JP4322828B2 - 電波の送出を制御する方法および装置 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置に関し、例えば、情報処理装置より電波の送出を禁止する状況や場所において、電波の送出を制御する方法に関する。
近年、電波を送出する情報処理装置を利用する人が増加している。この情報処理装置は、電源が入っていると電波を送出するため、情報処理装置より電波の送出を停止する、または、情報処理装置の電源をオフにする制御装置を備えた情報処理装置が知られている。
この情報処理装置によれば、情報処理装置による電波の送出を禁止する場所や状況で、情報処理装置から電波の送出を停止することができる。
この情報処理装置として、例えば、利用者が電波の送出を禁止/解除するスイッチを備えた情報処理装置(特許文献1)や、情報処理装置の利用者が電波の送出を禁止する状況にある場合、情報処理装置が自らの電源をオフにする情報処理装置(特許文献2)などがある。
特許文献1によれば、電波の送出を禁止する場所において、利用者が禁止/解除ボタンを操作することで、停止命令が出され、この停止命令に応じて電波を送出する機能が停止する。よって、利用者は、情報処理装置の電源を切らずとも、電波の送出を制御することができる。すなわち、電波の送出機能を停止できるとともに、利用者は、情報処理装置が有するその他の機能を利用することができる。
一方、第2の制御装置を有する情報処理装置は、自らの移動、静止などの状態を加速度センサで検出する。この検出に基づいて、情報処理装置の電源オン、電源オフなどの状態(モード)を切り替えて、電波の送出を停止する。よって、情報処理装置自らが、電波の送出を停止することができる。よって、利用者が電波の送出を停止する操作をする必要がないため、情報処理装置の利用性を向上させることができる。
特開平11−284723号公報 特開2003−204390号公報
しかしながら、上述した特許文献1によれば、利用者が電波の送出を停止する制御装置を操作し忘れることがある。そのため、電波の送出を禁止する場所においても、情報処理装置より電波が送出するおそれがあった。
また、特許文献2によれば、情報処理装置の電源オンやオフなどのモードを切り替える、例えば、この情報処理装置を持って、利用者が飛行機に搭乗して離陸すると、情報処理装置自らが電源をオフに切り替える。しかし、離陸後に利用者が情報処理装置の電源を入れた場合には、電波が送出される恐れがある。さらに、この情報処理装置では、水平方向の移動の判断のみで電源のオンやオフなどのモードを切り替える、例えば、この情報処理装置を持って、利用者が飛行機に搭乗して離陸すると、情報処理装置にかかる加速度に応じて電源をオフに切り替える。しかし、この水平方向の移動のみでモードを切り替える判断では、自動車、新幹線、飛行機のいずれかの乗り物で移動しているのか判断できない恐れがあった。
そこで、本発明は、情報処理装置自らが電波の送出を停止し、情報処理装置が電波の送出を禁止する状況で、ユーザが情報処理装置の電源を入れたときにも電波の送出を停止し、また、水平方向の移動にかかわらず、電波の送出を禁止する状況を判断して電波の送出を停止する、方法および装置を提供することを目的とする。
本発明は、飛行機内に置かれた情報処理装置が発生する電波の送出を制御する方法において、前記情報処理装置にかかる加速度を検出する加速度検出段階と、前記加速度の大きさ、及び、前記検出した加速度から算出される前記飛行機の傾きの大きさが所定の値より大きいことに応答して、停止フラグを設定するフラグ設定段階と、前記停止フラグが設定されていることに応答して、電波の送出を停止させる電波送出停止段階とを備えることを特徴とする。
この発明によれば、情報処理装置にかかる加速度に基づいて、停止フラグを設定し、この停止フラグに応じて電波の送出を停止する構成としたので、情報処理装置自らが電波の送出を停止することができる。また、この構成では、情報処理装置は、停止フラグに応じて電波の送出を停止するので、情報処理装置の電源のオン/オフにかかわらず、停止フラグが設定されている状態では、電波の送出を停止できる。さらに、この構成では、加速度の大きさと、飛行機の傾きに基づいて、電波の送出を停止する停止フラグを設定している、すなわち、水平方向と垂直方向の移動を考慮しているため、水平方向の移動にかかわらず電波の送出を停止することができる。
本発明によれば、情報処理装置自らが電波の送出を停止し、情報処理装置が電波の送出を禁止する状況で、ユーザが情報処理装置の電源を入れたときにも電波の送出を停止し、また、水平方向の移動にかかわらず、電波の送出を禁止する状況を判断して電波の送出を停止する、方法および装置を提供する。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置100の概略機能ブロック図である。
情報処理装置100は、ユーザにより情報処理装置100の電源が切られている状態においても動作するサブCPU10と、情報処理装置100にかかる重力加速度の大きさと方向とから、基準ベクトルを決定する基準ベクトル決定部11と、情報処理装置100にかかる重力加速度及び加速度を検出する加速度検出部12と、電波送出を停止するかどうか判定するための停止フラグを立てるフラグ設定部13と、電波送出を停止させる信号を発生する電波送出停止部14と、演算(計算)を行い、プログラムとデータの流れを制御するCPU20と、CPU20により処理されたデータを表示する表示部21と、プログラムやデータ、CPU20から返された処理結果などを記憶するメモリ22と、情報処理装置100と通信回線の間にあって、データの送受信を制御する通信部24と、電波を送出の制御をする電波送出部25とを備える。
例えば、情報処理装置100はコンピュータであり、例えばノート型PC(ノート型のパーソナルコンピュータ)であってもよいし、小型携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistance)であってもよい。
サブCPU10は、キャッシュメモリを有する。このサブCPU10は、基準ベクトル決定部11、加速度検出部12、フラグ設定部13を制御してもよいし、サブCPU10あるいはCPU20がプログラムを読み込んで、基準ベクトル決定部11、加速度検出部12、フラグ設定部13として機能してもよい。なお、このキャッシュメモリは、1次キャッシュメモリと2次キャッシュメモリのように複数のメモリで構成されてもよい。
また、このサブCPU10は、ユーザが情報処理装置100の電源を切る直前の状態を保存して、次に電源を入れたときに電源を切る直前の状態から作業を再開するスタンバイの状態や電源を切った状態においても、内部電源を使用して動作する。
よって、基準ベクトル決定部11、加速度検出部12、フラグ設定部13は、電源が切られている状態、もしくは、スタンバイの状態において動作可能である。
基準ベクトル決定部11は、平常時の情報処理装置100にかかる重力加速度の向きと大きさを決定する。ここで基準ベクトルとは、情報処置端末100にかかる加速の程度を判断するための基準となるベクトルである。すなわち、情報処理装置100が加速されるにあたって、どの程度、どの方向に加速されているかの判断の基準となるベクトルである。したがって、基準ベクトルは、情報処理装置100が加速される前に、情報処理装置100にかかる加速度の大きさと方向とから決定され、情報処理装置100の加速後の加速度の大きさと方向と比較される基準ベクトルである。基準ベクトルの決定は、所定時間ごとに行われてもよい。すなわち、情報処理装置100の配置される向きが変化する場合には、情報処理装置100にかかる加速度の方向も変化する。したがって、基準ベクトルの決定が所定の時間ごとに行われ、基準ベクトルが基準ベクトル決定部11により更新されてもよい。
加速度検出部12は、情報処理装置100にかかる加速度を検出する。すなわち、加速度検出部12は、情報処理装置100にかかる加速度の向きと大きさを検出するため、情報処理装置100が静止状態で重力加速度のみがかかっている場合には、重力加速度のみを検出し、情報処理装置100が加速されると、重力加速度に加えて、加速による加速度をも検出する。加速度検出部12の一例としては、圧電セラミックスの素子と電極を有し、外部から加速度が印加されると、この圧電セラミックスの素子が慣性力によって歪み、内部に応力が発生し、この応力を圧電効果により電気信号(電荷)に変換し、この電気信号より加速度の向きと大きさを検出する「3D G−Sensor」である。この「3D G−Sensor」は、例えば、ハードディスクドライブや光ディスクドライブなどに衝撃があった場合にデータの書き込みを中断し、隣接トラックのデータを、誤った上書きから保護するために使用されている。
フラグ設定部13は、加速度検出部12で検出した加速度ベクトルの大きさが所定の値以上で、所定の時間以上経過した場合(第1の判定)で、かつ、基準ベクトル決定部11で決定した基準ベクトルと加速度ベクトルのなす角が所定の値より大きいかどうか判断(第2の判定)をする。これらの条件を満たした場合には、フラグ設定部13は、停止フラグをメモリ22に記憶する。なお、この停止フラグは、メモリ22に記憶することに限定するものではなく、サブCPU10の有するキャッシュメモリなど任意の記憶場所に格納してもよい。
電波送出停止部14は、停止フラグに応じて、電波の送出を停止する信号を電波送出部25に送る。
ここで、基準ベクトル決定部11、加速度検出部12、フラグ設定部13、電波送出停止部14の各部は、図1に示すように別々の部として構成してもよいし、一つの部として構成してもよいし、任意のまとまりとして部を構成してもよい。また、電波送出停止部14は、情報処理装置100の基本的な動作を制御しているプログラムであるBIOS(Basic Input/Output System)に含まれてもよい。
CPU20は、Central Processing Unitの略称であり、演算(計算)を行い、プログラムとデータの流れを制御する中央処理装置のことである。
表示部21は、CPU20により処理されたデータや電波送出停止部14から送られた信号などを受け取り、情報を表示する、例えば、液晶パネルなどのディスプレイである。
メモリ22は、プログラムやデータ、CPU20から返された処理結果などを記憶する。ここで、メモリ22は、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリを含む。
ここで、ROMとは、Read Only Memoryの略称であり、書き換える必要のないデータを記憶するための読み出し専用記憶装置のことである。
RAMとは、Random Access Memoryの略称であり、データの消去、書き込みを自由に行なうことができ、プログラムやデータ、CPU20から返された処理結果などを一時的に記憶する記憶装置のことである。具体的には、このRAMは、情報処理装置100の電源を切ると内容が消える(揮発性)半導体素子を利用した記憶装置のことである。
フラッシュメモリとは、データの消去、書き込みを自由に行なうことができ、情報処理装置100の基本的な動作を制御しているプログラムを記憶する記憶装置のことである。具体的には、このフラッシュメモリは、情報処理装置100の電源を切っても内容が消えない(不揮発性)半導体素子を利用した記憶装置のことである。
このフラッシュメモリに格納される情報処理装置100の基本的な動作を制御しているプログラム(BIOS)が、情報処理装置100の起動時に、最初に読み込まれるようになっている。
通信部24は、電波送出部25を有し、情報処理装置100と通信回線の間にあって、データの送受信を制御する。ここで、通信回線とは、両方向からの通信を可能とする有線、または無線のことである。
この通信部24は、例えば、無線LANに接続する機能を提供する無線LANアダプタのことである。ここで、無線LANとは、無線通信でデータの送受信をするLANのことである。すなわち、無線LANアダプタは、WWWなどに接続を可能とするアクセスポイントと電波を用いて通信することを可能にする。
電波送出部25は、電波送出停止部14から送られた信号に応じて、電波の送出を停止する。この電波送出部25を設けることで、電波の送出を制御することができる。
この電波送出部25は、例えば、デジタル信号とアナログ信号を変換する論理層コントローラに含んでもよいし、RF/IFコンバーターに含んでもよい。このRFとは、Radio Frequencyの略称であり、およそ2.4GHz帯の信号である。これに対してIFはIntermidiate Frequencyの略称であり、およそ600MHzの信号である。すなわち、この電波送出部25は、2.4GHzの信号を600MHzあたりに周波数を下げて信号を取り扱うことを可能とする。
図2は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置100のメイン処理フローである。すなわち、このメイン処理フローでは、通信部24による電波の送出を停止するための停止フラグをメモリ22にセットする処理の流れを示している。
例えば、ノート型PCが、乗客により飛行機内に持込まれて、その飛行機が離陸する場合に、ノート型PCがこの離陸の情報を取得して、ユーザがノート型PCの電源を入れたときに、ノート型PCが電波の送出を停止する一連の処理の流れを示している。以下にメイン処理フローの詳細を説明する。
サブCPU10が、ユーザの操作による情報処理装置100の電源が切られている状態、もしくは、スタンバイの状態を検知する(S01)ことに応じて、基準ベクトル決定部11は、加速度検出部12が検出した重力加速度の大きさと向きに基づいて、基準ベクトルを決定する(S02)。その後、加速度検出部12は、情報処理装置100にかかる加速度を検出し、加速度ベクトルを生成する(S03)。
ステップS04では、フラグ設定部13が、この加速度ベクトルの大きさが所定の大きさより大きいかどうかを判断する(第1の判定)。この判断がYESのときは、ステップS05に移り、NOのときは、ステップS02に移る。
ステップS05では、フラグ設定部13が、ステップS02で決定した基準ベクトルとステップS03で生成した加速度ベクトルとのなす角が所定の値より大きいかどうかを判断する(第2の判定)。この判断がYESのときは、ステップS06に移り、NOのときは、ステップS02に移る。
ステップS06では、フラグ設定部13は、停止フラグをメモリ22に記憶する。
以上のように、情報処理装置100にかかる重力加速度及び加速度に基づいて、フラグ設定部13は、通信部24による電波の送出を停止するための停止フラグをセットする。この停止フラグがセットされることにより、例えば、ノート型PCなどの電源が入れられたときに、この停止フラグを確認することで、ノート型PCが飛行機の離陸を判断できる。次にこの電源を入れたときの処理について説明する。
図3は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置100の電源が入れられたとき、もしくは、スタンバイの状態から復帰するときの処理フローである。
例えば、情報処理装置100であるノート型PCが、乗客により飛行機内に持込まれて、この乗客が離陸前にスタンバイの状態としたが、離陸後にノート型PCを再び利用する場合に、ノート型PCが実行する立ち上げ処理の流れを示している。以下に処理フローの詳細を説明する。
サブCPU10は、情報処理装置100の電源が入れられた状態、もしくは、スタンバイの状態からの復帰を検知する(S07)ことに応じて、電波送出停止部14は、停止フラグが立っているかどうかを判断する(S08)。この判断がYESのときは、ステップS09に移り、NOのときは、ステップS10に移る。また、YESのときは、電波送出停止部14は、電波の送出を停止する信号を電波送出部25に送る。
ステップS09では、電波送出部25は、電波送出停止部14から送られた信号に応じて、電波の送出を停止する。
ステップS10では、情報処理装置100が起動、もしくは、スタンバイの状態から復帰の処理を行う。すなわち、BIOSが読み込まれて、情報処理装置100が起動、もしくは、スタンバイの状態から復帰する。なお、例えば、BIOSに電波送出部25を含む場合には、BIOSが読み込まれた後、最初にステップS09の電波の送出を停止する処理を実行することになる。
以上のように、情報処理装置100の起動前に電波送出停止部14は、ノート型PCが実行する立ち上げ処理をする前に停止フラグの確認を行う。この停止フラグの確認により、例えば、ノート型PCが起動した場合に、ノート型PCから自動的に電波が送出することを停止できる。
図4は、本発明の一実施形態に係る具体的態様である。この図4に示す飛行機40〜43は、時系列(第1段階〜第4段階)に飛行機の状態を示しており、これらの飛行機は、同一の飛行機を示している。ここで、加速度検出装置は、加速度検出部12を備えた装置のことである。なお、この飛行機は、加速度検出装置を備える情報処理装置100を積載している。
(第1段階)離陸前の静止状態
初期状態における飛行機40は、静止状態にある。この状態では、飛行機40は、時速0(km/hr)であり、情報処理装置100には、重力方向と垂直方向の加速度が0(G)で、重力加速度のみが鉛直に1.0gかかっている。
この段階において、情報処理装置100は、ユーザの操作により電源が切られる、もしくは、スタンバイの状態となっている。しかし、サブCPU10は、動作しており、加速度検出部12が情報処理装置100にかかる重力加速度および加速度を検知している。
さらに、このような状態において、基準ベクトル決定部11が基準ベクトル(G)を決定している。この例では、基準ベクトル決定部11が鉛直下向きに基準ベクトル(G)を決定する。なお、サブCPU10は、ユーザの操作により電源が入れられる、もしくは、スタンバイの状態から復帰するまで、これら重力加速度および加速度の検知と基準ベクトルを決定の処理を繰り返し行う。
(第2段階)離陸のための滑走中の状態
離陸中の状態における飛行機41は、約時速300(km/hr)で滑走している。この状態では、情報処理装置100には、進行方向とは逆向きに約0.2g以上の加速度と、鉛直に1.0gの重力加速度とがかかっている。すなわち、フラグ設定部13は、第1段階で決定した基準ベクトル(G)と、加速度Aとから、これらのベクトルの差を求め、この絶対値を算出し、進行方向とは逆向きに約0.2g以上の加速度であるかを判断する。
フラグ設定部13は、加速度検出部12で検出した加速度ベクトルの大きさが所定の値以上で、所定の時間以上経過したかどうかを判断する第1の判定を満たすことを確認する。
(第3段階)離陸中で高度上昇中状態
離陸後で、所定の高度に達するまでの状態における飛行機42は、水平線に対して約10度以上の傾きで高度を上昇させている。この状態では、情報処理装置100には、進行方向とは逆向きに約0.1g以下の加速度と、鉛直に1.0gの重力加速度とがかかっている。
この段階において、情報処理装置100は、加速度ベクトルの向きを検出することで、飛行機42が所定の角度で傾いていることを判断する。すなわち、情報処理装置100のフラグ設定部13は、基準ベクトル決定部11で決定した基準ベクトルと加速度ベクトルのなす角を算出し、所定の値より大きいかどうかを判断する第2の判定を満たすことを確認できる。
(第4段階)離陸後で水平巡航中状態
所定の高度に達した状態における飛行機43は、約時速900(km/hr)で飛行している。この状態では、情報処理装置100には、加速度が0gで、鉛直に1.0gの重力加速度のみがかかっている。
以上のように、加速度検出装置は、情報処理装置100にかかる重力加速度と加速度の大きさと向きとを飛行機の移動に応じて検出することができる。すなわち、この実施例のように情報処理装置100は、飛行機の離陸を検出することが可能であるため、離陸したことを検出した際に、これを電波送出停止部14に伝えることで、離陸時での電波送出を制御することができる。
図5は、本発明の一実施形態に係る具体的態様である。この図5に示す飛行機50〜53は、時系列(第1段階〜第4段階)に飛行機の状態を示しており、これらの飛行機は、同一の飛行機を示している。ここで、加速度検出装置は、加速度検出部12を備えた装置のことである。なお、この飛行機は、加速度検出装置を備える情報処理装置100を積載している。
(第1段階)水平巡航中状態
初期状態における飛行機40は、等速での飛行状態にある。この状態では、飛行機50は、時速900(km/hr)であり、情報処理装置100には、重力方向と垂直方向の加速度が0gで、重力加速度のみが鉛直に1.0gかかっている。
この段階において、情報処理装置100は、ユーザの操作により電源が切られる、もしくは、スタンバイの状態となっている。しかし、サブCPU10は、動作しており、加速度検出部12が情報処理装置100にかかる重力加速度および加速度を検知している。
さらに、このような状態において、基準ベクトル決定部11が基準ベクトル(G)を決定している。この例では、基準ベクトル決定部11が鉛直下向きに基準ベクトル(G)を決定する。なお、サブCPU10は、ユーザの操作により電源が入れられる、もしくは、スタンバイの状態から復帰するまで、これら重力加速度および加速度の検知と基準ベクトルを決定の処理を繰り返し行う。
(第2段階)着陸のために高度下降状態
着陸状態に入ると、所定の高度に達するまでの状態における飛行機51は、水平線に対して約10度以上の傾きで飛行している。この状態では、情報処理装置100には、進行方向に約0.1g以下の加速度と、鉛直に1.0gの重力加速度とがかかっている。
この段階において、情報処理装置100は、加速度ベクトルの向きを検出することで、情報処理装置100が所定の角度で傾いていることを判断する。すなわち、情報処理装置100のフラグ設定部13は、基準ベクトル決定部11で決定した基準ベクトルと加速度ベクトルのなす角を算出し、所定の値より大きいかどうか判断する第1の判定を満たすことを確認できる。
(第3段階)着陸のため減速する状態
着陸した状態における飛行機52は、約時速300(km/hr)で移動している。この状態では、飛行機は着陸するために、進行方向に減速する加速度がかかり、情報処理装置100には、進行方向に約0.2g以上の加速度と、鉛直に1.0gの重力加速度とがかかっている。すなわち、フラグ設定部13は、第1段階で決定した基準ベクトル(G)と、加速度Aとから、これらのベクトルの差を求め、この絶対値を算出し、所定の値より大きいかどうかを判断する。
この段階において、フラグ設定部13は、加速度検出部12で検出した加速度ベクトルの大きさが所定の値以上で、所定の時間以上経過したかどうかを判断する第2の判定を満たすことを確認できる。
(第4段階)静止状態
次に、飛行機53は、減速の結果、速度が0になり静止する。この状態では、情報処理装置100には、加速度が0gで、鉛直に1.0gの重力加速度のみがかかっている。
以上のように、加速度検出装置は、情報処理装置100にかかる重力加速度と加速度の大きさと向きとを飛行機の移動に応じて検出することができる。すなわち、この実施例のように情報処理装置100は、飛行機の着陸を検出することが可能であるため、着陸したことを検出した際に、離陸時に設定していた電波送出の停止フラグを解除することができる。
図6は、本発明の一実施形態に係る基準ベクトルを算出する概念図である。前述したように、加速度検出部12にて情報処理装置100が任意の向きに置かれているときにかかる重力加速度の大きさと向きとが検知され、基準ベクトル決定部11は、この重力加速度の大きさと向きとを基に基準ベクトルを決定する。
具体的には、以下に記載する第1〜5の手順にて、基準ベクトル決定部11は、基準ベクトルを決定する。
第1に、加速度検出部12は、2(msec)の間隔で、情報処理装置100にかかる加速度ベクトルR(n)を検出する。
第2に、基準ベクトル決定部11は、この加速度ベクトルR(n)より、0.2(sec)毎に平均をとった加速度ベクトルS(n)を計算する。すなわち、数1に示す式を用いて、加速度ベクトルS(n)を計算する。
Figure 0004322828
第3に、基準ベクトル決定部11は、この加速度ベクトルS(n)のうち最新の5つの加速度ベクトルS(n)、S(n−1)、S(n−2)、S(n−3)、S(n−4)より、平均加速度ベクトルA(n)を計算する。すなわち、数2に示す式を用いて、平均加速度ベクトルA(n)を計算する。
Figure 0004322828
第4に、基準ベクトル決定部11は、第3にて計算した平均加速度ベクトルA(n)と加速度ベクトルS(n)のうち最新の5つの加速度ベクトルS(n)、S(n−1)、S(n−2)、S(n−3)、S(n−4)より、分散V(n)を計算する。すなわち、数3に示す式を用いて、分散V(n)を計算する。
Figure 0004322828
第5に、基準ベクトル決定部11は、分散V(n)≒0であり、平均加速度ベクトルA(n)の大きさ≒G(G:重力加速度、9.8(m/sec・sec))の場合に、平均加速度ベクトルA(n)を基準ベクトルGと決定する。
ここで、分散V(n)≒0とは、情報処理装置100にかかる加速度が一定であることを示す。すなわち、分散V(n)≒0とは、情報処理装置100が静止している状態を示し、情報処理装置100が振動、回転等で動いていない状態である。
したがって、情報処理装置100が置かれている状態に依存することなく、所定時間、一定の重力加速度を所定の向きに受けることで、これを基準ベクトルとして、情報処理装置100が平常時に受ける加速度の基準とする。
図7は、本発明の一実施形態に係るフラグ設定部13が第1の判定を行う処理フローである。この処理フローは、図2のステップS04に示す判断の詳細である。以下に第1の判定を行う処理フローの詳細を説明する。
フラグ設定部13は、加速度検出部12が検出した平均加速度ベクトルA(n)から、基準ベクトルGを減算して、この減算した値の絶対値が0.2(G)以上であるかを判断する(S60)。この判断がYESのときは、ステップS61に移り、NOのときは、ステップS62に移る。
ステップS61では、ループ終了条件を判定するカウンタiに1加算し、ステップS63に移る。ステップS63では、カウンタiが50であるかどうかを判断する。この判断がYESのときは、第1の判定処理が終了し、NOのときは、ステップS64に移る。ここで、カウンタが50とは、50×200/1000=10(sec)経過したことを示している。
ステップS62では、カウンタiを0に設定し、ステップS64に移る。ステップS64では、200(msec)待機する。
以上のように、この処理フローでは、情報処理装置100にかかる加速度の大きさが、所定の大きさより大きく、所定の時間作用していることを判断する。
図8は、本発明の一実施形態に係るフラグ設定部13が第2の判定を行う処理フローである。この処理フローは、図2のステップS05に示す判断の詳細である。以下に第2の判定を行う処理フローの詳細を説明する。
フラグ設定部13は、加速度と基準ベクトルとのなす角を、この加速度の大きさとこの基準ベクトルの大きさとの乗算した値で割った値が、飛行角度(10度)の余弦以下であるかを判断する(S70)。この判断がYESのときは、ステップS71に移り、NOのときは、ステップS72に移る。
ステップS71では、ループ終了条件を判定するカウンタiに1加算し、ステップS73に移る。ステップS73では、カウンタiが1500であるかどうかを判断する。この判断がYESのときは、第2の判定処理が終了し、NOのときは、ステップS74に移る。ここで、カウンタが1500とは、1500×200/1000/60=5(min)経過したことを示している。
ステップS72では、カウンタiを0に設定し、ステップS74に移る。ステップS74では、200(msec)待機する。
以上のように、この処理フローでは、情報処理装置100にかかる加速度と基準ベクトルとのなす角が所定の値より小さく、かつ、所定の時間を経過したかどうかを判断する。
図9は、本発明の一実施形態に係る電波の送出停止が行われるときに表示部21に出力されるイメージ図である。この出力処理は、図3のステップS10に示す、情報処理装置100の電源が入れられたとき、もしくは、スタンバイの状態から復帰するときに行われる。
具体的には、サブCPU10が、電波の送出を停止/許可する制御や、表示部21にその内容を出力するプログラム(アプリケーション)を実行し、電波の送出を停止した旨の情報を表示部21に出力する。よって、ユーザは、表示部21に出力された内容にて、電波の送出が停止されていることを確認できる。また、ユーザは、電波の送出を停止/許可する設定を変更したい場合、このアプリケーションにて設定の変更をすることができる。なお、アプリケーションは、サブCPU10に限らずCPU20で実行してもよい。
図10は、第1変形例における情報処理装置100が電波の送出を許可する処理フローである。すなわち、この処理フローでは、図2の処理フローでメモリ22にセットした停止フラグを解除する処理の流れを示している。
例えば、ノート型PCが、スタンバイの状態で乗客により飛行機内に持込まれて、その飛行機が着陸する場合に、ノート型PCがこの着陸の情報を取得する処理の流れを示している。本実施例における処理フローは、図2の処理フローと略同一であるので、相異点について説明する。
本処理フローでは、図2のステップS04(第1の判定)とステップS05(第2の判定)の処理の順序が逆となる。すなわち、フラグ設定部13が、ステップS92で決定した基準ベクトルとステップS93で生成した加速度ベクトルとのなす角が所定の値より大きいかどうかを判断した後(S94)、フラグ設定部13が、この加速度ベクトルの大きさが所定の大きさより大きいかどうかを判断(S95)する。
これらの判断は、例えば、飛行機が着陸する場合に、ノート型PCがこの着陸の情報を取得して、ユーザがノート型PCの電源を入れたときに、ノート型PCが電波の送出を許可する一連の処理の中で行われる。すなわち、飛行機が離陸するために降下していることをステップS94で判断し、飛行機が地上に着陸して減速していることをステップS95で判断する。
これらを満たした場合には、フラグ設定部13は、メモリ22に格納した停止フラグを解除する(S96)。
この停止フラグが解除されると、図3のステップS08の判断でNOとなり、情報処理装置100電波の送出が許可される。
図10の処理フローは、ステップS06にて停止フラグが設定されていること、及び、停止フラグが設定された後に一定期間、水平巡航状態であることに応答して起動されてもよい。すなわち、情報処理装置100は、停止フラグが設定されていることを確認し、かつ、停止フラグの設定後に、第4段階であることを検知した場合に、着陸する処理フロー(図10)を起動してもよい。
情報処理装置が自らにかかる重力加速度と加速度に基づいて、情報処理装置自らが電波の送出を停止することができる。また、この構成では、情報処理装置の電源のオン/オフにかかわらず、停止フラグが設定されている状態では、電波の送出を停止できる。さらに、この構成では、加速度の大きさと方向に基づいて、電波の送出を停止する停止フラグを設定している、すなわち、情報処理装置にかかる加速度の大きさのみならず、水平方向と垂直方向との移動を考慮しているため、水平方向の移動にかかわらず電波の送出を停止することができる。
このような実施形態を実現する情報処理装置、電波の送出を制御する方法を、コンピュータ、マイクロデバイスにて実行するためのプログラムにより実現することができる。このプログラムのための記憶媒体としては、光学記憶媒体、テープ媒体、半導体メモリ等が挙げられる。また、専用通信ネットワークやインターネットに接続されたサーバ・システムに設けられたハードディスク又はRAM等の記憶装置を記憶媒体として使用し、ネットワークを介してプログラムを提供してもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定しない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載された効果に限定されない。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置100の概略機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置100のメイン処理フローである。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置100の起動時の動作フローである。 本発明の一実施形態に係る、飛行機の離陸時の具体的態様である。 本発明の一実施形態に係る、飛行機の着陸時の具体的態様である。 本発明の一実施形態に係る基準ベクトルを算出する概念図である。 本発明の一実施形態に係るフラグ設定部13が第1の判定を行う処理フローである。 本発明の一実施形態に係るフラグ設定部13が第2の判定を行う処理フローである。 本発明の一実施形態に係る電波の送出停止が行われるときに表示部21に出力されるイメージ図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置100が電波の送出を許可する処理フローである。
符号の説明
10 サブCPU
11 基準ベクトル決定部
12 加速度検出部
13 フラグ設定部
14 電波送出停止部
20 CPU
21 表示部
22 メモリ
24 通信部
25 電波送出部
100 情報処理装置

Claims (20)

  1. 加速度検出部とフラグ設定部と電波送出停止部とを備え飛行機内に置かれた情報処理装置が発生する電波の送出を制御する方法であって、
    前記情報処理装置にかかる加速度を前記加速度検出部が検出する加速度検出段階と、
    前記加速度の大きさ、及び、前記検出した加速度から算出される前記飛行機の傾きの大きさが所定の値より大きいことに応答して、前記フラグ設定部が停止フラグを設定するフラグ設定段階と、
    前記停止フラグが設定されていることに応答して、前記電波送出停止部が電波の送出を停止させる電波送出停止段階と、
    を備えることを特徴とする方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、
    前記情報処理装置が基準ベクトル決定部を備え、
    前記情報処理装置にかかる重力加速度の大きさと方向とを有する加速度ベクトルに基づいて、前記情報処置端末の加速の程度を判断するための基準となる基準ベクトルを前記基準ベクトル決定部が決定する基準ベクトル決定段階を含み、
    前記フラグ設定段階では、前記加速度の大きさが所定の値より大きいこと、かつ、前記加速度と前記基準ベクトルとのなす角が所定の値より大きいことに応答して、前記停止フラグを設定することを特徴とする方法。
  3. 請求項2に記載の方法であって、
    前記フラグ設定段階における前記加速度の大きさが所定の値より大きいとは、前記加速度から前記基準ベクトルを除算した値が所定の値より大きいことであることを特徴とする方法。
  4. 請求項1に記載の方法であって、
    前記フラグ設定段階では、前記飛行機の滑走中の加速度の大きさを検知し、その後、高度上昇中の飛行機の傾きが所定の値より大きいことに応答して、前記停止フラグを設定することを特徴とする方法。
  5. 請求項1に記載の方法であって、
    前記フラグ設定段階にて設定した停止フラグに対して、高度下降中の飛行機の傾きが所定の値より大きいことを検知し、その後、前記飛行機が着陸して減速中の加速度の大きさを検知したことに応答して、前記フラグ設定部が前記停止フラグを解除するフラグ設定解除段階を備えることを特徴とする方法。
  6. 請求項2に記載の方法であって、
    前記停止フラグが設定されていることに応答して、前記加速度検出段階と、前記基準ベクトル決定段階とを行い、
    前記基準ベクトルに基づいて、前記加速度ベクトルと前記基準ベクトルとのなす角が所定の値より大きいこと、かつ、前記加速度ベクトルの大きさが所定の値より大きいことに応答して、前記フラグ設定部が前記停止フラグを解除するフラグ設定解除段階を備えることを特徴とする方法。
  7. 請求項2に記載の方法であって、
    前記加速度検出段階で、所定時間ごとに、前記基準ベクトル決定段階が行われることを特徴とする方法。
  8. 請求項1に記載の方法であって、
    前記電波送出停止段階では、前記情報処理装置の電源を入れたときに、前記停止フラグが設定されていることに応答して、電波の送出を停止させることを特徴とする方法。
  9. 請求項1に記載の方法であって、
    前記電波送出停止段階では、電波の送出を停止させることを、前記情報処理装置に表示することを特徴とする方法。
  10. 請求項2に記載の方法であって、
    前記フラグ設定段階では、所定時間以上、前記加速度ベクトルの大きさが所定の値より大きいことに応答して、かつ、前記加速度と前記基準ベクトルとのなす角が所定の値より大きいことに応答して、前記停止フラグを設定することを特徴とする方法。
  11. 請求項2に記載の方法であって、
    前記フラグ設定段階では、前記加速度ベクトルの大きさが所定の値より大きいことに応答して、かつ、所定時間以上、前記加速度ベクトルと前記基準ベクトルとのなす角が所定の値より大きいことに応答して、前記停止フラグを設定することを特徴とする方法。
  12. 請求項2に記載の方法であって、
    前記基準ベクトル決定段階では、所定時間ごとに検出した重力加速度の大きさと方向とから、重力加速度の平均を算出し、
    前記重力加速度の平均の大きさと、前記重力加速度の平均と前記所定時間ごとに検出した重力加速度から算出される分散とから、前記基準ベクトルを決定することを特徴とする方法。
  13. 飛行機内にて電波の送出を制御する情報処理装置であって、
    前記情報処理装置にかかる加速度を検出する加速度検出部と、
    前記加速度の大きさ、及び、前記検出した加速度から算出される前記飛行機の傾きの大きさが所定の値より大きいことに応答して、停止フラグを設定するフラグ設定部と、
    前記停止フラグが設定されていることに応答して、電波の送出を停止させる電波送出停止部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  14. 請求項13に記載の情報処理装置であって、
    前記情報処理装置にかかる重力加速度の大きさと方向とを有する加速度ベクトルに基づいて、前記情報処置端末の加速の程度を判断するための基準となる基準ベクトルを決定する基準ベクトル決定部を含み、
    前記フラグ設定部は、前記加速度の大きさが所定の値より大きいこと、かつ、前記加速度と前記基準ベクトルとのなす角が所定の値より大きいことに応答して、前記停止フラグを設定することを特徴とする情報処理装置。
  15. 請求項14に記載の情報処理装置であって、
    前記基準ベクトル部では、所定時間ごとに検出した重力加速度の大きさと方向とから、重力加速度の平均を算出し、
    前記重力加速度の平均の大きさと、前記重力加速度の平均と前記所定時間ごとに検出した重力加速度から算出される分散とから、前記基準ベクトルを決定することを特徴とする情報処理装置。
  16. 請求項13に記載の情報処理装置であって、
    前記フラグ設定部は、前記飛行機の滑走中の加速度の大きさを検知し、その後、高度上昇中の飛行機の傾きが所定の値より大きいことに応答して、前記停止フラグを設定することを特徴とする情報処理装置。
  17. 請求項13に記載の情報処理装置であって、
    前記フラグ設定部は、設定した停止フラグに対して、高度下降中の飛行機の傾きが所定の値より大きいことを検知し、その後、前記飛行機が着陸して減速中の加速度の大きさを検知したことに応答して、前記停止フラグを解除することを特徴とする情報処理装置。
  18. 請求項14に記載の情報処理装置であって、
    前記フラグ設定部は、前記基準ベクトルに基づいて、前記加速度ベクトルと前記基準ベクトルとのなす角が所定の値より大きいこと、かつ、前記加速度ベクトルの大きさが所定の値より大きいことであることに応答して、前記停止フラグを解除することを特徴とする情報処理装置。
  19. 飛行機内に置かれた情報処理装置に対して、動作させるプログラムであって、
    前記情報処理装置にかかる加速度を検出する加速度検出機能と、
    前記加速度の大きさ、及び、前記検出した加速度から算出される前記飛行機の傾きの大きさが所定の値より大きいことに応答して、停止フラグを設定するフラグ設定機能と、
    前記停止フラグが設定されていることに応答して、電波の送出を停止させる電波送出停止機能と、
    を実現するプログラム。
  20. 請求項19に記載のプログラムを記憶した記憶媒体。
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