JP4316523B2 - 電源選択システムおよび電源選択方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数国間等の広域の電力を融通システムおよびその方法に係り、特に、環境影響負荷を考慮してエネルギー・電力の融通先を決定する電源選択システムおよび電源選択方法に関する。
一般に、エネルギー・電力の融通システムは、予め設定した条件下、その経済的効果または安定供給を目的として、単一電源、または複数の単一電源を電力系統網でつないだバック電源(バック電源とは電力を供給する発電地域を示し、その地域には複数の多種の発電方式の発電所が存在する)を選択するものである。
多国間のエネルギー電力融通を行う従来技術としては、例えば、特許文献1に記載されるように、エネルギー・電力システムの相違を有する国と地域の電力系統を接続することで、電力需給バランスを確保し、全体システムを統合的に運用する技術がある。
近年、地球的規模での環境問題への懸念が高まりを見せており、エネルギー・電力システムにおいても、その対処のための取組みが既に進められている。例えば、地球温暖化の問題に関して、温室効果ガスの排出量削減を目的としたエネルギーサービスが提案されている。
特開2003−158824号公報
しかしながら、上述したエネルギー・電力の融通システムでは、単一電源、またはバック電源を選択する条件として、環境影響負荷は含まれておらず、環境影響負荷を考慮した電源の選択はなされていない。つまり、従来のエネルギー・電力の融通システムでは、単一電源またはバック電源の選択により、経済的効果や安定供給効果は満たされるが、必ずしも環境に対する負荷が最小化されているとはいえず、また、判断するための情報も不足している。環境影響負荷を考慮したエネルギー・電力の融通システムを提供するためには、単一電源またはバック電源の環境影響負荷を算出することが必要となるが、電力の発生に伴う環境影響負荷は、地域や時間等によっても変動する等の課題があり、現状では実現されていない。
単一電源またはバック電源の環境影響負荷を算出するためには、検討する電源単位ごとの原単位データが必要となるが、この原単位データは、同一の発電方式や同じ形態のバック電源であっても、その発電所やバック電源の立地条件や気候あるいは運転条件によっても変化する。ここで、原単位データとは、素材やエネルギーによって発生する単位量あたりの環境負荷を負荷要因(インベントリ)ごとに示したデータをいう。
この問題を解決するには、上記のような条件ごとに、単一電源(単一発電所)やバック電源ごとの原単位データを準備し、電力系統が繋がる単一電源やバック電源に応じて、その原単位データを用いて環境負荷を評価することが必要となる。
本発明は上述した課題を解決するためになされたものであり、あらかじめ個々の発電所ごと、またはバック電源(発電地域)の原単位データを準備し、その組み合わせによって環境影響負荷物質の発生量を予測することで、環境影響負荷物質の発生量を考慮した電源の選択を行う電源選択システムおよび電源選択方法を提供することを目的とする。
本発明に係る電源選択システムは、上述した課題を解決するため、請求項1に記載したように、電気事業者が複数の地域から電力の供給が可能な施設に対する前記複数の地域からの電力の供給に関する条件を算出する電源選択システムにおいて、環境影響負荷物質の排出量が最小となる条件を算出する環境影響負荷物質排出量最小条件算出手段と、需要家のニーズに関する情報を入力する入力手段とを具備し、前記環境影響負荷物質排出量最小条件算出手段は、前記ニーズに関する情報と、読み出し可能なデータ記録手段に格納されたデータベースの前記複数の地域に関する電力原単位情報、送電に関わる環境影響負荷の情報、送電の安定性に関する情報に基づいて、環境影響負荷物質の排出量が最小となる条件を算出するように構成されたことを特徴とする。
本発明に係る電源選択システムは、上述した課題を解決するため、請求項2に記載したように、電気事業者が複数の発電事業者から電力の供給が可能な施設に対する前記複数の発電事業者からの電力の供給に関する条件を算出する電源選択システムにおいて、環境影響負荷物質の排出量が最小となる条件を算出する環境影響負荷物質排出量最小条件算出手段と、需要家のニーズに関する情報を入力する入力手段とを具備し、前記環境影響負荷物質排出量最小条件算出手段は、前記ニーズに関する情報と、読み出し可能なデータ記録手段に格納されたデータベースの前記複数の発電事業者に関する電力原単位情報、送電に関わる環境影響負荷の情報、送電の安定性に関する情報に基づいて、環境影響負荷物質の排出量が最小となる条件を算出するように構成されたことを特徴とする。
本発明に係る電源選択方法は、上述した課題を解決するため、請求項10に記載したように、需要家のニーズに関する情報を受け付け、環境影響負荷物質の排出量の算出に要する情報を取得する必要情報取得ステップと、前記需要家のニーズに関する情報と前記環境影響負荷物質の排出量の算出に要する情報とに基づいて、環境影響負荷物質の排出量が最小となる条件を導く環境影響負荷物質排出量最小条件算出ステップとを備え、前記環境影響負荷物質排出量最小条件算出ステップは、前記環境影響負荷物質の排出量の算出に要する情報として、複数の地域に関する電力原単位情報、送電に関わる環境影響負荷の情報、送電の安定性に関する情報を参照することを特徴とする。
また、本発明に係る電源選択方法は、上述した課題を解決するため、請求項11に記載したように、需要家のニーズに関する情報を受け付け、環境影響負荷物質の排出量の算出に要する情報を取得する必要情報取得ステップと、前記需要家のニーズに関する情報と前記環境影響負荷物質の排出量の算出に要する情報とに基づいて、環境影響負荷物質の排出量が最小となる条件を導く環境影響負荷物質排出量最小条件算出ステップとを備え、前記環境影響負荷物質排出量最小条件算出ステップは、前記環境影響負荷物質の排出量の算出に要する情報として、複数の発電事業者に関する電力原単位情報、送電に関わる環境影響負荷の情報、送電の安定性に関する情報を参照することを特徴とする。
本発明に係る電源選択システムおよび電源選択方法によれば、あらかじめ個々の発電所ごと、またはバック電源(発電地域)の原単位データを準備し、その組み合わせによって環境影響負荷物質の発生量を予測することができる。従って、環境影響負荷物質の発生量を考慮してエネルギー・電力の融通先を決定する電源選択システムおよび電源選択方法を提供することができる。
以下、本発明に係る電源選択システムおよび電源選択方法について、添付の図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1に、本発明の第1の実施形態に係る電源選択システム1の概念を説明する説明図を示す。
図1において、電源選択システム1には、電力の供給元として選択できる電源として、例えば、第1の地域としてのA国に設置されるA国バック電源3と、第2の地域としてのB国に設置されるB国バック電源4と、第3の地域としてのC国に設置されるC国バック電源5とが接続されている。また、需要家7はC国に立地するが、A国およびB国からも電力供給が受けられるように電力系統が繋がっている。
図1に示すような条件下において、電源選択システム1とは、需要家7が排出する環境影響負荷物質の排出量を最も低減させる最適な電力供給バランスとなるように、A国〜C国から電力の供給を受ける電源選択方法を求めるシステムである。環境影響負荷物質の一例としては地球温暖化ガスがある。
ここで、地球温暖化ガスとは、地球温暖化の要因となり得るガスを言い、二酸化炭素(CO)に限らず、硫黄酸化物(SOX)、窒素酸化物(NOX)、六ふっ化硫黄(SF)、メタン(CH)等がある。また、ガスの種類によって、温暖化への影響度はそれぞれ異なる。以下、地球温暖化ガスとして二酸化炭素(CO)の排出量を最も低減させる最適な電力供給バランスとなるよう制御を行う場合を例として説明する。
電源選択システム1では、バック電源が接続される地域、すなわち、図1においては、A国、B国およびC国の電力原単位データベース(以下、データベースをDBと省略する)であるA国電力原単位DB8、B国電力原単位DB9およびC国電力原単位DB10を備える。これらのDB8,9,10は、各地域における電源構成比を事前に調査し、調査結果に基づいて構築され、電源選択システム1が参照可能な状態で格納される。
尚、地域、バック電源および需要家7の個数は、図1に示される個数に限定されない。すなわち、任意である。但し、バック電源の個数は、少なくとも二以上とする。選択ができず本システム1が実質的に無意味となるためである。また、一地域内にバック電源が複数存在しても構わない。
図2に、本発明の第1の実施形態に係る電源選択システム1のシステム構成を概略的に説明する概略図を示す。
電源選択システム1は、環境影響負荷物質の一例であるCOの排出量が最小となる条件を算出する環境影響負荷物質排出量最小条件算出手段としてのCO排出量最小条件算出手段11と、DB、プログラムおよび電子ファイル等の電子データを記録し保存するデータ記録手段12と、ユーザが条件入力等の入力を行う入力手段13と、各種情報をユーザに視覚的に提示する表示手段14と、外部機器との接続を行うためのインターフェイス(以下、I/Fとする)手段15と、システム内で各種情報を制御する制御手段16とを具備し、これらの手段11〜16がバス17を介して接続されている。また、電源選択システム1は、I/F手段15を介して接続され、バック電源を選択する電源選択手段19をさらに具備している。
CO排出量最小条件算出手段11は、予めインストールされたCO排出量最小条件算出プログラム(図を省略)とコンピュータとが協働することにより実現される手段である。CO排出量最小条件算出手段11は、CO排出量を算出する式情報を有しており、この算出式のパラメータを変化させて最小値をとるパラメータ条件を算出する。
尚、環境影響負荷物質がCOではなく他の物質である場合であっても、環境影響負荷物質排出量最小条件算出手段に、該当する環境影響負荷物質の排出量を算出する式情報を持たせれば同様に排出量を計算し、最小条件を算出することができる。また、環境影響負荷物質排出量最小条件算出手段を、複数の環境影響負荷物質の排出量を算出する式情報を持たせておき、排出量が最小となる条件を算出したい環境影響負荷物質の選択を受け付けて、受け付けた環境影響負荷物質の排出量を算出する条件を算出するように構成することもできる。
電源選択システム1のうち、データ記録手段12、入力手段13、表示手段14、およびI/F手段15は、一般的なコンピュータに備えられるものである。
電源選択手段19は、制御手段16からバック電源制御信号を受信して、所定の日時においてCO排出量最小条件算出手段11が算出した条件に適合するように、電源選択システム1と接続される電力の供給元、すなわち、バック電源3,4,5を選択する。
電源選択システム1のデータ記録手段12には、CO排出量最小条件算出手段11が条件算出の際に必要な情報として、地域別の電力原単位情報を有するA国電力原単位DB8、B国電力原単位DB9およびC国電力原単位DB10が格納される。
A国電力原単位DB8、B国電力原単位DB9およびC国電力原単位DB10は、図1に示されるように、地域が国である場合には、例えば、国際エネルギー機関(IEA:International Energy Agency)などの国際機関が発行するデータを原単位データとして用いることができる。また、地域が電力会社の管轄エリアの場合には、電力会社が提示する電源構成に関する情報を原単位データとすることができる。
地域における電源構成に関する情報がない場合には構成データを構築する必要がある。具体的には、火力、水力、原子力、風力、太陽光、バイオマスなどの発電方式毎にその地域で有効な平均的な環境負荷データを求める。求める環境負荷データは、例えば、ライフサイクルアセスメント(LCA:Life Cycle Assessment)を実施してTYPEIII環境ラベルなどを取得したデータか、第三者認証を得るなどの国際標準化機構(ISO:International Organization for Standardization)に沿う社会的に認められるデータが良い。データには、可能なかぎり発電するための燃料の輸送負荷なども考慮するのが望ましい。そして構築された環境負荷データは、地域の電源種類の比率で案分され、原単位データとすることができる。
発電方式の相違は、時間ごとに最適な選択(排出するCO量が最小となる)をするための情報となる。例えば、通常の水力、原子力発電は24時間一定であるが、火力発電等のようにエネルギー負荷に応じて発電する発電方式ではCOの排出量が時間帯により異なるという特徴がある。また、風力発電は、発電機の設置場所のみならず時期にも左右される特徴がある。このような事情を考慮するため、データ記録手段12には、更なる必要情報として、送電ロスDB21、発電リスクDB22、CO排出権取引価格情報DB23が格納される。
送電ロスDB21は、送電ロスおよび送電鉄塔に関わる環境影響負荷などの情報を有する。発電リスクDB22は、気候や燃料などの影響による送電の安定性に関する情報(例えば、時間ごとの発電確率情報など)を有する。CO排出権取引価格情報DB23は時事変化する取引価格の最新情報、および、過去の履歴情報などの情報を有する。
このように構成される電源選択システム1では、必要な電力量とその使用時刻、停電の許容確率などの需要家7のニーズ情報(以下、単にニーズとする)に基づいて、DB8,9,10,21,22,23に格納される情報を参照してCO排出量を計算することで、COの排出量が最小となる条件を算出することができる。
通信手段25は、需要家7とオンラインで接続され、需要家7のニーズを受信する電子メール手段である。尚、電源選択システム1側に需要家7のニーズを伝える通信手段25としては、電子メール手段以外に電話、FAX等の手段を採用しても良い。
次に、電源選択システム1を利用することでなされる本発明に係る電源選択方法について説明する。
図3は本発明の第1の実施形態に係る電源選択システム1における電源選択条件算出処理手順を示すフローチャートである。
需要家7が地域電源の電気を最適な選択の下で利用することで需要家7の電力使用に伴い発生するCOの量を最小にしたい場合、まず、必要な電力量とその使用時刻、停電の許容確率などの需要家7のニーズを電源選択システム1側に提示する必要がある。電源選択システム1側で需要家7のニーズが把握されると、オペレータは、需要家7のニーズに基づく条件を入力を行う。オペレータが条件入力を完了し、実行要求を行うと、電源選択システム1は、電源選択条件算出処理手順を開始する(START)。
図3に示すように電源選択条件算出処理手順としては、需要者のニーズを満たすべく排出するCOの量の算出に必要な情報を取得する必要情報取得ステップ(ステップS1)と、需要者のニーズを満たすCOの排出量を算出し、その排出量が最小となる条件を導くCO排出量最小条件導出ステップ(ステップS2)と、算出された排出量が最小となる条件を表示する算出結果表示ステップ(ステップS3)とを備える。
ステップS1の必要情報取得ステップでは、CO排出量最小条件算出手段11がCOの排出量が最低となるバック電源の選択条件を算出するために必要となる情報として、需要家7のニーズに関する情報を通信手段25により読み込んで取得する。ここで、ニーズに関する情報としては、必要な電力量、その使用時刻、停電の許容確率などを含む。入力手段13においてオペレータから実行要求がなされると、制御手段16は、実行要求としての実行要求信号を入力手段13から受け取る。そして、通信手段25により取得された情報に基づき入力手段13から入力された需要家7のニーズに関する情報をCO排出量最小条件算出手段11に送る。
また、必要情報取得ステップでは、CO排出量最小条件算出手段11が、CO排出量の計算に必要な情報として原単位データ、送電ロスおよび送電鉄塔に関わる環境影響負荷などの情報、気候や燃料などの影響による送電の安定性に関する情報等の情報をDB8,9,10,21,22,23に格納される情報を参照して取得する。オペレータから実行要求がなされると、実行要求を受け取った制御手段16は、CO排出量の計算に必要な取得を開始する制御信号をCO排出量最小条件算出手段11に送る。そして、制御手段16からの制御信号を受け取ったCO排出量最小条件算出手段11は、DB8,9,10,21,22,23に格納される情報を参照してCO排出量の計算に必要な情報を取得する。
CO排出量最小条件算出手段11が、入力手段13から入力された需要家のニーズに関する情報およびCO排出量の計算に必要な原単位データ等の各種情報の必要な情報の取得が完了すると、必要情報取得ステップを完了し、続いて、ステップS2でCO排出量最小条件導出ステップがなされる。
ステップS2のCO排出量最小条件導出ステップでは、CO排出量最小条件算出手段11が、入力された条件およびDBに格納される情報に基づき、時間ごとにCOの排出量が最低となるバック電源3,4,5の選択条件、すなわち、A国〜C国の電力系統接続条件を求める。より具体的には、電力供給の際に使用するバック電源3,4,5の供給割合をパラメータとして、合計が1となる条件下で変化させてCO排出量を算出する。そして、CO排出量が最小値を取るパラメータ値、すなわち、各バック電源3,4,5の供給割合を求める。
CO排出量最小条件算出手段11が、CO排出量が最小値となる条件、すなわち、各バック電源3,4,5の電力供給割合を求めると、CO排出量最小条件導出ステップは完了する。
次に、CO排出量最小条件導出ステップにより求めたCO排出量最小条件、すなわち、各バック電源3,4,5の供給割合を表示する算出結果表示ステップ(ステップS3)を行う。まず、CO排出量最小条件算出手段11により、各バック電源3,4,5の供給割合を示す算出結果情報が、制御手段16に送られる。算出結果情報を受け取った制御手段16は、算出結果情報に基づく算出結果を表示手段14に表示させる表示制御信号を生成し表示手段14へ出力する。表示手段14は、算出結果表示制御信号を受信すると、ディスプレイ部分に算出結果を表示する。算出結果が表示されると、作業結果表示ステップは完了し、電源選択条件算出処理手順が終了する(END)。
表示手段14に表示された結果を見たオペレータは、算出結果を確認して算出結果に対応するように、バック電源3,4,5の供給割合を入力手段13から入力操作して調整することができる。入力手段13から入力されたバック電源3,4,5の供給割合の情報は、制御手段16に送信され、制御手段16がバック電源3,4,5の供給割合を調整するバック電源制御信号を生成する。
制御手段16は、生成したバック電源制御信号を電源選択手段19へ出力する。電源選択手段19がバック電源制御信号を受信すると、バック電源制御信号により指定された供給割合に電源を選択する。
第1の実施形態の電源選択システム1および電源選択システム1が行う電源選択方法によれば、予め作成したデータベース、すなわち、電力原単位DB8,9,10、送電ロスDB21、発電リスクDB22およびCO排出権取引価格情報DB23に格納される情報と、必要な電力量とその使用時刻、停電の許容確率などの需要家7のニーズに基づいて、COの排出量が最小となる条件を算出することができる。従って、環境影響負荷物質の発生量を考慮したエネルギー・電力の融通先を決定することができる。
尚、電源選択システム1は、オペレータが入力したバック電源3,4,5の供給割合の情報に応じて電源選択手段19が電源選択を行う手動方式を採用しているが、COの排出量が最低となる条件の算出結果から直接的に制御手段16がバック電源制御信号を生成して電源選択手段19へ出力する自動方式を採用する構成としても良い。また、手動/自動切替手段をさらに設けて、手動方式および自動方式を切り替え自在に構成しても良い。
[第2の実施形態]
図4に、本発明の第2の実施形態に係る電源選択システム41の概念を説明する説明図を示す。尚、既に説明した電源選択システム1と実質的に同一の構成要素については、同じ符号を付して説明を省略する。
図4において、需要家7は、例えば、3つ等の複数の発電事業者から電力供給を受けることができるように電力系統が繋がっている。ここでは、発電事業者の一例として、図4に示すように、バイオマス発電(100%)を行う第1の発電事業者、風力発電(100%)を行う第2の発電事業者および火力(20%)、水力(30%)、原子力(50%)による発電が可能な第3の発電事業者(電力会社)の異なる3つの発電事業者である場合を例に説明する。
電源選択システム41とは、図4に示すような条件下において、需要家7が最もCO排出量を低減させるために、最適なバランスで電力会社や個別発電業者の電力の供給を受けるための、電源選択方法を求めるシステムである。電源選択システム41では、電源選択システム1と比較して、接続されるバック電源45,46,47の電力原単位データとして電力原単位データが国際機関が発行するデータ等の公式データを利用できない点で相違する。従って、電力原単位DBの構築方法が異なる。
公式データを利用できない場合には、発電事業者が行っている発電方式(例えば、火力、水力、原子力、風力、太陽光、バイオマス等)について、環境負荷データを求める必要がある。
図4に示す例を用いて説明すると、第1の発電事業者の電力原単位DB(以下、第1の電力原単位DBとする)50は、第1の発電事業者が保有する第1のバック電源45についてLCAを行い、その結果を電力原単位データとして用いることで構築される。より具体的には、第1のバック電源45は、木質系バイオマス発電によるバック電源であるから、発電所の建設負荷の他、燃料となる木材の切り出しから輸送、発電、残渣処理などライフサイクルにわたるLCAを行う。
また、第2の発電事業者の電力原単位DB(以下、第2の電力原単位DBとする)51も、第1の電力原単位DB50と同様に、第2の発電事業者が保有する第2のバック電源46について、LCAを行い、その結果を電力原単位データとして用いることで構築できる。
一方、第3の発電事業者(電力会社)の電力原単位DB(以下、第3の電力原単位DBとする)52は、第3のバック電源47の電源構成比からその比率に基づき構築すれば良い。
尚、ここで求める環境負荷データも、TYPEIII環境ラベルの取得、第三者認証の取得など公的に認められるものが良い。また、詳細情報が得られない場合には、発電方式毎にその地域で有効な平均的な環境負荷データでも構わない。この場合も第三者認証などの公的に認められる結果を用いることが望ましい。
図5に、本発明の第2の実施形態に係る電源選択システム41のシステム構成を概略的に説明する概略図を示す。
電源選択システム41は、電源選択システム1に対して、データ記録手段12に格納される電力原単位DB8,9,10の代わりに電力原単位DB50,51,52が格納されている点で相違するが、その他の点については実質的に同一である。従って、CO排出量最小条件算出手段11がバック電源を選択する手順および方法は実質的に同一であり、図3に示す手順および方法をとる。
尚、電源選択システム41についても、電源選択システム1と同様に、電源選択手段19が行う電源選択の方式を手動方式および自動方式のいずれを採用して構成されたシステムであっても構わない。また、手動/自動切替手段をさらに設けて、手動方式および自動方式を切り替え自在に構成しても良い。
第2の実施形態の電源選択システム41および電源選択システム41が行う電源選択方法によれば、予め作成した電力原単位DB50,51,52、送電ロスDB21、発電リスクDB22およびCO排出権取引価格情報DB23に格納される情報と、必要な電力量とその使用時刻、停電の許容確率などの需要家7のニーズに基づいて、COの排出量が最小となる条件を算出することができる。従って、環境影響負荷物質の発生量を考慮したエネルギー・電力の融通先を決定することができる。
以上、本発明に係る電源選択システムおよび電源選択方法によれば、あらかじめ個々の発電所ごと、またはバック電源(発電地域)の原単位データを準備し、その組み合わせによって環境影響負荷物質の発生量を予測できるので、環境影響負荷物質の発生量を考慮してエネルギー・電力の融通先を決定することができる。
電源選択システムの環境影響負荷物質排出量最小条件算出手段が、前記環境影響負荷物質の陸域、水域および空域へ与える影響度に関する情報をさらに読み込んで、各領域への影響度を最小とする観点から評価するように構成すれば、各領域への影響度についても算出できるようになる。排出量が最小となる条件が影響度が最小とるのが通常だからである。
また、複数の別の機関と情報の提供に関する契約を結び、環境影響負荷物質排出量最小条件算出手段が、別の機関のデータベースを参照し算出の際に必要とする情報を取得するように構成すれば、算出の客観性をより高めることが可能となる。
さらに、環境影響負荷物質排出量最小条件算出手段は、電力の原単位データに加えて、ガス、温度なども含めたエネルギーシステム全般にわたる原単位データを取得すれば、電力のみならず、ガス、温度などを包含するエネルギーシステム全般にわたる影響を総合的に勘案した電源選択システムを提供することができる。
尚、本発明に係る電源選択システムおよび電源選択方法では、環境影響負荷物質として、地球温暖化ガスの一例として二酸化炭素(CO)の排出量を最小化するように電源選択を行っているが、環境影響負荷物質は、地球温暖化ガスに限定されない。例えば、土壌汚染、水質汚染または大気汚染等の原因となる化学物質など、地球環境に影響を与える物質も環境影響負荷物質に包含される。
また、環境影響負荷物質排出量最小条件算出手段は、時間ごとに最適な選択(排出する環境影響負荷物質の量が最小となる)をするための情報を取得するので、環境影響負荷を最低とする電源を適宜選択して時々刻々と電力を供給することができる。
さらに、環境影響負荷物質排出量最小条件算出手段は、地球温暖化への影響を最小限とするための条件を算出する地球温暖化影響最小限算出手段として機能させることもできる。この場合、温暖化ガスの種類ごとの原単位データおよび温暖化の影響度(例えば、温暖化係数)に関する情報を読み出し可能な状態としておくこと、および影響度を算出する式情報を環境影響負荷物質排出量最小条件算出手段に持たせておくことが必要となる。
一方、本発明に係る電源選択システムにおいて、電力原単位DB8,9,10等の各データベースは、データ記録手段12に格納されている必要はない。CO排出量最小条件算出手段11が、I/F手段15を介して読み出し可能であれば、他のデータ記録手段に格納されていても良い。
また、各データベースは、必要な情報を有する電子情報媒体の一例である。従って、電子ファイル等のデータベースとは異なる形式の電子情報媒体であっても、必要な情報が読み出し可能な状態で保有されていればどのような形式の電子情報媒体でも構わない。
本発明の第1の実施形態に係る電源選択システムの概念を説明する説明図。 本発明の第1の実施形態に係る電源選択システムのシステム構成を概略的に説明した概略図。 本発明の第1の実施形態に係る電源選択システムにおける電源選択条件算出処理手順を示すフローチャート。 本発明の第2の実施形態に係る電源選択システムの概念を説明する説明図。 本発明の第2の実施形態に係る電源選択システムのシステム構成を概略的に説明した概略図。
符号の説明
1 電源選択システム
3 A国バック電源
4 B国バック電源
5 C国バック電源
7 需要家
8 A国電力原単位DB
9 B国電力原単位DB
10 C国電力原単位DB
11 CO排出量最小条件算出手段(環境影響負荷物質排出量最小条件算出手段)
12 データ記録手段
13 入力手段
14 表示手段
15 インターフェイス手段
16 制御手段
17 バス
19 電源選択手段
21 送電ロスDB
22 発電リスクDB
23 CO排出権取引価格情報DB
25 通信手段
41 電源選択システム
45 第1のバック電源
46 第2のバック電源
47 第3のバック電源
50 第1の電力原単位DB
51 第2の電力原単位DB
52 第3の電力原単位DB

Claims (13)

  1. 電気事業者が複数の地域から電力の供給が可能な施設に対する前記複数の地域からの電力の供給に関する条件を算出する電源選択システムにおいて、
    環境影響負荷物質の排出量が最小となる条件を算出する環境影響負荷物質排出量最小条件算出手段と、
    需要家のニーズに関する情報を入力する入力手段とを具備し、
    前記環境影響負荷物質排出量最小条件算出手段は、前記ニーズに関する情報と、読み出し可能なデータ記録手段に格納されたデータベースの前記複数の地域に関する電力原単位情報、送電に関わる環境影響負荷の情報、送電の安定性に関する情報に基づいて、環境影響負荷物質の排出量が最小となる条件を算出するように構成されたことを特徴とする電源選択システム。
  2. 電気事業者が複数の発電事業者から電力の供給が可能な施設に対する前記複数の発電事業者からの電力の供給に関する条件を算出する電源選択システムにおいて、
    環境影響負荷物質の排出量が最小となる条件を算出する環境影響負荷物質排出量最小条件算出手段と、
    需要家のニーズに関する情報を入力する入力手段とを具備し、
    前記環境影響負荷物質排出量最小条件算出手段は、前記ニーズに関する情報と、読み出し可能なデータ記録手段に格納されたデータベースの前記複数の発電事業者に関する電力原単位情報、送電に関わる環境影響負荷の情報、送電の安定性に関する情報に基づいて、環境影響負荷物質の排出量が最小となる条件を算出するように構成されたことを特徴とする電源選択システム。
  3. 環境影響負荷物質排出量最小条件算出手段が算出した条件に適合するように電力の供給元を選択する電源選択手段をさらに具備したことを特徴とする請求項1または2記載の電源選択システム。
  4. 前記環境影響負荷物質排出量最小条件算出手段は、前記環境影響負荷物質が陸域、水域および空域へ与える影響度に関する情報をさらに読み込んで、各領域への影響度を最小とする観点から評価するように構成されたことを特徴とする請求項1または2記載の電源選択システム。
  5. 前記環境影響負荷物質排出量最小条件算出手段は、別の機関のデータベースを参照し、条件の算出の際に必要とする情報を取得するように構成されたこと特徴とする請求項1または2記載の電源選択システム。
  6. 複数の発電所から電力の供給を行うに際し、各発電所で排出される環境影響負荷物質の原単位データに基づいて、環境影響負荷を最低とする条件を算出することを特徴とする請求項1または2記載の電源選択システム。
  7. 前記環境影響負荷物質排出量最小条件算出手段は、エネルギーシステム全般にわたる原単位データを取得してエネルギーシステム全般にわたり環境影響負荷物質の排出量を最小とする条件を算出するように構成されたことを特徴とする請求項1または2記載の電源選択システム。
  8. 前記環境影響負荷物質排出量最小条件算出手段により算出された前記条件に関する情報を表示する表示手段を更に備えることを特徴とする請求項1または2記載の電源選択システム。
  9. 前記環境影響負荷物質排出量最小条件算出手段により算出された前記条件に基づいて前記施設に対する電力の供給を制御する制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1または2記載の電源選択システム。
  10. 需要家のニーズに関する情報を受け付け、環境影響負荷物質の排出量の算出に要する情報を取得する必要情報取得ステップと、前記需要家のニーズに関する情報と前記環境影響負荷物質の排出量の算出に要する情報とに基づいて、環境影響負荷物質の排出量が最小となる条件を導く環境影響負荷物質排出量最小条件算出ステップとを備え
    前記環境影響負荷物質排出量最小条件算出ステップは、前記環境影響負荷物質の排出量の算出に要する情報として、複数の地域に関する電力原単位情報、送電に関わる環境影響負荷の情報、送電の安定性に関する情報を参照することを特徴とする電源選択方法。
  11. 需要家のニーズに関する情報を受け付け、環境影響負荷物質の排出量の算出に要する情報を取得する必要情報取得ステップと、前記需要家のニーズに関する情報と前記環境影響負荷物質の排出量の算出に要する情報とに基づいて、環境影響負荷物質の排出量が最小となる条件を導く環境影響負荷物質排出量最小条件算出ステップとを備え、
    前記環境影響負荷物質排出量最小条件算出ステップは、前記環境影響負荷物質の排出量の算出に要する情報として、複数の発電事業者に関する電力原単位情報、送電に関わる環境影響負荷の情報、送電の安定性に関する情報を参照することを特徴とする電源選択方法。
  12. 前記環境影響負荷物質排出量最小条件算出ステップにより算出された前記条件に関する情報を表示する表示ステップを更に備えることを特徴とする請求項10又は11に記載の電源選択方法。
  13. 前記環境影響負荷物質排出量最小条件算出ステップにより算出された前記条件に基づいて施設に対する電力の供給を制御する制御ステップを更に備えることを特徴とする請求項10又は11に記載の電源選択方法。
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