JP4312845B2 - 薬剤分配装置、薬剤カセッター、及び、カセッター支持具 - Google Patents

薬剤分配装置、薬剤カセッター、及び、カセッター支持具 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、薬剤分配装置、薬剤カセッター、及び、カセッター支持具に関するものであり、より詳しくは内部に収容した錠剤等の薬剤を排出手段により排出可能な薬剤カセッター、及び、該薬剤カセッターを支持するためのカセッター支持具、並びに該薬剤カセッター及びカセッター支持具からなる薬剤分配装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種の薬剤分配装置としては、種々のものが提案されており、例えば実公昭57−9295号公報、実開平3−75106号公報所載のものが公知である。
【0003】
これらの公報所載の装置は、回転モーターを内蔵し、該回転モーターに回転される主動ギヤが表面より突設された支持台と、該支持台に着脱自在に載置される薬剤カセッターとからなり、薬剤カセッターには、支持台の所定位置に取付けられた際に主動ギヤに噛合可能な従属ギヤが底部より突設され、該従属ギヤにより回転される分配ローターが内蔵されてなるものであった。
かかる薬剤分配装置にあっては、回転モーターと主動ギヤとは相互に回転不能に連結され、分配ローターと従属ギヤとも相互に回転不能に連結されてなるものであった。即ち、回転モーターが正転及び反転の何れに回転しても主動ギヤが回転するように相互に連結されてなり、また従属ギヤが正転及び反転の何れに回転しても分配ローターが回転するように相互に連結されていた。
【0004】
これにより、薬剤カセッターを取り付けた後に、回転モーターを回転することにより、主動ギヤが回転して該主動ギヤに噛合状態の従属ギヤが回転し、それにより分配ローターが回転して、薬剤カセッター内の薬剤が排出できるものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の薬剤分配装置にあっては、薬剤カセッターを着脱する際に不用意に薬剤が排出されるという問題を生じていた。
【0006】
本発明者は、上記問題の原因について鋭意検討した結果、薬剤カセッターを着脱するために薬剤カセッターを前後方向或いは上下方向に移動させ、主動ギヤと従属ギヤとを噛合わせる或いは解除する際に、主動ギヤと噛合う従属ギヤが回転してしまい、分配ローターが回転して、薬剤を排出してしまうものであるということが判明した。
つまり、薬剤カセッターを取付け、主動ギヤと従属ギヤとを噛合わせるに際しては、主動ギヤの谷間に、的確に従属ギヤの山がスムーズに嵌入されれば、上記問題は生じないが、主動ギヤの山と従属ギヤの山とが当接してしまうと、駆動手段に回転不能に連結された主動ギヤは回転しないので、分配ローターに回転不能に連結された従属ギヤが回転しつつ、主動ギヤの谷間に従属ギヤの山が嵌入されることとなるのである。
また、薬剤カセッターを離脱する際にあっても、薬剤カセッターが真っ直ぐ引き出されて、主動ギヤの谷間から従属ギヤの山がスムーズに引き出されれば上記問題は生じないが、薬剤カセッターが若干ブレた状態で引き出されてしまうと、主動ギヤの山と従属ギヤの山とが当接して従属ギヤが回転してしまい、薬剤を不用意に排出してしまうのであった。
【0007】
そこで、本発明はこのような問題を解決すべくなされたものであり、薬剤が不用意に排出されることのない薬剤分配装置、薬剤カセッター、及び、カセッター支持具を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決すべくなされたものであり、本発明に係る薬剤分配装置としての特徴は、回転モーター等の駆動手段19を有し、該駆動手段19の上下方向の駆動軸19aにより回転される主動ギヤ12が突設された支持具本体10と、該支持具本体10上を前後方に移動させるようにして収納又は取り出すように着脱自在に支持されたカセッター本体30とからなり、カセッター本体30には、収納時に前記主動ギヤ12に噛合可能な上下方向の回転軸33a回りの従属ギヤ35が突設され、該従属ギヤ35の回転により薬剤を排出可能な分配ローター等の薬剤排出手段33を内蔵してなる薬剤分配装置であって、前記主動ギヤ12と従属ギヤ35とが、左右方向に位置ズレして噛み合わされる構成とし、駆動軸19aと主動ギヤ12との間にはワンウェイクラッチが設けられて、カセッター本体30を支持具本体10の上面に載置せしめて後方側へ移動させ従属ギヤ35と主動ギヤ12とが山同士で当接した場合に主動ギヤ12と従属ギヤ35のうち主動ギヤ12のみが駆動軸19aに対して回転するよう構成され、前記駆動手段19による主動ギヤ12の一方向の回転は従属ギヤ35に伝達し、主動ギヤ12の反対方向の回転は従属ギヤ35に伝達しないよう構成されてなる点にある。
【0009】
該構成からなる本発明に係る薬剤分配装置にあっては、支持具本体10にカセッター本体30を支持せしめて、駆動手段19を一方向に回転させることにより、薬剤排出手段33により薬剤を排出することができ、一方、カセッター本体30を着脱する際に、主動ギヤ12と従属ギヤ35とがスムーズに嵌入又は離脱せず互いに当接しても、反対方向の回転は薬剤排出手段33に伝達しないよう構成されてなるので、薬剤が排出されることがない。
【0010】
ここで、本発明において、駆動手段19による一方向の回転は前記薬剤排出手段33に伝達し、反対方向の回転は薬剤排出手段33に伝達しないよう構成するには、例えば、請求項2記載の如く、駆動手段19と主動ギヤ12とを一方向のみの回転が伝達され他方向の回転が伝達されないよう連結する構成、或いは、請求項3記載の如く、薬剤排出手段33と従属ギヤ35とを一方向のみの回転が伝達され他方向の回転が伝達されないよう連結する構成を採用することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る薬剤分配装置の実施の形態として、図1乃至図4を参酌しつつ、錠剤を所定数ずつ取り出すための錠剤分配装置について説明する。
【0012】
本実施形態における錠剤分配装置は、図1に示すように、円柱形の躯体1 と、該躯体1 から放射状に多数突設された扇状の支持台本体(支持具本体)10, …と、各支持台本体10上に前後方向に移動させることにより収納可能なカセッター本体30, …とから構成されてなる。なお、前記支持台本体10, …は、躯体1 から他段で突設されてなる。該躯体1 、支持台本体10、カセッター本体30は、夫々硬質のプラスチックにより一体成形されて製造される。
【0013】
支持台本体10は、躯体側の底部に錠剤を落下させるための錠剤通過孔11が穿設され、該錠剤通過孔11の内面には、錠剤の通過を検出可能な検出手段たるセンサー(図示せず)が設けられてなる。
【0014】
また、該錠剤通過孔11よりも前方(躯体に対して反対側)には、駆動手段19たる回転モーター19の駆動軸19a に連結された主動ギヤ12が、表出して設けられてなる。ここで主動ギヤ12は、支持台本体10の前後方向の中心線よりも平面視左側に設けられている。
【0015】
さらに、回転モーター19と駆動軸19a とは双方向に相対回転不能に連結され、駆動軸19a に対して、主動ギヤ12は一方向(図4で示すY方向)のみに相対回転不能で、反対方向(図4で示すX方向)に相対回転自在に連結されている。
具体的に本実施形態において、駆動軸19a に対して主動ギヤ12は時計回り(Y方向)、即ち従属ギヤ35との噛合箇所が前方側に移動する方向に相対回転不能である。このため駆動軸19a が時計回り(Y方向)に回転すると、主動ギヤ12が同方向に回転せしめられることになる。
一方、駆動軸19a に対して主動ギヤ12は反時計回り(X方向)、即ち従属ギヤ35との噛合箇所が後方側に移動する方向に相対回転自在である。このため主動ギヤ12が反時計回り(X方向)に回転しても、該主動ギヤ12の反時計回り(X方向)の回転は駆動軸19a により阻害されることがないこととなる。
なお、駆動軸19a と主動ギヤ12との間には、ワンウェイクラッチが採用され、一方向のみに回転不能に構成されてなる。
【0016】
なお、図2及び図3において、14は、該ギヤ12の側方を覆うべく支持台本体10から突設されたギヤケースで、該ギヤケース14は、左右一対の側板14a,14a と、該側板14a の一方から他方側に向けて僅かに伸びた前板14b とから構成されてなる。
【0017】
前記カセッター本体30は、図1に示すように、上方で蓋31によって開閉自在に設けられた収容部32の内部に、分配ローター33が内在されてなる。
該収容部32には、後方側の底部に錠剤を排出するための排出孔(図示せず)が穿設されてなり、前記分配ローター33は、回転することにより収容部32内に収容された錠剤を一錠ずつ排出孔より排出して、該錠剤を支持台本体10の錠剤通過孔11より取り出せるよう構成されてなる。
尚、このようにして取り出された錠剤は、躯体1 に設けられた錠剤通路を介して、分包機等に送られることとなる。
【0018】
また、分配ローター33の回転軸33a は、カセッター本体30(支持台本体10)の前後方向の中心線上で、カセッター本体30の下部より突設されてなり、該回転軸33a には、従属ギヤ35が取り付けられてなる。
ここで、分配ローター33、回転軸33a 、従属ギヤ35は、何れも正転・逆転の双方向に相対回転不能に連結されてなる。
なお、上記従属ギヤは、カセッター本体30を支持台本体10に装着するに際して、主動ギヤ12の平面視右側と噛み合うように構成されてなる。
【0019】
さらに、図3において、37は、収容部32の下面に取り付けられた従属ギヤ35の回転を係止するための係止手段たる板バネである。該板バネ37は、一端側37a で収容部32にネジ38によって固定され、他端側37b が自由端とされ、両端37a,37b の間に従属ギヤ35の歯に係入すべく躯体側に屈曲した屈曲部37c が形成されてなる。該板バネ37は、自由端部37b がカセッター本体30を躯体側に収納せしめた際に前記ギヤケース14の前板14b と当接して、図3の一点鎖線で示すように、従属ギヤ35との噛合を解除すべく設けられている。
【0020】
また、39は、収容部32の下面周縁部より下方に突設されたケース用リブであり、該ケース用リブ39には、カセッター本体30収納時にギヤケース14と当接する当接部39a を具備してなる。
【0021】
さらに、該収容部32には、下面より従属ギヤ35よりも後方側(躯体側)で両側に一対の突出軸40,40 が突設されて、該突出軸40には外周面に弾性体42が捲回された回転ローラー41が回転自在に軸支されてなる。該弾性体42はリング状のゴム部材からなり、該ゴム部材が回転ローラー41の外周面に円周方向に沿って形成された凹溝41a に介在されて構成されてなる。
【0022】
また、前記躯体1 には、永久磁石からなるキャッチ金具(図示せず)が取付けられてなり、前記カセッター本体30の背面には、該キャッチ金具と対向する位置に、磁石板(図示せず)が取付けられている。
【0023】
本実施形態の錠剤分配装置は上記構成からなるので、カセッター本体30を取り出して蓋31を開放して錠剤の詰め替え等を行うことができ、この詰め替え等に際して、カセッター本体30の従属ギヤ35は係止手段によって係止されてなるので、不用意に分配ローター33が回転し、排出孔より錠剤が排出されることがない。
【0024】
特に、上記詰め替え作業終了後に、該カセッター本体30を支持台本体10の上面に載置せしめて後方側に移動させて、カセッター本体30の従属ギヤ35と支持台本体10の主動ギヤ12とが山同士で当接した場合であっても、主動ギヤ12が回転するだけで従属ギヤ35は回転することがないので、錠剤が不用意に落下することがない。
つまり、主動ギヤ12は、従属ギヤ35の挿入方向に対して左側(一方側)にズレた位置に設けられ、且つ、該主動ギヤ12は右側(他方側)が後方(挿入方向)に相対回転自在に駆動軸19a に連結されてなるので、両ギヤ12,35 が当接した際に主動ギヤ12が駆動軸19a に対して回転して、従属ギヤ35が回転しないこととなる。
【0025】
また、このようにカセッター本体30を収納せしめた後には、回転モーター19を時計回り(図4で示すY方向)に回転することにより、これに伴い、時計回り(図4で示すY方向)に相対回転不能に駆動軸19a に連結された主動ギヤ12が回転する。
これにより、主動ギヤ12に噛み合わされた従属ギヤ35も回転し、分配ローター33が回転して、錠剤が排出されることとなる。
【0026】
なお、このように収納されたカセッター本体30は、回転ローラー41の弾性体42がギヤケース14の側板14a,14a と当接し圧接した状態であり、弾性体42の弾性によりカセッター本体30の左右方向のブレを防止することができる。また、該カセッター本体30の前方側への移動は、背面に設けられた磁石板と躯体1 に設けられたキャッチ金具との磁着によって阻止される。
【0027】
さらに、躯体1 は円柱形状で、該躯体1 から扇状の支持台本体10が放射状に突設されてなるものゆえ、多数の支持台本体10を躯体1 に一定の空間内に配置せしめることができるので、空間の狭い場所等において特に有益である。
【0028】
上記実施形態の錠剤分配装置は、上記構成からなり、上述の利点を有したが、本発明に係る錠剤分配装置は、駆動手段19を有し、該駆動手段19により回転される主動ギヤ12が突設された支持具本体10と、該支持具本体10に着脱自在に支持されたカセッター本体30とからなり、カセッター本体30には、収納時に前記主動ギヤ12に噛合可能な従属ギヤ35が突設され、該従属ギヤ35の回転により錠剤を排出可能な分配ローター33等の錠剤排出手段33を内蔵してなるものであって、駆動手段19による一方向の回転は錠剤排出手段33に伝達し、反対方向の回転は錠剤排出手段に伝達しないよう構成されてなるものであれば、本発明の意図する範囲内である。
【0029】
つまり、駆動手段19による一方向の回転は錠剤排出手段33に伝達し、反対方向の回転は錠剤排出手段に伝達しないよう構成するために、上記実施形態においては駆動手段19の駆動軸19a に一方向のみ相対回転自在に主動ギヤ12を直接取付けたものについて説明したが、他のギヤ等を介して駆動手段19と主動ギヤ12とが間接的に連結されて駆動手段19の正転のみが主動ギヤ12に伝達されるよう構成する場合であっても本発明の意図する範囲内である。
例えば、実開平3−75106号公報所載のものの如く、駆動手段の駆動軸に取付けられた他のギヤを介して主動ギヤが連結され、該主動ギヤが分配ローターの軸に取付けられた従動ギヤと噛合可能に設けられてなるものについても、主動ギヤと軸との間にワンウェイクラッチで連結する等することにより、本発明を適用することができる。
【0030】
また、上記実施形態の如く、駆動手段19と主動ギヤ12とが一方向のみの回転が伝達され他方向の回転が伝達されてないよう連結されてなるものについてのみ説明したが、錠剤排出手段33たる分配ローター33と従属ギヤ35とが一方向のみの回転が伝達され他方向の回転が伝達されてないよう連結されてなるものであっても本発明の意図する範囲である。
【0031】
さらに、駆動手段19と主動ギヤ12とを、又は/及び、錠剤排出手段33と従属ギヤ35とを、一方向のみの回転が伝達されるよう構成する場合にあっても、上記の如くワンウェイクラッチによるものに限定されるものではない。
【0032】
また、上記実施形態においては、錠剤を所定数ずつ取り出すための錠剤分配装置を例にとり説明したが、本発明において薬剤は、錠剤のみならず、その他のアンプル等を取り出すために用いられるものについても適用することができる。
【0033】
【発明の効果】
叙上の様に、本発明に係る薬剤分配装置は、カセッター本体を着脱する際に、主動ギヤと従属ギヤとがスムーズに嵌入又は離脱せず互いに当接しても、反対方向の回転は薬剤排出手段に伝達しないので、薬剤が不用意に排出されることがないという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に於ける薬剤分配装置の概略を示す側面図。
【図2】同実施形態の支持台本体の要部拡大正面図。
【図3】同実施形態のカセッター本体の底面図。
【図4】同実施形態の主動ギヤと従属ギヤとの連結関係を示す説明図。
【符号の説明】
1…躯体 10…支持台本体 11…薬剤通過孔
12…主動ギヤ 14…ギヤケース 14a …側板
14b …前板 19…駆動手段(回転モーター)
19a …駆動軸 30…カセッター本体 31…蓋
32…収容部 33…分配ローター(薬剤排出手段)
33a …回転軸 35…従属ギヤ 37…板バネ
39…ケース用リブ 39a …当接部 40…突出軸
41…回転ローラー 42…弾性体

Claims (3)

  1. 回転モーター等の駆動手段(19)を有し、該駆動手段(19)の上下方向の駆動軸(19a)により回転される主動ギヤ(12)が突設された支持具本体(10)と、該支持具本体(10) 上を前後方に移動させるようにして収納又は取り出すように着脱自在に支持されたカセッター本体(30)とからなり、カセッター本体(30)には、収納時に前記主動ギヤ(12)に噛合可能な上下方向の回転軸(33a)回りの従属ギヤ(35)が突設され、該従属ギヤ(35)の回転により薬剤を排出可能な分配ローター等の薬剤排出手段(33)を内蔵してなる薬剤分配装置であって、前記主動ギヤ(12)と従属ギヤ(35)とが、左右方向に位置ズレして噛み合わされる構成とし、駆動軸19a)と主動ギヤ(12)との間にはワンウェイクラッチが設けられて、カセッター本体(30)を支持具本体(10)の上面に載置せしめて後方側へ移動させ従属ギヤ(35)と主動ギヤ(12)とが山同士で当接した場合に主動ギヤ(12)と従属ギヤ(35)のうち主動ギヤ(12)のみが駆動軸(19a)に対して回転するよう構成され、前記駆動手段(19)による主動ギヤ(12)の一方向の回転は従属ギヤ(35)に伝達し、主動ギヤ(12)の反対方向の回転は従属ギヤ(35)に伝達しないよう構成されてなる薬剤分配装置。
  2. 回転モーター等の駆動手段(19)を有し、該駆動手段(19) の上下方向の駆動軸(19a)により回転される主動ギヤ(12)が突設されてなる支持具本体(10) 上を前後方に移動して収納又は取り出すように着脱自在に支持される薬剤カセッターであって、カセッター本体(30)には、支持具本体(10)に収納した際に前記主動ギヤ(12)に噛合可能な上下方向の回転軸(33a)回りの従属ギヤ(35)が突設され、該従属ギヤ(35)の回転により薬剤を排出可能な分配ローター等の薬剤排出手段(33)を内蔵してなり、前記従属ギヤ(35)は主動ギヤ(12)に左右方向に位置ズレして噛み合わされるものであって、且つ従属ギヤ(35)と主動ギヤ(12)とが山同士で当接した場合に主動ギヤ(12)と従属ギヤ(35)のうち主動ギヤ(12)のみが駆動軸(19a)に対して回転するよう支持具本体10の上面に載置せしめて後方側へ移動させるものであり、薬剤排出手段(33)と従属ギヤ(35)とは、一方向のみの回転が伝達され他方向の回転が伝達されないよう連結されてなる薬剤カセッター。
  3. 内部に収容された薬剤を回転により排出可能な分配ローター等の薬剤排出手段(33)を内蔵し、且つ該薬剤排出手段(33)を回転させるべく上下方向の回転軸(33a)回りの従属ギヤ(35)が突設されてなるカセッター本体(30)を前後方に案内移動させるように着脱自在に支持するカセッター支持具であって、支持具本体(30)は回転モーター等の駆動手段(19)を有し、該支持具本体(30)には該駆動手段(19) の上下方向の駆動軸(19a)により回転されて従属ギヤ(35)に左右方向に位置ズレして噛み合う主動ギヤ(12)が突設されてなり、駆動軸(19a)と主動ギヤ(12)との間にはワンウェイクラッチが設けられて、カセッター本体(30)を支持具本体(10)の上面に載置せしめて後方側へ移動させ従属ギヤ(35)と主動ギヤ(12)とが山同士で当接した場合に主動ギヤ(12)と従属ギヤ(35)のうち主動ギヤ(12)のみが駆動軸(19a)に対して回転するよう構成され、前記駆動手段(19)と主動ギヤ(12)とは、一方向のみの回転が伝達され他方向の回転が伝達されないよう連結されてなるカセッター支持具。
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