JP4308599B2 - 車両駆動ユニットの出力変数の制御方法および装置 - Google Patents

車両駆動ユニットの出力変数の制御方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は、車両駆動ユニットの出力変数を制御する方法およびその装置に関する。
車両の自動切換変速機における切換過程の既知の制御方法は、エンジンに対する運転状態設定として、車両の駆動出力へのドライバの希望またはその他の介入の代わりとなるトルク目標値ないし回転速度目標値を使用する。この場合、制御は、変速機制御装置により目標値を介してエンジン出力トルクないしエンジン回転速度の適切な時間特性が設定される、種々の段階において行われる。回転速度目標値の設定を有する既知の方法は、回転速度の目標値と実際値との間の差を制御するために、PDまたはPID制御方式を使用する。PDまたはPID制御器の操作変数は、エンジン出力トルクである。PD制御器の操作変数は、回転速度差に比例する部分と回転速度の変化速度に比例する部分との和として形成されることが既知であり、これにより、特に回転速度差が小さい場合、並びに回転速度差の変化速度が負の場合、操作変数は、小さな値をとることになる。一般に現存する操作変数制限は、最適に利用されていない。
本発明の目的は、自動変速機による車両の切換過程の間において、最適な時間で制御を可能にすることにある。
車両駆動ユニットの出力変数を制御する本発明の方法および本発明の装置は、従来技術に比較して、車両の少なくとも1つの所定の運転状態において、出力変数の所定の制御偏差を超えたとき、操作変数が所定の限界値に移行されるという利点を有している。このようにして、少なくとも1つの所定の運転状態における出力変数の制御偏差をきわめて急速に低減可能なので、時間が最適な制御方式が実行される。
従属請求項に記載の手段により、主請求項に記載の方法の有利な拡張および改善が可能である。
所定の運転状態として、自動変速機または自動切換変速機の切換過程が予定されるとき、それは特に有利である。このようにして、切換過程を短縮ないし加速することができ、したがって、切換過程の時間特性を改良することができる。
出力変数が、このために操作変数を発生するPDまたはPID制御器により制御されるとき、操作変数が制限器内で所定の操作範囲に制限されるとき、および所定の操作範囲の幅が少なくとも1つの運転状態において0まで移行されるとき、時間が最適な制御方式の特に簡単な態様が得られる。
さらに、所定の制御偏差に到達またはそれを下回ったとき直ちに、所定の操作範囲が再び拡大されるとき、それは有利である。このようにして、制御偏差が十分に小さい場合、PDまたはPID制御の利点を利用することができる。
本発明の実施態様が図面に示され、以下に本発明の実施態様を詳細に説明する。
図1において、符号1は、出力変数を出力する車両駆動ユニットを示す。以下において、例として、車両駆動ユニット1の出力変数は、エンジン回転速度の実際値(NMOTIST)であると仮定する。図1において、符号20は、車両駆動ユニット1の出力変数(NMOTIST)の制御装置を示す。装置20は、操作変数形成手段25を含み、操作変数は、以下において、例として、エンジン出力トルクに対する目標値(MSOLL)として形成されているものとする。この場合、操作変数(MSOLL)は、図1に示されていない駆動ユニット1のエンジン制御に供給され、オットー・サイクル・エンジンの場合、空気供給のための絞り弁、点火角および/または噴射量の適切な設定によって、エンジン出力トルク目標値(MSOLL)を変換して、出力変数(NMOTIST)を形成する。さらに、装置20は、駆動ユニット1の出力変数(即ち、ここに記載の実施態様において、エンジン回転速度の実際値(NMOTIST))を測定するための測定装置40を含む。測定装置40により決定されたエンジン回転速度の実際値(NMOTIST)は、第1の結合点30において、駆動ユニット1の出力変数(この例において、エンジン回転速度)に対する設定値(NMOTSOLL)から減算される。この場合、制御偏差(dn)が形成され、制御偏差(dn)は、手段25に供給される。出力変数に対する設定値(NMOTSOLL)は、図1において観察される車両の運転状態において、変速機制御35から第1の結合点30に出力される。この場合、この運転状態は、車両の自動変速機または自動切換変速機の切換過程であってもよく、車両の自動変速機または自動切換変速機は、以下においては簡単に変速機と呼ばれ、変速機は、図1ににおいて図を簡単にするために示されていない。しかしながら、この場合、本発明は、さらに一般的に回転速度制御を行う任意の各変速機タイプにも使用可能である。
手段25は、PDまたはPID制御器10を含み、PDまたはPID制御器10に、入力変数として、制御偏差(dn)が供給されている。以下において簡単に制御器と呼ばれるPDまたはPID制御器10は、仮の操作変数(MSOLL′)を発生し、仮の操作変数(MSOLL′)は、この例において、エンジン出力トルクに対する仮の目標値となるものである。仮の操作変数(MSOLL′)に基づき、駆動ユニット1の出力変数(NMOTIST)は、制御偏差(dn)を低減する方向に、設定変数(NMOTSOLL)に調整されるべきである。仮の操作変数(MSOLL′)は、手段25の制限器15に供給され、制限器15は、仮の操作変数(MSOLL′)が所定の操作範囲(Δ)内にあるかどうかを検査する。これが肯定の場合、仮の操作変数(MSOLL′)が操作変数(MSOLL)として駆動ユニット1に出力され、否定の場合、仮の操作変数(MSOLL′)は、それが所定の操作範囲(Δ)内にあるように制限され、ここで、この場合に手段25から出力された操作変数(MSOLL)は、制限器15により制限された、適切な仮の操作変数である。
操作範囲(Δ)は、下限値(MU)および上限値(MO)により定義され、したがって、次式が成立する:
Δ=MO−MU。
装置20はさらに、限界値設定手段45を含み、限界値設定手段45は、変速機制御35により、少なくともここに記載の切換過程の運転状態において操作される。切換過程において下方に切り換えられる場合、変速機制御35は、限界値設定手段45が仮の上限値(MO′)を出力するように、限界値設定手段45を操作する。切換過程において上方に切り換えられる場合、変速機制御35は、限界値設定手段45が仮の下限値(MU′)を出力するように、限界値設定手段45を操作する。この場合、仮の上限値(MO′)は、この実施態様において、発生可能な最大エンジン出力トルクを示す。仮の下限値(MU′)は、この実施態様において、現実化できる最小エンジン出力トルクを示す。限界値設定手段45の出力は、第2の結合点55および第3の結合点60に供給されている。さらに、操作範囲設定手段50が設けられ、操作範囲設定手段50は、設定されるべき操作範囲(Δ′)を設定し、また、ここに記載の実施態様において、同様に変速機制御35により操作される。設定されるべき操作範囲(Δ′)は、操作範囲設定手段50から比例時限素子5に出力される。比例時限素子5の出力は、同様に第2の結合点55および第3の結合点60に供給される。第2の結合点55において、限界値設定手段45の出力は、比例時限素子5の出力と加算される。第3の結合点60において、比例時限素子5の出力は、限界値設定手段45の出力から減算される。比例時限素子5は、設定されるべき操作範囲(Δ′)の定常的時間制御を実行する機能を有している。このために、比例時限素子5は、例えば、一次で、したがってPT1素子として、または、二次で、したがってPT2素子として、形成されていてもよい。代替態様として、比例時限素子5の代わりに、設定されるべき操作範囲(Δ′)の定常的時間制御を可能にする時間制御される勾配関数が使用されてもよい。第2の結合点55の出力は、最小値選択ユニット75に供給されている。最小値選択ユニット75の他の入口は、仮の上限値(MO′)に対するメモリ65と結合されている。最小値選択ユニット75は、両方の入力変数から最小値を選択し、また、所定の上限値(MO)として制限器15に出力する。第3の結合点60の出力は、最大値選択ユニット80に供給されている。最大値選択ユニット80の他の入口は、仮の下限値(MU′)に対するメモリ70と結合されている。最大値選択ユニット80は、これらの両方の入力変数の最大値を、所定の下限値(MU)として、制限器15に出力する。
図1のブロック回路図の機能を、図2に示されている時間特性により説明する。図2aに、変速機の切換過程の間における上方切換に関して、エンジン出力トルクの目標値(MSOLL)が、時間tに対して示されている。第1の時点t0において、クラッチの開放後に、開放されたクラッチにおいて上方に切り換えられる、切換過程の第2の過程が達成される。これは、変速機制御35が、エンジン回転速度に対して、前よりも低い回転速度値を設定することを意味する。したがって、出力変数(NMOTIST)の制御偏差の絶対値|dn|を時間tに対して示す図2dのように、第1の時間t0において、制御偏差の絶対値|dn|は、所定の制御偏差(dnv)以上に上昇し、図2dに示すディジタル化表示において1にセットされる。ここで、図2dに、実際の制御偏差の絶対値|dn|の特性は、所定の制御偏差(dnv)と同様に、破線で示されている。この場合、実際の制御偏差の絶対値|dn|は、第1の時点t0において最初に急上昇し、その理由は、第1の時点t0において変速機制御35は、設定値(NMOTSOLL)を要求するが、出力変数(NMOTIST)は、まだ前の値にあるからである。手段25により、制御偏差(dn)を制御するために時間が最適な制御方式が実行されるので、図2dにより制御偏差の絶対値|dn|が時点t2においてはじめて再び所定の制御偏差(dnv)以下に低下したとき、制御偏差の絶対値|dn|に対する図2dに示されているディジタル化信号も、また1から0に戻る。これにより形成された制御偏差パルスは、継続時間(t1=t2−t0)を有している。
図2cに、制御要求信号(RA)は、時間tに対して目盛られている。第1の時点t0において制御偏差の絶対値|dn|が所定の制御偏差(dnv)を超えたとき、図2cに示すように制御要求信号が形成され、制御要求信号(RA)は、変速機制御35から限界値設定手段45と操作範囲設定手段50とに出力され、したがって、これらを第1の時点t0において初期化する。この場合、限界値設定手段45は、仮の下限値(MU′)を出力するように命令される。図2eに、設定されるべき操作範囲(Δ′)の時間特性が示されている。この場合、設定されるべき操作範囲(Δ′)は、通常、仮の上限値(MO′)および仮の下限値(MU′)からの差(即ちΔ′=MO′−MU′)である。しかしながら、第1の時点t0における制御要求信号による初期化により、操作範囲設定手段50は、変速機制御35から、設定されるべき操作範囲(Δ′)を0にセットするように命令される。設定されるべき操作範囲(Δ′)に対して形成された信号の急低下線は、比例時限素子5により、図2eにおいて破線で示されているように時間的に遅延される。このようにして、第1の時点t0における設定されるべき操作範囲(Δ′)のステップ状特性は、定常的な厳密単調減少特性に変形される。図2fに、所定の上限値(MO)および所定の下限値(MU)の特性が、時間tに対して示されている。この場合、全切換過程の間において、所定の下限値(MU)は、仮の下限値(MU′)に対応している。これに対して、所定の上限値(MO)は、第1の時点t0までは仮の上限値(MO′)に対応し、次に第1の時点t0において、図2fに破線で示されているように、比例時限素子5に基づいて、仮の下限値(MU′)まで定常的に且つ厳密単調減少で低下する。仮の下限値(MU′)に、第3の時点t3において到達する。したがって、第3の時点t3以降において、所定の上限値(MO)は、所定の下限値(MU)に対応するので、第3の時点t3以降においては、制限器15の出口において、エンジン出力トルクに対する目標値(MSOLL)は、仮の下限値(MU′)の値をとる。これにより、第3の時点t3以降において、現実化できる最小エンジン出力トルクが、駆動ユニット1のエンジン制御により変換され、したがって、エンジン回転速度の実際値(NMOTIST)は、可能なかぎり急速に低下される。第3の時点t3に続く第2の時点tにおいて、このとき制御偏差の絶対値|dn|は、所定の制御偏差(dnv)以下に再び低下する。制御偏差の絶対値|dn|は、このようにして可能なかぎり急速に、所定の制御偏差(dnv)以下に戻すことができる。したがって、回転速度差を制御するための、時間が最適な制御方式を実行することができる。
変速機制御35に制御偏差の絶対値|dn|を伝送するために、図1に示されているように、第1の結合点30の出力が、変速機制御35にも戻される。したがって、図2dに示されている、制御偏差の絶対値|dn|に対するディジタル化信号から制御要求信号(RA)を形成することができ、制御要求信号(RA)は、制御偏差のディジタル化された絶対値|dn|をセットすることによりセットされ、また、制御偏差の絶対値|dn|をリセットすることによりリセットされる。代替態様として、エンジン制御の制御偏差の絶対値|dn|は、第1の結合点30から供給されてもよい。制御要求信号(RA)は、このとき同様に、エンジン制御内においても形成される。したがって、図2cに示すように、制御要求信号(RA)は、第2の時点t2においてリセットされる。これは、第2の時点t2において、ここに記載の例においては、操作範囲設定手段50が設定されるべき操作範囲(Δ′)をステップ状に再び出力値(MO′−MU′)に上昇させるように、操作範囲設定手段50が変速機制御35から操作されることを意味する。比例時限素子5により、このステップ状の上昇は、図2eに破線で示されているように、定常的な厳密単調増加上昇に、変換される。この結果、同様に、図2fに破線で示されているように、所定の上限値(MO)は、第2の時点t2以降において、仮の上限値(MO′)まで、それに対応する定常的な単調増加で、上昇する。しかしながら、所定の下限値(MU)は、依然として仮の下限値(MU′)のままであるので、操作範囲(Δ=MO−MU)は、第2の所定の時点t2以降において、再び出力値(MO′−MU′)に拡大する。出力変数(NMOTIST)の制御は、このとき操作範囲(Δ)内で、再び完全に制御器10により行われる。
したがって、第2の時点t2以降において、エンジン出力トルクの目標値(MSOLL)は、図2aに示すように、仮の下限値(MU′)から損失トルクMVに上昇し、この損失トルクMVは、出力変数(NMOTIST)を保持するために必要であり、且つ例えば第1の時点t0まで設定されてきたものである。しかしながら、一般に、損失トルクMVは、エンジン回転速度が変化されたときにおいても変化している。
図2bに、下方に切り換えられる切換過程に対して、エンジン出力トルクに対する目標値(MSOLL)が、時間tに関して示されている。この場合、変速機制御35は、第1の時点t0以降において、エンジン回転速度に対して、前の目標値よりも上昇された目標値NMOTSOLLを設定する。同様に、定性的に、図2dに示すような制御偏差の絶対値|dn|の特性と、図2cに示すような制御要求信号(RA)とが得られる。この場合、変速機制御35は、下方切換において、仮の上限値(MO′)を出力するように、制限値設定手段45に命令する。さらに、図2eに示す上方切換の場合と同様に、第1の時点t0以降において、設定されるべき操作範囲(Δ′)を上記のように再び0にセットするように、操作範囲設定手段50に命令する。今回は、所定の上限値(MO)および所定の下限値(MU)に対して、図2gに示すように、次の特性が時間tに関して得られる。所定の上限値(MO)は、常時、仮の上限値(MO′)のままであり、一方、所定の下限値(MU)は、第1の時点t0までは仮の下限値(MU′)に対応し、また、第1の時点以降において、図2gに破線で示されているように、定常的に且つ厳密単調増加で仮の上限値(MO′)まで上昇する。この場合、設定されるべき操作範囲(Δ′)の特性は、図2eに示すように、上方切換の場合と同じである。ここで、これは、図2gに示すように、第3の時点t3以降において、仮の上限値(MO)が、所定の下限値(MU)に対応し且つ仮の上限値(MO′)と等しいことを意味する。したがって、第3の時点t3以降において、所定の上限値(MO)および所定の下限値(MU)は一致し、および図2bに示されているように、制限器15は、エンジン出力トルクに対する目標値(MSOLL)として、仮の上限値(MO′)を出力する。仮の上限値(MO′)は、発生可能な最大エンジン出力トルクに対応するので、出力変数(NMOTIST)は、可能なかぎり急速に上昇され、また、可能なかぎり急速に設定値(NMOTSOLL)に調整される。したがって、下方切換に対してもまた、回転速度差ないし制御偏差(dn)の制御のために、時間が最適な制御方式が実行される。したがって、制御偏差の絶対値|dn|は、第2の時点t2において可能なかぎり急速に再び所定の制御偏差(dnv)以下に戻るので、制御要求信号(RA)は、第2の時点t2においてリセットされ、設定されるべき操作範囲(Δ′)を、第2の時点t2以降において、再び出力値(MO′−MU′)にリセットすることができる。比例時限素子5により、このステップ状の変化は、図2eに破線で示されているように、定常的な厳密単調増加関数に変換される。この結果、図2gに示すように、第2の時点t2以降において、所定の上限値(MO)は、依然として仮の上限値(MO′)に対応し、一方、所定の下限値(MU)は、第2の時点t2以降において、定常的に且つ厳密単調減少で仮の上限値(MO′)から仮の下限値(MU′)に戻る。所定の下限値(MU)が、再び仮の下限値(MU′)に到達したとき直ちに、操作範囲(Δ)は、再びその元の値(MO′−MU′)に拡大され、制限器15は、制御器10の仮の目標値(MSOLL′)をこの操作範囲(Δ)内に制限する。
時点t2において、変速機制御35によって設定された設定値(NMOTSOLL)に出力変数(NMOTIST)が制御偏差(dnv)を有して到達するので、クラッチを再び投入し、切換過程を終了させることができる。
したがって、第2の時点t2以降において、制御器10の出力信号MSOLLは、エンジン出力トルクの仮の目標値として、より大きくなった操作範囲(Δ)に基づいて制限器15によってさらに小さく調節される。このとき、制御器10は、出力変数(NMOTIST)を保持するために、図2bに示されているように、仮の目標値(MSOLL′)を、第2の時点t2以降において損失トルクMVに制御することができる。この場合、操作範囲(Δ)内において、仮の目標値(MSOLL′)は、目標値ないし操作変数(MSOLL)にも対応するであろう。図2bに、操作変数(MSOLL)の特性が破線で示されている。ここで、図2の個々の特性内の破線表示は、それぞれ、所定の限界値MO、MU、設定されるべき操作範囲(Δ′)および操作変数(MSOLL)並びに制御偏差の絶対値|dn|の実際または真の特性に対応する。
本発明の方法により、切換過程を続行するために必要なエンジン回転速度がより急速に設定可能であることによって、切換過程の時間特性が改良される。上記のように、これは、時間が最適な制御方式を使用し、制御器10に対してこれが優先されることにより達成される。上記の時間が最適な制御方式により、制御器10に対して、操作範囲(Δ)を保持しながらエンジン回転速度の制御偏差をより急速に制御できるという利点が得られる。本発明の方法を使用することにより、切換過程が短縮されることが有利であり、特に、新たなエンジン回転速度の設定の間ないし設定値(NMOTSOLL)の変換の間の力の遮断期間を短縮することができる。切換過程の間におけるエンジンと駆動系との間の力伝達結合の不利な遮断が、これにより短縮される。
所定の制御偏差(dnv)よりも小さいかまたは等しい小さな制御偏差と連続的なエンジン回転速度特性(回転速度経過)とを制御するために、さらに、制御器10によってPDまたはPID制御方式が使用されてもよい。PDまたはPID制御方式から時間が最適な制御方式への移行は、上記のように、操作範囲(Δ)の幅を低減することにより実行される。時間が最適な制御方式からPDまたはPID制御方式への移行は、上記のように、操作範囲(Δ)の幅を再び増加することにより実行される。
例えば、損失トルクMVの不正確なモデル化により、または、クラッチを介してのトルクの消費により、制御偏差が残ることが予想される場合、PD制御方式の代わりにPID制御方式が使用されてもよい。
本発明による方法は、特に内燃機関の場合に、運転状態の関数である仮の上限値(MO′)および運転状態の関数である仮の下限値(MU′)において、例えばガソリン直接噴射エンジンの場合に有利である。この場合、利用可能な操作範囲(Δ)は、例えば制御器10の、運転状態の関数としてのパラメータ化を必要とすることなく、操作変数(MSOLL)の形成において、直接考慮することができる。したがって、操作変数(MSOLL)は、急速ないし時間が最適な制御のために、利用可能な操作範囲(Δ)を最適に利用して、運転状態の関数として形成することができる。
出力変数(NMOTIST)を測定装置40により測定する代わりに、出力変数(NMOTIST)(この場合エンジン回転速度の実際値)は、モデル化されてもよい。したがって、制御偏差(dn)を決定するために、第1の結合点30の入口において、測定が原因の遅れなしに、エンジン回転速度の実際値(NMOTIST)が利用可能である。エンジン回転速度の実際値(NMOTIST)のモデル化のために、エンジン回転速度とエンジン出力トルクとの間の積分関数関係が使用されてもよく、また、実際値(NMOTIST)がそれに対応して測定またはモデル化されたエンジン出力トルク実際値(MIST)から計算されてもよい。
上記の時間が最適な制御方式に対して、制御器10は必ずしも必要ではなく、制御器10が使用されなくてもよい。制御器10は、ここでは、所定の制御偏差(dnv)よりも小さいかまたは等しい制御偏差を制御するためにのみ設けられる。
所定の上限値(MO)および所定の下限値(MU)を上記のように上方および下方に時間制御するために、種々の方式が可能である。上記のように、一次または二次の比例時限素子いわゆるPT1またはPT2素子のような動的素子が使用されてもよい。代替態様として、所定の上限値(MO)ないし所定の下限値(MU)の時間制御が、時間に対して一定勾配を有する傾斜を介して行われてもよい。
使用される比例時限素子または使用される勾配関数は、一般に遅延素子であり、遅延素子は、設定されるべき操作範囲(Δ′)内のステップ状変化を緩和するものである。即ち、一般に、本発明の対象において、設定されるべき操作範囲(Δ′)は、遅延素子を介して、第2の結合点55および第3の結合点60に伝送される。この場合、遅延素子の遅延は、例えば操作可能な時定数を介して、制御偏差の絶対値|dn|の関数として選択されてもよい。即ち、例えば、制御偏差の絶対値|dn|が大きくなればなるほど、それだけ遅延をより小さく選択されてもよい。このようにして、大きな制御偏差に対しても、出力変数(NMOTIST)の急速な調整を達成することができる。さらに、実際の走行状態(例えばドライバにより加速ペダル位置を介して要求されたドライバの希望トルク、変速機の実際変速比またはドライバ・タイプ)を、遅延素子に対する時定数の形成、したがって操作範囲(Δ)の設定に対する時間特性の形成に入り込んでもよい。例えば、ドライバ・タイプは、先行加速ペダル操作の勾配から導くことができ、この場合、複数の加速ペダル位置を介して決定された勾配が所定のしきい値を超えた場合にスポーツ的なドライバが推測され、このしきい値を下回った場合にはむしろ経済的なドライバが推測される。このとき、スポーツ的なドライバにおいては、経済的なドライバにおいてよりも、遅延素子のより小さな遅延、したがって出力変数(NMOTIST)のより急速な調整が行われてもよい。即ち、遅延素子の設定可能な時定数により、制御速度を種々の条件および/または車両の運転状況に適合させることができる。
遅延素子の時定数の操作およびその可変設定が、図1に、比例時限素子5に関して、比例時限素子5に供給される時定数τにより示されている。
同時に本発明による方法の流れ図をも表わす、本発明による装置のブロック回路図である。 図2aは、上方に切り換えられる切換過程における、エンジン出力トルクの時間特性である。 図2bは、下方に切り換えられる切換過程における、エンジン出力トルクの時間特性である。 図2cは、切換過程に対する制御要求の時間特性である。 図2dは、切換過程の間における、回転速度差のディジタル化時間特性である。 図2eは、切換過程の間における、操作変数に対する操作範囲の時間特性である。 図2fは、上方に切り換えられる切換過程の間における、操作範囲限界の時間特性である。 図2gは、下方に切り換えられる切換過程の間における、操作範囲限界の時間特性である。
符号の説明
1 駆動ユニット
5 遅延素子(比例時限素子)
10 PDまたはPID制御器
15 制限器
20 装置(制御装置)
25 操作変数形成手段
30、55、60 結合点
35 変速機制御
40 測定装置
45 限界値設定手段
50 操作範囲設定手段
65、70 メモリ
75 最小値選択ユニット
80 最大値選択ユニット
dn 制御偏差
dnv 所定の制御偏差
MO 所定の限界値(上限値)
MO′ 仮の限界値(上限値)
MSOLL 操作変数(エンジン出力トルク目標値)
MSOLL′ 仮の操作変数(エンジン出力トルク目標値)
MU 所定の限界値(下限値)
MU′ 仮の限界値(下限値)
MV 損失トルク
NMOTIST 出力変数(エンジン回転速度)
NMOTSOLL 設定値および設定変数(エンジン回転速度)
RA 制御要求信号
Δ 操作範囲
Δ′ 設定されるべき操作範囲
τ 時定数

Claims (9)

  1. 出力変数(NMOTIST)が、操作変数(MSOLL)によって設定され、設定値(NMOTSOLL)に調整される、車両駆動ユニット(1)の出力変数(NMOTIST)の制御方法であって、
    車両の少なくとも1つの所定の運転状態において、出力変数(NMOTIST)の所定の制御偏差(dnv)を超えたとき、操作変数(MSOLL)が、所定の限界値(MO、MU)に移行されるステップと、
    出力変数(NMOTIST)が、操作変数(MSOLL)を発生するPDまたはPID制御器(10)により制御されるステップと、
    操作変数(MSOLL)が、制限器(15)内で所定の操作範囲(Δ)に制限されるステップと、
    所定の操作範囲(Δ)の幅を、少なくとも1つの運転状態において0まで移行させるステップと、
    含むことを特徴とする駆動ユニットの出力変数の制御方法。
  2. 出力変数(NMOTIST)として、駆動ユニット(1)のエンジン回転速度が使用されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 操作変数(MSOLL)として、駆動ユニット(1)のエンジン出力トルクが使用されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の方法。
  4. 前記所定の限界値(MO、MU)が、遅延素子(5)により、定常的に、且つ、単調増加または単調減少することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 遅延素子(5)の時定数が可変に設定されることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 時定数が、制御偏差(dn)、走行状態、変速比またはドライバ・タイプの関数として設定されることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 所定の運転状態として、自動変速機または自動切換変速機の切換過程が予定されることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 所定の制御偏差(dnv)に到達またはそれを下回ったとき直ちに、所定の操作範囲の幅が、再び拡大されることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 出力変数(NMOTIST)を操作変数(MSOLL)により設定し、設定値(NMOTSOLL)に関して調整するための手段(25)を備えている、車両駆動ユニット(1)の出力変数(NMOTIST)の制御装置(20)であって、
    車両の少なくとも1つの所定の運転状態において、出力変数(NMOTIST)の所定の制御偏差(dnv)を超えたとき、操作変数(MSOLL)を所定の限界値(MO、MU)に移行させ、且つ操作変数(MSOLL)を所定の操作範囲(Δ)に制限する制限器を含む手段(15)と、
    出力変数(NMOTIST)を制御し、且つ操作変数(MSOLL)を発生するPDまたはPID制御器(10)と、
    前記所定の操作範囲(Δ)の幅を、少なくとも1つの運転状態において0まで移行させる手段(5、35、45、50、55、60、65、70、75、80)と、
    を備えることを特徴とする車両駆動ユニットの出力変数の制御装置。
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