JP4306091B2 - 信号受信装置および信号受信方法、並びに記録媒体 - Google Patents

信号受信装置および信号受信方法、並びに記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、信号受信装置および信号受信方法、並びに記録媒体に関し、特に、衛星が送信する信号の受信時に発生する周波数ドリフトを補正する局部発振器の制御速度を変化させることにより、低ビットレートで、狭帯域な信号の受信時に発生するエラーを抑制するようにした信号受信装置および信号受信方法、並びに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
衛星を利用した、デジタルテレビジョン放送が一般に普及しつつある。衛星のトランスポンダから送信された信号(以下、衛星信号と称する)は、12GHz帯域の信号であるが、パラボラアンテナにより受信されると、その中央部(パラボラの焦点位置)に取り付けられているLNB(Low Noise Block)と呼ばれる変換器により12GHz帯域の信号から1乃至2GHz帯域の第1中間周波信号に変換される。IRD(Integrated Receiver/Decoder)などの受信装置は、供給された第1中間周波信号からIQ(In Phase−Quadrant Phase)信号(I信号とQ信号)を生成し、各種の処理を施した後、映像信号としてテレビジョン受像機などに出力し、表示させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このデジタル放送やデジタルデータ通信には、低ビットレート伝送の場合、1つのトランスポンダに割り当てるキャリアを複数のキャリアに分割し、分割された1キャリア当たりの占有帯域が、例えば6MHz(1個のトランスポンダに割り当てられるキャリアの帯域が36MHzの場合、全部で6チャンネル確保することができる)といった狭帯域とされるSCPC(Single Channel per Carrier)と呼ばれる伝送方式がある。このSCPC伝送方式は、高画質や高音質が要求されない、例えば企業内のニュースデータのダウンロードや、各種学校の講義などの低ビットレートの番組の放送に使用されている。
【0004】
これに対して、例えば、スカイパーフェクTV(商標)などのCS(Communication Satellite)放送では、MCPC(Multi Channel per Carrier)方式が採用され、1トランスポンダで多チャンネルの信号を多重化した1キャリアが伝送される。その結果、この衛星信号は、高ビットレートで広帯域な信号(例えば、27MHz帯の信号)となる。LNBが受信した衛星信号から第1中間周波信号を生成する際に、気象条件や経年変化などに起因して周波数ドリフトが生じることがある。
【0005】
LNBにより生じる周波数ドリフトは、±1MHz乃至±3MHz(一般的な望ましい性能としては±3MHz、メーカの規格では±2MHz、実力的には±1MHz)程度であり、MCPC方式の場合、その帯域幅と比べると小さなものである。このため、受信装置は、その内部の、第1中間周波信号を、さらに低い周波数の第2中間周波信号に変換するための局部発振器を調整して、周波数ドリフトを補正するAFC(Automatic Frequency Control)処理を施すようにしている。
【0006】
これに対して、SCPC伝送方式の信号を、上記と同じアンテナを使用して受信すると、例えば、1チャンネルが6MHzの帯域であった場合、LNBにより生じる周波数ドリフト量は、受信チャンネルの帯域に対して大きなものとなってしまう。
【0007】
すなわち、従来の受信装置の内部にある局部発振器では、6MHz帯の信号の引き戻しが可能な周波数ドリフト量は、±200kHz程度であるため、±1MHz乃至±3MHz程度に周波数ドリフトした周波数帯域の信号を元の周波数帯域に引き戻すことが不可能となってしまう。このとき、信号受信装置で生成されるIQ信号の出力周波数帯域は、本来出力されるべきIQ信号の周波数帯域からずれ込んでしまう。すなわち、本来、図1(A)に示すように出力されるべきIQ信号の周波数帯域が、例えば、図1(B)または、図1(C)に示されるように、高周波数帯域側にずれ込むことになる(図1では、右上がりの斜線部が、搬送波周波数と第2中間周波数を合わせた周波数を示し、右下がりの斜線部が、局部発振器の発振周波数を示している。本来は、図1(A)に示すように、両者の周波数は、重なり合うようになるが、周波数がずれると、図1(B),(C)に示すように、両者の重なる部分がずれて、いずれかの周波数がリミットLを越えてしまう)。
【0008】
このため、特にC/N(Carrier per Noise)が低い時にAFC操作を行うと番組受信中に、画像が静止画となってしまうといったエラーが発生し易くなってしまうという課題があった。
【0009】
また、この課題に対応するために、SCPC伝送方式の信号を受信する場合、LNBにクォーツロック型局部発振器を採用することで、その周波数ドリフト量を±30kHz程度に抑制する方式も提案されている。しかしながら、この方式では、LNBに使用される局部発振器として、水晶を用いた11GHz帯域の発振器が必要となるうえ、既存のMCPC方式のためのアンテナが存在する場合、これをSCPC方式を考慮したアンテナに交換する必要が生じるため、いずれにしても高コストとなってしまうという課題があった。
【0010】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、SCPC伝送方式の信号を受信する場合、周波数ドリフトが生じたとき、PLL(Phase Locked Loop)の時定数を長くし、周波数を低速で調整することにより、低ビットレートで狭帯域の信号の受信時に発生するエラーを抑制し、リードソロモンエラー訂正出力後でエラーを皆無にするようにするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の信号受信装置は、第1の中間周波信号を第2の中間周波信号に変換する変換手段と、変換手段により変換された第2の中間周波信号を復調する復調手段と、第1の中間周波信号を第2の中間周波信号に変換するのに用いられる局部発振信号を生成するPLLの構成を有する生成手段と、第1の中間周波信号、または、第2の中間周波信号の周波数ドリフトを検出するドリフト検出手段と、ドリフト検出手段により周波数ドリフトが検出されたとき、PLLの調整速度を遅くして、第2の中間周波信号の周波数を調整する調整手段とを備えることを特徴とする。
【0012】
前記調整手段には、周波数ドリフトの調整が終了したとき、前記PLLの調整速度を速くさせるようにすることができる。
【0013】
前記調整手段には、PLLが有するチャージポンプ回路が出力する電流値を制御することで、調整速度を調整させるようにすることができる。
【0014】
前記調整手段は、PLL回路が有するコンデンサの容量を制御することで、調整速度を調整させるようにすることができる。
【0015】
本発明の信号受信方法は、第1の中間周波信号、または、第2の中間周波信号の周波数ドリフトを検出するドリフト検出ステップと、ドリフト検出ステップの処理で周波数ドリフトが検出されたとき、PLLの調整速度を遅くして、第2の中間周波信号の周波数を調整する調整ステップとを含むことを特徴とする。
【0016】
本発明の記録媒体のプログラムは、第1の中間周波信号、または、第2の中間周波信号の周波数ドリフトの検出を制御するドリフト検出制御ステップと、ドリフト検出制御ステップの処理で周波数ドリフトが検出されたとき、PLLの調整速度を遅くして、第2の中間周波信号の周波数の調整を制御する調整制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0017】
本発明の信号受信装置および信号受信方法、並びに記録媒体においては、第1の中間周波信号が第2の中間周波信号に変換され、変換された第2の中間周波信号が復調され、第1の中間周波信号を第2の中間周波信号に変換するのに用いられる局部発振信号がPLLにより生成され、第1の中間周波信号、または、第2の中間周波信号の周波数ドリフトが検出され、周波数ドリフトが検出されたとき、PLLの調整速度が遅くされて、第2の中間周波信号の周波数が調整される。
【0018】
【発明の実施の形態】
図2は、本発明を適用した信号受信装置の一実施の形態の構成を示す図である。通信衛星1は、地上局から送信されてきた電波の周波数を内蔵するトランスポンダで返還し、衛星信号として各家庭に送信する。パラボラアンテナ2は、パラボラ型のアンテナであり、通信衛星1より送信されたデジタル放送やデジタルデータ通信などの衛星信号を反射させ、その焦点部分に設けられたLNB3に受信させる。
【0019】
LNB3は、パラボラアンテナ2により集中された通信衛星1からの12GHz帯域の衛星信号を受信し、これを低雑音アンプにより増幅した後、局部発振器(いずれも図示せず)により1GHz乃至2GHz帯域程度の第1中間周波信号に変換して、信号受信装置4のチューナ11の入力端子11aに出力する。
【0020】
信号受信装置4のチューナ11は、マイクロコンピュータ15により制御され、入力端子11aより入力された信号から、指定されたチャンネルの信号を抽出し、各種の処理を行い、IQ信号を生成して、QPSK(Quadrature-Phase Shift Keying)誤り訂正部12に出力する。尚、チューナ11については、図3を参照して詳細を後述する。
【0021】
QPSK誤り訂正部12は、チューナ11より入力されるIQ信号をQPSK復調処理し、さらに、復調した信号の誤り訂正処理を行った後、デマルチプレクサ13に出力する。また、QPSK誤り訂正部12は、入力されたIQ信号から周波数ドリフトの発生を検出し、検出結果をマイクロコンピュータ15に出力する。
【0022】
デマルチプレクサ13は、QPSK誤り訂正処理部12より入力された多重化信号から、所望のチャンネルデータを分離し、MPEG(Moving Picture Experts Group)デコーダ14に出力する。デマルチプレクサ13は、SCPC方式の信号を受信する場合、入力された信号をそのまま出力する。MPEGデコーダ14は、入力されたMPEG方式の所望のチャンネルデータをそれぞれデコード処理し、映像データと音声データを生成する。映像データは、D/Aコンバータ(図示せず)によりRGB(Red Green Blue)アナログ信号となり、NTSC(National Television Standards Committee)映像信号またはPAL(Phase Alternation by Line)映像信号に変換される。音声データは、D/Aコンバータ(図示せず)によりアナログ音声信号に変換される。これらの信号が、図示せぬテレビジョン受像機などに出力される。
【0023】
マイクロコンピュータ15は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、および、RAM(Random Access Memory)からなり、信号受信装置4の動作の全体を制御している。マイクロコンピュータ15は、操作部16により選択されたチャンネルを選局するようにチューナ11を制御する。また、マイクロコンピュータ15は、QPSK誤り訂正部12が周波数ドリフトを検出した場合、チューナ11のPLLブロック27(図3)のI2C(Inter−IC:フィリップス社の開発した機器内バスの規格)トランシーバ47(図4)にシリアル信号を送り、チャージポンプ回路45(図4)の出力電流値を制御する。
【0024】
尚、PLLブロック27については、図4を参照して詳細を後述する。
【0025】
さらに、マイクロコンピュータ15は、I2Cトランシーバ47に信号を送る際、チューナ11が複数あるとき、いずれのチューナであるのかを指定するアドレス信号、および、送信したタイミングを示すシリアルクロック信号も同時に送信する。
【0026】
マイクロコンピュータ15は、バス101に接続されたHDD(Hard Disk Drive)102に記録された各種のプログラムを読み込んで実行する。また、マイクロコンピュータ15は、ドライブ103を介して、磁気ディスク111、光ディスク112、光磁気ディスク113、および、半導体メモリ114に記録された各種のプログラムを読み込んで実行する。
【0027】
操作部16は、例えば、ボタン、スイッチ、あるいは、リモートコマンダなどからなり、ユーザが、所望のチャンネルを切り替えるとき操作され、指定されたチャンネルに対応する信号をマイクロコンピュータ15に出力する。
【0028】
次に、図3を参照して、チューナ11の詳細について説明する。
【0029】
第1中間周波増幅器21は、入力端子11aを介してLNB3より入力された第1中間周波信号を所定の比率で増幅し、BPF(Band Pass Filter)22に出力する。BPF22は、第1中間周波増幅器21より入力された第1中間周波信号のうち、指定されたチャンネルに対応する周波数帯域のみを通過させ、可変アッテネータ23に出力する。可変アッテネータ23は、BPF22より入力された第1中間周波信号のレベルを所定のレベルにまで減衰させ、第1中間周波増幅器24に出力する。第1中間周波増幅器24は、可変アッテネータ23より入力された第1中間周波信号を、所定の比率で増幅し、ミキサ25に出力する。
【0030】
ミキサ25は、第1中間周波増幅器24より入力された第1中間周波信号と、局部発振器26より入力される所定の周波数の信号を乗算することで指定されたチャンネルのより低い周波数の第2中間周波信号を生成して、第2中間周波増幅器28に出力する。
【0031】
局部発振器26は、PLLブロック27より出力されるバリキャップ制御電圧により発振周波数が制御されて、所定の周波数の信号をミキサ25に出力する、いわゆる、電圧制御発振器(VCO:Voltage Controlled Oscillator)である。PLLブロック27は、局部発振器26により帰還信号として入力される発振モニタ信号に基づいて、局部発振器26に出力するバリキャップ制御電圧を発生し、局部発振器26の発振周波数を制御する。局部発振器26は、ミキサ25に入力された信号の周波数がドリフトしていても、一定の周波数に直して、第2中間周波信号を生成する。尚、PLLブロック27の詳細については、図4を参照して後述する。
【0032】
第2中間周波増幅器28は、ミキサ25より入力された第2中間周波信号を所定の比率で増幅し、SAW(Surface Acoustic Wave)フィルタ29に出力する。SAWフィルタ29は、第2中間周波増幅器28より入力された信号から、予め設定されている第2中間周波数の信号だけを抽出して第2中間周波増幅器30に出力する。第2中間周波増幅器30は、SAWフィルタ29より入力された第2中間周波信号を所定の比率で増幅し、可変アッテネータ31に出力する。
【0033】
可変アッテネータ31は、第2中間周波増幅器30より入力された信号を所定のレベルにまで減衰させ、IQ検波器32に出力する。IQ検波器32は、可変アッテネータ31より入力された信号からI信号とQ信号を生成し、それぞれ出力端子11b,11cよりQPSK誤り訂正部12に出力する。
【0034】
次に、PLLブロック27の詳細について、図4のブロック図を参照して説明する。
【0035】
プリアンプ41は、局部発振器26がミキサ25に供給する信号の一部を、発振モニタ信号として入力し、所定の比率で増幅し、プログラマブル分周器42に出力する。プログラマブル分周器42は、I2Cトランシーバ47により制御され、プリアンプ41より入力された信号の周波数を所定の周波数に分周し、位相比較器43に出力する。
【0036】
位相比較器43は、プログラマブル分周器42より入力される信号と、基準分周器44より入力される信号との位相を比較し、その位相差に対応した電流値の極性とレベルを示す信号をチャージポンプ回路45に出力する。基準分周器44は、水晶発振器51より入力される基準となる周波数の信号を、I2Cトランシーバ47により指定される所定の周波数に分周し、位相比較器43に出力する。
【0037】
チャージポンプ回路45は、一種の電源として機能するものであり、位相比較器43から入力された電流値の極性とレベルに基づいて、電流を発生させ、積分器46に出力する。また、QPSK誤り訂正部12により周波数ドリフトが検出された場合、チャージポンプ回路45は、I2Cトランシーバ47により制御され、出力電流値を最小にして積分器46に出力する。
【0038】
積分器46は、オペアンプ46a、NPNトランジスタQ1、コンデンサC1,C2、および、抵抗R1より構成されている。すなわち、オペアンプ46aの出力は、NPNトランジスタQ1のベースに接続されている。NPNトランジスタQ1のエミッタは設置されており、そのコレクタには、抵抗R2を介して電源52から所定の電圧が印加されている。また、NPNトランジスタQ1のコレクタは、コンデンサC2と抵抗R1の直列回路とコンデンサC1の並列回路よりなる時定数回路を介して、オペアンプ46aの入力に接続されている。
【0039】
チャージポンプ回路45の動作速度は、供給される電流値が大きいほど高速になり、電流値が小さいほど低速になる。また、積分器46の動作速度は、コンデンサC1と抵抗R1の時定数に対応して設定され、C1の容量が小さいほど高速になり、逆にコンデンサC1の容量が大きいほど低速になる。チャージポンプ回路45の電流を最大にしたとき最も高速な調整速度(選局時や受信中の速度)が得られるように、コンデンサC1の容量が設定されている。
【0040】
抵抗R3,R4およびコンデンサC3は、ローパスフィルタ(LPF)を構成しており、NPNトランジスタQ1のコレクタより供給されるバリキャップ制御電圧を平滑化して、局部発振器26に出力する。
【0041】
I2Cトランシーバ47は、局部発振器26が、マイクロコンピュータ15により指定されたチャンネルに対応する周波数を発生するように、プログラマブル分周器42および基準分周器44を制御する。また、I2Cトランシーバ47は、マイクロコンピュータ15からの指令に基づいてチャージポンプ回路45の出力電流を制御する。
【0042】
さらに、I2Cトランシーバ47には、address(アドレス)端子47a、SDA(シリアルデータ)端子47b、および、SCL(シリアルクロック)端子47cが設けられている。アドレス端子47aには、複数のチューナが併設されている場合、マイクロコンピュータ15よりチューナ11を識別するアドレス信号が入力される。シリアルデータ端子47bには、例えば、マイクロコンピュータ15より周波数ドリフトが検出されたことなどを通知するシリアルデータが入力される。シリアルクロック端子47cには、マイクロコンピュータ15よりクロック信号が入力される。
【0043】
次に、信号受信装置4が、CS放送を受信するときの動作について説明する。通信衛星1より送信されてくる衛星信号が、パラボラアンテナ2により反射され、これをLNB3が受信する。
【0044】
LNB3は、受信した衛星信号を12GHz帯域の信号から、1GHz乃至2GHz帯域の第1中間周波信号に変換し、入力端子11aを介してチューナ11に出力する。チューナ11は、マイクロコンピュータ15より入力された操作部16により指定されたチャンネルの周波数帯域のIQ信号を抽出する。
【0045】
ここで、このときのチューナ11の動作について説明する。チューナ11の第1中間周波増幅器21は、入力端子11aを介して入力された第1中間周波信号を所定の比率で増幅し、BPF22に出力する。BPFは、第1中間周波信号のうち、指定されたチャンネルの周波数帯域の信号を抽出し、可変アッテネータ23に出力する。可変アッテネータ23は、入力された信号を所定のレベルにまで減衰させ、第1中間周波増幅器24に出力する。第1中間周波増幅器24は、可変アッテネータ23より入力された信号を所定の比率で増幅し、ミキサ25に出力する。ミキサ25は、第1中間周波増幅器24より入力された信号と局部発振器26より入力される指定されたチャンネルに対応する周波数の信号とを乗算し、指定されたチャンネルの第2中間周波信号を生成し、第2中間周波増幅器28に出力する。
【0046】
ここで、このときのPLLブロック27の動作について説明する。PLLブロック27のI2Cトランシーバ47は、マイクロコンピュータ15より入力された、指定のチャンネルの周波数に対応するようにプログラマブル分周器42および基準分周器44の分周率を制御する。プリアンプ41は、発振モニタ信号として帰還する局部発振器26の出力信号を増幅し、プログラマブル分周器42に出力する。プログラマブル分周器42は、プリアンプ41より入力された信号を、I2Cトランシーバ47により指定された所定の分周率で分周し、位相比較器43に出力する。基準分周器44は、水晶発振器51より入力された信号を、I2Cトランシーバ47により指定された所定の分周率で分周し、位相比較器43に出力する。
【0047】
位相比較器43は、プログラマブル分周器42より入力された信号と、基準分周器44より入力された信号とを、位相比較し、その位相差に基づいて、チャージポンプ回路45の出力電流の極性とレベルを指定する信号を出力する。
【0048】
チャージポンプ回路45は、位相比較器43より入力された電流値のレベルと極性の電流値を積分器46に出力する。積分器46は、入力された信号を、コンデンサC1と抵抗R1の字定数に対応して積分し、抵抗R3,R4、およびコンデンサC3により構成されるLPFを介して、バリギャップ制御電圧として局部発振器26に供給する。局部発振器26は、このようにして、指定されたチャンネルの第2中間周波信号を生成するのに必要な周波数の信号を生成し、ミキサ25に供給する。
【0049】
ここで、チューナ11の動作の説明に戻る。
【0050】
第2中間周波増幅器28は、ミキサ25より入力された第2中間周波信号を増幅し、SAWフィルタ29に出力する。SAWフィルタ29は、第2中間周波増幅器28より入力された信号から、不要な周波数帯域の信号を除去し、第2中間周波増幅器30に出力する。第2中間周波増幅器30は、入力された信号を所定の比率で増幅し、可変アッテネータ31に出力する。可変アッテネータ31は、入力された信号を所定のレベルにまで減衰し、IQ検波器32に出力する。IQ検波器32は、入力された信号からI信号とQ信号を検波処理し、それぞれ、出力端子11b,11cを介して、QPSK誤り訂正部12に出力する。
【0051】
ここで、信号受信装置4の動作の説明に戻る。
【0052】
QPSK誤り訂正部12は、チューナ11より入力されたIQ信号をQPSK復号処理し、さらに、誤り訂正処理を施した後、デマルチプレクサ13に出力する。デマルチプレクサ13は、QPSK誤り訂正処理部12より入力された多重化された信号から所望のチャンネルデータを抽出し、MPEGデコーダ14に出力する。MPEGデコーダ14は、入力された所望のチャンネルデータをデコード処理し、映像データ、または、音声信号を生成する。この映像データは、図示せぬD/AコンバータによりRGBアナログ信号に変換され、NTSC映像信号またはPAL映像信号に変換される。また、音声データは、図示せぬD/Aコンバータによりアナログ音声に変換される。これらの信号が、図示せぬテレビジョン受像機に出力される。
【0053】
以上の動作においては、スカイパーフェクTVなどの広帯域で、かつ、高ビットレートなMCPC伝送方式の衛星信号を、特に、問題を生ずることなく受信することが可能となる。
【0054】
すなわち、QPSK誤り訂正部12により周波数ドリフトが検出される場合、マイクロコンピュータ15は、I2Cトランシーバ47を介してプログラマブル分周器42と基準分周器44の少なくとも一方を制御し、所定の分周比を設定させ、いわゆるAFC(Automatic Frequency Control)動作により、20ms程度の時間で周波数を調整させる。
【0055】
しかしながら、SCPC伝送方式の狭帯域で、かつ、低ビットレートの衛星信号を受信する場合MCPC伝送方式における場合と同様のAFC動作をさせると調整速度が速過ぎるため、オーバーシュートやアンダーシュートにより多大なデータエラーが発生し、結果的にAFC動作を実行することが困難になる。
【0056】
すなわち、広帯域で、かつ、高ビットレートな信号を受信している場合、発生する周波数ドリフトは、通常AFCにより20ms程度の間に補正(ロックアップ)される。このAFCの制御速度は、バリキャップ制御電圧の制御速度に依存する。
【0057】
広帯域で、かつ、高ビットレートの衛星信号を受信するためのバリキャップ制御電圧の制御速度により、狭帯域で、かつ、低ビットレートな信号のAFCを実施した場合、図5(A)に示すように、20msの間に所定の周波数に補正されず、所定の周波数帯域を示すレンジR1,R2をオーバーしてしまう。尚、図5のfce nterは、局部発振器26が発生すべき信号の周波数を示している。図5(A)に示すように、狭帯域で、かつ、低ビットレートな衛星信号に対しては、上記の設定ではエラーの発生が無い十分なAFCが施せない。
【0058】
そこで、このバリキャップ制御電圧の制御速度を抑えることにより、AFCを低速で行わせた場合の例が、図5(B)に示されている。図5(B)に示すように、AFCがなされるまでの時間は、200ms程度費やすこととなるが、この処理により極端なオーバーシュートや急峻な動きが防止されて、エラーの発生が無いAFCが可能となる。
【0059】
従って、SCPC伝送方式の衛星信号を受信した場合、バリギャップ制御電圧の制御速度を低速にすれば、周波数ドリフトを補正するAFCを施すことができる。
【0060】
バリギャップ制御電圧の制御速度は、上述のようにチャージポンプ回路45から、積分器46に供給される電流値、または、積分器46の時定数に依存する。さらに、積分器46の時定数は、コンデンサC1の容量に依存する。
【0061】
そして、チャージポンプ回路45から積分器46に供給される電流値が大きいほど、バリキャップ制御電圧の制御速度は高速になり、電流値が小さいほど低速になる。また、積分器46の時定数は、C1の容量が小さいほど、小さくなり、バリキャップ制御電圧の制御速度が高速になり、C1の容量が大きいほど、その時定数は大きくなり、バリキャップ制御電圧の制御速度が低速になる。
【0062】
そこで、この特性を利用して、チャージポンプ回路45が出力する電流値が最大の状態の時、広帯域で、かつ、高ビットレートな衛星信号を受信するのに必要とされるバリギャップ制御電圧の制御速度を確保できるように、コンデンサC1の容量が決定される。さらに、この状態で、SCPC伝送方式の衛星信号を受信し、周波数ドリフトが検出された場合、チャージポンプ回路45から積分器46に供給する電流値を最小にするように制御すると、バリギャップ制御電圧の制御速度は低速になるので、図5(B)に示すようにAFCを施すことができる。
【0063】
信号受信装置4が実行するAFCの処理について、図6のフローチャートを参照して説明する。尚、AFCは、上記の衛星信号の受信処理が実行されている状態で行われる。
【0064】
ステップS1において、マイクロコンピュータ15は、QPSK誤り訂正部12が周波数ドリフトを検出したか否かを判定し、周波数ドリフトを検出していないと判定した場合、その処理は、再びステップS1に戻り、周波数ドリフトが検出されるまで、ステップS1の処理が繰り返される。
【0065】
ステップS1において、QPSK誤り訂正部12により周波数ドリフトが検出されたと判定された場合、ステップS2において、マイクロコンピュータ15は、PLLブロック27のI2Cトランシーバ47にチャージポンプ回路45の電流値を最小に制御するように指令を送る。このとき、I2Cトランシーバ47は、チャージポンプ回路45を制御して、チャージポンプ回路45の出力電流を最小にさせる。この処理により、バリキャップ制御電圧の制御速度は低速となるので、図5(B)に示すように、SCPC伝送方式の衛星信号の受信が可能となる。そこで、マイクロコンピュータ15は、MCPC伝送方式の衛星信号受信時における場合と同様に、AFC動作を実行する。
【0066】
ステップS3において、マイクロコンピュータ15は、QPSK誤り訂正部12が、周波数ドリフトを検出しなくなったか否かを判定し、周波数ドリフトが検出されるまで、AFC処理を繰り返す。ステップS3において、周波数ドリフトが検出されなくなったと判定された場合、ステップS4において、マイクロコンピュータ15は、I2Cトランシーバ47にチャージポンプ回路45の出力電流を最大にするように指令する(元の設定電流に戻すように指令する)。このとき、I2Cトランシーバ47は、チャージポンプ回路45を制御して、チャージポンプ回路45の出力電流を最大に戻す。
【0067】
ステップS4の処理が終了した後、処理は、再びステップS1に戻りそれ以降の処理が繰り返される。
【0068】
以上においては、チャージポンプ回路45の出力電流値を変化させて、バリキャップ制御電圧の制御速度を変化させた場合について説明してきたが、例えば、チャージポンプ回路45が出力する電流値を一定にして、積分器46の時定数をコンデンサC1の容量を調整することで変化させるようにして、バリキャップ制御電圧の制御速度を制御させるようにしても良い。
【0069】
図7は、この場合の構成例を表している。この例では、コンデンサC1に対して並列に、コンデンサC1'とスイッチ61が設けられている。この場合、スイッチ61が、開放された状態で、高帯域で、かつ、高ビットレートな衛星信号のAFCが施せるような容量C1を設定する。さらに、スイッチ61が、接続された状態で、狭帯域で、かつ、低ビットレートな衛星信号のAFCが施せるような容量(C1+C1')を設定する。
【0070】
そして、広帯域で、かつ、高ビットレートな衛星信号を受信する通常時には、スイッチ61を開放した状態で使用し、AFCの処理を高速で実行させるようにする。
【0071】
また、SCPC伝送方式の衛星信号を受信する場合、例えば、図6のフローチャートのステップS2の処理では、I2Cトランシーバ47は、スイッチ61を制御して接続させる、これにより、積分器46の時定数が大きくなり、バリキャップ制御電圧の制御速度が低速になり、SCPC伝送方式で受信される衛星信号に対してもAFCを施すことが可能となる。
【0072】
また、ステップS4の処理では、I2Cトランシーバ47は、スイッチ61を開放する。これにより、積分器46の時定数は小さくなる(元に戻る)のでバリキャップ制御電圧の制御速度が高速になる。
【0073】
以上によれば、局部発振器を制御するバリキャップ制御電圧の制御速度を切り替えることにより、狭帯域で、かつ、低ビットレートな衛星信号の周波数ドリフトに対しても、十分なAFCを施すことができるので、既存のアンテナを利用して低コストで、番組受信時のデータエラーを抑制することが可能となる。
【0074】
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行させることが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに記録媒体からインストールされる。
【0075】
この記録媒体は、図2に示すように信号受信装置4に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているHDD102だけではなく、コンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク111(フロッピーディスクを含む)、光ディスク112(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク113(MD(Mini-Disk)を含む)、もしくは半導体メモリ114(Memory Stickを含む)などよりなるパッケージメディアにより構成される。
【0076】
尚、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理は、もちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理を含むものである。
【0077】
【発明の効果】
本発明の信号受信装置および信号受信方法、並びに記録媒体によれば、第1の中間周波信号を第2の中間周波信号に変換し、変換した第2の中間周波信号を復調し、第1の中間周波信号を第2の中間周波信号に変換するのに用いられる局部発振信号をPLLが生成し、第1の中間周波信号、または、第2の中間周波信号の周波数ドリフトを検出し、周波数ドリフトが検出されたとき、PLLの調整速度を遅くして、第2の中間周波信号の周波数を調整するようにしたので、狭帯域で、かつ、低ビットレートな衛星信号の番組受信時のデータエラーを、低コストで抑制し、リードソロモン訂正処理後、皆無にすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】周波数ドリフトを説明する図である。
【図2】本発明を適用した受信装置のブロック図である。
【図3】図2のチューナを説明するブロック図である。
【図4】図3のPLLを説明するブロック図である。
【図5】バリキャップ制御電圧の制御速度によるAFCの違いを説明する図である。
【図6】狭帯域で、かつ、低ビットレートの衛星信号を受信するときのAFCの処理を説明するフローチャートである。
【図7】他の例の積分器の構成を説明する図である。
【符号の説明】
1 トランスポンダ, 2 パラボラアンテナ, 3 LNB, 4 受信装置, 11 チューナ, 12 QPSK誤り訂正部, 13 デマルチプレクサ, 14 MPEGデコーダ, 15 マイクロコンピュータ, 16 操作部, 21第1中間周波増幅器, 22 BPF, 23 可変アッテネータ ,24 第1中間周波増幅器, 25 ミキサ, 26 局部発振器, 27 PLLブロック, 28 第2中間周波増幅器, 29 SAWフィルタ, 30 第2中間周波増幅器, 31 可変アッテネータ, 32 IQ検波器, 41 プリアンプ, 42 プログラマブル分周器, 43 位相比較器, 44 基準分周器,45 チャージポンプ回路, 46 積分器, 46a オペアンプ, 51水晶発振器, 52 電源

Claims (6)

  1. 衛星が送信した信号が外部の変換器により変換された第1の中間周波信号を受信する信号受信装置において、
    前記第1の中間周波信号を第2の中間周波信号に変換する変換手段と、
    前記変換手段により変換された前記第2の中間周波信号を復調する復調手段と、
    前記第1の中間周波信号を前記第2の中間周波信号に変換するのに用いられる局部発振信号を生成するPLLの構成を有する生成手段と、
    前記第1の中間周波信号、または、前記第2の中間周波信号の周波数ドリフトを検出するドリフト検出手段と、
    前記ドリフト検出手段により前記周波数ドリフトが検出されたとき、前記PLLの調整速度を遅くして、前記第2の中間周波信号の周波数を調整する調整手段と
    を備えることを特徴とする信号受信装置。
  2. 前記調整手段は、周波数ドリフトの調整が終了したとき、前記PLLの調整速度を速くする
    ことを特徴とする請求項1に記載の信号受信装置。
  3. 前記調整手段は、前記PLLが有するチャージポンプ回路が出力する電流値を制御することで、前記調整速度を調整する
    ことを特徴とする請求項1に記載の信号受信装置。
  4. 前記調整手段は、前記PLL回路が有するコンデンサの容量を制御することで、前記調整速度を調整する
    ことを特徴とする請求項1に記載の信号受信装置。
  5. 衛星が送信した信号が外部の変換器により変換された第1の中間周波信号を受信し、前記第1の中間周波信号を第2の中間周波信号に変換し、変換された前記第2の中間周波信号を復調し、前記第1の中間周波信号を前記第2の中間周波信号に変換するのに用いられる局部発振信号を生成するPLLを有する信号受信装置の信号受信方法において、
    前記第1の中間周波信号、または、前記第2の中間周波信号の周波数ドリフトを検出するドリフト検出ステップと、
    前記ドリフト検出ステップの処理で前記周波数ドリフトが検出されたとき、前記PLLの調整速度を遅くして、前記第2の中間周波信号の周波数を調整する調整ステップと
    を含むことを特徴とする信号受信方法。
  6. 衛星が送信した信号が外部の変換器により変換された第1の中間周波信号を受信し、前記第1の中間周波信号を第2の中間周波信号に変換し、変換された前記第2の中間周波信号を復調し、前記第1の中間周波信号を前記第2の中間周波信号に変換するのに用いられる局部発振信号を生成するPLLを有する信号受信装置を制御するプログラムであって、
    前記第1の中間周波信号、または、前記第2の中間周波信号の周波数ドリフトの検出を制御するドリフト検出制御ステップと、
    前記ドリフト検出制御ステップの処理で前記周波数ドリフトが検出されたとき、前記PLLの調整速度を遅くして、前記第2の中間周波信号の周波数の調整を制御する調整制御ステップと
    を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
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