本発明にかかる点字学習支援プログラム、点字学習支援方法、および点字学習支援装置は、点字の学習に対して、有用であり、特に、点字の独習に適し
ている。
本発明にかかる一実施例の概略構成を示す図である。 同一実施例の構成を示すブロック図である。 図1に示した点字学習コンテンツ情報データベース24のテーブル構造を示す図である。 同一実施例における点字学習コンテンツ選択画面60を示す図である。 図2に示した点字学習装置50の動作を説明するフローチャートである。 図2に示した点字学習支援装置20の動作を説明するフローチャートである。 同一実施例の変形例の構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 点字本
121 段落点字群
141 ICタグ
20 点字学習支援装置
21 制御部
24 点字学習コンテンツ情報データベース
30 ネットワーク
50 点字学習装置
51 制御部
54 表示部
56 スピーカ
59 ICタグリーダ

Claims (6)

  1. コンピュータに、
    点字学習装置から点字学習モードを受信する第1受信工程と、
    複数の点字群が形成されている点字翻訳物で点字の学習者が所望する前記点字群に対応
    する検索情報を、前記点字学習装置から受信する第2受信工程と、
    前記点字学習装置から点字学習モードとして視覚障害者用の第1モードを受信した場合
    には、前記受信した検索情報に基づいて、データベースから前記点字群の内容を翻訳して
    音声化した音声コンテンツを検索し、また、前記点字学習装置から点字学習モードとして
    晴眼者用の第2モードを受信した場合には、前記受信した検索情報に基づいて、前記デー
    タベースから前記点字群の内容を翻訳してテキスト化したテキストコンテンツを検索し、
    また、前記点字学習装置から点字学習モードとして晴眼者用の第3モードを受信した場合
    には、前記受信した検索情報に基づいて、前記データベースから前記点字群の内容を翻訳
    して音声化した音声コンテンツおよび前記点字群の内容を翻訳してテキスト化したテキス
    トコンテンツを検索する検索工程と、
    前記検索工程で検索されたコンテンツを前記点字学習装置へ配信する配信工程と、
    を実行させるための点字学習支援プログラム。
  2. 前記検索情報は、点字本コード、ページ番号、および段落番号を含むことを特徴とする
    請求項1に記載の点字学習支援プログラム。
  3. 信手段が、点字学習装置から点字学習モードを受信する第1受信工程と、
    信手段が、複数の点字群が形成されている点字翻訳物で点字の学習者が所望する前記点字群に対応する検索情報を、前記点字学習装置から受信する第2受信工程と、
    検索手段が、前記点字学習装置から点字学習モードとして視覚障害者用の第1モードを
    受信した場合には、前記受信した検索情報に基づいて、データベースから前記点字群の内
    容を翻訳して音声化した音声コンテンツを検索し、また、前記点字学習装置から点字学習
    モードとして晴眼者用の第2モードを受信した場合には、前記受信した検索情報に基づいて、前記データベースから前記点字群の内容を翻訳してテキスト化したテキストコンテン
    ツを検索し、また、前記点字学習装置から点字学習モードとして晴眼者用の第3モードを
    受信した場合には、前記受信した検索情報に基づいて、前記データベースから前記点字群
    の内容を翻訳して音声化した音声コンテンツおよび前記点字群の内容を翻訳してテキスト
    化したテキストコンテンツを検索する検索工程と、
    配信手段が、前記検索工程で検索されたコンテンツを前記点字学習装置へ配信する配信
    工程と、
    を含むことを特徴とする点字学習支援方法。
  4. 前記検索情報は、点字本コード、ページ番号、および段落番号を含むことを特徴とする
    請求項に記載の点字学習支援方法。
  5. 点字学習装置から点字学習モードを受信する受信手段と、
    複数の点字群が形成されている点字翻訳物で点字の学習者が所望する前記点字群に対応
    する検索情報を、前記点字学習装置から受信する受信手段と、
    前記点字学習装置から点字学習モードとして視覚障害者用の第1モードを受信した場合
    には、前記受信した検索情報に基づいて、データベースから前記点字群の内容を翻訳して
    音声化した音声コンテンツを検索し、また、前記点字学習装置から点字学習モードとして
    晴眼者用の第2モードを受信した場合には、前記受信した検索情報に基づいて、前記デー
    タベースから前記点字群の内容を翻訳してテキスト化したテキストコンテンツを検索し、
    また、前記点字学習装置から点字学習モードとして晴眼者用の第3モードを受信した場合
    には、前記受信した検索情報に基づいて、前記データベースから前記点字群の内容を翻訳
    して音声化した音声コンテンツおよび前記点字群の内容を翻訳してテキスト化したテキス
    トコンテンツを検索する検索手段と、
    前記検索手段で検索されたコンテンツを前記点字学習装置へ配信する配信手段と、
    を備えたことを特徴とする点字学習支援装置。
  6. 前記検索情報は、点字本コード、ページ番号、および段落番号を含むことを特徴とする請求項に記載の点字学習支援装置。
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