JP4323505B2 - スクリーン印刷用インキ、加飾印刷物及び加飾樹脂成形物 - Google Patents

スクリーン印刷用インキ、加飾印刷物及び加飾樹脂成形物 Download PDF

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Description

本発明は、スクリーン印刷用インキ、加飾印刷物及び加飾樹脂成形物に関する。
従来、透明シートの裏面に鏡面光沢や金属光沢を与える為に、鏡面インキ又はシルバーインキを印刷することが一般に行われている。
特許文献1には、厚みが0.5μm以下であるアルミニウム箔片、結合剤、及び溶剤を含んでなるインキにおいて、該溶剤が20重量%以上の3−メチル−3−メトキシ−1−ブタノールを含有する溶剤であるインキが記載されている。
このインキに含まれるアルミニウム箔として同文献の実施例に具体的に記載されているものは、0.15μmの厚みを有し、20〜2000μm範囲の箔面積を有している。結合剤として、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、セルロース誘導体樹脂、ポリビニルブチラール樹脂などのインキ用のものが使用される旨記載されている。これら結合剤と、溶剤とが相溶性が高く、さらに溶剤が乾燥しやすいものであるため、鏡面光沢感が低下することがない旨記載されている。
特許文献2には、顔料厚み0.5μm以下で顔料面積20〜2000μmの蒸着アルミニウム顔料、バインダーポリマーを含有し、沸点が112℃以上、250℃未満の溶剤の1種又は2種以上を含み、インキ粘度が100〜2500cps(30℃)である特殊スクリーンインキが記載されている。
このインキに含まれるバインダーポリマーとしては、スクリーン印刷に用いられるもの、例えば塩化ビニル・酢酸ビニル共重合樹脂、ブチラール樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂などが記載されている。
特開2004−175965号公報 特開2005−2168号公報
しかしながら、上記文献記載の従来技術は、金属光沢や鏡面光沢の高度性において改善の余地があった。また、印刷物の密着性においても、なお改善の余地があった。
本発明の目的は、金属光沢や鏡面光沢に優れるとともに、基材への密着性が良好なインキを提供することである。
本発明によれば、厚みが0.01μm以上0.09μm以下であるアルミニウム箔と、短鎖グリコールとポリエステルポリオールとジイソシアネートとを反応させて得られるエステル系熱可塑性ポリウレタンと、溶剤と、を含み、前記アルミニウム箔の平均粒子径が6μm以上29μm以下であって、かつ、前記エステル系熱可塑性ポリウレタンのガラス転移点が、10℃以上70℃以下であり、前記アルミニウム箔100重量部に対して、前記エステル系熱可塑性ポリウレタンの含有量が10〜300重量部であり、前記溶剤の含有量が600〜2000重量部であることを特徴とするスクリーン印刷用インキが提供される。
また、本発明によれば、前記インキを使用して、透明又は半透明シートに対し、260〜360メッシュのスクリーンメッシュで加飾印刷を施してなる加飾印刷物が提供される。
スクリーン印刷によって、アルミニウム箔による加飾印刷層が形成される。
本発明によれば、金属光沢や鏡面光沢に優れるとともに、基材への密着性が良好なインキが提供される。
本発明に係るインキは、厚みが特定範囲にあるアルミニウム箔と、エステル系熱可塑性ポリウレタンと、溶剤とを含むものである。
以下、各成分について説明する。
本発明におけるアルミニウム箔は、印刷インキ中に配合され、金属調または鏡面光沢調の外観を付与するものである。
本発明におけるアルミニウム箔の厚みは、金属光沢の安定性が優れるインキを得る観点から、0.01μm以上とすることが好ましい。また、鏡面光沢に優れるインキを得る観点から、0.04μm以上とすることがより好ましい。
また、本発明におけるアルミニウム箔の厚みは、0.09μm以下、より好ましくは、0.07μm以下とする。こうすることにより、金属光沢や鏡面光沢が高度なインキが得られる。
従来の一般的なアルミニウム箔の厚みは、特許文献1に記載されているように厚みが0.15μmから0.5μm程度であった。これに対し、本発明におけるアルミニウム箔は、厚みが0.01μm以上0.09μm以下の範囲に限定された薄層である。
本発明におけるアルミニウム箔は、例えば、以下のようにして作製することができる。
すなわち、例えば特公昭62−45905号公報の金属リーフィング顔料の製法に基づいて作製される。作製の際、超音波分散にて粒子径の計測を行いながら平均粒子径が2〜29μmになるよう調整することにより、薄層のアルミニウム箔を作製することができる。
本発明におけるアルミニウム箔の平均粒子径は、6μm以上とする。こうすることにより、インキの金属光沢や鏡面光沢の低下の防止を実現できる。
また、本発明におけるアルミニウム箔の平均粒子径は、29μm以下、より好ましくは、15μm以下とする。こうすることにより、印刷版にアルミニウム箔が引っかからず、優れた金属光沢や鏡面光沢を有し、塗膜欠陥のない、細線の再現性と図柄の寸法の精度の良いインキが得られる。
このようなアルミニウム箔の厚みおよび平均粒子径は、以下の(i)、(ii)のようにして測定することができる。
(i)測定に用いられる試験片は、以下のようにして作製される。
まず、東芝セラミック株式会社製の製品スペック=200mm±0.2mm、厚さ=725μm±25μm、平坦度=SFQR0.4μm/22.5mmであるシリコンウエハーを約15mmにカットし、メタノールで表面を洗浄する。アルミニウム箔は、シリコンウエハー上に塗布した際に重ならないようにエタノール分散液中に十分希釈分散させておく。次に、このエタノール分散液を、上記シリコンウエハー上に薄く塗布し、常温で24時間乾燥することにより作製される。
(ii)(i)のように作製された試験片について、日本電子製JSPM−4210型走査型プローブ顕微鏡にて、日本電子データム株式会社の形式NSC35のカンチレバーをACモードで50μm視野をスキャンすることにより得られた像から、SPM装置付属の解析ソフトウェアWinSPMを用いて、アルミニウム箔の厚さおよび平均粒子径を測定することができる。
また、本発明におけるアルミニウム箔の片面の箔面の面積は、20〜900μmであることが好ましい。こうすることにより、優れた金属光沢や鏡面光沢を有して塗膜欠陥のない、細線の再現性と図柄の寸法の精度の良い、印刷物精度の高い、高度な密着性を有するインキが得られる。
アルミニウム箔の片面の箔面の面積は、株式会社キーエンスのデジタルマイクロスコープVHX100Fを用いてレンズ倍率を×3000に設定して測定して得られる。
さらに、本発明におけるアルミニウム箔は、蒸着法によって製造されることがより好ましい。こうすることにより、高度の金属光沢や鏡面光沢を有する加飾印刷物に使用されるインキが得られる。
本発明におけるエステル系熱可塑性ポリウレタンは、本発明における溶剤にバインダーポリマーとして溶解し、細線の再現性と図柄の寸法精度の良好なインキを実現するとともに、加飾印刷物の密着性を高度にするという機能を有する。
本発明に係るインキは、エステル系熱可塑性ポリウレタンを必須成分として使用可能であり、このバインダーポリマーであるエステル系熱可塑性ポリウレタンは、厚みが0.01μm以上0.09μm以下であるアルミニウム箔とともに用いることにより、金属光沢、鏡面光沢および基材密着性のバランスに優れるという、本発明の効果を奏するものである。
バインダーポリマーとして、エステル系熱可塑性ポリウレタン以外の熱可塑性ポリウレタンであっても、本発明において使用される溶剤に溶解しないものは使用することはできない。また、本発明において使用される溶剤に溶解するエステル系熱可塑性ポリウレタン以外の熱可塑性ポリウレタンであっても、単独で使用した場合、十分な密着性を得ることが困難となるため使用することはできない。そのため、バインダーポリマーとして、エステル系熱可塑性ポリウレタン以外の熱可塑性ポリウレタンであるエーテル系熱可塑性ポリウレタン、ラクトン系熱可塑性ポリウレタン、カーボネート系熱可塑性ポリウレタンなどを単独で用いることはできない。
本発明におけるエステル系熱可塑性ポリウレタンは、厚みが0.01μm以上0.09μm以下であるアルミニウム箔とともに用いることにより、金属光沢や鏡面光沢に優れるとともに、基材への密着性が良好なインキを得ることができる。
従来のインキにおいては、このような薄膜のアルミニウム箔を用いられた例が無かった。本発明ではこのような特定の厚みのアルミニウム箔を用いることにより、金属光沢、鏡面光沢に優れるインキを実現するものである。しかし、このような薄膜のアルミニウム箔を用いた場合、鏡面インキに含有するアルミニウム箔の単位重量当たりの表面積が増大し、密着性を付与させるバインダーポリマーの必要量が増加することとなる。この際、バインダーポリマーの量が増加することにより鏡面性が低下し、また一方で、バインダーポリマーの量を低減させると密着性が低下するという別の課題が発生する。そこで本発明は、エステル系熱可塑性ポリウレタンを必須成分とすることにより、かかる課題を解決している。
本発明におけるエステル系熱可塑性ポリウレタンのガラス転移点は、好ましくは10℃以上、より好ましくは20℃以上とする。こうすることにより、耐熱性の低下を防ぎ、細線の再現性と図柄の寸法精度の良い、印刷物精度の高い加飾印刷物を得ることができる上、インサート成形をした場合に、耐熱性が低下し、密着性が低下するのを防ぐことができる。この結果、高度の金属光沢や鏡面光沢を有する塗布欠陥のない、印刷物精度の高い、高度な密着性を有する加飾樹脂成形物が得られる。
また、本発明におけるエステル系熱可塑性ポリウレタンは、ガラス転移点が70℃以下であることが好ましい。こうすることにより、耐衝撃性が低下して初期密着性が低下するのを防ぎ、密着性の高い加飾印刷物を得ることができる。また、インサート成形する前の時点での初期密着性の低下を防ぎ、さらに成形後の密着性の低下をも防ぎ、クラック等の発生を抑えることができる。
本発明におけるエステル系熱可塑性ポリウレタンは、短鎖グリコールとポリエステルポリオールとジイソシアネートとの反応によって得られる。
短鎖グリコールとしては、エチレングリコール、1,4−ブチレングリコール、1,6−ヘキサンジオール、ビスヒドロキシエトキシベンゼンを挙げることができる。
また、ポリエステルポリオールとしては、ポリ(エチレンアジペート)、ポリ(ジエチレンアジペート)、ポリ(プロピレンアジペート)、ポリ(1,4−ブチレンアジペート)、ポリ(1,6−へキサンアジペート)、ポリ(ネオペンチレンアジペート)、ポリ−ε−カプロラクトン、ポリ(ヘキサメチレンカーボネート)を挙げることができる。
また、ジイソシアネートとしては、4,4'−ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、4,4'−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネートを挙げることができる。
本発明におけるエステル系熱可塑性ポリウレタンは、アルミニウム箔を100重量部に対して、10〜300重量部使用されることが好ましい。
このようなエステル系熱可塑性ポリウレタンは、バインダーポリマーとしてインキ中に配合され、良好な細線の再現性と図柄の寸法の精度が実現できる。また、加飾印刷物の密着性を高めることができる。
本発明における溶剤は、アルミニウム箔100重量部に対して、含有量が600〜2000重量部であることが好ましい。こうすることにより、バインダーポリマーを十分に溶解し、高度の金属光沢や鏡面光沢を有するインキが得られる。
本発明における溶剤は、エステル系熱可塑性ポリウレタンを溶解するもの、またその溶液を希釈するものが使用される。一般的な例としては、エーテル類、ケトン類、エステル類、アルコール類、多価アルコールとその誘導体の一部またはそれらの混合物、芳香族炭化水素類などが挙げられる。
具体的には、エチレングリコールジブチルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、エチレングリコールモノメトキシメチルエーテル、ジエチレングリコールエチルメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテルなどのグリコールエーテル類;
シクロヘキサノン、イソホロンなどのケトン類;
ガンマーブチロラクトン、セロソルブアセタート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセタート、エチレングリコールジアセタート、エチレングリコールモノアセタート、エチレングリコールモノブチルエーテルアセタート、ジエチレングリコールジアセタート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセタート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセタート、プロピレンカルボナートなどのエステル類;
ジアセトンアルコール、N−アミルアルコール、メチルイソブチルカルビノール、n−ブタノール、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノールなどのアルコール類;
エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−オクチレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリメチレングリコール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、ヘキシレングリコール、1,5−ペンタンジオールなどの多価アルコール;
グルタミン酸ジメチルとコハク酸ジメチルとアジピン酸ジメチルとの混合物などが挙げられる。
これらの溶剤を単独で用いても良いし、複数種を混合して使用しても良い。
上記に例示した溶剤のうち、グリコールエーテル類が好ましい。グリコールエーテル類を含む溶剤と、エステル系熱可塑性ポリウレタンとを組合せることにより、インキ密着性が顕著に改善する。その理由は必ずしも明らかではないが、グリコールエーテル類を含む溶剤がエステル系熱可塑性ポリウレタンに対して、優れた溶解性を示すこともその理由の一つと考えられる。
本発明におけるインキには、必要に応じて、鏡面インキに添加可能なレベリング剤や沈降防止剤などの各種添加剤、色調を変えるための有機顔料や無機顔料、インキ粘度を調整するための低沸点の溶剤を添加することができる。
本発明に係る加飾印刷物は、透明又は半透明シートに、本発明に係るインキを用いて、260〜360メッシュのスクリーンメッシュで加飾印刷を施してなる加飾印刷物である。
本発明に係る加飾印刷物は、加飾印刷層を有する。この加飾印刷層は、高度の金属光沢や鏡面光沢を有して塗膜欠陥のない、細線の再現性と図柄の寸法の精度の良い、印刷物精度の高い、高度な密着性を有する印刷層である。
本発明によれば、スクリーンメッシュが260〜360メッシュであることが好ましい。
こうすることにより、高度の金属光沢や鏡面光沢を有して塗膜欠陥のない、細線の再現性と図柄の寸法の精度の良い、印刷物精度の高い、高度な密着性を有する加飾印刷物が得られる。
より好ましくは、オープニングが32〜60μmであるスクリーンメッシュを使用する。こうすることにより、細線の再現性と図柄の寸法の精度の良い、印刷物精度の高い加飾印刷物が得られる。
本発明における加飾印刷物の印刷面に合成樹脂を密着させた加飾樹脂成形物が提供される。
高度の金属光沢や鏡面光沢を有して塗膜欠陥のない、細線の再現性と図柄の寸法の精度の良い、印刷物精度の高い、高度な密着性を有する加飾樹脂成形物が得られる。
本発明における加飾樹脂成形物は、以下のように作製される。
すなわち、本発明におけるインキを使用した印刷によって加飾印刷層が形成された透明又は半透明シートを金型に装着する。次に、この加飾印刷層の印刷面に合成樹脂を密着させ、成形時の圧力と合成樹脂と金型の熱によって、合成樹脂と加飾印刷層を有する加飾印刷物を完全に溶融一体化して作製される。
本発明における加飾樹脂成形物において、加飾印刷物の印刷面と、合成樹脂との間に、中間層を設けてもよい。
中間層を構成する材料としては、例えば塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体が挙げられる。
中間層を設けることにより、高度の金属光沢や鏡面光沢を有し、高度な密着性を有する加飾樹脂成形物が得られる。
本発明における加飾樹脂成形物において、合成樹脂はインサート成形されたものである、加飾樹脂成形物が提供される。
インサート成形によっても高度の金属光沢や鏡面光沢を有し、高度な密着性を有する加飾樹脂成形物が得られる。
本発明において印刷に使用される素材としては、透明又は半透明なプラスチック材料が好ましい。例えば、プラスチック材料の組成には、アクリル、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリスチロール、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)等が挙げられる。必要に応じて各種の表面処理やプライマーを施したものでもよい。他の成分を含有してもよい。
上記素材の形状としては、例えば、巻物などのシート状や裁断された板状が好ましい。一般に印刷に使用される素材であれば、特に形状としては制限なく適用可能である。
以下、実施例、比較例について説明する。
(実施例1)
厚みが0.07μm、平均粒子径が10μm、箔面積が98μmであるアルミニウム箔を100重量部に対して、エステル系熱可塑性ポリウレタンであるBF Goodrich社のESTAEN 5715(ガラス転移点20℃)を120重量部、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノールを1,200重量部、エチレングリコールモノブチルエーテルを450重量部、シクロヘキサノンを100重量部混合して鏡面インキを作製した。
(実施例2)
厚みが0.07μm、平均粒子径が10μm、箔面積が98μmであるアルミニウム箔を100重量部に対して、エステル系熱可塑性ポリウレタンであるBF Goodrich社のESTAEN 5799(ガラス転移点55℃)を120重量部、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノールを1,200重量部、エチレングリコールモノブチルエーテルを450重量部、シクロヘキサノンを100重量部混合して鏡面インキを作製した。
(実施例3)
厚みが0.03μm、平均粒子径が10μm、箔面積が98μmであるアルミニウム箔を100重量部に対して、エステル系熱可塑性ポリウレタンであるBF Goodrich社のESTAEN 5715(ガラス転移点20℃)を120重量部、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノールを1,200重量部、エチレングリコールモノブチルエーテルを450重量部、シクロヘキサノンを100重量部混合して鏡面インキを作製した。
(実施例4)
厚みが0.07μm、平均粒子径が2μm、箔面積が3.8μmであるアルミニウム箔を100重量部に対して、エステル系熱可塑性ポリウレタンであるBF Goodrich社のESTAEN 5715(ガラス転移点20℃)を120重量部、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノールを1,200重量部、エチレングリコールモノブチルエーテルを450重量部、シクロヘキサノンを100重量部混合して鏡面インキを作製した。
(比較例1)
厚みが0.07μm、平均粒子径が36μm、箔面積が1,250μmであるアルミニウム箔を100重量部に対して、エステル系熱可塑性ポリウレタンであるBF Goodrich社のESTAEN 5715(ガラス転移点20℃)を120重量部、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノールを1,200重量部、エチレングリコールモノブチルエーテルを450重量部、シクロヘキサノンを100重量部混合して鏡面インキを作製した。
(比較例2)
厚みが0.25μm、箔面積が20〜2,000μmであるアルミニウム箔を80%含有するアルミニウムを100重量部に対して、アクリル酸エステル系樹脂を30重量部、エチレングリコールモノブチルエーテルを1,250重量部混合して鏡面インキを作製した。
(比較例3)
厚みが0.15μm、箔面積が20〜2,000μmであるアルミニウム箔を90%含有するアルミニウムを100重量部に対して、ポリビニルブチラール樹脂を100重量部、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノールを1,800重量部混合して鏡面インキを作製した。
(比較例4)
厚みが0.25μm、平均粒子径が10μm、箔面積が98μmであるアルミニウム箔を100重量部に対して、エステル系熱可塑性ポリウレタンであるBF Goodrich社のESTAEN 5715(ガラス転移点20℃)を120重量部、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノールを1,200重量部、エチレングリコールモノブチルエーテルを450重量部、シクロヘキサノンを100重量部混合して鏡面インキを作製した。
(比較例5)
厚みが0.07μm、平均粒子径が10μm、箔面積が98μmであるアルミニウム箔を100重量部に対して、酢酸ビニル樹脂を120重量部、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノールを1,200重量部、エチレングリコールモノブチルエーテルを450重量部、シクロヘキサノンを100重量部混合して鏡面インキを作製した。
(比較例6)
厚みが0.07μm、平均粒子径が10μm、箔面積が98μmであるアルミニウム箔を100重量部に対して、エステル系熱可塑性ポリウレタンであるBF Goodrich社のESTAEN 5715(ガラス転移点20℃)を120重量部、メチルエチルケトンを1,750重量部混合して鏡面インキを作製した。
前記実施例、比較例で用いたアルミニウムの性状及びインキ組成を下表1に示す。
Figure 0004323505
上記実施例1〜2において作製したインキを使用して、厚み0.2mmの透明なポリカーボネートフィルムの片面にスクリーン印刷をそれぞれ行った。印刷版には、250,260,320,420メッシュの文字版とベタ版をそれぞれ使用した。印刷物は、50℃で30分、さらに60℃で30分間ずつ乾燥した。得られた印刷物は、JIS K 5400−1990 8.5.2 碁盤目テープ法により、すきま間隔1mmのカッターガイドを用いて密着性の評価を行った。また、得られた印刷物の印刷面の反対面より目視にて、鏡面性、細線の再現性、図柄の精度の評価を行った。鏡面性はベタ版を用いた印刷物で、細線の再現性(ギザ、ピンホール、印刷ムラの発生で評価)と図柄の精度(ニジミの発生状況で評価)は文字版を用いた印刷物でそれぞれ観察した。その結果を下表2に示した。
Figure 0004323505
◎:非常に良好 ○:良好 △:悪い ×:非常に悪い
碁盤目試験評価点数はJIS K 5400−1990 8.5.2の評価方法に準ずる。
上記実施例1〜4及び比較例1〜6において作製したインキを使用して、厚み0.2mmの透明なポリカーボネートフィルムの片面にスクリーン印刷をそれぞれ行なった。印刷版には、260,320メッシュの文字版とベタ版をそれぞれ使用した。印刷物は、50℃で30分、さらに60℃で30分間ずつ乾燥した。得られた印刷物は、JIS K 5400−1990 8.5.2 碁盤目テープ法により、すきま間隔1mmのカッターガイドを用いて密着性の評価を行った。また、得られた印刷物の印刷面の反対面より目視にて、鏡面性、細線の再現性、図柄の精度の評価を行った。鏡面性はベタ版を用いた印刷物で、細線の再現性(ギザ、ピンホール、印刷ムラの発生で評価)と図柄の精度(ニジミの発生状況で評価)は文字版を用いた印刷物でそれぞれ観察した。その結果を下表3に示した。
Figure 0004323505
◎:非常に良好 ○:良好 △:悪い ×:非常に悪い
碁盤目試験評価点数はJIS K 5400−1990 8.5.2の評価方法に準ずる。
上記実施例1〜3及び比較例2〜6において作製したインキを使用して得られた印刷物をポリカーボネート樹脂でインサート成形して成形物をそれぞれ作製した。また、上記実施例1〜3及び比較例2〜6において作製したインキを使用して得られた印刷物に塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体インキで中間層をもうけてポリカーボネート樹脂でインサート成形して成形物をそれぞれ作製した。これら成形物を目視にて、その鏡面性を評価した。また、得られた印刷物をJIS K 5400−1990 8.5.3 Xカットテープ法により密着性の評価をした。その結果を下表4に示した。
Figure 0004323505
◎:非常に良好 ○:良好 △:悪い ×:非常に悪い

Claims (7)

  1. 厚みが0.01μm以上0.09μm以下であるアルミニウム箔と、
    短鎖グリコールとポリエステルポリオールとジイソシアネートとを反応させて得られるエステル系熱可塑性ポリウレタンと、
    溶剤と、
    を含み、
    前記アルミニウム箔の平均粒子径が6μm以上29μm以下であって、かつ、前記エステル系熱可塑性ポリウレタンのガラス転移点が、10℃以上70℃以下であり、前記アルミニウム箔100重量部に対して、前記エステル系熱可塑性ポリウレタンの含有量が10〜300重量部であり、前記溶剤の含有量が600〜2000重量部であることを特徴とするスクリーン印刷用インキ。
  2. 請求項1に記載のスクリーン印刷用インキにおいて、
    前記アルミニウム箔の厚みが0.04μm以上0.07μm以下であることを特徴とするスクリーン印刷用インキ。
  3. 請求項1又は2に記載のスクリーン印刷用インキにおいて、
    前記溶剤が、グリコールエーテル類を含むことを特徴とするスクリーン印刷用インキ。
  4. 請求項1乃至いずれかに記載のスクリーン印刷用インキを使用して、
    透明又は半透明シートに対し、260〜360メッシュのスクリーンメッシュで加飾印刷を施してなる、ことを特徴とする加飾印刷物。
  5. 請求項に記載の加飾印刷物の印刷面に合成樹脂を密着させたことを特徴とする加飾樹脂成形物。
  6. 請求項に記載の加飾樹脂成形物において、
    前記加飾印刷物の印刷面と、前記合成樹脂との間に、中間層を設けたことを特徴とする加飾樹脂成形物。
  7. 請求項又はに記載の加飾樹脂成形物において、
    前記合成樹脂はインサート成形されたものである、ことを特徴とする加飾樹脂成形物。
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