JP4312757B2 - 医療費分解解析装置、医療費分解解析方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

医療費分解解析装置、医療費分解解析方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は医療費分解解析装置、医療費分解解析方法およびコンピュータプログラムに関し、より詳細には、レセプトに記載された医療費を傷病名毎に分解するための医療費分解解析装置、医療費分解解析方法およびコンピュータプログラムに関する。
年々増え続ける医療費が、国、保険者、患者それぞれに重い負担を強いている。この医療費を、適切な水準となるよう監視するとともに、医療の質の向上を図る観点から、度々診療報酬・薬価改正、法改正が重ねられてきたが、充分な成果を上げているとは言えない。今後、医療保険制度を健全な状態で維持するためには、疾病予防、早期発見・早期治療等の健康管理増進システムを構築し、医療費そのものを抑制して行く必要がある。
健康管理増進システムを構築し運営して行くために、実際の医療の実績に基づく診療記録データベースが用いられている。このデータベースは、保健者毎に、紙レセプトの情報(頭書き・病名・診療行為)を、OCR変換技術と、医療情報データベースを用いて構築されている。このような診療記録データベースは、保険者毎に、全ての加入者の診療記録が時系列に蓄積されているため、被保険者およびその家族、医療機関、疾病毎など、さまざまな視点からデータを統計的に分析することができる。健康保健サービスとして医療費統計情報を提供する技術としては、例えば特許文献1が知られている。
図1は、レセプトのフォーマットの例を示す。レセプトには、疾病欄と、摘要欄とが含まれている。疾病欄には、傷病名、診療開始日等の情報(疾病情報)が記載される。また、摘要欄には、医薬品名、医療材料名、指導・検査・画像診断・手術・処置名、各診療行為の回数、点数が記載されている。回数と点数は医療費を示し、これは医薬品・診療行為と対応付けて記録されている。なお、疾病名が疾病欄に記載しきれない場合は、摘要欄に記載される。
さらに、レセプトの左下には、請求点が記載される。
医療情報データベースを用いた初期の医療費統計では、レセプトに記載された請求点を、疾病欄の先頭に記載された病名に割り当てていた。しかしながら、この場合、疾病欄に複数の病名が記載されており、その先頭に重要でない傷病名が記載されているような場合であっても、レセプト内に記載された全ての医療費を、先頭に記載された疾病に割り当ててしまう。
そこで、疾病欄に記載された病名のうち、「主」の文字が付された主傷病名に請求点を割り当てる方法が採用されている。これにより、主傷病名から見た医療費の各指標の全国比較を行う(医療費統計)ことができる。
特開2004−288060号公報 厚生省保険局調査課監修、社会保険表章用疾病分類・索引表、社会保険実務研究所、平成7年1月 日本医学大辞典 18版、南山堂、1998年
しかしながら、単に主傷病名に医療費を割り当てると、レセプト内に記載された全ての医療費を主傷病名に割り当ててしまうため、医療費分解の結果が極めて不正確になり、実態に沿わない医療費統計になるという問題があった。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、レセプトに記載された複数の疾病に対して処方された医薬品や診療行為について、同一レセプトに記載された情報を手がかりに用いて、いずれの疾病に対応するか特定することができる医療費分解解析装置、医療費分解解析方法およびコンピュータプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る医療費分解解析装置は、レセプトIDと傷病名コードとが関連付けられたレセプト記載傷病名データ、および前記レセプトIDと診療行為コードと医療費とが関連付けられたレセプト記載診療行為データを記憶したレセプト記載情報記憶手段と、前記傷病名コードと前記診療行為コードと関連付けられたマスタ情報を記憶したマスタ情報記憶手段と、前記レセプト記載情報記憶手段から診療行為コードを読み出す診療行為コード読み出し手段と、読み出された前記診療行為コードと関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出す傷病名コード読み出し手段と、前記レセプト記載情報記憶手段を探索し、読み出された前記診療行為コードと同一のレセプトIDに関連付けられた傷病名コードのうちから、前記傷病名コード読み出し手段により読み出された傷病名コードに含まれるものを選択する傷病名コード探索手段と、読み出された前記診療行為コードと関連付けられた医療費を前記レセプト記載情報記憶手段から読み出す医療費読み出し手段と、前記医療費読み出し手段により読み出された医療費を、前記傷病名コード探索手段により選択された傷病名コードと関連付けて記憶する制御手段とを備える。
ここで、前記マスタ情報記憶手段は、前記傷病名コードおよび前記診療行為コードを分類コードと関連付けて記憶し、前記傷病名コード読み出し手段は、読み出された前記診療行為コードと同じ分類コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すものとすることができる。
また、前記レセプト記載情報記憶手段は、診療行為の部位コードを前記診療行為コードと関連付けてさらに記憶し、前記マスタ情報記憶手段は、前記部位コードと前記傷病名コードとを関連付けて記憶し、前記傷病名コード読み出し手段は、選択された前記傷病名コードを、読み出された前記診療行為コードに対応する部位コードに関連付けて前記マスタ情報記憶手段に記憶された傷病名コードに絞り込み、前記傷病名コード探索手段は、前記レセプト記載情報記憶手段を探索し、読み出された前記診療行為コードと同一のレセプトIDを有する傷病名コードのうちから、絞り込まれた前記傷病名コードに含まれるものを選択するものとすることができる。
また、前記レセプト記載情報記憶手段は、前記診療行為コードを前記傷病名コードまたは他の診療行為コードと関連付けて記憶し、読み出された前記診療行為コードが他の診療行為コードと関連付けられている場合、前記傷病名コード読み出し手段は前記他の診療行為コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すものとすることができる。
また、前記レセプト記載情報記憶手段は、前記診療行為コードを前記傷病名コードまたは他の診療行為コードと関連付けて記憶し、読み出された前記診療行為コードが他の診療行為コードと関連付けられている場合、前記傷病名コード読み出し手段は前記他の診療行為コードと同じ分類コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すものとすることができる。
本発明の別の態様によれば、本発明に係る医療費分解解析装置は、レセプトID傷病名コードとが関連付けられたレセプト記載傷病名データ、および前記レセプトIDと医薬品コード医療費とが関連付けられたレセプト記載医薬品データを記憶したレセプト記載情報記憶手段と、前記傷病名コードと前記医薬品コードと関連付けられたマスタ情報を記憶したマスタ情報記憶手段と、前記レセプト記載情報記憶手段から医薬品コードを読み出す医薬品コード読み出し手段と、読み出された前記医薬品コードと関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出す傷病名コード読み出し手段と、前記レセプト記載情報記憶手段を探索し、読み出された前記医薬品コードと同一のレセプトIDに関連付けられた傷病名コードのうちから、前記傷病名コード読み出し手段により読み出された傷病名コードに含まれるものを選択する傷病名コード探索手段と、読み出された前記医薬品コードと関連付けられた医療費を前記レセプト記載情報記憶手段から読み出す医療費読み出し手段と、前記医療費読み出し手段により読み出された医療費を、前記傷病名コード探索手段により選択された傷病名コードと関連付けて記憶する制御手段とを備える。
ここで、前記マスタ情報記憶手段は、前記傷病名コードおよび前記医薬品コードを分類コードと関連付けて記憶し、前記傷病名コード読み出し手段は、読み出された前記医薬品コードと同じ分類コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すものとすることができる。
また、前記マスタ情報記憶手段は、医薬品を成分または剤型毎に分類するための一般名コードと複数の医薬品コードとをさらに関連付けて記憶し、前記傷病名コード読み出し手段は、読み出された前記医薬品コードと同じ一般名コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すものとすることができる。
本発明の別の態様によれば、本発明に係る医療費分解解析装置は、レセプトID傷病名コードとが関連付けられたレセプト記載傷病名データ、前記レセプトIDと医薬品コードと医療費とが関連付けられたレセプト記載医薬品データ、および前記レセプトIDと診療行為コードとが関連付けられたレセプト記載診療行為データを記憶したレセプト記載情報記憶手段と、前記傷病名コードと前記診療行為コードと関連付けられ、前記診療行為コードと前記医薬品コードと関連付けられたマスタ情報を記憶したマスタ情報記憶手段と、前記レセプト記載情報記憶手段から医薬品コードを読み出す医薬品コード読み出し手段と、読み出された前記医薬品コードに関連付けられた前記診療行為コードおよび前記傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すマスタ情報読み出し手段と、前記レセプト記載情報記憶手段を探索し、前記マスタ情報読み出し手段により読み出された前記診療行為コードと同一のレセプトIDに関連付けられた傷病名コードのうちから、前記マスタ情報読み出し手段により読み出された傷病名コードに含まれるものを選択する傷病名コード探索手段と、読み出された前記医薬品コードと関連付けられた医療費を前記レセプト記載情報記憶手段から読み出す医療費読み出し手段と、前記医療費読み出し手段により読み出された医療費を、前記傷病名コード探索手段により選択された傷病名コードと関連付けて記憶する制御手段とを備える。
ここで、前記マスタ情報記憶手段は、前記傷病名コードおよび前記診療行為コードを分類コードと関連付けて記憶し、前記傷病名コード読み出し手段は、読み出された前記医薬品コードに関連付けられた診療行為コードと同じ分類コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すものとすることができる。
また、前記マスタ情報記憶手段は、前記医薬品を成分または剤型毎に分類するための一般名コードと複数の医薬品コードとをさらに関連付けて記憶し、前記傷病名コード読み出し手段は、読み出された前記医薬品コードと同じ一般名コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すものとすることができる。
本発明の別の態様によれば、本発明に係る医療費分解解析方法は、レセプトに記載された医療費を傷病名毎に分解するための医療費分解解析装置における医療費分解解析方法であって、レセプトIDと傷病名コードとが関連付けられたレセプト記載傷病名データ、および前記レセプトIDと診療行為コードと医療費とが関連付けられたレセプト記載診療行為データをレセプト記載情報記憶手段に記憶するステップと、前記傷病名コードを前記診療行為コードと関連付けマスタ情報記憶手段に記憶するステップと、診療行為コード読み出し手段が、前記レセプト記載情報記憶手段から診療行為コードを読み出すステップと、傷病名コード読み出し手段が、読み出された前記診療行為コードと関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すステップと、傷病名コード探索手段が、前記レセプト記載情報記憶手段を探索し、読み出された前記診療行為コードと同一のレセプトIDに関連付けられた傷病名コードのうちから、読み出された前記傷病名コードに含まれるものを選択するステップと、医療費読み出し手段が、読み出された前記診療行為コードと関連付けられた医療費を前記レセプト記載情報記憶手段から読み出すステップと、記憶制御手段が、読み出された前記医療費を、選択された前記傷病名コードと関連付けて記憶するステップとを備える。
ここで、前記マスタ情報記憶手段に記憶するステップにおいて、前記傷病名コードおよび前記診療行為コードを分類コードと関連付けて記憶し、前記マスタ情報記憶手段から読み出すステップにおいて、読み出された前記診療行為コードと同じ分類コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すものとすることができる。
また、前記レセプト記載情報記憶手段は、診療行為の部位コードを前記診療行為コードと関連付けてさらに記憶し、前記マスタ情報を記憶するステップにおいて、前記部位コードと前記傷病名コードとを関連付けて記憶し、前記傷病名コードを読み出すステップにおいて、選択された前記傷病名コードを、読み出された前記診療行為コードに対応する部位コードに関連付けて前記マスタ情報記憶手段に記憶された傷病名コードに絞り込み、前記傷病名コードを選択するステップにおいて、前記レセプト記載情報記憶手段を探索し、読み出された前記診療行為コードと同一のレセプトIDを有する傷病名コードのうちから、絞り込まれた前記傷病名コードに含まれるものを選択するものとすることができる。
また、前記レセプト記載情報を記憶するステップにおいて、前記診療行為コードを前記傷病名コードまたは他の診療行為コードと関連付けて記憶し、読み出された前記診療行為コードが他の診療行為コードと関連付けられている場合、前記傷病名コードを読み出すステップにおいて、前記他の診療行為コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すものとすることができる。
また、前記レセプト記載情報を記憶するステップにおいて、前記診療行為コードを前記傷病名コードまたは他の診療行為コードと関連付けて記憶し、読み出された前記診療行為コードが他の診療行為コードと関連付けられている場合、前記傷病名コードを読み出すステップにおいて、前記他の診療行為コードと同じ分類コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すものとすることができる。
本発明の別の態様によれば、本発明に係る医療費分解解析方法は、レセプトに記載された医療費を傷病名毎に分解するための医療費分解解析装置における医療費分解解析方法であって、レセプトID傷病名コードとが関連付けられたレセプト記載傷病名データ、および前記レセプトIDと医薬品コード医療費とが関連付けられたレセプト記載医薬品データをレセプト記載情報記憶手段に記憶するステップと、前記傷病名コードを前記医薬品コードと関連付けてマスタ情報記憶手段に記憶するステップと、医薬品コード読み出し手段が、前記レセプト記載情報記憶手段から医薬品コードを読み出すステップと、傷病名コード読み出し手段が、読み出された前記医薬品コードと関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すステップと、傷病名コード探索手段が、前記レセプト記載情報記憶手段を探索し、読み出された前記医薬品コードと同一のレセプトIDに関連付けられた傷病名コードのうちから、読み出された前記傷病名コードに含まれるものを選択するステップと、医療費読み出し手段が、読み出された前記医薬品コードと関連付けられた医療費を前記レセプト記載情報記憶手段から読み出すステップと、記憶制御手段が、読み出された前記医療費を、選択された前記傷病名コードと関連付けて記憶するステップとを備える。
ここで、前記マスタ情報記憶手段に記憶するステップにおいて、前記傷病名コードおよび前記医薬品コードを分類コードと関連付けて記憶し、前記マスタ情報記憶手段から読み出すステップにおいて、読み出された前記医薬品コードと同じ分類コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すものとすることができる。
また、前記マスタ情報を記憶するステップにおいて、医薬品を成分または剤型毎に分類するための一般名コードと複数の医薬品コードとをさらに関連付けて記憶し、前記マスタ情報記憶手段から読み出すステップにおいて、読み出された前記医薬品コードと同じ一般名コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すものとすることができる。
本発明の別の態様によれば、本発明に係る医療費分解解析方法は、レセプトに記載された医療費を傷病名毎に分解するための医療費分解解析装置における医療費分解解析方法であって、レセプトID傷病名コードとが関連付けられたレセプト記載傷病名データ、前記レセプトIDと医薬品コードと医療費とが関連付けられたレセプト記載医薬品データ、および前記レセプトIDと診療行為コードとが関連付けられたレセプト記載診療行為データをレセプト記載情報記憶手段に記憶するステップと、前記傷病名コードと前記診療行為コードとを関連付け、前記診療行為コードと前記医薬品コードとを関連付けマスタ情報記憶手段に記憶するステップと、前記傷病名コードと医療費とを関連付けて傷病関連情報記憶手段に記憶するステップと、医薬品コード読み出し手段が、前記レセプト記載情報記憶手段から医薬品コードを読み出すステップと、 傷病名コード読み出し手段が、読み出された前記医薬品コードに関連付けられた前記診療行為コードおよび前記傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すマスタ情報読み出し手段と、傷病名コード探索手段が、前記レセプト記載情報記憶手段を探索し、読み出された前記診療行為コードと同一のレセプトIDに関連付けられた傷病名コードのうちから、読み出された前記傷病名コードに含まれるものを選択するステップと、医療費読み出し手段が、読み出された前記医薬品コードと関連付けられた医療費を前記レセプト記載情報記憶手段から読み出すステップと、記憶制御手段が、読み出された前記医療費を、選択された前記傷病名コードと関連付けて記憶するステップとを備える。
ここで、前記マスタ情報記憶手段に記憶するステップにおいて、前記傷病名コードおよび前記診療行為コードを分類コードと関連付けて記憶し、前記マスタ情報記憶手段から読み出すステップにおいて、読み出された前記医薬品コードに関連付けられた診療行為コードと同じ分類コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すものとすることができる。
また、前記マスタ情報を記憶するステップおいて、前記医薬品を成分または剤型毎に分類するための一般名コードと複数の医薬品コードとをさらに関連付けて記憶し、前記マスタ情報記憶手段から読み出すステップにおいて、読み出された前記医薬品コードと同じ一般名コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すものとすることができる。
本発明の別の態様によれば、本発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータを、レセプトIDと傷病名コードとが関連付けられたレセプト記載傷病名データ、および前記レセプトIDと診療行為コードと医療費とが関連付けられたレセプト記載診療行為データを記憶したレセプト記載情報記憶手段、前記傷病名コードと前記診療行為コードと関連付けられたマスタ情報を記憶したマスタ情報記憶手段、前記レセプト記載情報記憶手段から診療行為コードを読み出す診療行為コード読み出し手段、読み出された前記診療行為コードと関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出す傷病名コード読み出し手段、前記レセプト記載情報記憶手段を探索し、読み出された前記診療行為コードと同一のレセプトIDに関連付けられた傷病名コードのうちから、前記傷病名コード読み出し手段により読み出された傷病名コードに含まれるものを選択する傷病名コード探索手段、読み出された前記診療行為コードと関連付けられた医療費を前記レセプト記載情報記憶手段から読み出す医療費読み出し手段、および前記医療費読み出し手段により読み出された医療費を、前記傷病名コード探索手段により選択された傷病名コードと関連付けて記憶する制御手段として機能させる。
ここで、前記マスタ情報記憶手段は、前記傷病名コードおよび前記診療行為コードを分類コードと関連付けて記憶し、前記傷病名コード読み出し手段は、読み出された前記診療行為コードと同じ分類コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すものとすることができる。
また、前記レセプト記載情報記憶手段は、診療行為の部位コードを前記診療行為コードと関連付けてさらに記憶し、前記マスタ情報記憶手段は、前記部位コードと前記傷病名コードとを関連付けて記憶し、前記傷病名コード読み出し手段は、選択された前記傷病名コードを、読み出された前記診療行為コードに対応する部位コードに関連付けて前記マスタ情報記憶手段に記憶された傷病名コードに絞り込み、前記傷病名コード探索手段は、前記レセプト記載情報記憶手段を探索し、読み出された前記診療行為コードと同一のレセプトIDを有する傷病名コードのうちから、絞り込まれた前記傷病名コードに含まれるものを選択するものとすることができる。
また、前記レセプト記載情報記憶手段は、前記診療行為コードを前記傷病名コードまたは他の診療行為コードと関連付けて記憶し、読み出された前記診療行為コードが他の診療行為コードと関連付けられている場合、前記傷病名コード読み出し手段は前記他の診療行為コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すものとすることができる。
また、前記レセプト記載情報記憶手段は、前記診療行為コードを前記傷病名コードまたは他の診療行為コードと関連付けて記憶し、読み出された前記診療行為コードが他の診療行為コードと関連付けられている場合、前記傷病名コード読み出し手段は前記他の診療行為コードと同じ分類コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すものとすることができる。
本発明の別の態様によれば、本発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータを、レセプトID傷病名コードとが関連付けられたレセプト記載傷病名データ、および前記レセプトIDと医薬品コード医療費とが関連付けられたレセプト記載医薬品データを記憶したレセプト記載情報記憶手段、前記傷病名コードと前記医薬品コードと関連付けられたマスタ情報を記憶したマスタ情報記憶手段、前記レセプト記載情報記憶手段から医薬品コードを読み出す医薬品コード読み出し手段、読み出された前記医薬品コードと関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出す傷病名コード読み出し手段、前記レセプト記載情報記憶手段を探索し、読み出された前記医薬品コードと同一のレセプトIDに関連付けられた傷病名コードのうちから、前記傷病名コード読み出し手段により読み出された傷病名コードに含まれるものを選択する傷病名コード探索手段、読み出された前記医薬品コードと関連付けられた医療費を前記レセプト記載情報記憶手段から読み出す医療費読み出し手段、および前記医療費読み出し手段により読み出された医療費を、前記傷病名コード探索手段により選択された傷病名コードと関連付けて記憶する制御手段として機能させる。
ここで、前記マスタ情報記憶手段は、前記傷病名コードおよび前記医薬品コードを分類コードと関連付けて記憶し、前記傷病名コード読み出し手段は、読み出された前記医薬品コードと同じ分類コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すものとすることができる。
また、前記マスタ情報記憶手段は、医薬品を成分または剤型毎に分類するための一般名コードと複数の医薬品コードとをさらに関連付けて記憶し、前記傷病名コード読み出し手段は、読み出された前記医薬品コードと同じ一般名コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すものとすることができる。
本発明の別の態様によれば、本発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータを、レセプトID傷病名コードとが関連付けられたレセプト記載傷病名データ、前記レセプトIDと医薬品コードと医療費とが関連付けられたレセプト記載医薬品データ、および前記レセプトIDと診療行為コードとが関連付けられたレセプト記載診療行為データを記憶したレセプト記載情報記憶手段、前記傷病名コードと前記診療行為コードと関連付けられ、前記診療行為コードと前記医薬品コードと関連付けられたマスタ情報を記憶したマスタ情報記憶手段、前記レセプト記載情報記憶手段から医薬品コードを読み出す医薬品コード読み出し手段、読み出された前記医薬品コードに関連付けられた前記診療行為コードおよび前記傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すマスタ情報読み出し手段と、前記レセプト記載情報記憶手段を探索し、前記マスタ情報読み出し手段により読み出された前記診療行為コードと同一のレセプトIDに関連付けられた傷病名コードのうちから、前記マスタ情報読み出し手段により読み出された傷病名コードに含まれるものを選択する傷病名コード探索手段、読み出された前記医薬品コードと関連付けられた医療費を前記レセプト記載情報記憶手段から読み出す医療費読み出し手段、および前記医療費読み出し手段により読み出された医療費を、前記傷病名コード探索手段により選択された傷病名コードと関連付けて記憶する制御手段として機能させる。

ここで、前記マスタ情報記憶手段は、前記傷病名コードおよび前記診療行為コードを分類コードと関連付けて記憶し、前記傷病名コード読み出し手段は、読み出された前記医薬品コードに関連付けられた診療行為コードと同じ分類コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すものとすることができる。
また、前記マスタ情報記憶手段は、前記医薬品を成分または剤型毎に分類するための一般名コードと複数の医薬品コードとをさらに関連付けて記憶し、前記傷病名コード読み出し手段は、読み出された前記医薬品コードと同じ一般名コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すものとすることができる。
本発明によれば、医療費分解を従来より正確に、かつより効率的に行うことが可能となる。
また、医療情報データベースの構築にあたって、リソースを大幅に低減することが可能となる。
以下、図面を参照し、本発明の好適な実施の形態について説明する。
図2は、本発明に係る医療費分解解析装置を実装可能なコンピュータシステムの構成を示すブロック図である。
図2において、コンピュータシステム100は、演算および制御を行うCPU102、BIOSを記憶するROM104、ハードディスクHD108からOSおよびアプリケーションソフトウエアをブートして書き込むRAM106、図3に例示する機能ブロックの処理を実現するOSおよびアプリケーションソフトウエアなどのコンピュータプログラムを記憶するとともに、当該コンピュータプログラムのプログラムデータを記憶するハードディスクHD108、VRAMに表示データを描画してモニタ(不図示)に表示する表示制御装置110、キー操作によりキーコードを入力するキーボード112、画面上に表示されたカーソル位置を移動するとともにクリック情報を入力するマウス114を含む。さらに、コンピュータシステム100は、紙レセプトを光学的に読み取るOCR116、およびネットワークを介して他のコンピュータと通信するための通信制御装置118を含んでもよい。
ハードディスクHD108は、医療情報データベースを格納している。なお、医療情報データベースをリモートコンピュータ上で構築し、コンピュータシステム100において通信制御装置118を介して当該リモートコンピュータと通信を行うように更新することとしても良い。
図3は、本発明に係る医療費分解解析装置の機能構成例を示すブロック図である。
医療費分解解析装置200は、読み出し部202、探索部204、入力部206、記憶装置208、および記憶制御部210を含んでいる。
入力部206は、レセプトに含まれた情報を入力する。ここで、入力部206をOCR116等により構成してレセプトは紙に記載された情報を光学的に入力することとしてもよい。あるいは、入力部206を通信制御部118等により構成してレセプトの内容を含むデータを受信することにより入力処理を行うこととしても良い。
読み出し部202は、記憶装置208に記憶された情報、例えば傷病名コード、医薬品コードまたは診療行為コードを読み出す。探索部204は、記憶装置208に記憶された情報を探索する。記憶制御部210は、記憶装置208に情報の書き込みを行う。
図4は、記憶装置208に記憶された医療情報データベースを構成する各データの例を示す。
医療情報データベースは、医療費分解解析に利用されるマスタ情報、レセプトに記載されたレセプト記載情報、および医療費分解が実行された結果として生成される傷病関連情報を含んでいる。
マスタ情報は、診療行為基本マスタ310、傷病名基本マスタ316、医薬品基本マスタ322を含む。
診療行為基本マスタ310は、診療行為同士の対応付けを定義した診療対診療データ312、診療行為とコードを対応付けた診療行為マスタ314を含んでいる。
傷病名基本マスタ316は、傷病部位とコードとを対応付けた傷病部位マスタ318、傷病名とコードとを対応付けた傷病名マスタ320を含んでいる。
医薬品基本マスタ322は、症状とコードの対応を定義した症状マスタ324、医薬品とコードとの対応を定義した医薬品マスタ326、医薬品と診療行為との対応を定義した医薬品対診療データ328を含んでいる。
レセプト記載情報は、レセプト記載診療行為データ302、レセプト記載傷病名データ304、医薬品データ306を含んでいる。レセプト記載診療行為データ302は、レセプト記載の診療行為を支払基金用の診療行為コードに変換したデータを記憶する。レセプト記載傷病名データ304は、レセプト記載の傷病名を支払基金用の傷病名コードに変換したデータを記憶する。レセプト記載医薬品データ306は、レセプト記載の医薬品を支払基金用の医薬品コードに変換したデータを記憶する。
傷病関連データ308には、医療費分解済みのデータが格納される。
(第1実施形態)
次に、診療行為の医療費を傷病名毎に振り分ける実施形態について説明する。
本実施形態に関わるマスタ情報は、傷病名マスタ320、診療行為マスタ314を含む。
まず、傷病名マスタ320の構成について説明する。従来の傷病名マスタは、図5に示すように厚生労働省で使用する7桁の基金コードを傷病名コードとして用いて管理している。本実施形態では、この基金コードと診療行為コードを関連付けることにより、レセプトの摘要欄に記載された診療行為を疾病欄に記載された各傷病名に振り分ける。
ただし、この基金コードには特に規則性がないので、本実施形態では、非特許文献1、非特許文献2等の参考文献に基づき医学的根拠のある分類コードを使用し、これを用いて傷病名をグループ化する。
図6は、本実施形態に係る傷病名マスタ320の構成例を示す。同図に示すように、各傷病名は分類コードが付されており、上位12桁によりグループ化されている。即ち、季節性アレルギー性鼻炎、通年性アレルギー性鼻炎、アレルギー性鼻炎は分類コード「100401001030」によりグループ化され、また肥厚性鼻炎、鼻炎、閉塞性鼻炎等は分類コード「100102001031」によりグループ化されている。
図7は、診療行為マスタ314の構成例を示す。診療行為マスタ314は、支払基金用の9桁の診療行為コードと、分類コードと、名称と、傷病名分類コードとを含む。分類コードは、診療報酬点数早見表に記載される分類コードであり、他の診療行為や医薬品との関連付けにおいて使用される。傷病名分類コードは、傷病名と関連付けするためのもので、上位12桁が傷病名マスタ320の分類コードと紐付けられている。
図8は、傷病部位マスタ318の構成例を示す。傷病部位マスタ318は、部位コードと、部位名称と、該当傷病名コードとを含む。該当傷病名コードは、対象部位に該当する傷病名のコードであり、支払基金で使用している7桁のコードが格納されている。
以上のように、本実施形態に係るマスタ情報は、複数の傷病名コードおよび診療行為コードを分類コードと関連付けたものである。
次に、本実施形態の入力データであるレセプト記載傷病名データ304およびレセプト記載診療行為データ302について説明する。
図9は、レセプト記載診療行為データ302の構成例を示す。レセプト記載診療行為データ302は、診療年月、医科医療機関コード、レセプト識別番号、対象者ID、部位情報、支払基金で使用されている診療行為を識別するための9桁の診療行為コード、名称、医療費を示す点数、回数、按分済みフラグを含む。部位情報には、画像診断の場合、撮影をした部位をコード化した情報を格納する。このコードは後述の傷病部位マスタ318の部位コードに対応する。按分済みフラグは、診療行為と傷病名の関連付けが行われたかどうかを示す。
以上のように、本実施形態に係るレセプト記載情報は、レセプトID、レセプトに記載された傷病名および診療行為名をコードに変換した傷病名コードおよび診療行為コード、ならびに診療行為についての医療費を含む。
図10は、本実施形態の出力データである傷病関連データ308の構成例を示す。傷病関連データ308は、診療年月、医科医療機関コード、レセプト識別番号、対象者ID、傷病名コード、診療行為コード/医薬品コード、レセプトに記載されている点数および回数を含む。
以上のように、傷病関連情報は、傷病名コードと医療費とを関連付けたものである。
次に、図11を参照し、本実施形態に係る処理の手順について説明する。まず、読み出し部202が、レセプト記載診療行為データ302に格納された診療行為コードを読み出して、診療行為マスタ314の診療行為コードと照合する。そして、一致した診療行為コードに対応する傷病名分類コードを診療行為マスタ314から読み出す(1)。
次いで、(1)で読み出した診療行為マスタ314の傷病名分類コードと、傷病名マスタ320中の分類コードとを照合し、一致する分類コードに関連付けられた傷病名コードを傷病名マスタ320から読み出す(2)。
そして、探索部204がレセプト記載傷病名データ304を探索し、(1)で読み出された診療行為コードと同一のレセプト識別番号を有する傷病名コードのうちから、(2)において読み出された傷病名コードに含まれるものを選択する。このようにして選択された傷病名コードと、レセプト記載診療行為データ320の診療行為コード、点数および回数とを組み合わせて、傷病関連データ308に格納する。その後、レセプト記載診療行為データ302の按分済みフラグを立てる(3)。
以上のようにして、レセプト記載情報から診療行為コードを読み出し、読み出された診療行為コードと同じ分類コードに関連付けられた傷病名コードをマスタ情報から読み出し、読み出された診療行為コードと同一のレセプトIDを有する傷病名コードのうちから、読み出された傷病名コードに含まれるものを選択し、取り出された診療行為コードと関連付けられた医療費をレセプト記載情報から読み出し、読み出された医療費を、選択された傷病名コードと関連付けて傷病関連情報として記憶する処理が行われる。
なお、上記の手順において分類コードを使用せずに、診療行為コードと傷病名コードとを直接関連付けたものをマスタ情報として記憶しても良い。この場合は、レセプト記載診療行為データ302から読み出した診療行為コードと関連付けられた傷病名コードを当該マスタ情報から取り出し、この傷病名コードとレセプト記載情報中の傷病名コードとを照合する。
(第2実施形態)
診療行為と傷病名の関連付けにおいて、部位情報を使用し絞り込みする処理について説明する。
単純撮影(撮影)や単純撮影(診断)など、画像診断に関する診療行為は、その項目単体では、対応する傷病名の範囲が広いため、レセプトには、殆どの場合部位と共に記載がなされている。例えば、「鎖骨骨折」の場合、摘要欄には「胸部 単純撮影(撮影)」「胸部 単純撮影(診断)」のような記載が行われる。また、胃癌や肺転移などの悪性新生物に関する場合も同様に「腹部 単純撮影(撮影)」や「胸部 単純撮影(撮影)」のように記載される。
そのため、部位が記載されている画像診断などの診療行為に関しては、レセプトに記載される部位の情報を利用し、傷病名と関連付けする。
図12は、レセプト記載傷病名データ304の構成例を示す。レセプト記載傷病名データ304は、診療年月、医科医療機関コード、レセプト識別番号、対象者ID、支払基金で使用している7桁の傷病名コード、名称を含む。医科医療機関コードは、レセプトを発行した医療機関を識別するための任意のコードである。レセプト識別番号は、レセプトを一意に識別するためのIDである。対象者IDは、レセプトに記載されている人物を一意に識別するためのIDである。
図13は、本実施形態による診療行為と傷病名の関連付けにおいて、傷病名を絞り込みする処理の概要を示す図である。
図13に示す例では、傷病部位マスタ318に傷病名「胃癌」と傷病部位「腹部」が対応付けて記憶される。レセプトに診療行為「腹部 X−P」が含まれている場合、読み出し部202は傷病部位マスタ318を参照し、部位「腹部」に対応する傷病名コードを読み出す。ここで読み出す傷病名コードには[胃癌]の傷病名コードが含まれる。探索部204は読み出した傷病名コードを用いてレセプト記載傷病名データ304の探索を行う。そして、レセプト記載傷病名データ304から傷病名「胃癌」の傷病名コードを見つけ出すと、診療行為「腹部 X−P」に対応する点数(261×2)を傷病名「胃癌」の傷病名コードと対応付ける。
次に、図14を参照し、本実施形態に係る処理の手順について説明する。まず、読み出し部202が、レセプト記載診療行為データ302に格納された診療行為コードを読み出して、診療行為マスタ314の診療行為コードと照合する。そして、一致した診療行為コードに対応する傷病名分類コードを診療行為マスタ314から読み出す(1)。
次いで、レセプト記載診療行為データ302から、読み出した診療行為コードに対応する部位情報を読み出し、傷病部位マスタ318の部位コードと照合する(2)。そして、一致した部位コードに対応する該当傷病名コードを抽出する。
次いで、(1)で読み出した診療行為マスタ314の傷病名分類コードと、傷病名マスタ320の傷病名分類コードとを照合し、一致する傷病名分類コードに関連付けられた傷病名コードを傷病名マスタ320から読み出す。さらに、ここで読み出された傷病名コードと、(2)で抽出された該当傷病名コードを照合することにより、傷病名コードの絞込みを行う(3)。
そして、探索部204がレセプト記載傷病名データ304を探索し、(1)で読み出された診療行為コードと同一のレセプト識別番号を有する傷病名コードのうちから、(3)において絞り込まれた傷病名コードに含まれるものを選択する(4)。その傷病名コードと、レセプト記載診療行為データ320の診療行為コード、点数および回数とを組み合わせて、傷病関連データ308に格納する。その後、レセプト記載診療行為データ302の按分済みフラグを立てる(4)。
以上のようにして、レセプト記載情報に診療行為の部位をコードに変換した部位コードをさらに含め、マスタ情報の部位コードと傷病名コードとを関連付けることで、読み出された傷病名コードを、部位コードに関連付けられた傷病名コードに絞り込み、読み出された診療行為コードと同一のレセプトIDを有する傷病名コードのうちから、絞り込まれた傷病名コードに含まれるものを選択する処理が行われる。
なお、上記の手順において分類コードを使用せずに、診療行為コードと部位コードと傷病名コードとを関連付けたものをマスタ情報として記憶しても良い。この場合は、レセプト記載診療行為データ302から読み出した診療行為コードに対応する傷病名コードをマスタ情報から抽出し、さらにレセプト記載診療行為データ302から読み出した部位コードにより傷病名コードを絞込む。そして、この絞り込まれた傷病名コードとレセプト記載情報中の傷病名コードとを照合する。
(第3実施形態)
次に、医薬品の医療費を傷病名毎に振り分ける際に、分類コードを使用する実施形態について説明する。
本実施形態に関わるマスタデータは、図6を参照して上述した傷病名マスタ320に加え、医薬品マスタ326および症状マスタ324を含む。
医薬品マスタ326、症状マスタ324の構成について説明する。医薬品について、厚生労働省では、商品名を表す支払基金コードにて管理を行っている。医薬品と傷病名を関連付ける情報は、添付文書の効能・効果欄に記載されている。例えば、○○○錠や○○○細粒は、同一の添付文書にてその効能・効果が記載される。
○○○錠の添付文書には、5つの医薬品名が記載されており、従来これらは医薬品マスタ内で図15(a)に示すようにそれぞれ異なる基金コードにより管理されていた。○○○錠の添付文書に図15(b)に示すような症状が記載されている場合、従来は、基金コードと症状を対応付ける際、図15(c)のように、5薬品×4症状分のデータの作成が必要になる。また、添付文書が変更されれば、これら全てのデータを見直す必要がある。
その対応策として、本実施形態では、医薬品の添付文書に記載される医薬品の一般名をコード化し、一般名と傷病名の関連情報を管理する。これにより、メンテナンス効率が向上する。
例えば、○○○錠の添付文書には、「△△△製剤」という一般名が記載されている。この一般名を、図16(a)に示すように一般名コードと関連付ける。そして、図16(b)に示すように、○○○錠の添付文書に記載されている医薬品に対し一般名コードを割り当てる。
添付文書の効能・効果に記載される症状を一般名に対して管理すると、図16(c)に示すようになる。これにより、データ量が図15(c)に示すものと比較して5分の1に減らすことができる。また、データのメンテナンスを行う場合も、一般名コードに対して行うことができ、作業効率が向上する。
図17は、本実施形態に係る医薬品マスタ326の構成例を示す。医薬品マスタ326は、医薬品コードと、医薬品を成分や剤型毎に分類した一般名コードと、コードに対応した医薬品の商品名を示す名称とを含む。
図18は、症状マスタ324の構成例を示す。症状マスタ324は、一般名コードと、症状名と、傷病名分類コードとを含む。
以上のように、マスタ情報の医薬品コードは、一般名コードを介して傷病名分類コードと関連付けられている。
本実施形態では、レセプト記載情報として、図9を参照して説明したレセプト記載傷病名データ304に加え、レセプト記載医薬品データ306を使用する。
図19は、レセプト記載医薬品データ306の構成例を示す。レセプト記載医薬品データ306は、診療年月、医科医療機関コード、調剤医療機関コード、レセプト識別番号、対象者ID、医薬品コード、名称、使用量、点数、回数、按分済みフラグを含む。医科医療機関コードは、処方箋を発行した医療機関を識別するための任意のコードである。調剤医療機関コードは、レセプトを発行した医療機関を識別するための任意のコードである。按分済みフラグは、医薬品と傷病名の関連付けが行われたかどうかを示す。
次に、図20を参照し、本実施形態に係る病名と医薬品の関連付け処理について説明する。
まず、読み出し部202が、レセプト記載医薬品データ306から医薬品コードを読み出し、医薬品マスタ326の医薬品コードと照合し、一致した医薬品コードに対応する一般名コードを医薬品マスタ326から抽出する(1)。
次いで、抽出した一般名コードを用いて症状マスタ324を検索し、該当する一般名コードに対応付けられた傷病名分類コードを読み出す(2)。
次いで、読み出した傷病名分類コードと傷病名マスタ320の分類コードを照合し、一致した分類コードに対応する傷病名コードを傷病名マスタ320から読み出す(3)。
そして、探索部204が、レセプト記載傷病名データ304を探索し、(1)で読み出された医薬品コードと同一のレセプト識別番号を有する傷病名コードのうちから、(3)において読み出された傷病名コードに含まれるものを選択する。その傷病名コードと、レセプト記載医薬品データ320の医薬品コード、点数および回数とを組み合わせて、傷病関連データ308に格納する。その後、レセプト記載医薬品データ306の按分済みフラグを立てる(4)。
以上のようにして、レセプト記載情報から医薬品コードを読み出し、読み出された医薬品コードと同じ分類コードに関連付けられた傷病名コードをマスタ情報から読み出し、読み出された医薬品コードと同一のレセプトIDを有する傷病名コードのうちから、読み出された傷病名コードに含まれるものを選択し、取り出された医薬品コードと関連付けられた医療費をレセプト記載情報から読み出し、読み出された医療費を、取り出された傷病名コードと関連付ける処理が行われる。
なお、上記の手順において一般名コードを使用せずに、医薬品コードと傷病名コードとを直接関連付けたものをマスタ情報として記憶しても良い。この場合は、レセプト記載医薬品データ306から読み出した医薬品コードと関連付けられた傷病名コードを当該マスタ情報から取り出し、この傷病名コードとレセプト記載情報中の傷病名コードとを照合する。
(第4実施形態)
上述した実施形態では、例えばレセプトの摘要欄に「粘膜点墨法加算」と記載されている場合、この医療費を傷病名に割り当てることができない。これは、診療行為の技術料「粘膜点墨法加算」が傷病名と直接関連付けができないからである。本実施形態では、このような不具合を解決するため、傷病名コードと診療行為コード、または診療行為コード同士を関連付けて記憶し、診療行為の医療費を傷病名毎に振り分ける際に、関連付けされた診療行為コードを使用する。
図21は、本実施形態に係る関連付け処理の概要を説明する図である。傷病名と直接関連付けができない診療行為の技術料「粘膜点墨法加算」は、診療行為「胃・十二指腸ファイバースコピー」と関連付けられる。また、傷病名「慢性胃炎」「胃潰瘍」は診療行為「胃・十二指腸ファイバースコピー」と関連付けられている。これにより、診療行為「粘膜点墨法」は間接的に「慢性胃炎」「胃潰瘍」と関連付けられている。
レセプト情報から診療行為「粘膜点墨法」の診療行為コードを読み出した場合、読み出し部202は診療対診療データ312を参照して、「粘膜点墨法」に関連付けされた診療行為を読み出す。同図に示す例では診療行為「胃・十二指腸ファイバースコピー」が読み出される。これにより、診療行為マスタ314と傷病名マスタ320を参照して、診療行為「胃・十二指腸ファイバースコピー」に関連付けられた傷病名「慢性胃炎」「胃潰瘍」が抽出される。
本実施形態では、マスタ情報として、図7を参照して説明した診療行為マスタ314に加え、診療対診療データ312が使用される。図22は、診療対診療データ312の構成例を示す。診療対診療データ312は、元コードと、相手コードと、区分を含む。元コードは、診療行為と診療行為の組み合わせを判定するための元になる診療行為コードである。相手コードは、対になる相手のコードであり、診療行為コードと診療行為の分類コードの2種類の状態で格納される。区分は、相手コードの種類を判別するためのものであり、「0」は相手コードが診療行為コードで格納されていることを、「1」は相手コードが診療行為の分類コードで格納されていることをそれぞれ示す。
次に、図23を参照し、本実施形態に係る診療行為と診療行為の関連付け処理について説明する。
まず、読み出し部202が、レセプト記載診療行為データ302の按分済みフラグが0である行の診療行為コードを用いて、診療対診療データ312の元コードを検索する。そして、一致した元コードに対応する相手コードを診療対診療データ312から読み出す(1)。
次いで、診療対診療データ312の区分が0のとき、診療対診療データ312の相手コードを用いて診療行為マスタ314の診療行為コードを検索する。一方、診療対診療データ312の区分が1のときは、診療対診療データ312の相手コードを用いて診療行為マスタ314の傷病名分類コードを検索する。次いで、診療行為マスタ314から該当する診療行為コードまたは分類コードに対応付けられた診療行為コードを読み出す(2)。
読み出した診療行為コードを用いて、レセプト記載診療行為データ302を探索し、(1)で読み出したコードと同一のレセプト識別番号を有する行の中で、按分済みフラグが1の診療行為コードを検索する。そして、見つかった診療行為コードを使用して、第1実施形態および第2実施形態で説明した傷病名と診療行為の関連付け処理を行う。このとき、傷病関連データを作成する際の診療行為コードには、傷病名と関連付けるコードとして本実施形態の(1)にて使用した診療行為コードを用いる。
以上のようにして、読み出された診療行為コードが他の診療行為コードと関連付けられている場合、当該他の診療行為コードと同じ分類コードに関連付けられた傷病名コードをマスタ情報から読み出す処理が行われる。
(第5実施形態)
次に、診療行為コードと医薬品コードを関連付けて記憶し、医薬品の医療費を傷病名毎に振り分ける際に、関連付けされた診療行為コードを使用する実施形態について説明する。
図24は、本実施形態に係る関連付け処理の概要を説明する図である。麻酔前に投与される医薬品のように傷病名と直接関連付けができない「□□□□□0.25mg錠」は、診療行為「子宮全摘術」と関連付けられている。また、傷病名「子宮筋腫」は診療行為「子宮全摘術」と関連付けられている。
レセプト情報から医薬品「□□□□□0.25mg錠」の医薬品コードを読み出した場合、読み出し部202はさらに同一のレセプト識別番号を有する他の情報から麻酔および手術に分類される行為の診療行為コードを読み出す。同図に示す例では診療行為「子宮全摘術」の診療行為コードが読み出される。これにより、診療行為マスタ314と傷病名マスタ320を参照して、診療行為「子宮全摘術」に関連付けられた傷病名「子宮筋腫」が抽出される。
本実施形態では、マスタデータとして、診療行為マスタ314(図7)、症状マスタ324(図18)、医薬品マスタ326(図17)に加え、医薬品対診療データ328が使用される。
図25は、医薬品対診療データ328の構成例を示す。医薬品対診療データ328は、一般名コードと、症状名と、診療行為分類コードとを含んでいる。症状名は、例えば医薬品の添付文書の効能・効果名を使用することができる。診療行為分類コードは、診療行為と関連付けするための分類コードであり、診療行為マスタ314の分類コードと紐付けることができる。
次に、図26を参照し、本実施形態に係る診療行為と医薬品の関連付け処理について説明する。
まず、読み出し部202が、レセプト記載医薬品データ306の按分済みフラグが0の行の医薬品コードを読み出し、医薬品マスタ326の医薬品コードと照合する。そして、一致した医薬品コードに対応する一般名コードを読み出す(1)。
次いで、読み出された一般名コードを用いて、医薬品対診療データ328を検索し、見つかった行に含まれた診療行為分類コードを読み出す(2)。
次いで、読み出された診療行為分類コードと、診療行為マスタ314の傷病名分類コードとを照合する。照合した結果、一致した傷病名分類コードに対応する診療行為コードを抽出する(3)。
抽出された診療行為コードを用いて、レセプト記載診療行為データ302内を検索し、(1)で読み出した医薬品コードと同一のレセプト識別番号を有する行の中で、按分済みフラグが1である行の診療行為コードを検索する(4)。そして、見つかった診療行為コードを使用して、第1実施形態および第2実施形態で説明した傷病名と診療行為の関連付け処理を行う。
このとき、傷病関連データ308を作成する際、傷病名と関連付けるコードとして本実施形態の(1)で使用したレセプト記載医薬品データ306の医薬品コードを使用する。
次に、図27のフローチャートを参照し、本実施形態に係る医療費分解解析装置により実行される手順の概要について説明する。
ステップS504において、第1実施形態または第2実施形態で説明した傷病名と診療行為の関連付け処理を行う。
ステップS506において、第3実施形態で説明した傷病名と医薬品の関連付け処理を行う。
ステップS508において、第4実施形態で説明した診療行為と診療行為の関連付け処理を行う。
ステップS510において、第5実施形態で説明した診療行為と医薬品の関連付け処理を行う。
ステップS512において、傷病関連データ308が作成できなかった医薬品や診療行為の情報をレセプト記載の傷病名全てに割り当て傷病関連データ308を作成する。
このようにして傷病名と関連付けられた点数は、傷病名毎に加算する等して医療費統計に用いることが可能となる。なお、加算するタイミングは複数のレセプトについて関連付け処理が終了した後に行っても良く、あるいは1つのレセプトについて関連付け処理が終了する度に傷病名毎の点数を積算していくこととしても良い。
以上述べた形態以外にも種々の変形が可能である。しかしながら、特許請求の範囲に記載された技術思想に基づくものである限り、その変形は本発明の技術範囲内となる。
レセプトのフォーマットの例を示す図である。 本発明に係る医療費分解解析装置を実装可能なコンピュータシステムの構成を示すブロック図である。 本発明に係る医療費分解解析装置の機能構成例を示すブロック図である。 医療情報データベースを構成する各データの例を示す図である。 従来の傷病名マスタの構成例を示す図である。 本発明の一実施形態による傷病名マスタの構成例を示す図である。 本発明の一実施形態による診療行為マスタの構成例を示す図である。 本発明の一実施形態によるレセプト記載傷病名データの構成例を示す図である。 本発明の一実施形態によるレセプト記載診療行為データの構成例を示す図である。 本発明の一実施形態による傷病関連データの構成例を示す図である。 本発明の一実施形態による処理の手順を示す図である。 本発明の一実施形態による傷病部位マスタの構成例を示す図である。 本発明の一実施形態による診療行為と傷病名の関連付けにおいて、傷病名を絞り込みする処理の概要を示す図である。 本発明の一実施形態による処理の手順を示す図である。 (a)は従来の医薬品マスタ内のデータ、(b)は医薬品の添付文書に記載された症状の例、(c)は従来基金コードと症状を対応付けの際に必要なデータを示す図である。 (a)は一般名と一般名コードを関連付けた例、(b)は医薬品に対し一般名コードを割り当てる例、(c)は症状を一般名に対して管理する例を示す図である。 本発明の一実施形態による医薬品マスタの構成例を示す図である。 本発明の一実施形態による症状マスタの構成例を示す図である。 本発明の一実施形態によるレセプト記載医薬品データの構成例を示す図である。 本発明の一実施形態による傷病名と医薬品の関連付け処理を示す図である。 本発明の一実施形態による診療行為と診療行為の関連付け処理の概要を示す図である。 本発明の一実施形態による診療対診療データの構成例を示す図である。 本発明の一実施形態による診療行為と診療行為の関連付け処理を示す図である。 本発明の一実施形態による診療行為と医薬品の関連付け処理の概要を示す図である。 本発明の一実施形態による医薬品対診療データの構成例を示す図である。 本発明の一実施形態による診療行為と医薬品の関連付け処理を示す図である。 本発明の一実施形態による医療費分解解析装置により実行される手順を示すフローチャートである。
符号の説明
200 医療費分解解析装置
202 読み出し部
204 探索部
206 入力部
208 記憶装置
210 記憶制御部
310 診療行為基本マスタ
316 傷病名基本マスタ
322 医薬品基本マスタ
312 診療対診療データ
314 診療行為マスタ
316 傷病名基本マスタ
318 傷病部位マスタ
320 傷病名マスタ
322 医薬品基本マスタ
324 症状マスタ
326 医薬品マスタ
328 医薬品対診療データ
302 レセプト記載診療行為データ
304 レセプト記載傷病名データ
306 医薬品データ
302 レセプト記載診療行為データ
304 傷病名データ
306 医薬品データ
308 傷病関連データ

Claims (33)

  1. レセプトIDと傷病名コードとが関連付けられたレセプト記載傷病名データ、および前記レセプトIDと診療行為コードと医療費とが関連付けられたレセプト記載診療行為データを記憶したレセプト記載情報記憶手段と、
    前記傷病名コードと前記診療行為コードと関連付けられたマスタ情報を記憶したマスタ情報記憶手段と、
    前記レセプト記載情報記憶手段から診療行為コードを読み出す診療行為コード読み出し手段と、
    読み出された前記診療行為コードと関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出す傷病名コード読み出し手段と、
    前記レセプト記載情報記憶手段を探索し、読み出された前記診療行為コードと同一のレセプトIDに関連付けられた傷病名コードのうちから、前記傷病名コード読み出し手段により読み出された傷病名コードに含まれるものを選択する傷病名コード探索手段と、
    読み出された前記診療行為コードと関連付けられた医療費を前記レセプト記載情報記憶手段から読み出す医療費読み出し手段と、
    前記医療費読み出し手段により読み出された医療費を、前記傷病名コード探索手段により選択された傷病名コードと関連付けて記憶する制御手段と
    を備えたことを特徴とする医療費分解解析装置。
  2. 前記マスタ情報記憶手段は、前記傷病名コードおよび前記診療行為コードを分類コードと関連付けて記憶し、
    前記傷病名コード読み出し手段は、読み出された前記診療行為コードと同じ分類コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すことを特徴とする請求項1に記載の医療費分解解析装置。
  3. 前記レセプト記載情報記憶手段は、診療行為の部位コードを前記診療行為コードと関連付けてさらに記憶し
    前記マスタ情報記憶手段は、前記部位コードと前記傷病名コードとを関連付けて記憶し、
    前記傷病名コード読み出し手段は、選択された前記傷病名コードを、読み出された前記診療行為コードに対応する部位コードに関連付けて前記マスタ情報記憶手段に記憶された傷病名コードに絞り込み、
    前記傷病名コード探索手段は、前記レセプト記載情報記憶手段を探索し、読み出された前記診療行為コードと同一のレセプトIDを有する傷病名コードのうちから、絞り込まれた前記傷病名コードに含まれるものを選択することを特徴とする請求項1に記載の医療費分解解析装置。
  4. 前記レセプト記載情報記憶手段は、前記診療行為コードを前記傷病名コードまたは他の診療行為コードと関連付けて記憶し、
    読み出された前記診療行為コードが他の診療行為コードと関連付けられている場合、前記傷病名コード読み出し手段は前記他の診療行為コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すことを特徴とする請求項1に記載の医療費分解解析装置。
  5. 前記レセプト記載情報記憶手段は、前記診療行為コードを前記傷病名コードまたは他の診療行為コードと関連付けて記憶し、
    読み出された前記診療行為コードが他の診療行為コードと関連付けられている場合、前記傷病名コード読み出し手段は前記他の診療行為コードと同じ分類コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すことを特徴とする請求項2に記載の医療費分解解析装置。
  6. レセプトID傷病名コードとが関連付けられたレセプト記載傷病名データ、および前記レセプトIDと医薬品コード医療費とが関連付けられたレセプト記載医薬品データを記憶したレセプト記載情報記憶手段と、
    前記傷病名コードと前記医薬品コードと関連付けられたマスタ情報を記憶したマスタ情報記憶手段と、
    前記レセプト記載情報記憶手段から医薬品コードを読み出す医薬品コード読み出し手段と、
    読み出された前記医薬品コードと関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出す傷病名コード読み出し手段と、
    前記レセプト記載情報記憶手段を探索し、読み出された前記医薬品コードと同一のレセプトIDに関連付けられた傷病名コードのうちから、前記傷病名コード読み出し手段により読み出された傷病名コードに含まれるものを選択する傷病名コード探索手段と、
    読み出された前記医薬品コードと関連付けられた医療費を前記レセプト記載情報記憶手段から読み出す医療費読み出し手段と、
    前記医療費読み出し手段により読み出された医療費を、前記傷病名コード探索手段により選択された傷病名コードと関連付けて記憶する制御手段と
    を備えたことを特徴とする医療費分解解析装置。
  7. 前記マスタ情報記憶手段は、前記傷病名コードおよび前記医薬品コードを分類コードと関連付けて記憶し、
    前記傷病名コード読み出し手段は、読み出された前記医薬品コードと同じ分類コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すことを特徴とする請求項6に記載の医療費分解解析装置。
  8. 前記マスタ情報記憶手段は、医薬品を成分または剤型毎に分類するための一般名コードと複数の医薬品コードとをさらに関連付けて記憶し、
    前記傷病名コード読み出し手段は、読み出された前記医薬品コードと同じ一般名コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すことを特徴とする請求項6に記載の医療費分解解析装置。
  9. レセプトID傷病名コードとが関連付けられたレセプト記載傷病名データ、前記レセプトIDと医薬品コードと医療費とが関連付けられたレセプト記載医薬品データ、および前記レセプトIDと診療行為コードとが関連付けられたレセプト記載診療行為データを記憶したレセプト記載情報記憶手段と、
    前記傷病名コードと前記診療行為コードと関連付けられ、前記診療行為コードと前記医薬品コードと関連付けられたマスタ情報を記憶したマスタ情報記憶手段と、
    前記レセプト記載情報記憶手段から医薬品コードを読み出す医薬品コード読み出し手段と、
    読み出された前記医薬品コードに関連付けられた前記診療行為コードおよび前記傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すマスタ情報読み出し手段と、
    前記レセプト記載情報記憶手段を探索し、前記マスタ情報読み出し手段により読み出された前記診療行為コードと同一のレセプトIDに関連付けられた傷病名コードのうちから、前記マスタ情報読み出し手段により読み出された傷病名コードに含まれるものを選択する傷病名コード探索手段と、
    読み出された前記医薬品コードと関連付けられた医療費を前記レセプト記載情報記憶手段から読み出す医療費読み出し手段と、
    前記医療費読み出し手段により読み出された医療費を、前記傷病名コード探索手段により選択された傷病名コードと関連付けて記憶する制御手段と
    を備えたことを特徴とする医療費分解解析装置。
  10. 前記マスタ情報記憶手段は、前記傷病名コードおよび前記診療行為コードを分類コードと関連付けて記憶し、
    前記傷病名コード読み出し手段は、読み出された前記医薬品コードに関連付けられた診療行為コードと同じ分類コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すことを特徴とする請求項9に記載の医療費分解解析装置。
  11. 前記マスタ情報記憶手段は、前記医薬品を成分または剤型毎に分類するための一般名コードと複数の医薬品コードとをさらに関連付けて記憶し、
    前記傷病名コード読み出し手段は、読み出された前記医薬品コードと同じ一般名コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すことを特徴とする請求項9に記載の医療費分解解析装置。
  12. レセプトに記載された医療費を傷病名毎に分解するための医療費分解解析装置における医療費分解解析方法であって、
    レセプトIDと傷病名コードとが関連付けられたレセプト記載傷病名データ、および前記レセプトIDと診療行為コードと医療費とが関連付けられたレセプト記載診療行為データをレセプト記載情報記憶手段に記憶するステップと、
    前記傷病名コードを前記診療行為コードと関連付けマスタ情報記憶手段に記憶するステップと、
    診療行為コード読み出し手段が、前記レセプト記載情報記憶手段から診療行為コードを読み出すステップと、
    傷病名コード読み出し手段が、読み出された前記診療行為コードと関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すステップと、
    傷病名コード探索手段が、前記レセプト記載情報記憶手段を探索し、読み出された前記診療行為コードと同一のレセプトIDに関連付けられた傷病名コードのうちから、読み出された前記傷病名コードに含まれるものを選択するステップと、
    医療費読み出し手段が、読み出された前記診療行為コードと関連付けられた医療費を前記レセプト記載情報記憶手段から読み出すステップと、
    記憶制御手段が、読み出された前記医療費を、選択された前記傷病名コードと関連付けて記憶するステップと
    を備えたことを特徴とする医療費分解解析方法。
  13. 前記マスタ情報記憶手段に記憶するステップにおいて、前記傷病名コードおよび前記診療行為コードを分類コードと関連付けて記憶し、
    前記マスタ情報記憶手段から読み出すステップにおいて、読み出された前記診療行為コードと同じ分類コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すことを特徴とする請求項12に記載の医療費分解解析方法。
  14. 前記レセプト記載情報記憶手段は、診療行為の部位コードを前記診療行為コードと関連付けてさらに記憶し
    前記マスタ情報を記憶するステップにおいて、前記部位コードと前記傷病名コードとを関連付けて記憶し、
    前記傷病名コードを読み出すステップにおいて、選択された前記傷病名コードを、読み出された前記診療行為コードに対応する部位コードに関連付けて前記マスタ情報記憶手段に記憶された傷病名コードに絞り込み、
    前記傷病名コードを選択するステップにおいて、前記レセプト記載情報記憶手段を探索し、読み出された前記診療行為コードと同一のレセプトIDを有する傷病名コードのうちから、絞り込まれた前記傷病名コードに含まれるものを選択することを特徴とする請求項12に記載の医療費分解解析方法。
  15. 前記レセプト記載情報を記憶するステップにおいて、前記診療行為コードを前記傷病名コードまたは他の診療行為コードと関連付けて記憶し、
    読み出された前記診療行為コードが他の診療行為コードと関連付けられている場合、前記傷病名コードを読み出すステップにおいて、前記他の診療行為コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すことを特徴とする請求項12に記載の医療費分解解析方法。
  16. 前記レセプト記載情報を記憶するステップにおいて、前記診療行為コードを前記傷病名コードまたは他の診療行為コードと関連付けて記憶し、
    読み出された前記診療行為コードが他の診療行為コードと関連付けられている場合、前記傷病名コードを読み出すステップにおいて、前記他の診療行為コードと同じ分類コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すことを特徴とする請求項13に記載の医療費分解解析方法。
  17. レセプトに記載された医療費を傷病名毎に分解するための医療費分解解析装置における医療費分解解析方法であって、
    レセプトID傷病名コードとが関連付けられたレセプト記載傷病名データ、および前記レセプトIDと医薬品コード医療費とが関連付けられたレセプト記載医薬品データをレセプト記載情報記憶手段に記憶するステップと、
    前記傷病名コードを前記医薬品コードと関連付けてマスタ情報記憶手段に記憶するステップと、
    医薬品コード読み出し手段が、前記レセプト記載情報記憶手段から医薬品コードを読み出すステップと、
    傷病名コード読み出し手段が、読み出された前記医薬品コードと関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すステップと、
    傷病名コード探索手段が、前記レセプト記載情報記憶手段を探索し、読み出された前記医薬品コードと同一のレセプトIDに関連付けられた傷病名コードのうちから、読み出された前記傷病名コードに含まれるものを選択するステップと、
    医療費読み出し手段が、読み出された前記医薬品コードと関連付けられた医療費を前記レセプト記載情報記憶手段から読み出すステップと、
    記憶制御手段が、読み出された前記医療費を、選択された前記傷病名コードと関連付けて記憶するステップと
    を備えたことを特徴とする医療費分解解析方法。
  18. 前記マスタ情報記憶手段に記憶するステップにおいて、前記傷病名コードおよび前記医薬品コードを分類コードと関連付けて記憶し、
    前記マスタ情報記憶手段から読み出すステップにおいて、読み出された前記医薬品コードと同じ分類コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すことを特徴とする請求項17に記載の医療費分解解析方法。
  19. 前記マスタ情報を記憶するステップにおいて、医薬品を成分または剤型毎に分類するための一般名コードと複数の医薬品コードとをさらに関連付けて記憶し、
    前記マスタ情報記憶手段から読み出すステップにおいて、読み出された前記医薬品コードと同じ一般名コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すことを特徴とする請求項17に記載の医療費分解解析方法。
  20. レセプトに記載された医療費を傷病名毎に分解するための医療費分解解析装置における医療費分解解析方法であって、
    レセプトID傷病名コードとが関連付けられたレセプト記載傷病名データ、前記レセプトIDと医薬品コードと医療費とが関連付けられたレセプト記載医薬品データ、および前記レセプトIDと診療行為コードとが関連付けられたレセプト記載診療行為データをレセプト記載情報記憶手段に記憶するステップと、
    前記傷病名コードと前記診療行為コードとを関連付け、前記診療行為コードと前記医薬品コードとを関連付けマスタ情報記憶手段に記憶するステップと、
    前記傷病名コードと医療費とを関連付けて傷病関連情報記憶手段に記憶するステップと、
    医薬品コード読み出し手段が、前記レセプト記載情報記憶手段から医薬品コードを読み出すステップと、
    傷病名コード読み出し手段が、読み出された前記医薬品コードに関連付けられた前記診療行為コードおよび前記傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すマスタ情報読み出し手段と、
    傷病名コード探索手段が、前記レセプト記載情報記憶手段を探索し、読み出された前記診療行為コードと同一のレセプトIDに関連付けられた傷病名コードのうちから、読み出された前記傷病名コードに含まれるものを選択するステップと、
    医療費読み出し手段が、読み出された前記医薬品コードと関連付けられた医療費を前記レセプト記載情報記憶手段から読み出すステップと、
    記憶制御手段が、読み出された前記医療費を、選択された前記傷病名コードと関連付けて記憶するステップと
    を備えたことを特徴とする医療費分解解析方法。
  21. 前記マスタ情報記憶手段に記憶するステップにおいて、前記傷病名コードおよび前記診療行為コードを分類コードと関連付けて記憶し、
    前記マスタ情報記憶手段から読み出すステップにおいて、読み出された前記医薬品コードに関連付けられた診療行為コードと同じ分類コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すことを特徴とする請求項20に記載の医療費分解解析方法。
  22. 前記マスタ情報を記憶するステップおいて、前記医薬品を成分または剤型毎に分類するための一般名コードと複数の医薬品コードとをさらに関連付けて記憶し、
    前記マスタ情報記憶手段から読み出すステップにおいて、読み出された前記医薬品コードと同じ一般名コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すことを特徴とする請求項20に記載の医療費分解解析方法。
  23. コンピュータを、
    レセプトIDと傷病名コードとが関連付けられたレセプト記載傷病名データ、および前記レセプトIDと診療行為コードと医療費とが関連付けられたレセプト記載診療行為データを記憶したレセプト記載情報記憶手段、
    前記傷病名コードと前記診療行為コードと関連付けられたマスタ情報を記憶したマスタ情報記憶手段、
    前記レセプト記載情報記憶手段から診療行為コードを読み出す診療行為コード読み出し手段、
    読み出された前記診療行為コードと関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出す傷病名コード読み出し手段、
    前記レセプト記載情報記憶手段を探索し、読み出された前記診療行為コードと同一のレセプトIDに関連付けられた傷病名コードのうちから、前記傷病名コード読み出し手段により読み出された傷病名コードに含まれるものを選択する傷病名コード探索手段、
    読み出された前記診療行為コードと関連付けられた医療費を前記レセプト記載情報記憶手段から読み出す医療費読み出し手段、および
    前記医療費読み出し手段により読み出された医療費を、前記傷病名コード探索手段により選択された傷病名コードと関連付けて記憶する制御手段として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  24. 前記マスタ情報記憶手段は、前記傷病名コードおよび前記診療行為コードを分類コードと関連付けて記憶し、
    前記傷病名コード読み出し手段は、読み出された前記診療行為コードと同じ分類コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すことを特徴とする請求項23に記載のコンピュータプログラム。
  25. 前記レセプト記載情報記憶手段は、診療行為の部位コードを前記診療行為コードと関連付けてさらに記憶し
    前記マスタ情報記憶手段は、前記部位コードと前記傷病名コードとを関連付けて記憶し、
    前記傷病名コード読み出し手段は、選択された前記傷病名コードを、読み出された前記診療行為コードに対応する部位コードに関連付けて前記マスタ情報記憶手段に記憶された傷病名コードに絞り込み、
    前記傷病名コード探索手段は、前記レセプト記載情報記憶手段を探索し、読み出された前記診療行為コードと同一のレセプトIDを有する傷病名コードのうちから、絞り込まれた前記傷病名コードに含まれるものを選択することを特徴とする請求項23に記載のコンピュータプログラム。
  26. 前記レセプト記載情報記憶手段は、前記診療行為コードを前記傷病名コードまたは他の診療行為コードと関連付けて記憶し、
    読み出された前記診療行為コードが他の診療行為コードと関連付けられている場合、前記傷病名コード読み出し手段は前記他の診療行為コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すことを特徴とする請求項23に記載のコンピュータプログラム。
  27. 前記レセプト記載情報記憶手段は、前記診療行為コードを前記傷病名コードまたは他の診療行為コードと関連付けて記憶し、
    読み出された前記診療行為コードが他の診療行為コードと関連付けられている場合、前記傷病名コード読み出し手段は前記他の診療行為コードと同じ分類コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すことを特徴とする請求項24に記載のコンピュータプログラム。
  28. コンピュータを、
    レセプトID傷病名コードとが関連付けられたレセプト記載傷病名データ、および前記レセプトIDと医薬品コード医療費とが関連付けられたレセプト記載医薬品データを記憶したレセプト記載情報記憶手段、
    前記傷病名コードと前記医薬品コードと関連付けられたマスタ情報を記憶したマスタ情報記憶手段、
    前記レセプト記載情報記憶手段から医薬品コードを読み出す医薬品コード読み出し手段、
    読み出された前記医薬品コードと関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出す傷病名コード読み出し手段、
    前記レセプト記載情報記憶手段を探索し、読み出された前記医薬品コードと同一のレセプトIDに関連付けられた傷病名コードのうちから、前記傷病名コード読み出し手段により読み出された傷病名コードに含まれるものを選択する傷病名コード探索手段、
    読み出された前記医薬品コードと関連付けられた医療費を前記レセプト記載情報記憶手段から読み出す医療費読み出し手段、および
    前記医療費読み出し手段により読み出された医療費を、前記傷病名コード探索手段により選択された傷病名コードと関連付けて記憶する制御手段として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  29. 前記マスタ情報記憶手段は、前記傷病名コードおよび前記医薬品コードを分類コードと関連付けて記憶し、
    前記傷病名コード読み出し手段は、読み出された前記医薬品コードと同じ分類コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すことを特徴とする請求項28に記載のコンピュータプログラム。
  30. 前記マスタ情報記憶手段は、医薬品を成分または剤型毎に分類するための一般名コードと複数の医薬品コードとをさらに関連付けて記憶し、
    前記傷病名コード読み出し手段は、読み出された前記医薬品コードと同じ一般名コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すことを特徴とする請求項28に記載のコンピュータプログラム。
  31. コンピュータを、
    レセプトID傷病名コードとが関連付けられたレセプト記載傷病名データ、前記レセプトIDと医薬品コードと医療費とが関連付けられたレセプト記載医薬品データ、および前記レセプトIDと診療行為コードとが関連付けられたレセプト記載診療行為データを記憶したレセプト記載情報記憶手段、
    前記傷病名コードと前記診療行為コードと関連付けられ、前記診療行為コードと前記医薬品コードと関連付けられたマスタ情報を記憶したマスタ情報記憶手段、
    前記レセプト記載情報記憶手段から医薬品コードを読み出す医薬品コード読み出し手段、
    読み出された前記医薬品コードに関連付けられた前記診療行為コードおよび前記傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すマスタ情報読み出し手段と、
    前記レセプト記載情報記憶手段を探索し、前記マスタ情報読み出し手段により読み出された前記診療行為コードと同一のレセプトIDに関連付けられた傷病名コードのうちから、前記マスタ情報読み出し手段により読み出された傷病名コードに含まれるものを選択する傷病名コード探索手段、
    読み出された前記医薬品コードと関連付けられた医療費を前記レセプト記載情報記憶手段から読み出す医療費読み出し手段、および
    前記医療費読み出し手段により読み出された医療費を、前記傷病名コード探索手段により選択された傷病名コードと関連付けて記憶する制御手段として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  32. 前記マスタ情報記憶手段は、前記傷病名コードおよび前記診療行為コードを分類コードと関連付けて記憶し、
    前記傷病名コード読み出し手段は、読み出された前記医薬品コードに関連付けられた診療行為コードと同じ分類コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すことを特徴とする請求項31に記載のコンピュータプログラム。
  33. 前記マスタ情報記憶手段は、前記医薬品を成分または剤型毎に分類するための一般名コードと複数の医薬品コードとをさらに関連付けて記憶し、
    前記傷病名コード読み出し手段は、読み出された前記医薬品コードと同じ一般名コードに関連付けられた傷病名コードを前記マスタ情報記憶手段から読み出すことを特徴とする請求項31に記載のコンピュータプログラム。
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