JP2010062848A - 通信制御端末および通信制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】カーナビゲーション装置の運転者による運転中の操作を排除するが助手席からの操作を可能とし、リモコン装置で動く家電全般においては乳幼児やペットなどのリモコンによる誤操作を排除する通信制御端末および通信制御方法を提供する。
【解決手段】通信制御端末1は操作部2、検出部3、姿勢判定部4を備える。さらに姿勢判定部4は振動解析部5、実行可否判定部6、連続動作判定部7を備える。姿勢判定部2は、入力の指示201について、姿勢変化301の状態に基づき、操作の指示を受け付けるか判定し、被制御側への通信や表示、音響の各種デバイス制御信号401に必要な情報を出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信制御端末に関し、特に筐体の姿勢変化を検出してその変化に応じて操作を許可する、車載電子機器等におけるリモコン装置として作用する通信制御端末や、リモコン装置で制御可能な電子機器全般の操作制限に利用可能な通信制御方法に関する。
車載電子機器、具体的にはカーナビゲーション装置について、警察庁の道路交通法改正に関する検討資料等では、渋滞情報、経路情報等の交通情報を表示する運転支援装置であり、適切な使用がなされれば、交通の安全と円滑に資するものであるとしている。さらに、カーナビゲーションについては、走行中に煩雑な操作ができないようにメーカーの自主基準が設けられていることにより、走行中の画面注視以外に対しては、罰則は設けないことで現状に至っている。
このように、ドライバの円滑な安全運転に対する効果を認識しながらも、走行中の画面操作は一部の機能を除いてほぼ受付禁止となっている。そのため、走行中であっても運転者以外、特に助手席に同乗者がいる場合は、その操作を可能とするような技術が従来から望まれている。
また近年の技術の進歩により各種センサについては小型化、低コスト化が可能になり、携帯電話端末にも搭載されモーションUIなど様々なアプリケーションが提案されている。
例えば、特許文献1においては、市販の歩数計と同様の技術を利用した振動検出部を携帯電話に搭載することにより、歩行中やエンジン稼働中の車内でのメールや通話などの携帯電話としての操作を禁止することが可能な携帯電話端末を開示している。
特許文献2ではナビゲーション装置や車載TV受像機本体に2箇所の受光部を設け、リモコンからの発信信号の到達距離によりどの席からの操作かを判定し、走行中の助手席からの操作を可能とする装置を開示している。このような助手席側にスイッチやリモコンの受信部を設けることによるカーナビゲーション装置は従来からいくつか提案されている。
特開2008−53988号公報 特開2006−335237号公報
しかしながら、特許文献1においては、携帯電話の振動により一律にその操作を禁止するかしないかという設定のみになるという課題がある。特許文献2においては、通常の車内の空間はあまり広くないことから、運転席と助手席の中間にカーナビゲーション装置が取り付けられているため、運転席側から手を少し延ばす程度で助手席側からの操作と誤認識される可能性が高いことが、実際に操作すれば容易に推測される。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、リモコンや携帯電話端末などの操作側の筐体の姿勢変化を検出し、その変化に応じて操作制限を加えるという新たな通信制御端末および通信制御方法を提供することを目的としている。
前記従来の課題を解決するために、本発明の通信制御端末は、入力を指示する操作部と、筐体の姿勢を検出する検出部と、前記操作部で第1の入力の指示を検出した前後での、前記検出部が検出した姿勢の差異に応じて、前記第1の入力を許可するか否かを判定する姿勢判定部と、を有することを特徴としている。
上記構成により、例えばカーナビゲーション装置においては、車内での操作かどうかをまず判断し、さらに、物理的に受信可能な範囲とは関係なく、制御される装置に対してリモコンを無意識に一定の向きに対峙させるという自然な動作や、また車内では助手席にいる操作者の腕の位置はほとんど変化しないことを利用し、リモコンの姿勢変化が一連の操作の継続する期間においてほぼ同じ姿勢にあることを検出することで、運転者の運転操作との同時操作を排除することができる。
また本発明の通信制御端末は、前記検出部は、筐体の姿勢を示す複数のパラメータを検出し、前記姿勢判定部は、前記操作部で入力の指示を検出した所定の時間前後に、前記検出部で検出した前記複数のパラメータに基づいて、前記第1の入力を許可するか否かを判定することが好ましい。
また本発明の通信制御端末は、前記複数のパラメータは、筐体の振動の大きさを示す第1のパラメータと、筐体の向きの変化を示す第2のパラメータとを含み、前記姿勢判定部は、前記第1のパラメータが第1の所定の値以上で、かつ、第2の所定の値以下であるとき、さらに、前記第2のパラメータが、前記第1の入力の指示を検出した前後での前記第2のパラメータと比較して、第3の所定の値以下の場合、前記第1の入力を許可することが好ましい。
また本発明の通信制御端末は、前記姿勢判定部は、前記第1の入力を許可するか否かを判定する実行可否判定部を備え、前記実行可否判定部は、前記第1の入力の指示を検出した所定の時間前後に、前記検出部で検出した第2のパラメータに基づいて、前記第1の入力を許可するか否かを判定することが好ましい。
また本発明の通信制御端末は、前記姿勢判定部は、前記操作部が入力を受付けてから所定の時間、次の入力の指示がない場合、前記姿勢判定部での姿勢変化の判定を終了することが好ましい。
また本発明の通信制御端末は、前記姿勢判定部は、前記第1の入力を受付けてから所定の時間内に、第2の入力の指示がある場合、前記姿勢判定部での姿勢変化の判定を継続することが好ましい。
上記構成により、必ずしも人間とは限定されないが、継続する操作位置の安定した操作者によるリモコン操作のみ受け付けることができる。
また本発明の通信制御端末は、前記操作部からの入力指示を許可しない場合、許可しない旨を示す表示を出力する表示手段をさらに備えていることが好ましい。
上記構成により、操作位置の安定した動作かどうかが外部に表示されるので、操作者は安定した操作かどうか確認することができる。
また本発明の通信制御端末は、前記操作部からの入力指示を許可しない場合、予め定められた禁止音を出力する音響手段をさらに備えていることが好ましい。
上記構成により、操作位置の安定した動作かどうかが音で示されるので、操作者は安定した操作かどうか確認することができる。
また本発明の通信制御方法は、入力を指示する操作ステップと、筐体の姿勢を検出する検出ステップと、前記操作ステップで第1の入力の指示を検出した前後での、前記検出ステップで検出した姿勢の差異に応じて、前記第1の入力を許可するか否かを判定する姿勢判定ステップと、を有することを特徴としている。
上記方法により、操作位置の安定した操作者によるリモコン操作のみ受け付けることができる。
リモコンや携帯電話端末などの操作側の筐体の姿勢変化を検出し、その変化に応じて操作制限を加えるという新たな通信制御端末および通信制御方法を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の構成要素には同一符号を付与し、重複する説明は省略する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における通信制御端末での概略構成図である。
図1において、通信制御端末1は、操作部2、検出部3、および姿勢判定部4を備える。さらに姿勢判定部4は振動解析部5、実行可否判定部6、および連続動作判定部7を備える。
操作部2は、10キーなどの狭義のキーではなく、カーソルを上下左右に動かすいわゆるナビゲーションボタンや、モーションUIからの操作であり、姿勢判定部4に対して、入力指示201を通知する。なお、操作部2は、リモコン操作として定義された操作であれば特にその実現手段は問わない。検出部3は、例えば、加速度センサ搭載回路であり、筐体の加速度を計測し、3軸方向のデータや、姿勢情報である301の姿勢変化を、姿勢判定部4に対して通知する。なお、検出部3は、姿勢変化を測定できれば特にその実現手段は問わない。
姿勢判定部4は、入力指示201と、姿勢変化301の状態とに基づき、操作の指示を受け付けるか判定し、被制御側への通信や表示、音響の各種デバイス制御信号401に必要な情報を出力する機能ブロックである。デバイス制御信号については各種部品の制御情報そのものであるため、本明細書中では詳しい説明を省略するものとする。振動解析部5は、201の入力指示で動作を開始し、301の姿勢変化から筐体の振動を解析し、さらに姿勢変化の判定が必要か判断し、また入力指示201があった時の姿勢を記憶する機能ブロックである。
実行可否判定部6は、振動解析部5で姿勢判定が必要と判断された時に操作を開始し、振動解析部5で記憶した姿勢と現時点の姿勢を比較し、入力指示201を受け付けるか判断する機能ブロックである。連続操作判定部7は、入力指示201を受け付けた後、一定時間内に次の入力指示があるかを待ち、入力指示があれば、振動解析や実行可否を判定し、入力指示を受け付けるか判定する機能ブロックである。一定時間入力指示がなければ、姿勢判定部4から抜け、再び通常の入力指示を待つことになる。
図2は、本発明の実施の形態1における通信制御端末1を携帯電話端末100として構成したときの構成図である。
図2において、携帯電話端末100は、図1で説明した構成要素に加えてシステム制御部8、デバイス制御部9、外部通信部10、表示部11、および音響部12を備える。
システム制御部8は、一般にCPUとして知られ、携帯電話端末のソフトウェア制御を実行する。デバイス制御部9は、姿勢判定部4からの401のデバイス制御信号の指示により周辺デバイスの一つである外部通信部10や表示部11、音響部12を制御する機能ブロックである。
外部通信部10は、リモコンで操作する被制御装置やパソコン、他端末などと通信するための手段を有し、例えば赤外線通信として知られる各種外部通信に必要な送受信処理を行う。表示部11は、一般にLEDやLCDとして知られ、各種の表示情報(文字情報や画像情報)を表示するための手段を有する。音響部12は、一般にスピーカーやサウンダとして知られ、音声や警告音など各種の音情報を出力する手段を有する。
システム制御部8は、ユーザーからのキーイベント202が入力されるのを契機に、システム制御部8の機能ブロックである姿勢判定部4にてキー操作の受付可否を判定する。姿勢判定部4の受付可否の判定は、携帯電話端末の加速度センサで測定される、X軸、Y軸、Z軸の3軸方向の時間変化を示す加速度データや、例えば、図8にて一例を示したが、液晶面が地面に対しどういう向きにあるかを示す各種姿勢情報302に基づいて実施される。
なお、図2において加速度データ、姿勢情報302はシステム制御部8の外部から入力される構成として説明したが、加速度センサの生データからシステム制御部8にてデータのフィルタリング、加工を行ってもよい。これにより、姿勢判定部4で同様の判定が可能で、システム制御部8の外部での処理負荷を軽減することができる。また、キーイベント202は、ナビゲーションボタンや、モーションUIからの操作の内容を姿勢判定部4に対して通知する。
姿勢判定部4において操作の指示を受け付けると判定した場合は、デバイス制御部9から、外部通信部10を通して、被制御側に赤外線信号で制御信号を送信する。また、姿勢判定部4において操作の指示を受付不可と判定した場合は、表示部11に操作受付不可の表示を出力し、音響部12から操作受付不可音を出力する。これにより、操作者は操作受付不可状態であることを認識し、操作受付可能な携帯電話端末の姿勢に修正し操作するか、操作受付可能な状態まで操作を待つか選択することも可能になる。
図3は、本発明の実施の形態1における姿勢判定部4の処理手順を示す概略フローチャートである。
まず、キー操作待ちの状態にある姿勢判定部4は、キーイベント割込みが発生すると(ステップS101)、振動解析部5に処理を移行する。振動解析部5は、検出部3より加速度データや姿勢情報を取得する(ステップS102)。
次に、振動解析部5は、この時点の姿勢情報をベースポジションΦ0と決め(ステップS103)、以降の姿勢判定の差異の判断基準とする。次に、振動解析部5は、加速度データからエンジン稼働中か否かを判定する(ステップS104)。
振動解析部5が波形パターンからエンジン稼働中でない(エンジン停止中)と判定した場合(ステップS104、No)、振動解析部5は姿勢判定不要と判定し(ステップS105)、連続操作判定部7内のキー操作受付処理(ステップS107)に処理を移行する。一方、振動解析部5は波形パターンからエンジン稼働中と判定した場合(ステップS104、Yes)、振動解析部5から実行可否判定部6に処理を移行し、実行可否判定部6は検出部3から再度姿勢情報を取得し、ベースポジションΦ0との差異を判定する(ステップS106)。
実行可否判定部6は、ステップS106でベースポジションからの位置変化が大きいと判定した場合は、姿勢判定部4の処理を抜けて、再度キーイベント割込みを待つ状態に戻る。一方、実行可否判定部6は、ステップS106でベースポジションからの位置変化が小さいと判定した場合は、連続操作判定部7のキー操作受付処理(ステップS107)に処理を移行する。
連続操作判定部7は、一定時間内(例えば、5秒以内)でのキー操作待ち(ステップS108)を行っており、一定時間内にキー操作がないかどうか判定する(ステップS109)。連続操作判定部7は、一定時間内にキー操作がなかった場合(ステップS109、Yes)、ベースポジションΦ0を初期化して(ステップS110)、姿勢判定部4での処理を抜けて、再びキーイベント割込みを待つ状態に移行する。一方、連続操作判定部7は、一定時間内にキー操作があった場合(ステップS109、No)、再びキー操作受付処理(ステップS107)を実行する。
図4は、本発明の実施の形態1における携帯電話端末の姿勢判定部4のうち振動解析部5の処理手順を示すフローチャートである。
まず、振動解析部5は、キーイベント割込み発生により処理を開始する。振動解析部5は、加速度センサを搭載した検出部3より、X軸、Y軸、Z軸の3軸方向の重力の時間変化を示す加速度データdata[t、(X,Y,Z)]、および液晶面が地面に対しどういう向きにあるかを示す姿勢情報Φ(H、R、P)を取得する。この時の姿勢情報をベースポジションΦ0と決める(ステップS201)。
次に、振動解析部5は、加速度データdata[t、(X,Y,Z)]の過去t1秒からのデータが3軸ともその絶対値がd0以下であるか判定する(ステップS202)。振動解析部5は、絶対値がd0以下と判定した場合(ステップS202、Yes)、エンジン停止中とみなして姿勢判定不要と判断し(ステップS203)、キー操作受付処理し、振動解析部5から連続操作判定部7へ処理を移行する。
一方、振動解析部5は、絶対値がd0より大きいと判定した場合(ステップS202、No)、さらに3軸とも絶対値がd1より大きいか判定する(ステップS204)。振動解析部5は、絶対値がd1より大きいと判定した場合(ステップS204、Yes)、携帯電話端末の姿勢が一定していないのでキー操作受付NGとして、警告音や表示の制御を行うようデバイス制御信号401を出力し(ステップS205)、姿勢判定部4から抜けて図3のキー操作待ちへ処理を戻す。一方、振動解析部5は、絶対値がd1以下と判定した場合(ステップS204、No)、エンジン稼動の振動とみなして姿勢判定必要と判断し(ステップS206)、振動解析部5から実行可否判定部6へ処理を移行する。
図5は、本発明の実施の形態1における携帯電話端末の姿勢判定部4のうち実行可否判定部6の処理手順を示すフローチャートである。
まず、実行可否判定部6は、加速度センサを搭載した検出部3より、姿勢情報Φ(H、R、P)を取得する(ステップS301)。次に、実行可否判定部6は、取得した姿勢情報と振動解析部5で定めたベースポジションΦ0との差異を判定し、その絶対値がd2以下かどうか判定する(ステップS302)。
実行可否判定部6は、ステップS302でベースポジションΦ0との差異がd2より大きい場合、姿勢変化が大きいと判定し、携帯電話端末の姿勢が一定していないのでキー操作受付NGとして、警告音や表示の制御を行うようデバイス制御信号401を出力し(ステップS303)、姿勢判定部4での処理を抜けて図3のキー操作待ちへ処理を戻す。
一方、実行可否判定部6は、ステップS302でベースポジションΦ0との差異がd2以下と判定した場合、姿勢変化が安定しているとみなし、キー操作受付(ステップS304)し、実行可否判定部6から連続操作判定部7へ処理を移行する。なお、ステップS304のキー操作受付処理については、一般的に知られた処理のため、説明を省略する。
図6は、本発明の実施の形態1における携帯電話端末の姿勢判定部4のうち連続操作判定部7の処理手順を示すフローチャートである。
図6において、連続操作判定部7は、まずキー監視タイマを起動させ(ステップS401)、次のキー操作が一定時間内に発生するか監視している(ステップS402、ステップS403)。一定時間内にキー操作がなくタイマがタイムアウトした場合(ステップS403、Yes)、連続操作判定部7はベースポジションΦ0を初期化し(ステップS404)、図3の姿勢判定部4から抜けて図3のキー操作待ちへ処理を戻す。一方、一定時間内にキー操作があり、キーイベント割込みが発生した場合(ステップS403、No)、連続操作判定部7は、続けて図7に示す処理へ移行する。
図7は、本発明の実施の形態1における携帯電話端末の姿勢判定部4のうち連続操作判定部7の処理手順を示すフローチャート図6の続きである。
まず、連続操作判定部7は、キーイベント割込みを発生させたキー操作がt1秒未満の連続したキー操作か判定する(ステップS501)。キー操作がt1秒未満の場合(ステップS501、Yes)、連続操作判定部7は振動検出せず図8の姿勢判定の処理に移行する(ステップS507)。一方、キー操作がt1秒経過したキー操作の場合(ステップS501、No)、連続操作判定部7は加速度センサを搭載した検出部3より、加速度データdata[t、(X,Y,Z)]の過去t1秒からのデータを取得する(ステップS502)。
次に、連続操作判定部7は、取得したdata[t、(X,Y,Z)]の過去t1秒からのデータが3軸ともその絶対値がd0以下であるか判定する(ステップS503)。連続操作判定部7は、絶対値がd0以下と判定した場合(ステップS503、Yes)、エンジン停止中とみなして姿勢判定不要と判断し(ステップS504)、図8のキー操作受付(ステップS510)に処理を移す。
一方、連続操作判定部7は、絶対値がd0より大きい場合(ステップS503、No)、さらに3軸とも絶対値がd1より大きいか判定する。(ステップS505)。連続操作判定部7は、絶対値がd1より大きいと判定した場合(ステップS505、Yes)、携帯電話端末の姿勢が一定していないのでキー操作受付NGとして、警告音や表示の制御を行うようデバイス制御信号401を出力し(ステップS506)、図6の連続操作判定部7のキー操作待ちに処理を戻す。
図8は、本発明の実施の形態1における携帯電話端末の姿勢判定部4のうち連続操作判定部7の処理手順を示すフローチャート図7の続きである。
連続操作判定部7は、姿勢判定必要と判断すると、加速度センサを搭載した検出部3より、姿勢情報Φ(H、R、P)を取得する(ステップS507)。連続操作判定部7は、取得した姿勢情報と振動解析部5で定めたベースポジションΦ0との差異を判定し、その絶対値がd2以下かどうか判定する(ステップS508)。
連続操作判定部7は、ステップS508でベースポジションΦ0との差異の絶対値がd2より大きい場合、姿勢変化が大きいと判定し、携帯電話端末の姿勢が一定していないのでキー操作受付NGとして、警告音や表示の制御を行うようデバイス制御信号401を出力し(ステップS509)、図6の連続操作判定部7のキー操作待ちに処理を戻す。
一方、連続操作判定部7は、ステップS508でベースポジションΦ0との差異の絶対値がd2以下の場合、姿勢変化が安定しているとみなして、キー操作受付(ステップS510)し、図6の連続操作判定部7のキー操作待ちに処理を戻す。
なお、ステップS510のキー操作受付処理については、一般的に知られた処理のため、説明を省略する。
なお、また、ステップS502における加速度データ取得については、キー監視タイマが動作中は定期的にサンプリングしたデータを蓄積し、その最新の過去t1秒のデータでステップS503の判定を実施してもよい。このデータを用いることによっても、本実施梯1と同様の姿勢判定をすることができる。
図9は、本発明の実施の形態1における姿勢情報Φを説明した図である。ロール角、ピッチ角も公知の名称であるので、3軸での回転をどう定義するかについて一例を示した図になる。この例として携帯電話端末を用いたので液晶面を基準として記述しているが、液晶のないリモコン装置であれば操作面のある表面を基準としても問題ない。
なお、実施例のd2は角度になるが、最小値はセンサの能力と筐体の大きさにもよるが、10度以内が望ましい。筐体の長さや被制御装置までの距離など使用する環境で閾値を決めればなおよい。
図10は、本発明の実施の形態1における姿勢判定部4に入力される加速度データの時間軸での波形図の一例である。
上図が車内でエンジン稼働中の測定例、下図が装置を傾けた時の測定例となる。図中のd1については車内では1000mG程度、d0については400mG程度が望ましいが、使用する環境で測定した値で閾値を決めればなおよい。またt1とキー監視タイマについては、振動周期と加速度センサのサンプリング周波数によるが、t1については300ms〜2s、キー監視タイマは3s〜10sの範囲を想定している。
このように、本実施の形態1によれば、携帯電話端末の操作側の筐体の姿勢変化を検出することで、その変化に応じた操作制限を加えることができる。
(実施の形態2)
次に本発明の第2の実施の形態について図11、図12で説明する。
本実施の形態2では、姿勢判定部4をリモコン装置101内に実装するのではなく、被制御側の本体装置102に実装したことに特徴がある。
図11における外部通信部14は、キー操作による制御信号を送信するのではなく、姿勢判定部4に入力される操作部2からのキーイベント202、検出部3からの加速度データ、姿勢情報302を被制御装置102に送信する。
図12は被制御側装置102の構成を示している。リモコン装置101から外部通信部14を通して受信したデータは、通信制御データ解析部16により、キーイベント203と加速度データ、姿勢情報303に分離され、姿勢判定部4に入力される。当然ではあるが、図11の202と図12の203、図11の302と図12の303は本質的に同じ情報である。また、姿勢判定部4での処理は図3で示した概略フローチャートと同じである。検出部3からのデータを取得するために姿勢判定部4から通信制御データ解析部16へ要求をあげる制御が必要となるが、この制御方法は本発明の請求範囲ではないので、特にその実施の形態は問わないものとする。
図13は本発明の実施の形態2における機器構成を図で示したものである。
図13において、操作者103から見た場合、リモコン装置101と被制御装置102の機器構成は、実施の形態1と全く同じであるが、本発明の請求範囲である姿勢判定部4がリモコン装置側にあるか、被制御装置側にあるかの違いがある。
本実施の形態2のように、姿勢判定部4が被制御装置側にあっても、姿勢判定部4で操作側の筐体の姿勢変化を検出するのに必要な入力データが得られれば、その変化に応じた操作制限を加えることができる。
(実施の形態3)
次に本発明の第3の実施の形態について図14から図22で説明する。本実施の形態3では図1の振動解析部5について、3軸方向のデータの判断する基準として振動ではなく垂直方向の高さh1を利用することに特徴がある。
図14は本発明の第3の実施の形態の機器構成を示したものである。通信制御端末として携帯電話端末100またはリモコン装置101でどちらでも実施可能であり、被制御装置として扇風機104を例にあげている。図14のように地平面105から一定の高さh1以上にあり、一定の姿勢を保っている通信制御端末100または101は、被制御装置104に対する操作者103の操作を受け付ける。
図15においては、通信制御端末100または101は、地平面105に対する高さhが図14のh1より著しく低い位置にある。このような場合は、操作者103が大人ではなく、ペット106や乳幼児のいたずらと推測されるので操作を禁止することが望ましい。
図16に本発明の第3の実施の形態の処理手順の一部を示す。図16で、図1における振動解析部5の処理の一部について、第3の実施の形態ではトレーニングモードと呼ぶこととする。
トレーニングモードにおいては、振動解析部5は、図14に示した正しい操作の可能な操作者103が被制御装置104との地平面105に対して、自分の操作しやすい垂直方向の高さh1まで通信制御端末100、101を持ち上げたときの加速度データdata[t、(X,Y,Z)]を取得する(ステップS501)。このデータは図1同様、加速度センサを搭載した検出部3で計測される。
振動解析部5は、水平面に対する垂直方向をY軸と仮定した場合、取得した過去t1秒からのY軸の加速度データの時間積分での最大値d3を求める(ステップS602)。
振動解析部5は、時間積分での最大値d3がd0以下の場合(ステップS603、Yes)、高さ方向のデータが取得できていないとして、計算したd3の値を無効とし初期化する(ステップS604)。振動解析部5は、d3がd0を超える値の場合、d3をトレーニングモードで取得した閾値とする。
図17のグラフは通信制御端末100、101を持ち上げてさらに下ろした場合の加速度積分データの測定例である。図16で説明したd3の一例を示している。
図18は、本発明の第3の実施の形態の姿勢判定部4の制御を実現するための概略フローチャートである。
図3同様、キー操作待ちの状態にある姿勢判定部4は、キーイベント割込み(ステップS701)があがると、振動解析部5に処理を移行する。振動解析部5は、検出部3より加速度データや姿勢情報を取得し、図16のトレーニングモードを実施済みか確認する。振動解析部5は、トレーニングモードが実施済みでない場合や再度実施する場合は、図16の処理手順を実施する。実施済みの場合はd3を以降の処理で閾値として使用する(ステップS702)。
さらに振動解析部5は、この時点の姿勢情報をベースポジションΦ0と決め(ステップS703)、以降の姿勢判定の差異の判断基準とする。次に振動解析部5は、加速度データから一定の高さがあるかを判定する(ステップS704)。
振動解析部5が、加速度データのY軸の積分波形から筐体が一定の高さより低いと判定した場合(ステップS704、No)、操作受付不可と判定し位置カウンタをインクリメントし(ステップS705)、振動解析部5から抜け、連続操作判定部7のキー操作待ち(ステップS708)に移行する。なお、この位置カウンタは連続操作判定部7において誤操作が連続しているかの判定に使用するカウンタである。
振動解析部5が、筐体が一定の高さにあると判定した場合(ステップS704、Yes)は、処理を振動解析部5から実行可否判定部6に移行する。実行可否判定部6は、検出部3から再度姿勢情報を取得し、ベースポジションΦ0との差異を判定する(ステップS706)。
実行可否判定部6は、ステップS706でベースポジションΦ0からの位置変化が大きいと判定した場合、姿勢判定部4から抜け、再度キーイベント割込みを待つ状態に処理を戻す。実行可否判定部6は、ステップS706でベースポジションΦ0からの位置変化が小さいと判定した場合、連続操作判定部7内のキー操作受付処理(ステップS707)へ処理を移す。
次に、連続操作判定部7は、一定時間内でのキー操作待ち(ステップS708)を行う。連続操作判定部7は、一定時間内にキー操作がないかどうか判定し(ステップS709)、操作がなかった場合(ステップS709、Yes)はベースポジションΦ0や位置カウンタを初期化して(ステップS710)、姿勢判定部4から抜け、再びキーイベント割込みを待つ状態に処理を戻す。連続操作判定部7は、キー操作があった場合(ステップS709、No)にはキー操作受付処理(ステップS707)を行う。
なお、本実施例においては、姿勢情報の判定を行っているが、トレーニングモードでの高さ判定のみで操作を禁止するか判定してもよいし、逆に乳児やペットの操作を禁止するのであれば、トレーニングモードを省略して、姿勢情報の判定のみでも、操作禁止の効果を得ることができる。
図19は、図18の概略フローチャートにそって、姿勢判定部4のうち振動解析部5が第3の実施の形態を実現するための処理手順を示すフローチャートである。
キーイベント割込み発生により、振動解析部5は、加速度センサを搭載した検出部3より、加速度データdata[t、(X,Y,Z)]、および姿勢情報Φ(H、R、P)を取得する。さらに、この時の姿勢情報をベースポジションΦ0と決める(ステップS801)。振動解析部5は、まずトレーニングモードにおける高さ判定の閾値d3が設定されているか確認する(ステップS802)。
振動解析部5は、d3が設定されている場合(ステップS802、No)は、加速度データdata[t、(X,Y,Z)]のY軸の過去t1秒からのデータの時間積分値を求め、Y軸の積分値がd3未満であるか判定する(ステップS803)。振動解析部5は、加速度データのY軸の時間積分値の値がd3未満と判定した場合(ステップS803、Yes)、床置き状態とみなして位置カウンタをインクリメント(ステップS805)、キー操作受付NGとし警告音や表示の制御を行い、図21の連続動作判定部7へ処理を移行する。
ステップS802でd3が設定されていない場合(ステップS802、Yes)は、振動解析部5は、キー操作受付NGとし警告音や表示の制御を行い(ステップS804)、姿勢判定部4から抜けて図18のキー操作待ちへ処理を戻す。
振動解析部5は、Y軸の積分値がd3以上と判定した場合(ステップS803、No)、持ち上げ中で姿勢判定必要と判断(ステップS806)、処理を実行可否判定部6へ移行する。
図20は図18の概略フローチャートにそって、姿勢判定部4のうち実行可否判定部6が第3の実施の形態を実現するための処理手順を示すフローチャートである。
実行可否判定部6は、前述のように高さ判定のみで姿勢判定なしという処理手順とする場合には、ステップS901で姿勢判定するかどうかの判定を行う。実行可否判定部6は、判定なしの場合(ステップS901、Yes)、キー操作受付処理(ステップS905)へ処理を移行する。
実行可否判定部6は、判定ありの場合(ステップS901、No)、加速度センサを搭載した検出部3より、姿勢情報Φ(H、R、P)を取得する(ステップS902)。
実行可否判定部6は、取得した姿勢情報と振動解析部5で定めたベースポジションΦ0との差異を判定し、その差分の絶対値がd2以下かどうか判定する(ステップS903)。実行可否判定部6は、ステップS903でベースポジションΦ0との差分の絶対値がd2より大きい場合、姿勢変化が大きいと判定し、通信制御端末の姿勢が一定していないのでキー操作受付NGとして、警告音や表示の制御を行うよう(ステップS904)デバイス制御信号401を出力し、姿勢判定部4から抜けて図18のキー操作待ちへ処理を戻す。
実行可否判定部6は、ステップS903でベースポジションΦ0との差分の絶対値がd2以下の場合、姿勢変化が安定しているとみなし、キー操作受付(ステップS905)し、実行可否判定部6から連続操作判定部7へ処理を移行する。なお、ステップS905のキー操作受付処理については、ステップS304同様、一般的に知られた処理のため、本発明の請求の範囲ではないので特に実施の形態は問わないものとする。
図21から図23は図18の概略フローチャートにそって、姿勢判定部4のうち連続操作判定部7が第3の実施の形態を実現するための処理手順を示すフローチャートである。
図21においては、連続操作判定部7は、キー監視タイマを起動させ(ステップS1001)、次のキー操作が一定時間内に発生するか監視している(ステップS1002、ステップS1005)。
連続操作判定部7は、一定時間内にキー操作がない場合(ステップS1002、No)、位置カウンタを一定の回数N1と比較する(ステップS1003)。連続操作判定部7は、位置カウンタがN1より大きい場合(ステップS1003、Yes)、一定の高さがないままキー操作が続いているので、誤操作が続いているものとして危険防止のため被制御装置104の電源をオフし(ステップS1004)、ベースポジションΦ0および位置カウンタを初期化し(ステップS1006)、姿勢判定部4から抜けて図18のキー操作待ちへ処理を戻す。
連続操作判定部7は、キー監視タイマがタイムアウトした場合(ステップS1005、Yes)、ベースポジションΦ0および位置カウンタを初期化し(ステップS1006)、姿勢判定部4から抜けて図18のキー操作待ちへ処理を戻す。キー操作があり、キーイベント割込みが発生した場合(ステップS1002、Yes)、連続操作判定部7は続けて図22の処理を実行する。
図22は本発明の実施の形態3における姿勢判定部4のうち連続操作判定部7が制御を実現するための処理手順を示すフローチャート図21の続きである。
連続操作判定部7は、一定時間内の連続したキー操作が発生した場合、加速度センサを搭載した検出部3より、加速度データdata[t、(X,Y,Z)]の過去t1秒からのデータを取得する(ステップS1007)。次に、連続操作判定部7は、加速度データdata[t、(X,Y,Z)]の過去t1秒からのデータの時間積分値を求め、Y軸の積分値がd3未満であるか判定する(ステップS1008)。
連続操作判定部7は、Y軸の積分値がd3未満の場合(ステップS1008、Yes)は、キー操作受付NGとし警告音や表示の制御を行い(ステップS1009)、床置き状態とみなし位置カウンタをインクリメントし(ステップS1010)、再び図21の連続動作判定部7のキー操作待ちへ処理を戻す。
ステップS1007の加速度データ取得については、キー監視タイマが動作中は定期的にサンプリングしたデータを蓄積し、その最新の過去t1秒のデータでステップS1008の判定を実施しても、本発明の実施は可能である。連続操作判定部7は、Y軸の積分値がd3以上の場合(ステップS1008、No)、前述のように高さ判定のみで姿勢判定なしという処理手順とする場合には、ステップS1011で姿勢判定するかどうかの判定を加える。
連続操作判定部7は、姿勢判定なしの場合(ステップS1011、Yes)はキー操作受付処理し(ステップS1012)、再び図21の連続操作判定部7のキー操作待ちへ処理を戻す。一方、連続操作判定部7は、姿勢判定ありの場合(ステップS1011、No)、続けて図23へ処理を移行する。
図23は本発明の実施の形態3における姿勢判定部4のうち連続操作判定部7が制御を実現するための処理手順を示すフローチャート図22の続きである。
連続操作判定部7は、加速度センサを搭載した検出部3より、姿勢情報Φ(H、R、P)を取得する(ステップS1013)。連続操作判定部7は、取得した姿勢情報と振動解析部5で定めたベースポジションΦ0との差異を判定し、その絶対値がd2以下かどうか判定する(ステップS1014)。
連続操作判定部7は、ステップS1014でベースポジションΦ0との差分の絶対値がd2より大きい場合、姿勢変化が大きいと判定し、通信制御端末の姿勢が一定していないのでキー操作受付NGとして、警告音や表示の制御を行うよう(ステップS1015)デバイス制御信号401を出力し、再び図21の連続操作判定部7のキー操作待ちへ処理を戻す。
連続操作判定部7は、ステップS1014でベースポジションΦ0との差分の絶対値がd2以下の場合、姿勢変化が安定しているとみなし、キー操作受付(ステップS1016)し、再び図21の連続動作判定部7のキー操作待ちへ処理を戻す。
ステップS1016のキー操作受付処理については、他の実施例同様、一般的に知られた処理のため、本発明の請求の範囲ではないので特に実施の形態は問わないものとする。
また、図1において検出部3の実施例として加速度センサを用いたが、例えば携帯電話端末においてはカメラを利用した動作認識の技術も実用可能である。加速度センサからのデータの代わりに、カメラからの基準画像から移動画像までの移動量のデータを用いることで姿勢検出を行うよう構成してもよい。
本発明によれば、操作側の筐体の姿勢変化を検出し、その変化に応じて操作制限を加えることができるといった効果を有し、携帯電話機、PHS、PDA等の携帯型電子機器等において有用である。
本発明の実施の形態1における通信制御端末での概略構成図 本発明の実施の形態1における携帯電話端末の構成図 本発明の実施の形態1における携帯電話端末の姿勢判定部の処理手順を示す概略フローチャート 本発明の実施の形態1における携帯電話端末の振動解析部の処理手順を示すフローチャート 本発明の実施の形態1における携帯電話端末の実行可否判定部の処理手順を示すフローチャート 本発明の実施の形態1における携帯電話端末の連続操作判定部の処理手順を示すフローチャート 本発明の実施の形態1における携帯電話端末の連続操作判定部の処理手順を示すフローチャート 本発明の実施の形態1における携帯電話端末の連続操作判定部の処理手順を示すフローチャート 本発明での姿勢情報を説明する図 本発明の振動解析に入力される加速度データの測定例を示す波形図 本発明の実施の形態2における操作側のリモコン装置での構成図 本発明の実施の形態2における被制御側の電子機器での構成図 本発明の実施の形態2における機器構成を説明する図 本発明の実施の形態3における操作を受け付ける操作側のリモコン装置と被制御装置との位置関係を説明する図 本発明の実施の形態3における操作禁止としたい操作側のリモコン装置と被制御装置との位置関係を説明する図 本発明の実施の形態3におけるトレーニングモードのフローチャート 本発明の実施の形態3における加速度積分データの例 本発明の実施の形態3における電子機器の姿勢判定部の処理手順を示す概略フローチャート 本発明の実施の形態3における電子機器の振動解析部の処理手順を示すフローチャート 本発明の実施の形態3における電子機器の実行可否判定部の処理手順を示すフローチャート 本発明の実施の形態3における電子機器の連続操作判定部の処理手順を示すフローチャート 本発明の実施の形態3における電子機器の連続操作判定部の処理手順を示すフローチャート 本発明の実施の形態3における電子機器の連続操作判定部の処理手順を示すフローチャート
符号の説明
1 通信制御端末
2 操作部
3 検出部
4 姿勢判定部
5 振動解析部
6 実行可否判定部
7 連続操作判定部
8 システム制御部
9 デバイス制御部
10 外部通信部
11 表示部
12 音響部
13 システム制御部
14 外部通信部
15 システム制御部
16 通信制御データ解析部
17 デバイス制御部
18 表示部
19 音響部
100 携帯電話端末
101 リモコン装置
102 被制御装置
103 操作者
104 扇風機
105 地平面
106 ペット
107 垂直軸の積分波形
201 入力指示
202 キーイベント
301 姿勢変化
302 加速度データ、姿勢情報
401 デバイス制御信号
501 外部通信部制御信号

Claims (9)

  1. 入力を指示する操作部と、
    筐体の姿勢を検出する検出部と、
    前記操作部で第1の入力の指示を検出した前後での、前記検出部が検出した姿勢の差異に応じて、前記第1の入力を許可するか否かを判定する姿勢判定部と、
    を有する通信制御端末。
  2. 前記検出部は、筐体の姿勢を示す複数のパラメータを検出し、
    前記姿勢判定部は、前記操作部で入力の指示を検出した所定の時間前後に、前記検出部で検出した前記複数のパラメータに基づいて、前記第1の入力を許可するか否かを判定することを特徴とする請求項1記載の通信制御端末。
  3. 前記複数のパラメータは、筐体の振動の大きさを示す第1のパラメータと、筐体の向きの変化を示す第2のパラメータとを含み、
    前記姿勢判定部は、前記第1のパラメータが第1の所定の値以上で、かつ、第2の所定の値以下であるとき、さらに、前記第2のパラメータが、前記第1の入力の指示を検出した前後での前記第2のパラメータと比較して、第3の所定の値以下の場合、前記第1の入力を許可することを特徴とする請求項2記載の通信制御端末。
  4. 前記姿勢判定部は、前記第1の入力を許可するか否かを判定する実行可否判定部を備え、
    前記実行可否判定部は、前記第1の入力の指示を検出した所定の時間前後に、前記検出部で検出した第2のパラメータに基づいて、前記第1の入力を許可するか否かを判定することを特徴とする請求項3記載の通信制御端末。
  5. 前記姿勢判定部は、前記操作部が入力を受付けてから所定の時間、次の入力の指示がない場合、前記姿勢判定部での姿勢変化の判定を終了することを特徴とする請求項1記載の通信制御端末。
  6. 前記姿勢判定部は、前記第1の入力を受付けてから所定の時間内に、第2の入力の指示がある場合、前記姿勢判定部での姿勢変化の判定を継続することを特徴とする請求項5記載の通信制御端末。
  7. 前記操作部からの入力指示を許可しない場合、許可しない旨を示す表示を出力する表示手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の通信制御端末。
  8. 前記操作部からの入力指示を許可しない場合、予め定められた禁止音を出力する音響手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の通信制御端末。
  9. 入力を指示する操作ステップと、
    筐体の姿勢を検出する検出ステップと、
    前記操作ステップで第1の入力の指示を検出した前後での、前記検出ステップで検出した姿勢の差異に応じて、前記第1の入力を許可するか否かを判定する姿勢判定ステップと、
    を有する通信制御方法。
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