JP4311052B2 - 電球形蛍光ランプ - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、放電管をグローブで覆った形状の電球形蛍光ランプの構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
一般に数本からなる放電管をグローブで覆った形状の電球形蛍光ランプのグローブは、形状を一般電球に近付けるために球形状となっている。このため、電球形蛍光ランプを机等の平らな面に置いた場合、不安定なため転がって落下し破損する可能性がある。特に電球形蛍光ランプの交換時は、高所での作業が発生するため照明器具に取り付け、あるいは取り外した電球形蛍光ランプを一時安定した状態で置いておく場合がある。
【０００３】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る数本からなる放電管をグローブで覆った形状の電球形蛍光ランプの構造は、グローブ表面の一部ないし複数部に平面部または凹面部を設ける。これにより、電球形蛍光ランプを平らな面に置いた場合、グローブ表面に設けた平面部または凹面部により安定して静止状態を保持できる。
【０００４】
【発明の実施の形態】
本発明に係る数本からなる放電管をグローブで覆った形状の電球形蛍光ランプにおける構造の実施形態につき、その実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。図１は、グローブ側面の一部分に平面部を設けた電球形蛍光ランプの一例図である。図１において、参照符号１はグローブ、２はグローブ平面部、３は回路内蔵ハウジングソケット、４は口金である。図１に示すような電球形蛍光ランプは、グローブに設けた平面部を下にして置くことにより、安定して静止状態を保持することができ、転がることを防止できる。
図２は、グローブ側面の一部分に楕円形状の平面部を設けた電球形蛍光ランプの一例図である。グローブ表面に設ける平面部または凹面部は多角形状でもよい。
図３は、グローブ側面の一部分に平面部を設けた電球形蛍光ランプの安定静止状態の一例図である。図３において、参照符号５は、平面台である。グローブ側面の一部分に設けた平面部を下にして平面台に置くことにより、転がり防止を実現できる。
図４は、グローブ側面に楕円形状の平面部を複数設けた電球形蛍光ランプの一例図である。
図４において、参照符号６、７、８は、それぞれ複数のグローブ平面部である。
【０００５】
【発明の効果】
前述した実施例から明らかなように、本発明に係るグローブ側面の一部分に平面部または凹面部を設けた電球形蛍光ランプの構造にすることで、電球形蛍光ランプを照明器具に取り付ける作業前、および照明器具から取り外す作業後等の電球形蛍光ランプを一時安定して置いておく場合に、転がって破損することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】グローブ平面部を設けた電球形蛍光ランプの側面図の一例図である。
【図２】グローブ平面部を設けた電球形蛍光ランプの正面図の一例図である。
【図３】グローブ平面部を設けた電球形蛍光ランプの安定静止状態の一例図である。
【図４】複数のグローブ平面部を設けた電球形蛍光ランプの一例図である。
【符号の説明】
１・・・グローブ
２・・・グローブ平面部
３・・・回路内蔵ハウジングソケット
４・・・口金
５・・・平面台
６・・・グローブ平面部
７・・・グローブ平面部
８・・・グローブ平面部。

Claims (1)

1. 放電管をグローブで覆った形状の電球形蛍光ランプにおいて、グローブ表面の一部に転がり防止手段として一または複数個の凹面部を設けたことを特徴とする電球形蛍光ランプ。

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