JP4320430B2 - 走行振動耐久性が改善されたrc構造物及びその製法 - Google Patents
走行振動耐久性が改善されたrc構造物及びその製法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4320430B2 JP4320430B2 JP2003332175A JP2003332175A JP4320430B2 JP 4320430 B2 JP4320430 B2 JP 4320430B2 JP 2003332175 A JP2003332175 A JP 2003332175A JP 2003332175 A JP2003332175 A JP 2003332175A JP 4320430 B2 JP4320430 B2 JP 4320430B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shear
- load
- reinforcing bar
- cfs
- span
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
Description
一方、本発明者らは、せん断補強筋を配置しないRCはりの底面をCFS補強した場合の耐力および破壊メカニズムについての実験研究を行い、その結果、静荷重に対しては曲げ耐力は向上するが、移動荷重に対してはせん断領域でぜい性的なせん断破壊となる結果を得、既に公表済み(非特許文献3参照)であるが、そのような事態に対応する好ましい補強の態様については未だ、確立したものがなかった。
本発明におけるRC構造物は、図1に示されるように、裏面両端が支点A及びBにより支持され、表面側から動的加重Dwが繰り返し載荷される場所に用いられる。図1にはタイプI及びタイプIIの2種類のRC構造物が示され、これらRC構造物は、底面(裏面)が炭素繊維シート(CFS)で補強された床板の例であるが、本発明において、繊維シートは、炭素繊維シート(CFS)に限らず各種材料の繊維シートを貼着することができ、特に動的加重Dwが繰り返し載荷されたとき該RC構造物は、曲げられる内側部分には圧縮応力が加えられ、外側部分には引張応力が加えられることになるので、圧縮強度に比し引張強度が強く、かつ耐衝撃破壊性の高いナイロン6、ナイロン6/6、ナイロン12、ポリアリールアミドのようなポリアミド繊維、ビニロン繊維、ポリエステル繊維例えばガラス繊維で強化したポリエステル繊維、ポリアミドイミド繊維、ポリウレタン繊維等公知の各種材料の繊維シートを、外側(底面側)に好ましく貼着することができ、その貼着量はこれら繊維材料の公知の強度に基き、設計によって決めることができる。
図1(i)及び(ii)は、移動荷重を受けるせん断補強筋を有しないCFS補強RC構造物の例としてのはりの破壊状態を示す。
静荷重の場合の破壊状況(図1(i)及び(ii))は、タイプI、IIともに荷重載荷位置で曲げ破壊を呈している。また、移動荷重の場合の破壊状況(図1(iii)及び(iv))は、タイプIでは支点Aから45cm、タイプIIでは支点Bから55cmの位置でせん断破壊となった。
使用材料および供試体の寸法は、非特許文献3に示されるCFS補強RCはりと同様とした。すなわち、供試体のコンクリートには、普通ポルトランドセメントと最大寸法20mmの粗骨材等を使用した。また、鉄筋はSD295A、D16を使用し、挿入鉄筋にはD13を用いた。
供試体の支間は200cmとし、供試体の張り出し部は、鉄筋D16であることから、定着長を考慮して40cmとし、全長280cmとした。また、はりの幅は30cmとした。供試体は有効高の異なるRCはり2タイプとし、その寸法を図2に示す。供試体名称は有効高21cmをタイプI、25cmをタイプIIとした。
検討によれば、図5に示されるように、動的荷重が繰り返し載荷される場合の破壊、特に、支間(スパン)に掛け渡され、中央部の曲げ領域と該曲げ領域の両側(両支点側)にそれぞれ位置する2つのせん断領域を有するはり、版材等のRC構造物に動的荷重が繰り返し載荷されて、せん断力が支配的となって破壊する場合は、一般的に、両せん断領域で脆性的に破壊し、荷重位置(p)から支点方向に約45°の傾きの破壊界面が生じる。
つまり、RC構造物におけるせん断領域は構造物の有効高さ(d)に依存し、中央部の曲げ領域は構造物の長さに依存する。
したがって、本発明において移動荷重が作用した場合、支点(A)が3.0d以内でせん断破壊となるので、支間(スパン)の長さに特段の制限はなく、設計においては、図に示されるように、せん断領域のはりの高さ(H)の1/2の位置(H/2位置)でせん断力に対する鉄筋補強の検討をすることが望ましい(最小H/2位置から最大3dが必要区間)。但し、RC構造物は通常、支点付近には構造的に高さ方向に鉄筋が既に配置されている。
そして、このような鉄筋コア・アンカー補強は、短かい所用作業時間(24時間以内)で行なうことができ、かつ、施工費を、従来の一般的工法の場合に比し著しく削減することが可能となる。また、幅広の例えば道路橋RC床版等を対称とした場合は、幅方法に沿って全面に施工することができ、この場合も、施工費は、従来の一般的工法(例えば下面に鉄板を配設)に比し、時間及びコストの大幅な削減を期待することができる。なお、図2〜4中の×印はひずみ測定位置を示す。
タイプIは、支間長200cm、幅30cm、高さ21cmとし、鉄筋は引張側に3本、圧縮側に2本配置し、有効高さを17.2cmとした。せん断補強筋は、せん断スパン比a/d=2.61を考慮し、両支点から18cm、36cmの位置にD13を各2本挿入する。供試体名称はせん断補強筋を配置しないはりをCFSとし、せん断補強筋補強したはりをCFS・CAと称する。
タイプIIの供試体は、支間長、幅はタイプI同様に200cm、30cmとし、はり高さは25cmとした。鉄筋はタイプIと同様に引張側に3本、圧縮側に2本配置し、有効高さを21.2cmとした。せん断補強筋は、せん断スパン比a/d=2.59を考慮し、両支点から21cm、42cmの位置にD13を各2本挿入する。なお、供試体名称はタイプIと同様とする。
本例におけるCFS補強は、幅30cmの供試体底面に主鉄筋方向にCFSを1層張り付けるものとする。供試体底面の下地処理はシートとコンクリートとの付着性能を高めるために、コンクリート表面の不陸をサンダーで平滑に仕上げた。その後、接着面にエポキシプライマーを塗布含浸させて、接着用含浸樹脂でシートを接着した。
図1(iii)及び(iv)に示した移動荷重が作用した場合にせん断破壊となる領域に鉄筋を挿入してせん断耐力を向上させることによりCFSの補強効果を発揮させたものである。CA補強法の詳細を述べる。
CA補強法を図6に示す。まず、既存のRC部材の鉄筋配置位置を鉄筋探査器等で確認し、供試体の上面から鉄筋挿入用の孔をドリルでせん孔する(図6(i)。本例では、せん孔の深さを引張鉄筋の配置位置(有効高d)とし、その直径は使用鉄筋径+3.0mm〜5.0mmの余裕をとる。余裕が3.0mm未満であると使用鉄筋の挿入作業性、及びコンクリート母材と挿入鉄筋との接着性の点で問題があり、5.0mmを超えると使用樹脂量が不当に増大し、かつ樹脂の熱線膨張率がコンクリートのそれと違う(樹脂の方が熱線膨張率が桁違いに高いことが多い)ことに起因して、樹脂とコンクリートの界面の接着性に問題を生じることがある。
本例の使用鉄筋はD13(本発明においてはせん断力に応じた鉄筋径を選択、使用する)であるから、φ16mmのせん孔とする。せん孔作業はRC部材の上面から施工できるので施工性が良く、コンクリートと異形棒鋼との接着作業が容易にできる。そして、せん孔後、孔内を清掃し、せん孔によるコンクリート微粉を排出する(図6(ii))。
載荷方法を図7に示す。移動荷重実験は、輪荷重を供試体の支間中央に設置し、載荷後、左右支点A、B方向に1往復移動させ、元の支間中央で停止する。ひずみは移動を停止した後に計測する。本実験における移動速度は22cm/secとした。荷重は1移動ごとに5.0kNずつ増加させ、供試体が破壊するまで荷重の増加と移動を繰り返し行なう。
本例におけるCFS・CA補強RCはりに移動荷重が作用した場合の破壊時のひび割れ状態を図8に示す。
CFS補強RCはりに移動荷重が作用した場合は、すでに図1に示すようにタイプIは、支点Aから45cmの位置で、また、タイプIIの場合も支点Bから55cmの位置で荷重移動中に、ともにぜい性的なせん断破壊となった。これに対して、CFS・CA補強RCはりのタイプI、IIとも移動荷重が作用した場合は曲げ領域にひび割れが発生し、荷重が移動を繰り返すことにより、ひび割れは圧縮鉄筋の配置付近まで伸展している。また、せん断領域には斜めひび割れが発生するが、CAによるせん断補強のために致命的なひび割れは生ぜず、耐力が向上し、支間中央で荷重が移動中に曲げ破壊となった。なお、特記すべきはCA補強箇所の挿入鉄筋と母材には損傷が見られない。したがって、CFS補強RCはりは、CFSの引張強度を充分発揮させることができ、荷重移動に起因するせん断破壊を防止することが可能となった。
[実験耐力]
CFS補強RCはりおよびCFS・CA補強RCはりの実験耐力および破壊モード(上記非特許文献3開示)を表2に示す。なお、表2には該非特許文献による静荷重(CFS−M)および移動荷重(CFS−R)の場合の実験耐力も併記した。
[設計せん断耐力]
CA補強法におけるせん断耐力は、スターラップを配置した場合の耐力式を適用するものとする。すなわち、鉄筋を挿入した場合のせん断耐力Vydは式[1]として与え(土木学会「コンクリート標準方書(構造性能照査編)」土木学会(2002))られる。また、せん断耐力Vpuは式[2]より算出する。
CFS補強RCはりの終局曲げ耐力は、無補強の場合の曲げ耐力に、CFS補強曲げ耐力を加えることにより算出される。この場合の無補強RCはりの曲げ耐力の算出には、実際上の応力特異点レベルを取り込んだ引張強度fyの0.73倍、すなわち、T=0.73・fy・As(ここに、fy=fyd・1.13)として、終局曲げ耐力式を修正して精度を高(T. Abe et. al. :"Flexural Load-Carrying Capacity and Dynamic Effects of RC Beam due to Running Vibration Load"、Materials Science Research International、vol.6、No.2、pp.96-103(2000))めた。
CA補強による設計せん断耐力を式[1]、[2]より算出すると、タイプIは150.0kN、タイプIIは171.5kNである。なお、せん断補強筋の配置間隔は実験的に適宜結滞することができる。次に、CFS補強曲げ耐力を式[3]、[4]より算出すると、タイプIは105.2kN、タイプIIは124.1kNである。したがって、CA補強を併用した場合はせん断耐力が向上し、ぜい性的なせん断破壊を防止し、移動荷重の場合にも延性的曲げ破壊が先行する挙動を示す。
CFS補強およびCFS・CA補強RCはりはともに曲げ破壊が先行したことから、理論曲げ耐力は筆者らが提案する式[3]、[4]を適用する。ただし、この式[3]、[4]は、実験耐力であり、実際の設計に適用する場合には、各材料の安全率を勘案することが必要となる。また、この式は、ひび割れ損傷を受けてないRCはりにCFS補強する際の耐力式である。ひび割れ損傷を受けたRCはりにCFS補強する際の耐力式は、精緻なものが検討(実験)途上にあるが、現在までの検討結果によれば、前記式[3]中の「As・(1.13fyd)」の項における「fyd」の係数「1.13」が約0.9前後になる(「As・(1.13fyd)」の項が「As・(0.9fyd)」前後になる)ものと推測される。
[引張鉄筋およびシートのひずみ]
支間中央の引張鉄筋の荷重とひずみの関係を図9に示す。なお、本例における鉄筋の降伏ひずみは1,840×10−6である。
図9(i)より、CFS補強はりに静荷重が作用する場合の降伏荷重はM1、M2ともに70kNであり、降伏後の荷重域では補強効果が顕著に現れ、急激なひずみの増加は見られず、線形的に増加している。終局時のひずみはM1で8,900×10−6、M2で9,400×10−6である。また、移動荷重の場合はR1、2ともに70kNから降伏し始めるが、終局時のひずみはR1で7,400×10−6、R2で6,700×10−6である。これは支点Aから45cmの位置でせん断破壊となったことから、急激なひずみの増加は見られない。これに対してCFS・CA補強RCはりに移動荷重が作用する場合は、CFS・CA−R1、R2ともに荷重70kNで降伏する。その後の荷重増加では、荷重105kNまで線形的に増加する。終局時のひずみはR1で20,100×10−6、R2で18,100×10−6である。したがって、CFS補強とCA補強を併用した場合はせん断耐力が向上することから、移動荷重の場合は曲げ破壊となった。
図9(ii)より、CFS補強はりに静荷重が作用する場合の降伏荷重はM1、2ともに90kNであり、終局時のひずみは13,700×10−6、12,400×10−6である。移動荷重が作用するR1、R2ともに荷重80kNで降伏し、終局時のひずみは11,100×10−6、10,100×10−6である。CFS・CA補強はりに静荷重が作用する場合はR1、R2ともに荷重85kNで降伏し、終局時のひずみはR1が荷重125kNで10,700×10−6、R2は荷重135kNで14,000×10−6となり、静荷重の場合のひずみと同様な傾向を示している。したがって、タイプIと同様にせん断領域の耐力が向上したために支間中央のひずみが上昇し、曲げ破壊が先行した。
支間中央におけるCFSのひずみと荷重との関係を図10に示す。なお、CFSの破断ひずみは18,190×10−6以下であるが、破断ひずみ以上はデータの信頼性から20,000×10−6までとして図10に示した。
図10(i)より、CFS補強はりに静荷重が作用する場合のM1は、荷重100kN、M2は荷重105kNから急激に増加する。その後の荷重増加でも線形的にひずみは増加し、終局時では破断ひずみを上回っている。また、移動荷重が作用する場合は、荷重90kNからひずみの増加が著しくなり、終局時のひずみはR1で14,300×10−6、R2で17,200×10−6である。これに対して、CFS・CA補強はりに静荷重が作用する場合は、荷重80kNからひずみの増加が大きくなり、R1は105kN、R2は110kNまで線形的に増加する。終局時のひずみは20,100×10−6に達している。一般的に、CFSのはく離ひずみは6,000×10−6といわれているが、本実験の場合は、公称はく離ひずみ後の荷重増加でも、耐力を維持していることを明らかにした。
図10(ii)より、CFS補強はりに静荷重が作用する場合は、荷重100kNからひずみの増加は著しくなるが、M1は荷重135kN、M2が130kNまで線形的に増加する。終局時のひずみは19,700×10−6、20,000×10−6となり、破断ひずみを上回っている。また、移動荷重の場合は荷重90kNからひずみの増加が著しくなり、終局時のひずみはR1、R2で12,300×10−6、11,300×10−6である。CFS・CA補強はりに移動荷重が作用する場合は、R1で90kN、R2で100kNからひずみの増加が著しくなる。終局時のひずみは破断ひずみを上回っている。したがって、支間中央のCFSひずみが20,000×10−6となったことからも、CFSの引張強度が充分発揮されていることが確認できる。
以上、本発明の思想を理解するため、極く小規模かつ精緻なRC構造物を例に挙げて説明してきたが、本発明は、重量車両等の運行に資するような他の大型構造物例えばはりや板状構造物等に適用できることは当業者にとって自明である。
Claims (2)
- 裏面両端が支持され、表面側から動的荷重が繰り返し載荷される場所に用いられ、該裏面側を支持する支点から表面側の前記荷重位置に向けて斜め上方向に剥離状せん断力が加えられるせん断領域を有し、スパン方向に鉄筋が予め埋設されたRC構造物であって、該RC構造物は更に繊維シートと鉄筋コア・アンカーとの併用により補強され、前記繊維シートは、前記動的加重が該RC構造物の厚み方向に載荷されるときに該RC厚みのうち外側のいずれかのレベル面(該RC構造物が延伸弾性変形されるレベル面)に展開して設けられ、前記鉄筋コア・アンカーは、該RC構造物のせん断領域に厚み方向に設けられ、該せん断領域はせん断スパン比a/dが次式を満たす範囲にのみあることを特徴とするRC構造物;
- 裏面両端が支持され、表面側から動的荷重が繰り返し載荷される場所に用いられ、該裏面側を支持する支点から表面側の前記荷重位置に向けて斜め上方向に剥離状せん断力が加えられるせん断領域を有し、スパン方向に鉄筋が予め埋設され、更に繊維シートと鉄筋コア・アンカーとの併用により補強され、前記繊維シートは、前記動的荷重が該RC構造物の厚み方向に載荷されるときに該RC厚みのうち外側のいずれかのレベル面(該RC構造物が延伸弾性変形されるレベル面)に展開して設けられ、前記鉄筋コア・アンカーは、該RC構造物のせん断領域に厚み方向に設けられ、該せん断領域はせん断スパン比a/dが次式を満たす範囲にのみあるRC構造物の現場補強法であって、既存のRC部材の鉄筋配置位置を鉄筋探査器等で確認し、次に、RC部材の上面から引張鉄筋の配置位置(有効高d)とする深さ以内、かつ使用鉄筋径+3mm〜5mmの直径の鉄筋挿入用の孔をドリルでせん孔し、せん孔後、必要に応じて孔内を清掃してせん孔によるコンクリート微粉を排出し、次に、穿孔された部分に、硬化後圧縮強度が普通コンクリートのそれより高く、常温硬化性であって未硬化状態で補強筋が挿入され得る程度の低粘度であるが硬化後圧縮強度が普通コンクリートのそれより高い硬化型樹脂液を注入した後、該孔部に鉄筋を挿入して樹脂を硬化養生させる、各段階を含むRC構造物の現場補強法;
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003332175A JP4320430B2 (ja) | 2003-09-24 | 2003-09-24 | 走行振動耐久性が改善されたrc構造物及びその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003332175A JP4320430B2 (ja) | 2003-09-24 | 2003-09-24 | 走行振動耐久性が改善されたrc構造物及びその製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005097939A JP2005097939A (ja) | 2005-04-14 |
JP4320430B2 true JP4320430B2 (ja) | 2009-08-26 |
Family
ID=34460596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003332175A Expired - Fee Related JP4320430B2 (ja) | 2003-09-24 | 2003-09-24 | 走行振動耐久性が改善されたrc構造物及びその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4320430B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4780781B2 (ja) * | 2006-02-07 | 2011-09-28 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 既設コンクリート橋脚の耐震補強工法 |
JP5664000B2 (ja) * | 2010-07-29 | 2015-02-04 | 株式会社大林組 | 床版の補強性能向上方法及び補強性能向上構造 |
JP5916364B2 (ja) * | 2011-12-07 | 2016-05-11 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 鉄筋コンクリート梁のせん断耐力向上方法 |
JP2013254905A (ja) * | 2012-06-08 | 2013-12-19 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体ウエハ用プロービングステージ、半導体検査装置、及びステージの溝幅決定方法 |
JP2021070995A (ja) * | 2019-10-31 | 2021-05-06 | 首都高速道路株式会社 | せん断補強材を埋設した膨張材併用軽量コンクリート製床版 |
JP2021070996A (ja) * | 2019-10-31 | 2021-05-06 | 首都高速道路株式会社 | 膨張材併用軽量コンクリート製床版、コンクリート打設方法 |
-
2003
- 2003-09-24 JP JP2003332175A patent/JP4320430B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005097939A (ja) | 2005-04-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8997437B2 (en) | Structural members with improved ductility and method for making same | |
Memon et al. | Seismic resistance of square concrete columns retrofitted with glass fiber-reinforced polymer | |
Mostofinejad et al. | Flexural Strengthening of Reinforced Concrete Beam-Column Joints Using Innovative Anchorage System. | |
Szabó et al. | Near surface mounted FRP reinforcement for strengthening of concrete structures | |
Kakaletsis et al. | Effectiveness of some conventional seismic retrofitting techniques for bare and infilled R/C frames | |
Manalo et al. | Composite behaviour of a hybrid FRP bridge girder and concrete deck | |
Rehmat et al. | Experimental study on concrete filled steel tubes to footing connection using ultra-high performance concrete | |
JP4320430B2 (ja) | 走行振動耐久性が改善されたrc構造物及びその製法 | |
JP4537997B2 (ja) | ワイヤボルト | |
Ulger et al. | Effect of initial panel slenderness on efficiency of strengthening-by-stiffening using FRP for shear deficient steel beams | |
Subhani et al. | Strengthening of steel-concrete composite beams with composite slab | |
Subhani et al. | Hybrid strengthening of steel-concrete composite beam, part 1: Experimental investigation | |
Kunwar et al. | Seismic repair of deficient and code compliant bridge wall piers | |
Narmashiri et al. | Investigation on end anchoring of CFRP strengthened steel I-beams | |
Kaliyaperumal et al. | Seismic retrofit of columns in buildings for flexure using concrete jacket | |
Galal et al. | Recent advancements in retrofit of RC shear walls | |
Gaafar | Strengthening reinforced concrete beams with prestressed near surface mounted fibre reinforced polymers | |
JP3910976B2 (ja) | コンクリート部材およびコンクリート部材の補強方法 | |
Sayed-Ahmed et al. | Structural behavior of UHPFRC-filled, transverse C-joint in full-depth, GFRP-reinforced, precast bridge deck panels resting over steel girders | |
Hosny et al. | Strengthening precast-prestressed hollow core slabs to resist negative moments using carbon fibre reinforced polymer strips: an experimental investigation and a critical review of Canadian Standards Association S806-02 | |
Fahim et al. | The Behavior of RC Beams Retrofitted with Carbon Fiber Reinforced Polymers (CFRP) | |
Moon et al. | Detailing considerations on RC beams strengthened with CFRP bars embedded in mortar overlay | |
Sim et al. | Structural assessment of externally strengthened bridge deck panels | |
Xue et al. | Experimental studies of concrete beams strengthened with prestressed CFRP laminates. | |
Rich | Experimental Investigation of Repair Techniques for Deteriorated End Regions of Prestressed Concrete Bridge Girders |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060920 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090130 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090331 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090430 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090513 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130612 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |