JP4314953B2 - 電子撮影装置、振動可能性警告方法及びプログラム - Google Patents

電子撮影装置、振動可能性警告方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、電子撮影装置、振動可能性警告方法及びプログラムに関する。
従来、手振れ検出機能を備え、手振れを検出すると警告を表示する電子撮影装置は知られている(例えば、特許文献1参照)。この電子撮影装置は、手振れ検出機能を備え、手振れを検出すると警告を表示し、その撮影画像を保存するか否かを選択できるようにしたものである。
従って手振れがあった画像は保存せずに撮り直すことができるので、品質の良い画像だけを記録することができる。
この手振れ検出及び警告は一律であり、誰が撮影しても同じように警告するものであった。しかし、人によって撮影の仕方にそれぞれ特徴があり、いつもブレてしまう撮り方をしているときは、そのことを知らせてくれて次回から意識して撮影することによってブレを回避できると好ましい。
そこで、ブレの状態をカメラのプロセッサが学習し、手振れを補正する技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。この技術では、学習プロセッサは、手振れに起因する加速度や像移動を検出する加速度センサと、CCDからの両ぶれデータを受けて、これら両ぶれデータ間の誤差成分が最小になる入力変数を選択し、ぶれを打ち消すぶれ補正データを演算する。アクチュエータは、このぶれ補正データに基き、手振れを打ち消すようにぶれ補正レンズを駆動する。
また、操作者の体感による手振れの識別判断を教師信号として学習を行うように構成することで、学習終了後の使用時にあっては、カメラに生じた振動が手振れによるものか、撮影者の意図的な動作によって生じたものかを適正に識別することができるようにするものが考えられている(特許文献3参照)。
特開平10−174027号公報 特開平7−20547号公報 特開平6−67272号公報
しかし、上記先行技術においても、ユーザー固有の手振れ状況などに基づいて手振れなどの振動が発生する可能性がある旨の警告を行うことができないという課題があった。
本発明は上記事情に鑑みて成されたもので、振動が発生する可能性がある旨の警告を行うことを目的とする。
以上の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、被写体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された画像データを記憶する記憶手段と、を備える電子撮影装置において、
現在の撮影条件を取得する撮影条件取得手段と、
以前に撮像されたブレが発生した画像データに対応する撮影条件を有する撮影条件テーブルを記憶する撮影条件テーブル記憶手段と、
警告を報知する報知手段と、
撮影時に、前記撮影条件テーブルの撮影条件に、前記撮影条件取得手段により取得された現在の撮影条件と一致するものがあるか否かを判別し、一致する撮影条件がある場合に、前記報知手段により警告する制御手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、撮影時に、以前の撮影条件を参考にしてユーザにブレに対する注意を促すことができるので、ブレた画像を撮影する可能性を軽減することができる。。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電子撮影装置において、
操作入力を受け付ける操作手段を備え、
前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された画像データを消去するにあたり、前記操作手段によりブレ消去モードが選択入力された場合に、前記操作手段からの操作入力に基づいて消去対象の画像データを前記記憶手段から消去し、当該消去対象の画像データに対応する撮影条件を前記撮影条件テーブルに格納することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の電子撮影装置において、
撮影時の所定レベル以上のブレを検出するブレ検出手段を備え、
前記制御手段は、前記ブレ検出手段によりブレが検出された場合に、ブレの発生を示すブレ警告を前記報知手段に報知させることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の電子撮影装置において、
前記制御手段は、撮影時に前記ブレ検出手段によりブレが検出された画像データを前記記憶手段から消去するにあたり、前記操作手段によりブレ消去モードが選択入力された場合に、前記操作手段からの操作入力に基づいて、消去対象の画像データを前記記憶手段から消去し、当該消去対象の撮影条件を前記撮影条件テーブルに格納することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、被写体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された画像データを記憶する記憶手段と、を備える電子撮影装置において、
前記記憶手段は、以前に撮像された振動が発生した画像データに対応する撮影条件を有する撮影条件テーブルを記憶し、
現在の撮影条件を取得する撮影条件取得手段と、
操作入力を受け付ける操作手段と、
前記記憶手段に記憶された画像データを消去するにあたり、前記操作手段により振動消去モードが選択入力された場合に、前記操作手段からの操作入力に基づいて、消去対象の画像データを消去し、当該消去対象の撮影条件を前記撮影条件テーブルに格納する制御手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、画像データを消去する際にも、今回の振動が発生した撮影条件を次回の撮影以降の撮影条件テーブルに反映でき、次回の撮影以降に、振動が発生する撮影条件を正確に検出することができる。
請求項6に記載の発明は、被写体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された画像データを記憶する記憶手段と、を備える電子撮影装置において、
前記記憶手段は、以前に撮像された振動が発生した画像データに対応する撮影条件と撮影条件の一致回数とを有する撮影条件テーブルを記憶し、
現在の撮影条件を取得する撮影条件取得手段と、
前記記憶手段に記憶された前記撮影条件テーブルの撮影条件に、前記撮影条件取得手段により取得された現在の撮影条件と一致するものがあるか否かを判別し、一致する撮影条件がある場合に、前記撮影条件テーブルの一致する撮影条件に対応する一致回数をカウントアップする制御手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の電子撮影装置において、
前記撮影条件テーブルは、所定容量又は所定数の撮影条件がファーストインファーストアウト式に格納されることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1から7のいずれか一項に記載の電子撮影装置において、
ユーザを識別するユーザコードの入力を受け付けるユーザコード入力手段を備え、
前記撮影条件テーブルは、前記ユーザコードに対応して撮影条件を格納し、
前記制御手段は、前記ユーザコード入力手段から入力された現在のユーザコードに対応する撮影条件を前記記憶手段の前記撮影条件テーブルから読み出して用いることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、被写体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された画像データを撮像した撮影条件と共に記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された画像データを消去する消去手段とを備える電子撮影装置において、
前記消去手段は、通常の消去モードで画像データを消去する第1の通常消去手段と、
画像データを前記記憶手段から消去すると共に、その画像データの撮影条件を撮影条件テーブルに記録する第2の消去手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、被写体の撮影時に振動が発生する可能性を警告する振動可能性警告方法において、
以前に撮像された振動が発生した画像データに対応する撮影条件を有する撮影条件テーブルが記憶手段に予め記憶され、
被写体を撮影する場合に、現在の撮影条件を取得し、
前記記憶手段に記憶された前記撮影条件テーブルの撮影条件に、前記取得された現在の撮影条件と一致するものがあるか否かを判別し、一致する撮影条件がある場合に、振動が発生する可能性があることを示す振動可能性警告を撮影前に報知することを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の振動可能性警告方法において、
撮影時に所定レベル以上の振動を検出し、
前記振動が検出された場合に、現在の撮影条件を前記記憶手段の撮影条件テーブルに記憶することを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の振動可能性警告方法において、
前記撮影された被写体の画像データを前記記憶手段に記憶し、
振動が発生した画像データを消去するにあたり、通常消去モード及び振動消去モードのいずれか一方の選択入力を受け付け、
前記通常消去モードが選択された場合に、消去対象の画像データを前記記憶手段から消去するとともに、当該消去対象の画像データに対応する撮影条件を前記撮影条件テーブルから消去し、
前記振動消去モードが選択された場合に、消去対象の画像データを前記記憶手段から消去することを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項10に記載の振動可能性警告方法において、
前記撮影された被写体の画像データを前記記憶手段に記憶し、
振動が発生した画像データを消去するにあたり、通常消去モード及び振動消去モードのいずれか一方の選択入力を受け付け、
前記通常消去モードが選択された場合に、消去対象の画像データを前記記憶手段から消去し、
前記振動消去モードが選択された場合に、消去対象の画像データを前記記憶手段から消去するとともに、当該消去対象の画像データに対応する撮影条件を前記撮影条件テーブルに記憶することを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、請求項13に記載の振動可能性警告方法において、
撮影時に所定レベル以上の振動を検出し、
撮影時に振動が検出された画像データを、前記消去対象の画像データとすることを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、請求項10から14のいずれか一項に記載の振動可能性警告方法において、
撮影時に所定レベル以上の振動を検出し、
前記振動が検出された場合に、振動の発生を示す振動警告報知することを特徴とする。
請求項16に記載の発明は、請求項10から15のいずれか一項に記載の振動可能性警告方法において、
前記撮影条件テーブルは、所定容量又は所定数の撮影条件が格納可能であり、
前記撮影条件テーブルに撮影条件を格納させる場合に、ファーストインファーストアウト式に格納することを特徴とする。
請求項17に記載の発明は、請求項10から16のいずれか一項に記載の振動可能性警告方法において
前記撮影条件テーブルは、ユーザを識別するユーザコードに対応して撮影条件を格納し、
撮影時にユーザを識別するユーザコードの操作入力を受け付け、
前記入力されたユーザコードに対応する前記一致する撮影条件がある場合に、振動が発生する可能性があることを示す振動可能性警告報知することを特徴とする。
請求項18に記載の発明は、
被写体が撮像された画像データを記憶する記憶手段を備える機器に搭載されたコンピュータに、
以前に撮像された振動が発生した画像データに対応する撮影条件を有する撮影条件テーブルを前記記憶手段に記憶する機能と、
現在の撮影条件を取得する機能と、
前記記憶手段に記憶された前記撮影条件テーブルの撮影条件に、前記取得された現在の撮影条件と一致するものがあるか否かを判別し、一致する撮影条件がある場合に、ブレが発生する可能性があることを示す警告を撮影前に報知する機能と、
を実現させるためのプログラムである。
請求項19に記載の発明は、
被写体が撮像された画像データを記憶する記憶手段を備える機器に搭載されたコンピュータに、
以前に撮像された振動が発生した画像データに対応する撮影条件を有する撮影条件テーブルを前記記憶手段に記憶する機能と、
現在の撮影条件を取得する機能と、
操作入力を受け付ける機能と、
前記記憶手段に記憶された画像データを消去するにあたり、振動消去モードが選択入力された場合に、前記操作手段からの操作入力に基づいて、消去対象の画像データを前記記憶手段から消去し、当該消去対象の撮影条件を前記撮影条件テーブルに格納する機能と、
を実現させるためのプログラムである。
請求項20に記載の発明は、
被写体が撮像された画像データを記憶する記憶手段を備える機器に搭載されたコンピュータに、
以前に撮像された振動が発生した画像データに対応する撮影条件と撮影条件の一致回数とを有する撮影条件テーブルを前記記憶手段に記憶する機能と、
現在の撮影条件を取得する撮影条件取得手段と、
前記記憶手段に記憶された前記撮影条件テーブルの撮影条件に、前記取得された現在の撮影条件と一致するものがあるか否かを判別し、一致する撮影条件がある場合に、前記撮影条件テーブルの一致する撮影条件に対応する一致回数をカウントアップする機能と、
を実現させるためのプログラムである。
本発明によれば、撮影時に、以前の撮影条件を参考にしてユーザにブレ(振動)に対する注意を促すことができるので、ブレた(振動した)画像を撮影する可能性を軽減することができる。
また、本発明によれば、画像データを消去する際にも、今回のブレ(振動)が発生した撮影条件を次回の撮影以降の撮影条件テーブルに反映でき、次回の撮影以降に、ブレ(振動)が発生する撮影条件を正確に検出することができる。
以下、添付図面を参照して本発明に係る好適な実施の形態を詳細に説明する。まず、図1及び図2を参照して装置構成を説明する。
図1は、本実施の形態のデジタルカメラ1の外観図を示す図である。同図においてデジタルカメラ1は、カメラ部5と本体部6とから構成されており、このカメラ部5と本体部6とは相対的に回転自在に結合されている。カメラ部5には、図中背面側に撮像レンズ11(1点鎖線)が設けられており、このカメラ部5を本体部6を軸にして図中前方、或いは後方に回転させることで、撮像レンズ11の位置を、例えば、図中前面側の位置(2点鎖線部分)に移動させるなど、様々な位置に設定することができる。
一方、本体部6には、図中前面側に液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)などにより構成される液晶表示部12が設けられている。この液晶表示部12には、撮影時に撮像レンズ11を介して取り込んだ被写体の画像を表示することが、また、撮影後に撮像した画像を再生表示することができる。また、この液晶表示部12の右側には、上下へのスライド操作により撮影モード、加工モード、及び再生モードなどの切換えを指示するモード切換スイッチ13が設けられている。
また、本体部6には、図中上面側に、左右へのスライド操作により電源のON/OFF切換えを指示する電源スイッチ14、シャッターを所定時間開き、画像の撮像を指示するシャッターキー15、撮像した画像データをフラッシュメモリ34に記憶することなどを指示するセレクトキー16a、撮像した画像データの記憶キャンセルなどを指示するデリートキー16b、シャッター速度や、画像の明るさ、コントラスト、色合いなどを調整するための「+」キー17及び「−」キー18、手振れ検出機能の設定有無を指示する手振れ検出キー19、が設けられている。手振れ検出キー19は、画像データ再生時の消去モードの設定メニュー(消去メニュー)の起動を指示する機能も有する。
また、本体部6には、図中上面側から背面側にかけて開閉蓋20が設けられており、この開閉蓋20の内部には図示を省略するが、電源供給用の外部電源端子20aと、液晶表示部12への表示データと同様の表示データを出力するためのビデオ出力端子20bと、画像データ(圧縮データ)、制御信号などを入出力するためのシリアル入出力端子20cと、が設けられている。
図2は、デジタルカメラ1の内部構成例を示すブロック図である。図2で、デジタルカメラ1は、撮像手段としての光学系101、信号変換部102、信号処理部103と、記憶手段としてのDRAM32と、制御手段、第1及び第2の消去手段としての制御部104と、操作手段、撮影条件取得手段としてのキー入力部40と、表示手段、報知手段としての液晶表示部12と、記憶手段、撮影条件テーブル記憶手段としてのフラッシュメモリ34と、ブレ検出手段としての手振れセンサ37と、を有している。
光学系101は、撮像レンズ11を含むレンズ部100、測光センサ及び自動絞り機構等(図示せず)を含み、レンズ部100を介して集光された被写体像の光束を後段の撮像素子(CCD)25上に結像させる。
信号変換部102は、A/D変換器27等の信号変換回路等を含み、また、前段の光学系101を介して結像した画像をCCD25によって電気信号に変換し、その電気信号をA/D変換器27によりデジタルデータに変換して一定の周期で出力する。
信号処理部103は、信号変換部102からのデジタルデータを受けてCCD25の画素に対応したベイヤーデータの形でいったん保持し、それを補間してRGBデータを作成し、更に輝度、色差マルチプレクス信号(Y,Cb,Crデータ)等の信号成分を得る。そのY,Cb,Crデータ(以下、画像データ)をDRAM32に転送し、一時的に記憶する。また、スルー画像(撮影待機画像)を表示するために、取込んだ画像データを間引いて液晶表示部12に送る。また、シャッター操作がされるとその時点の画像データを液晶表示部12に送って静止画表示させる。
また、信号処理部103は、記録保存の際にはDRAM32に書込まれている画像データを読み出してJPEG圧縮処理を施してフラッシュメモリ(保存メモリ)34に保存記録し、再生時にはフラッシュメモリ(保存メモリ)34に保存記録されていた圧縮画像データに伸張処理を施して画像データを再生する圧縮/伸張回路33と、サムネイル画像(縮小画像)を生成するサムネイル画像生成部を備えている。
また、前記圧縮/伸張回路33は複数の圧縮率に対応しており、圧縮率に対応させて記憶するモードは低い高解像度(一般に、高精細、ファイン、ノーマルなどと呼ばれる)に対応するモードと圧縮率の高い低解像度(一般にエコノミーなどと呼ばれる)モードがある。
また、複数の画素数の画像(高画素数から低画素数)にも対応している。例えばVGA(640*680)、SVGA(800*600)、XGA(1024*768)、SXGA(1600*1200)などと呼ばれる画像サイズがある。
DRAM32は作業用メモリとして用いられ、撮像された画像を一時的に記憶する画像バッファ領域やJPEG圧縮/伸張時や画像合成時の作業用領域等が確保されている。
制御部104はCPU41、RAM36、プログラム格納用のROM35及びタイマ等の計時機構を有したマイクロプロセッサ構成を有しており、CPU41は、上述の各回路にバスラインBを介して接続し、プログラム格納用のROM35に格納されている制御プログラムによりデジタルカメラ1全体の制御を行なうと共に、キー入力部40からの状態信号に対応してプログラム格納用のROM35に格納されている各モードに対応の処理プログラムを取り出して、後述するフローチャートの実行をはじめデジタルカメラ1の各機能の実行制御を行なう。
また、ROM35には、撮影処理(図4及び図5参照)において用いられる基準振動値データが格納されている。この基準振動値データの値は、撮像した画像の画質に影響を及ぼす振動レベルに基づいて、許容錯乱円(Permissible Circle of Confusion)から求められた値が設定されている。
液晶表示部12はビデオエンコーダとしてのD/A変換器(液晶表示部12がデジタル入出力表示部の場合は不要)42、VRAM31、表示画面部12aなどから構成されており、制御部104の表示制御により、撮像時のスルー画像、半透過画像、及び再生時の再生画像、処理選択時の選択用メニュー(或いはアイコン)を表示画面部12aに画像を表示する。
I/O(Input / Output)ポート44は、当該デジタルカメラ1とシリアル入出力端子20c及びケーブルを介して接続された外部機器との間で授受されるシリアルデータ(画像データ、制御信号など)を制御するインターフェースである。シリアル入出力端子20cには、例えば、RS232C(シリアル形式)、USB(Universal Serial Bus)などのケーブルが接続可能である。
フラッシュメモリ34は画像データ(圧縮画像データ)と画像データに関連付けられた撮影条件(例えば、撮影日時、絞り、シャッター速度、ISO感度設定値、ズーム倍率、ストロボ発光、周辺光量の他、画素数、圧縮率又は記録モードなど)を保存記録する。
手振れ検出センサ37は、例えば、圧電素子(Piezo-Electric Element)に振動を伝えて起電力に変換する圧電振動センサなどからなり、撮影時の手振れによる三次元(X軸方向、Y軸方向、Z軸方向)の振動を、振動の大きさに比例した電気信号(アナログ信号)として検出し、バッファ38を介してA/D変換器39に出力する。
なお、この手振れ検出センサ37は、磁界中のコイルに振動を伝えて電圧に変換する可動コイル型振動センサ、コイル内の鉄心に振動を伝えてインピーダンスの変化に変換する電磁型振動センサ、抵抗線歪み計に振動を伝えて抵抗変化に変換する抵抗振動センサ、磁気歪みゲージに振動を伝えて磁化の強さに変換する磁気歪み振動センサ、可変コンデンサに振動を伝えて容量変化に変換する容量振動センサ、或いは、圧電型加速度センサやインダクタンス型加速度センサなどから構成されるものであってもよい。
また、この手振れ検出センサ37は、1次元や2次元の振動を検出するものあってもよい。
A/D変換器39は、手振れ検出センサ37からバッファ38を介して入力される電気信号をアナログ信号からデジタル信号に変換し、変換されたデジタル信号(三次元の振動データ)をCPU41に出力する。
キー入力部40は、前述したモード切換スイッチ13、電源スイッチ14、シャッターキー15、セレクトキー16a、デリートキー16b、「+」キー17、「−」キー18、及び手振れ検出キー19などにより構成され、各キーの入力操作に応じた各種操作信号をCPU41に出力する。
報知手段としてのスピーカー46は、CPU41からバッファ45を介して入力される駆動信号に基づいて所定の報知音を放音し、バッテリー切れや、所定レベル以上の手振れ振動を検出したことなどをユーザ(撮影者)に報知する。以上が本実施の形態におけるデジタルカメラ1の構成である。
なお、ここではキー入力部40のシャッタキー15が2段階のストロークで動作し、一般的に「半押し」と表現されている第1段階の操作状態でAF(オートフォーカス)、AE(自動露光)処理を始めとする撮影の準備を行ない、一般的に「全押し」と表現されている、より強く押圧操作した第2段階の操作状態で撮影を実行するものとする。
次に、図3を参照して、フラッシュメモリ34に記憶するデータを説明する。図3に、フラッシュメモリ34に格納される撮影条件テーブル34Aの内部構成を示す。同図に示すように、撮影条件テーブル34Aには、手振れが発生した撮影条件として、撮影の日付時間341と、撮影者(ユーザ)を識別するユーザコード342と、撮影のシャッタースピード343と、F値などの露出の値を示す露出344と、マクロ撮影のオン/オフを示すマクロ345と、撮影のズーム倍率346と、デジタルカメラ1の図示しないストロボの撮影時のオン/オフを示すストロボ347と、手振れ発生した同一撮影条件での一致回数348と、を有する。
撮影条件テーブル34Aの各項目は、後述する撮影処理の実行ごとに更新される。つまり、ある撮影処理時には、前回撮影までの手振れ発生時の撮影条件情報が格納されていることとなる。また、撮影条件テーブル34Aには、所定容量又は所定数の撮影条件のみがFIFO(先入れ先出し)方式で格納され、所定数を超えた撮影条件は消去される。また、撮影条件テーブルの撮影条件を構成する各項目は、図3に示される各項目に限ぎるものではない。例えば、撮影するユーザに区別をつけない場合にユーザコード342を設ける必要はない。また撮影条件を構成する他の項目を含んでもよい。例えば、被写体の焦点距離などである。
次に、図4〜図9を参照して、デジタルカメラ1の動作を説明する。デジタルカメラ1において実行される撮影処理について、図4及び図5に示すフローチャートに基づいて説明する。CPU41では、電源スイッチ14がスライド操作されて電源が投入されると、イニシャライズ及びメインメニュー表示などの前処理を行ない、このような状態でモード切換スイッチ13がスライド操作されて撮影モードが指定される。そして、予め、ユーザのキー入力部40を介する操作などにより、撮影条件が設定入力される。撮影条件とは、図3の撮影条件テーブル34の項目中の、撮影の日付時間、ユーザコード、シャッタースピード、露出、マクロ、ズーム倍率、ストロボなどである。設定入力された撮影条件は、例えば、RAM36に一時的に格納される。
ユーザコードは、例えば、文字や数字の組合せとしてもよいが、ユーザを識別する指紋データとしてもよい。この場合、デジタルカメラ1のカメラ部5又は本体部に指紋データ読取部を設け、当該指紋データ読取部によりユーザコードとしての指紋データを読み取る構成とする。
そして、撮影条件の設定入力が終了したことをトリガとして、CPU41は、ROM35に格納されている撮影処理に関するプログラムを読み出してRAM36に展開し、その展開されたプログラムとCPU41との協働で撮影処理が開始される。
まず、ユーザによりシャッターキー15が半押しされたか否かが判別される(ステップS11)。シャッターキー15が半押しされていない場合(ステップS11;NO)、ステップS11に戻り、引き続いてシャッターキー15が半押しの押圧操作されたか否かの監視がなされる。
また、シャッターキー15が半押しされた場合(ステップS11;YES)、RAM36に格納された現在設定されている撮影条件が取得され、その現在設定されている撮影条件と、フラッシュメモリ34に格納された撮影条件テーブル34Aの各項目としての前回撮影までの撮影条件とが比較される(ステップS12)。例えば、シャッターキー15の半押しによりオートフォーカスや自動露出などが動作する場合には、ステップS12において焦点距離や露出値なども撮影条件として取得される。
そして、ステップS12における比較結果に基づいて、現在の撮影条件と一致する撮影条件テーブル34Aの撮影条件が存在するか否かが判別される(ステップS13)。撮影条件は、図3に示すように、少なくとも1つの項目からなり、撮影条件が一致するか否かの判別は、撮影条件の全項目が一致するか否かの判別でもよいし、全項目のうちの所定数以上の項目が一致するか否かの判別でもよいし、全項目のうちの一致する項目の割合が所定割合以上であるか否かの判別でもよい。
撮影条件に一致するものがある場合(ステップS13;YES)、現在の撮影条件が、以前に手振れが発生した撮影条件と同じである旨の警告が液晶表示部12の表示画面部12aに表示されるとともに、バッファ45に駆動信号が出力され、スピーカー46から所定の報知音が放音され、ユーザーに対し、手振れが発生する可能性がある旨が報知される(ステップS14)。例えば、図6に示すような画面12Aが表示画面部12aに表示される。図6に、画面12Aの構成を示す。画面12Aには、被写体のスルー画像とともに、現在の撮影条件が、以前に手振れが発生した撮影条件と同じである旨の警告メッセージ48と、露出及びシャッタースピードを表示する撮影条件表示部49とが含まれる。
そして、ユーザによりシャッターキー15が全押しされたか否かが判別される(ステップS15)。撮影条件に一致するものがない場合(ステップS13;NO)、ステップS15に移行される。シャッターキー15が全押しされていない場合(ステップS15;NO)、ユーザによりシャッターキー15が離されたか否かが判別される(ステップS16)。シャッターキー15が離された場合(ステップS16;YES)、ステップS11に戻る。シャッターキー15が離されていない場合(ステップS16;NO)、ステップS12に戻る。
シャッターキー15が全押しされた場合(ステップS15;YES)、信号変換部102に映像が取り込まれ信号が出力される。信号変換部102では、前記映像取り込み信号に基づいてタイミング信号を生成して光学系101に出力し、光学系101では、前記タイミング信号に基づいてCCD25の露光及び読み出しタイミングを駆動制御して、CCD25により撮像信号を取り込む。A/D変換器27では、前記取り込んだ撮像信号をアナログ信号からデジタル信号に変換し、信号処理部103では、前記撮像信号に対して色演算処理を行ない、画像データを生成してDRAM32に一時的に格納する(ステップS17)。
次いで、手振れ検出キー19の押圧操作に基づく手振れ検出機能の設定有無が判別される(ステップS18)。手振れ検出機能が設定されていない場合(ステップS18;NO)、DRAM32に格納された画像データ(Yデータ及びCデータ)が圧縮/伸長回路33に転送されて圧縮処理が行なわれた後、この圧縮した画像データがフラッシュメモリ34の所定領域に格納され(ステップS19)、ステップS1に戻る。
手振れ検出機能が設定されていると判別された場合(ステップS18;YES)、手振れ検出センサ37からバッファ38及びA/D変換器39を介して入力される三次元の振動データが取得される(ステップS20)。そして、取得された三次元の振動データの値に基づいて演算処理により手振れ振動値データの値が算出される(ステップS21)。
次いで、ROM35から基準振動値データが読み出され、ステップS21において算出された手振れ振動値データの値と比較され、手振れ振動値データの値が基準振動値データの値以上であるか否かが判別される(ステップS22)。そして、手振れ振動値データの値が基準振動値データの値よりも小さいと判別される場合(ステップS22;NO)、ステップS19に移行され、撮像した画像データが圧縮処理され、フラッシュメモリ34の所定領域に格納された後、ステップS11に戻る。
手振れ振動値データの値が基準振動値データの値以上であると判別される場合(ステップS22;YES)、撮像した画像データがDRAM32から読み出され、信号処理部103、VRAM31、D/A変換器42及びバッファ43を介して液晶表示部12に転送され、表示画面部12aに撮像した画像が再生表示される(ステップS23)。
次いで、図7(a)及び(b)に示すように、手振れ検出マーク47a又は手振れ検出メッセージ47bが表示画面部12aに表示されるとともに、バッファ45に駆動信号が出力され、スピーカー46から所定の報知音が放音され、ユーザーに対し、所定レベル以上の手振れ振動を検出したことが報知される(ステップS24)。
そして、RAM36に格納されている現在の撮影条件が、フラッシュメモリ34内の撮影条件テーブル34AにFIFO式で保存される(ステップS25)。但し、FIFO式であふれる撮影条件について、一致回数348が1回以上のデータ、すなわち手振れ発生が2度目以降の撮影条件は消去されない。
そして、撮影条件テーブル34Aに、現在の撮影条件と一致する撮影条件があるか否かが判別される(ステップS26)。同じ撮影条件がある場合(ステップS26;YES)、当該撮影条件に対応して、撮影条件テーブル34Aの一致回数348がカウントアップされる(ステップS27)。
次いで、図7(c)に示すように、撮像した画像データを記憶するか否かを問うメッセージ47cが表示画面部12aに表示される(ステップS28)。同じ撮影条件がない場合(ステップS26;NO)、ステップS28に移行される。
そして、撮像した画像データを記憶するか否かが判別される(ステップS29)。ユーザによりセレクトキー16aが押圧操作され、撮像した画像データを記憶する旨が指示されて、撮像した画像データを記憶する場合(ステップS29;YES)、ステップS19に移行され、撮像した画像データが圧縮処理され、フラッシュメモリ34の所定領域に格納された後、ステップS11に戻る。
また、ユーザによりデリートキー16bが押圧操作され、撮像した画像データを記憶しない旨が指示され、撮像した画像データを記憶しない場合(ステップS29;NO)、DRAM32に格納された画像データがフラッシュメモリ34に格納されず、ステップS1に戻る。
なお、上記撮影処理では、ステップS14において、現在の撮影条件が以前に手振れが発生した撮影条件と同じである旨の警告メッセージ48が液晶表示部12に表示される構成としたが、これに限るものではない。例えば、以前に手振れが発生した撮影条件と同じである旨のマークなどを予め設定しておき、そのマークなどを表示させる構成としてもよい。
また、上記撮影処理では、被写体の画像を撮像した後に、撮影時の手振れ振動の状況に応じて液晶表示部12に手振れ検出マーク47aや手振れ検出メッセージ47b(図7参照)を表示する制御構成としているが、これは前記内容に限定されるものではなく、撮影モードにおいて画像の撮像有無に係わらず、所定レベル以上の手振れ振動を検出すると液晶表示部12に手振れ検出マーク47aや手振れ検出メッセージ47bを表示する構成としてもよい。このような構成とすれば、撮像時に事前に手振れ振動の状況を把握することが可能となり、さらに使い勝手を向上することができる。
また、本実施の形態において、手振れ検出センサ37は、所定レベル以上の振動を検出すると"Hi"となる振動検出信号をCPU41に出力し、CPU41では、シャッターキー15が押圧操作された際に前記振動検出信号が"Hi"であれば、手振れによる振動検出を報知するとともに、撮像した画像データをフラッシュメモリ34に記憶するか否かをキー操作に応じて決定する構成としてもよい。
次に、デジタルカメラ1において実行される消去処理について、図8に示すフローチャートに基づいて説明する。消去処理は、画像データを消去するにあたり、その画像データのみを消去する、或いはその画像データを保存されている撮影条件とともに消去する処理である。CPU41では、電源スイッチ14がスライド操作されて電源が投入されると、イニシャライズ及びメインメニュー表示などの前処理を行ない、このような状態でモード切換スイッチ13がスライド操作されて再生モードが指定される。そして、ユーザのキー入力部40を介する操作により、フラッシュメモリ34に格納されている任意の画像データが選択されて液晶表示部12の表示画面部12aに再生表示される。
そして、画像データが再生表示されたことをトリガとして、CPU41は、ROM35に格納されている消去処理に関するプログラムを読み出してRAM36に展開し、その展開されたプログラムとCPU41との協働で消去処理が開始される。また、消去処理は、再生中の画像データが消去されるまで、所定周期で繰り返し実行される処理である。
まず、画像データの再生中に、ユーザにより消去キーとしての手振れ検出キー19が押下されたか否かが判別される(ステップS31)。消去キーとしての手振れ検出キー19が押下されていない場合(ステップS31;NO)、消去処理が終了される。消去キーとしての手振れ検出キー19が押下された場合(ステップS31;YES)、図9に示すような消去メニュー50を含む画面12Bが、液晶表示部12の表示画面部12aに表示され、キー入力部40を介して消去メニュー50内の消去モードが選択入力される(ステップS32)。
画面12Bには、撮影条件表示部49が含まれる。また、消去メニュー50には、通常消去モードを選択するための通常消去モード選択部50aと、手振れ消去モードを選択するための手振れ消去モード選択部50bと、画像データ消去実行のキャンセルを選択するためのキャンセル選択部50cとを含む。通常消去モードは、再生されている画像データを、当該画像データに対応して保存される撮影条件とともに消去するモードである。手振れ消去モードは、再生されている画像データを消去するとともに、当該画像データに対応して保存される撮影条件を残す(消去しない)モードである。
そして、ステップS32において、どの消去モードが選択入力されたかが判別される(ステップS33)。キャンセルが選択入力された場合(ステップS33;キャンセル)、消去処理が終了される。通常消去モードが選択された場合(ステップS33;通常消去モード)、再生中の画像データに対応する撮影条件が、フラッシュメモリ34内の撮影条件テーブル34Aから消去される(ステップS34)。そして、再生中の画像データがフラッシュメモリ34から消去され(ステップS35)、消去処理が終了される。手振れ消去モードが選択された場合(ステップS33;手振れ消去モード)、ステップS35に移行される。
以上、本実施の形態によれば、デジタルカメラ1において、撮影処理の実行により、フラッシュメモリ34に以前の手振れが発生した画像データに対応する撮影条件を有する撮影条件テーブル34Aが記憶され、画像の撮影時に現在の撮影条件を取得し、撮影条件テーブル34Aの撮影条件に、現在の撮影条件と一致するものがあるか否かを判別し、一致する撮影条件がある場合に、手振れが発生する可能性があることを示す警告メッセージ48を撮影前に液晶表示部12に表示するので、撮影時に、以前の撮影条件を参考にしてユーザに手振れに対する注意を促すことができるので、ブレた画像を撮影する可能性を軽減することができる。
また、手振れ検出センサ37により、手振れ検出センサ37により検出された振動値に基づく手振れ振動値データの値がROM35に記憶された基準振動値データの値よりも大きい場合に、現在の撮影条件が撮影条件テーブル34Aに格納されるので、今回の手振れが発生した撮影条件を次回の撮影以降の撮影条件テーブルに反映でき、次回の撮影以降に、手振れが発生する撮影条件を正確に検出することができる。
また、撮影条件テーブル34Aに撮影条件がFIFO式で格納されるので、今回の手振れが発生した撮影条件を次回の撮影以降の撮影条件テーブル34Aに反映し、古い撮影条件が撮影条件テーブル34Aから消去されるので、撮影条件テーブル34Aのメモリ容量を節約できるとともに、現在に近い撮影条件を有する撮影条件テーブル34Aに基づいて、手振れが発生する撮影条件を検出することができる。
また、撮影条件テーブル34Aは、ユーザコード342に対応して撮影条件を格納し、キー入力部40を介して入力された撮影時のユーザのユーザコードに対応する撮影条件を撮影条件テーブル34Aから読み出して、撮影条件テーブル34Aの当該ユーザコードに対応する撮影条件に、現在の撮影条件と一致するものがあるか否かを判別し、一致する撮影条件がある場合に、手振れが発生する可能性があることを示す警告メッセージ48を撮影前に液晶表示部12に表示するので、ユーザごとに、当該ユーザに対応する手振れに対する撮影時の注意を促すことができ、撮影時の手振れの発生をさらに効果的に軽減することができる。
また、撮影条件テーブル34Aには、以前の手振れが発生した画像データに対応する撮影条件と撮影条件の一致回数348とが記憶され、撮影条件テーブル34Aの撮影条件に、現在の撮影条件と一致するものがあるか否かを判別し、一致する撮影条件がある場合に、当該撮影条件に対応する一致回数348をカウントアップするので、例えば、現在の撮影条件が、一致回数348が所定回数以上の撮影条件と一致する場合に、手振れが発生する可能性があることを示す警告メッセージ48を表示するなど、一致回数に応じて手振れが発生する可能性がある旨を多様に報知できる。
また、本実施の形態によれば、デジタルカメラ1において、消去処理の実行により、手振れ消去モードが設定されている場合に、キー入力部40からの操作入力に基づいて、消去対象の画像データをフラッシュメモリ34から消去し、当該消去対象の画像データに対応する撮影条件を前記撮影条件テーブル34Aに格納したまま消去しないので、画像データを消去する際にも、今回の手振れが発生した撮影条件を次回の撮影以降の撮影条件テーブルに反映でき、次回の撮影以降に、手振れが発生する撮影条件を正確に検出することができる。
また、手振れ検出センサ37により検出された振動値に基づく手振れ振動値データの値がROM35に記憶された基準振動値データの値よりも大きい場合に、その旨を報知するとともに撮像した画像データを記憶するか否かをキー操作により決定する構成としたので、撮像した画像データについて、パーソナルコンピュータやテレビジョンなどの外部機器に転送して表示させることなく、その場で手振れ振動による影響の有無を認識することが可能となる。また、撮像した画像データについて、手振れ振動により画質が低下したものについてはフラッシュメモリ34に記憶することを抑止することが可能となり、フラッシュメモリ34のメモリ容量を効率よく活用することが可能となる。
また、手振れ検出センサ37により検出された振動値に基づく手振れ振動値データの値がROM35に記憶された基準振動値データの値よりも大きい場合に、手振れ検出マーク47aや、手振れ検出メッセージ47b、或いは撮像した画像データを記憶するか否かを問うメッセージ47cを液晶表示部12に表示する構成としたので、液晶表示部12を介して手振れ振動の検出状況などを一目で把握することが可能となる。
また、撮影時に所定レベル以上の手振れ振動を検出した場合、手振れ検出マーク47aや、手振れ検出メッセージ47b、或いは撮像した画像データを記憶するか否かを問うメッセージ47cとともに撮像した画像を液晶表示部12に再生表示する構成としたので、所定レベル以上の手振れ振動がある状態で撮像した画像データについて、その場で、即座に画質を確認することが可能となる。また、このように手振れ検出の報知とともに撮像した画像を再生表示することにより、手振れ振動による画質の低下がより確認し易くなり、確認作業に要する時間を短縮することが可能となる。また、その確認結果に応じて撮像者に前記画像データをフラッシュメモリ34に記憶するか否かを判断させて、撮像者からのキー入力に従って前記画像データをフラッシュメモリ34に記憶するか否かを決定する構成としたので、撮像した画像データについて、手振れ振動により画質が低下したものについてはフラッシュメモリ34に記憶することを抑止することが可能となり、フラッシュメモリ34のメモリ容量を効率よく活用することが可能となる。
また、手振れ検出機能の有効、無効を設定することができるので、撮影状況などに応じて手振れ検出機能のON/OFF切換えを行なうことが可能となる。
以上、本発明を上記実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜に変更可能である。
例えば、上記実施の形態においては、撮影処理のステップS25において、手振れが発生して撮影された画像データの撮影条件を撮影条件テーブル34Aに保存しているが、これに限るものではない。例えば、ステップS25においては、撮影条件を撮影条件テーブル34Aに保存することなく、撮影後の画像データの再生中に実行される消去処理のステップS34において、消去対象の画像データに対応する撮影条件をRAM36から読み出して保存する構成としてもよい。この構成において、撮影処理のステップS25において、RAM36内の手振れが発生した撮影条件に手振れフラグを立てておき、消去処理のステップS34において、前記手振れフラグに基づいて消去対象の画像データに対応する撮影条件をRAM36から読み出して保存する構成としてもよい。
また、基準振動値データは、フラッシュメモリ34に記憶される構成としてもよい。この場合、ユーザによるキー入力部40を介する設定入力により、フラッシュメモリ34に記録される基準振動値データを変更する構成としてもよい。また、基準振動値データが複数記憶され、ユーザによるキー入力部40を介する設定入力により、複数の基準振動値データから適切な基準振動値データが選択される構成としてもよい。
また、上記実施の形態において、現在の撮影条件が以前に手振れが発生した撮影条件である旨を示す警告メッセージ48を表示してスピーカ46から放音する構成であったが、これに限るものではない。例えば、表示及び放音のいずれか一方により報知する構成としてもよい。また、デジタルカメラ1のカメラ部5、或いは本体部6にLED(Light Emitting Diode)を設け、現在の撮影条件が以前に手振れが発生した撮影条件である場合に、このLEDを点灯させて報知する構成としてもよい。また、デジタルカメラ1のカメラ部5、或いは本体部6にバイブレータを設け、現在の撮影条件が以前に手振れが発生した撮影条件である場合に、バイブレータを振動させることとしてもよい。また、現在の撮影条件が以前に手振れが発生した撮影条件である旨の報知は、撮影時に実際に手振れが発生した旨の報知と区別できるものが好ましい。
また、警告メッセージ48の形状、内容及び表示位置などは、上記実施の形態において示したものに限定されるものではない。また、上記実施の形態において、液晶表示部12は、撮影時に撮像レンズ11を介して取り込んだ被写体の画像を表示すること、及び撮影後に撮像した画像を再生表示することが可能な構成であるが、これは前記内容に限定されるものではなく、前記液晶表示部12は、バッテリー切れ、残り画像記憶枚数などの情報のみが表示可能な構成のものであってもよいことは勿論である。
また、上記実施の形態において、手振れ検出センサ37により検出される振動は、手振れによる振動に限定されるものではない。例えば、移動中の車内などで撮影を行なう場合、車の移動に起因して三脚や撮影者を介し、デジタルカメラ1に伝わる振動も手振れ振動として検出される。
また、本発明の電子撮影装置は、デジタルカメラに限定されるものではなく、撮影機能を有する携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistants)などとしてもよい。また、例えば、CCDカメラを備えたPCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association )規格のPCカメラカードなどを装着することによりデジタルカメラと同等の撮像機能(画像入力機能)を有することとなる携帯用電子機器やパーソナルコンピュータなどに対しても適用可能である。この場合、上記実施の形態において示した撮影処理(図4及び図5参照)や消去処理(図8参照)などの制御プログラムは、携帯用電子機器、或いはパーソナルコンピュータ側に備わる構成であってもよい。
本発明に係る実施形態のデジタルカメラ1の外観形状を示す外観斜視図である。 図1のデジタルカメラ1の内部回路構成を示すブロック図である。 フラッシュメモリ34に格納される撮影条件テーブル34Aの内部構成を示す図である。 撮影処理を示すフローチャートである。 撮影処理を示す図4の続きのフローチャートである。 現在の撮影条件が、以前に手振れが発生した撮影条件と一致する旨を示す警告メッセージ48を含む画面12Aの構成を示す図である。 表示画面に表示される手振れ検出マーク47a、手振れ検出メッセージ47b、及び撮像した画像データを記憶するか否かを問うメッセージ47cの表示例を示す図である。 消去処理を示すフローチャートである。 消去メニュー50を含む画面12Bの構成を示す図である。
符号の説明
1 デジタルカメラ
5 カメラ部
6 本体部
11 撮像レンズ
12 液晶表示部
31 VRAM
42 D/A変換器
12a 表示画面部
15 シャッターキー
16a セレクトキー
16b デリートキー
17 「+」キー
18 「−」キー
19 手振れ検出キー
101 光学系
100 レンズ部
25 CCD
102 信号変換部
27 A/D変換部
103 信号処理部
33 圧縮/伸長回路
32 DRAM
34 フラッシュメモリ
37 手振れ検出センサ
38 バッファ
39 A/D変換器
104 制御部
41 CPU
35 ROM
36 RAM
44 I/Oポート
45 バッファ
46 スピーカ
20b ビデオ出力端子
20c シリアル入出力端子
B バスライン
47a 手振れ検出マーク
47b 手振れ検出メッセージ
47c 記憶是非メッセージ
48 警告メッセージ
49 撮影条件表示部
50 消去メニュー
50a 通常消去モード選択部
50b 手振れ消去モード選択部
50c キャンセル選択部

Claims (20)

  1. 被写体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された画像データを記憶する記憶手段と、を備える電子撮影装置において、
    現在の撮影条件を取得する撮影条件取得手段と、
    以前に撮像されたブレが発生した画像データに対応する撮影条件を有する撮影条件テーブルを記憶する撮影条件テーブル記憶手段と、
    警告を報知する報知手段と、
    撮影時に、前記撮影条件テーブルの撮影条件に、前記撮影条件取得手段により取得された現在の撮影条件と一致するものがあるか否かを判別し、一致する撮影条件がある場合に、前記報知手段により警告する制御手段と、
    を備えることを特徴とする電子撮影装置。
  2. 操作入力を受け付ける操作手段を備え、
    前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された画像データを消去するにあたり、前記操作手段によりブレ消去モードが選択入力された場合に、前記操作手段からの操作入力に基づいて消去対象の画像データを前記記憶手段から消去し、当該消去対象の画像データに対応する撮影条件を前記撮影条件テーブルに格納することを特徴とする請求項1に記載の電子撮影装置。
  3. 撮影時の所定レベル以上のブレを検出するブレ検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記ブレ検出手段によりブレが検出された場合に、ブレの発生を示すブレ警告を前記報知手段に報知させることを特徴とする請求項2に記載の電子撮影装置。
  4. 前記制御手段は、撮影時に前記ブレ検出手段によりブレが検出された画像データを前記記憶手段から消去するにあたり、前記操作手段によりブレ消去モードが選択入力された場合に、前記操作手段からの操作入力に基づいて、消去対象の画像データを前記記憶手段から消去し、当該消去対象の撮影条件を前記撮影条件テーブルに格納することを特徴とする請求項3に記載の電子撮影装置。
  5. 被写体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された画像データを記憶する記憶手段と、を備える電子撮影装置において、
    前記記憶手段は、以前に撮像された振動が発生した画像データに対応する撮影条件を有する撮影条件テーブルを記憶し、
    現在の撮影条件を取得する撮影条件取得手段と、
    操作入力を受け付ける操作手段と、
    前記記憶手段に記憶された画像データを消去するにあたり、前記操作手段により振動消去モードが選択入力された場合に、前記操作手段からの操作入力に基づいて、消去対象の画像データを消去し、当該消去対象の撮影条件を前記撮影条件テーブルに格納する制御手段と、
    を備えることを特徴とする電子撮影装置。
  6. 被写体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された画像データを記憶する記憶手段と、を備える電子撮影装置において、
    前記記憶手段は、以前に撮像された振動が発生した画像データに対応する撮影条件と撮影条件の一致回数とを有する撮影条件テーブルを記憶し、
    現在の撮影条件を取得する撮影条件取得手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記撮影条件テーブルの撮影条件に、前記撮影条件取得手段により取得された現在の撮影条件と一致するものがあるか否かを判別し、一致する撮影条件がある場合に、前記撮影条件テーブルの一致する撮影条件に対応する一致回数をカウントアップする制御手段と、
    を備えることを特徴とする電子撮影装置。
  7. 前記撮影条件テーブルは、所定容量又は所定数の撮影条件がファーストインファーストアウト式に格納されることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の電子撮影装置。
  8. ユーザを識別するユーザコードの入力を受け付けるユーザコード入力手段を備え、
    前記撮影条件テーブルは、前記ユーザコードに対応して撮影条件を格納し、
    前記制御手段は、前記ユーザコード入力手段から入力された現在のユーザコードに対応する撮影条件を前記記憶手段の前記撮影条件テーブルから読み出して用いることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の電子撮影装置。
  9. 被写体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された画像データを撮像した撮影条件と共に記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された画像データを消去する消去手段とを備える電子撮影装置において、
    前記消去手段は、通常の消去モードで画像データを消去する第1の通常消去手段と、
    画像データを前記記憶手段から消去すると共に、その画像データの撮影条件を撮影条件テーブルに記録する第2の消去手段と、
    を備えることを特徴とする電子撮像装置。
  10. 被写体の撮影時に振動が発生する可能性を警告する振動可能性警告方法において、
    以前に撮像された振動が発生した画像データに対応する撮影条件を有する撮影条件テーブルが記憶手段に予め記憶され、
    被写体を撮影する場合に、現在の撮影条件を取得し、
    前記記憶手段に記憶された前記撮影条件テーブルの撮影条件に、前記取得された現在の撮影条件と一致するものがあるか否かを判別し、一致する撮影条件がある場合に、振動が発生する可能性があることを示す振動可能性警告を撮影前に報知することを特徴とする振動可能性警告方法。
  11. 撮影時に所定レベル以上の振動を検出し、
    前記振動が検出された場合に、現在の撮影条件を前記記憶手段の撮影条件テーブルに記憶することを特徴とする請求項10に記載の振動可能性警告方法。
  12. 前記撮影された被写体の画像データを前記記憶手段に記憶し、
    振動が発生した画像データを消去するにあたり、通常消去モード及び振動消去モードのいずれか一方の選択入力を受け付け、
    前記通常消去モードが選択された場合に、消去対象の画像データを前記記憶手段から消去するとともに、当該消去対象の画像データに対応する撮影条件を前記撮影条件テーブルから消去し、
    前記振動消去モードが選択された場合に、消去対象の画像データを前記記憶手段から消去することを特徴とする請求項11に記載の振動可能性警告方法。
  13. 前記撮影された被写体の画像データを前記記憶手段に記憶し、
    振動が発生した画像データを消去するにあたり、通常消去モード及び振動消去モードのいずれか一方の選択入力を受け付け、
    前記通常消去モードが選択された場合に、消去対象の画像データを前記記憶手段から消去し、
    前記振動消去モードが選択された場合に、消去対象の画像データを前記記憶手段から消去するとともに、当該消去対象の画像データに対応する撮影条件を前記撮影条件テーブルに記憶することを特徴とする請求項10に記載の振動可能性警告方法。
  14. 撮影時に所定レベル以上の振動を検出し、
    撮影時に振動が検出された画像データを、前記消去対象の画像データとすることを特徴とする請求項13に記載の振動可能性警告方法。
  15. 撮影時に所定レベル以上の振動を検出し、
    前記振動が検出された場合に、振動の発生を示す振動警告報知することを特徴とする請求項10から14のいずれか一項に記載の振動可能性警告方法。
  16. 前記撮影条件テーブルは、所定容量又は所定数の撮影条件が格納可能であり、
    前記撮影条件テーブルに撮影条件を格納させる場合に、ファーストインファーストアウト式に格納することを特徴とする請求項10から15のいずれか一項に記載の振動可能性警告方法。
  17. 前記撮影条件テーブルは、ユーザを識別するユーザコードに対応して撮影条件を格納し、
    撮影時にユーザを識別するユーザコードの操作入力を受け付け、
    前記入力されたユーザコードに対応する前記一致する撮影条件がある場合に、振動が発生する可能性があることを示す振動可能性警告報知することを特徴とする請求項10から16のいずれか一項に記載の振動可能性警告方法。
  18. 被写体が撮像された画像データを記憶する記憶手段を備える機器に搭載されたコンピュータに、
    以前に撮像された振動が発生した画像データに対応する撮影条件を有する撮影条件テーブルを前記記憶手段に記憶する機能と、
    現在の撮影条件を取得する機能と、
    前記記憶手段に記憶された前記撮影条件テーブルの撮影条件に、前記取得された現在の撮影条件と一致するものがあるか否かを判別し、一致する撮影条件がある場合に、ブレが発生する可能性があることを示す警告を撮影前に報知する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  19. 被写体が撮像された画像データを記憶する記憶手段を備える機器に搭載されたコンピュータに、
    以前に撮像された振動が発生した画像データに対応する撮影条件を有する撮影条件テーブルを前記記憶手段に記憶する機能と、
    現在の撮影条件を取得する機能と、
    操作入力を受け付ける機能と、
    前記記憶手段に記憶された画像データを消去するにあたり、振動消去モードが選択入力された場合に、前記操作手段からの操作入力に基づいて、消去対象の画像データを前記記憶手段から消去し、当該消去対象の撮影条件を前記撮影条件テーブルに格納する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  20. 被写体が撮像された画像データを記憶する記憶手段を備える機器に搭載されたコンピュータに、
    以前に撮像された振動が発生した画像データに対応する撮影条件と撮影条件の一致回数とを有する撮影条件テーブルを前記記憶手段に記憶する機能と、
    現在の撮影条件を取得する撮影条件取得手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記撮影条件テーブルの撮影条件に、前記取得された現在の撮影条件と一致するものがあるか否かを判別し、一致する撮影条件がある場合に、前記撮影条件テーブルの一致する撮影条件に対応する一致回数をカウントアップする機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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