JP4322072B2 - 半導体装置 - Google Patents

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この発明は半導体装置に関し、特に、外部電源電圧を降圧して内部電源電圧を生成する降圧回路を備えた半導体装置に関する。
半導体装置では、回路の低消費電力化のために、1つの外部電源で動作できるように、外部電源電圧を降圧して内部回路に供給する降圧回路を備えるのが一般的である。DRAMなどの半導体装置では、基準電圧発生回路によって基準電圧を生成し、差動増幅回路を用いて基準電圧と同じ電圧レベルの内部電源電圧を生成する降圧回路が使用されることが多い。しかし、フラッシュメモリでは、アクティブ時だけではなくスタンバイ時の消費電力を低減することが重要である。このため、スタンバイ時の降圧回路の消費電流を極めて小さくする必要がある。
従来の半導体装置では、アクティブ時用降圧回路部と、スタンバイ時用降圧回路部と、アクティブ時用降圧回路部の出力電圧が所定レベルを超えているか否かを判別するための判別回路と、判別回路の出力信号に基づいて内部回路の動作クロックを供給するか否かを制御する制御回路部とを備えたものが提案されている。この場合、適切な電源制御を行なうことより、処理全体の消費電力を削減することができる。さらに、スタンバイ時用降圧回路部の出力電圧をアクティブ時用降圧回路部の出力電圧よりも低く設定することにより、スタンバイ時の消費電力を削減することができる(たとえば、特許文献1参照)。
特開2002−170933号公報
しかし、フラッシュメモリに降圧回路を搭載すると、外部電源投入後、降圧回路が外部電源電圧から内部電源電圧を生成する際に、タイミングによっては内部電源電圧が所望のレベルに立上がらないことがあった。また、消費電力を低減するために、消費電流が極めて小さなゼロスタンバイモードを設けた場合、ゼロスタンバイモードからスタンバイモードに移行する際、内部電源電圧が所望のレベルに立上がらないことがあった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、動作の信頼性の高い半導体装置を提供することである。
この発明に係る半導体装置は、外部電源電圧を降圧して内部電源電圧を生成する降圧回路と、外部電源電圧が投入されてから内部電源電圧が予め定められた値になるまでの期間はリセット信号を第1のレベルにし、内部電源電圧が予め定められた値になったことに応じてリセット信号を第2のレベルにするリセット信号発生回路と、内部電源電圧によって駆動される内部回路とを備えたものである。ここで、降圧回路は、第1の電流駆動力を有し、アクティブモードにおいて活性化される第1の内部降圧回路と、第1の電流駆動力よりも小さな第2の電流駆動力を有し、アクティブモード、スタンバイモード、およびリセット信号が第1のレベルにされている期間において活性化され、ゼロスタンバイモードにおいて非活性化される第2の内部降圧回路と、第2の電流駆動力よりも小さな第3の電流駆動力を有し、ゼロスタンバイモードにおいて活性化される第3の内部降圧回路と、ゼロスタンバイモードにおいて非活性化され、アクティブモード、スタンバイモード、およびリセット信号が第1のレベルにされている期間において活性化され、基準電圧を生成する基準電圧発生回路とを含む。第1および第2の内部降圧回路は、互いに共有する入力ノードに基準電圧を受け、各々が活性化されている期間において、降圧回路の出力ノードの電圧が前記入力ノードの電圧と等しくなるように、降圧回路の出力ノードに電流を供給する。
以上のように、この発明に係る半導体装置では、外部電源電圧を降圧して内部電源電圧を生成する降圧回路と、外部電源電圧が投入されてから内部電源電圧が予め定められた値になるまでの期間はリセット信号を第1のレベルにし、内部電源電圧が予め定められた値になったことに応じてリセット信号を第2のレベルにするリセット信号発生回路と、内部電源電圧によって駆動される内部回路とが設けられる。降圧回路は、第1の電流駆動力を有し、アクティブモードにおいて活性化される第1の内部降圧回路と、第1の電流駆動力よりも小さな第2の電流駆動力を有し、アクティブモード、スタンバイモード、およびリセット信号が第1のレベルにされている期間において活性化され、ゼロスタンバイモードにおいて非活性化される第2の内部降圧回路と、第2の電流駆動力よりも小さな第3の電流駆動力を有し、ゼロスタンバイモードにおいて活性化される第3の内部降圧回路と、ゼロスタンバイモードにおいて非活性化され、アクティブモード、スタンバイモード、およびリセット信号が第1のレベルにされている期間において活性化され、基準電圧を生成する基準電圧発生回路とを含む。第1および第2の内部降圧回路は、互いに共有する入力ノードに基準電圧を受け、各々が活性化されている期間において、降圧回路の出力ノードの電圧が前記入力ノードの電圧と等しくなるように、降圧回路の出力ノードに電流を供給する。したがって、外部電源電圧が投入されると、降圧回路によって内部電源電電圧が所望の電圧レベルまで確実に立上げられる。これにより、動作の信頼性の高い半導体装置が実現できる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による半導体集積回路装置の概略構成を示す回路ブロック図である。図1において、この半導体集積回路装置は、入力回路1、制御回路2、降圧回路用レベルシフタ3、出力回路用レベルシフタ4、リセット信号発生回路5,6、リセット回路7、AND回路8、降圧回路9、出力回路10を備える。
入力回路1は、入力端子11〜14およびバッファ回路15〜18を含む。降圧回路用レベルシフタ3は、レベルシフタ19〜21を含む。出力回路用レベルシフタ4は、レベルシフタ22,23を含む。出力回路10は、インバータ24〜26、PチャネルMOSトランジスタ27、NチャネルMOSトランジスタ28および出力端子29を含む。
入力回路1は、外部電源電圧EXVDDで駆動される。バッファ回路15は、入力端子11からのライトイネーブル信号/WEをバッファリングして制御回路2に出力する。バッファ回路16は、入力端子12からのチップイネーブル信号/CEをバッファリングして制御回路2に出力する。バッファ回路17は、入力端子13からのデータ信号DQをバッファリングして制御回路2に出力する。入力端子13およびバッファ回路17は、複数組設けられている。バッファ回路18は、入力端子14からのアドレス信号ADDをバッファリングして制御回路2に出力する。入力端子14およびバッファ回路18は、複数組設けられている。
制御回路2は、降圧回路9からの内部電源電圧VDDによって駆動され、入力回路1からのライトイネーブル信号/WE、チップイネーブル信号/CE、データ信号DQおよびアドレス信号ADDに基づいて、内部データ信号D+,D−、アクティブ信号ACT1,ACT2、ゼロスタンバイモード信号STBYZ1およびリセット信号RSNを生成する。この制御回路2は、メモリアレイ、アレイ周辺回路などの内部回路を含む。
図2は、制御回路2のゼロスタンバイモード制御動作を説明するためのタイムチャートである。制御回路2は、ライトイネーブル信号/WE、チップイネーブル信号/CEおよびデータ信号DQに基づいて、ゼロスタンバイモード信号STBYZ1およびリセット信号RSNを生成する。ここで、アクティブモードAMは内部回路が動作する状態を示し、スタンバイモードSMは内部回路が動作しない通常の待機状態を示し、ゼロスタンバイモードZSMは消費電流が極めて小さな待機状態を示す。
時刻t1において、ライトイネーブル信号/WEおよびチップイネーブル信号/CEが「L」レベルに立下げられる。時刻t2において、ライトイネーブル信号/WEおよびチップイネーブル信号/CEが「H」レベルに立上げられ、データ信号DQが取込まれる。なお、ライトイネーブル信号/WEおよびチップイネーブル信号/CEの論理レベルが切換えられてから所定期間アクティブモードAMになり、所定期間のアクティブモードAMの後、スタンバイモードSMに移行する。
時刻t3において、ライトイネーブル信号/WEおよびチップイネーブル信号/CEが「L」レベルに立下げられる。時刻t4において、ライトイネーブル信号/WEおよびチップイネーブル信号/CEが「H」レベルに立上げられ、データ信号DQが取込まれる。時刻t2、t4で取込まれた2つのデータ信号DQがゼロスタンバイモードSMZの設定を指示していることに応じて、所定期間アクティブモードAMになった後、ゼロスタンバイモード信号STBYZ1が「H」レベルに立上げられ、ゼロスタンバイモードSMZに移行する。ゼロスタンバイモードSMZにおいて、制御回路2は、ライトイネーブル信号/WEが「H」レベルの期間にチップイネーブル信号/CEが「L」レベルに立下げられても、ゼロスタンバイモード信号STBYZ1の論理レベルを切換えない。このため、チップイネーブル信号/CEが時刻t5に「L」レベルに立下げられ、時刻t6に「H」レベルに立上げられるが、ゼロスタンバイモード信号STBYZ1は「H」レベルを保持する。
時刻t7において、ライトイネーブル信号/WEおよびチップイネーブル信号/CEが「L」レベルに立下げられたことに応じて、ゼロスタンバイモード信号STBYZ1は「L」レベルに立下げられ、ゼロスタンバイモードSMZが解除される。また、このときリセット信号RSNが所定期間「L」レベルに立下げられる。このリセット信号RSNは、降圧回路9の動作を制御する信号である。時刻t8において、ライトイネーブル信号/WEおよびチップイネーブル信号/CEが「H」レベルに立上げられ、所定期間のアクティブモードAMの後、スタンバイモードSMに移行する。
図1に戻って、バッファ回路17,18は、制御回路2からのゼロスタンバイモード信号STBYZ1を受ける。バッファ回路17,18は、ゼロスタンバイモード信号STBYZ1が「L」レベルのときに活性化され、ゼロスタンバイモード信号STBYZ1が「H」レベルのときは非活性化される。これは、ゼロスタンバイモードSMZ(ゼロスタンバイモード信号STBYZ1が「H」レベルの期間)において、制御回路2はライトイネーブル信号/WEおよびチップイネーブル信号/CEのみに応答するため、データ信号DQおよびアドレス信号ADDは不要だからである。このように、ゼロスタンバイモード信号STBYZ1が「H」レベルの期間において、バッファ回路17,18を非活性化させることによって、入力回路1の消費電流が低減される。
図3は、図1に示したレベルシフタ19の構成を示す回路図である。図3において、レベルシフタ19は、外部電源電圧EXVDDで駆動され、制御回路2からのアクティブ信号ACT1の電圧レベルを内部電源電圧VDDの電圧レベルから外部電源電圧EXVDDの電圧レベルに変換して、リセット回路7に出力する。
レベルシフタ19は、インバータ31、NチャネルMOSトランジスタ32,33およびPチャネルMOSトランジスタ34,35を含む。インバータ31は、内部電源電圧VDDで駆動される。PチャネルMOSトランジスタ34およびNチャネルMOSトランジスタ32は、外部電源電位EXVDDのラインと接地電位GNDのラインとの間に直列接続される。PチャネルMOSトランジスタ35およびNチャネルMOSトランジスタ33は、外部電源電位VDDのラインと接地電位GNDのラインとの間に直列接続される。NチャネルMOSトランジスタ32のゲートは、アクティブ信号ACT1を受ける。NチャネルMOSトランジスタ33のゲートは、インバータ31を介してアクティブ信号ACT1を受ける。PチャネルMOSトランジスタ34のゲートは、PチャネルMOSトランジスタ35とNチャネルMOSトランジスタ33の間の出力ノードN2に接続される。PチャネルMOSトランジスタ35のゲートは、PチャネルMOSトランジスタ34とNチャネルMOSトランジスタ32の間のノードN1に接続される。
アクティブ信号ACT1が「L」レベルの場合、NチャネルMOSトランジスタ32が非導通になり、NチャネルMOSトランジスタ33が導通する。これに応じて、出力ノードN2は「L」レベルにされる。出力ノードN2が「L」レベルにされたことに応じて、PチャネルMOSトランジスタ34が導通し、ノードN1は「H」レベルにされる。これに応じて、PチャネルMOSトランジスタ35は非導通になる。
一方、アクティブ信号ACT1が「H」レベル(内部電源電圧VDD)の場合、NチャネルMOSトランジスタ32が導通し、NチャネルMOSトランジスタ33が非導通になる。これに応じて、ノードN1は「L」レベルにされる。ノードN1が「L」レベルにされたことに応じて、PチャネルMOSトランジスタ35が導通し、出力ノードN2は「H」レベル(外部電源電圧EXVDD)にされる。これに応じて、PチャネルMOSトランジスタ34は非導通になる。
図1に戻って、レベルシフタ20,21は、図3に示したレベルシフタ19と同じ回路構成である。レベルシフタ20は、外部電源電圧EXVDDで駆動され、制御回路2からのアクティブ信号ACT2の電圧レベルを内部電源電圧VDDの電圧レベルから外部電源電圧EXVDDの電圧レベルに変換して、リセット回路7に出力。レベルシフタ21は、外部電源電圧EXVDDで駆動され、制御回路2からのゼロスタンバイモード信号STBYZ1の電圧レベルを内部電源電圧VDDの電圧レベルから外部電源電圧EXVDDの電圧レベルに変換して、AND回路8に出力する。
図4は、図1に示したリセット信号発生回路5の構成を示す回路図である。図4において、このリセット信号発生回路5は、外部電源電圧EXVDDで駆動され、降圧回路9からの内部電源電圧VDDに基づいて、リセット動作を行なうためのリセット信号RSAを生成する。
リセット信号発生回路5は、PチャネルMOSトランジスタ41〜44、NチャネルMOSトランジスタ45〜48、コンデンサ49,50および抵抗素子51,52を含む。PチャネルMOSトランジスタ41およびNチャネルMOSトランジスタ45は、外部電源電位EXVDDのラインと接地電位GNDのラインとの間に直列接続される。PチャネルMOSトランジスタ42およびNチャネルMOSトランジスタ46は、外部電源電位EXVDDのラインと接地電位GNDのラインとの間に直列接続される。PチャネルMOSトランジスタ41およびNチャネルMOSトランジスタ45のゲートは、PチャネルMOSトランジスタ42とNチャネルMOSトランジスタ46の間のノードN12に共通接続される。PチャネルMOSトランジスタ42およびNチャネルMOSトランジスタ46のゲートは、PチャネルMOSトランジスタ41とNチャネルMOSトランジスタ45の間のノードN11に共通接続される。
コンデンサ49は、ノードN11と接地電位GNDのラインとの間に接続される。コンデンサ50は、外部電源電位EXVDDのラインとノードN12との間に接続される。PチャネルMOSトランジスタ43およびNチャネルMOSトランジスタ47は、外部電源電位EXVDDのラインと接地電位GNDのラインとの間に直列接続される。PチャネルMOSトランジスタ43およびNチャネルMOSトランジスタ47のゲートは、ノードN12に共通接続される。
PチャネルMOSトランジスタ44および抵抗素子51,52は、内部電源電位VDDのラインと接地電位GNDのラインとの間に直列接続される。PチャネルMOSトランジスタ44のゲートは、出力ノードN13に接続される。NチャネルMOSトランジスタ48は、ノードN12と接地電位GNDのラインとの間に接続される。NチャネルMOSトランジスタ48のゲートは、抵抗素子51,52の間のノードに接続される。
図5は、このリセット信号発生回路5の動作を説明するためのタイムチャートである。図5を参照して、時刻t10に外部電源電圧EXVDDが投入される。降圧回路9は、時刻t10に外部電源電圧EXVDDが投入されたことに応じて、時刻t11内部電源電圧VDDを立上げる。時刻t12において、内部電源電圧VDDはVth×(R51+R52)/R52である。ここで、NチャネルMOSトランジスタ48のしきい値電圧をVthとし、抵抗素子51,52の抵抗値をR51,R52としている。
時刻t10までの期間において、外部電源電圧EXVDDおよび内部電源電圧VDDは「L」レベルであるため、出力ノードN13からのリセット信号RSAは「L」レベルである。
時刻t10に、外部電源電圧EXVDDが投入されたことに応じて、ノードN12が「H」レベルに立上げられる。これに応じて、PチャネルMOSトランジスタ41が非導通になり、NチャネルMOSトランジスタ45が導通する。このため、ノードN11が「L」レベルにされ、PチャネルMOSトランジスタ42が導通し、NチャネルMOSトランジスタ46が非導通になる。なお、PチャネルMOSトランジスタ42およびNチャネルMOSトランジスタ45のゲート幅は、PチャネルMOSトランジスタ41およびNチャネルMOSトランジスタ46のゲート幅よりも十分に大きいものとする。さらに、安定化容量としてのコンデンサ49,50を設けたことによって、ノードN11は安定的に「L」レベルにされ、ノードN12は安定的に「H」レベルにされる。
ノードN12が「H」レベルにされたことに応じて、PチャネルMOSトランジスタ43が非導通になり、NチャネルMOSトランジスタ47が導通する。このため、出力ノードN13は「L」レベルを保持する。このとき、PチャネルMOSトランジスタ44は導通しているが、内部電源電圧VDDがVth×(R51+R52)/R52よりも低いため、NチャネルMOSトランジスタ48は非導通になっている。したがって、出力ノードN13からのリセット信号RSAは「L」レベルを保持する。
次に、時刻t12に内部電源電圧VDDがVth×(R51+R52)/R52にされたことに応じて、NチャネルMOSトランジスタ48が導通する。このため、ノードN12が「L」レベルに立下げられる。これに応じて、PチャネルMOSトランジスタ43が導通し、NチャネルMOSトランジスタ47が非導通になる。したがって、出力ノードN13からのリセット信号RSAは「H」レベルに立上げられる。
図6は、図1に示したリセット回路7の構成を示す回路図である。図6において、このリセット回路7は、外部電源電圧EXVDDで駆動され、レベルシフタ19,20からのアクティブ信号ACT1,ACT2、およびリセット信号発生回路5からのリセット信号RSAに基づいて、アクティブ信号ACT11,ACT12を生成する。
リセット回路7は、インバータ61およびOR回路62,63を含む。インバータ61は、外部電源電圧EXVDDで駆動され、リセット信号RSAの論理レベルを反転して出力する。OR回路62は、その一方入力端子がアクティブ信号ACT1を受け、その他方入力端子がインバータ61の出力信号を受け、アクティブ信号ACT11を出力する。OR回路63は、その一方入力端子がインバータ61の出力信号を受け、その他方入力端子がアクティブ信号ACT2を受け、アクティブ信号ACT12を出力する。
リセット信号RSAが「L」レベルの場合、インバータ61の出力信号が「H」レベルにされるため、アクティブ信号ACT11,ACT12は「H」レベルに固定される。一方、リセット信号RSAが「H」レベルの場合、インバータ61の出力信号が「L」レベルにされるため、アクティブ信号ACT1,ACT2はそのままアクティブ信号ACT11,ACT12として出力される。
図1に戻って、AND回路8は、その一方端子がレベルシフタ21からのゼロスタンバイモード信号STBYZ1を受け、その他方端子がリセット信号発生回路5からのリセット信号RSAを受け、ゼロスタンバイモード信号STRYZ11を降圧回路9に与える。
図7は、図1に示した降圧回路9の構成を示す回路図である。図7において、この降圧回路は、外部電源電圧EXVDDで駆動され、リセット回路7からのアクティブ信号ACT11,12、AND回路8からのゼロスタンバイモード信号STBYZ11、および制御回路2からのリセット信号RSNに基づいて、外部電源電圧EXVDDを降圧した内部電源電圧VDDを生成する。
降圧回路9は、基準電圧発生回路71、アクティブVDC72,73およびスタンバイVDC74、ゼロスタンバイVDC75を含む。基準電圧発生回路71は、PチャネルMOSトランジスタ81〜84,90、バイポーラトランジスタ85〜87および抵抗素子88,89を含む。PチャネルMOSトランジスタ81は、外部電源電位EXVDDのラインとノードN21との間に接続される。PチャネルMOSトランジスタ81のゲートは、ゼロスタンバーモード信号STBYZ11を受ける。PチャネルMOSトランジスタ82は、ノードN21とノードN22との間に接続される。バーポーラトランジスタ85および抵抗素子88は、ノードN22と接地電位GNDのラインとの間に直列接続される。PチャネルMOSトランジスタ83およびバイポーラトランジスタ86は、ノードN21と接地電位GNDのラインとの間に直列接続される。PチャネルMOSトランジスタ82のゲートは、ノードN22に接続され、PチャネルMOSトランジスタ82,83のゲートは互いに接続され、PチャネルMOSトランジスタ82,83はカレントミラー回路を構成している。ここで、PチャネルMOSトランジスタ82,83は互いに同じ特性を持つものとする。バイポーラトランジスタ86は、そのベースがそのコレクタに接続される。バイポーラトランジスタ85,86のベースは互いに接続される。ここで、バイポーラトランジスタ85は、バイポーラトランジスタ86のn倍の面積を持つものとする。PチャネルMOSトランジスタ82,83およびバイポーラトランジスタ85,86は帰還回路を構成する。PチャネルMOSトランジスタ84は、ノードN21と出力ノードN23との間に接続される、PチャネルMOSトランジスタ84のゲートはノードN22に接続される。抵抗素子89およびバイポーラトランジスタ87は、ノードN23と接地電位GNDのラインとの間に直列接続される。バイポーラトランジスタ87は、そのベースがそのコレクタに接続され、ダイオードを構成している。PチャネルMOSトランジスタ90は、出力ノードN33と出力ノードN23との間に接続される。PチャネルMOSトランジスタ90のゲートは、リセット信号RSNを受ける。
ゼロスタンバイモード信号STBYZ11が「H」レベルの場合、PチャネルMOSトランジスタ81が非導通になり、出力ノードN23からの基準電圧VREFは「L」レベルにされる。
一方、ゼロスタンバイモード信号STBYZ11が「L」レベルの場合、PチャネルMOSトランジスタ81が導通し、ノードN21は「H」レベルにされる。PチャネルMOSトランジスタ82,83およびバイポーラトランジスタ85,86が形成する帰還回路によって、抵抗素子88に流れる電流とバイポーラトランジスタ86に流れる電流とは等しくなる。これに応じて、PチャネルMOSトランジスタ84に所定レベルの電流が流れる。出力ノードN23からは、PチャネルMOSトランジスタ84、抵抗素子89およびバイポーラトランジスタ87によって定められた基準電圧VREFが出力される。このような構成により、この基準電圧発生回路71は、温度変化の影響が少なく、安定した基準電圧VREFを生成する。
リセット信号RSNが「H」レベルの場合、PチャネルMOSトランジスタ90は非導通になり、出力ノードN33とノードN23は電気的に切離される。一方、リセット信号RSNが「L」レベルの場合、PチャネルMOSトランジスタ90が導通し、出力ノードN23が出力ノードN33と同じ電位にされる。
アクティブVDC72は、PチャネルMOSトランジスタ91〜94、NチャネルMOSトランジスタ95〜97を含む。PチャネルMOSトランジスタ91は、外部電源電位EXVDDのラインとノードN31との間に接続される。NチャネルMOSトランジスタ95はノードN31とノードN32との間に接続される。PチャネルMOSトランジスタ92およびNチャネルMOSトランジスタ96は、外部電源電位EXVDDのラインとノードN32との間に直列接続される。PチャネルMOSトランジスタ92は、そのゲートがそのドレインに接続される。PチャネルMOSトランジスタ91,92のゲートは互いに接続され、PチャネルMOSトランジスタ91,92はカレントミラー回路を構成している。ここで、PチャネルMOSトランジスタ91,92は互いに同じ特性を持つものとする。PチャネルMOSトランジスタ96のゲートは、出力ノードN33に接続される。PチャネルMOSトランジスタ97はノードN32と接地電位GNDのラインとの間に接続される。PチャネルMOSトランジスタ97のゲートは、アクティブ信号ACT11を受ける。PチャネルMOSトランジスタ93は、外部電源電位EXVDDのラインとノードN31との間に接続される。PチャネルMOSトランジスタ93のゲートはアクティブ信号ACT11を受ける。PチャネルMOSトランジスタ94は、外部電源電位EXVDDのラインと出力ノードN33との間に接続される。PチャネルMOSトランジスタ94のゲートは、ノードN31に接続される。
アクティブ信号ACT11が「L」レベルの場合、NチャネルMOSトランジスタ97が非導通になり、アクティブVDC72は非活性化される。また、PチャネルMOSトランジスタ93が導通し、ノードN31が「H」レベルにされる。これに応じて、PチャネルMOSトランジスタ94が非導通になり、出力ノードN33の電圧レベルが上昇するのが抑制される。仮に、PチャネルMOSトランジスタ93がない場合、アクティブVDC72は非活性化された状態において、ノードN31が「H」レベルに上昇しないため、PチャネルMOSトランジスタ94を介してノードN33にわずかながら電流が流れ続けることになり、内部電源電圧VDDを上昇させてしまうことになる。
一方、アクティブ信号ACT11が「H」レベルの場合、NチャネルMOSトランジスタ97が導通し、アクティブVDC72は活性化される。このとき、アクティブVDC72は、PチャネルMOSトランジスタ95のゲートが受ける基準電圧VREFと、PチャネルMOSトランジスタ96のゲートが受ける内部電源電圧VDDとを比較して、内部電源電圧VDDが基準電圧VREFよりも低い場合には、ノードN31の電位を低下させるように動作する。これに応じて、PチャネルMOSトランジスタ94が活性化され、出力ノードN33からの内部電源電圧VDDが基準電圧VREFと同じ電圧レベルになるように制御される。
アクティブVDC73は、アクティブVDC72と同じ回路構成である。アクティブVDC73は、アクティブ信号ACT12が「L」レベルの場合は非活性化される。一方、アクティブ信号ACT12が「H」レベルの場合は活性化され、出力ノードN33からの内部電源電圧VDDが基準電圧VREFと同じ電圧レベルになるように制御する。
スタンバイVDC74は、アクティブVDC72と同様の回路構成であるが、アクティブVDC72の回路図と対比して、インバータ98が追加されている点が異なる。ゼロスタンバイモード信号STBYZ11は、インバータ98を介して、PチャネルMOSトランジスタ93およびNチャネルMOSトランジスタ97のゲートに与えられる。スタンバイVDC74は、ゼロスタンバイモード信号STBYZ11が「H」レベルの場合は非活性化される。一方、ゼロスタンバイモード信号STBYZ11が「L」レベルの場合は活性化され、出力ノードN33からの内部電源電圧VDDが基準電圧VREFと同じ電圧レベルになるように制御する。
ゼロスタンバイVDC75は、インバータ101、PチャネルMOSトランジスタ102〜104、NチャネルMOSトランジスタ105〜108およびコンデンサ109を含む。インバータ101は、外部電源電圧EXVDDで駆動される。インバータ101は、ゼロスタンバイモード信号STBYZ11の論理レベルを反転させてノードN41に出力する。PチャネルMOSトランジスタ102,103は、外部電源電位EXVDDのラインとノードN42との間に直列接続される。PチャネルMOSトランジスタ102のゲートはノードN41に接続され、PチャネルMOSトランジスタ103のゲートは接地電位GNDのラインに接続される。NチャネルMOSトランジスタ105およびPチャネルMOSトランジスタ104はノードN42とノードN43との間に直列接続される。NチャネルMOSトランジスタ105は、そのゲートがそのドレインに接続され、ダイオードを構成している。PチャネルMOSトランジスタ104はそのゲートがそのドレインに接続され、ダイオードを構成している。NチャネルMOSトランジスタ106は、ノードN43と接地電位GNDのラインとの間に接続される。NチャネルMOSトランジスタ106は、そのゲートがそのドレインに接続され、ダイオードを構成している。NチャネルMOSトランジスタ107は、ノードN42と接地電位GNDのラインとの間に接続される。NチャネルMOSトランジスタ107のゲートは、ノードN41に接続される。NチャネルMOSトランジスタ108は、外部電源電位EXVDDのラインと出力ノードN33との間に接続される。NチャネルMOSトランジスタ108のゲートは、ノードN42に接続される。コンデンサ109は、出力ノードN33と接地電位GNDのラインとの間に接続される。
ゼロスタンバイモード信号STBYZ11が「L」レベルの場合、インバータ101によってノードN41が「H」レベルにされる。これに応じて、PチャネルMOSトランジスタ102が非導通になり、NチャネルMOSトランジスタ107が導通する。このため、ノードN42が「L」レベルにされ、NチャネルMOSトランジスタ108が非導通になる。すなわち、ゼロスタンバイVDC75は非活性化される。
一方、ゼロスタンバイモード信号STBYZ11が「H」レベルの場合、インバータ101によってノードN41が「L」レベルにされる。これに応じて、PチャネルMOSトランジスタ102が導通し、NチャネルMOSトランジスタ107が非導通になる。このとき、PチャネルMOSトランジスタ103が導通しているため、ノードN42の電位は上昇し、ダイオードを構成するNチャネルMOSトランジスタ105、PチャネルMOSトランジスタ104およびNチャネルMOSトランジスタ106によって、それぞれのしきい値電圧Vthを合計した電位3Vthとなる。したがって、出力ノードN33の電位は、3VthよりもNチャネルMOSトランジスタ108のしきい値電圧Vthだけ低い電位2Vthとなる。なお、PチャネルMOSトランジスタ103のチャネル長は十分長く、PチャネルMOSトランジスタ103のリーク電流は絞られている(たとえば、0.05μA)。このとき、コンデンサ109は、出力ノードN33の電位2Vthによって充電される。
次に、降圧回路9の動作について説明する前に、まず制御回路2がアクティブ信号ACT1,ACT2を生成する構成および動作について説明しておく。
図8は、図1に示した制御回路2の内部のアクティブ信号ACT1,ACT2を生成するための構成を示す回路ブロック図である。図8において、この制御回路2は、BS信号発生回路111、ATD(Address Transition Detector:アドレス変化検知回路)112,113、信号変化検知回路114およびOR回路115,116を含む。
このフラッシュメモリは、ページアドレス(たとえば、A3〜22)を指定した後、ページ内アドレス(たとえば、A0〜2)を変えながら複数のデータを高速に読出すページモードを備える。たとえば、8ワードページモードの場合、同一ページ内の8ワードが同時に読出される。
BS信号発生回路111は、データ消去動作やプログラム動作などの内部動作期間において、出力ビジー信号BSを活性化レベルの「H」レベルにする。一方、データ消去動作やプログラム動作などの内部動作期間以外において、出力ビジー信号BSを非活性化レベルの「L」レベルにする。
ATD112は、ページアドレスの変化を検知し、ページアドレスが変化した場合に出力信号を所定期間活性化レベルの「H」レベルにする。ATD113は、ページ内アドレスの変化を検知し、ページ内アドレスが変化した場合に出力信号を所定期間活性化レベルの「H」レベルにする。
信号変化検知回路114は、ライトイネーブル信号/WEおよびチップイネーブル信号/CEの電圧レベルの変化を検知し、ライトイネーブル信号/WEおよびチップイネーブル信号/CEの電圧レベルが変化した場合に、出力信号を所定期間活性化レベルの「H」レベルにする。
OR回路115は、BS信号発生回路111およびATD112の出力信号を受け、アクティブ信号ACT1を出力する。OR回路116は、ATD112,113および信号変化検知回路114の出力信号を受け、アクティブ信号ACT2を出力する。ATD112の出力信号は、読出回路にも与えられる。
図9は、制御回路2がアクティブ信号ACT1,2を生成する動作を説明するためのタイムチャートである。図9において、時刻t20にページアドレスが切換えられ、時刻t21,t22にページ内アドレスが切換えられる。
時刻t20において、ページアドレスが切換えられたことに応じて、ATD112の出力信号が所定期間「H」レベルに立上げられる。これに応じて、アクティブ信号ACT1,ACT2が所定期間「H」レベルに立上げられる。時刻t21において、ページ内アドレスが切換えられたことに応じて、ATD113の出力信号が所定期間「H」レベルに立上げられる。これに応じて、アクティブ信号ACT2が所定期間「H」レベルに立上げられる。次いで、時刻t22において、ページ内アドレスが切換えられたことに応じて、ATD113の出力信号が所定期間「H」レベルに立上げられる。これに応じて、アクティブ信号ACT2が所定期間「H」レベルに立上げられる。
このようにして、ページアドレスを指定した後、ページ内アドレスを変えながら複数のデータを高速に読出す。ページアドレスが変化した場合はアクティブ信号ACT1、ACT2を「H」レベルにしてアクティブVDC72,73を活性化させ、ページ内アドレスが変化した場合はアクティブ信号ACT2を「H」レベルにしてアクティブVDC73のみを活性化させる。これは、ページアドレスが変化した場合の方がページ内アドレスが変化した場合よりも回路の消費電流が大きいためである。
時刻t23において、ビジー信号BSが「H」レベルに立ち上げられたことに応じて、アクティブ信号ACT1が「H」レベルに立上げられる。このため、データ消去動作やプログラム動作などの内部動作期間は、アドレス変化がなくてもアクティブVDC72が活性化される。
降圧回路が設けられていない従来のフラッシュメモリでは、ATD113が設けられず、ページアドレスの変化のみに応答して同時読出を行なっていた。しかし、降圧回路を備えたフラッシュメモリでは、ページ内アドレスが変化した場合も内部電源電圧VDDが消費されるため、ページ内アドレスの変化も検知する必要がある。そこで、この実施の形態1では、ATD113を設け、ページアドレスが変化した場合は2つのアクティブVDC72,73を活性化させ、ページ内アドレスが変化した場合は1つのアクティブVDC73のみを活性化させる構成にした。また、アドレスが変化してから所定期間経過後はアクティブ信号ACT1,ACT2を「L」レベルにし、アクティブVDC72,73を非活性化させてスタンバイVDC74のみを活性化させることによって、回路の消費電流を低減している。
次に、図2および図7を用いて、降圧回路9の動作について説明する。ここでは、リセット信号発生回路5からのリセット信号RSAが「H」レベルであり、AND回路8はレベルシフタ21からのゼロスタンバイモード信号STBYZ1をゼロスタンバイモード信号STBYZ11としてそのまま出力する場合について考える。
ゼロスタンバイモードSMZにおいて、ゼロスタンバイモード信号STBY11が「H」レベルにされる。これに応じて、基準電圧発生回路71およびスタンバイVDC74が非活性化され、ゼロスタンバイVDC75が活性化される。基準電圧発生回路71は、ゼロスタンバイモード信号STBY11が「H」レベルにされたことに応じて、出力ノードN23の電位を0Vにする。このとき、リセット信号RSNが「H」レベルにされているので、出力ノードN23の電位は0Vのままである。
ゼロスタンバイVDC75は、ゼロスタンバイモード信号STBY11が「H」レベルにされたことに応じて、出力ノードN33の電位を2Vthにする。この電位2Vthは、CMOS(Complimentary-MOS)回路が動作するために必要な最小の電位である。時刻t7にゼロスタンバイモードSMZが解除されるとき、制御回路2はゼロスタンバイモードSMZを解除するコマンドを受付ける動作をする必要がある。このため、ゼロスタンバイモードSMZにおいて、内部電源電圧VDDはCMOS回路が動作するために最低限必要な電圧レベル(2Vth)に維持される。
時刻t7において、ゼロスタンバイモード信号STBY11が「L」レベルにされ、ゼロスタンバイモードSMZが解除される。これに応じて、基準電圧発生回路71およびスタンバイVDC74は活性化される。このとき、基準電圧VREFが所望の電圧レベルまで立上げられ、スタンバイVDC74は、出力ノードN33からの内部電源電位VDDを基準電圧VREFと同じ電圧レベルにする。また、アクティブVDC72は、アクティブ信号ACT11が活性化レベルの「H」レベルにされた場合、出力ノードN33からの内部電源電圧VDDを基準電圧VREFと同じ電圧レベルにする。アクティブVDC73は、アクティブ信号ACT12が活性化レベルの「H」レベルにされた場合、出力ノードN33からの内部電源電圧VDDを基準電圧VREFと同じ電圧レベルにする。内部電源電圧VDDによる消費電流が大きい場合は、アクティブVDC72,73の両方を活性化させることによって、電流消費能力を大きくすることができる。ゼロスタンバイVDC75は、ゼロスタンバイモード信号STBY11が「L」レベルにされたことに応じて非活性化される。
なお、時刻t7にゼロスタンバイモード信号STBY11が「L」レベルにされた後、基準電圧発生回路71が基準電圧VREFを所望のレベルに立上げるまで時間がかかる。この期間はメモリアクセスは無効にされているが、無効なコマンドが入力されたことに応じて内部電源電圧VDDの電圧レベル(2Vth)が低下する恐れがある。そこで、時刻t7にゼロスタンバイモード信号STBY11が「L」レベルに立下げらてから所定期間、リセット信号RSNが「L」レベルにされる。これにより、PチャネルMOSトランジスタ90が導通し、2Vthに充電されたコンデンサ109によって、ノードN23からの基準電圧VREFが0Vから2Vthに上昇する。この構成により、ゼロスタンバイモードSMZの解除後、アクティブVDC72,73およびスタンバイVDC74の動作を高速に再開させることができる。このため、内部電源電圧VDDの電圧レベルが2Vthよりも低くなってCMOS回路が動作できなくなるのが防止される。
次に、図5および図7を用いて、この半導体装置のリセット動作について説明する。図5を参照して、時刻t10から時刻t12までの期間、リセット信号発生回路5からのリセット信号RSAは「L」レベルにされる。これに応じて、リセット回路7からのアクティブ信号ACT11,ACT12は「H」レベルにされる。また、AND回路8からのゼロスタンバイモード信号STBYZ11は「L」レベルにされる。このとき、降圧回路9の基準電圧発生回路71、アクティブVDC72,73およびスタンバイVDC74は活性化され、ゼロスタンバイVDC75は非活性化される。
時刻t10から時刻t12までの期間、内部電源電圧VDDは所望の電圧レベルに到達していない。このため、レベルシフタ19〜21からのアクティブ信号ACT1,ACT2およびゼロスタンバイモード信号STBY1の電圧レベルは「L」レベルから「H」レベルまでの予測できない値となる。したがって、リセット動作をしない場合、仮にゼロスタンバイモード信号STBY1が「H」レベルにされると、基準電圧発生回路71およびスタンバイVDC74が活性化されず、内部電源電圧VDDが立上げられないことになる。また、仮にゼロスタンバイモード信号STBY1が「L」レベルでも、アクティブ信号ACT1,2が「L」レベルにされると、アクティブVDC72,73が活性化されないため、内部電源電圧が所望の電圧レベルに立上がるまで時間がかかる。
しかし、この実施の形態1では、リセット信号発生回路5、AND回路8を設けてリセット動作をすることによって、時刻t10から時刻t12までの期間、基準電圧発生回路71およびスタンバイVDC74を確実に活性化させることができる。このため、内部電源電電圧VDDが確実に立上げられる。さらに、リセット回路7を設けたことによって、時刻t10から時刻t12までの期間、アクティブVDC72,73を確実に活性化させることができる。したがって、内部電源電圧VDDが所望の電圧レベルまで確実かつ高速に立上げられる。
次に、時刻t12に内部電源電圧VDDがVth×(R51+R52)/R52にされたことに応じて、リセット信号発生回路5からのリセット信号RSAは「H」レベルに立上げられる。この場合、リセット回路7は、レベルシフタ19,20からのアクティブ信号ACT1,ACT2を、アクティブ信号ACT11,ACT12として降圧回路9に伝達する。AND回路8は、レベルシフタ21からのゼロスタンバイモード信号STBYZ1を、ゼロスタンバイモード信号STBYZ11として降圧回路9に伝達する。
次に、この半導体装置のデータ信号処理の構成および動作について説明する。図1を参照して、制御回路2は、互いに相補な内部データ信号D+,D−をレベルシフタ22,23に与える。レベルシフタ22,23は、外部電源電圧EXVDDで駆動され、内部データ信号D+,D−の電圧レベルを内部電源電圧VDDの電圧レベルから外部電源電圧EXVDDの電圧レベルに変換して、出力回路10に出力する。リセット信号発生回路6は、図4に示したリセット回路5と同じ回路構成である。リセット信号発生回路6は、外部電源電圧EXVDDで駆動され、降圧回路9からの内部電源電圧VDDに基づいて、リセット動作を行なうためのリセット信号RSBを生成する。
図10は、図1に示したレベルシフタ22の構成を示す回路図である。図10において、このレベルシフタ22は、インバータ121、NチャネルMOSトランジスタ122〜124およびPチャネルMOSトランジスタ125〜129を含む。
インバータ121は、内部電源電圧VDDで駆動される。NチャネルMOSトランジスタ122は、ノードN51と接地電位GNDのラインとの間に接続される。NチャネルMOSトランジスタ122のゲートは、リセット信号RSBを受ける。PチャネルMOSトランジスタ125,127は、外部電源電位EXVDDのラインとノードN52との間に直列接続される。NチャネルMOSトランジスタ123は、ノードN52とノードN51との間に接続される。PチャネルMOSトランジスタ125およびNチャネルMOSトランジスタ123のゲートは、ともに内部データ信号D+を受ける。PチャネルMOSトランジスタ127のゲートは、出力ノードN53に接続される。PチャネルMOSトランジスタ126,128は、外部電源電位EXVDDのラインとノードN53との間に直列接続される。NチャネルMOSトランジスタ124は、ノードN53とノードN51との間に接続される。PチャネルMOSトランジスタ126およびNチャネルMOSトランジスタ124のゲートは、ともにインバータ121を介して内部データ信号D+を受ける。PチャネルMOSトランジスタ128のゲートは、ノードN52に接続される。PチャネルMOSトランジスタ129は、外部電源電位EXVDDのラインと出力ノードN53との間に接続される。PチャネルMOSトランジスタ129のゲートは、リセット信号RSBを受ける。
リセット信号RSBが「L」レベルの場合、NチャネルMOSトランジスタ122が非導通になり、PチャネルMOSトランジスタ129が導通し、レベルシフタ22が非活性化される。このとき、出力ノードN53の電位は「H」レベル(EXVDD)にされる。
一方、リセット信号RSBが「H」レベルの場合、NチャネルMOSトランジスタ122が導通し、PチャネルMOSトランジスタ129が非導通になり、レベルシフタ22が活性化される。このとき、内部データ信号D+が「L」レベルの場合、PチャネルMOSトランジスタ125は導通し、NチャネルMOSトランジスタ123は非導通になる。また、PチャネルMOSトランジスタ126は非導通になり、NチャネルMOSトランジスタ124は導通する。これに応じて、PチャネルMOSトランジスタ127は導通し、PチャネルMOSトランジスタ128は非導通になる。このため、出力ノードN53の電位は「L」レベルにされる。一方、内部データ信号D+が「H」レベルの場合、PチャネルMOSトランジスタ125は非導通になり、NチャネルMOSトランジスタ123は導通する。また、PチャネルMOSトランジスタ126は導通し、NチャネルMOSトランジスタ124は非導通になる。これに応じて、PチャネルMOSトランジスタ128は導通し、PチャネルMOSトランジスタ127は非導通になる。このため、出力ノードN53の電位は「H」レベル(EXVDD)にされる。このように、レベルシフタ22は、制御回路2からの内部データ信号D+の電圧レベルを内部電源電圧VDDの電圧レベルから外部電源電圧EXVDDの電圧レベルに変換して、出力回路10に与える。
図1に戻って、レベルシフタ23は、図10に示したレベルシフタ22と同じ回路構成である。レベルシフタ23は、制御回路2からの内部データ信号D−の電圧レベルを内部電源電圧VDDの電圧レベルから外部電源電圧EXVDDの電圧レベルに変換して、出力回路10に与える。
出力回路10は、インバータ24〜26、PチャネルMOSトランジスタ27、NチャネルMOSトランジスタ28および出力端子29を含む。PチャネルMOSトランジスタ27およびNチャネルMOSトランジスタ28は、外部電源電圧EXVDDのラインと接地電位GNDのラインとの間に直列接続される。PチャネルMOSトランジスタ27のゲートは、直列接続されたインバータ24,25を介してレベルシフタ22からの内部データ信号D+を受ける。NチャネルMOSトランジスタ28のゲートは、インバータ26を介してレベルシフタ23からの内部データ信号D−を受ける。PチャネルMOSトランジスタ27とNチャネルMOSトランジスタ28の間のノードは出力端子29に接続される。
内部データ信号D+が「H」レベル、内部データ信号D−が「L」レベルの場合、PチャネルMOSトランジスタ27は非導通になり、PチャネルMOSトランジスタ28は導通する。このため、出力端子29からは「L」レベルのデータ信号が出力される。一方、内部データ信号D+が「L」レベル、内部データ信号D−が「H」レベルの場合、PチャネルMOSトランジスタ27は導通し、PチャネルMOSトランジスタ28は非導通になる。このため、出力端子29からは「H」レベルのデータ信号が出力される。
なお、リセット信号発生回路6の動作を示すタイムチャートは図5に示したリセット信号発生回路5の動作を示すタイムチャートと同様である。図5を参照して、時刻t10から時刻t12までの期間において、リセット信号発生回路6からのリセット信号RSBは「L」レベルにされる。このため、レベルシフタ22,23からの内部データ信号D+,D−は外部電源電圧EXVDDの電圧レベルにされる。したがって、外部電源電位EXVDDが立上げられると、PチャネルMOSトランジスタ27およびNチャネルMOSトランジスタ28は、ともに非導通になる。
次に、時刻t12に内部電源電圧VDDがVth×(R51+R52)/R52にされたことに応じて、リセット信号発生回路6からのリセット信号RSBは「H」レベルに立上げられる。このため、レベルシフタ22,23は制御回路2からの内部データ信号D+,D−の電圧レベルを内部電源電圧VDDの電圧レベルから外部電源電圧EXVDDの電圧レベルに変換し、出力回路10はレベルシフタ22,23からの内部データ信号D+,D−に基づいたデータ信号を出力端子29から外部に出力する。
なお、リセット動作をしない場合、図5を参照して、時刻t10から時刻t12までの期間、内部電源電圧VDDは所望の電圧レベルに到達していないため、レベルシフタ22,23からの内部データ信号D+,D−の電圧レベルは「L」レベルから「H」レベルまでの予測できない値となる。したがって、仮にレベルシフタ22,23の出力信号がともに「L」レベルされると、出力回路10のPチャネルMOSトランジスタ27およびNチャネルMOSトランジスタ28がともに導通するため、出力回路10に貫通電流がながれてしまうことになる。
しかし、この実施の形態1では、レベルシフタ22,23にNチャネルMOSトランジスタ122およびPチャネルMOSトランジスタ129を設けてリセット動作を行なうことによって、レベルシフタ22,23からの内部データ信号D+,D−がともに「H」レベルにされ、出力回路10に貫通電流が流れるのが防止される。
実施の形態1の変更例.
図11は、この発明の実施の形態1の変更例による半導体集積回路装置の概略構成を示す回路ブロック図であって、図1と対比される図である。図11の半導体集積回路装置を参照して、図1の半導体集積回路装置と異なる点は、入力回路1、制御回路2、降圧回路用レベルシフタ3、出力回路用レベルシフタ4、リセット信号発生回路5,6、リセット回路7、AND回路8および出力回路10の電源電圧が外部電源電圧EXVDDに代わって外部電源電圧EXVDDQで置換され、リセット信号発生回路6がリセット信号発生回路131で置換されている点である。
図11において、入力回路1、制御回路2、降圧回路用レベルシフタ3、出力回路用レベルシフタ4、リセット信号発生回路5,6、リセット回路7、AND回路8および出力回路10は外部電源電圧EXVDDQによって駆動され、降圧回路9は外部電源電圧EXVDDによって駆動される。
図12は、リセット信号発生回路131の構成を示す回路図であって、図4と対比される図である。図12のリセット信号発生回路131を参照して、図4のリセット信号発生回路5と異なる点は、PチャネルMOSトランジスタ132,133およびNチャネルMOSトランジスタ134,135が追加され、外部電源電圧EXVDDが外部電源電圧EXVDDQで置換されている点である。
図12において、PチャネルMOSトランジスタ132,133は、外部電源電位EXVDDQのラインとノードN61との間に直列接続される。PチャネルMOSトランジスタ132のゲートは、外部からのイネーブル信号/ENを受ける。PチャネルMOSトランジスタ133のゲートは、接地電位GNDのラインに接続される。PチャネルMOSトランジスタ133のチャネル長が十分長く、PチャネルMOSトランジスタ133のリーク電流は絞られている。NチャネルMOSトランジスタ134は、ノードN11と接地電位のラインとの間に接続される。NチャネルMOSトランジスタ134のゲートは、ノードN61に接続される。NチャネルMOSトランジスタ135は、ノードN61と接地電位のラインとの間に接続される。NチャネルMOSトランジスタ135のゲートは内部電源電位VDDのラインに接続される。
図13は、このリセット信号発生回路131の動作を説明するためのタイムチャートである。図13において、イネーブル信号/ENは、ゼロスタンバイモード時に「H」レベルにされ、ゼロスタンバイモード時以外には「L」レベルにされる信号である。
図1を参照して、降圧回路9は、外部電源電圧EXVDDによって駆動されるため、降圧回路9によって生成される内部電源電圧VDDと外部電源電圧EXVDDQは、立上がり時間および立下り時間が任意に設定される。たとえば、図13に示したように、内部電源電圧VDDが外部電源電圧EXVDDQよりも遅く立上げられ、内部電源電圧VDDが外部電源電圧EXVDDQよりも早く立下げられる場合がある。
図13を参照して、時刻t30に外部電源電圧EXVDDQが「H」レベルに立上げられ、時刻t31に内部電源電圧VDDが「H」レベルに立上げられる。時刻t30から時刻t31までの期間において、PチャネルMOSトランジスタ132は、「L」レベルのイネーブル信号/ENに応答して導通している。NチャネルMOSトランジスタ135は、「L」レベルの内部電源電圧VDDに応答して非導通になっているので、ノードN61は「H」レベルにされる。このため、NチャネルMOSトランジスタ134は導通し、ノードN11は「L」レベルに固定される。したがって、図5に示した場合と同様に、内部電源電圧VDDが所望の電圧レベルに立上げられるまでの期間、リセット信号RSCは「L」レベルを保持する。
時刻t31において、内部電源電圧VDDが「H」レベルに立上げられる。このとき、NチャネルMOSトランジスタ135は導通し、ノードN61は「L」レベルにされる。これに応じて、NチャネルMOSトランジスタ134が非導通になり、リセット信号発生回路131は、リセット信号発生回路5と同様の動作をする。すなわち、リセット信号RSCは「H」レベルに立上げられる。
時刻t32において、内部電源電圧VDDが「L」レベルに立下げられる。このとき、NチャネルMOSトランジスタ135は、「L」レベルの内部電源電圧VDDに応答して非導通になり、ノードN61は「H」レベルにされる。このため、NチャネルMOSトランジスタ134は導通し、ノードN11が「L」レベルに立下げられる。したがって、リセット信号RSCは「L」レベルに立下げられる。時刻t33において、外部電源電圧EXVDDQが「L」レベルに立下げられる。リセット信号REEST2は、時刻t32以降は「L」レベルを保持する。
ここで、図4に示したリセット信号発生回路5のように、PチャネルMOSトランジスタ132,133およびNチャネルMOSトランジスタ134,135が設けられない場合について考える。この場合、時刻t32において、内部電源電圧VDDが「L」レベルに立下げられても、PチャネルMOSトランジスタ44が非導通なので、リセット信号RSCは「H」レベルを保持する。次に、時刻t33において外部電源電圧EXVDDQが「L」レベルに立下げられると、リセット信号RSCは「L」レベルに立下げられる。このように、時刻t32から時刻t33までの期間リセット信号RSCが「H」レベルの場合、リセット動作が行なわれないため、レベルシフタ22,23からの内部データ信号D+,D−の電圧レベルは「L」レベルから「H」レベルまでの予測できない値となる。したがって、仮にレベルシフタ22,23の出力信号がともに「L」レベルされると、出力回路10のPチャネルMOSトランジスタ27およびNチャネルMOSトランジスタ28がともに導通するため、出力回路10に貫通電流がながれてしまうことになる。
しかし、この実施の形態1の変更例では、NチャネルMOSトランジスタ122およびPチャネルMOSトランジスタ129を設けてリセット動作を行なうことによって、時刻t32から時刻t33までの期間においてリセット信号RSCは「L」レベルにされる。このため、レベルシフタ22,23からの内部データ信号D+,D−がともに「H」レベルにされ、出力回路10に貫通電流が流れるのが防止される。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施の形態1による半導体集積回路装置の概略構成を示す回路ブロック図である。 図1に示した制御回路2のゼロスタンバイモード制御動作を説明するためのタイムチャートである。 図1に示したレベルシフタ19の構成を示す回路図である。 図1に示したリセット信号発生回路5の構成を示す回路図である。 図4に示したリセット信号発生回路の動作を説明するためのタイムチャートである。 図1に示したリセット回路の構成を示す回路図である。 図1に示した降圧回路の構成を示す回路図である。 図1に示した制御回路の内部のアクティブ信号ACT1,ACT2を生成するための構成を示す回路ブロック図である。 図1に示した制御回路がアクティブ信号ACT1,2を生成する動作を説明するためのタイムチャートである。 図1に示したレベルシフタ22の構成を示す回路図である。 この発明の実施の形態1の変更例による半導体集積回路装置の概略構成を示す回路ブロック図である。 図11に示したリセット信号発生回路131の構成を示す回路図である。 図12に示したリセット信号発生回路の動作を説明するためのタイムチャートである。
符号の説明
1 入力回路、2 制御回路、3 降圧回路用レベルシフタ、4 出力回路用レベルシフタ、5,6,131 リセット信号発生回路、7 リセット回路、8 AND回路、9 降圧回路、10 出力回路、11〜14 入力端子、15〜18 バッファ回路、19〜23 レベルシフタ、24〜26,31,61,98,101,121 インバータ、27,34,35,41〜44,81〜84,90,91〜94,102〜104,125〜129,132,133 PチャネルMOSトランジスタ、28,32,33,45〜48,95〜97,105〜108,122〜124,134,135 NチャネルMOSトランジスタ、29 出力端子、49,50,109 コンデンサ、51,52,88,89 抵抗素子、62,63,115,116 OR回路、71 基準電圧発生回路、72,73 アクティブVDC、74 スタンバイVDC、75 ゼロスタンバイVDC、85〜87 バイポーラトランジスタ、111 BS信号発生回路、112,113 ATD、114 信号変化検知回路。

Claims (5)

  1. 半導体装置であって、
    外部電源電圧を降圧して内部電源電圧を生成する降圧回路、
    前記外部電源電圧が投入されてから前記内部電源電圧が予め定められた値になるまでの期間はリセット信号を第1のレベルにし、前記内部電源電圧が前記予め定められた値になったことに応じて前記リセット信号を第2のレベルにするリセット信号発生回路、および
    前記内部電源電圧によって駆動される内部回路を備え、
    前記降圧回路は、
    第1の電流駆動力を有し、アクティブモードにおいて活性化される第1の内部降圧回路、
    前記第1の電流駆動力よりも小さな第2の電流駆動力を有し、前記アクティブモード、スタンバイモード、および前記リセット信号が前記第1のレベルにされている期間において活性化され、ゼロスタンバイモードにおいて非活性化される第2の内部降圧回路
    前記第2の電流駆動力よりも小さな第3の電流駆動力を有し、前記ゼロスタンバイモードにおいて活性化される第3の内部降圧回路、および
    前記ゼロスタンバイモードにおいて非活性化され、前記アクティブモード、前記スタンバイモード、および前記リセット信号が前記第1のレベルにされている期間において活性化され、基準電圧を生成する基準電圧発生回路を含み、
    前記第1および第2の内部降圧回路は、互いに共有する入力ノードに前記基準電圧を受け、各々が活性化されている期間において、前記降圧回路の出力ノードの電圧が前記入力ノードの電圧と等しくなるように、前記降圧回路の出力ノードに電流を供給する、半導体装置。
  2. さらに、前記リセット信号が前記第1のレベルにされている期間において前記第1の内部降圧回路を活性化させるリセット回路を備える、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 記第3の内部降圧回路は、活性化されている期間において、前記降圧回路の出力ノードの電圧が前記基準電圧よりも低い予め定められた電圧になるように、前記降圧回路の出力ノードに電流を供給する、請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記降圧回路は、前記ゼロスタンバイモードが解除されてから予め定められた時間だけ、前記降圧回路の出力ノードと前記入力ノードとを接続するスイッチング素子をさらに含む、請求項1から請求項3までのいずれかに記載の半導体装置。
  5. 前記第1の内部降圧回路は、
    ページアドレスが変化した場合に、予め定められた第1の時間だけ活性化される第1の副降圧回路、および
    前記ページアドレスが変化した場合、およびページ内アドレスが変化した場合に、予め定められた第2の時間だけ活性化される第2の副降圧回路を含む、請求項1から請求項4までのいずれかに記載の半導体装置。
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