JP4307450B2 - ライン状照明装置の設置方法及びライン状照明装置 - Google Patents

ライン状照明装置の設置方法及びライン状照明装置 Download PDF

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Description

本発明は、スリットが設けられた内面が鏡面の光伝送路を有し、スリットから長い範囲に渡り連続的に光を放射させるようにした、展示場などの大面積でかつ高い位置に取り付ける照明、トンネルや道路など長い場所の照明等に適用でき、さらに一般の建物の天井、壁面、廊下などにも利用できる少ない光源で広い空間の照明に適用される照明装置の設置方法及び状照明装置に関する。
1または2の光源を用いて、長い領域に渡りライン状の光を放射する照明装置(以下このような照明装置をライン状照明装置と呼ぶこととする)は、例えばトンネル内や通路などの照明に好適である。
図5に上記ライン状照明装置の構成例を示す。
同図(a)に示すようにライン状照明装置は、内面が鏡面に形成された中空体100にスリット101を設け、例えば中空体100の両開放端に光源103を設けたものである。なお、光源103を一方端に設け、他方端は閉じた状態であってもよい。
光源103から出た光は、中空体100の内面の鏡面で反射しながら中空体内を搬送され、スリット101から外部に放射される。
図5(b)は上記中空体100を、その長手方向に垂直な平面で切った断面図である。中空体100は例えば同図に示すように硬い外装(ハードケース)102内に鏡面104を設け、スリット101の部分に光透過部材105を設けて発光面としたものである。
上記ライン状照明装置としては、例えば特許文献1、特許文献2に記載のものが知られている。
例えば、特許文献1には、内面が鏡面反射機能を持ち、スリット状の孔部を形成した両端開口の丸パイプと、前記の両端開口の丸パイプの両端または片端に配置され、光源光を供給する光源部分とからなるライン状照明装置が記載されている。
また、特許文献2には、中空透明の保護パイプ内に、多数のマイクロプリズムを有する導光シートと、反射シートを設け、保護パイプの端部から光を入射させ、導光シートにより保護パイプ内に光を導光させるようにした照明装置が記載されている。
特開平11−203919号公報 特開2002−298603号公報
図5に示したように、従来のライン状照明装置は、外周にハードケースがある構造であった。
このため、以下の問題があった。
(1)狭い場所に設置する場合、外周のハードケースが収まらないと設置できなかった。このため、設置場所に応じた形状のハードケースを用意する必要があった。
(2)壁内や天井内部に施工する場合には壁面などを取り付ける前に施工するか、あるいは、取り付けた壁面を一旦取り外してからでないと施工できなかった。
本発明は上記従来のライン状照明装置が有する問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、狭い場所や、壁内や天井内部等に容易に設置することができ、また製造コストを低減化することができるライン状照明装置の設置方法及びライン状照明装置を提供することである。
上記課題を本発明においては、次のように解決する。
(1)内面が鏡面で一方端または両端が開放された中空部材で構成された光伝送路からなり、その開放された一方端または両端に光源を有し、上記中空部材の長手方向に沿って光を放射するスリットが形成され、上記光源からの光を上記鏡面で反射させて中空部材内を伝送し、上記スリットから外部に放射するライン状照明装置の設置方法において、上記中空部材を、鏡面がアルミニウムもしくは樹脂からなる可撓性部材で構成し、該可撓性部材の両側に上記スリットの縁を構成する一対の取付部材を設け、上記一対の取付部材を、建築物の壁面もしくは天井面を構成するパネルに設けられた開口の縁に対向させて取りつけてスリットを構成し、上記可撓性部材を、内面が鏡面になるように中空状に形成して光伝送路とし、光伝送路の開放端の両側または一方に光源を取り付ける。
(2)上記(1)において、上記壁面もしくは天井面に固定する取付部材を、断面がコの字状の部材とし、上記中空部材を建築物の壁面もしくは天井面に取り付ける際、上記パネルの開口の縁に上記一対のコの字状の取付部材をはめ込んで固定する。
(3)上記(1)(2)において、上記スリットに光透過部材を取り付け中空部材の外側から上記コの字状取付部材の上に、上記光透過部材を押さえ込む押し縁を取り付ける。
本発明においては、以下の効果を得ることができる。
(1)従来のライン状照明装置のハードケースに相当する中空部材が必要なく、製造コストを安くすることができる。
(2)中空部材を可撓性部材で構成したので、例えば壁内の配管があたっても楕円形状に歪むことで柔軟にこれをよけて設置することができる。
(3)従来においては、壁内や天井内部に施工する場合には壁面などを取り付ける前に施工するか、又は一旦壁面を取り外してからでないと施工できなかったが、本発明では、中空部材を可撓性部材で構成したので、発光部のスリットに相当する隙間があれば、その隙間から上記中空部材を押し込んで、設置することができ、従来に比べて設置が極めて容易になる。
図1は本発明の実施例のライン状照明装置の構成を示す図であり、図1(a)は壁面、天井面に取り付けられた状態を示し、図1(b)は長手方向に垂直な平面で切った断面図である。
図1において、1はアルミや樹脂等から構成される少なくとも一方の面が鏡面の可撓性部材であり、例えば0.2mmのアルミ鏡面が使用される。アルミ鏡面としては、アラノッド社のミロ(登録商標)シルバーなどを使用することができる。なお、アルミに換え、樹脂の表面を鏡面とした可撓性のある部材を使用してもよい。
上記可撓性部材1の両側には、フレーム2がビス等で取り付けられている。フレーム2は例えばアルミ材から構成される。
図1(b)に示すように、フレーム2を長手方向に直交する平面で切った断面は、コの字状であり、図1に示すように、コの字状のフレーム2は建築物の壁面や天井面を構成するパネル10にはめ込んで固定され、対向するフレーム2の間がスリットとなる。
また、フレーム2をパネル10にはめ込んだときにフレーム2が対向する部分には突起2bが設けられ、この突起に後述するように光透過性部材3(例えばアクリル板)がはめ込まれ固定される。
本実施例のライン状照明装置を設置するには、予め壁面あるいは天井面を構成するパネルに、本実施例のライン状照明装置のスリットの幅に相当する幅を持ち、設置しようとするライン状照明装置の長さに対応した開口を設けておく。
開口をあけこのライン状照明装置を設置する取り付ける壁面、天井面などのパネルは図のように木材など厚みのあるものの他に、薄い金属などで構成されていても差し支えない。
そして、図2(a)に示すように、一対のフレーム2が取り付けられた、少なくとも一方の面が鏡面の可撓性部材1を用意する。なお、上記フレーム2と可撓性部材1の長さ(図2の紙面の前後方向の長さ)は、設置しようとするライン状照明装置の長さに相当する長さである。また、可撓性部材1の図2の紙面左右方向の長さは、設置しようとするライン状照明装置の光伝送路の径に応じて設定される。例えば光伝送路の径が150mmφの場合、350〜500mm程度に設定される。
また、スリットに光透過性部材3を取り付ける場合には、設置しようとするライン状照明装置のスリットの長さに対応した長さの光透過性部材3と、それを固定するための押し縁4を用意する。上記光透過性部材3は例えばアクリル板であり、押し縁4は、例えばアルミから構成される。この押し縁はフレームを固定するビスを隠す役割を持たせることもできる。
そして、図2(a)の可撓性部材1を壁面等のパネル10の開口部11から内側に押し込むと図2(b)のようにフレーム2がひっくり返るのでこれを図1(b)に示すようにパネル10の開口部11の縁にはめ込んで固定する。これにより、可撓性部材1により内面が鏡面の中空状の光伝送路が形成される。ここで、フレーム2の、可撓性部材1が取り付けられる側の外側の面2aを鏡面に形成しておけば、中空状の光伝送路の内面は鏡面で構成されることとなり、光のロスをより少なくすることもできる。
さらに必要に応じて、上記スリットの部分に光透過性部材3を取り付け、その取り付け部分に押し縁4を取り付ける(図1(b)、図2(b)参照)。
そして、図1(a)に示すように、上記中空状の光伝送路の両側の開放端に光源5を取りつける。光源5を出た光は、上記鏡面で反射し上記中空状の光伝送路内を搬送され、スリットから外部に光が放射される。なお、一方の開放端を鏡面で閉じて、一方の開放端にのみ光源5を取り付けてもよい。
光源5としては、例えばメタルハライドランプを用いることができるが、白熱電球、蛍光灯、LEDなどであってもよい。
図3、図4は本実施例の光伝送路を設置する手順を示す図である。同図は垂直な壁に、高さ方向に伸びる光伝送路を壁の外から設置する場合を示している。
まず、図3(a)に示すように、スリット状の開口が設けられた壁面のパネル10の開口に、外から可撓性部材1を押し込む。ここで、図3(a)では上が壁面の外、下が壁面の中であり、上記可撓性部材1は鏡面が壁面の外を向くように壁内に押し込まれる。
上記可撓性部材1としては薄いアルミ材などが使用されているので、自在に曲がり、壁の裏側に手が届かなくても、容易に設置することができる。また、壁の中に配管等があっても、可撓性部材1が撓むことで、柔軟にこれをよけて設置することができる。
ついで、図3(b)に示すように、フレーム2を壁面のパネル10にはめ込み、ビスなどで固定する。
一対のフレーム2をパネル10に固定したら、図4(a)に示すように、光透過性部材3をフレーム2の突起部2bの部分にはめ込み、図4(b)に示すように押し縁4を取り付けて、光透過部材3を固定し同時にねじを隠して完成する。
以上のように、本実施例では、ライン状照明装置の筒状の光伝送部分を可撓性部材からなる鏡面で構成し、従来のようなハードカバーをなくしたので、製造コストを低減することができ、また、施工性の向上、応用範囲の拡大を図ることができる。
なお、上記実施例では、フレームとしてコの字状のものを用いる場合について説明したが、フレームをL字状に構成するなど、壁面あるいは天井面のパネルの縁に取付け易い構成であれば、その他の形状であってもよい。
本発明の実施例のライン状照明装置の構成を示す図である。 本発明のライン状照明装置を構成する部品を示す図である。 本発明のライン状照明装置の設置手順を示す図(1)である。 本発明のライン状照明装置の設置手順を示す図(2)である。 従来のライン状照明装置の構成例を示す図である。
符号の説明
1 可撓性部材
2 フレーム
3 光透過性部材
4 押し縁
5 光源

Claims (4)

  1. 内面が鏡面で一方端または両端が開放された中空部材で構成された光伝送路からなり、その開放された一方端または両端に光源を有し、上記中空部材の長手方向に沿って光を放射するスリットが形成され、上記光源からの光を上記鏡面で反射させて中空部材内を伝送し、上記スリットから外部に放射するライン状照明装置の設置方法であって、
    上記中空部材は、鏡面が金属もしくは樹脂からなり、両側には上記スリットの縁を構成する一対の取付部材が設けられた可撓性部材から構成され、
    建築物の壁面もしくは天井面を構成するパネルに設けられた開口の縁に、上記一対の取付部材を対向させて、取付部の間がスリットを形成するように取りつけ、
    上記可撓性部材を、上記開口から押し込んで、内面が鏡面になるように中空状に形成して光伝送路とし、光伝送路の開放端の両端または一方端に光源を取り付けた
    ことを特徴とするライン状照明装置の設置方法
  2. 上記壁面もしくは天井面に固定する取付部材は、断面がコの字状の部材であり、上記中空部材を建築物の壁面もしくは天井面に取り付ける際、上記パネルの開口の縁に上記一対のコの字状の取付部材をはめ込んで固定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のライン状照明装置の設置方法
  3. 上記スリットに光透過部材取り付けた
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のライン状照明装置の設置方法
  4. 内面が鏡面で一方端または両端が開放された中空部材で構成された光伝送路からなり、その開放された一方端または両端に光源を有し、上記中空部材の長手方向に沿って光を放射するスリットが形成され、上記光源からの光を上記鏡面で反射させて中空部材内を伝送し、上記スリットから外部に放射するライン状照明装置であって、
    上記中空部材は、鏡面が金属もしくは樹脂からなる可撓性部材を中空状に形成したものであって、上記可撓性部材の両側には上記スリットの縁を構成する一対の取付部材が設けられており、
    上記一対の取付部材は、取付部材の間がスリットになるように互いに対向させて、建築物の壁面もしくは天井面を構成するパネルに設けられた開口の縁に取りつけられており、 上記可撓性部材は、内面が鏡面になるように中空状に形成されて光伝送路を構成し、光伝送路の開放端の両側または一方に光源を取り付けた
    ことを特徴とするライン状照明装置。
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