JP4311461B2 - NOx検知用酸素センサ - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の排気系において排気ガスを浄化する触媒コンバータの下流に配置されるNOx検知用の酸素センサに関する。
近年、排ガス規制において特にNOxの排出規制が強化されている。そのため、排気ガスを浄化する触媒コンバータの下流においてNOxガスを検出して、その測定結果を内燃機関の制御部にフィードバックするために、触媒コンバータの下流における微量のNOxガスを精度良く検知することができる酸素センサが求められている。
以下に、自動車エンジン等の排気系について説明する。
例えば、自動車エンジンの排気管等には、自動車エンジンから排出された排気ガスの濃度を測定するために配設されるA/Fセンサと、該A/Fセンサの下流において排気ガスを浄化するための触媒コンバータ(三元触媒)と、該触媒コンバータの下流においてNOxガスを検知する酸素センサとが配設されている。
上記触媒コンバータは、排気ガス中に含まれるCH4ガス、COガス、NOxガスなどの有害ガスを捕集して自動車エンジンからの排気ガスを浄化しているが、かかる触媒コンバータの浄化機能には限界がある。それゆえ、触媒コンバータの浄化機能を充分に発揮させるために、A/Fセンサにより、排気ガス中の有害ガスの濃度を測定して、その測定結果を自動車エンジンの制御部にフィードバックしている。これにより、該制御部において、自動車エンジンに供給する燃料の空燃比を適切に調節し、触媒コンバータ下流において上記有害ガスが発生しないよう制御している。
さらに、上述のごとく触媒コンバータの下流には酸素センサが配設されている。そして、該酸素センサによって触媒コンバータ下流の微量な排気ガスを検知することにより、触媒コンバータによって排気ガスが充分に浄化されているかを確認する。ここで、酸素センサは、図10に示すごとく、酸素イオン伝導性の固体電解質体921と、固体電解質体921の一方の面と他方の面とにそれぞれ設けた被測定ガス側電極922及び基準ガス側電極(図示略)と、被測定ガス側電極922を覆うとともに被測定ガスを透過させる保護層923とを有するガスセンサ素子92を備える(例えば、特許文献1参照)。
そして、酸素センサは、保護層923内に取り込まれた微量な排気ガス(図10における符号G参照)を被測定ガス側電極922において検知している。ここで、触媒コンバータによりリーンガスを浄化しているにもかかわらず酸素センサにおいてNOxガスが検知される場合には、自動車エンジン等からは触媒コンバータのリーンガスの浄化機能を超えてNOxガス等の有害ガスが排出されているといえる。そこで、NOxガスが検知された場合には、その測定結果を上記制御部にフィードバックして、自動車エンジンに供給する混合気の空燃比をさらに修正したり、触媒機能を回復させる措置をとったりする。
ところが、触媒コンバータ下流に流れるNOxガスは微量であるため、保護層923の拡散抵抗が大きくないと、被測定ガス側電極922において充分に反応する前にNOxガスが保護層923から流出してしまう(図10における符号g参照)。そのため、従来の酸素センサにおいてNOxガスを充分に検知することが困難であった。
それゆえ、微量なNOxガスであっても、その存在を充分に検知することができる酸素センサが求められていた。
特開2000−121597号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、触媒コンバータ下流の微量なNOxガスを充分に検知することができる酸素センサを提供しようとするものである。
発明は、内燃機関の排気系において排気ガスを浄化する触媒コンバータの下流に配置され、上記触媒コンバータ下流の排気ガス中の微量のNOxガスを検知するための酸素センサであって、
該酸素センサは、酸素イオン伝導性の固体電解質体と、
該固体電解質体の一方の面と他方の面とにそれぞれ設けた被測定ガス側電極及び基準ガス側電極と、
上記被測定ガス側電極を覆い、被測定ガス中のNOxガスを滞留させると共に上記被測定ガス側電極においてNOxガスを検知するための時間を確保する保護層とを有するガスセンサ素子を備え、
上記保護層は、厚みが270〜500μmであるとともに、気孔率が3〜7%であることを特徴とするNOx検知用酸素センサにある(請求項1)。
次に、本発明の作用効果につき説明する。
上記保護層は、厚みが270〜500μmであるとともに、気孔率が3〜7%である。それゆえ、酸素センサに供給されるNOxガスが微量であっても該NOxガスを充分に検知することができる。すなわち、上記保護層は、厚みが充分に厚く、さらに、充分に緻密に形成されているため、いったん保護層内に取り込まれたNOxガスが保護層から流出することを抑制することができる。それゆえ、NOxガスを保護層の中で充分に滞留させることができ、被測定ガス側電極においてNOxガスを検知するための時間を充分に確保することができる。
その結果、微量なNOxガスであっても、その存在を充分に検知することができる酸素センサを得ることができる(実施例4参照)。
以上のごとく、本発明によれば、触媒コンバータ下流の微量なNOxガスを充分に検知することができる酸素センサを提供することができる。
なお、第1参考発明として、内燃機関の排気系において排気ガスを浄化する触媒コンバータの下流に配置される酸素センサであって、
該酸素センサは、酸素イオン伝導性の固体電解質体と、該固体電解質体の一方の面と他方の面とにそれぞれ設けた被測定ガス側電極及び基準ガス側電極と、上記被測定ガス側電極を覆うとともに被測定ガスを透過させる保護層とを有するガスセンサ素子を備え、
NO濃度が400ppmであるガスを、上記保護層を介して上記被測定ガス側電極に供給した状態で所定の電圧を印加したときに生じる限界電流値が0.1〜0.2mAであることを特徴とする酸素センサがある。
上記酸素センサは、NO濃度が400ppmであるガスを、被測定ガス側電極に供給した状態で所定の電圧を印加したときに生じる限界電流値が0.1〜0.2mAとなるよう構成されている。このように0.1〜0.2mAと上記限界電流値が充分に小さい酸素センサは、保護層の拡散抵抗が大きいものであり、保護層における微量なNOxガスの流出入を抑制することができる。そのため、かかる保護層を有する酸素センサは、NOxに対する感受性を良好なものとすることができる。
その結果、微量なNOxガスであっても、その存在を充分に検知することができる酸素センサを得ることができる(実施例5参照)。
以上のごとく、第1参考発明によれば、触媒コンバータ下流の微量なNOxガスを充分に検知することができる酸素センサを提供することができる。
また、第2参考発明として、内燃機関の排気系において排気ガスを浄化する触媒コンバータの下流に配置される酸素センサにおけるNOxに対する感受性を評価する方法であって、
上記酸素センサは、酸素イオン伝導性の固体電解質体と、該固体電解質体の一方の面と他方の面とにそれぞれ設けた被測定ガス側電極及び基準ガス側電極と、上記被測定ガス側電極を覆うとともに被測定ガスを透過させる保護層とを有するガスセンサ素子を備え、
1000ppm以下の可燃性ガスにNOガスを混合したガスであってそのNO濃度を徐々に変化させた種々のテストガスを、上記酸素センサに供給したとき、該酸素センサが出力するセンサ出力を測定し、該センサ出力が所定電圧となったときに供給していた上記テストガスのNO濃度によって、上記酸素センサのNOxに対する感受性を評価し、
上記所定電圧は、0.50〜0.65Vの範囲における一定値であることを特徴とするNOx感受性評価方法がある。
上記NOx感受性評価方法においては、上記テストガスを酸素センサに供給したとき、センサ出力が所定電圧となったときに供給していたテストガスのNO濃度によって、酸素センサのNOxに対する感受性を評価する。すなわち、保護層の構成を含めた種々の要因によって異なる種々の出力特性を有する複数の酸素センサのそれぞれについて、NO濃度を徐々に変化させていき、センサ出力が所定の電圧となったときのNO濃度を測定する。ここで、このNO濃度が小さい酸素センサほど、NOxに対する感受性がよい酸素センサである。このように、上記の測定結果をもとに酸素センサのNOxに対する感受性を容易に比較することができる。
これにより、例えば、センサ出力が所定電圧となったときに供給していたテストガスのNO濃度を基準値と比較してNOxに対する感受性の良否を判定することも容易に行うことができる。
以上のごとく、第2参考発明によれば、酸素センサのNOxに対する感受性の良否を容易に判定することができるNOx感受性評価方法を提供することができる。
本発明(請求項1)、第1参考発明及び第2参考発明において、上記ガスセンサ素子は、例えば、積層型のガスセンサ素子であってもよく、有底筒状のコップ型のガスセンサ素子であってもよい。
また、第2参考発明において、酸素センサのNOxに対する感受性を評価するに当たり、NOxの中でもNOの濃度を測定するのは、自動車の排気ガスに含まれるNOxが主にNOだからである。
なお、本発明において、上記保護層の厚みが500μmを超える場合、又は気孔率が3%未満である場合には、保護層の拡散抵抗が大きくなり過ぎて、被測定ガスが保護層を透過して被測定ガス側電極へ達することが困難となってしまうおそれがある。
一方、上記保護層の厚みが270μm未満である場合、又は気孔率が7%を超える場合には、保護層の拡散抵抗が小さくなり過ぎて、被測定ガスが保護層から流出しやすくなり、上記酸素センサのNOxに対する感受性が不充分となるおそれがある。
また、第1参考発明において、上記限界電流値が0.10mA未満となる場合には、保護層の拡散抵抗が大きくなり過ぎて、被測定ガスが保護層を透過して被測定ガス側電極へ達することが困難となってしまうおそれがある。
一方、上記限界電流値が0.20mAを超える場合には、保護層の拡散抵抗が小さくなり過ぎて、被測定ガスが保護層から流出しやすくなり、上記酸素センサのNOxに対する感受性が不充分となるおそれがある。
次に、第1参考発明において、上記NO濃度が400ppmであるガスは、N2ガスとNOガスとの混合ガスであるとともに、流量が40L/分であることが好ましい。
この場合には、実際の内燃機関の排気系における触媒コンバータ下流のガス雰囲気に近似した測定条件で限界電流値の評価を行うことができる。
また、第2参考発明において、上記テストガスは、流量が30L/分以上であることが好ましい。
この場合には、実際の内燃機関の排気系における触媒コンバータ下流のガス雰囲気に一層近似した測定条件でNOxに対する感受性評価を行うことができる。
また、上記所定電圧は、0.60Vであることが好ましい。
この場合には、NOxに対する感受性評価をより高い精度で行うことができる。
また、上記テストガスは、NO濃度を変化させたときに上記テストガス中のN2濃度を変化させることにより、流量が一定値に保たれていることが好ましい。
この場合には、上記可燃性ガスの濃度を一定に保つことができるため、NOxに対する感受性評価をより一層高い精度で行うことができる。
(実施例1)
本発明の実施例に係る酸素センサにつき、図1〜図4を用いて説明する。
本例の酸素センサ1は、図4に示すごとく、内燃機関80の排気管81において排気ガスを浄化する触媒コンバータ82の下流に配置される。
そして、酸素センサ1は、図1、図2に示すごとく、酸素イオン伝導性の固体電解質体21と、固体電解質体21の一方の面と他方の面とにそれぞれ設けた被測定ガス側電極221及び基準ガス側電極222と、被測定ガス側電極221を覆うとともに被測定ガスを透過させる保護層23とを有するガスセンサ素子2を備える。
上記保護層23は、厚みtが270〜500μmであるとともに、気孔率が3〜7%である。
本例の酸素センサ1について詳細に説明する。
例えば、図4に示すごとく、自動車エンジン80の排気管81には、自動車エンジン80から排出された排気濃度を測定するために配設されるA/Fセンサ83と、該A/Fセンサ83の下流において排気ガスを浄化するための触媒コンバータ82(三元触媒)と、該触媒コンバータ82の下流においてNOxガスを検知する酸素センサ1とが配設されている。
触媒コンバータ82は、排気ガス中に含まれるCH4ガス、COガス、NOxガスなどの有害ガスを捕集して自動車エンジン80からの排気ガスを浄化している。
しかしながら、自動車エンジン80の空燃比が適切な値となっていないと、触媒コンバータ82は浄化機能を充分に発揮することができず上記有害ガスが排出され、排気管81における触媒コンバータ82の下流にも上記有害ガスが排出されることとなる。したがって、上記有害ガスが、排気管81からそのまま外部へと排出されることを抑制する必要がある。そこで、有害ガスが触媒コンバータ82の下流において排出されているか否かを判断するために、図4に示すごとく、触媒コンバータ82の下流に本例の酸素センサ1が配設されている。
そして、図4に示すごとく、酸素センサ1は、触媒コンバータ82下流に流れるガスを導入して微量なNOxガスを検出し、その検出結果を自動車エンジン80の制御部84にフィードバックしている。このように、酸素センサ1は、触媒コンバータ82下流に流れるガス中の微量なNOxガスを検知する。
また、ガスセンサ1は、図3に示すごとく、筒型のハウジング3と、該ハウジング3の内周面に素子側絶縁碍子4を介して配設された積層型のガスセンサ素子2と、ハウジング3の先端側(図面における下方)に設けた被測定ガス側カバー5と、ハウジング3の基端側に設けた大気側カバー6とを有する。
被測定ガス側カバー5の内部には被測定ガス側雰囲気が形成され、大気側カバー6の内部には大気側雰囲気が形成される。そして、大気側雰囲気から、図2に示すガスセンサ素子2の大気室26に大気が導入される。
一方、被測定ガス側カバー5の導入孔50から導入された被測定ガスは、被毒物質を捕集するための触媒層24、トラップ層25を介して保護層23に達する(図1における符号G参照)。その後、被測定ガスは、保護層23に形成されている気孔230等を通過して、被測定ガス側電極221へと供給される。ここで、被測定ガスが、リッチからリーンに切り替わると、微量のNOxガスが被測定ガス中に含まれるようになる。そして、酸素センサ1は、この微量のNOxガスを検出するよう構成してある。
上述のごとく、ガスセンサ素子2における保護層23は、厚みtが270〜500μmであるとともに、気孔率が3〜7%である。すなわち、保護層23は、充分に厚く、かつ、充分に緻密に形成されている。それゆえ、いったん保護層23に取り込まれたNOxガスは保護層23内で滞留する(図1における符号g参照)。そのため、保護層23の外部に流出しにくくなっており、微量のNOxガスは被測定ガス側電極221において充分に反応する。
次に、本例の作用効果につき説明する。
保護層23は、厚みtが270〜500μmであるとともに、気孔率が3〜7%である。それゆえ、酸素センサ1に供給されるNOxガスが微量であっても該NOxガスを充分に検知することができる。すなわち、保護層23は、厚みtが充分に厚く、さらに、充分に緻密に形成されているため、いったん保護層23内に取り込まれたNOxガスが保護層23から流出することを抑制することができる。それゆえ、NOxガスを保護層23の中で充分に滞留させることができ、被測定ガス側電極221においてNOxガスを検知するための時間を充分に確保することができる。
その結果、微量なNOxガスであっても、その存在を充分に検知することができる酸素センサ1を得ることができる。
以上のごとく、本例によれば、触媒コンバータ下流の微量なNOxガスを充分に検知することができる酸素センサを提供することができる。
なお、上記実施例1の酸素センサ1においては、積層型のガスセンサ素子2を用いたが、図5に示すようなコップ型のガスセンサ素子2を用いることもできる。また、図5において用いた符号は、図3において用いた符号に準ずるものとする。
(実施例2)
本例は、図6に示すごとく、酸素センサのNOx感受性評価方法の例である。
本例のNOx感受性評価方法においては、N2ガス、H2Oガス、COガス、CH4ガス、NOガスを混合したガスであってNO濃度をX〜Y(X<Y)の間で徐々に変化させた種々のテストガスを、酸素センサに供給する。そして、酸素センサが出力するセンサ出力を測定していき、該センサ出力が所定電圧となったときに供給していたテストガスのNO濃度によって、酸素センサのNOxに対する感受性を評価する。
本例のNOx感受性評価方法を詳細に説明する。
まず、NOxに対する感受性を評価するに当たって、評価対象とする酸素センサを用意する。すなわち、例えば、特性の異なる複数の酸素センサを、試料1、試料2、試料3として作製する。
テストガスは、流量を40L/分で一定とし、そのうちのH2Oガスの流量を5L/分で一定とする。また、テストガスの温度は、500℃で一定とする。さらに、テストガスに含まれる可燃性ガス(リッチガス)であるCO及びCH4の濃度をそれぞれ200ppm及び50ppmで一定とする。なお、NO濃度を変化させたときにテストガス中のN2濃度を変化させてテストガスの流量が一定値となるようにする。これにより、CO濃度、CH4濃度を一定に保つようにする。
その上で、各試料(試料1〜試料3)について、NO濃度とセンサ出力との関係を測定する。測定結果として得られる試料1、試料2、試料3についてのNO濃度とセンサ出力との関係は、それぞれ、例えば、図6に示す曲線L1、曲線L2、曲線L3のようになる。
そして、センサ出力が、0.6VとなるときのNO濃度によってNOxに対する感受性を評価する。
このNO濃度が小さいものほど、NOxに対する感受性が良好である酸素センサである。すなわち、このNO濃度が酸素センサのNOxに対する感受性評価の指標となる。そのため、本例のこのNO濃度を、以下では「NOx感度」というものとする。例えば、上記NO濃度が400ppmのとき、「NOx感度は400ppm」という。したがって、NOxに対する感受性がよいほどNOx感度の値としては小さくなる。
図6からわかるように、センサ出力が0.60VとなるときのNO濃度は、例えば、試料1(曲線L1)についてはZ1、試料2(曲線L2)についてはZ2、試料3(曲線L3)についてはZ3である。すなわち、NOx感度は、試料1がZ1、試料2がZ2、試料3がZ3ということとなる。この場合、上記3種類の試料のうち、NOx感度が最も小さい値(Z1)である試料1が、NOxに対する感受性が最もよいといえる。
以上のごとく、本例によれば、酸素センサのNOxに対する感受性の良否を容易に判定することができるNOx感受性評価方法を提供することができる。
なお、図6に示される、センサ出力0.50〜0.65Vの範囲(矢印A参照)は、実際に触媒コンバータ下流において使用される酸素センサの制御電圧、すなわち、被測定ガスがリッチ又はリーンのいずれであるかを判定する電圧の範囲を示すものである。したがって、本発明のNOx感受性評価方法において、センサ出力が0.60VとなるときのNO濃度に代えて、0.50〜0.65Vの間における0.60V以外の所定のセンサ出力となるときのNO濃度によってNOxの感受性を評価することも可能である。
(実施例3)
本例は、図7に示すごとく、実際に本発明の酸素センサのNOxに対する感受性を評価した例である。
本例では、NOxに対する感受性を評価するに当たって、本発明品として、厚みが300μmであるとともに気孔率が5%である保護層を有するガスセンサを作製した。また、比較品として、厚みが100μmであるとともに気孔率が8%である保護層を有するガスセンサを作製した。
次いで、上記試料のそれぞれについて、NO濃度を100〜600ppmの範囲内で変化させつつ実施例2と同様の混合ガスを供給し、そのときに測定されるNO濃度を測定する。
そして、センサ出力が0.60VであるときのNO濃度、すなわち、NOx感度を測定することにより、NOxに対する感受性評価を行う。
その他の具体的方法は、実施例2に示した方法に準ずる。
測定結果を図7に示す。なお、本発明品、比較品についてのNO濃度の測定結果を、それぞれ曲線L4、曲線L5に示す。
同図からわかるように、本発明品(曲線L4)においては、センサ出力が0.60VであるときのNO濃度が約380ppmである。一方、比較品(曲線L5)においては、センサ出力が0.60VであるときのNO濃度は約460ppmである。すなわち、本発明品の方が、NOx感度の値が小さい。つまり、厚みが300μmであるとともに気孔率が5%である保護層を有する酸素センサ(本発明品)の方が、NOxに対する感受性が良好であることがわかる。
(実施例4)
本例は、図8に示すごとく、保護層の厚みと気孔率とを種々変更させて作製した酸素センサについて、NOxに対する感受性を評価した例である。
本例では、NOxに対する感受性を評価するに当たって、保護層の気孔率を、8%、7%、5%、3%と種々変更するとともに、上記種々の気孔率を有する保護層の厚みを、100μm、200μm、300μm、400μm、500μmと種々変更して合計20種類の酸素センサの試料を作製した。次いで、それぞれの酸素センサについて、実施例2と同様の方法により、酸素センサのセンサ出力が0.6VとなるときのNO濃度、すなわち、NOx感度を測定した。
NOx感度の測定結果を図8に示す。なお、同図における◇、□、○、△は、それぞれ気孔率が8%、7%、5%、3%の保護層を有する酸素センサにおいて、NOx感度と保護層の厚みとの関係に基づいてプロットしたものである。そして、気孔率が8%である試料のプロット同士、7%である試料のプロット同士、5%である試料のプロット同士、3%である試料のプロット同士をそれぞれつないだ曲線を、それぞれ曲線L6、L7、L8、L9として示す。
同図からわかるように、気孔率が7%以下であって厚みが270μm以上の保護層を有する酸素センサにおいては、400ppm以下のNOx感度を有し、少量のNOxガスであっても充分に検知することができる。一方、気孔率が8%である酸素センサ(曲線L6)については、保護層の厚みを厚くしても、NOx感度を400ppm以下とすることができない。また、気孔率が7%以下であっても、厚みが270μm未満の場合には、NOx感度が400ppmを超えるおそれがある。なお、本例において感受性評価の基準とした400ppmのNOx感度は、現行の排ガス規制において最低限求められるNOx感度である。
上記結果から、気孔率が7%以下であって、270μm以上の厚みを有する保護層を備えた酸素センサであれば、NOxに対する感受性が充分に良好であることがわかる。
(実施例5)
本例は、図9に示すごとく、酸素センサのNOx感度と、NO濃度400ppmのガスに対する限界電流値との関係を調べた例である。
本例では、実施例2の方法によりNOx感度をあらかじめ測定した8個の酸素センサを用意した。そして、該酸素センサのそれぞれについて、流量が40L/分、温度が500℃、NO濃度が400ppmで一定であるガスを、保護層を介して被測定ガス側電極に供給した状態で所定の電圧を印加したときに生じる限界電流値を測定した。
測定結果を図9に示す。なお、同図における◆は、NOx感度が種々異なる上記8個の酸素センサについての限界電流値をプロットしたものである。
同図からわかるように、400ppm以下のNOx感度を得るためには上記限界電流値が0.2mA以下であることが必要である。
上記結果からわかるように、上記限界電流値が0.2mA以下となるように保護層を形成することにより、NOxに対する感受性が良好な酸素センサを得ることができる。
実施例1における、ガスセンサ素子の断面とガス流れの状態とを示す説明図。 実施例1における、ガスセンサ素子の軸方向に直交する方向における断面図。 実施例1における、積層型の酸素センサの断面図。 実施例1における、自動車エンジンの排気系の説明図。 実施例1における、コップ型のガスセンサ素子の軸方向に直交する方向における断面図。 実施例2における、センサ出力とNO濃度との関係を示す線図。 実施例3における、センサ出力とNO濃度との関係を示す線図。 実施例4における、NOx感度と保護層の厚みとの関係を示す線図。 実施例5における、NOx感度と限界電流値との関係を示す線図。 従来例における、ガスセンサ素子の断面とガス流れの状態とを示す説明図。
符号の説明
1 酸素センサ
2 ガスセンサ素子
21 固体電解質体
221 被測定ガス側電極
23 保護層

Claims (1)

  1. 内燃機関の排気系において排気ガスを浄化する触媒コンバータの下流に配置され、上記触媒コンバータ下流の排気ガス中の微量のNOxガスを検知するための酸素センサであって、
    該酸素センサは、酸素イオン伝導性の固体電解質体と、
    該固体電解質体の一方の面と他方の面とにそれぞれ設けた被測定ガス側電極及び基準ガス側電極と、
    上記被測定ガス側電極を覆い、被測定ガス中のNOxガスを滞留させると共に上記被測定ガス側電極においてNOxガスを検知するための時間を確保する保護層とを有するガスセンサ素子を備え、
    上記保護層は、厚みが270〜500μmであるとともに、気孔率が3〜7%であることを特徴とするNOx検知用酸素センサ。
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