JP4305186B2 - 高耐久固体高分子電解質及び燃料電池 - Google Patents
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Description
一般式:−(C(Z1)(Z2)−C(Z3)(Z4−Z5))−
(但し、Z1は、−F、−Rf1、−O−Rf2、又は−Rf3−O−Rf4。
Z2は、−F、−Rf5、−O−Rf6、又は−Rf7−O−Rf8。
Z3は、−F、−Rf9、−O−Rf10、又は−Rf11−O−Rf12。
Z4は、なし、−Rf13、−O−Rf14、又は−Rf15−O−Rf16。
Z5は、−PO3H2、又は−SO2NHSO2−Rf17。
Rf1〜Rf17は、炭素数が1以上10以下のパーフルオロアルキル基。)
で表される構造を備えた第2の高分子とを備えていることを要旨とする。
また、本発明に係る燃料電池は、本発明に係る高耐久固体高分子電解質を用いたことを要旨とする。
さらに、本発明に係る高耐久固体高分子電解質の製造方法は、固体高分子電解質の基材を構成する全フッ素系高分子又は部分フッ素系高分子からなる第1の高分子に、官能基Z7を有し、かつ、
一般式:C(Z1)(Z2)=C(Z3)(Z4−Z7)
(但し、Z1は、−F、−Rf1、−O−Rf2、又は−Rf3−O−Rf4。
Z2は、−F、−Rf5、−O−Rf6、又は−Rf7−O−Rf8。
Z3は、−F、−Rf9、−O−Rf10、又は−Rf11−O−Rf12。
Z4は、なし、−Rf13、−O−Rf14、又は−Rf15−O−Rf16。
Z 7 は、−SH、又は−SM 2 。
Rf1〜Rf17は、炭素数が1以上10以下のパーフルオロアルキル基。
M2は、H、又は1価の金属、2価の金属、3価の金属、若しくは遷移金属。)
で表わされる第1のグラフトモノマ1種又は2種以上を含むモノマ成分をグラフト重合する第一工程と、前記グラフト重合後に、前記官能基Z7を電解質基に変換する第二工程とを有することを要旨とする。
(但し、Z1は、−F、−Rf1、−O−Rf2、又は−Rf3−O−Rf4。
Z2は、−F、−Rf5、−O−Rf6、又は−Rf7−O−Rf8。
Z3は、−F、−Rf9、−O−Rf10、又は−Rf11−O−Rf12。
Z4は、なし、−Rf13、−O−Rf14、又は−Rf15−O−Rf16。
Z5は、−SO3H、−COOH、−PO3H2、又は−SO2NHSO2−Rf17。
Rf1〜Rf17は、炭素数が1以上10以下のパーフルオロアルキル基。)
(1) −(CF2−C(Z3)(Z4−Z5))−、
(2) −(CF(Rf5)−C(Z3)(Z4−Z5))−、若しくは、
−(CF(Rf1)−C(Z3)(Z4−Z5))−)、
(3) −(CF(−O−Rf6)−C(Z3)(Z4−Z5))−、若しくは、
−(CF(−O−Rf2)−C(Z3)(Z4−Z5))−、
(4) −(CF(Rf7−O−Rf8)−C(Z3)(Z4−Z5))−、若しくは、
−(CF(Rf3−O−Rf4)−C(Z3)(Z4−Z5))−)、
(5) −(C(Rf1)(Rf5)−C(Z3)(Z4−Z5))−、
(6) −(C(Rf1)(−O−Rf6)−C(Z3)(Z4−Z5))−、若しくは、
−(C(Rf5)(−O−Rf2)−C(Z3)(Z4−Z5))−、
(7) −(C(Rf1)(Rf7−O−Rf8)−C(Z3)(Z4−Z5))−、若しくは、
−(C(Rf5)(Rf3−O−Rf4)−C(Z3)(Z4−Z5))−、
(8) −(C(−O−Rf2)(−O−Rf6)−C(Z3)(Z4−Z5))−、
(9) −(C(−O−Rf2)(Rf7−O−Rf8)−C(Z3)(Z4−Z5))−、若しくは、
−(C(−O−Rf6)(Rf3−O−Rf4)−C(Z3)(Z4−Z5))−、又は、
(10)−(C(Rf3−O−Rf4)(Rf7−O−Rf8)−C(Z3)(Z4−Z5))−。
(1) (−F、−Z5)、(−F、−Rf13−Z5)、
(−F、−O−Rf14−Z5)、若しくは、
(−F、−Rf15−O−Rf16−Z5)、
(2) (−Rf9、−Z5)、(−Rf9、−Rf13−Z5)、
(−Rf9、−O−Rf14−Z5)、若しくは、
(−Rf9、−Rf15−O−Rf16−Z5)、
(3) (−O−Rf10、−Z5)、(−O−Rf10、−Rf13−Z5)、
(−O−Rf10、−O−Rf14−Z5)、若しくは、
(−O−Rf10、−Rf15−O−Rf16−Z5)、又は、
(4) (−Rf11−O−Rf12、−Z5)、
(−Rf11−O−Rf12、−Rf13−Z5)、
(−Rf11−O−Rf12、−O−Rf14−Z5)、若しくは、
(−Rf11−O−Rf12、−Rf15−O−Rf16−Z5)、
のいずれであっても良い。
(但し、Z1は、−F、−Rf1、−O−Rf2、又は−Rf3−O−Rf4。
Z5は、−SO3H、−COOH、−PO3H2、又は−SO2NHSO2−Rf17。
Rf1〜Rf4及びRf17は、炭素数が1以上10以下のパーフルオロアルキル基。)
(1) −(CF2−CFSO3H)−、
−(CF2−CFCOOH)−、
−(CF2−CFPO3H2)−、若しくは
−{CF2−CF(SO2NHSO2−Rf17)}−、
(2) −(CFRf1−CFSO3H)−、
−(CFRf1−CFCOOH)−、
−(CFRf1−CFPO3H2)−、若しくは
−{CFRf1−CF(SO2NHSO2−Rf17)}−、
(3) −{CF(−O−Rf2)−CFSO3H}−、
−{CF(−O−Rf2)−CFCOOH}−、
−{CF(−O−Rf2)−CFPO3H2}−、若しくは
−{CF(−O−Rf2)−CF(SO2NHSO2−Rf17)}−、又は
(4) −{CF(−Rf3−O−Rf4)−CFSO3H}−、
−{CF(−Rf3−O−Rf4)−CFCOOH}−、
−{CF(−Rf3−O−Rf4)−CFPO3H2}−、若しくは
−{CF(−Rf3−O−Rf4)−CF(SO2NHSO2−Rf17)}−。
(但し、Z5は、−SO3H、−COOH、−PO3H2、又は−SO2NHSO2−Rf17。
Rf17は、炭素数が1以上10以下のパーフルオロアルキル基。)
(但し、Z6は、−F、−Rf18、−O−Rf19、又は−Rf20−O−Rf21。
Rf18〜Rf21は、炭素数が1以上10以下のパーフルオロアルキル基。)
(但し、Z1は、−F、−Rf1、−O−Rf2、又は−Rf3−O−Rf4。
Z2は、−F、−Rf5、−O−Rf6、又は−Rf7−O−Rf8。
Z3は、−F、−Rf9、−O−Rf10、又は−Rf11−O−Rf12。
Z4は、なし、−Rf13、−O−Rf14、又は−Rf15−O−Rf16。
Z7は、−Cl、−Br、−I、−SO3M1、−SO2X(Xは、Cl、Br、F、若しくはI)、−SH、−SM2、又は、−SO2M3。
M1、M2、及びM3は、それぞれ、H、又は、Na、K、Li等の1価の金属、Ca、Mg等の2価の金属、Al等の3価の金属、若しくは、Fe、Ni、Co等の遷移金属。
Rf1〜Rf16は、炭素数が1以上10以下のパーフルオロアルキル基。)
(1) CF2=C(Z3)(Z4−Z7)、
(2) CF(Rf5)=C(Z3)(Z4−Z7)、若しくは、
CF(Rf1)=C(Z3)(Z4−Z7)、
(3) CF(−O−Rf6)=C(Z3)(Z4−Z7)、若しくは、
CF(−O−Rf2)=C(Z3)(Z4−Z7)、
(4) CF(Rf7−O−Rf8)=C(Z3)(Z4−Z7)、若しくは、
CF(Rf3−O−Rf4)=C(Z3)(Z4−Z7)、
(5) C(Rf1)(Rf5)=C(Z3)(Z4−Z7)、
(6) C(Rf1)(−O−Rf6)=C(Z3)(Z4−Z7)、若しくは、
C(Rf5)(−O−Rf2)=C(Z3)(Z4−Z7)、
(7) C(Rf1)(Rf7−O−Rf8)=C(Z3)(Z4−Z7)、若しくは、
C(Rf5)(Rf3−O−Rf4)=C(Z3)(Z4−Z7)、
(8) C(−O−Rf2)(−O−Rf6)=C(Z3)(Z4−Z7)、
(9) C(−O−Rf2)(Rf7−O−Rf8)=C(Z3)(Z4−Z7)、若しくは、
C(−O−Rf6)(Rf3−O−Rf4)=C(Z3)(Z4−Z7)、又は、
(10)C(Rf3−O−Rf4)(Rf7−O−Rf8)=C(Z3)(Z4−Z7)。
(1) (−F、−Z7)、(−F、−Rf13−Z7)、
(−F、−O−Rf14−Z7)、若しくは、
(−F、−Rf15−O−Rf16−Z7)、
(2) (−Rf9、−Z7)、(−Rf9、−Rf13−Z7)、
(−Rf9、−O−Rf14−Z7)、若しくは、
(−Rf9、−Rf15−O−Rf16−Z7)、
(3) (−O−Rf10、−Z7)、(−O−Rf10、−Rf13−Z7)、
(−O−Rf10、−O−Rf14−Z7)、若しくは、
(−O−Rf10、−Rf15−O−Rf16−Z7)、又は、
(4) (−Rf11−O−Rf12、−Z7)、
(−Rf11−O−Rf12、−Rf13−Z7)、
(−Rf11−O−Rf12、−O−Rf14−Z7)、若しくは、
(−Rf11−O−Rf12、−Rf15−O−Rf16−Z7)、
のいずれであっても良い。
(但し、Z1は、−F、−Rf1、−O−Rf2、又は−Rf3−O−Rf4。
Z7は、−Cl、−Br、−I、
−SO3H、
−SO3M1(M1は、Na、K、Li等の1価の金属、Ca、Mg等の2価の金属、Al等の3価の金属、若しくは、Fe、Ni、Co等の遷移金属)、
−SO2X(Xは、Cl、Br、F、若しくはI)、
−SH、
−SM2(M2は、Na、K、Li等の1価の金属、Ca、Mg等の2価の金属、Al等の3価の金属、若しくは、Fe、Ni、Co等の遷移金属)、又は、
−SO2M3(M3は、H、又は、Na、K、Li等の1価の金属、Ca、Mg等の2価の金属、Al等の3価の金属、若しくは、Fe、Ni、Co等の遷移金属)。
Rf1〜Rf4は、炭素数が1以上10以下のパーフルオロアルキル基。)
(1) CF2=CFCl、CF2=CFBr、CF2=CFI、
CF2=CFSO3H、CF2=CFSO3M1、CF2=CFSO2X、
CF2=CFSH、CF2=CFSM2、若しくは、CF2=CFSO2M3、
(2) CFRf1=CFCl、CFRf1=CFBr、CFRf1=CFI、
CFRf1=CFSO3H、CFRf1=CFSO3M1、
CFRf1=CFSO2X、CFRf1=CFSH、CFRf1=CFSM2、
若しくは、CFRf1=CFSO2M3、
(3) CF(−O−Rf2)=CFCl、CF(−O−Rf2)=CFBr、
CF(−O−Rf2)=CFI、CF(−O−Rf2)=CFSO3H、
CF(−O−Rf2)=CFSO3M1、CF(−O−Rf2)=CFSO2X、
CF(−O−Rf2)=CFSH、CF(−O−Rf2)=CFSM2、若しくは、
CF(−O−Rf2)=CFSO2M3、又は
(4) CF(−Rf3−O−Rf4)=CFCl、
CF(−Rf3−O−Rf4)=CFBr、
CF(−Rf3−O−Rf4)=CFI、
CF(−Rf3−O−Rf4)=CFSO3H、
CF(−Rf3−O−Rf4)=CFSO3M1、
CF(−Rf3−O−Rf4)=CFSO2X、
CF(−Rf3−O−Rf4)=CFSH、
CF(−Rf3−O−Rf4)=CFSM2、若しくは、
CF(−Rf3−O−Rf4)=CFSO2M3。
(但し、Z7は、−Cl、−Br、−I、
−SO3H、
−SO3M1(M1は、Na、K、Li等の1価の金属、Ca、Mg等の2価の金属、Al等の3価の金属、若しくは、Fe、Ni、Co等の遷移金属)、
−SO2X(Xは、Cl、Br、F、若しくはI)、
−SH、
−SM2(M2は、Na、K、Li等の1価の金属、Ca、Mg等の2価の金属、Al等の3価の金属、若しくは、Fe、Ni、Co等の遷移金属)、又は、
−SO2M3(M3は、H、又は、Na、K、Li等の1価の金属、Ca、Mg等の2価の金属、Al等の3価の金属、若しくは、Fe、Ni、Co等の遷移金属)。
(但し、Z6は、−F、−Rf18、−O−Rf19、又は−Rf20−O−Rf21。
Rf18〜Rf21は、炭素数が1以上10以下のパーフルオロアルキル基。)
(但し、Xは、F、Cl、Br、又はI。
Rf17は、炭素数が1以上10以下のパーフルオロアルキル基。)
周知の方法によって合成された厚さ50μm、70mm×70mmの大きさのエチレンテトラフルオロエチレン共重合体膜(以下、これを「ETFE膜」という。)に、2eV、50kGyの電子線を照射し、ETFE膜内部にラジカルを発生させた。
ホスヘートジナトリウム(Na2PO4H、50g)を水(250ml)に溶かし、この水溶液に、ジチオネートジナトリウム(Na2S2O4、75g)を溶かしたジメチルホルムアミド(HCON(CH3)2、150g)溶液を加えた。この溶液に、得られたグラフト膜(10枚)を65℃で90分間浸漬し、反応させることにより、クロロ基(−Cl)を−SO2Na基に変換した。反応後、膜を取り出し、エタノール(500ml)で2回洗浄した。
周知の方法によって合成された厚さ50μm、70mm×70mmの大きさのETFE膜に、2eV、50kGyの電子線を照射し、ETFE膜内部にラジカルを発生させた。
ホスヘートジナトリウム(Na2PO4H、50g)を水(250ml)に溶かし、この水溶液に、ジチオネートジナトリウム(Na2S2O4、75g)を溶かしたジメチルホルムアミド(HCON(CH3)2、150g)溶液を加えた。この溶液に、得られたグラフト膜(10枚)を65℃で90分間浸漬し、反応させることにより、ブロモ基(−Br)を−SO2Na基に変換した。反応後、膜を取り出し、エタノール(500ml)で2回洗浄した。
実施例1と同一の手順に従い、エチレンテトラフルオロエチレン−グラフト−ポリクロロトリフルオロエチレン膜を作製した。
硫化カリウム(K2S)11g、硫黄(S)7g、及びフッ化セシウム(CsF)3gをジメチルアセトアミド(CH3CON(CH3)2、850g)に溶解させた。得られた膜(10枚)をこの溶液に、100℃で4時間浸漬し、反応させた。次いで、膜を500mlの水で水洗し、10%の硝酸水溶液(500ml)に室温で浸漬し、さらに、500mlの水で2回水洗することにより、スルホン酸膜を得た。得られた膜の純水中(25℃)での電気伝導度は、0.116S/cmであった。
(1) エチレンテトラフルオロエチレン−グラフト−ポリスチレン膜の作製。
周知の方法によって合成された厚さ50μm、70mm×70mmの大きさのETFE膜に、2eV、30kGyの電子線を照射し、ETFE膜内部にラジカルを発生させた。このETFE膜をアルゴンでバブリングしているスチレン溶液に浸漬した後、60℃に加熱し、4時間反応させた。
得られた膜を、クロロスルホン酸(HSO3Cl)30重量部、テトラクロロエタン(Cl2HCCHCl2)70重量部の混合液に、60℃で1時間浸漬し、スチレン単位にスルホニルクロライド基(−SO2Cl)を導入した。反応後、膜をエタノール洗浄した。次いで、膜を1Nの塩酸水溶液に浸漬し、スルホニルクロライド基を加水分解した後、500mlの蒸留水で2回洗浄し、スルホン酸膜を得た。得られた膜の純水中(25℃)での電気伝導度は、0.120S/cmであった。
Claims (6)
- 全フッ素系高分子又は部分フッ素系高分子からなる第1の高分子を含む基材と、
前記第1の高分子に結合し、かつ、
一般式:−(C(Z1)(Z2)−C(Z3)(Z4−Z5))−
(但し、Z1は、−F、−Rf1、−O−Rf2、又は−Rf3−O−Rf4。
Z2は、−F、−Rf5、−O−Rf6、又は−Rf7−O−Rf8。
Z3は、−F、−Rf9、−O−Rf10、又は−Rf11−O−Rf12。
Z4は、なし、−Rf13、−O−Rf14、又は−Rf15−O−Rf16。
Z 5 は、−PO 3 H 2 、又は−SO 2 NHSO 2 −R f17 。
Rf1〜Rf17は、炭素数が1以上10以下のパーフルオロアルキル基。)
で表される構造を備えた第2の高分子とを備えた高耐久固体高分子電解質。 - 全フッ素系高分子又は部分フッ素系高分子からなる第1の高分子を含む基材と、
前記第1の高分子に結合し、かつ、
一般式:−(CFZ1−CFZ5)−
(但し、Z1は、−F、−Rf1、−O−Rf2、又は−Rf3−O−Rf4。
Z 5 は、−PO 3 H 2 、又は−SO 2 NHSO 2 −R f17 。
Rf1〜Rf4及びRf17は、炭素数が1以上10以下のパーフルオロアルキル基。)
で表される構造を備えた第2の高分子とを備えた高耐久固体高分子電解質。 - 前記第2の高分子は、
一般式:−(CF2−CFZ5)−
(但し、Z 5 は、−PO 3 H 2 、又は−SO 2 NHSO 2 −R f17 。
Rf17は、炭素数が1以上10以下のパーフルオロアルキル基。)
で表される構造を備えたものである請求項1又は2に記載の高耐久固体高分子電解質。 - 前記第1の高分子は、ポリテトラフルオロエチレン、ポリヘキサフルオロプロピレン、テトラフルオロエチレンヘキサフルオロプロピレン共重合体、エチレンテトラフルオロエチレン共重合体、及びエチレンヘキサフルオロプロピレン共重合体、並びにこれらの架橋体から選ばれる少なくとも1つである請求項1から3までのいずれかに記載の高耐久固体高分子電解質。
- 請求項1から4までのいずれかに記載の高耐久固体高分子電解質を用いた燃料電池。
- 固体高分子電解質の基材を構成する全フッ素系高分子又は部分フッ素系高分子からなる第1の高分子に、官能基Z7を有し、かつ、
一般式:C(Z1)(Z2)=C(Z3)(Z4−Z7)
(但し、Z1は、−F、−Rf1、−O−Rf2、又は−Rf3−O−Rf4。
Z2は、−F、−Rf5、−O−Rf6、又は−Rf7−O−Rf8。
Z3は、−F、−Rf9、−O−Rf10、又は−Rf11−O−Rf12。
Z4は、なし、−Rf13、−O−Rf14、又は−Rf15−O−Rf16。
Z 7 は、−SH、又は−SM 2 。
Rf1〜Rf17は、炭素数が1以上10以下のパーフルオロアルキル基。
M2は、H、又は1価の金属、2価の金属、3価の金属、若しくは遷移金属。)
で表わされる第1のグラフトモノマ1種又は2種以上を含むモノマ成分をグラフト重合する第一工程と、
前記グラフト重合後に、前記官能基Z7を電解質基に変換する第二工程とを有することを特徴とする高耐久固体高分子電解質の製造方法。
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JP2005307026A (ja) * | 2004-04-22 | 2005-11-04 | Reitekku:Kk | 機能性含フッ素高分子材料およびその製造方法 |
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