JP4309784B2 - 復号器 - Google Patents
復号器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4309784B2 JP4309784B2 JP2004058865A JP2004058865A JP4309784B2 JP 4309784 B2 JP4309784 B2 JP 4309784B2 JP 2004058865 A JP2004058865 A JP 2004058865A JP 2004058865 A JP2004058865 A JP 2004058865A JP 4309784 B2 JP4309784 B2 JP 4309784B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adjacent
- block
- frame
- error
- macroblock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
Description
前記解読手段によって解読されたビットストリームの中からデコードエラーを検出するエラー検出手段と、前記エラー検出手段によって前記デコードエラーが検出されたマクロブロックの左に隣接する第1の隣接ブロックがインターマクロブロックである場合、前記第1の隣接ブロックが参照している第1のフレームを参照フレームとし、前記第1の隣接ブロックがインターマクロブロックではなく、前記デコードエラーが検出された前記マクロブロックの上に隣接する第2の隣接ブロックがインターマクロブロックである場合、前記第2の隣接ブロックが参照している第2のフレームを参照フレームとする参照フレーム決定手段と、前記参照フレーム決定手段によって決定された参照フレームを用いてエラーコンシールメントを行うエラー処理手段と
を有することを特徴とする。
番号は、H.264の規格上0〜15までの最大16個の番号までしか付すことができないため、リスト番号の存在しないフレームも存在する(リスト番号を割り当てるのは16個以下でもよい)。
を検出し、ビットストリーム解析部12へ送る。ビットストリーム解析部12では、ナルユニットタイプに基づきデータを解析し、符号化データを抽出する。そして、ビットストリーム解析部12のエラー検出部14は、予め定められた条件を元に符号化データのスライス情報に含まれるスライスヘッダ情報のデコードエラー、及びマクロブロック情報のデコードエラーを検出する。ここで、ナルユニットタイプ(NAL unit type)とは、それぞ
れ送られて来るナルユニット(NAL unit)の内部情報がどのような種類のものか(Slice dataであるのか、Picture parameterであるのか、付加情報であるのか等)を示すデータ
である。
これは、例えば、デコードするビットストリームのパラメータとして最大参照フレーム枚数を3枚までとしているのに、スライスヘッダ情報をデコードした結果の最大参照フレーム枚数が5枚となっていた場合などを意味する。
これは、例えば、スライスヘッダ情報をデコードした結果が「10」という値になったが、符号化対応表には「0」〜「9」までの値しか定義されていない場合を意味する。なお、ここで言う符号化対応表に存在するとは、デコード結果に対して返す値が存在することを意味し、ビットストリーム解析部12内で判定される。
これは、例えば、スライス情報のタイプがイントラマクロブロックのみで構成されている「Iスライス」とインターマクロブロックを含む「Pスライス」しかデコーダが対応していないのに、デコードしたスライスヘッダ情報によるスライスのタイプが「Bスライス」となっていた場合を意味する。
これは、例えば、マクロブロック情報をデコードした後、ある参照フレームを参照して再現する場合、その参照フレームが「リスト10」を指していた場合で、参照フレームリストが「リスト0」から「リスト8」までしか存在しなかった場合などである。
これは、例えば、デコードした結果が「40」という値になったが、符号化対応表には「0」から「30」までの値しか定義されていない場合などである。
デコードエラーが発生したマクロブロックがイントラマクロブロックの場合(a−1)と、インターマクロブロックの場合(a−2)とに更に分けて説明する。
イントラマクロブロックにおいてデコードエラーが検出された場合は、以下のような処理によってエラーコンシールメント処理の参照フレームを決定する。
インターマクロブロックにおいてデコードエラーが検出された場合、エラー処理部13は以下のような処理によってエラーコンシールメント処理の参照フレームを決定する。
(ア)イントラマクロブロックであるか、
(イ)存在しない場合か、
(ウ)他のスライスである場合か、
のいずれかに該当するかを判断する(ステップ81、図9参照)。前記ステップ81の条件に該当しないときは、隣接ブロックEが参照しているフレームe1を参照フレームとする(ステップ82)。
スライスヘッダ情報でデコードエラーが検出され、エラー処理部13がエラー検出部14からそのエラー信号を受け取ると、以下に説明する方法のいずれかによって参照フレームを決定する。
るか否かを検索し、もし、long-term-pictureが付されている再生画像があれば、その画
像の中で、最もデコード時刻デコードエラーを検出したフレームに最も表示時刻の近いフレームを参照フレームとする方法でも良い。
2 解読部
3 逆量子化部
4 逆DCT変換部
5 復号加算部
6 イントラ予測部
7 フィルタ
8 動き補償部
9 参照フレームバッファ部
10 スイッチ
11 制御部
12 ビットストリーム解析部
13 エラー処理部
14 エラー検出部
Claims (8)
- 符号化された符号化情報を解読する解読手段と、
前記解読手段によって解読されたビットストリームの中からデコードエラーを検出するエラー検出手段と、
前記エラー検出手段によって前記デコードエラーが検出されたマクロブロックの左に隣接する第1の隣接ブロックがインターマクロブロックである場合、前記第1の隣接ブロックが参照している第1のフレームを参照フレームとし、前記第1の隣接ブロックがインターマクロブロックではなく、前記デコードエラーが検出された前記マクロブロックの上に隣接する第2の隣接ブロックがインターマクロブロックである場合、前記第2の隣接ブロックが参照している第2のフレームを参照フレームとする参照フレーム決定手段と、
前記参照フレーム決定手段によって決定された参照フレームを用いてエラーコンシールメント処理を行うエラー処理手段と
を有することを特徴とする復号器。 - 前記第2の隣接ブロックがインターマクロブロックではないときには、前記デコードエラーの検出された前記マクロブロックを含むフレームの一つ前にデコードされたフレーム、または前記デコードエラーの検出されたマクロブロックを含むフレームの一つ前の表示時間であるフレームを参照フレームとすることを特徴とする請求項1に記載の復号器。
- 前記第1の隣接ブロックは前記デコードエラーが検出された前記マクロブロックの左上のピクセルに左隣接したブロックであり、
前記第2の隣接ブロックは前記デコードエラーが検出された前記マクロブロックの左上のピクセルに上隣接したブロックである
ことを特徴とした請求項1または請求項2に記載の復号器。 - 符号化された符号化情報を解読する解読手段と、
前記解読手段によって解読されたビットストリームの中から、デコードエラーを検出するエラー検出手段と、
前記エラー検出手段によって前記デコードエラーが検出されたイントラマクロブロックの左に隣接する第1の隣接ブロックがインターマクロブロックである場合、前記第1の隣接ブロックが参照している第1のフレームを参照フレームとし、
前記第1の隣接ブロックがインターマクロブロックではなく、前記デコードエラーが検出されたイントラマクロブロックの上に隣接する第2の隣接ブロックがインターマクロブロックである場合、前記第2の隣接ブロックが参照している第2のフレームを参照フレームとし、
前記第2の隣接ブロックがインターマクロブロックではなく、前記デコードエラーが検出されたイントラマクロブロックの右上に隣接する第3の隣接ブロックがインターマクロブロックである場合、前記第3の隣接ブロックが参照している第3のフレームを参照フレームとし、
前記第3の隣接ブロックがインターマクロブロックではなく、前記デコードエラーが検出されたイントラマクロブロックの左上に隣接する第4の隣接ブロックがインターマクロブロックである場合、前記第4の隣接ブロックが参照している第4のフレームを参照フレームとする参照フレーム決定手段と
前記参照フレーム決定手段によって決定された参照フレームを用いてエラーコンシールメント処理を行うエラー処理手段と
を有することを特徴とする復号器。 - 前記第4の隣接ブロックがインターマクロブロックではないときには、前記デコードエラーの検出された前記イントラマクロブロックを含むフレームの一つ前にデコードされたフレーム、または前記デコードエラーの検出された前記イントラマクロブロックを含むフレームの一つ前の表示時間であるフレームを参照フレームとすることを特徴とする、請求項4記載の復号器。
- 前記第1の隣接ブロックは前記デコードエラーが検出された前記イントラマクロブロックの左上のピクセルに左隣接したブロックであり、
前記第2の隣接ブロックは前記デコードエラーが検出された前記イントラマクロブロックの左上のピクセルに上隣接したブロックであり、
前記第3の隣接ブロックは前記デコードエラーが検出された前記イントラマクロブロックの右上のピクセルに右上隣接したブロックであり、
前記第4の隣接ブロックは前記デコードエラーが検出された前記イントラマクロブロックの左上のピクセルに左上隣接したブロックである
ことを特徴とした請求項4または請求項5に記載の復号器。 - 符号化された符号化情報を解読する解読手段と、
前記解読手段によって解読されたビットストリームの中から、デコードエラーを検出するエラー検出手段と、
前記エラー検出手段によって前記デコードエラーが検出されたインターマクロブロックの左に隣接する第1の隣接ブロックが存在し、イントラマクロブロックではない場合、前記第1の隣接ブロックが参照している第1のフレームを参照フレームとし、
前記第1の隣接ブロックが存在しないか、イントラマクロブロックであり、前記デコードエラーが検出されたインターマクロブロックの上に隣接する第2の隣接ブロックが存在し、イントラマクロブロックではない場合、前記第2の隣接ブロックが参照している第2のフレームを参照フレームとし、
前記第2の隣接ブロックが存在しないか、イントラマクロブロックであり、前記デコードエラーが検出されたインターマクロブロックの右上に隣接する第3の隣接ブロックが存在し、イントラマクロブロックではない場合、前記第3の隣接ブロックが参照している第3のフレームを参照フレームとし、
前記第3の隣接ブロックが存在しないか、イントラマクロブロックであり、前記デコードエラーが検出されたインターマクロブロックの左上に隣接する第4の隣接ブロックが存在し、イントラマクロブロックではない場合、前記第4の隣接ブロックが参照している第4のフレームを参照フレームとする参照フレーム決定手段と
前記参照フレーム決定手段によって決定された参照フレームを用いてエラーコンシールメント処理を行うエラー処理手段と
を有することを特徴とする復号器。 - 動画像を構成する各フレームが所定サイズのブロックに分割され、このブロック単位でイントラ予測符号化またはインター予測符号化を用いて符号化された動画像の符号化情報にエラーが発生しているか否かを判定するエラー判定手段と、
前記エラー判定手段によってエラーが発生していると判定されると、エラーが発生していると判定されたブロックに隣接する第1のブロックの1つを選択し、この第1のブロックがインター予測符号化を用いて符号化されている場合は、この第1のブロックが参照しているフレームを参照フレームとし、前記第1のブロックがイントラ予測符号化を用いて符号化されている場合は、この第1のブロックとは異なり、かつ前記エラーが発生していると判定されたブロックに隣接する第2のブロックを選択し、この第2のブロックがインター予測符号化を用いて符号化されている場合は、この第2のブロックが参照しているフレームを参照フレームとする参照フレーム選択手段と、
前記参照フレーム選択手段によって選択されたフレームを用いて前記エラーが発生していると判定されたブロックの代わりとするブロックを生成する生成手段と
を有することを特徴とする復号器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004058865A JP4309784B2 (ja) | 2004-03-03 | 2004-03-03 | 復号器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004058865A JP4309784B2 (ja) | 2004-03-03 | 2004-03-03 | 復号器 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009032808A Division JP2009105986A (ja) | 2009-02-16 | 2009-02-16 | 復号器 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005252549A JP2005252549A (ja) | 2005-09-15 |
JP2005252549A5 JP2005252549A5 (ja) | 2007-04-19 |
JP4309784B2 true JP4309784B2 (ja) | 2009-08-05 |
Family
ID=35032635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004058865A Expired - Fee Related JP4309784B2 (ja) | 2004-03-03 | 2004-03-03 | 復号器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4309784B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007336275A (ja) * | 2006-06-15 | 2007-12-27 | Toshiba Corp | 動画像再生装置 |
-
2004
- 2004-03-03 JP JP2004058865A patent/JP4309784B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005252549A (ja) | 2005-09-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100930850B1 (ko) | 양방향 예측 프레임에 대한 시간적 에러 은닉 방법, 장치, 프로세서, 및 컴퓨터 판독가능 매체 | |
JP5007322B2 (ja) | ビデオ符号化方法 | |
US20170332074A1 (en) | Method of background residual prediction for video coding | |
US20160366436A1 (en) | Method for inducing prediction motion vector and apparatuses using same | |
JP3630474B2 (ja) | 動画像伝送システム及び動画像伝送装置 | |
JP2011501542A (ja) | フレーム間予測符号化の方法および装置 | |
CN109644273B (zh) | 用于视频编码的设备和方法 | |
US20110051812A1 (en) | Video Transmitting Apparatus, Video Receiving Apparatus, Video Transmitting Method, and Video Receiving Method | |
JP2007074726A (ja) | 映像のイントラ予測符号化及び復号化方法、並びに装置 | |
RU2538317C2 (ru) | Способ предсказания движения и способ кодирования видеоинформации | |
WO2010070818A1 (ja) | 動画像符号化装置、動画像符号化方法、動画像復号化装置および動画像復号化方法 | |
JP5155159B2 (ja) | 動画像復号装置 | |
CN111937389B (zh) | 用于视频编解码的设备和方法 | |
US11445212B2 (en) | Moving picture decoding device, moving picture decoding method, and moving picture decoding program | |
JPH10262243A (ja) | 動画像圧縮符号の復号方法及び復号装置 | |
TWI821103B (zh) | 在視訊編解碼系統中使用邊界匹配進行重疊塊運動補償的方法和裝置 | |
JP4309784B2 (ja) | 復号器 | |
JP2007329528A (ja) | 動きベクトル復号化方法および復号化装置 | |
JP2008005197A (ja) | デコード装置およびデコード方法 | |
JP2011239464A (ja) | 復号器 | |
JP2009105986A (ja) | 復号器 | |
WO2012000379A1 (zh) | 一种提高视频解码图像质量的方法及解码器 | |
JP5682582B2 (ja) | 動画像復号装置、動画像復号方法及び動画像復号プログラム、並びに、受信装置、受信方法及び受信プログラム | |
US20180109796A1 (en) | Method and Apparatus of Constrained Sequence Header | |
WO2023277129A1 (ja) | 画像復号装置、画像復号方法及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20050606 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070302 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070302 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080910 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081216 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090310 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090330 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090417 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090508 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120515 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120515 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130515 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130515 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140515 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |