JP4317962B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技媒体が特定の遊技領域を通過することに起因して抽選を行い、その抽選の結果が当りであるときに遊技者に有利な遊技状態とする遊技機に関し、特に、抽選に関する不正行為を防止するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、パチンコ機のような遊技機では、遊技領域内に特定の遊技領域(例えば、始動入賞口、始動ゲート等)が設けられるものがある。かかる遊技機においては、特定遊技領域を通過する遊技媒体を検出する検出装置が設けられ、この検出装置は遊技媒体を検出すると制御装置に検出信号を出力する。制御装置は、検出信号を受信すると抽選を行い、抽選の結果が当りであるときに遊技機の状態を遊技者に有利な遊技状態としている。上記の制御装置により行われる抽選方法として、従来から乱数による抽選が一般的に行われている。
すなわち、制御装置は、所定時間毎に更新されて、予め設定された数値範囲内を循環するように乱数を発生させる。そして、抽選条件成立時に発生している乱数を取得し、その取得した乱数が当り値(設定された数値範囲内で適宜決定された数値)であるか否かにより遊技者に有利な遊技状態とするか否かを決定する。具体的に説明するために、乱数が4ms毎に更新され、0〜249の数値範囲内を循環するようプログラムされているものとする。制御装置は、乱数プログラムを起動すると、初期値(通常0に設定される)から順に4ms毎に乱数を更新しながら発生させ、乱数が249となると再度0に戻って、先程と同様に乱数を更新する。そして、抽選条件が成立すると、そのときに発生している乱数を取得し、その乱数が当り値(例えば7)であるときに、遊技者に有利な遊技状態(例えば、特定の入賞装置が開放される状態)とする。
【0003】
かかる乱数を用いた抽選方法では、乱数の当り値は通常一定の値とされる。このため、図8(a)に示すように、制御装置で発生される乱数が常に一定の初期値に戻るようプログラム(例えば、0から順に249まで更新され、次周期以降も0〜249を循環する)されているものとすると、乱数が初期値となってから当り値を発生させるまでの時間(t1=t2)は常に一定の時間となる。したがって、このことを利用して不正行為(いわゆる、体感機(メトロノーム)等を利用した当り乱数の狙い打ち行為)を働く場合がある。かかる実情に基づいて、制御装置で発生される乱数の初期値を所定の周期毎に変更する初期値変更型乱数方式が開発されている。
初期値変更型乱数方式の場合も、上述した図8(a)に示す例と同様、乱数は所定時間毎に更新されて、予め設定された数値範囲内を循環する。しかしながら、初期値変更型乱数方式の場合には、乱数が設定された数値範囲内を所定周期(例えば、1周期)循環すると、次に更新を開始する初期値(所定周期毎にランダムな数値に変更される。)を変更するようにプログラムされている。具体的に説明するため、上述した例と同様、乱数が0〜249の数値範囲内を4ms毎に更新されて循環するものとし、1循環(1周期)毎に初期値を変更するものとする。図8(b)に示すように、初期値変更型乱数方式の場合、最初の周期は乱数が0〜249を循環し、次の周期では初期値が変更され(例えば、0から150)、乱数は150〜249,0〜149を循環することとなる。したがって、初期値変更型乱数方式によれば、乱数が初期値となってから当り値を発生させるまでの時間が、初期値の変更に伴って変化していくため(図の例では、t1→t2)、上述したような不正を防止することが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、初期値変更型乱数方式としても、なお不正が防止できない場合がある。
すなわち、初期値変更型乱数方式においても、制御装置が乱数プログラムを起動した初回周期の処理においては、初期値は固定された値(通常は0)となる。このため、強制的に乱数プログラムを初期化しプログラムを再起動させれば、その再起動時の初期値は常に固定された値となる。すなわち、乱数プログラムを初期化するための信号を制御装置が受信してから乱数が当り値となる時間は、常に一定の時間となる。したがって、初期値変更型乱数方式であっても、制御装置で行われる乱数プログラムを強制的に再起動することで乱数が当り値となるタイミングを知ることができ、これによって不正行為を働くことが可能となる。
【0005】
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、不正行為による乱数の取得を無効とすることで、不正行為による被害を防止することができる遊技機を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】
上記課題を解決するため本願に記載の遊技機は、遊技媒体が特定の領域を通過することに起因して乱数を取得し、その取得した乱数が当り値であるときに遊技者に有利な遊技状態とする制御装置を備え、その制御装置で取得される乱数が、初期値から順に所定時間毎に更新されて予め設定された数値範囲内を循環するとともに、前記初期値が所定周期毎に更新されて変更されるようプログラムされている遊技機である。
そして、前記特定の領域を遊技媒体が通過したときに検出信号を前記制御装置に出力する検出装置が設けられ、前記制御装置は、前記乱数プログラムを初期化する初期化信号を受信してから所定期間内に検出装置から検出信号を受信したときは、その検出信号に基づく乱数の取得を無効とし、初期化信号を受信してから所定期間を超えた後に検出装置から検出信号を受信したときは、その検出信号に基づく乱数の取得を有効とする。
ここで、「初期化信号」とは、乱数プログラムを初期化し再起動するための信号であればどのようなものでも良く、例えば、停電信号(停電処理を開始するための信号)、クリア信号(停電時に記憶装置に保存した情報をクリアするための信号)等が初期化信号に相当する。
「検出信号に基づく乱数の取得を無効とする」とは、当該検出信号に基づく乱数の取得によっては遊技者に有利な状態としないことをいい、例えば、当該検出信号自体を無効とし乱数を取得しないことや、当該検出信号により取得した乱数が当り値の場合に、その取得した乱数を無効(破棄、ハズレ値との置換え等)とすること等が含まれる。
【0007】
上記遊技機では、制御装置に初期化信号が入力すると乱数プログラムが初期化され再起動される。この乱数プログラムにより発生する乱数は、初期値が変更されるまでの周期においては、初期化信号受信時から当り値までのタイミングは一定となるが、初期値が変更されてしまえば、初期化信号受信時から初期値変更後における当り値までのタイミングは一定とはならない。
具体的に説明するために、例えば、上述の例と同様、乱数が0〜249の数値範囲内を循環するものとし、1循環(1周期)毎に初期値が変更される場合を考える。図7(a)には2周期目に初期値が0から100に変更され、2周期目は100〜249,0〜99と循環する例を模式的に示す。図7(b)には2周期目に初期値が0から50に変更され、2周期目は50〜249,0〜49と循環する例を模式的に示す。図7(a)、図7(b)の両者とも、当り値は160とする。図7から明らかなように、乱数プログラムが起動された初回周期(初期値が変更されない周期)においては、起動時から当り値までのタイミングt1は両者とも同一のタイミングとなる。一方、初期値変更後の第2周期においては、起動時から当り値までのタイミングt2は、図7(a)、図7(b)の両者では異なるタイミングとなる。したがって、初期値が変更される前までの周期においてのみ、起動時(すなわち、初期化信号受信時)から当り値までのタイミングが一定となり、不正行為を働くことが可能となる。このため、少なくとも初期値が変更される期間内での乱数の取得を無効とすれば、不正行為によって遊技機が遊技者に有利な状態となることはなく、その被害を防止することが可能となる。
したがって、上記遊技機では、制御装置が初期化信号を受信してから所定期間内における乱数の取得を無効とし、不正行為による被害を防止する。
【0008】
なお、乱数の取得を無効とする期間は、通常の遊技が行なうことができない期間であるので、できるだけ短くされることが好ましい。したがって、乱数の取得を無効とする期間は、初期化信号を受信してから乱数プログラムによる1回目の初期値変更が行なわれるまでの期間とされることが好ましい。
【0009】
上記の遊技機においては、前記制御装置が初期化信号を受信してから所定期間内に検出装置から検出信号を受信したとき、制御装置の所定の出力端子から報知信号が出力されるようにしても良い。
このような構成によると、制御装置の所定の出力端子に種々の装置を接続することで、これらの装置を介して制御装置に初期化信号が入力してから所定期間内に検出信号が入力されたことを知ることができる。このため、不正行為の発見が可能となる。
【0010】
前記制御装置の所定の出力端子には音制御回路が接続されており、その音制御回路は、制御装置から出力された報知信号が入力すると音声出力装置から音を発生させるようにしても良い。このような構成によると、制御装置に初期化信号が入力してから所定期間内に検出信号が入力すると音声出力装置から音が出力されるため、この音によって不正行為を発見することができる。
【0011】
前記制御装置の所定の出力端子には発光制御回路が接続されており、その発光制御回路は、制御装置から出力された報知信号が入力すると発光装置を発光させるようにしても良い。このような構成によると、制御装置に初期化信号が入力してから所定期間内に検出信号が入力すると発光装置が発光するため、この光によって不正行為を発見することができる。
【0012】
前記制御装置の所定の出力端子には外部情報端末が接続可能とされており、その外部情報端末は、制御装置から出力された報知信号が入力するとその旨を報知するようプログラムされていても良い。このような構成によると、制御装置の出力端子に外部情報端末を接続することで、制御装置に初期化信号が入力してから所定期間内に検出信号が入力したことを外部情報端末により確実に監視することができる。
ここで、「外部情報端末」には、例えば、遊技機が遊技場に設置された際に遊技機から外部出力される大当り回数等の営業情報を管理するホールコンピュータや報知信号を受信すると異常を報知する警報装置等が含まれる。
【0013】
【発明の実施の形態】
上述した各請求項に記載の遊技機は、下記に記載の形態で好適に実施することができる。
(形態1) 制御装置は、初期化信号を受信してから所定期間内に検出信号を受信したときは、当該検出信号に基づいて乱数を取得しないようにしても良い。
(形態2) 制御装置は、初期化信号を受信してから所定期間内に検出信号を受信した場合において、当該検出信号に基づき取得した乱数が当り値であるときは、その取得した乱数に基づいて遊技者に有利な遊技状態とせず、当該検出信号に基づき取得した乱数が当り値でないときは、その取得した乱数に基づいて通常処理を行うようにしても良い。
(形態3) 制御装置は、初期化信号を受信してから所定期間内に検出信号を受信した場合において、当該検出信号に基づき取得した乱数が当り値であるときは、その取得した乱数をハズレ値に置換えて通常処理を行うようにしても良い。
【0014】
【実施例】
以下、本発明をパチンコ機に適用した一実施例について図1乃至図6を参照して説明する。ここで、図1はパチンコ機の外観を示す正面図であり、図2は図1に示すパチンコ機の背面図であり、図3は図1に示すパチンコ機の電装系の構成を示すブロック図であり、図4は初期化スイッチの構造を説明するための図面であり、図5は初期化スイッチの回路構成を示す図面であり、図6はメイン制御部における初期化信号入力時の処理のフローチャートである。
【0015】
図1に示すようにパチンコ機10の遊技盤面12には、図柄表示装置14、第1種始動口30、大入賞口34等が適宜配置されている。
第1種始動口30は始動口センサ(請求項にいう検出装置に相当する)を有し、始動口センサにより第1種始動口30に入賞したパチンコ球を検出する。また、大入賞口34は開閉蓋36を有し、特定条件下においてソレノイド(図示省略)により開閉蓋36が開閉される。開閉蓋36が開放される期間は、例えば大入賞口34にパチンコ球が所定個数(一般的には10個)入賞するか、開放してから30秒間を経過するまでのいずれか早いほうで終了する。
図柄表示装置14は、特別図柄を変動表示する図柄表示器22を備える。図柄表示器22は、特定の条件の成立(例えば、第1種始動口30へのパチンコ球の入賞)に起因して特別図柄の変動表示を行う。図柄表示器22に変動表示される特別図柄は、変動停止時の表示態様によって特別遊技状態(大入賞口34が開放される状態;遊技者に有利な状態)に移行することを、遊技者に認識させる機能を有する。
なお、第1種始動口30、大入賞口34等の入賞口に入賞したパチンコ球は、遊技盤面12の裏側に設けられた入賞球センサ(図示省略)により検出され、同じく遊技盤面12の裏側に組み付けられた賞球装置(図示省略)からパチンコ球が払い出される。上記賞球装置は、後述する賞球制御部によりその動作が制御される。
【0016】
パチンコ機10には、上述した遊技盤面12以外に、賞球や貸球を含むパチンコ球を貯留する上皿46が設けられている。この上皿46の裏側には、上述した各入賞口にパチンコ球が入賞した際の効果音や、図柄表示器22に特別図柄を変動表示する際の効果音等を発生するスピーカ48が備付けられている。また、上皿46の下方には、上皿46に貯留されるパチンコ球が満タンのときに一時的にパチンコ球を貯留する下皿40、タバコの吸い殻を入れる灰皿42等が設けられている。これらの装置の構造等については、公知のパチンコ機と同様であるため、その詳細な説明は省略する。
【0017】
次に、図1に示すパチンコ機10の電装系の構造を、図2及び図3を用いて説明する。図3に示すように、本実施例に係るパチンコ機10の電装系は、従来のパチンコ機と同様に、電源装置100と、電源装置100から供給される電力によりパチンコ機全体を制御する制御装置(以下、メイン制御部という)200と、メイン制御部200より送信された制御情報(コマンドデータ)に基づき賞球装置40を制御する賞球制御部300と、メイン制御部200より送信された制御情報(コマンドデータ)に基づきスピーカ48から効果音を発生する制御を行う音制御部400と、メイン制御部200より送信された制御情報(コマンドデータ)に基づき図柄表示器22を制御する表示制御部500と、メイン制御部200に電気的に接続された入賞球センサ50、始動口センサ32、ソレノイド35(大入賞口34の開平蓋36を開閉する駆動装置)等で構成されている。また、メイン制御部200は、遊技ホールに設置された際にはホールコンピュータ600に接続され、大当り回数等の営業情報を出力するようになっている。
なお、音制御部400、表示制御部500の構成等は、従来のパチンコ機に装備されているものと同様であればよく、特に本発明を特徴づけるものではないので、その詳細な説明は省略する。
【0018】
以下、メイン制御部200、賞球制御部300、電源装置100の構成について説明する。なお、メイン制御部200、賞球制御部300、電源装置100は、図2に示すように、いずれもパチンコ機の裏面に設けられている。
メイン制御部200は、CPU(プロセッサ)202と、CPU202と接続されたROM202a、RAM202b等の記憶装置、入力処理回路204、出力処理回路208、通信制御回路206等により構成される。CPU202は、ROM202aに格納された制御プログラムにしたがってパチンコ機10を制御する。CPU202(メイン制御部200)の詳細な処理手順は後で詳述する。RAM202bには、入賞球センサ50から送信された入賞球情報、始動口センサ32から送信された始動口情報、図柄表示器22に表示される特別図柄が「大当たり」となる確率が高いことを示す確率変動情報等の、各種データが格納される。このRAM202bには、電源装置100とメイン制御部200とを接続する電力供給線に設けられたコンデンサ内に通電中に蓄えられた電荷が、通電遮断時(停電時)に流れるようになっている。これにより、電源が遮断されている間もRAM202bに記憶されている記憶内容が保持されるようになっている。なお、電源遮断時等においてRAM202bの記憶内容を保持する方法としては、上述した方法以外にも、RAM202bに不揮発性のフラッシュメモリを用いることにより、RAM202bに記憶された記憶内容を保持することもできる。入力処理回路204は、入賞球センサ50、始動口センサ32、初期化スイッチ102、停電検出部106等から発信された信号を、CPU202で取扱えるように処理する回路である。また、出力処理回路208は、ソレノイド35に駆動信号を出力する回路であり、通信制御回路206は賞球制御部300、音制御部400、表示制御部500にコマンドデータを送信したり、ホールコンピュータ600に対して大当り回数等の営業情報や、初期化信号が入力してから所定期間内に検出信号を受信したことを報知するための報知信号を出力するための回路である。
【0019】
賞球制御部300は、メイン制御部200から送信されるコマンドデータ(球払出し情報)を受けて、賞球装置40から所定個数の賞球を払い出す賞球払出し処理を行う。この賞球制御部300は、メイン制御部100と同様、CPU302、ROM302a、RAM302b、通信制御回路303、入力処理回路304、出力処理回路306等によって構成される。
CPU302は、ROM302aに格納されている制御プログラムに従って賞球装置40の賞球払出し制御等を行う。ROM302aに格納されている制御プログラムには、RAM302bの記憶内容を初期化するためのプログラムが含まれる。
RAM302bには、球払い出し情報等の各種データ、入出力信号が格納される。このRAM302bも、メイン制御部100のRAM202bと同様、通電中にコンデンサに貯えた電荷を利用して、電源が遮断されている間もRAM302bに記憶されている内容が保持されるようになっている。なお、不揮発性のフラッシュメモリを用いてRAM302bの記憶内容を保持しても良い点は、メイン制御部100の場合と同様である。
通信制御回路303は、メイン制御部200から送信されたデータを受信するための回路であり、入力処理回路304は、初期化スイッチ102、停電検出部104から出力された信号を受信するための回路であり、また、出力処理回路306は、CPU302から送られたデータを受けて、賞球装置40に対して賞球払出し制御〔賞球モータ(典型的にはステッピングモータ)の駆動制御〕を行うための駆動信号を出力する回路である。
【0020】
電源装置100には、パチンコ機10に組付けられた各電装装置に所定の電位の電力を供給する電圧変圧部106、電源遮断を検出する停電検出部104並びに電源スイッチ108及び初期化スイッチ102等の各種スイッチ類が設けられる。
電圧変圧部106は、図3に示すように、メイン制御部200、賞球制御部300、音制御部400、表示制御部500に所定の電位の電力を供給する一方、各種電装装置(入賞球センサ50、始動口センサ32、図柄表示器22、ソレノイド35、賞球装置40、スピーカ48等)に所定の電位の電力を供給する。すなわち、電圧変圧部106は、ホールの交流電源からの交流入力を整流回路により整流・平滑し、この整流・平滑化した直流電源を、レギュレータにより各電装装置に適した電圧に変換して供給する。なお、図3には、メイン制御部200及び賞球制御部300以外の装置への電力供給線はその図示を省略している。
停電検出部106は、ホールの交流電源からの交流入力を継続的に監視し、その波形が所定周期だけ欠落した状態が続いた場合に電源が遮断されたと判断し、メイン制御部200、賞球制御部300に停電信号を出力する。また、電源スイッチ108は、ホールの交流電源からの交流入力のON/OFFを操作するためのスイッチであり、図2に示すようにパチンコ機の裏面に設けられている。
なお、電圧変圧部106、停電検出部104、電源スイッチ108の構成等は、従来公知のパチンコ機と同様であれば良く、本発明を特に特徴付けるものでもないので、その詳細な説明については省略する。
【0021】
初期化スイッチ102は、停電復帰後の営業開始時等にホール店員によって操作されるスイッチで、上述したメイン制御部200、賞球制御部300の処理を初期化するために操作される。この初期化スイッチ102は、図2に示すようにパチンコ機の裏面(詳しくは、電源装置100の基板上120)に設けられている。この初期化スイッチ102を、図4を参照して詳しく説明する。
初期化スイッチ102は、押圧されることにより接点を閉じる形式のいわゆるリードスイッチである。具体的には、図4(b)に示すように、電源装置100の基板120上に配設されたプッシュ型のスイッチである。この初期化スイッチ102は、弾力性を有するプラスチック材料で形成されたケーシング110内に収容されている。ケーシング110には、図4(a)に示すように、初期化スイッチ102と対向する位置に押圧部114が設けられ、この押圧部114の周囲3方向には切り抜き112が設けられている。押圧部114の内側の面(初期化スイッチ102に対向する部分)には、初期化スイッチ102側に突出する接触部116が形成されている。
かかる構成の初期化スイッチ102をON状態とするには、ホール店員等が押圧部114を基板120側に押圧する。押圧部114が基板120側に押圧され図4(c)に示すように変形すると、接触部116が初期化スイッチ102を押し、初期化スイッチ102がON状態となる。初期化スイッチ102をOFF状態とするためには、押圧部114の押圧を解除する。これにより、接触部116がその弾性によって初期化スイッチ102から離れ、初期化スイッチ102の接点が開きOFF状態となる(図4(b)の状態)。
なお、押圧部114は、図4(b)に示すように、ケーシング110の表面から突出することなくツライチとされることで、誤って押圧部114が押されてしまうことを防止する。
【0022】
上述したように構成される初期化スイッチ102と、この初期化スイッチ102に接続された各制御部(本実施の形態では、メイン制御部200、賞球制御部300)との関係を、図5を用いて説明する。
図5に示すように、初期化スイッチ102の出力信号は、2つのバッファIC(図中A、Bで示す)を介して各制御部に入力される。図5に示す回路図から明らかなように、初期化スイッチ102がOFF状態では、初期化スイッチ102の出力信号はHighレベルの信号となり、2つのバッファICを介して制御部にHighレベルの信号が入力する。一方、初期化スイッチ102がON状態では、初期化スイッチ102の出力信号はLowレベルの信号となり、2つのバッファICを介して制御部にLowレベルの信号が入力する。
したがって、メイン制御部200の乱数プログラムを初期化させようとする不正行為者は、初期化スイッチ102とメイン制御部200との間に不正基板を介装し、不正基板からメイン制御部200に初期化信号を出力することとなる。
【0023】
次に、上述のように構成されるパチンコ機10の電源遮断時の作用及び初期化スイッチ操作時(初期化信号入力時)の作用について説明する。まず、電源遮断時の作用について説明する。
本実施の形態のパチンコ機10では、パチンコ機10への電力供給が遮断されると、停電検出部104は、まず電源遮断が本当に発生したかどうか(瞬間的な停電かそうでないか)を判断する。電源遮断が発生していると判断した場合(所定時間の間、交流入力が無い場合)には、メイン制御部200(同時に、賞球制御部300)に停電信号を出力する。メイン制御部200は、停電信号を受信するとCPU202により停電処理を開始する。すなわち、RAM202bへのアクセスを禁止することによって、その時点でRAM202bに記憶されている記憶内容(例えば、確率変動情報等)を保持する。同様に、賞球制御部300においても、CPU302によりRAM302bへのアクセスが禁止され、RAM302bに記憶された記憶内容(例えば、球払い出し情報等)が保持される。
【0024】
次に、初期化スイッチ操作時におけるパチンコ機10の作用について説明する。本実施の形態に係るパチンコ機10では、上述したことから明らかなように、メイン制御部200及び賞球制御部300に設けられたRAM202b、302bには電源遮断時の記憶内容がそのまま保持される。これらRAM202b、302bに記憶されている記憶内容は、電源遮断時に遊技を行っている遊技者が電源復帰後も同じパチンコ機で遊技を行う場合には保持される必要があるが、電源遮断時に遊技を行っている遊技者が電源遮断中に帰った場合には、記憶内容を保持することは好ましくない。例えば、メイン制御部100のRAM202bに記憶されている確率変動情報が保持されたまま営業が開始されると、そのパチンコ機は最初から確率変動状態で遊技を再開することとなり、ホールに配置された他のパチンコ機で遊技を行う遊技者との間で不公平が生じ、かつ、ホール側の不利益ともなる。また、賞球制御部300のRAM302bに記憶されている球払い出し情報が記憶されたまま営業が開始されると、営業開始時に人が座っていないにもかかわらず賞球が払い出されることとなるため、ホール店員が払い出されたパチンコ球を回収する等の手間が生じる。そこで、本実施例のパチンコ機10では、初期化スイッチ102を操作することで、RAM202b、302bの記憶内容をクリアすることが可能となっている。
すなわち、初期化スイッチ102が操作されると、初期化信号がメイン制御部200及び賞球制御部300に向かって出力される。メイン制御部200及び賞球制御部300は初期化信号を受信すると、受信時に行なっている処理をリセットして初期化し、次いでRAM202b、RAM302bの記憶内容をクリアする。これにより、メイン制御部200及び賞球制御部300は、初期状態から処理が開始される。
【0025】
なお、メイン制御部200においては、初期化信号の強制入力による不正行為を防止するため、初期化信号入力時から所定期間(本実施例では、乱数が1循環するのに要する時間1秒)は始動口センサ32からの検出信号に基づく乱数の取得が無効とされる。以下、初期化信号が入力したときのメイン制御部200の処理について、図6を参照して説明する。
まず、図6に示すように、初期化信号が入力すると、メイン制御部200は、まずCPU202の初期化を行う(S10)。すなわち、初期化信号受信時に行なっている処理を中断して初期化する。したがって、このステップS10の処理により、CPU202で実行されている乱数プログラムも初期化される。
次いで、メイン制御部200はRAM202bに記憶されている記憶内容をクリアする(S14)。次いで、タイマのカウントを開始し(S14)、同時に、乱数プログラムを起動することで大当り抽選用の乱数を発生させる(S16)。本実施例では、初期値変更型乱数方式の乱数プログラムによって乱数を発生し、具体的には0〜249の数値範囲内を4ms毎に更新しながら循環し、1循環毎に初期値が変更される。したがって、ステップS16の処理により、乱数は初回周期の初期値0から順に4ms毎に更新されて249まで行くと初期値が変更され、変更された初期値から再び4ms毎に更新されて0〜249の数値範囲を循環し、以後、上述した第2周期と同様の循環が繰り返される。なお、乱数は0〜249の数値範囲内を4ms毎に更新されるため、乱数が1循環するのに要する時間は1s(秒)となる。
次いで、始動口センサ32から検出信号を受信したか否かを判断し(S18)、検出信号を受信していない場合〔ステップS18でNOの場合〕には、検出信号を受信するまで待機する。検出信号を受信した場合〔ステップS18でYESの場合〕には、ステップS14でカウントを開始したタイマが所定時間(本実施例では1秒)をカウントしたか否かを判断する(S20)。すなわち、ステップS16で起動された乱数プログラムによって発生する乱数が、0〜249を1循環したか否かを判断する。
タイマが所定時間をカウントしている場合〔ステップS20でYESの場合〕には、始動口センサ32からの検出信号に基づいて乱数を取得する(S22)。次いで、取得した乱数に基づいてコマンドを作成し、その作成したコマンドを表示制御部500に送信する(S24)。具体的には、ステップS22で取得した乱数が当り値の場合、図柄表示器22に特別図柄を大当りの表示態様で停止するようコマンドを作成して送信する。この際、所定のタイミングでソレノイド35を駆動することで大入賞口34が開放される。一方、ステップS22で取得した乱数が当り値でない場合、図柄表示器22に特別図柄をハズレの表示態様で停止するようコマンドを作成して送信する。なお、上記の表示制御部500へのコマンドの作成と送信の処理、及び、表示制御部500における特別図柄の変動表示処理は従来公知のパチンコ機と同様であるため、ここではこれ以上の説明を省略する。
逆に、タイマが所定時間をカウントしていない場合〔ステップS20でNOの場合〕には、取得した乱数に基づいてコマンドの作成等を行なうことなくステップS18に戻る。したがって、タイマが所定時間をカウントしていない場合には乱数は取得されないこととなる。
【0026】
上述したことから明らかなように、本実施例のパチンコ機では、メイン制御部200に初期化信号が入力してから乱数が1循環するまでの間に始動口センサ32からの検出信号を受信すると、その検出信号に基づいて乱数は取得されない。すなわち、不正が行なわれる可能性がある期間(乱数が1循環する期間)内においては、始動口センサからの検出信号に基づく乱数抽選が行なわれないため、不正行為による大当りの可能性はなく、その被害を防止することができる。
なお、本実施例のパチンコ機では、始動口センサ32の検出信号を受信しても乱数抽選を行なわない期間は、初期化信号を受信した時から約1秒とされている。開店前等にホール店員により初期化スイッチ102が操作された場合、初期化スイッチ102の操作時から1秒の間に遊技が行なわれることは考え難い。したがって、初期化信号を受信してから約1秒の間に始動口センサ32の検出信号を受信する場合は、不正行為が行なわれた蓋然性が高いと考えられる。したがって、乱数抽選が行なわれない期間を設けたとしても、善意の遊技者に不利益を与えることはない。
【0027】
以上、本発明の好適な一実施例について詳細に説明したが、これは例示に過ぎず、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施することができる。
【0028】
例えば、メイン制御部が初期化信号を受信してから所定期間内に始動口センサの検出信号を受信した場合に、その旨を報知するような形態で実施することもできる。このような形態の一例を、図9を参照して説明する。図9はメイン制御部の処理のフローチャートである。
図9に示すフローでは、タイマが所定時間をカウントしていない場合〔ステップS20の判定でNOとなった場合〕には、図6に示す処理と異なり、音制御部に対しスピーカから報知音を出力するようコマンドを作成・送信し(S26)、しかる後、ステップS18の処理に戻る。このため、不正行為が行なわれると、スピーカ48から報知音が出力されるため、ホール店員等がパチンコ機の異常(不正行為)に気付くこととなる。
なお、上記の例では、スピーカから報知音を出力することでホール店員等に報知するようにしたが、本発明はこのような例に限られず、別途パチンコ機に装備されたランプ等を点灯、点滅又は消灯することで報知するようにしても良い。ランプにより報知するようにすれば、騒音が大きい場所(ホール)でもホール店員等が不正行為に気付くことができる。なお、スピーカとランプによる報知を同時に行うようにしても良い。スピーカとランプの両者によって報知することで、より確実にホール店員等が不正行為を発見することができる。
さらには、遊技機を遊技ホールに設置した際に、メイン制御部200をホールコンピュータ(外部情報端末)と接続し、初期化信号を受信してから所定期間内に検出信号を受信した旨をホールコンピュータに報知する報知信号を出力するようにしても良い。このような構成によると、ホールコンピュータがホール内のパチンコ機の状態(不正行為の有無)を監視するため、より確実に不正行為を発見することができる。
【0029】
また、上述した実施例では、初期化信号を受信してから所定期間内に検出信号を受信したときは、当該検出信号に基づいて乱数を取得しないようにしたが、本発明はこのような例に限られない。例えば、初期化信号を受信してから所定期間内に検出信号を受信した場合にも、その検出信号に基づいて乱数を取得するようにプログラムしても良い。このように構成した例を、図10に示すフローチャートを参照して説明する。
図10では、始動口センサから検出信号を受信すると(ステップS18の判定がYES)、まず、乱数を取得する(S20)。次いで、ステップS14でカウントを開始したタイマが所定時間をカウントしたか否かを判定する(S22)。そして、タイマが所定時間をカウントしている場合〔ステップS22でYESの場合〕には、ステップS24に進んで通常の処理(特別図柄の変動等)を行なう。
逆に、タイマが所定時間をカウントしていない場合〔ステップS22でNOの場合〕には、さらに取得したステップS20で取得した乱数が当り値であるか否かを判定する(S26)。取得した乱数が当り値である場合〔ステップS26でYESの場合〕には、図柄変動等を行なうことなくステップS18の処理に戻り、取得した乱数が当り値でない場合〔ステップS26でNOの場合〕には、ステップS24に進んで通常の処理を行なう。
上述の説明から明らかなように、この例では、初期化信号が入力してから所定期間内であっても、全ての検出信号が無視されるわけではなく、取得した乱数が当り値の場合にのみ無視されることとなる。したがって、始動口に入賞しても図柄表示器に特別図柄が変動表示されない状態となる機会が減少し、善意の遊技者が「パチンコ機が故障している」と勘違いすることを防止することができる。
なお、上記のような構成とした場合、さらに図11に示すような構成とすることも可能である。すなわち、図11に示す例では取得した乱数が当りであった場合〔ステップS26でYESの場合〕には、取得した乱数をハズレ値に置き換え(S28)、しかる後ステップS24の処理に進む。したがって、このような例では、始動口に入賞した場合には全て図柄表示器に特別図柄が表示されることとなる。したがって、不正行為による被害を防止しながら、かつ、遊技者の違和感を無くすことができる。
【0030】
さらには、不正行為が働かれた場合は、図12に示すように、スピーカ等からその旨を報知し、メイン制御部の処理を停止するような構成としても良い。すなわち、タイマが所定時間をカウントしていない場合〔ステップS20でNOの場合〕には、音制御部400に報知音をスピーカ48から出力するようコマンドを作成・送信し(S26)、メイン制御部200で実行している処理を停止する(S28)。これらの処理によって、スピーカ48から報知音が出力されてホール店員等がパチンコ機の異常(不正行為)に気付くことができ、また、メイン制御部200の処理が停止するため、正常にパチンコ機10を再立ち上げしない限り、遊技ができない状態となる。したがって、不正行為を確実に発見し、不正基板等を除去することができる。
【0031】
(その他) 上述の初期化信号を利用した不正行為は、乱数プログラムを起動時の初回周期における初期値が、起動毎に異なるようにすることで防止することもできる。例えば、電源投入を契機に発振する発振器と、発振器で発振される信号をカウントするカウンタを別途メイン制御部に設ける。そして、初期化信号を受信して乱数プログラムを起動する時に、その最初の乱数の初期値をカウンタ値から取得するようにしても良い。このような構成によると、起動毎に異なる初期値から乱数の更新が開始されるため、当り値を発生させるタイミングが起動毎に異なることとなり、不正行為を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るパチンコ機の外観を示す正面図
【図2】 図1に示すパチンコ機の背面図
【図3】 図1に示すパチンコ機の電装系の構成を示すブロック図
【図4】 初期化スイッチの構造を説明するための図面
【図5】 初期化スイッチと制御部の接続関係を説明するための回路図
【図6】 メイン制御部における処理のフローチャート
【図7】 本発明の作用を説明するための模式図
【図8】 初期値が変更されない乱数発生方式と初期値が変更される乱数発生方式を説明するための図
【図9】 メイン制御部における処理の他の例を示すフローチャート
【図10】 メイン制御部における処理の他の例を示すフローチャート
【図11】 メイン制御部における処理の他の例を示すフローチャート
【図12】 メイン制御部における処理の他の例を示すフローチャート
【符号の説明】
10・・パチンコ機
48・・スピーカ
100・・電源装置
102・・初期化スイッチ
108・・電源スイッチ
200・・メイン制御部
300・・賞球制御部
400・・音制御部
500・・表示制御部

Claims (6)

  1. 遊技媒体が特定の領域を通過することに起因して乱数を取得し、その取得した乱数が当り値であるときに遊技者に有利な遊技状態とする制御装置を備えており、その制御装置で取得される乱数が、初期値から順に所定時間毎に更新されて予め設定された数値範囲内を循環するとともに、前記初期値が所定周期毎に更新されて変更されるようプログラムされている遊技機であって、
    前記特定の領域を遊技媒体が通過したときに検出信号を前記制御装置に出力する検出装置が設けられ、
    前記制御装置は、前記乱数プログラムを初期化する初期化信号を受信してから所定期間内に検出装置から検出信号を受信したときは、その検出信号に基づく乱数の取得を無効とし、初期化信号を受信してから所定期間を超えた後に検出装置から検出信号を受信したときは、その検出信号に基づく乱数の取得を有効とし、
    前記の乱数の取得を無効とする所定期間は、初期化信号を受信してから乱数プログラムによる少なくとも1回目の初期値の変更が行なわれるまでの期間とされていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記の乱数の取得を無効とする所定期間は、初期化信号を受信してから乱数プログラムによる1回目の初期値の変更が行なわれるまでの期間とされていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記制御装置が初期化信号を受信してから所定期間内に検出装置から検出信号を受信したとき、制御装置の所定の出力端子から報知信号が出力されることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記制御装置の所定の出力端子には音制御回路が接続されており、その音制御回路は、制御装置から出力された報知信号が入力すると音声出力装置から音を発生させることを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  5. 前記制御装置の所定の出力端子には発光制御回路が接続されており、その発光制御回路は、制御装置から出力された報知信号が入力すると発光装置を発光させることを特徴とする請求項3又は4に記載の遊技機。
  6. 前記制御装置の所定の出力端子には外部情報端末が接続可能とされており、その外部情報端末は、制御装置から出力された報知信号が入力するとその旨を報知するようプログラムされていることを特徴とする請求項3乃至5のいずれかに記載の遊技機。
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