JP4314967B2 - シュミット回路 - Google Patents

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Description

本発明は、トランジスタの素子ばらつきの影響を受けにくいシュミット回路に関する。
シュミット回路は、入力電圧が低レベルから高レベルに変化する際のしきい値電圧と高レベルから低レベルに変化する際のしきい値電圧とが互いに相違することによって、その入出力特性にヒステリシス特性を有する、というものである。このシュミット回路では、ヒステリシス特性の再現性が求められる用途がある。ここで、ヒステリシス特性の高精度化を図る技術としては、例えば、シュミット回路を構成するトランジスタの素子特性によって、2つのしきい値電圧をコンロールする技術が挙げられる(例えば、特許文献1参照)。
特公昭59−1005号公報(第2〜第4頁、第1図)
しかしながら、この技術では、2つのしきい値電圧をコントロールすることによって、確かにヒステリシス特性の高精度化を図ることができるが、製造ばらつき等によってトランジスタの素子特性が設計通りにならないと、ヒステリシス特性に差が生じてしまう、という問題があった。
そこで、以下のこの問題について詳述する。図7は、この技術を用いたシュミット回路の構成を示す回路である。
この図に示されるように、nチャンネル型のトランジスタn1、n2と、pチャンネル型のトランジスタp1、p2との各ゲートは、それぞれ入力端子10に共通接続されて、入力信号電圧Vinが印加される。このうち、トランジスタp2のソース及びトランジスタn3のドレインは、それぞれ電源の高位側端子に接続されて、電圧Vddが印加されている。一方、トランジスタn2のソース及びトランジスタp3のドレインは、それぞれ電源の低位側端子Gndに接地されている。
また、トランジスタn1、p1のドレイン同士の接続点は、バッファ12の入力端に接続される。さらに、バッファ12の出力端は、端子13を介し、インバータ14の入力端に接続される。そして、インバータ14の出力端が、シュミット回路の出力端子20に接続されて、当該出力端子20から出力信号電圧Voutが出力される。なお、バッファ12は、出力インピーダンスを低くするために設けられ、インバータ14は、論理反転のために設けられるので、これらは、シュミット回路として必須のものではない。したがって、論理反転しない、より単純な構成では、トランジスタn1、p1のドレイン同士の接続点が出力端子20と考えても良い。
一方、トランジスタp1のソースとトランジスタp2のドレインとは共通接続されるとともに、トランジスタp3のソースに接続され、また、当該トランジスタp3のゲートは、端子13に接続されている。同様に、トランジスタn1のソースとトランジスタn2のドレインとは、トランジスタn3のソースに接続されて、当該トランジスタn3のゲートは、端子13に接続されている。なお、上記単純な構成では、トランジスタp3、n3のゲートは、トランジスタn1、p1のドレイン同士の共通接続点に接続されることになる。
次に、このシュミット回路の動作について説明する。なお、当該シュミット回路は相補性であるので、図8に示されるような下半分の回路について検討する。まず、入力信号電圧Vinがゼロから徐々に上昇する場合について考える。この場合に、トランジスタn3に流れる電流Iは、トランジスタn2のソース・ドレイン間の電圧をVaとしたとき、
=K(Vdd−Va−VTN ……(1)
と表すことができる。この式(1)において、VTNは、トランジスタn3のしきい値電圧である。また、トランジスタn2に流れる電流Iは、
=K(Vin−VTN ……(2)
と表すことができる。なお、トランジスタn2、n3のしきい値電圧は、両者略同一のVTNと想定する。また、トランジスタn2、n3は、いずれも飽和領域で動作しており、トランジスタn3のバックゲート効果は無視している。
入力信号電圧Vinがシュミット回路としてのしきい値電圧Vthを超えるまでは、トランジスタn1は非導通状態である。そこで、式(1)の右辺および式(2)の右辺を等式で結んで、電圧Vaについて求めると、
Va=Vdd−β・Vin+(β−1)VTN ……(3)
となる。式(3)において、β=(K/K1/2である。ここで、しきい値電圧については、トランジスタにおけるしきい値電圧VTNと、シュミット回路全体として見たときのしきい値電圧Vthとの2つの意味が併存してしまうので、両者を区別するために、以下においては、後者に係るしきい値電圧を反転電圧と便宜上、呼ぶことにする。
次に、出力信号電圧Voutが論理反転するときとは、トランジスタn1がオンするときであり、このときの反転電圧はVthであるので、
Vin=Vth=Va+VTN ……(4)
の関係が成立する。そこで、式(3)及び(4)から、反転電圧Vthを求めると、
Vth={1/(1+β)}Vdd+{β/(1+β)}VTN ……(5)
となる。
この式(5)から判るように、反転電圧Vthは、電源電圧Vddとしきい値電圧VTNとの項に依存して変化する。このうち、電源電圧Vddについては電源回路を改良することで対処可能である。しかしながら、トランジスタのしきい値電圧VTNについては、たとえマスク設計が適切であったとしても、製造工程によっては個体毎にばらつく可能性がある。そして、トランジスタのしきい値電圧VTNが個体毎にばらついてしまうと、シュミット回路のヒステリシス幅も個体毎に相違してしまう、といった不都合が発生するのである。
なお、この回路においては、入力信号電圧Vinがゼロから徐々に上昇する場合を例にとって、下半分の回路について説明したが、入力信号電圧Vinが徐々に下降する場合には、上半分の回路についても相似の動作が行われる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ヒステリシス幅がトランジスタのしきい値電圧に依存する傾向を少なくして、トランジスタの素子ばらつきの影響を受けにくいシュミット回路を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明に係るシュミット回路は、nチャネル型の3つのトランジスタ(n1、n2およびn3)と、pチャネル型の3つのトランジスタ(p1、p2およびp3)と、ソースフォロワ回路と、を備え、前記トランジスタ(n1)は、そのゲートが入力端子に接続され、そのドレインが出力端子に接続され、前記トランジスタ(n2)は、そのソースが2つの電源供給線のうちの低位側に接続され、前記トランジスタ(n3)は、そのゲートが出力端子に接続され、そのドレインが前記2つの電源供給線のうちの高位側に接続され、そのソースが前記トランジスタ(n1)のソースおよび前記トランジスタ(n2)のドレインに接続され、前記トランジスタ(p1)は、そのゲートが前記入力端子に接続され、そのドレインが前記出力端子に接続され、前記トランジスタ(p2)は、そのソースが前記2つの電源供給線のうちの高位側に接続され、前記トランジスタ(p3)は、そのゲートが前記出力端子に接続され、そのドレインが前記2つの電源供給線のうちの低位側に接続され、そのソースが前記トランジスタ(p1)のソースおよび前記トランジスタ(p2)のドレインに接続され、前記ソースフォロワ回路は、前記入力端子に供給される入力信号を前記トランジスタ(n1)の略しきい値電圧だけ高位側にレベルシフトして前記トランジスタ(n2)のゲートに供給するとともに、前記入力信号を前記トランジスタ(p1)の略しきい値電圧だけ低位側にレベルシフトして前記トランジスタ(p2)のゲートに供給することを特徴とする。この構成によれば、出力信号の論理レベルが反転する際の反転電圧がシュミット回路を構成するトランジスタのしきい値電圧に依存する、という傾向が抑えられる。
したがって、本発明に係るシュミット回路によれば、トランジスタのしきい値電圧に依存することによるヒステリシス幅の変動を防止することが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。図1は、この形態に係るシュミット回路の構成を示す回路図である。
この図に示されるシュミット回路が、図7に示される回路と相違する点は、トランジスタn2、p2のゲートの各々がそれぞれソースフォロア回路30aの端子A、Bに接続されている点にある。このソースフォロア回路30aは、nチャンネル型のトランジスタn11、n12と、pチャンネル型のトランジスタp11、p12とを有し、このうち、トランジスタp11のソースは、電源の高位側端子に接続されて電圧Vddが印加され、そのゲートは接地されており、また、トランジスタp12のドレインは接地され、そのゲートは、入力端子10に接続されている。そして、トランジスタのp11のドレインとトランジスタのp12のソースとは共通接続されるとともに、端子Aを介してトランジスタn2のゲートに接続されている。
同様に、トランジスタn11のソースは接地され、そのゲートは電源の高位側端子に接続されて電圧Vddが印加されており、また、トランジスタn12のドレインは電源の高位側端子に接続されて電圧Vddが印加されている。そして、トランジスタn11のドレインとトランジスタn12のソースとは共通接続されるとともに、端子Bを介してトランジスタp2のゲートに接続されている。
ここで、トランジスタp12の導通状態は入力信号電圧Vinによって定まるが、トランジスタp11は常に導通状態であるので、端子Aの電圧は、図3に示されるように、入力信号電圧Vinをトランジスタp12のしきい値電圧だけ高位側にシフトさせた値となる。同様に、トランジスタn12の導通状態は入力信号電圧Vinによって定まるが、トランジスタn11は常に導通状態であるので、端子Bの電圧は、図3に示されるように、入力信号電圧Vinをトランジスタn12のしきい値電圧だけ低位側にシフトさせた値となる。
次に、この形態に係るシュミット回路の動作について説明する。このシュミット回路も相補性であるので、図2に示されるような下半分の回路について検討する。まず、入力信号電圧Vinがゼロから徐々に上昇する場合について考える。この場合にも、トランジスタn3に流れる電流Iは、上記式(1)と同様である。
一方、トランジスタn2に流れる電流Iは、
=K(Vin−VTN+VTP ……(6)
と表すことができる。ここで、VTPは、トランジスタp12のしきい値電圧である。
入力信号電圧Vinがシュミット回路としてのしきい電圧Vthを超えるまでは、トランジスタn1は非導通状態であるので、式(1)の右辺および式(6)の右辺を等式で結んで、電圧Vaを求めると、
Va=Vdd−β・Vin−VTN+β(VTN+VTP) …(7)
出力信号電圧Voutが論理反転する状態は、トランジスタn1がオンするときであるので、式(4)及び(7)から、反転電圧Vthを求めると、
Vth={1/(1+β)}Vdd−{β/(1+β)}(VTP−VTN)…(8)
となる。ここで、しきい値電圧VTN、VTPが互いに同値となるように、トランジスタn2、p12をそれぞれ設計すると、式(8)において、反転電圧Vthは、電源電圧Vddの項のみに依存するので、ヒステリシス幅がトランジスタのしきい値電圧に依存することはなくなる。
また、製造されたトランジスタの素子特性は必ずしも設計通りとはならないが、同一ウェハ上の製造ばらつきは同一方向に移動する場合が多い。このため、シュミット回路を集積化したときに、互いに近接する位置関係にあるトランジスタn2のしきい値電圧VTNと、トランジスタp12のしきい値電圧VTPとは、製造ばらつきがあっても、ほぼ同値を維持することになる。したがって、式(8)において、反転電圧Vthは、製造ばらつきがあったとしても、ほぼ電源電圧Vddの項のみに依存する状態が維持されるので、トランジスタのしきい値電圧に依存したヒステリシス幅の変動を防止することが可能となる。
なお、この回路においても、入力信号電圧Vinがゼロから徐々に上昇する場合を例にとって、下半分の回路について説明したが、入力信号電圧Vinが徐々に下降する場合には、上半分の回路についても相似の動作が行われることになる。
ところで、上述した形態によれば、ソースフォロア回路30aにおいては、電流が、入力信号電圧VinがHレベルであればトランジスタn11、n12を介して、入力信号電圧VinがLレベルであればトランジスタp11、p12を介して、それぞれ流れてしまうので、低消費電力が要求される用途では不十分といえる。そこで、低消費電力化を図った応用形態について説明する。
図4は、この応用形態に係るシュミット回路の構成を示す回路図である。このシュミット回路は、動作モードと待機モードとの2つのモードを有しており、この2つのモードは、モード指定信号PDによって指定される。詳細には、モード指定信号PDは、Lレベルである場合に動作モードを指定する一方、Hレベルである場合に待機モードを指定する。
この応用形態に係るシュミット回路が、図1に示されるシュミット回路と相違する点は、図1におけるソースフォロア回路30aがソースフォロア回路30bに置き換わっている点である。このソースフォロア回路30bは、縦続接続された2つのインバータ36、38と、トランジスタn13、p13とをさらに有するとともに、トランジスタn11、p11のゲートの接続先において、ソースフォロア回路30aと相違している。
ソースフォロア回路30bのうち、インバータ36は、モード指定信号PDを入力し、その否定信号をトランジスタn11、p13の各ゲート及びインバータ38の入力端に、それぞれ供給する。インバータ38は、インバータ36による否定信号の再否定信号、すなわち、モード指定信号PDの正転信号を、トランジスタp11、n13の各ゲートにそれぞれ供給する。トランジスタn13のソースは接地される一方、そのドレインは、トランジスタp11のドレイン及びトランジスタp12のソースの共通接続点に接続されている。また、トランジスタp13のソースは、電源の高位側端子に接続されて電圧Vddが印加される一方、そのドレインは、トランジスタn11のドレイン及びトランジスタn12のソースの共通接続点に接続されている。
この応用形態において、モード指定信号PDがLレベルとなって動作モードが指定された場合、インバータ36による否定信号はHレベルとなるので、トランジスタn11がオンし、トランジスタp13がオフし、さらに、インバータ38による再否定信号はLレベルとなるので、トランジスタp11がオンし、トランジスタn13がオフする。このため、動作モードが指定されたときのソースフォロア回路30bは、回路的には、ソースフォロア回路30aと全く同一となる。
一方、モード指定信号PDがHレベルとなって待機モードが指定された場合、インバータ36による否定信号はLレベルとなるので、トランジスタn11が強制的にオフする結果、トランジスタn11、n12を経由する貫通電流は流れない。また、モード指定信号PDがHレベルである場合、インバータ38による再否定信号はHレベルとなるので、トランジスタp11が強制的にオフする結果、トランジスタp11、p12を経由する貫通電流も流れない。したがって、第2形態では、待機モードが指定されると、いずれの貫通電流も流れないので、この点において、第1実施形態と比較して低消費電力化が図られることになる。
また、この応用形態において、待機モードでは、トランジスタp13がオンするので、トランジスタp2のゲートレベルはHレベルとなる結果、当該トランジスタp2はオフとなり、同様に、トランジスタn13がオンするので、トランジスタn2のゲートレベルはLレベルとなる結果、当該トランジスタn2はオフとなる。したがって、トランジスタp1、n1のドレイン同士の共通接続点は、ハイインピーダンス状態となる。
この応用形態は、図4に示される構成に限られず、ソースフォロア回路30bを、例えば、図5に示されるようになソースフォロア回路30cとした構成としても良い。図5に示される構成は、図4に示されるトランジスタp11、n11を1つにまとめてアナログスイッチ31としたものである。図5に示される構成において、端子A、Bの電圧は、図6に示されるように変化することになり、図3とは若干異なるが、トランジスタp1、n1の動作条件は、上述した実施の形態および応用形態と同一であり、また、この構成において、モード指定信号PDがHレベルとなって待機モードが指定されると、低消費電力化が図られる点も上述した応用形態と同様である。
本発明の実施の形態に係るシュミット回路の構成を示す回路図である。 同シュミット回路の動作を説明するための簡易図である。 同シュミット回路の各部の電圧を示す図である。 本発明の応用形態に係るシュミット回路の構成を示す回路図である。 本発明の応用形態に係るシュミット回路の構成を示す回路図である。 同シュミット回路の各部の電圧を示す図である。 従来のシュミット回路の構成を示す回路図である。 従来のシュミット回路の動作を説明するための簡易図である。
符号の説明
p1〜p3、p11〜p13、n1〜n3、n11〜n13…トランジスタ、10…入力端子、20…出力端子、30a、30b、30c…ソースフォロア回路(レベルシフタ)

Claims (5)

  1. nチャネル型の3つのトランジスタ(n1、n2およびn3)と、
    pチャネル型の3つのトランジスタ(p1、p2およびp3)と、
    ソースフォロワ回路と、
    を備え、
    前記トランジスタ(n1)は、そのゲートが入力端子に接続され、そのドレインが出力端子に接続され、
    前記トランジスタ(n2)は、そのソースが2つの電源供給線のうちの低位側に接続され、
    前記トランジスタ(n3)は、そのゲートが出力端子に接続され、そのドレインが前記2つの電源供給線のうちの高位側に接続され、そのソースが前記トランジスタ(n1)のソースおよび前記トランジスタ(n2)のドレインに接続され、
    前記トランジスタ(p1)は、そのゲートが前記入力端子に接続され、そのドレインが前記出力端子に接続され、
    前記トランジスタ(p2)は、そのソースが前記2つの電源供給線のうちの高位側に接続され、
    前記トランジスタ(p3)は、そのゲートが前記出力端子に接続され、そのドレインが前記2つの電源供給線のうちの低位側に接続され、そのソースが前記トランジスタ(p1)のソースおよび前記トランジスタ(p2)のドレインに接続され、
    前記ソースフォロワ回路は、
    前記入力端子に供給される入力信号を前記トランジスタ(n1)の略しきい値電圧だけ高位側にレベルシフトして前記トランジスタ(n2)のゲートに供給するとともに、前記入力信号を前記トランジスタ(p1)の略しきい値電圧だけ低位側にレベルシフトして前記トランジスタ(p2)のゲートに供給する
    ことを特徴とするシュミット回路。
  2. 前記ソースフォロワ回路は、
    pチャネル型の2つのトランジスタ(p11、p12)と、
    nチャネル型の2つのトランジスタ(n11、n12)と、
    を有し、
    前記トランジスタ(p11)は、常時オンであり、そのソースが前記2つの電源供給線のうちの高位側に接続され、そのドレインが前記トランジスタ(p12)のソースに接続され、
    前記トランジスタ(p12)は、そのゲートが前記入力端子に接続され、そのドレインが前記2つの電源供給線のうちの低位側に接続され、そのソースが前記トランジスタ(n2)のゲートに接続され、
    前記トランジスタ(n11)は、常時オンであり、そのソースが前記2つの電源供給線のうちの低位側に接続され、そのドレインが前記トランジスタ(n12)のソースに接続され、
    前記トランジスタ(n12)は、そのゲートが前記入力端子に接続され、そのドレインが前記2つの電源供給線のうちの高位側に接続され、そのソースが前記トランジスタ(p2)のゲートに接続された
    ことを特徴とする請求項1に記載のシュミット回路。
  3. 前記ソースフォロワ回路は、
    pチャネル型の2つのトランジスタ(p11、p12)と、
    nチャネル型の2つのトランジスタ(n11、n12)と、
    を有し、
    前記トランジスタ(p11)は、そのソースが前記2つの電源供給線のうちの高位側に接続され、そのドレインが前記トランジスタ(p12)のソースに接続されて、モード指定信号によって動作モードが指定されていればオンし、待機モードが指定されていればオフし、
    前記トランジスタ(p12)は、そのゲートが前記入力端子に接続され、そのドレインが前記2つの電源供給線のうちの低位側に接続され、そのソースが前記トランジスタ(n2)のゲートに接続され、
    前記トランジスタ(n11)は、そのソースが前記2つの電源供給線のうちの低位側に接続され、そのドレインが前記トランジスタ(n12)のソースに接続されて、前記動作モードが指定されていればオンし、前記待機モードが指定されていればオフし、
    前記トランジスタ(n12)は、そのゲートが前記入力端子に接続され、そのドレインが前記2つの電源供給線のうちの高位側に接続され、そのソースが前記トランジスタ(p2)のゲートに接続され
    ことを特徴とする請求項1に記載のシュミット回路。
  4. 前記ソースフォロワ回路は、
    pチャネル型の2つのトランジスタ(p12)と、
    nチャネル型の2つのトランジスタ(n12)と、
    スイッチ(31)と、
    を有し、
    前記トランジスタ(p12)は、そのゲートが前記入力端子に接続され、そのドレインが前記2つの電源供給線のうちの低位側に接続され、そのソースが前記トランジスタ(n2)のゲートに接続され、
    前記トランジスタ(n12)は、そのゲートが前記入力端子に接続され、そのドレインが前記2つの電源供給線のうちの高位側に接続され、そのソースが前記トランジスタ(p2)のゲートに接続され、
    前記スイッチ(31)は、前記トランジスタ(p12)のソースおよび前記トランジスタ(n12)のソースの間に介挿され、モード指定信号によって動作モードが指定されていればオンし、待機モードが指定されていればオフする
    ことを特徴とする請求項1に記載のシュミット回路。
  5. 前記ソースフォロワ回路は、
    pチャネル型のトランジスタ(n13)と、
    nチャネル型のトランジスタ(p13)と、
    を有し、
    前記トランジスタ(n13)は、そのソースが前記2つの電源供給線のうちの低位側に接続され、そのドレインが前記トランジスタ(n2)のゲートに接続され、
    前記トランジスタ(p13)は、そのソースが前記2つの電源供給線のうちの高位側に接続され、そのドレインが前記トランジスタ(p2)のゲートに接続され、
    前記トランジスタ(n13)および前記トランジスタ(p13)は、前記動作モードが指定されていればいずれもオフし、前記待機モードが指定されていればいずれもオンする
    ことを特徴とする請求項3または4に記載のシュミット回路。
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