JP4321495B2 - 蓄圧式燃料噴射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料供給ポンプから圧送されてくる燃料を蓄圧室(コモンレール)内に一旦高圧状態で蓄え、そのコモンレール内の高圧燃料をディーゼル機関の気筒へインジェクタによって噴射供給するディーゼル機関の蓄圧式燃料噴射装置に関する。
従来、蓄圧式燃料噴射装置では、ディーゼル機関の運転状態(回転数や負荷等)に基づき、制御目標となるコモンレール内の燃料圧力(コモンレール圧力),燃料噴射量及び燃料噴射時期を算出し、実際のコモンレール圧力がその算出した目標コモンレール圧力となるように燃料供給ポンプからの燃料吐出量をフィードバック制御すると共に、その算出した燃料噴射量及び燃料噴射時期に応じて、コモンレール内の高圧燃料をディーゼル機関の気筒に噴射供給するインジェクタを開閉制御している。
ところで、この種の装置においては、例えばディーゼル機関を急減速させるために、運転者がアクセルペダルの操作(踏込み)を一時中止すると、上記制御目標として算出される燃料噴射量がゼロとなり、インジェクタからの燃料噴射が中止される。そして、その後、運転者のアクセル操作によって加速状態に移行すると、そのときの運転状態に応じて燃料噴射量及び燃料噴射時期が設定され、燃料噴射が再開される。
ところが、このときのコモンレール圧力は、急減速に伴う燃料噴射の中止によって減圧されておらず、減速前の目標圧力近傍に保持されているため、減速前と燃料噴射再開時のディーゼル機関の運転状態にもよるが、通常は、燃料噴射再開時のコモンレール圧力が目標コモンレール圧力より高くなってしまい、インジェクタの開弁と同時に極短い噴射期間で一気に燃料が噴射されるという問題があった。
そして、この状態は、コモンレール圧力が目標コモンレール圧力に低下するまで継続し、その間、ディーゼル機関の各気筒に必要以上に高い圧力の燃料が供給されることになるため、ディーゼル機関に異常燃焼による騒音が生じたり、ディーゼル機関を搭載した車両等に加速ショックが発生したりする。
そこで、こうした問題を解決するために、特開平11−173192号公報には、例えば燃料噴射の中止(燃料カット)中で且つコモンレール圧力が目標圧力よりも高い、といった所定の減圧条件が成立している場合に、インジェクタを開閉弁させるための電磁弁を、インジェクタの弁体が開弁するに至る遅延時間よりも短い時間幅で開弁駆動する(以下、この開弁駆動を「空打ち駆動」という)ことにより、コモンレールからの高圧燃料を燃料系の低圧側へ溢流させて、コモンレール圧力を低下させる方法が提案されている。
つまり、この種の装置に用いられるインジェクタは、コモンレールから第1の流路を介して供給される燃料の圧力により内部の弁体が開弁して、その燃料をディーゼル機関の気筒に噴射する噴射部と、コモンレールから第2の流路を介して供給される燃料の圧力により上記弁体を閉弁させる駆動部と、コモンレールから上記駆動部に供給される燃料を、自らが開弁駆動されることで燃料系の低圧側へ溢流させる電磁弁とを備えている。電磁弁が閉じている場合には、上記弁体はコモンレールから駆動部に供給される燃料の圧力によって閉弁する。電磁弁が開弁されると、コモンレールから駆動部に供給される燃料は低圧側へ溢流し、上記弁体は開弁する。
こうしたインジェクタにおいては、電磁弁を開弁させてから上記弁体が実際に開弁するまでには、所定の遅延時間(所謂、無効時間)がある。上記公報に開示の技術では、その遅延時間未満で電磁弁を開弁駆動することにより、コモンレールからインジェクタの駆動部に供給される高圧燃料を低圧側へ逃がして、コモンレール圧力を低下させている。
特開平11−173192号公報
上記公報に開示の従来技術では、インジェクタを空打ち駆動させる際、通常の燃料噴射タイミングと同様のタイミング(回転速度に同期)で空打ち駆動させるのではなく、予め定められた時間周期で空打ち駆動させ、コモンレール圧力を素早く低下させていた。
インジェクタの駆動回路は、インジェクタの上記弁体の開弁時動作を素早くする必要があるため、例えばコンデンサからなる蓄電手段を備えている。この蓄電手段に蓄電された電荷を開弁開始時にインジェクタの電磁弁に供給することで、電磁弁の開弁開始時の動作速度を速くし、上記弁体の動作速度を速くすることを可能としている。
しかしながら、蓄電手段に十分な電荷が蓄電されていない状態で、全てのインジェクタを所定の時間周期で同期して空打ち駆動させても、駆動電流が不足し、電磁弁が駆動しない場合がある。すると、空打ち駆動が行えず、コモンレール圧力を低下させることができなくなる場合がある。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、空打ち駆動の信頼性を向上させつつ、コモンレール圧力を素早く低下させる蓄圧式燃料噴射装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の蓄圧式燃料噴射装置は、燃料供給ポンプから圧送されてくる燃料を高圧状態で蓄える蓄圧室と、該蓄圧室から第1流路を介して供給される燃料の圧力により内部の弁体が開弁して、該燃料をディーゼル機関の気筒に噴射する噴射部、蓄圧室から第2流路を介して供給される燃料の圧力により弁体を閉弁させる駆動部、および蓄圧室から駆動部に供給される燃料を自らが開弁駆動されることで燃料系の低圧側へ溢流させる電磁弁を有し、電磁弁の開弁駆動に伴い弁体が開弁するように構成されたインジェクタと、高電圧を蓄電し、電磁弁の開弁駆動する際に高電圧を供給する蓄電手段を有する駆動回路と、を備え、ディーゼル機関の運転状態に応じて、燃料供給ポンプに燃料を圧送させると共に、インジェクタの電磁弁をディーゼル機関の回転に同期して駆動制御することにより、ディーゼル機関に燃料を噴射供給する蓄圧式燃料噴射装置において、ディーゼル機関の運転状態に基づき、蓄圧室内の燃料圧力を低下させるべき減圧条件が成立しているか否かを判定する条件成立判定手段と、インジェクタの電磁弁を弁体が開弁するに至る遅延時間よりも短い時間幅で開弁駆動することにより、蓄圧室からの高圧燃料を低圧側へ溢流させる減圧手段と、駆動回路の蓄電手段の蓄電能力に基づいて減圧手段を作動させる時間周期と、減圧手段の作動タイミングを決定する駆動パターン決定手段と、条件成立判定手段により減圧条件が成立していると判定されると、決定された時間周期と、作動タイミングで減圧手段を作動させる減圧実行手段と、を備え、蓄圧室には、インジェクタが複数接続されており、駆動パターン決定手段は、蓄電手段と電気的に接続され、蓄電手段に蓄電された電荷が供給されるインジェクタを二つのグループに分け、グループごとに交互に減圧手段を作動させるように時間周期と作動タイミングを決定することを特徴としている。
この構成によれば、蓄圧式燃料噴射装置は、インジェクタの電磁弁を空打ち駆動させる際、前もって駆動回路に設けられている蓄電手段の蓄電能力を監視し、その蓄電能力に基づいて、空打ち駆動のパターンを定め、その駆動パターンに基づいて電磁弁を空打ち駆動させている。これにより、可能な限りコモンレール圧力を素早く低下させつつ、その信頼性を向上させることができる。また、駆動パターン決定手段は、複数のインジェクタを複数のグループに分け、そのグループごとに減圧手段の駆動パターンを定めているので、全気筒一斉に減圧手段を作動させるだけの蓄電能力が蓄電手段にない場合であっても、確実にコモンレール圧力を低下させられる。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の蓄圧式燃料噴射装置において、駆動パターン決定手段は、蓄電手段の電圧を検出して蓄電能力を判断することを特徴としている。この構成によれば、蓄電手段の蓄電能力を蓄電手段の電圧にて判断しているので、容易に蓄電能力を判断することができる。
(第1実施形態)
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。図1は、第1実施形態の蓄圧式燃料噴射装置の構成を表す概略構成図である。
図1に示すように、本実施形態の蓄圧式燃料噴射装置は、車両に搭載された6気筒のディーゼル機関(以下、エンジンという)に用いられる。そのエンジンの各気筒に燃料を噴射供給する6つのインジェクタ(燃料噴射弁)1と、各インジェクタ1に供給する高圧燃料を蓄圧する蓄圧室としてのコモンレール3と、コモンレール3に高圧燃料を圧送する燃料供給ポンプとしての高圧ポンプ5と、これらをエンジンの運転状態に応じて制御する電子制御装置(以下、ECUという)7とを備えている。
なお、図1は、各気筒のインジェクタ1のうち、1気筒分のインジェクタ1とその配管系および制御系のみ詳細に表している。他の3つのインジェクタ1については、その存在のみを示している。高圧ポンプ5は、燃料の吐出量が可変である周知のものであり、ECU7からの制御指令にしたがって、燃料タンク9に蓄えられた燃料を、低圧ポンプ11を経て吸入し、自身の内部で高圧に加圧して、この加圧された高圧燃料を、供給配管13を介してコモンレール3に圧送する。
各インジェクタ1は、配管15によって、高圧燃料を蓄圧したコモンレール3と連結されており、自身に設けられた電磁弁1aが開閉駆動されることで、コモンレール3に蓄圧された高圧燃料をエンジンの気筒の燃焼室へ噴射する。インジェクタ1は、駆動部の中核を成す円筒状のホルダボディ21と、ホルダボディ21の上部に順次取り付けられた2枚のオリフィスプレート23、25と、ホルダボディ21の内部に上下方向に摺動可能に配置されたピストン27と、ホルダボディ21の内部においてピストン27の下端から下方へ伸び、その先端(下端)にフランジ29が取り付けられたピストンピン31と、ホルダボディ21の下部にチップパッキン33を介して取り付けられた噴射部の中核を成すノズルボディ35と、ノズルボディ35の内部に上下方向に摺動可能に配置された弁体としてのノズルニードル37とを備えている。
そして、ノズルニードル37の大径部37aからは、チップパッキン33を貫通してホルダボディ21の内部側へ連結部37bが伸びている。このノズルニードル37の連結部37bと上記フランジ29とは、ホルダボディ21の内部で連結されている。また、フランジ29とホルダボディ21の内壁との間には、ノズルニードル37に対して閉弁方向(下方)の付勢力を与えるためのスプリング39が設けられている。
更に、ホルダボディ21の内部には、コモンレール3からの配管15と連通する流路41が形成されている。その流路41は、ホルダボディ21の内部で上下方向に分岐している。上記流路41の一方(上方)は、オリフィスプレート23に形成されたオリフィス23aと流路23bを介して、ホルダボディ21の内部にてピストン27の背面側(上面側)に設けられた制御室43に連通している。また、上記流路41の他方(下方)は、チップパッキン33とノズルボディ35に形成された流路45を介して、ノズルボディ35の内部にてノズルニードル37の大径部37aの下方に形成された油溜り室47に連通している。
そして更に、ノズルボディ35の先端(下端)には、上記油溜り室47に連通する燃料噴射用の噴孔49が形成されており、ノズルニードル37の先端(下端)がノズルボディ35に形成された弁座35aに押さえつけられることで、油溜り室47と噴孔49とが遮断され、当該インジェクタ1が閉弁状態となるようになっている。
また、上記制御室43は、オリフィスプレート25に形成されたオリフィス25aを介して、燃料系の低圧側である燃料タンク9へ燃料を戻すための流路51に接続されている。そして、その流路51中に上記電磁弁1aが設けられており、その電磁弁1aを開弁させることで、制御室43が、オリフィス25aと流路51を介し燃料タンク9に連通するようになっている。
よって、ノズルニードル37は、制御室43内の燃料圧力によって押し下げる方向(閉弁方向)の力を受けると共に、油溜り室47内の燃料圧力によって押し上げる方向(開弁方向)の力を受けることとなる。ここで、ノズルニードル37の大径部37aにて油溜り室47内の燃料圧力を受ける面積よりも、ピストン27の背面の面積(つまり、ピストン27にて制御室43内の燃料圧力を受ける面積)の方が大きいため、ECU7により電磁弁1aの励磁コイル(図示省略)Lが通電されず、該電磁弁1aが閉弁している場合には、全体として図1にて下向きの力の方が勝ることとなる。
よって、電磁弁1aの閉弁時には、ノズルニードル37の下端がノズルボディ35の弁座35aに押さえつけられて、当該インジェクタ1はノズルニードル37が閉弁した閉弁状態となり、エンジンの気筒には燃料が噴射されない。一方、ECU7により電磁弁1aの励磁コイルLが通電されて、該電磁弁1aが開弁すると、コモンレール3から制御室43に流入していた高圧燃料が、オリフィスプレート25のオリフィス25a,電磁弁1a,及び流路51を介して、低圧な燃料タンク9へ溢流することとなる。
その結果、油溜り室47内の燃料圧力によってノズルニードル37が上昇し、その下端が弁座35aから離れて、当該インジェクタ1はノズルニードル37が開弁した開弁状態となり、噴孔49からエンジンの気筒へ燃料が噴射される。すなわち、図2に示すように、電磁弁1aが開弁されて、制御室43内の燃料圧力(制御室圧力)が低下し始め、その後、制御室43内の燃料圧力による押し下げ方向(閉弁方向)の力とスプリング39による付勢力との総和が、油溜り室47内の燃料圧力による押し上げ方向(開弁方向)の力を下回った時に、ノズルニードル37が開弁方向に移動し出すのである。なお、図2における「ノズルニードルのリフト量」とは、ノズルニードル37の開弁方向への移動量を示している。
そして、本実施形態のインジェクタ1では、制御室43から燃料タンク9への燃料の移動が、オリフィスプレート25のオリフィス25aによって制限されているので、図2に示すように、電磁弁1aを開弁させてからノズルニードル37の開弁方向への移動が開始されるまでには、所定の遅延時間tm(例えば、約0.4ms(ミリ秒))を要する。
また、ECU7により電磁弁1aの励磁コイルLへの通電が停止されて、該電磁弁1aが閉弁すると、制御室43内の燃料圧力が再び上昇して、ノズルニードル37が閉弁方向へ移動し、その結果、当該インジェクタ1は閉弁状態に戻る。
なお、本実施形態のインジェクタ1では、図1において、チップパッキン33よりも下方の部分が噴射部になっており、チップパッキン33よりも上方の部分が駆動部になっている。そして、ホルダボディ21の内部に形成された流路41のうち、下方へ分岐した部分と、チップパッキン33およびノズルボディ35に形成された流路45とが、第1流路に相当し、ホルダボディ21の内部に形成された流路41のうち、上方へ分岐した部分と、オリフィスプレート23に形成されたオリフィス23a及び流路23bとが、第2流路に相当している。
一方、ECU7は、図1に示すように、エンジンを制御するためのプログラムを実行するCPU61、CPU61が実行するプログラムを格納するROM63、およびCPU61の演算結果を一時記憶するRAM65等からなる周知のマイクロコンピュータを主要部として構成されている。
また、ECU7には、エンジンのクランク軸が30度回転する毎(30°CA毎)にパルス状のクランク角信号CSを出力するクランク角センサ67、エンジンの負荷を表すアクセル開度を検出し、そのアクセル開度に応じたアクセル開度信号Acを出力するアクセルセンサ69、エンジンの冷却水温を検出し、その冷却水温に応じた冷却水温信号THWを出力する水温センサ71、エンジンのクランク軸が2回転する毎で且つクランク軸が特定の回転角度位置に到達する毎にパルス状の気筒判別信号KSを出力する気筒判別センサ73、およびコモンレール3内の実際の燃料圧力(実コモンレール圧力)を検出し、その実コモンレール圧力に応じた実コモンレール圧力信号Pcを出力するコモンレール圧センサ75等の、各種センサからの信号をCPU61に入力させる入力回路77と、各インジェクタ1の電磁弁1aや高圧ポンプ5等をCPU61からの指令に応じて駆動する駆動回路79、80とが設けられている。
以下、便宜的に、アクセル開度信号Acをアクセル開度Acといい、冷却水温信号THWを冷却水温THWといい、実コモンレール圧力信号Pcを実コモンレール圧力Pcという。
そして、ECU7は、上記各種センサ67〜75等からの信号に基づき、エンジンの回転速度(エンジン回転数)Ne、アクセル開度Ac、冷却水温THW、および実コモンレール圧力Pc等の、エンジンの運転状態を把握する。そして更に、ECU7は、エンジンの燃焼状態が上記把握した運転状態に応じた最適な燃焼状態となるような燃料噴射圧を実現するためのコモンレール3内の目標燃料圧力(目標コモンレール圧力)PFを算出すると共に、コモンレール圧センサ75にて検出される実コモンレール圧力Pcが目標コモンレール圧力PFと一致するように高圧ポンプ5を駆動制御する。この駆動制御は、コモンレール圧力のフィードバック制御にて行う。
また、ECU7は、上記把握したエンジンの運転状態に基づき、目標の燃料噴射量と燃料噴射時期を算出すると共に、クランク角センサ67や気筒判別センサ73からの信号に基づき、噴射指令信号を生成し、駆動回路79へ出力する。そして、駆動回路79は、この噴射指令信号に基づき、回路を構成する部品を制御し、エンジンの回転に同期したタイミングで各インジェクタ1の電磁弁1aを開閉駆動させ、エンジンへの燃料噴射を制御する。
更に、ECU7は、上記把握したエンジンの運転状態に基づき、コモンレール圧力Pcを低下させるべき減圧条件が成立していると判定すると、インジェクタ1の電磁弁1aを、前述した遅延時間(すなわち、インジェクタ1のノズルニードル37が開弁するに至るまでの時間)tmよりも短い時間幅で開弁駆動(空打ち駆動)する。空打ち駆動を行うことにより、コモンレール3からインジェクタ1の制御室43に流入する高圧燃料を燃料タンク9へ溢流させて、コモンレール圧力Pcを低下させる。
次に、インジェクタ1の電磁弁1aを駆動させるための駆動回路79を図3に基づいて説明する。図3は、インジェクタの電磁弁を駆動させるための駆動回路の回路図である。
図3に示すように、駆動回路79は、バッテリ+Bから励磁コイルLへの電流の供給を制御する回路である。この回路79は、高電圧印加部90、スイッチSW1〜SW3、励磁コイルLからなっている。本実施形態では、図3に示すように、励磁コイルLへの電流の供給を制御する回路は、2系統あり、バッテリ+Bに対して並列に接続されている。第1系統で、#1気筒、#3気筒、#5気筒の励磁コイルLへの電流の供給を制御し、第2系統で#2気筒、#4気筒、#6気筒の励磁コイルLを電流の供給を制御している。各系統の回路とも機能、回路構成は同じであるため、ここでは、第1系統の励磁コイルLを制御する系統について説明する。
高電圧印加部90は、チャージ回路91と蓄電手段としてのコンデンサCからなっている。チャージ回路91は、例えばトランスなどの回路からなっており、例えば12Vのバッテリ電圧を200V程度の直流高電圧に変換すると共に電荷をコンデンサCに蓄電する。また、コンデンサCの電圧は、ECU7により監視されている。なお、コンデンサCの容量は、励磁コイルLに駆動電圧を印加する際に一定の高電圧の印加が可能なように大きな容量とされる。
スイッチSW1〜SW3は、上記噴射指令信号に基づいて、個別にオン/オフ制御されるトランジスタ、FET(電界効果トランジスタ)、リレー等からなるスイッチング素子である。スイッチSW1は、噴射指令信号に基づいてオン/オフ制御され、オンとなるとバッテリ+Bの電圧を、ダイオードD1を介して励磁コイルLに印加する。スイッチSW1は、デューティ比制御され、このデューティ比を変更することにより励磁コイルLに供給する電流量を変更することができる。
スイッチSW2は、噴射指令信号に基づいてオン/オフ制御され、オンとなるとコンデンサCに蓄電された電荷を励磁コイルLに供給する。スイッチSW3は、噴射指令信号に基づいてオン/オフ制御され、励磁コイルLに供給される電流、すなわちインジェクタ1の駆動を制御する。
次に、上記構成による駆動回路79の動作を図4、図5に基づいて説明する。図4は、通常運転時の駆動回路の動作を示すタイムチャートである。図5は、空打ち駆動を行うときの駆動回路の動作を示すタイミングチャートである。
(通常運転時の駆動回路の動作)
図4に示すように、駆動回路79に噴射指令信号が入力されると、スイッチSW2とSW3がオンとなり、励磁コイルLに、コンデンサCに蓄電されている電荷が供給される。このとき励磁コイルLには、コンデンサCの高電圧放電によるピーク電流Ipが流れる。このピーク電流Ipにより、電磁弁1aの弁体を素早く駆動させ、開弁することができる。
続いて、スイッチSW3がオフとされると同時に、スイッチSW1がオンされる。このときスイッチSW1はデューディ比制御され、維持電流Ih1が励磁コイルLに供給される。所定時間後、スイッチSW1のデューティ比を先ほどよりも低く制御され、維持電流Ih1よりも低い維持電流Ih2が励磁コイルLに供給される。その後、スイッチSW2がオフされると同時に、スイッチSW1もオフされる。その直後、電磁弁1aは閉弁する。
このように駆動回路79を制御し、励磁コイルLに電流を供給することにより、電磁弁1aの開弁の応答性を向上させつつ、消費電力を抑えることができる。
(空打ち駆動を行う際の駆動回路の動作)
図5に示すように、駆動回路79に空打ち駆動を行うための指令信号が入力されると、スイッチSW2とSW3がオンとなり、励磁コイルLに、コンデンサCに蓄電されている電荷が供給される。このとき励磁コイルLには、コンデンサCの高電圧放電によるピーク電流Ipが流れる。このピーク電流Ipにより、電磁弁1aの弁体を素早く駆動させ、開弁することができる。
続いて、電磁弁1aが開弁してからtm(図2参照)以内にスイッチSW2とSW3をオフする。これにより、ノズルニードル37がリフトし、開弁する前に電磁弁1aを開閉することができるので、コモンレール3内の高圧燃料を燃料タンク9へ溢流させ、コモンレール圧力を低下させることができる。
次に、本実施形態のECUで実行される空打ち制御処理を図6から図11に基づいて説明する。図6は、ECUで実行される空打ち制御処理を表すフローチャートである。図7は、空打ち制御処理中の駆動パターンを決定する処理を表すフローチャートである。図8から図10は、図7の駆動パターン決定処理で決定した駆動パターンを示すタイムチャートである。
図6に示すように、空打ち制御処理の実行が開始されると、ECU7は、ステップS10にて、コンデンサ電圧を検出する。そして、ステップS20では、前記コンデンサ電圧に基づいてコンデンサCが正常であるか否かを判断する。具体的には、ECU7は、電磁弁1aが駆動される直前のコンデンサCの電圧が0(ゼロ)となっていなければ、コンデンサCは正常であると判断する。ECU7は、ステップS20において、コンデンサCは正常であると判断すれば、処理をステップS30に進め、異常であると判断すれば、空打ち制御処理を終了する。
ステップS30では、ECU7は、コモンレール圧力Pcを減圧させる要求があるか否かを判断する。具体的には、減圧要求は、具体的には、上述したように燃料噴射を行う指示が出されていない状態で、かつ、コモンレール圧力Pcに対して目標コモンレール圧力PFが低く、コモンレール圧力Pcを減圧させなければならない、または、コモンレール圧力Pcがシステムの限界圧力を超えている場合に出される。ECU7は、このステップにて減圧要求が有ると判断すると、処理をステップS40に進め、減圧要求が無いと判断すると、空打ち制御処理を終了する。このステップS30での処理が、請求項に記載の条件成立判定手段に相当する。
ステップS40では、ECU7は、コンデンサCの状態(例えば、蓄電能力)に応じて空打ち駆動するための電磁弁1aの駆動パターンを決定する。
次に、駆動パターンを決定する処理を図7に基づいて説明する。駆動パターンの詳細は、図8から図10に基づいて説明する。ECU7は、ステップS40において駆動パターンを決定する処理を実行する。ステップS100では、ECU7は、再びコンデンサ電圧を検出する。次いでステップS110では、このコンデンサ電圧、すなわちコンデンサCの蓄電能力に基づいて駆動パターンを選択する。
本実施形態では、3種類の駆動パターンがある。一つ目の駆動パターンは、図8に示すように、減圧要求があった後(図中、破線で示した時期)、各系統の全ての気筒のインジェクタ1を所定の時間周期で同期して空打ち駆動させる駆動パターンである(パターン1:全気筒空打ち駆動)。本実施形態では、電磁弁1aの駆動時間を200μSとし、駆動間隔を1mSとしている。この駆動時間および駆動間隔は、コンデンサCの能力もしくは蓄電する速度に応じて適宜定めればよい。
インジェクタ1をこの駆動パターンで駆動させれば、コモンレール3からの高圧燃料を燃料系の低圧側へ溢流させる量を多くでき、コモンレール圧力Pcを素早く低下させられる。
二つ目の駆動パターンは、図9に示すように、ある系統のインジェクタ1を複数のグループに分け、グループごとに空打ち駆動させる駆動パターンである(パターン2:グループ空打ち駆動)。本実施形態では、例えば、第1系統には3つのインジェクタ1があり、3つのインジェクタ1は、2つのインジェクタ1を有するグループと、1つのインジェクタ1を有するグループに分けられている。本実施形態では、#1と#3のインジェクタ1の空打ち駆動と#5のインジェクタ1の空打ち駆動が交互に行われる。第2系統のインジェクタ1も第1系統のインジェクタ1と同様の方法で空打ち駆動される。
インジェクタ1をこの駆動パターンで駆動させれば、全気筒一斉に空打ち駆動させるだけの蓄電能力がコンデンサCにない場合であっても、確実にコモンレール圧力Pcを低下させられる。
三つ目の駆動パターンは、各系統のインジェクタ1が一つずつ空打ち駆動される駆動パターンである(パターン3:単気筒空打ち駆動)。インジェクタ1をこの駆動パターンで駆動させれば、蓄電手段に一つのインジェクタ1しか空打ち駆動できない場合であっても、より確実にコモンレール圧力Pcを低下させられる。
次に、空打ち駆動のパターンをコンデンサCの蓄電能力に基づいて選択する理由を以下に述べる。インジェクタ1の電磁弁1aの駆動回路79は、インジェクタ1のノズルニードル37の開弁時動作を素早くする必要があるため、コンデンサCを備えている。このコンデンサCに蓄電された電荷を開弁開始時に電磁弁1aに供給することで、電磁弁1aの開弁開始時の動作速度を速くし、ノズルニードル37の動作速度を速くすることを可能としている。
しかしながら、コンデンサCに十分な電荷が蓄電されていない状態で、全てのインジェクタ1を所定の時間周期で同期して空打ち駆動させても、駆動電流が不足し、電磁弁1aが駆動しない場合がある。すると、空打ち駆動が行えず、コモンレール圧力Pcを低下させることができなくなる場合がある。
本実施形態では、インジェクタ1に空打ち駆動させる際に、予めコンデンサCの蓄電能力(コンデンサ電圧)を検出し、その能力に適した空打ち駆動の駆動パターンを選択し、空打ち駆動しているので、空打ち駆動の信頼性を向上させつつ、コモンレール圧力Pcを素早く低下させることができる。
ECU7は、ステップS110で駆動パターンを選択した後、選択した駆動パターンの処理に進む。パターン1である全気筒空打ち駆動を選択すれば、ECU7は処理をステップS120に進め、このパターンに応じた指令信号パターンをROM63より読み出す。パターン2であるグループ空打ち駆動を選択すれば、ECU7は処理をステップS130に進め、このパターンに応じた指令信号パターンをROM63より読み出す。パターン3である単気筒空打ち駆動を選択すれば、ECU7は処理をステップS140に進め、このパターンに応じた指令信号パターンをROM63より読み出す。これらステップS110からS140までの処理が、請求項に記載の駆動パターン決定手段に相当する。
その後、ECU7は、ステップS50において、ステップS120、S130、S140で読み出した指令信号パターンに基づいた指令信号を駆動回路79に出力し、空打ち駆動を実施する。このステップS50での処理が、請求項に記載の減圧実行手段に相当する。
そして、ECU7は、ステップS60にて、コモンレール圧力Pcが目標コモンレール圧力PFとなっているか否かを判断する。ECU7は、コモンレール圧力Pcが目標コモンレール圧力PFとなっていれば、空打ち制御処理を終了し、目標コモンレール圧力PFとなっていなければ、処理を再びステップS40に戻し、空打ち制御処理を続行する。この処理は、コモンレール圧力Pcが目標コモンレール圧力PFとなるまで続けられる。
本実施形態の蓄圧式燃料噴射装置には、複数のインジェクタ1に対し、2系統の駆動回路79でもってインジェクタ1を駆動させているが、この駆動回路79は、1系統であってもよい。また、各系統の駆動パターンは、同じであってもよいし、異なった駆動パターンで空打ち駆動させてもよい。
第1実施形態の蓄圧式燃料噴射装置の構成を表す概略構成図である。 インジェクタの開弁動作を説明するタイムチャートである。 インジェクタの電磁弁を駆動させるための駆動回路の回路図である。 通常運転時の駆動回路の動作を示すタイムチャートである。 空打ち駆動を行うときの駆動回路の動作を示すタイミングチャートである。 ECUで実行される空打ち制御処理を表すフローチャートである。 空打ち制御処理中の駆動パターンを決定する処理を表すフローチャートである。 インジェクタをパターン1:全気筒空打ち駆動させる場合の駆動パターンである。 インジェクタをパターン2:グループ空打ち駆動させる場合の駆動パターンである。 インジェクタをパターン3:単気筒空打ち駆動させる場合の駆動パターンである。
符号の説明
1 インジェクタ
1a 電磁弁
3 コモンレール(蓄圧室)
5 高圧ポンプ
7 ECU
9 燃料タンク
11 低圧ポンプ
21 ホルダボディ
23 オリフィスプレート
23a オリフィス(第2流路)
23b 流路(第2流路)
37 ノズルニードル(弁体)
41 流路(第1流路、第2流路)
43 制御室
45 流路(第1流路)
47 油溜り室
49 噴孔
61 CPU
63 ROM
65 RAM
79 駆動回路
90 高電圧印加部
91 チャージ回路
+B バッテリ
L 励磁コイル
C コンデンサ(蓄電手段)
SW1 スイッチ
SW2 スイッチ
SW3 スイッチ

Claims (2)

  1. 燃料供給ポンプから圧送されてくる燃料を高圧状態で蓄える蓄圧室と、
    該蓄圧室から第1流路を介して供給される燃料の圧力により内部の弁体が開弁して、該燃料をディーゼル機関の気筒に噴射する噴射部、前記蓄圧室から第2流路を介して供給される燃料の圧力により前記弁体を閉弁させる駆動部、および前記蓄圧室から前記駆動部に供給される燃料を自らが開弁駆動されることで燃料系の低圧側へ溢流させる電磁弁を有し、該電磁弁の開弁駆動に伴い前記弁体が開弁するように構成されたインジェクタと、
    高電圧を蓄電し、前記電磁弁の開弁駆動する際に高電圧を供給する蓄電手段を有する駆動回路と、を備え、
    前記ディーゼル機関の運転状態に応じて、前記燃料供給ポンプに燃料を圧送させると共に、前記インジェクタの前記電磁弁を前記ディーゼル機関の回転に同期して駆動制御することにより、前記ディーゼル機関に燃料を噴射供給する蓄圧式燃料噴射装置において、
    前記ディーゼル機関の運転状態に基づき、前記蓄圧室内の燃料圧力を低下させるべき減圧条件が成立しているか否かを判定する条件成立判定手段と、
    前記インジェクタの前記電磁弁を前記弁体が開弁するに至る遅延時間よりも短い時間幅で開弁駆動することにより、前記蓄圧室からの高圧燃料を前記低圧側へ溢流させる減圧手段と、
    前記駆動回路の前記蓄電手段の蓄電能力に基づいて前記減圧手段を作動させる時間周期と、前記減圧手段の作動タイミングを決定する駆動パターン決定手段と、
    前記条件成立判定手段により前記減圧条件が成立していると判定されると、決定された前記時間周期と、前記作動タイミングで前記減圧手段を作動させる減圧実行手段と、を備え
    前記蓄圧室には、前記インジェクタが複数接続されており、
    前記駆動パターン決定手段は、前記蓄電手段と電気的に接続され、前記蓄電手段に蓄電された電荷が供給される前記インジェクタを二つのグループに分け、前記グループごとに交互に前記減圧手段を作動させるように前記時間周期と前記作動タイミングを決定することを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置。
  2. 前記駆動パターン決定手段は、前記蓄電手段の電圧を検出して蓄電能力を判断することを特徴とする請求項1に記載の蓄圧式燃料噴射装置。
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