JP4316410B2 - おむつ - Google Patents

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本発明は、後処理テープを必要としないおむつに関する。
おむつは、一般に前身頃と後身頃とが設けられたシート体を股下部で折り曲げ、両側縁部を一体的に接合してなり、胴開口部と一対の脚開口部とが設けられている。使用済みおむつは、その内面が汚物により汚れていることから、廃棄する際に内面が外部に露出したり、汚物が外部に漏れ出ないようにするため、通常、内面を内側にして丸め込み、捨てられる。
そこで、おむつでは、廃棄する際に丸めた状態から開かないようにするため、後身頃の外側にテープ状の接着部材からなる後処理テープを設け、この後処理テープを外周面に貼り付けることで開かないようにする。
しかしながら、このようなおむつでは、シート体の後身頃に、別途、後処理テープを付ける工程を設けなければならず、製造工程が増え、手間が掛かってしまう。また、このようなおむつでは、後処理テープがテープ状からなるため、幅が狭く、シート体との接着面積が小さく、後処理テープがシート体から剥離してしまう場合がある。これにより、おむつでは、丸めた状態を維持することができず、開いてしまい、内面が外部に露出してしまったり、汚物が漏れ出てしまう場合があるため、丸めて廃棄するという効果が半減してしまう。
また、このようなおむつでは、使用する前に例えば乳幼児が後処理テープを外して、無くなってしまった場合など、丸めた状態で廃棄することができなくなってしまう。また、シート体に後処理テープを接着する際に適切に接着されなかった場合には、後処理テープのないおむつが製造され、同様に丸めた状態で廃棄することができなくなってしまう。なお、おむつのシート体に後処理テープを設けたおむつとしては、下記に示す特許文献1のようなものがある。
特開平11−76296号公報
そこで、本発明は、使用済みのおむつを丸めて廃棄する際に、他の部材を用いることなく、容易に包むことができ、丸めた状態を確実に維持することができるおむつを提供することを目的とする。
上述した目的を達成する本発明に係るおむつは、股下部で連続した前身頃と後身頃との両側縁部を接合し、胴開口部及び左右一対の脚開口部が設けられたおむつであって、透液性のトップシートと不織布から構成したバックシートとを備える。バックシートは、第1のシート体と第2のシート体とからなり、上記第1のシート体の端部に接着部が設けられている。接着部は、第2のシート体の端部に剥離可能に接着され、かつ、第1のシート体の端部に、その端縁からわずかに離間して設けられている。接着部が設けられた第1のシート体の端部は摘み部を形成する。そして、第1のシート体は、摘み部を利用して第2のシート体から剥離され、胴開口部近傍まで剥離されることにより、丸めたおむつを包んで接着部で接着することを可能とする。
本発明では、使用後にバックシートの一部を切り取って形成された分割部で全体を包み込み、分割部に設けられた接着部を外周部に接着する。本発明では、別途、他の接着部材を用いることなく、バックシートの一部を使っておむつを包むことができ、丸めた状態を維持することができるため、構成部品を増やす必要がない。したがって、本発明では、バックシートから分割された分割部でおむつ全体を包み込むことができ、廃棄する際に汚物が漏れ出たりすることを防止することができる。
また、本発明では、分割部の端部に接着部を設けることによって、接着部の面積を大きくすることができ、丸めた状態を確実に維持することができる。これにより、使用済みおむつの廃棄時におむつが容易に開いてしまうことを防止し、汚物が漏れ出てしまうことがないため、廃棄する際に、丸めて捨てるという効果を十分に得ることができる。
以下、本発明を適用したパンツ型おむつを図面を参照して説明する。
本発明の参考例となるパンツ型おむつ1は、例えば使い捨て用の紙おむつである。パンツ型おむつ1は、図1乃至図3に示すように、前身頃2と後身頃3とが股下部4を介して一連に連結されている。パンツ型おむつ1は、前身頃2と後身頃3との連結方向と直交する方向の一側縁の前身頃2及び後身頃3のそれぞれに、内側に凹部状に切り欠かれた右脚開口部5を構成する右脚周り部5R,5Rと、この右脚周り部5R、5Rと対向する位置に同様に左脚開口部6を構成する左脚周り部6L,6Lとが設けられ、連結方向の両端に胴開口部7を構成する胴回り部7W、7Wが設けられている。また、前身頃2及び後身頃3には、胴開口部7側の側縁部に接合部8R、8Lが設けられている。そして、パンツ型おむつ1は、前身頃2の接合部8Rと後身頃3の接合部8R及び前身頃2の接合部8Lと後身頃3の接合部8Lとを突き合わせて超音波溶着、熱溶着等で一体的に接合される。前身頃2と後身頃3とが接合部8R,8Lで接合されることによって、パンツ型おむつ1は、前身頃2と後身頃3の右脚周り部5R,5Rによって右脚開口部5が形成され、前身頃2と後身頃3の左脚周り部6L,6Lによって左脚開口部6が形成され、前身頃2と後身頃3の胴周り部7W,7Wによって胴開口部7が形成される。
また、前身頃2と後身頃3との胴周り部7W,7Wの側縁部には、胴開口部7を着用者の胴周りに密着させるための一又は複数本の弾性糸等で構成された弾性部材10W、10Wが設けられている。更に、前身頃2の弾性部材10W及び後身頃3の弾性部材10Wの下側には、着用者の腹部側に前身頃2を密着させ、背中側に後身頃3を密着させるための一又は複数本の弾性部材10B,10Bが設けられている。
前身頃2から股下部4を挟み後身頃3までの内面の中央部には、排泄物を吸収する吸収体9が配設されている。そして、パンツ型おむつ1は、図3に示すように、内側となるトップシート11と、外側となるバックシート12との間に吸収体9を挟み込んだ構成からなる。
ここで、トップシート11は、着用者の皮膚に直接接する側の面を構成するものであり、順応性、柔軟性、非刺激性材料を有し、吸収体9に排泄物の水分を吸収させるため液透過性である。そこで、トップシート11には、有孔又は無孔の不織布や多孔性プラスチックシート等が用いられる。不織布を構成する素材繊維としては、ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨン、キュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維が用いられ、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の加工法によって製造される。
また、バックシート12は、トップシート11とは反対側の最も外側に配置され、吸収体9が吸収した水分等の液体が外部に漏れないようにし、着用者の衣服等を汚さないようにするためのものである。バックシート12には、例えばポリエチレンやポリプロピレン等の合成繊維等をエアスルー法、スパンボンド法、ポイントボンド法等の加工法で得られた不織布を用いる。また、バックシート12としては、ムレ防止の観点から透湿性を有する遮水・透湿性シート、更には不織布と防水シートの複合シート等を用いてもよい。
以上のようなトップシート11及びバックシート12は、間に吸収体9を挟み込み、周囲を超音波溶着、熱溶着等で一体的に接合される。挟み込まれる吸収体9は、高吸収性ポリマーと吸収性繊維とを含む吸収主体を、綿状パルプを主体とした、ある程度の剛性を有するクレープ紙で包み、吸収主体とクレープ紙との間にホットメルト接着剤を介在させ、吸収主体とクレープ紙とを一体化したものである。
吸収主体は、高吸収性ポリマーと吸収性繊維を成形してなるものである。ここで用いられる高吸収性ポリマーとしては、カルボキシメチルセルロース、ポリアクリル酸及びその塩類、アクリル酸塩重合体架橋物、澱粉−アクリル酸グラフト共重合体、澱粉−アクリロニトリルグラフト共重合体の加水分解物、ポリオキシエチレン架橋物、カルボキシメチルセルロース架橋物、ポリエチレンオキサイド、ポリアクリルアミド等の水膨欄性ポリマーを部分架橋したもの、又はイソブチレンとマレイン酸との共重合体等が用いられる。また、高吸収性ポリマーとしては、粉体状、粒子状、顆粒状、ペレット状、ゾル状、サスペンジョン状、ゲル状、フィルム状、不織布状等の様々な形態をもったものがあるが、特に粒子状のものが好適である。
また、吸収主体21に用いられる吸収性繊維としては、木材から得られる化学パルプ、溶解パルプ等のセルロース繊維、レーヨン、アセテート等の人工セルロース繊維等を用いることができる。
また、吸収体9とバックシート12の間には、吸収体9側に防水シート13が設けられ、バックシート12側にギャザー押えシート14が設けられている。防水シート13は、吸収体9に吸収された液体等の色がバックシート12側に写らないようにするため、液不透過性であり且つ不透明のものである。この防止シート13としては、プラスチック中に炭酸カルシウムや酸化チタン等の顔料を含有させて、不透明にさせたものがある。この防水シート13は、バックシート12との間に介在されるギャザー押えシート14を液不透過性のもので形成した場合、省略するようにしてもよい。
ギャザー押えシート14は、トップシート11とバックシート12に挟み込まれた吸収体9の両側縁部に排泄物が右脚開口部5と左脚開口部6から漏れないようにするための起立カフス15を設ける際に、吸収体9の両側縁部においてトップシート11との間で、弾性部材を挟み込む。起立カフス15は、ギャザー押えシート14とトップシート11との間に設けられた弾性部材の弾性伸縮力により、吸収体9の側縁部よりも外側のギャザー押えシート14及びトップシート11を内側に起立させ、起立カフス15を形成する。このギャザー押えシート14は、ポリエチレンやポリプロピレン、ポリエステル等の合成繊維、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を用い、エアスルー法、スパンボンド法、ポイントボンド法等で加工することによって得られた不織布である。
また、ギャザー押えシート14は、トップシート11とで胴開口部7を着用者の胴周りに密着させるための弾性部材10Wや着用者の腹部側に前身頃2を密着させ、背中側に後身頃3を密着させるための弾性部材10B,10Bを挟み込む。
上述した構成からなるパンツ型おむつ1は、図4乃至図6に示すように、バックシート12に切取線21が設けられている。また、バックシート12には、分割される分割部22を有する。パンツ型おむつ1では、バックシート12から分割された分割部22で使用後のおむつを包むことができる。
具体的には、パンツ型おむつ1の前身頃2の略中央に、パンツ型おむつ1の幅方向、即ち胴周り部7Wと略平行にミシン目で形成された切取線21が設けられており、この切取線21から股下部4側に分割される分割部22が設けられている。この分割部22には、バックシート12の吸収体9と対向する対向面23の端部に、切取線21に沿って接着部24が設けられている。この分割部22は、切取線21から股下部4側に捲られることによって、対向面23に設けられた接着部24が外部に露出する。また、パンツ型おむつ1では、バックシート12の一部を分割しても、吸収体9とバックシート12との間には防水シート11及びギャザー押えシート14が設けられているため、この防水シート11及びギャザー押えシート14によって、吸収体9に吸収された液体等が外部に漏出することがない。
接着部24は、図6に示すように、丸めたパンツ型おむつ1を分割部22で包む際に、丸めたパンツ型おむつ1の外周部と貼り合わされる部分であり、外周部と貼り合わされることによって、分割部22を外周部に沿って固定する。接着部24は、繰り返し接着が可能なホットメルト接着剤やメカニカルテープ、Z型テープ、両面テープ等である。この接着部24は、分割部22の端部に部分的に設けても良いが、端部に沿って設けることにより接着面積を大きくさせる。また、接着部24は、内面に設けられているので、着用者の衣服に貼り付くことがない。
パンツ型おむつ1を丸める際は、切取線21を切り取り、図5に示すように、切取線21から股下部4まで分割部22をバックシート12から分割する。そして、パンツ型おむつ1を胴開口部7側から丸め、股下部4まで丸めた後、図6に示すようにバックシート12から分割された分割部22で丸めたパンツ型おむつ1を包み、接着部24を丸めたパンツ型おむつ1の外周部に貼り合わせることで、パンツ型おむつ1を丸めた状態にする。なお、バックシート12は、ある程度の強度を有する不織布等からなるため、丸めたパンツ型おむつ1を分割部22で包んだ場合でも、破れてしまうことがない。
上述したように、パンツ型おむつ1では、バックシート12の一部を分割した分割部22で丸めたおむつを包む構成としたので、別途、丸めた状態を維持するための後処理テープ等を必要とせず、構成部品を増やすことなく、製造工程の簡略及び製造時間を短縮させることができる。
また、このパンツ型おむつ1では、胴周り部7に略平行に切取線21を設け、且つ股下部4までバックシート12を分割することによって、分割された分割部22の長辺方向の長さが長くなるため、分割部22の面積が大きくなり、丸めたおむつの大部分を包むことができる。これにより、このパンツ型おむつ1では、おむつを包む力が大きく、最小限の大きさに包むことができ、廃棄する際の取り扱いが容易となる。また、このパンツ型おむつ1では、分割部22の幅方向に亘って接着部24を設けることによって、接着させる面積を広くすることができ、接着力が高くなる。これにより、パンツ型おむつ1では、丸めた状態を維持することができるため、吸収体9が吸収した液体等が漏れ出ることがなく、廃棄する際に汚れることがない。また、このパンツ型おむつ1では、分割部22で丸めたおむつの大部分を包むことによっても、吸収体9に吸収されている液体等の漏れを防止し、におい等を低減させることができる。
なお、上述したパンツ型おむつ1では、切取線21を前身頃2に設け、前身頃2側のバックシート12に分割部22を設けたが、このことに限定せず、後身頃3に切取線21を設け、後身頃3側のバックシート12に分割部22を設けるようにしてもよい。また、このパンツ型おむつ1では、ギャザー押えシート14にもバックシート12の切取線21と同じ又は近い位置に切取線21を設け、ギャザー押えシート14の吸収体9と対向する面に接着部24を設けるようにしてもよい。この場合、パンツ型おむつ1では、丸めたおむつを先ず、内側に位置するギャザー押えシート14で包み、ギャザー押えシート14に設けた接着部を丸めたおむつの外周部に接着させ、次に、ギャザー押えシート14の上からバックシート12の分割部22で丸めたおむつを包み、分割部22の接着部24を丸めたおむつの外周部に接着させ、丸めたおむつを包むようにする。
また、上述したパンツ型おむつ1では、前身頃2の略中央に、胴周り部7Wと略平行に切取線21を設けたが、このことに限定せず、切取線21を次のように設けてもよい。なお、以下に示すパンツ型おむつでは、上述したパンツ型おむつ1と同様の構成については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
上述したパンツ型おむつ1の他の例としては、図7に示すように、パンツ型おむつ30がある。このパンツ型おむつ30は、前身頃2の略中央に、胴周り部7Wに略平行に切取線31を設け、切取線31から股下部4までのバックシート12に第1の分割部32が設けられ、第1の分割部32が分割される。また、このパンツ型おむつ30は、切取線31から胴開口部7までのバックシート12に第2の分割部33が設けられ、第2の分割部33が分割される。第1の分割部32の吸収体9と対向する面34及び第2の分割部33の吸収体9と対向する面35には、それぞれ端部に接着部36、37が設けられている。
このパンツ型おむつ30では、第1の分割部32及び第2の分割部33を用いて丸める場合、例えば股下部4をおむつの略半分まで折返し、バックシート12から分割した第1の分割部32の接着部36を胴周り部7Wに接着する。そして、折返した股下部4と重なり合うように、胴開口部7を折返しおむつを丸め、バックシート12から分割した第2の分割部33の接着部37を丸めたおむつの外周部に接着させる。これにより、パンツ型おむつ30では、股下部4が内側となるように丸めたおむつを第1の分割部32及び第2の分割部33で包むことができ、吸収体9が吸収した液体等が漏れ出ることがなく、汚れずに廃棄することができる。このパンツ型おむつ30では、第1の分割部32及び第2の分割部33の2枚の分割部32、33を有し、それぞれに接着部36、37が設けられているため、より強固に丸めたおむつを包むことができるため、最小限の大きさにすることができ、取り扱いが容易になる。なお、この例においても、第1の分割部32及び第2の分割部33は、後身頃3側に設けるようにしても良い。
また、パンツ型おむつ1の他の例として、図8に示すパンツ型おむつ40は、後身頃3の略中央に、後身頃3の長辺方向、即ち胴開口部7から股下部4に方向に向かって切取線41を設け、切取線41から右脚開口部5又は左脚開口部6のどちらか一方、例えば左脚周り部6Lまでのバックシート12に分割部42が設けられている。分割部42には、吸収体9と対向する面43の端部に接着部44が設けられている。
このパンツ型おむつ40では、分割部42を用いて丸める場合、分割部41が形成されていない右脚開口部5側から左脚開口部6の方向に丸め、バックシート12から分割された分割部41で丸めたおむつを包み、接着部44を丸めたおむつの外周部に接着させることで、分割部42で丸めたおむつを包むことができる。なお、この例において、分割部41を前身頃2側に設けるようにしても良い。
また、このパンツ型おむつ40の他の例としては、図9に示すように、パンツ型おむつ50がある。このパンツ型おむつ50は、後身頃3の略中央に、後身頃3の長辺方向、即ち胴開口部7から股下部4に方向に向かって切取線51を設け、切取線51から左脚開口部6側に第1の分割部52が設けられ、右脚開口部5側に第2の分割部53が設けられている。第1の分割部52の吸収体9と対向する面54及び第2の分割部53の吸収体9と対向する面55には、それぞれ端部に接着部56、57がそれぞれ設けられている。
このパンツ型おむつ50では、第1の分割部52及び第2の分割部53を用いて丸める場合、例えば第2の分割部53が形成されている右脚開口部5側をおむつの略半分まで折返し、第2の分割部53の接着部57を左脚開口部6の近傍に接着する。そして、左脚開口部6を折返した右脚開口部5に重なるように折返し、左脚開口部6が内側となるように第1の分割部52で包み、第1の分割部52の接着部56を丸めたおむつの外周部に接着させる。これにより、パンツ型おむつ50では、第1の分割部52及び第2の分割部53で丸めたおむつを包むことができる。
このパンツ型おむつ50では、上述したパンツ型おむつ30と同様に、右脚開口部5側の開口が丸めたおむつの内側となり、左脚開口部6側の開口が第3の分割部42で覆われるため、丸めたおむつの外部に露出する開口部分が少なくなる。これにより、このパンツ型おむつ50では、吸収体9が吸収した液体等が漏れ出ることなく、汚れることなく廃棄することができる。また、このパンツ型おむつ50では、第1の分割部52及び第2の分割部53の2つ分割部で包むため、より強固に丸めたおむつを包むことができる。なお、この例において、第1の分割部52及び第2の分割部53は、前身頃2に設けるようにしても良い。
また、パンツ型おむつ1の他の例として、図10に示すパンツ型おむつ60は、前身頃2の胴回り7Wに、股下部3側が開口となるように略凹状の切取線61が設けられ、切取線61から股下部4までのバックシート12に分割部62が設けられている。分割部62には、吸収体9と対向する面63の端部に接着部64が設けられている。なお、凹状の切取線61は、胴回り7Wに、股下部3に亘って大きく設けるようにし、分割作業を容易に行うことができるようにしても良い。
このパンツ型おむつ60では、上述したパンツ型おむつ1と同様に、胴回り7Wが内側となるように胴回り7Wを股下部4側に丸め、バックシート12から分割された分割部62で丸めたおむつを包み、接着部64を丸めたおむつの外周部に接着させる。これにより、パンツ型おむつ60では、分割部62で丸めたおむつを包むことができる。
このパンツ型おむつ60では、切取線61を略凹状の開口が股下部4側となるように形成することによって、この切取線61によって股下部4側にバックシート12を容易に切り取ることができるようになる。また、このパンツ型おむつ60では、切取線61を胴周り部7Wに設けることによって、おむつの長辺方向に沿ってバックシート12を分割することができ、分割される分割部62を大きくすることができる。これにより、このパンツ型おむつ60では、分割部62の面積が大きく、丸めたおむつの外周部を全周に亘り包むことができるようになり、吸収体9が吸収した液体やトップシート11に付着している汚物、におい等が漏れるのを防止することができ、汚れることなく廃棄することができる。
また、パンツ型おむつ1の他の例として、図11に示すパンツ型おむつ70は、前身頃2の股下部4又は股下部4の近傍に、胴周り部7Wと略平行に切取線71を形成し、この切取線71より下側、即ち股下部4のバックシート12に一又は複数本の弾性糸等で構成された弾性部材72が設けられており、股下部4のバックシート12に襞を形成した状態である。このパンツ型おむつ70では、切取線71から股下部4のバックシート12に分割部73が設けられる。この分割部73は、弾性部材72を有する。この分割部73には、吸収体9と対向する面74の端部に接着部75が設けられている。
このパンツ型おむつ70では、弾性部材72が設けられた分割部73を用いて丸める場合、胴開口部7が内側となるように、胴開口部7側から股下部4まで丸め、分割部73の弾性部材72を伸張させ、分割部73の襞を広げ、分割部73で丸めたおむつを包み、接着部75を丸めたおむつの外周部に接着させる。これにより、このパンツ型おむつ70では、分割部73によって丸めたおむつを包むことができる。
このパンツ型おむつ70では、分割部73に弾性部材72が設けられているため、丸めたおむつを包む力が大きく、丸めた状態を小さくすることができ、廃棄処理が容易になる。また、このパンツ型おむつ70では、分割部73に弾性部材72を設け、襞状に形成することによって、分割されるバックシートの大きさを小さくすることができるため、バックシート12よりトップシート11側にある防水シート13が外部に露出する面積が小さくなる。
図12及び図13に示す本発明が適用されたパンツ型おむつ80は、バックシート81が第1のシート体82と第2のシート体83の2枚から構成されている。このパンツ型おむつ80は、例えば第1のシート体82が前身頃2側に配置され、第2のシート体83が後身頃3側に配置される。第1のシート体82は、第2のシート体83から剥離して、丸めたおむつを包む。この第1のシート体82は、股下部4側の端部82aの吸収体9と対向する対向面84に接着部85が設けられている。第2のシート体83は、股下部4側の端部83aをギャザーシート14と第1のシート体82との間に介在させ、端部83aが第1のシート体82の接着部85が設けられた端部82aに接着され、第1のシート体82の股下部4で接続されている。また、第1のシート体82及び第2のシート体83は、上述したパンツ型おむつ1と同様の構成については同一の符号を付して詳細を省略する。
このパンツ型おむつ80では、接着部85が設けられた第1のシート体82で丸めたおむつを包むようにする。具体的には、パンツ型おむつ80では、図14に示すように、第1のシート体82の股下部4側の端部82aを摘み部として摘み、胴開口部7側に第1のシート体82を第2のシート体83から剥離し、胴開口部7の辺りまで、第1のシート体82を剥がす。剥がした第1のシート体82は、接着部85が外部に露出した状態となる。そして、このパンツ型おむつ80では、股下部4側から丸め、丸めたおむつを第1のシート体82で包み、接着部85を丸めたおむつの外周部に接着させる。これにより、このパンツ型おむつ80では、第1のシート体82で丸めたおむつを包むことができる。
このパンツ型おむつ80では、バックシート81が第1のシート体82及び第2のシート体83の2枚から構成されているため、接着部85が設けられた第1のシート体82の端部82aを摘み部として利用し、第1のシート体82の端部82aを第2のシート体83の端部83aから剥離させ、第1のシート体82のおむつからの剥離させることが容易になる。また、このパンツ型おむつ80では、第1のシート体82を股下部4から剥離することによって、剥離された第1のシート体82の面積が大きく、丸めたおむつを包んだ際に、吸収体9が吸収した液体やトップシート11に付着している汚物、におい等が漏れ出ることを防止することができる。これにより、パンツ型おむつでは、汚れずに廃棄することができる。
上述したパンツ型おむつ80の製造方法について、図15乃至図17を参照して説明する。先ず、図15(A)に示す1枚のバックシート81を搬送し、このバックシート81を図15(B)に示すように、長さ方向の略中央で2つ分割して、第1のシート体82及び第2のシート体83を形成する。次に、図16に示すように、第1のシート体82の一方の面、即ちパンツ型おむつ80を形成した際に吸収体9側となる対向面84の端部82aに接着部85を設ける。この際には、右脚周り部5R及び左脚周り部6Lを形成することが可能な間隔で、端部82aに沿って、複数の接着部85が設けられる。次に、図17に示すように、第2のシート体83の端部83aを第1のシート体82の端部82aに重ね、第1のシート体82の端部82aと第2のシート体83の端部83aとを貼り合わせる。第1のシート体82の端部82aと第2のシート体83の端部83aとを貼り合わせる際は、第1のシート体82に設けられている接着部85の部分を除き、第1のシート体82と第2のシート体83との間にホットメルト接着剤を介在させて熱溶着することによって接着させる。第1のシート体82と第2のシート体83との貼り合わせ部分は、剥離可能である。
次に、図18に示すように、第1のシート体82と第2のシート体83とが重なり合った部分の隣り合う接着部85の間に、右脚周り部5R及び左脚周り部6Lを形成する。右脚周り部5R及び左脚周り部6Lを形成する際は、ロールカッター等で、搬送されている第1のシート体82及び第2のシート体83の隣り合う接着部85の間を略楕円状に切り取って、右脚周り部5R及び左脚周り部6Lとなる開口部86を形成する。次に、図18に示すように、開口部86の略中央を通り、第1のシート体82及び第2のシート体83の長さ方向に第1のシート体82及び第2のシート体83を分断し、股下部4で第1のシート体82と第2のシート体83が接続されたバックシート81を形成する。
このようなバックシート81の製造方法では、第1のシート体82及び第2のシート体83の一端同士で接着させ、右脚周り部5R及び左脚周り部6Lを構成する開口部86を形成することによって、股下部4で接続された第1のシート体82と第2のシート体83とからなるバックシート81を容易に形成することができる。
なお、以上のような製造方法は、バックシート81とギャザー押えシート14とを重ね合わせた状態で行うようにしても良い。
また、上述したバックシート81の製造方法において、第1のシート体82と第2のシート体83を貼り合わせた後に、右脚周り部5R及び左脚周り部6Lを構成する開口部86を切り取ったが、このことに限定されず、次のような方法でバックシートを形成するようにしてもよい。例えば、第1のシート体82に接着部85を設けた後、第1のシート体82の端部82a及び第2のシート体83の端部83aに、それぞれ右脚周り部5R及び左脚回り部6Lを構成する開口部86を形成する。そして、開口部86を形成した端部82a、83aを上述した方法と同様に貼り合わせ、図18に示すように、開口部86の略中央を通り、第1のシート体82及び第2のシート体83の長さ方向に第1のシート体82及び第2のシート体83を分断し、股下部4で第1のシート体82と第2のシート体83が接続されたバックシート81を形成する。
また、他の方法としては、先ず、1枚のバックシート81に右脚周り部5R及び左脚周り部6Lを構成する開口部86を切り取った後、1枚のバックシート81を第1のシート体82と第2のシート体83とに分割し、第1のシート体82の開口部86が形成されている側の端部82aに接着部85を設ける。次に、第1のシート体82の端部82aと第2のシート体83の端部83aを上述したようにホットメルト接着剤等を用いて熱溶着で貼り合わせる。次に、開口部86の略中央を通り、第1のシート体82及び第2のシート体83の長さ方向に第1のシート体82及び第2のシート体83を分断し、股下部4で第1のシート体82と第2のシート体83が接続されたバックシート81を形成する。
また、上述したパンツ型おむつ80において、前身頃2に配置された第1のシート体82を剥離し、この第1のシート体82で丸めたおむつを包んだが、第2のシート体83側に接着部を設け、第2のシート体83で包むようにしてもよい。
本発明の参考例となるパンツ型おむつの展開図である。 同パンツ型おむつの正面図である。 同パンツ型おむつの要部断面図である。 同パンツ型おむつの正面図である。 同パンツ型おむつの分割部を股下部側に展開した状態を示す正面図である。 同パンツ型おむつを丸めた状態を示す斜視図である。 他の例のパンツ型おむつであり、前身頃に切取線が設けら、分割部を股下部側及び同開口部側に展開した状態を示す正面図である。 他の例のパンツ型おむつであり、後身頃に切取線が設けられ、分割部を左脚開口部側に展開した状態を示す背面図である。 他の例のパンツ型おむつであり、後身頃に切取線が設けられ、分割部を左脚開口部及び右脚開口部側に展開した状態を示す背面図である。 他の例のパンツ型おむつであり、切取線を略凹状に設け、分割部を股下部側に展開した状態を示す正面図である。 他の例のパンツ型おむつであり、切取線を股下部近傍に設け、弾性部材が設けられた分割部を股下部側に展開した状態の正面図である。 本発明が適用されたパンツ型おむつであり、2枚のバックシートが股下部で接続されている状態を示す正面図である。 同パンツ型おむつの展開図である。 同パンツ型おむつの第1のバックシートを同開口部側に展開した状態を示す正面図である。 バックシートを形成する工程を示す斜視図であり、図中(A)は、1枚のバックシートを示す斜視図であり、図中(B)は、1枚のバックシートを2枚に分割した状態を示す斜視図である。 バックシートを形成する際に、第1のバックシートに接着部を設けた状態を示す斜視図である。 バックシートを形成する際に、第1のバックシートと第2のバックシート貼り合わせた状態を示す斜視図である。 貼り合わせた第1のバックシートと第2のバックシートに開口部を形成した状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 パンツ型おむつ、2 前身頃、3 後身頃、4 股下部、5 右脚開口部、5R 右脚周り部、6 左脚開口部、6L 左脚周り部、7 胴開口部、7W 胴周り部、8R,8L 接合部、9 吸収体、10W,10B 弾性部材、11 トップシート、12 バックシート、13 防水シート、14 ギャザーシート、15 起立カフス、21 切取線、22 分割部、23 対向面、24 接着部

Claims (2)

  1. 股下部で連続した前身頃と後身頃との両側縁部を接合し、胴開口部及び左右一対の脚開口部が設けられたおむつにおいて、
    透液性のトップシートと不織布から構成したバックシートとを備え、
    上記バックシートは、第1のシート体と第2のシート体とからなり、上記第1のシート体の端部に接着部が設けられ、
    上記接着部は、上記第2のシート体の端部に剥離可能に接着され、かつ、上記第1のシート体の端部に、その端縁からわずかに離間して設けられ、
    上記接着部が設けられた上記第1のシート体の端部は摘み部を形成し、
    上記第1のシート体は、上記摘み部を利用して上記第2のシート体から剥離され、上記胴開口部近傍まで剥離されることにより、丸めた上記おむつを包んで上記接着部で接着することが可能であることを特徴とするおむつ。
  2. 上記第1のシート体と上記第2のシート体とは、上記股下部で接着されていることを特徴とする請求項1記載のおむつ。
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