JP4312060B2 - 塗料用容器 - Google Patents

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Description

この発明は、容器本体を手にぶら下げながら、その容器本体内の塗料を刷毛に含ませるために使用する塗料用容器に関する。
この種の塗料用容器として、特許文献1に記載されたものが従来から知られているが、この従来の塗料用容器を示したのが、図3および図4である。この図3および図4に示した塗料用容器は、その容器本体aの開口を内側に絞るようにして縮小傾斜部1を形成するとともに、この縮小傾斜部1の開口縁を刷毛に付着した塗料を掻き落とすための掻き落とし部1aとしている。さらに、この容器本体aは、上記開口の直径方向両端に取っ手2の基端を回動自在に取り付けている。
上記のようにした塗料用容器は、次のようにして使用する。すなわち、容器本体aに塗料を入れ、一方の手で取っ手2をぶら下げながら、他方の手に持った刷毛3を塗料に浸すとともに、その塗料を浸した刷毛3で塗装作業をする。このとき、刷毛3に塗料を含ませ過ぎたときには、刷毛3を掻き落とし部1aに強く押し付けながら、必要以上の塗料を容器本体aに戻す。また、刷毛3に塗料をなじませるためにも、刷毛3を掻き落とし部1aに押し付けることがある。
実用新案登録第3046811号公報
上記従来の塗料用容器では、容器本体aと取っ手2とが相対回転自在になっているので、上記のように一方の手で取っ手2をぶら下げながら、他方の手に持った刷毛3を掻き落とし部1aに強く押し付けると、図4に示すように、容器本体aの方が傾いてしまう。しかし、容器本体aが傾き過ぎると、場合によっては、その中に入れた塗料がこぼれてしまい、それこそ周囲を汚してしまうという問題があった。
また、容器本体aが傾いて塗料がこぼれやすくなると、塗装作業者は、塗料がこぼれるのを気遣って、刷毛3に必要以上に含まれた塗料を掻き落としきらないまま塗装作業をしてしまう傾向もあった。しかし、刷毛3に必要以上の塗料が含まれていると、塗料が周辺にぼたぼたと落ちたり、塗装面が不均一になったりしてしまうという問題が発生してしまう。
さらに、前記したように刷毛3に塗料をなじませるためにも、掻き落とし部1aに刷毛3を押し付けるが、このときにも、掻き落とし部1aに対する刷毛3の押し付け力が弱くなると、刷毛3に塗料が十分になじまず、塗装面にむらができてしまう。
この発明の目的は、刷毛を掻き落とし部に強く押し付けても、容器本体が傾いて中の塗料がこぼれないようにした塗料用容器を提供することである。
この発明は、容器本体に、その開口に向かって内径を縮小する縮小傾斜部を形成、この縮小傾斜部の開口縁を、刷毛に付着した塗料を掻き落とすための掻き落とし部とするとともに、上記容器本体に取っ手を設け、この取っ手と容器本体とを相対回転自在にした塗料用容器を前提とする。
上記塗料容器を前提とし、この発明は、上記容器本体の上側部分に、底部よりも径を大きくした拡大径部を形成するとともに、この拡大径部には、容器本体の開口に向かって徐々に径を拡大した拡大傾斜部を形成し、この拡大傾斜部に、上記開口に向かって徐々に径を縮小した上記縮小傾斜部を連続させて、これら拡大傾斜部と縮小傾斜部との境界部分には、円周方向に連続する稜部を形成する一方、上記取っ手の回動基点を、容器本体の直径方向に互いに対抗する部分であって、上記稜部よりも下側の拡大径部に位置させ、さらに、上記稜部であって、容器本体の開口面に対してほぼ直角に起立させた取っ手の側部に相当する部分に、取っ手に接してその取っ手に対して容器本体が回動するのを規制する回動規制突部を設けた点に特徴を有する。
の発明によれば、取っ手に対して容器本体の回動を規制する回動規制突部を設けたので、刷毛を掻き落とし部に強く押し付けても、容器本体が傾いたりしない。このように容器本体が傾かないので、作業者は安心して刷毛の塗料を掻き落とすことができるとともに、刷毛に塗料を十分になじませながら、塗装作業をすることができる。
このように安心して刷毛の塗料を掻き落とし、しかも刷毛に塗料を十分になじませながら塗装作業ができるので、塗装面を常に均一に塗装することができる。
さらに、拡大傾斜部と縮小傾斜部との境界部分に、円周方向に連続する稜部を設け、この稜部に回動規制突部を設けたので、回動規制突部と取っ手との押し付け力を大きく確保できる。このように押し付け力を大きく確保できるので、刷毛を強い力で掻き落とし部に押し付けたとしても、容器本体の傾きを確実に規制することができる。したがって、塗装作業者は、掻き落とし時の力を加減することがなくなる。このように力加減を必要としないので、塗装作業者の作業効率が向上することになる。
図1および図2に示した実施形態は、容器本体Aの上側部分に、底部4よりも径を大きくした拡大径部5を形成するとともに、この拡大径部5には、容器本体Aの開口6に向かって徐々に径を拡大した拡大傾斜部7を形成している。また、この拡大傾斜部7には、上記開口6に向かって徐々に径を縮小した縮小傾斜部8を連続させるとともに、この縮小傾斜部8の縁を掻き落とし部8aとしている。
上記のように拡大傾斜部7と縮小傾斜部8とを連続させることによって、それらの境界部分には、円周方向に連続する稜部9が形成される。そして、容器本体Aには取っ手10を回動自在に設けているが、その回動基点10aは、容器本体Aの直径方向に互いに対抗する部分であって、上記稜部9よりも下側にある拡大径部5に位置させている。
そして、上記取っ手10を容器本体Aの開口面に対してほぼ直角に起立させた状態において、その取っ手10の両側に位置する上記稜部9に、取っ手10を挟むようにして一対の回動規制突部11a,11b,12a,12bを設けている。ただし、この回動規制突部11a,11b,12a,12bは、図2に示すように、稜部9の裏側を凹ませて、その表側を突出させたものである。
なお、上記稜部9は、図示のように線として現れる必要はなく、丸みを帯びていてもよい。なぜなら、この稜部9は、上記回動規制突部11a,11b,12a,12bを、他の面よりも十分に突出させる機能さえ果たせばよいからである。
上記のように容器本体Aの開口面に対してほぼ直角に起立させた取っ手10の両側に、回動規制突部11a,11b,12a,12bを設けたので、これら突部11aと11b,12aと12b間に、取っ手10を位置させておけば、その起立させた取っ手10に対して、容器本体Aが回動するのを規制することができる。ただし、これら回動規制突部11a,11b,12a,12bの高さは次のように設定している。
すなわち、回動規制突部11aと11b,12aと12bの間に位置させて、容器本体Aの開口に対してほぼ直角に起立させた取っ手10を強制的に回動すれば、取っ手10が回動規制突部11aあるいは11b,12aあるいは12bを乗り越えることができる程度の高さを保っている。詳しく説明すると、上記のように起立させた取っ手10を、容器本体Aに対して手で強制的に回動したときには、取っ手10が上記回動規制突部11aあるいは11b,12aあるいは12bを乗り越えられる。しかし、前記した容器本体Aの掻き落とし部8aに、刷毛3を押し付ける程度の力では、取っ手10が上記回動規制突部11aあるいは11b,12aあるいは12bを乗り越えることができない高さを維持している。
次に、この実施形態の作用を説明する。
上記容器本体Aは、塗装作業をする者が手にぶら下げながら使用するものである。つまり、塗料を入れた容器本体Aを一方の手に持ち、他方の手には刷毛3を持ちながら、塗装作業中に、容器本体A内の塗料を刷毛3に含ませるために使用するものである。このように容器本体Aに塗料を入れた状態で取っ手10を手に持ちながら、容器本体Aをぶら下げれば、当然のこととして、取っ手10は容器本体Aの開口面に対してほぼ直角な状態を維持することになる。このように取っ手10は容器本体Aの開口面に対してほぼ直角な状態を維持すれば、取っ手10は回動規制突部11aと11b,12aと12bの間に位置することになる。したがって、容器本体Aは、取っ手10に対してその回動を規制された状態に保たれる。
また、容器本体A内の塗料を、刷毛3に含ませるときには、前記背景技術の欄でも説明したように、刷毛3を掻き落とし部8aに強く押し付けながら、必要以上の塗料を容器本体Aに戻す。また、刷毛3に塗料をなじませるためにも、刷毛3を掻き落とし部8aに押し付ける。
そして、この実施形態では、上記のように刷毛3を掻き落とし部8aに押し付けたとしても、容器本体Aが取っ手10に対して傾かない、あるいは傾いたとしてもその傾きの角度を小さく押さえられるので、容器本体A内の塗料がこぼれたりしない。
したがって、塗装作業者は、容器本体Aが傾きすぎて塗料がこぼれることを心配しながら、塗料の掻き落としや、刷毛3に塗料をなじませる作業をしなくてもよい。言い換えると、刷毛3を掻き落とし部8aに押し付ける力の調整をラフにできるので、その分、作業を迅速にすることができる。
なお、上記実施形態において、回動規制突部は、容器本体Aの回動規制方向を特定できるなら、容器本体Aの開口面に対してほぼ直角に起立させた取っ手10のいずれか一方の側だけに位置させてもよい。
この発明は、刷毛に塗料を含ませながら塗装作業をするときに利用するのに最適である。
実施形態の斜視図である。 実施形態の断面図である。 従来の容器の斜視図である。 従来の容器の使用状態を示す斜視図である。
符号の説明
A 容器本体
6 開口
7 拡大傾斜部
8 縮小傾斜部
8a 掻き落とし部
9 稜部
10 取っ手
11a 回動規制突部
11b 回動規制突部
12a 回動規制突部
12b 回動規制突部

Claims (1)

  1. 容器本体に、その開口に向かって内径を縮小する縮小傾斜部を形成、この縮小傾斜部の開口縁を、刷毛に付着した塗料を掻き落とすための掻き落とし部とするとともに、上記容器本体に取っ手を設け、この取っ手と容器本体とを相対回転自在にした塗料用容器において、上記容器本体の上側部分に、底部よりも径を大きくした拡大径部を形成するとともに、この拡大径部には、容器本体の開口に向かって徐々に径を拡大した拡大傾斜部を形成し、この拡大傾斜部に、上記開口に向かって徐々に径を縮小した上記縮小傾斜部を連続させて、これら拡大傾斜部と縮小傾斜部との境界部分には、円周方向に連続する稜部を形成する一方、上記取っ手の回動基点を、容器本体の直径方向に互いに対抗する部分であって、上記稜部よりも下側の拡大径部に位置させ、さらに、上記稜部であって、容器本体の開口面に対してほぼ直角に起立させた取っ手の側部に相当する部分に、取っ手に接してその取っ手に対して容器本体が回動するのを規制する回動規制突部を設けた塗料用容器。
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