JP4309644B2 - 洗浄ブラシ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用あるいは路面用のいずれかに使用する洗浄ブラシに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、回転軸の外周部に複数のブラシ片が形成されてある自動車用洗浄ブラシに関しては、さまざまな改良がなされてあり、例えば、特開平6−261810号の如く、密度が0.94〜0.96g/cmのポリエチレン99〜70重量部とポリプロピレン1〜30重量部とを配合した、洗車ブラシ毛材用樹脂組成物を形成する技術が、開示されてある。
【0003】
また、例えば、特開2002−302021号の如く、洗車ブラシを構成する多数の柔軟な洗浄片であって、前記洗浄片をポリオレフィン系樹脂の発泡体から構成し、前記ポリオレフィン系発泡体の引張強度を0.5〜1.2MPaの範囲に、連泡率を10%以下に、25%圧縮硬さを0.2MPa以下に設定した、洗車ブラシ用の洗浄片を形成する技術が、開示されてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の洗浄ブラシにおいては、毛材の付着、損傷が少なく、適度に先割れしやすいブラシ用毛材を得る為に、前記の如く、特開平6−261810号が開示されてある。また、車体を損傷させることなく確実に洗浄する為に、前記の如く、特開2002−302021号が開示されてある。しかしながら、特開平6−261810号においては、洗車ブラシ毛材用樹脂組成物を溶融押出したモノフィラメント状紡糸物を、延伸処理することにより洗車ブラシが製造されてある為、薄膜状のブラシ片に細分化させて先割れすることが困難であった。また、特開2002−302021号においても、前記と同様、薄膜状のブラシ片に細分化させて先割れすることが困難であった。その為、汚れにたいする高い洗浄性を有すると共に、細分化させて先割れすることができ、かつ、被洗浄面の汚れを確実に洗浄することができる洗浄ブラシが求められていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するため次のように構成したものである。すなわち、回転軸の外周部に複数の概棒状体のブラシ片が形成された自動車用あるいは路面用の洗浄ブラシであって、この概棒状体のブラシ片は、薄膜の筒状体の熱可塑性樹脂が絞り込まれて形成されたことを特徴としている。
【0006】
また、前記ブラシ片は、その先端部に、長手方向に平行な細分化された所定長さの先割れ部が形成されたことを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施の形態1
図1から図3に実施の形態1を示す。図1は本発明の洗浄ブラシを前面側から見た斜視図である。図1において、1は洗浄ブラシである。図2は図1の洗浄ブラシに使用する材料の斜視図である。図2において、2は筒状体である。図3は、図1の洗浄ブラシの製造方法を示す断面図である。図3において、3、4は空気吹込み口、5、6はダイスである。
【0008】
本発明の洗浄ブラシ1は、図1の如く、概棒状体にて形成されてある。材質としては、熱可塑性樹脂が使用されてある。熱可塑性樹脂としては例えば、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリスチレン樹脂、アクリロニトリルスチレン樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、エチレンビニルアセテート樹脂、熱可塑性エラストマー、各種エンジニアリングプラスチックとしてのポリアミド樹脂、ポリアセタール樹脂、フッ素樹脂などである。洗浄ブラシ1は、図3の如く、空気吹込み口3、4から空気を流入させながら、熱可塑性樹脂をダイス5から溶出させて、図2の如くの薄膜の筒状体2に成形後、ダイス6にて筒状体2の外周を絞り込んで、概棒状体に成形されてある。図3の如くの製造方法は、一般には、インフレーション成形と呼ばれている。
【0009】
本発明の実施の形態1の洗浄ブラシ1は、上記の如くの構成となっているので、洗浄ブラシ1の使用時においては、被洗浄面にたいして接触した洗浄ブラシ1の先端部が、先割れを発生する。この時、洗浄ブラシ1は、熱可塑性樹脂を薄膜の筒状体2に成形後、前記筒状体2の外周を絞り込んで概棒状体に成形されてある為、先端部に、所定長さの薄膜の細分化された先割れ部を形成することができる。また、形成された先割れ部は、多数の薄膜の細分化されたブラシ片を形成するので、被洗浄面を、損傷させることなく、かつ、被洗浄面の細かな汚れ等にたいして、確実に接触して洗浄することができる。
【0010】
本発明の実施の形態1の洗浄ブラシは、上記の如くの構成となっているが、薄膜の膜厚、筒状体を絞り込む密度等については、使用する目的に応じて、適時、設定しても、何ら支障は無い。
【0011】
実施の形態2
図4及び図5に実施の形態2を示す。図4は本発明の洗浄ブラシを前面側から見た斜視図である。図4において、11は洗浄ブラシ、12は先割れ部である。図5は本発明の他の実施例の洗浄ブラシを前面側から見た斜視図である。図5において、21は洗浄ブラシ、22は先割れ部、23、24は先割れ長さである。
【0012】
本発明の洗浄ブラシ11は、図4の如く、概棒状体にて形成されてあると共に、先端部に、所定長さの先割れ部12が形成されてある。洗浄ブラシ11は、実施の形態1の洗浄ブラシ1と同様の方法にて、製造されてある。先割れ部12は、洗浄ブラシ11の長手方向に平行になるように細分化されて分割されてある。その為、先割れ部12は、多数の薄膜の概短冊状に細分化されたブラシ片を形成している。
【0013】
本発明の実施の形態2の洗浄ブラシ11は、上記の如くの構成となっているので、洗浄ブラシ11の使用時においては、多数の薄膜の概短冊状に細分化されたブラシ片を形成している先割れ部12が、被洗浄面にたいして接触する。その為、被洗浄面を、損傷させることなく、かつ、被洗浄面の細かな汚れ等にたいして、確実に接触して洗浄することができる。
【0014】
また、本発明の実施の形態2の他の実施例の洗浄ブラシ21は、図5の如く、長方形の断面を有する概棒状体にて形成されてあると共に、先端部に、先割れ長さ23から、先割れ長さ24まで徐変するように、先割れ部22が形成されてある。
【0015】
本発明の実施の形態2の他の実施例の洗浄ブラシ21は、上記の如くの構成となっているので、洗浄ブラシ21の使用時においては、洗浄ブラシ11と同様に、被洗浄面を、損傷させることなく、かつ、被洗浄面の細かな汚れ等にたいして、確実に接触して洗浄することができると共に、先割れ長さが徐変した先割れ部22が、被洗浄面にたいして、さまざまな押し付け力にて接触し、被洗浄面に付着した汚れ等を、確実に洗浄することができる。
【0016】
本発明の実施の形態2の洗浄ブラシは、上記の如くの構成となっているが、洗浄ブラシの断面形状等については、使用する目的に応じて、例えば、概V字形状や、概波形形状等、適時、設定しても、何ら支障は無い。
【0017】
【発明の効果】
本発明の実施の形態1の洗浄ブラシは、上記の如くの構成となっているので、洗浄ブラシの使用時においては、被洗浄面にたいして接触した洗浄ブラシの先端部が、先割れを発生する。この時、洗浄ブラシは、熱可塑性樹脂を薄膜の筒状体に成形後、前記筒状体の外周を絞り込んで概棒状体に成形されてある為、先端部に、所定長さの薄膜の細分化された先割れ部を形成することができる。また、形成された先割れ部は、多数の薄膜の細分化されたブラシ片を形成するので、被洗浄面を、損傷させることなく、かつ、被洗浄面の細かな汚れ等にたいして、確実に接触して洗浄することができる。
【0018】
また、本発明の実施の形態2の洗浄ブラシは、上記の如くの構成となっているので、洗浄ブラシの使用時においては、多数の薄膜の概短冊状に細分化されたブラシ片を形成している先割れ部が、被洗浄面にたいして接触する。その為、被洗浄面を、損傷させることなく、かつ、被洗浄面の細かな汚れ等にたいして、確実に接触して洗浄することができる。
【0019】
また、本発明の実施の形態2の他の実施例の洗浄ブラシとして、長方形の断面を有する概棒状体にて形成されてあると共に、先端部に、先割れ長さを徐変させた先割れ部が形成されてある洗浄ブラシを使用した場合には、洗浄ブラシの使用時においては、実施の形態2の洗浄ブラシと同様に、被洗浄面を、損傷させることなく、かつ、被洗浄面の細かな汚れ等にたいして、確実に接触して洗浄することができると共に、先割れ長さが徐変した先割れ部が、被洗浄面にたいして、さまざまな押し付け力にて接触し、被洗浄面に付着した汚れ等を、確実に洗浄することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の洗浄ブラシを前面側から見た斜視図である。
【図2】 図1の洗浄ブラシに使用する材料の斜視図である。
【図3】 図1の洗浄ブラシの製造方法を示す断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態2の洗浄ブラシを前面側から見た斜視図である。
【図5】 本発明の実施の形態2の他の実施例の洗浄ブラシを前面側から見た斜視図である。
【符号の説明】
1、11、21 洗浄ブラシ 2 筒状体 3、4 空気吹込み口
5、6 ダイス 12、22 先割れ部 23、24 先割れ長さ

Claims (2)

  1. 回転軸の外周部に複数の概棒状体のブラシ片が形成された自動車用あるいは路面用の洗浄ブラシであって、この概棒状体のブラシ片は、薄膜の筒状体の熱可塑性樹脂が絞り込まれて形成されたことを特徴とする洗浄ブラシ。
  2. 前記ブラシ片は、その先端部に、長手方向に平行な細分化された所定長さの先割れ部が形成されたことを特徴とする請求項1記載の洗浄ブラシ。
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