JP4321632B2 - 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置に関する。
レーザプリンタなどの画像形成装置では、感光ドラムの表面に静電潜像が形成されて、その静電潜像にプロセスカートリッジから現像剤が供給されることにより、感光ドラムの表面にトナー像が担持される。そして、その現像剤像が用紙に転写されることによって、用紙に画像が形成される。
プロセスカートリッジは、筐体と、この筐体内に収容される現像剤と、現像剤を担持する現像ローラと、この現像ローラに担持される現像剤の層厚を規制するためのブレード組立体を備えている。ブレード組立体は、用紙の幅方向に延びたヘラ状のブレードを有し、このブレードが現像ローラに押し当てられることで現像剤の層厚が規制されている。
ブレード組立体は、プロセスカートリッジの筐体の開口部を塞ぐように配置されている。この開口部を塞ぐ際に、筐体内の現像剤が漏れることを防止するため、筐体におけるブレード取付部とブレード組立体との間にスポンジなどからなるシール部材が挟まれている。例えば、特許文献1においては、ブレード裏シール(符号87参照)がシール部材として例示されている。
特開2006−039430号公報
ところで、ブレード組立体は、板バネを有してなるブレードを補強する補強板が設けられているため、ブレードと補強板との間の段差や、ブレードと補強板を固定するためのネジ部材などによって、凹凸が生じる。この凹凸は、ブレード組立体のうち、プロセスカートリッジの筐体に取り付けられる側にも生じる。
そのため、ブレード組立体と筐体のブレード取付部との間にシール部材を設けても、ブレード組立体の凹凸により、シール部材とブレード組立体との間に隙間が生じ、トナーが筐体から漏れるおそれがある。もちろん、ブレード組立体に、筐体への取付に十分な大きさの平面部を設ければ上記凹凸の周囲に配置される平面部によって筐体との間のシール性は良くなるが、画像形成装置の小型化が望まれる昨今では、ブレード組立体と筐体との間のシールのためにブレード組立体に設ける平面部も極力小さくすることが望まれる。
本発明はこのような背景に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、ブレード組立体に凹凸が存在しても、筐体との間のシール性を確保することを可能にすることにある。
上記の目的を達成するため、本発明の現像装置は、開口部を有する筐体と、前記筐体の前記開口部に沿って設けられるシール部材と、前記筐体に回転可能に支持されるとともに表面に現像剤を担持する現像ローラと、前記現像ローラに先端側で当接するブレードと当該ブレードを補強する補強板とを有してなり前記筐体の前記開口部に前記シール部材を挟んで取り付けられるブレード組立体と、前記ブレード組立体における前記シール部材の対向面に生じた段差部を覆い、前記段差部よりも前記ブレードの先端側の部分で前記開口部の両側部の前記シール部材に届く範囲で幅方向にわたって接着されたシート部材とを備え、前記シール部材は、前記シート部材のなだらかな面に倣って密着して当接するように設けられたことを特徴とする。
このような現像装置では、ブレード組立体のうち、筐体に設けられたシール部材に対向する面に生じた段差部がシート部材によって覆われているので、段差部の凹凸が直接シール部材に当接してシールするのではなく、シート部材によって形成されたなだらかな面がシール部材に密着して当接してシールがなされる。そのため、シール部材がシート部材の表面形状に倣うことができ、ブレード組立体と筐体の間のシールが確実になされる。
また、本発明は、このような現像装置に加え、露光装置により光が走査されて静電潜像が形成され、前記現像装置から前記現像剤が供給されて現像剤像が形成される感光体を備えたプロセスカートリッジとして構成することができる。
さらに、本発明は、このプロセスカートリッジに加え、露光装置と、前記プロセスカートリッジで形成された現像剤像を前記記録シート上に転写する転写手段と、前記記録シート上に形成された像を定着する定着手段とを備えた画像形成装置として構成することもできる。
本発明によれば、ブレード組立体の、現像装置への取り付け部分に十分な平面部を設けなくても、シート部材によってシール性を向上し、筐体とブレード組立体との間のシール性を確保することができる。
図1は、本発明の第一実施形態に係るレーザプリンタの要部側断面図である。
図1に示すように、レーザプリンタ1は、本体ケーシング2内に用紙3を給紙するためのフィーダ部4や、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5などを備えている。
本体ケーシング2の前側(以下の説明において、図1における右を前、左を後とする。)には、開閉自在なフロントカバー2aが設けられており、フロントカバー2aを開いたときにできる開口から、後述するプロセスカートリッジ30が着脱自在となっている。
<フィーダ部の構成>
フィーダ部4は、本体ケーシング2内の底部に着脱可能に装着される給紙トレイ11と、給紙トレイ11の下部において前方が持ち上がるように揺動自在に設けられた用紙押圧板12と、用紙押圧板12を下側から持ち上げるリフトレバー12aを備えている。また、給紙トレイ11の前方の上方にはピックアップローラ17、給紙ローラ13および給紙パット14が設けられ、給紙ローラ13に対向してピンチローラ15が設けられている。さらに、給紙ローラ13の上縁の後方にはレジストローラ16が設けられている。
そして、このように構成されるフィーダ部4では、給紙トレイ11内の用紙3が、リフトレバー12aおよび用紙押圧板12によって持ち上げられてピックアップローラ17によって上面の用紙が給紙ローラ13側に送られ、給紙ローラ13および給紙パット14の摩擦によって最上面の用紙のみがピンチローラ15側に送り出されて一枚ずつ画像形成部5に搬送される。
<画像形成部の構成>
画像形成部5は、スキャナ部20、プロセスカートリッジ30、定着部40などを備えている。
<スキャナ部の構成>
スキャナ部20は、本体ケーシング2内の上部に設けられ、レーザ発光部(図示せず)、回転駆動されるポリゴンミラー21、レンズ22,23、反射鏡24,25などを備えている。レーザ発光部から発光される画像データに基づくレーザビームは、鎖線で示すように、ポリゴンミラー21、レンズ22、反射鏡24、レンズ23、反射鏡25の順に通過あるいは反射して、プロセスカートリッジ30の感光ドラム32の表面上に高速走査にて照射される。
<プロセスカートリッジの構成>
プロセスカートリッジ30は、スキャナ部20の下方に配設され、本体ケーシング2に対して着脱自在に装着される構造となっている。このプロセスカートリッジ30は、感光ドラム32を支持したドラムカートリッジ30Aと、このドラムカートリッジ30Aに着脱自在に装着され、内部に現像剤としてのトナーを収容したトナーカートリッジ30Bとからなる。
ドラムカートリッジ30Aは、外枠を構成するドラムカートリッジケース31内に、感光ドラム32、スコロトロン型帯電器33および転写ローラ34が主に設けられている。
トナーカートリッジ30Bは、現像装置の一例であり、ドラムカートリッジ30Aに対して着脱自在に装着されており、筐体35に、現像ローラ36、ブレード組立体60、供給ローラ38およびトナーホッパ39を備えている。このうち、現像ローラ36および供給ローラ38は、筐体35に回転可能に支持されている。そして、トナーホッパ39内のトナーは、供給ローラ38の矢印方向(反時計方向)への回転により、現像ローラ36に供給され、このとき、供給ローラ38と現像ローラ36との間で正に摩擦帯電される。現像ローラ36上に供給されたトナーは、現像ローラ36の矢印方向(反時計方向)への回転に伴って、層厚規制のためのブレード組立体60と現像ローラ36との間に進入し、一定厚さの薄層として現像ローラ36上に担持される。
感光ドラム32は、ドラムカートリッジケース31に、矢印方向(時計方向)へ回転可能に支持されている。この感光ドラム32は、ドラム本体が接地されるとともに、その表面部分が正帯電性の感光層により形成されている。
スコロトロン型帯電器33は、感光ドラム32の上方に、感光ドラム32に接触しないように、所定間隔を隔てて対向して配置されている。このスコロトロン型帯電器33は、タングステンなどの帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させる正帯電用のスコロトロン型の帯電器であり、感光ドラム32の表面を一様に正極性に帯電させるように構成されている。
転写ローラ34は、転写手段の一例であり、感光ドラム32の下方において、この感光ドラム32に対向して接触するように配置され、ドラムカートリッジケース31に、矢印方向(反時計方向)へ回転可能に支持されている。この転写ローラ34は、金属製のローラ軸に、導電性のゴム材料が被覆されて構成されている。転写ローラ34には、転写時に、定電流制御によって転写バイアスが印加される。
そして、感光ドラム32の表面は、スコロトロン型帯電器33により一様に正帯電された後、スキャナ部20からのレーザビームの高速走査により露光される。これにより、露光された部分の電位が下がって、画像データに基づく静電潜像が形成される。ここで、「静電潜像」とは、一様に正帯電されている感光ドラム32の表面のうち、レーザビームによって露光されて電位が下がっている露光部分をいう。次いで、現像ローラ36の回転により、現像ローラ36上に担持されているトナーが、感光ドラム32に対向して接触する時に、感光ドラム32の表面上に形成される静電潜像に供給される。そして、トナーは、感光ドラム32の表面上で選択的に担持されることによって可視像化され、これによって反転現像によりトナー像が形成される。
その後、感光ドラム32と転写ローラ34とは、用紙3を両者間で挟持して搬送するように回転駆動され、感光ドラム32と転写ローラ34との間を用紙3が搬送されることにより、感光ドラム32の表面に担持されているトナー像が用紙3上に転写される。
<定着部の構成>
定着部40は、定着手段の一例であり、プロセスカートリッジ30の下流側に配設され、加熱ローラ41と、この加熱ローラ41に対向して配置され加熱ローラ41との間で用紙3を挟持する加圧ローラ42を備えている。そして、このように構成される定着部40では、用紙3上に転写されたトナーを、用紙3が加熱ローラ41と加圧ローラ42との間を通過する間に熱定着させ、その後、その用紙3を、排紙パス44に搬送するようにしている。排紙パス44に送られた用紙3は、排紙ローラ45によって排紙トレイ46上に排紙される。
<ブレード組立体の固定構造>
図2は、トナーカートリッジの分解斜視図であり、図3は、図2のトナーカートリッジにシール部材を取り付けた状態を示す斜視図であり、図4は、トナーカートリッジの拡大断面図である。
図2に示すように、トナーカートリッジ30Bの筐体35の一端面、より具体的にはドラムカートリッジ30Aに対面する方向の側面には、開口部75が形成されている。
筐体35は、レーザプリンタ1を小型化するため、比較的上下方向の大きさが小さい、言い換えれば薄型の形状をしており、それに応じて開口部75も幅広で上下方向の大きさが小さくなっている。この開口部75の周縁、より具体的には上部と左右の縁には、図4に示すように筐体35とは別個に構成されたブレード取付部材71が、筐体35に接着などにより固定されている。図2に示すように、ブレード取付部材71は、左右に延びた上部の表面(ドラムカートリッジ30Aに対向する面)に格子状のリブが形成されている。この格子状のリブが形成されている部分のうち、開口部75側の縁には、左右に並んだ7つの半円状の切欠71aが形成されている。この切欠71aは、フランジ付スクリュー64のヘッド部64a(図4参照)との干渉を避けるために設けられている。
ブレード取付部材71も、筐体35が薄い形状であることに伴い、上下方向の大きさが小さく形成されている。特に、切欠71aが形成されている部分は、数ミリの高さ(上下方向の大きさ)のみが残っている。
筐体35の開口部75の周縁のうち、ブレード取付部材71の両脇部分には、ドラムカートリッジ30Aに対向するネジ孔35aが形成されている(図2および図3において片方のみ図示)。
ブレード取付部材71には、シール部材72が両面テープまたは接着剤などにより貼付される。シール部材72は、弾性部材、より具体的には合成樹脂製のスポンジ状のシートからなり、ブレード取付部材71の輪郭にほぼ沿った輪郭を有している。
シール部材72は、アッパーシール73と、ロアシール74とからなる。アッパーシール73は、ブレード取付部材71の左右に延びた上部に沿った主シール部73aと、主シール部73aの両端から下方に延びたサイドシール部73bとからなる。主シール部73aは、一定高さ(上下方向の大きさ)で左右方向に延び、前記した切欠71aに対応する切欠形状は形成されていない。ロアシール74は、アッパーシール73のサイドシール部73bのそれぞれにつながるように両側に2つ設けられている。
本実施形態においては、シール部材72は、アッパーシール73とロアシール74の2つの部材に分けて構成されているが、これらは一体に構成しても構わない。
ブレード取付部材71にシール部材72を貼付した状態が図3である。
このシール部材72を貼付した状態の筐体35には、図2に示すようにブレード組立体60が取り付けられる。ブレード組立体60は、2つのネジ68を両端の貫通孔62c,63a(図2、図5(b)参照)に通してネジ孔35aにねじ込むことで筐体35に固定される。
図5(a)は、ブレード組立体の側面図、図5(b)は、同平面図であり、図6(a)は、ブレード組立体の斜視図、図6(b)は、フランジ付スクリューの拡大図である。
ブレード組立体60は、図5(a)に示すように、ブレード61と、ブレードホルダ62と、補強板63と、これらを結合するフランジ付スクリュー64を備えてなる。
ブレード61は、板バネ61aと、板バネ61aの下端に沿って設けられた押圧部材61bとからなる。板バネ61aは、矩形の薄い金属板からなり、可撓性を有して現像ローラ36への付勢力を発生する。板バネ61aには、図4に示すようにフランジ付スクリュー64が通る貫通孔がフランジ付スクリュー64に対応して形成されている。押圧部材61bは、ゴム状の部材であり、現像ローラ36側に凸になるような断面で形成されて板バネ61aの下端に固定されている。押圧部材61bは、この凸になった部分が現像ローラ36と直接摺接して現像ローラ36の表面のトナー層の厚さを規制するものである。
ブレードホルダ62は、ブレード61より厚い剛性がある金属板からなり、ブレード61を支持する部材である。ブレードホルダ62にはブレード61の上縁に沿った一定幅の保持部62aと、保持部62aから後方に延びる把持部62bが形成されている。保持部62aには、左右に並んだ複数のネジ孔が形成されている(図2では保持部62aにほぼ等間隔で7つのネジ孔が形成され、それらのネジ孔にフランジ付スクリュー64が取り付けられた様子が図示されている。)。さらに、保持部62aの両端部には、図6(a)に示すようにネジ68が通される貫通孔62cが形成されている。貫通孔62cは、前記した筐体35のネジ孔35aに対応した位置に形成されている。
補強板63は、ブレード61より厚い剛性がある金属板からなり、ブレードホルダ62との間でブレード61を挟み込んで、ブレード61にうねりが生じるのを防止する部材である。補強板63は、ブレードホルダ62の保持部62aと同等の短冊形状をなし、保持部62aの複数のネジ孔(図2では7つ)に対応した貫通孔が形成されている。また、補強板63の両端部には、ブレードホルダ62の貫通孔62cに対応した貫通孔63aが形成されている(図5(b)参照)。
これらのブレードホルダ62、ブレード61、補強板63は、この順に重ねられ、フランジ付スクリュー64を補強板63側からブレードホルダ62の保持部62aに形成された複数のネジ孔(図2では7つ)にねじ込むことでブレード組立体60として一体に組み立てられている。
なお、フランジ付スクリュー64は、プラスドライバーを係合可能なヘッド部64aと、ヘッド部64aに隣接したフランジ部64bと、フランジ部64bから延びるネジ部64cとを一体に備えて構成されている。
ヘッド部64aおよびフランジ部64bは、フランジ付スクリュー64をブレードホルダ62にねじ込んだ状態で補強板63の表面から突出する。この突出により、補強板63の表面との間で段差部の一例としての凹凸が生じる。これらの凹凸は、ブレード組立体60を筐体35に取り付ける場合にブレード取付部材71に貼付されたシール部材72に対向する。このため、これらの凹凸をカバーして、ブレード組立体60の外形をなだらかな形状に修正すべく、ヘッド部64aおよびフランジ部64bを覆うシート部材65が設けられている。
シート部材65は、プラスチック等の樹脂製のシートからなり、適度な可撓性を有する。例えば、0.05〜0.075mm厚のPETシートを用いることができる。このようなシート部材65が設けられたブレード組立体60を筐体35に固定するには、前述のとおり、2つのネジ68を両端の貫通孔62c,63a(図2、図5(b)参照)に通して筐体35のネジ孔35aにねじ込むのであるが、シール部材72は、ネジ68がねじ込まれるにつれてブレード組立体60から押され、シート部材65と密着しながらその厚さ方向に弾性変形して行く。そして、最終的にネジ68の取り付けが完了すると、筐体35側のシール部材72とブレード組立体60側のシート部材65とが相互に密着した状態を維持する。
ここで、シート部材65は、ブレード組立体60の段差部を覆ってなだらかな外形を形成するためのものであり、段差の形状ができるだけ写らず、かつ容易になだらかに湾曲する程度の可撓性を有するのがよい。可撓性がないか、あっても小さい場合には、シート部材を撓ませてブレード組立体60に貼ることができなかったり、ブレード61が撓んだときにシート部材とブレード組立体60との接着面に隙間が生じたりするおそれがあるからである。
さらに、このシート部材65は、弾性部材からなるシール部材72と密着した後も密着前の外形(すなわち、段差部を覆うなだらかな形状)を維持できることが必要である。より具体的には、シール部材72に押されたときのシート部材65の面方向への伸び率が小さいものが望ましい。シール部材72に押されることでシート部材65が伸びると、ブレード組立体60の段差部の形状に倣うようにシート部材65が変形し、シール部材72と変形後のシート部材65との間に生じた隙間からトナーが漏れる恐れがあるためである。また、シート部材65は、適度な復元力を有することが望ましい。これによって、シール部材72が当接したときに、シール部材72から受ける当接力に抗して復元しようとするので、シール部材72とシート部材65との密着性が高まる。
シート部材65の厚さは、上述のような条件を満たすため、シート部材65の材質に応じて適宜設定される。また、シート部材65の材質も、ブレード組立体60に貼り付けたときにシワや破れが発生せず、上記のような条件(適度な可撓性を有し、シール部材72が密着する前の形状を維持可能であるように面方向への伸び率が小さく、適度な復元力を有する)を満たすものであれば自由に選択でき、紙、金属、プラスチック、ゴムまたはこれらの組み合わせなどを用いることができる。
シート部材65は、ブレード61と同等の幅を有した略矩形からなり、下端でブレード61の裏側(筐体35の内側に向く側をいう)に、幅方向の全体に渡って両面テープ(図示せず)により貼付されている。すなわち、シート部材65は、ブレード61と補強板63との段差(段差部の一例)よりもブレード61の先端側に貼付されている。
そして、シート部材65は、フランジ付スクリュー64を覆うようにブレード61の先端側から上方向に延び、図5(b)および図6(a)に示すように突出した輪郭の貼付部65aが両端付近に2箇所形成されている。そして、貼付部65aがブレードホルダ62の把持部62bに貼付されることで、シート部材65がばたつかないように固定されている。このため、シート部材65は、略矩形の形状の周縁のうち、下端の一辺と、上部両端の2箇所で固定され、他の縁部は自由端部となっている。すなわち、本実施形態では、シート部材65の周縁部のうち、貼付部65aを除いた上縁と、側縁の部分が自由端部となっている。
前記したシール部材72は、このシート部材65の自由端部に対応して当接するように設けられている。つまり、シート部材65の上縁に対応して主シール部73aが設けられ、シート部材65の側縁に対応して、サイドシール部73bとロアシール74が設けられている。そのため、シート部材65の自由端部の全部にわたってシール部材72が密着してトナーの漏れを防止することができる。
また、シート部材65のうち、上端は、両端付近に形成された貼付部65aのみにおいて固定されていることで、中央でブレード組立体60から離れ、裏側に向け張り出している(図5(b)参照)。このため、シート部材65は、フランジ付スクリュー64により形成される段差部よりもブレード組立体60における基端側(上端側)が、シール部材72に弾性的に押し付くように作用し、シール部材72との間のシール性が良好になるようになっている。
図6(b)に示すように、フランジ付スクリュー64のヘッド部64aの直径D1は、例えば5.3mmであり、フランジ部64bの直径D2は、例えば8.0mmであり、補強板63の上下方向の高さHは、例えば9.8mmである。本発明は、補強板63の高さHとフランジ部64bの直径D2の差が小さい場合に特に有効である。すなわち、補強板63の高さHとフランジ部64bの直径D2の差が小さい場合には、補強板63をフランジ付スクリュー64でブレードホルダ62に固定したときにフランジ部64bの周りに補強板63の平面部がほとんど残らないからである。
このことからすると、本発明は、補強板63を固定するネジ部材の座金の直径が、補強板の高さHと所定の関係に有る場合に特に有効である。すなわち、ネジ部材の座金の直径D(本実施形態ではフランジ部64bの直径D2)が補強板63の高さHと
1.1<H/D<1.4
の関係に有る場合に特に有効である。
現像ローラ36は、図4に示すように筐体35に回転可能に支持されており、その下部にはロアフィルム76が摺接して現像ローラ36の下方からのトナー漏れを防止している。ロアフィルム76は、プラスチック製のフィルムからなり、筐体35の開口部75の下側の縁に沿って貼付され、現像ローラ36の表面に弾性的に当接している。
以上のように構成されたレーザプリンタ1における本発明の作用について説明する。
図7(a)は、本実施形態における筐体とブレード組立体のシール部分の拡大断面図であり、図7(b)は、比較例における筐体とブレード組立体のシール部分の拡大断面図である。
図1に示すように、トナーが収容されたトナーカートリッジ30Bは、ドラムカートリッジ30Aに装着された上でフロントカバー2aから本体ケーシング2内に装着される。
印刷を依頼する端末からの指示により、レーザプリンタ1は用紙3の供給、用紙3へのトナー像の転写および定着を行う。この際に、トナーは、トナーホッパ39内で攪拌されつつ供給ローラ38に供給される。
供給ローラ38に付着したトナーは、現像ローラ36に擦り付けられてその表面に付着する。現像ローラ36の表面に付着したトナーは、ブレード61の押圧部材61bにしごかれて所定の層厚にされる。
この際、トナーは、ブレード組立体60の周辺で流動している。一部のトナーは、シール部材72と補強板63との間に入り込もうとする。ところが、本実施形態においては、図7(a)に示すように、シート部材65が、補強板63とフランジ付スクリュー64とでできる段差を覆っているため、なだらかな曲面を形成したシート部材65とシール部材72とが十分な面積で密着してシールしている。そのため、トナーは、シール部材72とシート部材65の間から外部に漏れることはない。
一方、図7(b)に例示した従来のトナーカートリッジの場合には、シート部材65が設けられていないため、補強板63とフランジ付スクリュー64とにより、段差が形成され、この段差部分に直接シール部材72が当接している。そのため、フランジ付スクリュー64とシール部材72とは、面で密着することができず、ヘッド部64aおよびフランジ部64bの角に線状に当接するのみである。また、補強板63とシール部材72も、ごく僅かな接触幅でシールがなされているだけである。そのため、トナーは、これらの不十分なシール部から外部に漏れるおそれがある。
また、フランジ付スクリュー64のような凹凸を形成する部材がトナーホッパ39内の幅方向(レーザプリンタ1の左右方向、図1参照。)で、部分的に配置されることにより、トナーホッパ39内のトナーの量が、幅方向で不均一になるおそれがある。すなわち、トナーはトナーホッパ39内で攪拌されつつ流動するが、フランジ付スクリュー64のような凹凸形状の存在により、幅方向におけるトナー量の分布にムラが生じ、このムラが、印刷濃度の均一性に影響を与える可能性がある。
しかし、本実施形態のトナーカートリッジ30Bでは、フランジ付スクリュー64が形成する凹凸をシート部材65が覆い、特に、トナーホッパ39内の幅方向には湾曲せず、側面視(図7(a)参照)においてのみ湾曲するようにシート部材65を配置しているため、トナーホッパ39内の幅方向に凹凸を形成しない。そのため、トナーホッパ39内の幅方向のトナー量の分布が均一になり、印刷濃度を幅方向に均一にすることができる。
以上のようにして、本実施形態のレーザプリンタ1によれば、ブレード組立体60の凹凸をシート部材65で覆うことで、筐体35とブレード組立体60との間のシール性を向上させ、トナーの漏れを防止することができる。また、ブレード組立体60にフランジ付スクリュー64や補強板63により段差が形成され十分なシール面が確保できなかったとしても、シート部材65でシール性を確保するので、ブレード組立体60の大きさを小さくでき、トナーカートリッジ30B、プロセスカートリッジ30、ひいてはレーザプリンタ1の小型化に寄与することができる。
また、ブレード組立体60と筐体35とのシールのためにブレード取付部材71の大きさを小さくできるため、開口部75の大きさを大きくでき、トナーの流動性を向上することができる。
以上に本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記した実施形態に限定されることなく適宜変更して実施することができる。
例えば、シート部材65は、実施形態において現像ローラ36の回転軸方向の両端でブレードホルダ62(ブレード組立体60)に止めていたが、必ずしも上部の両端を止める必要はなく、一方のみを止めてもよい。また、必ずしもシート部材65の上部をブレードホルダ62に止める必要はなく、図8(a)および(b)に示すように止めずに自由にさせておいてもよい。この場合、組立時にシート部材65’の上端部が多少ばたついて取り扱いに注意が必要であるが、シート部材65’がそれ自身の弾性によりシール部材72側へ付勢されるように作用するので、シール部材72とシート部材65’との間の密着性が向上し、シール性を向上することができる。すなわち、段差部を形成する補強板63やフランジ付スクリュー64よりもブレード組立体60の先端側でシート部材65がブレード61に接着され、基端側で少なくとも一部が自由端となっていることで、この自由端が段差部よりもブレード組立体60から離れるように張り出す。この張り出しによって、シート部材65がシール部材72へ向けて付勢力を生ずるようになっていれば、シール部材72とシート部材65の密着力を向上することができる。
前記実施形態においては、フランジ付スクリュー64と補強板63の段差を問題としていたが、ブレード61と補強板63の段差を解消するのにも本発明を適用することができる。例えば、図9は、補強板63とブレード61とを、フランジ付スクリュー64によらず、接着、溶着またはカシメなどの他の方法により固定した場合を示す図である。図9に示すように、補強板63の上下の端部でブレード61との間に段差(段差部)が生じるが、シート部材65で補強板63を覆うように被せることにより、この段差をなだらかにして、シール部材72によるシールを良好にすることができる。
また、前記実施形態では、レーザプリンタ1に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、その他の画像形成装置、例えば複写機や複合機などに本発明を適用してもよい。
前記実施形態では、トナーの漏れが問題となるシール部分として、補強板63とフランジ付スクリュー64のヘッド部64aおよびフランジ部64bの段差部分や、ブレード61と補強板63との段差を例示したが、フランジ付スクリュー64をブレード61の裏側からでなく、表側から補強板63にねじ込んだ場合には、補強板63とフランジ付スクリュー64のネジ部64cとで形成される凹凸をシート部材65で覆ってシール性を向上してもよい。
また、シート部材65をブレード61に接着する方法として両面テープによる貼付を例示したが、これに限定されることなく、接着剤や溶着により接着することもできる。
前記実施形態においては、シート部材65の上縁は、両端部においてブレード組立体60に固定されていたが、両端のうちの一方で固定してもよい。
前記実施形態においては、感光体の一例として感光ドラム32を例示したが、感光体はドラム形状に限らず、ベルト状のものであってもよい。
前記実施形態においては、記録シートの一例として用紙3を例示したが、記録シートはOHPシートであってもよい。
本発明の実施形態に係るレーザプリンタの要部側断面図である。 トナーカートリッジの分解斜視図である。 図2のトナーカートリッジにシール部材を取り付けた状態を示す斜視図である。 トナーカートリッジの拡大断面図である。 (a)は、ブレード組立体の側面図、(b)は、同平面図である。 (a)はブレード組立体の斜視図、(b)は、フランジ付スクリューの拡大図である。 (a)は、本実施形態における筐体とブレード組立体のシール部分の拡大断面図であり、(b)は、比較例における筐体とブレード組立体のシール部分の拡大断面図である。 実施形態に係るブレード組立体の変形例を示す図であり、(a)は、側面図、(b)は、斜視図である。 補強板とブレードの段差を解消する例を示す図である。
符号の説明
1 レーザプリンタ
5 画像形成部
30 プロセスカートリッジ
30A ドラムカートリッジ
30B トナーカートリッジ
31 ドラムカートリッジケース
32 感光ドラム
35 筐体
35a ネジ孔
36 現像ローラ
38 供給ローラ
39 トナーホッパ
60 ブレード組立体
61 ブレード
61a 板バネ
61b 押圧部材
62 ブレードホルダ
62a 保持部
62b 把持部
62c 貫通孔
63 補強板
63a 貫通孔
64 フランジ付スクリュー
64a ヘッド部
64b フランジ部
64c ネジ部
65 シート部材
65a 貼付部
71 ブレード取付部材
72 シール部材
73 アッパーシール
74 ロアシール
75 開口部

Claims (7)

  1. 開口部を有する筐体と、
    前記筐体の前記開口部に沿って設けられるシール部材と、
    前記筐体に回転可能に支持されるとともに表面に現像剤を担持する現像ローラと、
    前記現像ローラに先端側で当接するブレードと、当該ブレードを補強する補強板とを有してなり、前記筐体の前記開口部に前記シール部材を挟んで取り付けられるブレード組立体と、
    前記ブレード組立体における前記シール部材の対向面に生じた段差部を覆い、前記段差部よりも前記ブレードの先端側の部分で前記開口部の両側部の前記シール部材に届く範囲で幅方向にわたって接着されたシート部材とを備え、
    前記シール部材は、前記シート部材のなだらかな面に倣って密着して当接するように設けられたことを特徴とする現像装置。
  2. 前記段差部は、前記ブレードと前記補強板との段差であることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記ブレードと前記補強板とを結合するネジ部材を備え、
    前記段差部は、前記ネジ部材からなることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  4. 前記シート部材は、前記段差部よりも前記ブレード組立体の基端側の少なくとも一部が自由端とされることで、前記段差部よりも前記自由端側が前記シール部材に対し付勢力を生ずるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  5. 前記シート部材は、前記ブレード組立体の基端側において、前記ブレード組立体の前記現像ローラの回転軸方向における両端の一方または双方で接着され、中央で前記ブレード組立体から離れていることを特徴とする請求項4に記載の現像装置。
  6. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の現像装置と、
    露光装置により光が走査されて静電潜像が形成され、前記現像装置から前記現像剤が供給されて現像剤像が形成される感光体とを備えたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  7. 記録シート上に画像を形成する画像形成装置であって、
    露光装置と、
    請求項に記載のプロセスカートリッジと、
    前記プロセスカートリッジで形成された現像剤像を前記記録シート上に転写する転写手段と、
    前記記録シート上に形成された像を定着する定着手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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