JP4309425B2 - 滑走遊技具及びブレード - Google Patents
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Description
本発明は、雪面、芝面などを滑走する滑走遊技具に関する。
プレイヤーの自重により斜面を滑走する滑走遊技具としては、雪面を滑走するスノーボードが挙げられる。従来より用いられているスノーボードは、平面視略長円状に形成された一枚の板からなり、板の下面を滑走面、上面をプレイヤーが搭乗する搭乗面として使用するものである。プレイヤーは、この板に体重移動を伝達させることにより、左右のターンを行うことができる。
特開2004−160095号公報
しかし、スノーボードは、ほとんどのものが一枚の板からなり、平面視略長円形状を呈するものであるため、プレイヤーが雪面から受ける感触、滑り心地等は大差のないものであった。また、雪面とプレイヤーの足の間には一枚の板しか介在していないため、雪面からプレイヤーの足に受ける衝撃は非常に大きいものであった。
本発明はかかる問題を解決するためになされたものであり、雪面に限らず、芝面、砂面などの斜面を滑走する遊技具であって、プレイヤーにかかる肉体的負担を緩和すると共に、従来の滑走遊技具とは異なる滑り心地を得られる滑走遊技具及び衝撃を緩和するために好適なブレードを提供することを課題とする。
本発明はかかる問題を解決するためになされたものであり、雪面に限らず、芝面、砂面などの斜面を滑走する遊技具であって、プレイヤーにかかる肉体的負担を緩和すると共に、従来の滑走遊技具とは異なる滑り心地を得られる滑走遊技具及び衝撃を緩和するために好適なブレードを提供することを課題とする。
前記課題を解決するために本発明は、滑走面と接触する滑走板と、前記滑走板の上方に位置する上方板と、前記滑走板の一端と前記上方板の一端とを連結するノーズ板と、前記滑走板の他端と前記上方板の他端とを連結するテール板と、前記滑走板と前記上方板の間に介設されるとともに、下層ブレードと上層ブレードとを前記滑走板の中央で交差させて平面視略X形状を呈するように形成されたブレードと、を有する滑走遊技具であって、前記下層ブレード及び上層ブレードは、板状部材の両端を湾曲して形成されており、前記一端側及び他端側において前記上方板に固着される一対の固着部と、前記一端側及び他端側において前記滑走板と接触する一対の接触部と、前記固着部と前記接触部とを連結するとともに、前記一端側及び他端側において湾曲成形された一対の湾曲部と、をそれぞれ有することを特徴とする。
かかる構成によれば、ブレードに形成された湾曲部がクッションの役割を果たすため、滑走面からプレイヤーの足に受ける衝撃を吸収することができる。これにより、プレイヤーは従来とは異なる滑り心地を得ることができる。また、ブレードは、平面視略X形状を呈するように配設されているため、プレイヤーの体重移動をスムーズに行うことができる。
また、前記下層ブレード及び上層ブレードは、前記接触部に前記滑走板の外側端部よりも外側に突出して形成された一対の突出部をそれぞれ有することが好ましい。
かかる構成によれば、ブレードの突出部が、滑走板の外側端部よりも外側に突出しているため、プレイヤーの体重移動によって突出部を滑走面に接触させることができる。これにより、滑走板だけでなくブレードによってもターンを導くことができる。
また、前記滑走板と前記下層ブレードとが交差する位置に、ベアリングが介設されていることが好ましい。
かかる構成によれば、滑走板と下層ブレードが交差する部分を滑らかに摺動させることができる。
また、前記下層ブレードと前記上層ブレードとが交差する位置に、ベアリングが介設されていることが好ましい。
かかる構成によれば、下層ブレードと上層ブレードとが交差する部分を滑らかに摺動させることができる。
また、前記滑走板の幅は、前記上方板の幅よりも狭いことが好ましい。かかる構成によれば、滑走板と滑走面との摩擦抵抗が小さくなり、滑走スピードを上げることができると共に、体重を伝達させる範囲が小さくなるため、ターンを容易に行うことができる。
また、前記突出部の外側端部に形成されたサイドカーブの半径は、前記滑走板の外側端部に形成されたサイドカーブの半径よりも小さいことが好ましい。
かかる構成によれば、プレイヤーの体重移動によって滑走板の外側端部又は突出部の外側端部を滑走面に接触させることができるため、バラエティに富んだターンを行うことができる。
また、前記上層ブレードと前記上方板との間に弾性体が介設されていることが好ましい。かかる構成によれば、よりクッション性が高まるため、滑走面からプレイヤーの足に受ける衝撃をより吸収することができる。
また、本発明は、滑走面に接触する滑走板と、この滑走板の上方に位置する上方板との間に介設されるとともに、下層ブレードと上層ブレードとを前記滑走板の中央で交差させて平面視略X形状を呈するように形成されたブレードであって、前記下層ブレード及び上層ブレードは、板状部材の両端を湾曲して形成されており、前記一端側及び他端側において前記上方板に固着される一対の固着部と、前記一端側及び他端側において前記滑走板と接触する一対の接触部と、前記固着部と前記接触部とを連結するとともに、前記一端側及び他端側において湾曲成形された一対の湾曲部と、をそれぞれ有することを特徴する。
かかる構成によれば、ブレードに形成された湾曲部がクッションの役割を果たすため、滑走面からプレイヤーの足に受ける衝撃を吸収することができる。また、ブレードは、平面視略X形状を呈するように配設されているため、プレイヤーの体重移動をスムーズに行うことができる。
本発明にかかる滑走遊技具によれば、滑走面からの衝撃を吸収することにより、プレイヤーにかかる肉体的負担を緩和することができる。また、本発明にかかるブレードによれば、滑走面からの衝撃を吸収することにより、プレイヤーにかかる肉体的負担を緩和することができる。
本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。説明において、同一の要素には同一の番号を付し、重複する説明は省略する。なお、説明における上下、左右、前後は、特に断りがない限り図1の矢印に従う。
<第一実施形態>
図1及び図2に示すように、本実施形態にかかる滑走遊技具1は、略長円筒状を呈する本体部2と、上層ブレード3a及び下層ブレード3bとからなるブレード3と、本体部2の上方板6及び滑走板7の間に介設されるスプリング4と、上層ブレード3aと下層ブレード3bが交差する部分(中央部C)に配設されるボールベアリング5,5(図2参照)とからなる。
図1及び図2に示すように、本実施形態にかかる滑走遊技具1は、略長円筒状を呈する本体部2と、上層ブレード3a及び下層ブレード3bとからなるブレード3と、本体部2の上方板6及び滑走板7の間に介設されるスプリング4と、上層ブレード3aと下層ブレード3bが交差する部分(中央部C)に配設されるボールベアリング5,5(図2参照)とからなる。
本体部2は、図1及び図2に示すように、プレイヤーPが搭乗する上方板6と、滑走面と接する滑走板7と、上方板6の左側端と滑走板7の左側端を連結するノーズ板8及び上方板6の右側端と滑走板7の右側端を連結するテール板9とからなる。本体部2は、図2の(a)及び(b)に示すように、側面視略長円状を呈しており、垂直軸Zに対して略左右対称である。
上方板6は、図3に示すように、中央にくびれKを有する平面視略長円状であって、長手方向軸X及び幅方向軸Yに対して対称となるように形成されている。
上方板6の上面は、プレイヤーPが搭乗する平坦な搭乗部11,11を有する。上方板6の下面は、後記するブレード3と固着される。搭乗部11の上面には、プレイヤーの足を固定するために、足固定具T(図1参照)が設置される。足固定具Tの位置は、プレイヤーPの身長、プレイスタイル等に合わせて適宜調節することができる。足固定具Tは、ビンディング等公知の技術を用いればよい。なお、くびれKは、設けなくてもよい。
上方板6の上面は、プレイヤーPが搭乗する平坦な搭乗部11,11を有する。上方板6の下面は、後記するブレード3と固着される。搭乗部11の上面には、プレイヤーの足を固定するために、足固定具T(図1参照)が設置される。足固定具Tの位置は、プレイヤーPの身長、プレイスタイル等に合わせて適宜調節することができる。足固定具Tは、ビンディング等公知の技術を用いればよい。なお、くびれKは、設けなくてもよい。
滑走板7は、図2の(c)、(d)及び図4に示すように、平坦な板であって、両外側端部13,13には、炭素鋼からなる第一エッジ14a,14bが配設される。滑走板7の上面は、後記するブレード3と接触する。また、図4に示すように、両外側端部13,13には第一サイドカーブR(例えば、サイドカーブ半径8.8m)が設けられている。滑走板7の幅は、図5に示すように、上方板6の幅よりも狭く形成されている。なお、本実施形態においては、外側端部13に第一サイドカーブRを設けたが、これに限定される趣旨ではなく、外側端部13を直線に形成してもよい。
ノーズ板8は、図1及び図2に示すように、上方板6の左側端と滑走板7の左側端を連結し、テール板9は、上方板6の右側端と滑走板7の右側端を連結する。ノーズ板8及びテール板9はそれぞれ両外側に突出するように湾曲形成される。
なお、本実施形態においては、滑走板7は平板状に形成したが、これに限定されるものではなく、滑走板7の中央部を盛り上げるようにしてキャンバー(図示せず)を設けてもよい。
また、本実施形態においては、本体部2は、長手方向軸X、幅方向軸Y及び垂直軸Zに対して略対称となるように形成することにより、進行方向に対して左右のどちらの足が前であっても均等に対応することができる。本実施形態においては、本体部2は、上記のように形成したが、本発明を限定される趣旨ではなく、非対称となるように形成されてもよい。
また、本実施形態においては、ノーズ板8及びテール板9は、上記のように形成したが、これに限定される趣旨ではなく、例えば、滑走板7に対して垂直になるように形成してもよい。また、ノーズ板8、テール板9は、流線型となるように形成してもよい。
また、本実施形態においては、本体部2は、長手方向軸X、幅方向軸Y及び垂直軸Zに対して略対称となるように形成することにより、進行方向に対して左右のどちらの足が前であっても均等に対応することができる。本実施形態においては、本体部2は、上記のように形成したが、本発明を限定される趣旨ではなく、非対称となるように形成されてもよい。
また、本実施形態においては、ノーズ板8及びテール板9は、上記のように形成したが、これに限定される趣旨ではなく、例えば、滑走板7に対して垂直になるように形成してもよい。また、ノーズ板8、テール板9は、流線型となるように形成してもよい。
ブレード3は、図6に示すように、略同等の形状からなり、上方を開放させた側面視略C字状を呈した板を中央で交差させて形成される。ブレード3は、平面視略X形状を呈し、上側に位置する上層ブレード3a、下側に位置する下層ブレード3bからなる。本実施形態におけるブレード3は、滑走板7と上方板6の間に介設されてクッションの役割を果たすとともに、滑走面と接触してターンを導く板をいう。
以下、説明において、図1に示すように、左側にプレイヤーPの左足が乗るものとする。
上層ブレード3aは、図1及び図6に示すように、左足前側(つま先側)部分において上方板6の下面に固着される左足前側固着部31と、左足前側固着部31の下方に位置し、滑走板7の上面に接触される左足前側接触部32と、左足前側固着部31と左足前側接触部32とを連結する左足前側湾曲部33と、右足後側(かかと側)部分において上方板6の下面に固着される右足後側固着部34と、右足後側固着部34の下方に位置し、滑走板7の上面に接触される右足後側接触部35と、右足後側固着部34と右足後側接触部35とを連結する右足後側湾曲部36とを有する。
上層ブレード3aは、図1及び図6に示すように、左足前側(つま先側)部分において上方板6の下面に固着される左足前側固着部31と、左足前側固着部31の下方に位置し、滑走板7の上面に接触される左足前側接触部32と、左足前側固着部31と左足前側接触部32とを連結する左足前側湾曲部33と、右足後側(かかと側)部分において上方板6の下面に固着される右足後側固着部34と、右足後側固着部34の下方に位置し、滑走板7の上面に接触される右足後側接触部35と、右足後側固着部34と右足後側接触部35とを連結する右足後側湾曲部36とを有する。
下層ブレード3bは、図1及び図6に示すように、左足後側(かかと側)部分において上方板6の下面に固着される左足後側固着部37と、左足後側固着部37の下方に位置し、滑走板7の上面に接触される左足後側接触部38と、左足後側固着部37と左足後側接触部38とを連結する左足後側湾曲部39と、右足前側(つま先側)部分において上方板6の下面に固着される右足前側固着部40と、右足前側固着部40の下方に位置し、滑走板7の上面に接触される右足前側接触部41と、右足前側固着部40と右足前側接触部41とを連結する右足前側湾曲部42とを有する。
なお、左足前側固着部31、右足後側固着部34、左足後側固着部37及び右足前側固着部40を単に固着部ともいう。また、左足前側接触部32、右足後側接触部35、左足後側接触部38及び右足前側接触部41を単に接触部ともいう。また、左足前側湾曲部33、右足後側湾曲部36、左足後側湾曲部39及び右足前側湾曲部42を単に湾曲部ともいう。
なお、左足前側固着部31、右足後側固着部34、左足後側固着部37及び右足前側固着部40を単に固着部ともいう。また、左足前側接触部32、右足後側接触部35、左足後側接触部38及び右足前側接触部41を単に接触部ともいう。また、左足前側湾曲部33、右足後側湾曲部36、左足後側湾曲部39及び右足前側湾曲部42を単に湾曲部ともいう。
ブレード3は、図4及び図7に示すように、滑走板7の外側端部13,13よりも外側に突出した突出部43(43a〜43d)を有する。図6の(b),(c)に示すように、突出部43bの外側端部44bには、炭素鋼からなる第二エッジ45bが配設されている。突出部43a,43c,43dにも同様にして、第二エッジ45a,45c,45dが配設されている。図7に示すように、突出部43の外側端部44(44a〜44d)に形成される第二サイドカーブrは、滑走板7の外側端部13,13に形成される第一サイドカーブRよりも小さい半径(大きい曲率)である。ブレード3は、図7に示すように、滑走板7の中央部Cから左足前側接触部32、右足後側接触部35、左足後側接触部38及び右足前側接触部41の各長手方向に、ねじれを備えたすり付け部L(La〜Ld)を有する。
なお、ブレード3と滑走板7の上面は、図1及び図6の(a)に示すように、左足前側接触部32、右足後側接触部35、左足後側接触部38及び右足前側接触部41において接触する。ブレード3は、滑走板7の上面と接触するのみであるため、プレイヤーの体重移動に伴って滑走板7の上面を摺動する。
また、図8に示すように、左足前側固着部31、右足後側固着部34と、左足後側固着部37と、右足前側固着部40は、上方板6の下面に固着される。
ブレード3の交差部分では、図9に示すように、上層ブレード3a、下層ブレード3b、上方板6及び滑走板7が略平行に積層される。上層ブレード3a及び下層ブレード3bの断面は、下方に向けて若干湾曲している。これは、ブレード3が滑走面に食い込みやすくするためのものであって、必ずしも設けるものではない。
図10に示すように、上層ブレード3a及び下層ブレード3bは、すり付け部Ld及びLbにおいて(図7参照)、略山形を呈するようにねじれ角α、βを有する。即ち、上層ブレード3aは、上層ブレード3aの中心における水平軸hから反時計回りにα°ねじれている。一方、下層ブレード3bは、下層ブレード3bの中心における水平軸fから時計回りにβ°ねじれている。なお、すり付け部La、Lcにおいても同様にねじれα,βを有する。
図9に示すように、中央部Cにおいてねじれ角は0°である。また、図11に示すように、接触部35,41においてねじれ角は0°である(接触部32,38においても同様)。即ち、すり付け部La〜Ld(図7参照)は、中央部Cから接触部32,35,38及び41までの略中間において、最大ねじれ角α,βを有するようにすり付けられている。また、上層ブレード3aに係るねじれ角αは、下層ブレード3bに係るねじれ角βよりも大きくなるように形成されている。これは、下層ブレード3bに比べて、上層ブレード3aの方が上方に位置するため、すり付けの距離が長くなることに起因するものである。ねじれ角α及びβは、0°<α<45°、0°<β<45°であることが好ましい。
図11に示すように、接触部35,41において、突出部43b、43dに係る外側端部44b,44dの高さ位置は、同等となる(接触部32,38の外側端部44a,44dも同様)。即ち、外側端部44b,44dに配設された第二エッジ45b又は45dから平坦な滑走面までの距離は同等となる。これにより、プレイヤーPは、偏りのないターンを行うことができる。
なお、本実施形態においては、上記のようにブレード3を配設したが、これに限定されるものではない。例えば、すり付け部Lは設けなくてもよい。また、例えば、接触部(32,35,38及び41)の位置において、ブレード3にねじれ角を設けてもよい(図示せず)。
スプリング4は、図9に示すように、本体部の中央部Cにおいて、上方板6の下面と、上層ブレード3aの上面の間に介設される。スプリング4の上端及び下端には、スプリング4と、上方板6及び上層ブレード3aを密着させるためにゴムMが取り付けられている。本実施形態におけるスプリング4の大きさは、直径約8cmである。なお、ゴムMは用いなくてもよい。上方板6と滑走板7の間にスプリング4を介設することにより、上方板6と滑走板7のクッション性が高まることから、上方板6と滑走板7が受ける垂直荷重に対して柔軟に対応することができる。
なお、本実施形態においては、上方板6と滑走板7の間に介設する弾性体としてスプリング4を用いたが、これに限定される趣旨ではない。例えば、ゴム等(図示せず)公知の弾性体を用いればよい。弾性体の大きさ、種類等は本体部2の大きさ、素材及びプレイヤーPの体重、プレイスタイル等を考慮して適宜選択すればよい。また、本実施形態においてはスプリング4を1本用いたが、これに限定されるものではなく、複数本用いてもよい。また、スプリング4の位置も限定されるものではない。
ボールベアリング5は、球体が内設された軸受け具であって、接触する板を滑らかに摺動させるものである。本実施形態においては、例えば、フリーベアコーポレーション社製(フリーベア(登録商標):C−8S)を使用する。ボールベアリング5は、図2及び図9に示すように、上層ブレード3aの下面と下層ブレード3bの上面、下層ブレード3bの下面と滑走板7の上面において接触する部分(中央部C)に介設される。
ブレード3は、後記するようにプレイヤーPの体重移動に伴って摺動するものである。従って、上層ブレード3aと下層ブレード3bの交差する部分、下層ブレード3bと滑走板7が交差する部分にボールベアリング5を介設することにより、ブレード3が垂直軸Z方向(図2参照)に対して円滑に摺動することができる。
なお、本実施形態においては、ボールベアリング5の球体が接触する上層ブレード3aの下面及び滑走板7の上面には、より円滑に摺動させるために、鉄板(図示せず)が設置されている。本実施形態においては、軸受け具としてボールベアリング5を用いたが、これに限定されるものではなく、接触する板を円滑に摺動させる公知の手段を用いればよい。
ブレード3は、後記するようにプレイヤーPの体重移動に伴って摺動するものである。従って、上層ブレード3aと下層ブレード3bの交差する部分、下層ブレード3bと滑走板7が交差する部分にボールベアリング5を介設することにより、ブレード3が垂直軸Z方向(図2参照)に対して円滑に摺動することができる。
なお、本実施形態においては、ボールベアリング5の球体が接触する上層ブレード3aの下面及び滑走板7の上面には、より円滑に摺動させるために、鉄板(図示せず)が設置されている。本実施形態においては、軸受け具としてボールベアリング5を用いたが、これに限定されるものではなく、接触する板を円滑に摺動させる公知の手段を用いればよい。
なお、本実施形態においては、第一エッジ14a,14b及び第二エッジ45a,45b,45c,45dは、炭素鋼を用いたが、これに限定されるものではない。
<製造方法>
次に、滑走遊技具1の製造方法について説明する。
本体部2は、弾性に富み、高強度の炭素繊維強化プラスチック(CFRP)からなり、一体形成される。図2の(c)に示すように、本実施形態における本体部2(炭素繊維強化プラスチック板51)は、筒状の型枠に、市販されているプリプレグを繊維の配向方向を変えながら積層させた後に硬化させたものである。本実施形態においては、プリプレグは、例えば、東邦テナックス製のBesfight(登録商標)〔原糸:HTA−12K、エポキシ樹脂37質量%含有〕が挙げられる。
そして、図2(c)及び(d)に示すように、滑走板7は、炭素繊維強化プラスチック板51の下面にポリエチレン板52をエポキシ樹脂系接着剤で接着させて形成されている。そして、ポリエチレン板52の両端には、山形状に形成された炭素鋼からなる第一エッジ14a,14bを嵌め込み、炭素繊維強化プラスチック板51及びポリエチレン板52に第一エッジ14a,14bを圧着させる。
次に、滑走遊技具1の製造方法について説明する。
本体部2は、弾性に富み、高強度の炭素繊維強化プラスチック(CFRP)からなり、一体形成される。図2の(c)に示すように、本実施形態における本体部2(炭素繊維強化プラスチック板51)は、筒状の型枠に、市販されているプリプレグを繊維の配向方向を変えながら積層させた後に硬化させたものである。本実施形態においては、プリプレグは、例えば、東邦テナックス製のBesfight(登録商標)〔原糸:HTA−12K、エポキシ樹脂37質量%含有〕が挙げられる。
そして、図2(c)及び(d)に示すように、滑走板7は、炭素繊維強化プラスチック板51の下面にポリエチレン板52をエポキシ樹脂系接着剤で接着させて形成されている。そして、ポリエチレン板52の両端には、山形状に形成された炭素鋼からなる第一エッジ14a,14bを嵌め込み、炭素繊維強化プラスチック板51及びポリエチレン板52に第一エッジ14a,14bを圧着させる。
なお、本体部2の素材は炭素繊維強化プラスチックに限定するものではなく、例えば、ガラス繊維強化プラスチック(GFRP)、アクリルニトリルブタジエンスチレン(ABS)等であってもよい。また、樹脂製に限らず、木製、金属製等であってもよい。軽量であり、耐久性、弾性及び強度に優れる素材であることが好ましい。
また、本体部2は、本実施形態においては、一体的に形成されたが、これに限定される趣旨ではなく、例えば、上方板6、滑走板7、ノーズ板8及びテール板9を個別に形成した後に、それぞれの板を接合してもよい。
また、本体部2は、炭素繊維強化プラスチック板51,51を2枚用いて、炭素繊維強化プラスチック板51,51の間に木板や発泡ポリウレタン等を介設させて、いわゆるサンドイッチ構造により製造してもよい。
また、本体部2は、本実施形態においては、一体的に形成されたが、これに限定される趣旨ではなく、例えば、上方板6、滑走板7、ノーズ板8及びテール板9を個別に形成した後に、それぞれの板を接合してもよい。
また、本体部2は、炭素繊維強化プラスチック板51,51を2枚用いて、炭素繊維強化プラスチック板51,51の間に木板や発泡ポリウレタン等を介設させて、いわゆるサンドイッチ構造により製造してもよい。
ブレード3は、図6の(a)、(b)及び(c)に示すように、固着部(31,34,37及び40)及び突出部43a〜43dを形成した細長の炭素繊維強化プラスチック板51の両端を湾曲させ、上方板6の下面にエポキシ樹脂系接着剤で固着する。具体的には、上層ブレード3aと下層ブレード3bの略中央を交差させて、左足前側固着部31及び右足後側固着部34、左足後側固着部37及び右足前側固着部40を上方板6の下面で固着する(図8参照)。そして、外側端部44(44a〜44d)に第二エッジ45(45a〜45d)を配設する。なお、上層ブレード3a及び下層ブレード3bの中心は、本体部2の中央部Cと重なることが望ましい(図7参照)。
なお、ブレード3は、本実施形態においては、炭素繊維強化プラスチックを用いたが、これに限定される趣旨ではなく、例えば、ガラス繊維強化プラスチック(GFRP)、アクリルにトリルブタジエンスチレン(ABS)等であってもよい。また、樹脂製に限らず、木製、金属製等であってもよい。ブレード3は、軽量であり、弾性、耐久性及び強度に優れる素材であることが好ましい。また、本体部2とブレード3は、異なる素材であってもよい。
上層ブレード3aと下層ブレード3bの間及び下層ブレード3bと滑走板7の上面の間に、ボールベアリング5,5を介設する(図2参照)。また、ボールベアリング5の球体が接触する上層ブレード3aの下面及び滑走板7の上面には、鉄板を埋設する。なお、スプリング4及びボールベアリング5の中心は、本体部2の中央部Cと重なることが望ましい。なお、本実施形態においては、ボールベアリング5の球体と、上層ブレード3aの下面及び滑走板7の上面を当接させているが(図9参照)、これに限定されるものではない。
上方板6と上層ブレード3aの間に、スプリング4を介設する。スプリング4の上端と上方板6の下面及びスプリング4の下端と上層ブレード3aの上面は本実施形態においては、ゴムM,Mを介してエポキシ樹脂系接着剤で固着する。なお、スプリング4は、必ずしも固着されるものではなく、スプリング4の弾性を利用して上方板6の下面と上層ブレード3a上面に当接するだけでもよい。
また、ブレード3と上方板6の下面の固着方法は、本実施形態においては、エポキシ樹脂系接着剤を用いたが、これに限定される趣旨ではない。他の接着剤を用いてもよいし、ネジ等の締結具(図示せず)を用いて両者を固着させてもいい。締結具と接着剤を併用して固着させてもよい。
図1〜図4に示すように、本実施形態に係る滑走遊技具1の長手方向の長さは、約150cm、滑走板7の下面から、上方板6の上面までの長さは約20cmである。本体部2の厚さは約1.5cmである。上方板6の幅は最大約35cmで、くびれKの部分は25cmである。滑走板7の幅は22cmである。図4に示すように、滑走板7の第一サイドカーブRの半径は、約8.8m(図4参照)であり、ブレード3の第二サイドカーブrの半径は、約8.2mである。なお、本実施形態における第一サイドカーブR、第二サイドカーブrは、円弧より形成されているがこれに限定されるものではなく、二次曲線等に基づき形成されてもよい。
なお、これらの寸法は、本発明を限定するものではない。
また、上記した製造方法はあくまで例示であって、本発明を限定するものではない。
なお、これらの寸法は、本発明を限定するものではない。
また、上記した製造方法はあくまで例示であって、本発明を限定するものではない。
<動作状況>
次に、滑走遊技具1の動作状況について説明する。なお、本実施形態の説明においては、雪面(ゲレンデ)を滑走する場合について説明する。
滑走遊技具1は、図1に示すように、上方板6に固定された足固定具T,TにプレイヤーPの足を固定し、斜面(滑走面)に向うと、プレイヤーPの自重により滑走面を滑走するものである。本実施形態においては、左足が滑走面の進行方向に向うものとする。
なお、本実施形態説明において、圧縮とは、プレイヤーPの体重が滑走板7に対して垂直に作用する場合を静止状態とすると、プレイヤーPが体重を移動させることにより、上方板6と滑走板7の距離(固着部と接触部の距離)が静止状態よりも短くなることをいう。また、開放とは、上方板6と滑走板7の距離(固着部と接触部の距離)が静止状態よりも長くなることをいう。
次に、滑走遊技具1の動作状況について説明する。なお、本実施形態の説明においては、雪面(ゲレンデ)を滑走する場合について説明する。
滑走遊技具1は、図1に示すように、上方板6に固定された足固定具T,TにプレイヤーPの足を固定し、斜面(滑走面)に向うと、プレイヤーPの自重により滑走面を滑走するものである。本実施形態においては、左足が滑走面の進行方向に向うものとする。
なお、本実施形態説明において、圧縮とは、プレイヤーPの体重が滑走板7に対して垂直に作用する場合を静止状態とすると、プレイヤーPが体重を移動させることにより、上方板6と滑走板7の距離(固着部と接触部の距離)が静止状態よりも短くなることをいう。また、開放とは、上方板6と滑走板7の距離(固着部と接触部の距離)が静止状態よりも長くなることをいう。
(真直ぐ滑る場合)
プレイヤーPは、図12に示すように、プレイヤーPの体重を滑走板7に対して垂直に作用させることにより、真直ぐ滑ることができる。即ち、プレイヤーPの体重が滑走板7に対して垂直に作用する場合、ブレード3に配設されている第二エッジ45a、45cは、滑走面Sと接触しないため、滑走板7の下面の略全面が滑走面と接触して真直ぐ滑ることができる。
なお、図13に示すように、プレイヤーPが進行方向に沿って左足に体重移動を行うと、左足側の上方板6と滑走板7の間が圧縮される(矢印55)と共に、ブレード3の反作用により、右足側の上方板6と滑走板7の間は開放される(矢印56)ため、体重移動をスムーズに行うことができる。
プレイヤーPは、図12に示すように、プレイヤーPの体重を滑走板7に対して垂直に作用させることにより、真直ぐ滑ることができる。即ち、プレイヤーPの体重が滑走板7に対して垂直に作用する場合、ブレード3に配設されている第二エッジ45a、45cは、滑走面Sと接触しないため、滑走板7の下面の略全面が滑走面と接触して真直ぐ滑ることができる。
なお、図13に示すように、プレイヤーPが進行方向に沿って左足に体重移動を行うと、左足側の上方板6と滑走板7の間が圧縮される(矢印55)と共に、ブレード3の反作用により、右足側の上方板6と滑走板7の間は開放される(矢印56)ため、体重移動をスムーズに行うことができる。
(ターンを行う場合)
本実施形態に係る滑走遊技具1は、図14に示すように、プレイヤーPが体重を移動させ、第一エッジ14若しくは第二エッジ45を滑走面Sに接触させる(食い込ませる)ことにより、ターンを行うものである。
本実施形態に係る滑走遊技具1は、図14に示すように、プレイヤーPが体重を移動させ、第一エッジ14若しくは第二エッジ45を滑走面Sに接触させる(食い込ませる)ことにより、ターンを行うものである。
ここで、プレイヤーPが進行方向に対して右にターンする場合について説明する(図16の矢印62方向)。
プレイヤーPが、左足前側(つま先側)に体重を移動させると、図14の(a)に示すように、左足前側(つま先側)における上方板6及び滑走板7の間が圧縮される(矢印57)と共に、上方板6及び滑走板7の後側(かかと側)が解放され(矢印58)、滑走遊技具1が全体的にγ°傾き第一エッジ14aが滑走面Sを捉える。
また、このとき、上層ブレード3aの突出部43aが体重移動方向に押し出されるため、第二エッジ45aが滑走面Sに食い込み、よりシャープにターンを行うことができる。
プレイヤーPが、左足前側(つま先側)に体重を移動させると、図14の(a)に示すように、左足前側(つま先側)における上方板6及び滑走板7の間が圧縮される(矢印57)と共に、上方板6及び滑走板7の後側(かかと側)が解放され(矢印58)、滑走遊技具1が全体的にγ°傾き第一エッジ14aが滑走面Sを捉える。
また、このとき、上層ブレード3aの突出部43aが体重移動方向に押し出されるため、第二エッジ45aが滑走面Sに食い込み、よりシャープにターンを行うことができる。
即ち、プレイヤーPが、左足前側(つま先側)に体重を移動させると、左足前側固着部31と左足前側接触部32の間が圧縮されると共に、その反作用として、右足後側固着部34と右足後側接触部35の間が開放される(図6参照)。この際、上層ブレード3aの左足前側固着部31と右足後側固着部34は、上方板6の下面に固着されているが、左足前側接触部32と右足後側接触部35は、滑走板7の上面と接触しているだけであるため、突出部43aはプレイヤーPの体重移動に伴って摺動する。
そして、図15に示すように、上層ブレード3aの左足前側固着部31と左足前側接触部32(図6参照)の間が圧縮されると、上層ブレード3aは、すり付け部Laに設けられたねじれにより、矢印60方向に回転する。上層ブレード3aは、両端を左足前側固着部31と右足後側固着部34で固着されているため、突出部43aは滑走板7の上面と摺動して体重移動方向に押し出される(矢印61)。これにより、図14の(a)に示すように、突出部43aに備えられている第二エッジ45aが、滑走面Sに食い込む。
そして、図15に示すように、上層ブレード3aの左足前側固着部31と左足前側接触部32(図6参照)の間が圧縮されると、上層ブレード3aは、すり付け部Laに設けられたねじれにより、矢印60方向に回転する。上層ブレード3aは、両端を左足前側固着部31と右足後側固着部34で固着されているため、突出部43aは滑走板7の上面と摺動して体重移動方向に押し出される(矢印61)。これにより、図14の(a)に示すように、突出部43aに備えられている第二エッジ45aが、滑走面Sに食い込む。
なお、この際、中央部Cにおける上層ブレード3a、下層ブレード3b及びボールベアリング5,5は、後側(かかと側)に向かって摺動する。即ち、静止状態では、図9に示すように、上層ブレード3a、下層ブレード3b及びボールベアリング5,5の中心は、中央部Cと略重なる。しかし、プレイヤーPが左足前側(つま先側)に体重を移動させることにより、上層ブレード3a、下層ブレード3b及びボールベアリング5,5は、図9の紙面向って左側に摺動する。
また、図16に示すように、左足前側(つま先側)に体重を移動させると、右足のつま先側にも負荷がかかるため、右足前側固着部40と右足前側接触部41の間が圧縮される(矢印59)。あくまで、プレイヤーPの体重は左足前側にかかっているため、右足前側固着部40と右足前側接触部41の間よりも、左足前側固着部31と左足前側接触部32の間方が圧縮されている。突出部43dは、上記した突出部43aと略同様の作用により、プレイヤーPの移動に伴って摺動すると共に、滑走面Sに向って押し出されるため、第二エッジ45dが滑走面Sに食い込む(矢印63)。
これにより、突出部43aに配設された第二エッジ45aと滑走板7に配設された第一エッジ14aと突出部43dに配設された第二エッジ45dが滑走面を捉える。また、第二エッジ45a,45dを備える突出部43a,43dには、滑走板7の第一サイドカーブRよりも小さい半径の第二サイドカーブr(図7参照)が備えられているため、プレイヤーPは、よりシャープにターンを行うことができる。
また、突出部43a,43dが体重移動に伴って滑走面S方向に押し出されるため、ターンを行っている間に、第二エッジ45a,45dが滑走面Sの衝撃に弾かれることなく、滑走面Sに接触し続けることができる。
また、プレイヤーPは、矢印62の方向にターンを行いながら、右足の前側(つま先側)に体重を移動させると(大きい負荷をかけると)、突出部43dに配設された第二エッジ45dが滑走面Sにさらに食い込むため、鋭いターンができると共に、制動することができる。
また、突出部43a,43dが体重移動に伴って滑走面S方向に押し出されるため、ターンを行っている間に、第二エッジ45a,45dが滑走面Sの衝撃に弾かれることなく、滑走面Sに接触し続けることができる。
また、プレイヤーPは、矢印62の方向にターンを行いながら、右足の前側(つま先側)に体重を移動させると(大きい負荷をかけると)、突出部43dに配設された第二エッジ45dが滑走面Sにさらに食い込むため、鋭いターンができると共に、制動することができる。
なお、上記と逆にターンしたい場合は、図14の(b)に示すように、左足後側(左足かかと側)に体重を移動させて、ターンすることができる。
また、右足前側(つま先側)及び右足後側(かかと側)に体重を移動させても、同様の動作を行うことができる。
また、右足前側(つま先側)及び右足後側(かかと側)に体重を移動させても、同様の動作を行うことができる。
また、プレイヤーPは、プレイヤーPの体重の移動加減によって、第一エッジ14又は第二エッジ45を使い分けることができるため、バラエティに富んだターンを行うことができる。
また、プレイヤーPが、左足前側(左足のつま先側)に体重を移動させると、図14(a)に示すように、前側の上方板6と滑走板7の間が圧縮される(矢印57)と同時に、後側(かかと側)の上方板6と滑走板7が開放される(矢印58)。このとき、ブレード3は、図6に示すように、平面視略X形状に配設されているため、左足前側固着部31と左足前側接触部32の間が圧縮されると共に、その反作用として、右足後側固着部34と右足後側接触部35の間が開放され、長手方向軸の斜め方向に対して体重移動をスムーズに行うことができる。
本実施形態に係る滑走遊技具1によれば、本体部2を略筒状に形成し、滑走板7とこの滑走板7の上方に位置する上方板6をノーズ板8及びテール板9で連結することにより、ノーズ板8及びテール板9がクッションとしての役割を果たすため、プレイヤーPの足に受ける衝撃を緩和することができる。また、プレイヤーPの足に受ける衝撃が緩和されることにより、従来とは異なるすべり心地、感触を得ることができる。
また、滑走遊技具1は、滑走板7の外側端部13に第一サイドカーブRが形成されているため、第一エッジ14がこの第一サイドカーブRに沿って滑走面Sを捉えるため滑らかにターンを行うことができる。
また、ブレード3は、滑走板7の外側端部13に設けられた第一エッジ14よりも、さらに外側に位置する第二エッジ45を備えた突出部43を有する。ブレード3は、プレイヤーPが体重移動を行うと、体重移動方向にブレード3が摺動し、突出部43に配設された第二エッジ45が滑走面Sを捉える。突出部43の外側端部44には、滑走板7の第一サイドカーブRよりも大きい曲率からなる第二サイドカーブrが配設されていることから、よりシャープなターンを行うことができる。
また、滑走遊技具1は、平面視X形状を呈するように、滑走板7の長手方向軸Xに対して斜めに2本の上層ブレード3a,下層ブレード3bが設けられるため、例えば左足前側(つま先側)に体重をかけると、左足前側固着部31と左足前側接触部32の間が圧縮されると同時に、その反作用として、右足後側固着部34と右足後側接触部35の間が開放され、プレイヤーPの体重移動をスムーズに行うことができる。また、ブレード3も湾曲部を有することから、よりクッション性を高めることができる。
また、滑走遊技具1は、ボールベアリング5を有するため、接触する滑走板7とブレード3に生じる摩擦を軽減することができ、ブレード3を滑らかに摺動させることができる。
また、滑走遊技具1は、上方板6と滑走板7の間にスプリング4を介設することにより、上方板6と滑走板7のクッション性が高まることから、上方板6と滑走板7が受ける垂直荷重に対して柔軟に対応することができる。
また、滑走板7の幅は、上方板6の幅よりも狭いため、滑走面Sとの摩擦抵抗が小さくなり、滑走スピードが増すと共に、体重移動の可動範囲が小さくなるため、ターンを容易に行うことができる。
以上、本発明に係る実施形態について図面を参照して詳細に説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
<参考実施形態>
例えば、図17に示すように、滑走遊技具71は、略筒状に形成された本体部72と、ブレード73と、中央に介設されたスプリング74と、ブレード73と滑走板82の間に介設されたベアリング(図示外)からなる。
第一実施形態に係るブレード3は2本の板を組み合わせて形成されたが、参考実施形態に係るブレード73は、図17の(a)及び(b)に示すように、中央部Wと、中央部Wから平面視略X形状を呈するように延出させた足部76(76a〜76d)からなる。
例えば、図17に示すように、滑走遊技具71は、略筒状に形成された本体部72と、ブレード73と、中央に介設されたスプリング74と、ブレード73と滑走板82の間に介設されたベアリング(図示外)からなる。
第一実施形態に係るブレード3は2本の板を組み合わせて形成されたが、参考実施形態に係るブレード73は、図17の(a)及び(b)に示すように、中央部Wと、中央部Wから平面視略X形状を呈するように延出させた足部76(76a〜76d)からなる。
ブレード73は、足部76を湾曲させて形成された湾曲部78(78a〜78d)を有し、足部76の先端部77(77a〜77d)は、上方板79の下面に固着されている。ブレード73には、図17の(b)に示すように、滑走板82の外側端部83(点線部分)よりも外側に突出した突出部85(85a〜85d)が備えられている。また、突出部85の外側端部86(86a〜86d)には、滑走板82の外側端部83に備えられた第一サイドカーブRの半径よりも小さい半径からなる第二サイドカーブrを有する。また、突出部85の外側端部86(86a〜86d)には、第二エッジ84(84a〜84d)が設けられている。
図18の(a)に示すように、図17(b)のK−K断面におけるブレード73の足部76b及び足部76dは、略山形に形成されている。また、図18の(b)に示すように、足部76b及び76dと滑走板82の上面が接触する部分においては足部76b及び足部76dは水平である。
なお、製造方法及び動作は第一実施形態と略同等であるため省略する。
図18の(a)に示すように、図17(b)のK−K断面におけるブレード73の足部76b及び足部76dは、略山形に形成されている。また、図18の(b)に示すように、足部76b及び76dと滑走板82の上面が接触する部分においては足部76b及び足部76dは水平である。
なお、製造方法及び動作は第一実施形態と略同等であるため省略する。
参考実施形態によれば、ブレード73は、中央部Wから平面視X形状を呈するように、足部76が延出している。即ち、一枚の板からブレード73が形成されているため、第一実施形態の上層ブレード3a、下層ブレード3bのようにブレード間に高さが生じることがない。従って、ブレード73の足部76a〜76dを均等にすり付ける作業が容易となる。
<第二実施形態>
第一実施形態及び参考実施形態は、滑走遊技具1,71の長手方向に対して略直角になるように、プレイヤーPの足を固定させたが、これに限定される趣旨ではない。例えば、図19に示すように、滑走遊技具90,90のそれぞれにプレイヤーPの足を片足ずつ固定させてもよい。その際、プレイヤーPのつま先は滑走遊技具90の長手方向に対して平行となるように固定される。
滑走遊技具90は、本実施形態においては、上方板91及び滑走板92を有する本体部93と、ブレード94、スプリング95、ベアリング(図示外)からなる。上方板91及び滑走板92の幅は、プレイヤーPの足の幅よりもやや広く形成されている。滑走遊技具90の長手方向の長さは、上記した滑走遊技具1よりも短く形成されており、約100cmである。プレイヤーPの足は、スプリング95の略上方に固定される。
なお、製造方法及び動作は第一実施形態と略同等であるため省略する。
第一実施形態及び参考実施形態は、滑走遊技具1,71の長手方向に対して略直角になるように、プレイヤーPの足を固定させたが、これに限定される趣旨ではない。例えば、図19に示すように、滑走遊技具90,90のそれぞれにプレイヤーPの足を片足ずつ固定させてもよい。その際、プレイヤーPのつま先は滑走遊技具90の長手方向に対して平行となるように固定される。
滑走遊技具90は、本実施形態においては、上方板91及び滑走板92を有する本体部93と、ブレード94、スプリング95、ベアリング(図示外)からなる。上方板91及び滑走板92の幅は、プレイヤーPの足の幅よりもやや広く形成されている。滑走遊技具90の長手方向の長さは、上記した滑走遊技具1よりも短く形成されており、約100cmである。プレイヤーPの足は、スプリング95の略上方に固定される。
なお、製造方法及び動作は第一実施形態と略同等であるため省略する。
なお、第二実施形態においては、滑走遊技具90を上記のように形成したが、これに限定される趣旨ではなく、プレイヤーPの身長、プレイスタイルに応じて滑走遊技具90の長さ、幅等を適宜決定すればよい。
また、第一実施形態及び参考実施形態においては、滑走遊技具1をスノーボードと略同じ形態で使用するものであったが、例えば、滑走遊技具1の上方板6の上に、物または人を乗せるのに好適な箱状体等を設置して、そりと略同じ形態で使用してもよい。このような場合を図16を用いて説明すると、上方板6の上に設置した箱状体(図示せず)にプレイヤーが乗り、体重を移動させることで、本実施形態と略同等の動作により、滑走遊技具1を操作することができる。
さらに、箱状体に物(人も含む)を載せてノーズ板8側(図1参照)から牽引してもよい。例えば、図16の矢印62側から牽引すると、箱状体に載せた物の荷重が、牽引方向又は滑走面Sの変化に応じてブレード3に作用する。これにより、ブレード3が摺動し、牽引方向に係る第二エッジ45aが滑走面Sを捉えるため、滑走遊技具1は、牽引方向に滑らかに追従することができる。また、滑走遊技具1は、突出部43を備えているため、急な操作による転倒を防止することができる。
また、本発明に係る滑走遊技具は、本実施形態の説明においては、雪面を滑走する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、芝面、砂面又は水面なども滑走することができる。
また、ブレード3は、本実施形態の説明においては、滑走遊技具1に用いたが、これに限定されるものではなく、他の構造体に設けることもできる。
1 滑走遊技具
2 本体部
3 ブレード
3a 上層ブレード
3b 下層ブレード
4 スプリング(弾性体)
5 ボールベアリング
6 上方板
7 滑走板
8 ノーズ板
9 テール板
31 左足前側固着部(固着部)
32 左足前側接触部(接触部)
33 左足前側湾曲部(湾曲部)
34 右足後側固着部(固着部)
35 右足後側接触部(接触部)
36 右足後側湾曲部(湾曲部)
37 左足後側固着部(固着部)
38 左足後側接触部(接触部)
39 左足後側湾曲部(湾曲部)
40 右足前側固着部(固着部)
41 右足前側接触部(接触部)
42 右足前側湾曲部(湾曲部)
P プレイヤー
2 本体部
3 ブレード
3a 上層ブレード
3b 下層ブレード
4 スプリング(弾性体)
5 ボールベアリング
6 上方板
7 滑走板
8 ノーズ板
9 テール板
31 左足前側固着部(固着部)
32 左足前側接触部(接触部)
33 左足前側湾曲部(湾曲部)
34 右足後側固着部(固着部)
35 右足後側接触部(接触部)
36 右足後側湾曲部(湾曲部)
37 左足後側固着部(固着部)
38 左足後側接触部(接触部)
39 左足後側湾曲部(湾曲部)
40 右足前側固着部(固着部)
41 右足前側接触部(接触部)
42 右足前側湾曲部(湾曲部)
P プレイヤー
Claims (8)
- 滑走面と接触する滑走板と、
前記滑走板の上方に位置する上方板と、
前記滑走板の一端と前記上方板の一端とを連結するノーズ板と、
前記滑走板の他端と前記上方板の他端とを連結するテール板と、
前記滑走板と前記上方板の間に介設されるとともに、下層ブレードと上層ブレードとを前記滑走板の中央で交差させて平面視略X形状を呈するように形成されたブレードと、を有する滑走遊技具であって、
前記下層ブレード及び上層ブレードは、板状部材の両端を湾曲して形成されており、
前記一端側及び他端側において前記上方板に固着される一対の固着部と、
前記一端側及び他端側において前記滑走板と接触する一対の接触部と、
前記固着部と前記接触部とを連結するとともに、前記一端側及び他端側において湾曲成形された一対の湾曲部と、をそれぞれ有することを特徴とする滑走遊技具。 - 前記下層ブレード及び上層ブレードは、前記接触部に前記滑走板の外側端部よりも外側に突出して形成された一対の突出部をそれぞれ有することを特徴とする請求項1に記載の滑走遊技具。
- 前記滑走板と前記下層ブレードとが交差する位置に、ベアリングが介設されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の滑走遊技具。
- 前記下層ブレードと前記上層ブレードとが交差する位置に、ベアリングが介設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の滑走遊技具。
- 前記滑走板の幅は、前記上方板の幅よりも狭いことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の滑走遊技具。
- 前記突出部の外側端部に形成されたサイドカーブの半径は、前記滑走板の外側端部に形成されたサイドカーブの半径よりも小さいことを特徴とする請求項2に記載の滑走遊技具。
- 前記上層ブレードと前記上方板との間に弾性体が介設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の滑走遊技具。
- 滑走面に接触する滑走板と、この滑走板の上方に位置する上方板との間に介設されるとともに、下層ブレードと上層ブレードとを前記滑走板の中央で交差させて平面視略X形状を呈するように形成されたブレードであって、
前記下層ブレード及び上層ブレードは、板状部材の両端を湾曲して形成されており、
前記一端側及び他端側において前記上方板に固着される一対の固着部と、
前記一端側及び他端側において前記滑走板と接触する一対の接触部と、
前記固着部と前記接触部とを連結するとともに、前記一端側及び他端側において湾曲成形された一対の湾曲部と、をそれぞれ有することを特徴とするブレード。
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