JP4316554B2 - ガスタービンエンジンのロータおよびベーンエレメント、ならびにエンジン設計方法 - Google Patents

ガスタービンエンジンのロータおよびベーンエレメント、ならびにエンジン設計方法 Download PDF

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Description

本発明は、ガスタービンエンジンに関し、特に、中心で連結固定されたロータスタックを有するガスタービンエンジンに関する。
ガスタービンエンジンは、通常、エンジンの1つまたは複数のセクションに対応する1つまたは複数のロータスタックを備える。ロータスタックは、1つのセクションにおける連続する段の複数のディスクを備える。これらのディスクは、長手方向に間隔を隔てるとともに、ブレードを支持する。ステータ構造は、長手方向にロータディスクの間に位置する周方向のベーン段を備える。ロータディスクは、相対的に回転しないように互いに固定されており、ロータスタックは、共通のスプール(例えば、エンジンの低速/低圧スプール、高速/高圧スプール)上に固定され、他の構成部品に対し回転する。
ロータディスクを一体に連結するために、多数のシステムが用いられている。例示的な中心連結(center−tie)システムにおいては、ディスクは、スリーブ状のスペーサにより、互いに長手方向に間隔を隔てて保持されている。スペーサは、1つまたは両方の隣接するディスクとともに単体として形成されることもある。しかし、いくつかのスペーサは、隣接するディスクのペアの少なくとも1つから独立している場合があり、締まりばめ、ないしキー構造を介してディスクに係合する。このような締まりばめ、またはキー構造においては、係合を維持するために、ディスクスタックにわたる長手方向の圧縮力を維持することが要求される場合がある。圧縮力は、スタックの対向する両端部を、スタック内を通る中央のシャフトに固定することにより、得られる。スタックは、長手方向の予圧力(precompression force)を与えた状態でシャフトに取り付けられ、それにより、同等の大きさの引張力が、スタック内のシャフトの部分から与えられる。
別の形態は、周方向に間隔を有するタイロッドの列の使用を含む。タイロッドは、ディスクを一体に連結するようにロータディスクのウエブ部分を通り延びている。そのようなシステムにおいては、対応するスプールは、ロータ内を通るシャフト部分を備えていない場合がある。代わりに、分割したシャフトセグメントが、ロータスタックの1つまたは両方の端部から長手方向外側に延びた形となる。
効率および出力における所望の改良は、タービンエンジンの形態の発展を大いに促進する。効率は、性能上の効率および生産効率を含む。
SuciuおよびNorrisの米国特許出願第10/825,255号および第10/825,256号(以下、Suciuらの出願とする)(特許文献1,2参照)では、1つまたは複数の外側にくぼんだディスク間スペーサを有するエンジンが開示されている。ロータが回転すると、遠心力により、長手方向のロータの圧縮が維持され、スペーサと少なくとも1つの隣接するディスクとの係合が維持される。
特開2005−299673号公報 特開2005−299672号公報
本発明の一態様は、多数のディスクを備えたロータを有するタービンエンジンに関する。各ディスクは、内側開口部から外周に向かって半径方向に延びている。複数のブレード段の各々は、対応する1枚のディスクにより支持される。多数のスペーサは、隣接するディスクのペアの間に延びている。ディスクおよびスペーサを伴って軸を中心に回転するように、中央シャフトはディスクおよびスペーサを支持する。エンジンは、複数のベーン段を有するステータを備える。複数のスペーサは、所定の長手方向の断面を有する第1のスペーサを少なくとも備える。この長手方向の断面は、静止状態で、実質的に内側に向かってくぼんでいる第1の部分を備えていてもよい。第1の部分において第1のスペーサの外側面に近接して面している内側ベーン先端部を有する少なくとも第1のベーン段を、複数のベーン段の中に備えていてもよい。
種々の実施態様においては、第1のベーン段の内側先端部は、長手方向に凸となっていてもよい。静止状態で、第1のベーン段の内側先端部は、例えば、第1の部分に沿った第1のスペーサの外側面から1cmないし2cm以内であり、第1の部分に沿った第1のスペーサの中心線(mean)から2cmないし3cm以内である。静止状態で、第1の部分は、例えば、5〜100cmの長手方向の曲率半径を有している。第1の部分に面しているベーンの先端部は、例えば、5〜100cmの長手方向の曲率半径を有しているが、第1の部分の長手方向の曲率半径より大きい。
図1では、高速/高圧圧縮機(HPC)22を有するガスタービンエンジン20が図示されている。高速/高圧圧縮機(HPC)22は、低速/低圧圧縮機(LPC)(図示せず)からコア流路500に沿って流れる空気を受けるとともに、燃焼室24に空気を供給する。高速/高圧タービン部(HPT)および低速/低圧タービン部(LPT:図示せず)は、コアの流路に沿った燃焼室の下流側に位置する。エンジンは、さらに、他のシステムまたは構造のうち、主だったものとして、伝達駆動式のファン部(図示せず)およびオーグメンタ(図示せず)を含む。
エンジン20は、低速シャフト26および高速シャフト28を備える。シャフト26,28は、エンジンの長手方向の中心軸つまり中心線502を中心に回転するように、複数のベアリングシステム30を介してエンジンの静止構造物に取り付けられている。シャフト26,28の各々は、(例えば、溶接により)完全にまたは部分的に一体化したアッセンブリであってもよい。低速シャフトは、LPCおよびLPTのロータおよびブレードを支持し、低速スプールを形成する。高速シャフト28は、HPCおよびHPTのロータおよびブレードを支持し、高速スプールを形成する。図1では、高速シャフト28に取り付けられたHPCロータスタック32が図示されている。例示的なロータスタック32は、対応するブレード段36A〜36Gを支持する7つのブレードディスク34A〜34Gを、前方/上流側から後方/下流側に順に備える。隣接するブレード段の各ペアの間に、対応するベーン段38A〜38Fが、コア流路500に沿って位置している。ベーンは、コア流路の外側壁40の一部分を形成する外側プラットフォーム39A〜39Fにおけるルート部から半径方向内側に延びているエアフォイルを有する。第1のベーン段のエアフォイルは、コア流路の内側壁46の一部分を形成する内側プラットフォーム42まで、内側に向かって延びている。以下により詳細に述べるように、Suciuらの出願の例示的な実施例とは対照的に、後に続くベーン段のエアフォイルは、内側エアフォイル先端部48まで延びている。
例示的な実施例においては、各ディスクは、概ね環状のウエブ50A〜50Gを有する。ウエブ50A〜50Gは、“ボア(bore)”として知られる内側の環状の隆起部分52A〜52Gから、外側周縁部(ブレードプラットフォームバンド)54A〜54Gに向かって半径方向外側に延びている。高速シャフト28の一部分56が隙間を備えて自由に通過するディスクの中央開口部を、ボア52A〜52Gが取り囲んでいる。ブレードを、周縁部54A〜54Gとともに予め単体として(例えば、連続的な微細構造を備えた単一の部品として)形成してもよいし、完全な単体としてではなく(例えば、破壊によってのみ取り外し可能であるように溶接により)一体化してもよいし、あるいは取付機構(例えば、末梢部分における相補的なもみの木形状の溝部に取り付けられるもみの木形状のブレードルート部により、またはばち型(ダブテール)の相互作用、周方向のスロットの相互作用などにより)により非破壊的に取り外しできるように周縁部に取付けてもよい。
一連のスペーサ62A〜62Fにより、ディスクの34A〜34Gの隣接するペアが連結される。例示的なエンジンでは、Suciuらの出願のスペーサと概ね同様の方法により、第1のスペーサ62Aを形成してもよい(例えば、第1のディスクのウエブ50Aの後面と第2のディスクとの間に延びている概ね円錐台のスリーブ部として形成する)。例示的なロータスタックでは、Suciuらの出願のロータスタックと比べて、第1のスペーサ62Aの後端部は、第2のディスクの周縁部54Bと交わるように、わずかに半径方向外側に移動している。この外側への移動は、残りのスペーサの外側への移動と連動しており、これにより、長手方向の圧縮経路を外側に移動させ、以下に述べる空気流の違いをもたらす。
したがって、第1のスペーサ62Aは、外側/外部の環状ディスク間キャビティ65と、から内側/内部の環状ディスク間キャビティ64Aと、を隔てている。外側/外部の環状ディスク間キャビティ65は、第1のベーンの段のプラットフォーム42を収容し、プラットフォーム42によりシールされる。しかし、前述のように、1つまたは複数の残りのスペーサ(例えば、例示的なロータスタックにおいて残っている全ての段)は、Suciuらの出願の例示的なロータスタックにおけるスペーサに比べて、半径方向外側に移動している。スペーサの上流側および下流側部分は、隣接するディスクにおけるブレード段のプラットフォームバンド54B〜54Gに、実質的に一体化または連結していてもよい。したがって、例示的な残りのスペーサ62B〜62Fは、対応する内側/内部の環状ディスク間キャビティ64B〜64Fを、コア流路500から隔てており、ここには、外側/外部の環状ディスク間キャビティが実質的に存在しない(第1の内側キャビティ64Aに対しては、対応する外側キャビティ65を有する)。
例示的なロータスタックにおいては、ロータスタックは、前方端部70および後方端部72において高速シャフト28に取り付けられているが、(例えば、ディスクのボアが位置する)中間部分では、シャフト28に接触していない。後方端部72において、後方ハブ80(これは高速シャフト28の隣接部分と、単体として一体形成してもよく、あるいは事後的に一体化してもよい)は、外側面および前方リム面を有する環状遠位端部82まで半径方向外側かつ前方に延びている。この外側面は、後方のディスク34Gのプラットフォームバンド54Gの後方部分の内側面と係合している。この係合は、Suciuらの出願のハブの係合と同様であってもよい。
Suciuらの出願におけるように、例示的な第1のスペーサ62Aは、溶接部において互いに接合された前方部分および後方部分から形成される。前方部分は、第1のディスク34Aの残りの部分とともに単体として一体形成され、後方部分は、第2のディスク34Bの残りの部分とともに単体として一体形成される。例示的な第2のスペーサ62Bも、また、溶接部において互いに接合された前方部分および後方部分から形成され、かつそれぞれ、隣接するディスク34B,34Cの残りの部分とともに単体として一体形成される。しかし、Suciuらの出願におけるように、例示的なスペーサ62Bは、断面形状が直線状ではなく、概ね内側へ向かってくぼんだアーチ形の長手方向断面形状を有している。例示的なエンジンにおいては、残りのスペーサは、実質的に全て単一の部品であり、独立して形成され、あるいは隣接するディスクの1つともに単体として一体形成される。図2では、それぞれがスペーサの直後のディスクとともに単体として一体形成されているスペーサ62D〜62Fが図示されている。
図2では例示的なスペーサ62E,62Fが図示されている。スペーサ62E,62Fの各々は、その直後のプラットフォームバンド54F,54Gの前方リムに位置する近接後方端部120から、遠位前方端部121まで、前方に向かって延びている。前方端部121は、前方リム面123および環状の外側面124を備える半径方向内側にへこんだネック122を有する。外側面124は、プラットフォームバンド54Eおよび54Fの後方部分の内側面126と、プレス嵌め、スナップ嵌め、インターフィットなどで嵌合されてもよい。前方端部121の肩部131の前面130は、プラットフォームバンドの後方リム面132と接触している。例示的な実施例においては、面124と面126とのペア、および面130と面132とのペアは、摩擦係合している(以下でさらに詳細に説明する)。任意選択で、一方または両方の面のペアに、歯(例えば、ギア状の歯または凹凸部:castellations)などの互いに嵌合するキーイング手段を用いてもよい。
スペーサ62E,62Fの各々の中間部分140は、端部120と端部122との間に延びている。少なくともこの中間部分140に沿って、長手方向の断面は、内側に向かってくぼんでいる。例えば、内側面142と外側面144との間の中心線520は、内側に向かってくぼんでいる。例示的な実施例においては、この凹面の長手方向のスパンは、面130の近傍(直後)から、スペーサの直後に位置するブレード段のブレード前縁部150のルート部のすぐ前方まで延びている。実質的に凹面のこのスパンに沿って、内側面142ならびに外側面144も、(前方端部121の少なくとも後方部分から)くぼんでいる。例示的な実施例においては、外側面144のこの凹面部分は、長手方向のスパンL1を有しており、このスパンL1は、対応するディスクとディスクのスパン、つまり間隔L2の主要部分(例えば、50〜70%)を占める。L1およびL2は、スペーサごとに異なっていてもよい。例示的なL2は、2〜15cm、より具体的には4〜10cmである。例示的なL2の測定においては、対応するプラットフォームバンドの外側面152に位置する2つのブレードルート部の翼弦の中心間の長手方向の距離が測定される。例示的なL1は、1〜15cm、より具体的には2〜8cmである。中間部分140にわたる厚さTは、2〜10mm、より具体的には2〜5mmである。したがって、Suciuらの出願の例示的なロータと区別されるように、1つまたは複数のスペーサは、隣接するベーンの内側先端部48に直接的に近接して面している外側面144を有する。ギャップ160により、外側面144は、先端部48から隔てられている。周方向の投影図(すなわち、各角度位置について重ね合わせた半径および長手方向の位置)を参照すると、先端部48は、隣接した外側面144の凹面と実質的に相補的な凸形状を有している。したがって、ギャップ160の半径方向のスパンは、先端部の長手方向のスパンに沿って、ほぼ一定である(例えば、特に、運転速度で)。Suciuらの出願のスペーサと同様に、速度が増すと、スペーサがある程度平らになるように、特に、長手方向の中間部分において、スペーサが半径方向に拡張する傾向にある。有利には、特定の定常状態の運転条件や過渡条件、あるいはそのような条件のある範囲において、半径方向のスパンSを実質的に最小のギャップにするように、先端部48および外側面144の形状は選択される(以下の設計の記述を参照されたい)。さらに、図2では、外側面144の長手方向の曲率半径RC1が図示されている。この曲率半径は、スパンL1の長さ全体に亘り実質的に一定であってもよいし、より大きく変化していてもよい。例示的なRC1は、5〜100cm、より具体的には30〜100cmである。同様に、先端部の曲率半径がRC2として図示されている。例示的な実施例においては、潜在的な平坦化のため、RC2の大きさは、静止状態では、RC1よりも僅かに大きい。例えば、RC2は、約1〜10%大きい。例示的なギャップのスパンSは、静止状態において、0〜2cm、より具体的には0.5〜1cm(最小であることが望ましい)、より具体的には1〜5mmである。
Suciuらの出願に記載されているような潜在的な利点に加えて、スペーサ62E,62Fのようなスペーサを用いることにより、さらなる利点が付与される。外側面144の半径方向の凹部は、(例えば、同様の端部間の円錐台形の面と比べて)中間部分に沿って、コア流路により大きな半径方向のスパンを付与する。このスパンの拡大は、1つまたは複数の第2の箇所におけるスパンが実質的に維持された状態で、少なくとも第1のベーンの段に沿った1つまたは複数の第1の箇所において、局所的であってもよい。例えば、第2の箇所は、ブレードの段に沿って、ベーンのエアフォイルの前縁(上流側)および後縁(下流側)の端部の近くであり、第1の箇所は、ベーンのエアフォイルに中央に隣接している。半径方向のスパンにおけるこの拡大は、面積法則の効果をもたらし、これにより、ベーンのエアフォイルが存在することにより生じた流路断面積の減少を、少なくとも部分的に補う。これにより、圧縮機の効率が改善され得る。Suciuらの出願では、外側ディスク間キャビティの体積/空間が減少する可能性が確認されたが、本発明のスペーサは、そのようなキャビティおよびそれに関連する空気再循環の損失、伝熱などを実質的に排除することができる。例えば、ベーンの内側プラットフォームをなくすことにより、製造上の複雑性をさらに減少させることができる。したがって、円錐台形のスペーサと比べ、凹面は、(a)スペーサの外側面と、(b)隣接するブレード段の間のルート部同士を結ぶ円錐台形の投影面、との間に、より大きなピークの半径方向の分離をもたらす。例えば、そのような分離を実質的に備えない基準の形態からの再設計においては、凹面とすることで、半径方向のピークの分離が具体的に1〜5mm増加する。外側ディスク間キャビティの損失を回避するには、このピークの分離は、具体的に2cm未満、より具体的には1cmであってもよい。
図3では、ベーンを支持するシュラウドセグメント200が図示されている。例示的なセグメント200は、外側シュラウド部202を備え、このシュラウド部202は、前方長手方向端部204と後方長手方向端部206との間に延び、かつ長手方向に延びる第1の周方向端部208と第2の周方向端部210との間に延びている。長手方向端部204,206は、隣接するケース部品と嵌合するとともに、ケース部品との間をシールする嵌合機構(リップ部など)を備えていてもよい。周方向端部208,210は、対象となる段の隣接するシュラウドセグメント200の隣接端部でシールする機構(フェザーシール溝など)を備えていてもよい。
前述の原理は、従来のエンジン形態の再設計において、または独自の設計プロセスにおいて適用され得る。種々の設計技術を用いることができる。種々の設計技術には、模擬実験および実際のハードウェア試験が含まれる。模擬実験/試験は、静止状態および1つまたは複数のゼロを超える速度条件下で行われる。ゼロを超える速度条件は、定常状態の運転条件および過渡条件の一方または両方を含んでいてもよい(例えば、加速、減速およびそれらの組み合わせ)。模擬実験/試験は、スペーサの厚さ、スペーサの曲率または他の形状のパラメータ、ベーン先端の曲率または他の形状のパラメータ、および静止した先端部とスペーサの分離(先端部とスペーサの特定の位置を変更することも含んでいてもよい)などのパラメータを変えて、繰り返し行われる。再設計の結果、最初/基準の形態と比べ、1つまたは複数の相違点が、再設計された形態にもたらされる。基準の形態は、同様のスペーサまたは異なったスペーサ(例えば、円錐台形のスペーサ)を特色としている。
再設計された形態には、1つまたは複数の外側ディスク間キャビティを排除すること、内側ブレードプラットフォームおよびシールを排除すること(1つまたは複数のスペーサ上のシーリング用歯部を排除することを含む)、および面積法則の効果をもたらすことなどが含まれる。
本発明の1つまたは複数の実施例の説明がなされた。しかしながら、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、種々の変更形態がなされることが理解されるであろう。例えば、従来のエンジン形態の再設計品として適用する場合、従来形態の詳細は、あらゆる特定の実施態様に影響を及ぼす場合がある。他の要素としては、エンジンの大きさは、そのようなエンジンに対するあらゆる実施態様の詳細に対応した寸法に影響を及ぼす。したがって、他の実施例が、添付の特許請求の範囲の範囲内にある。
ガスタービンエンジンの長手方向にわたる部分断面図。 図1のエンジンの高圧圧縮機のロータスタックの長手方向にわたる部分断面図。 図1のエンジンの圧縮機ベーンの図。

Claims (12)

  1. 各々が内側開口部から外周まで半径方向に延びている複数のディスク(34A〜34G)と、
    各々が前記ディスクの対応する1つによって支持される複数のブレード段(36A〜36G)と、
    各々が前記ディスクの隣接するペアの間に位置する複数の薄肉のスペーサ(62A〜62F)と、
    前記複数のディスクおよび前記複数のスペーサとともに中心軸(502)を中心に回転するように、前記複数のディスクおよび前記複数のスペーサを支持する中心シャフト(28)と、
    を備えるロータ(32)と、
    複数のベーン段(38A〜38F)を備えるステータと、
    を備えるタービンエンジン(20)であって、
    前記スペーサが、所定の長手方向の断面を有する第1のスペーサを少なくとも含み、該長手方向の断面の第1の部分(140)は、静止状態で内側に向かってくぼんだアーチ状に湾曲しており、前記第1の部分(140)の外側面(144)および内側面(142)は、静止状態で長手方向の断面が内側に向かってくぼんで湾曲しており、
    前記ベーン段が、第1のベーン段を少なくとも含み、この第1のベーン段の内側ベーン先端部(48)は、長手方向にわたって凸状をなし、かつ前記スペーサの第1の部分(140)において前記第1のスペーサの外側面(144)に近接して、該先端部と該外側面との間にギャップ(160)を形成し、
    運転状態においてスペーサが半径方向外側に膨張したときに、前記ギャップが前記ベーン先端部に沿って均一になるように、前記ベーン先端部の形状および前記第1のスペーサの外側面の形状が決定されていることを特徴とするタービンエンジン(20)。
  2. 静止状態で、前記第1のベーン段の前記内側ベーン先端部が、前記第1の部分に沿った前記第1のスペーサの外側面の1cm以内、かつ前記第1の部分に沿った前記第1のスペーサの中心線(520)の2cm以内にあることを特徴とする請求項1に記載のタービンエンジン。
  3. 静止状態で、前記第1の部分が、5〜100cmの長手方向の曲率半径(RC1)を有し、前記内側ベーン先端部が、5〜100cmの範囲でかつ前記曲率半径(RC1)よりも大きな長手方向の曲率半径(RC2を有することを特徴とする請求項1に記載のタービンエンジン。
  4. 前記第1の部分が、少なくとも2.0cmの長手方向のスパン(L1)を有することを特徴とする請求項1に記載のタービンエンジン。
  5. 前記第1のスペーサの少なくとも1つが、前記ディスクの前記の隣接するペアのうち少なくとも第1のディスクと実質的に単体として一体形成されることを特徴とする請求項1に記載のタービンエンジン。
  6. 前記第1のスペーサの少なくとも1つが、前記ディスクの前記隣接するペアのうち第1のディスクの一部(126)と実質的に締まりばめした端部(122)を有することを特徴とする請求項1に記載のタービンエンジン。
  7. 圧縮下で、前記複数のディスクおよび前記複数のスペーサを保持する中心から外れた位置の連結部材が存在しないことを特徴とする請求項1に記載のタービンエンジン。
  8. 前記第1の部分の前記長手方向の断面が、少なくとも5000rpmの速度の運転条件において、実質的に内側に向かってくぼんでいることを特徴とする請求項1に記載のタービンエンジン。
  9. 前記シャフトが、高速シャフトであり、
    前記複数のディスクが、高速圧縮機のディスクであることを特徴とする請求項1に記載のタービンエンジン。
  10. 各々が内側開口部からブレードを係合している外周まで半径方向に延びている複数のディスクと、各々が前記ディスクの隣接するペアの間に位置する複数の薄肉のスペーサと、を備えるロータスタックと、
    前記ロータスタックを支持するとともに、前記ロータスタック内に締結部分を有する中央シャフトと、
    を備えるガスタービンエンジンにおいて、
    前記複数のスペーサは、少なくとも1つの第1のスペーサを含み、該第1のスペーサの外側面(144)および内側面(142)は、静止状態で内側に向かってくぼんだアーチ状に湾曲しており、
    ゼロ以外の第1の速度により特徴づけられる少なくとも第1の条件のため、前記スペーサのうち第1のスペーサの長手方向の凹面の外形を確定することと、
    前記凹面に対し所望の隙間を効果的にもたらすように、第1のベーン段のベーン先端部の凸形状および位置を確定すること、
    を含み、
    運転状態においてスペーサが半径方向外側に膨張したときに、前記隙間が前記ベーン先端部に沿って均一になるように、前記第1のスペーサの長手方向の凹面の外形および前記ベーン先端部の凸形状を決定することを特徴とするガスタービンエンジン設計方法。
  11. 模擬実験として実行される請求項1に記載の方法。
  12. ゼロ以外の第2の速度で繰り返される請求項1に記載の方法。
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