JP4304926B2 - 消しゴム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の立体を組み合わせ、より多くの外部に突出した角を設けた消しゴムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、消しゴムは直方体状をなすものが広く用いられている。このような直方体状をなす消しゴムにおいて、角部を用いると少ない力で効果的に消すことができるとともに、細かい部分を有効に消すことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような消しゴムの角部は使用していくうちに磨耗し、最終的には角が取れて全表面が滑らかな連続した曲面となってしまう。このように全ての角が取れてしまうと、字消し作用を得るためにはより強い力が必要となるとともに、細かい部分を正確に消すことができにくくなる。そして、人によってはこのように角が取れて全表面が滑らかな連続した曲面となった消しゴムを使う気が失せてしまい、資源の無駄遣いにつながってしまうこともありうる。
【0004】
本発明は以上に述べた課題を解決し、より多くの角を設けて少しでも長く使用できる消しゴムを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明に係る消しゴムの一つは、複数の直方体又は立方体を組み合わせてそれぞれの立体が外方に突出した角を有する形状をなすとともに、前記直方体又は立方体の幅寸法、高さ寸法、奥行き寸法が全て全体の対応する寸法よりもそれぞれ小さい消しゴムであって、複数の直方体又は立方体を辺同士のみが互いに接するように配置しているとともに、接する辺の部分に接合部を設けて連続した形状にしていることを特徴とする。
【0006】
このようなものであれば、組み合わされた所定形状の立体がそれぞれ外方に突出した角を有するので、それぞれの立体が有する角部を順次使うようにできるとともに、多数の立体を組み合わせてより多くの角部を設けることができるようになる。さらに、複数の立体を接合部を介して連結するとともに、接合部を切断して新たな角を生み出すような構成にすることもできるようになる。なお、「前記所定形状の立体の幅寸法、高さ寸法、奥行き寸法が全て全体の対応する寸法よりもそれぞれ小さい」とは、前記所定形状の立体の幅寸法が消しゴム全体の幅寸法よりも小さいとともに、前記所定形状の立体の高さ寸法が消しゴム全体の高さ寸法よりも小さく、さらに前記所定形状の立体の奥行き寸法が消しゴム全体の奥行き寸法よりも小さいことを示す。また、「外方に突出した角」とは、角部を有する形状をなす前記所定形状の立体の角部及び/又は外方に突出した形状をなす錐体の頂点等所定形状の立体の先端を含む概念である。
【0007】
また、複数の直方体又は立方体を組み合わせるようにしているので、このような消しゴムの簡単構成でき、さらに直方体又は立方体の頂点を外方に突出した角として使用するようにできる。
【0008】
加えて、複数の直方体又は立方体を辺同士のみが互いに接するように配置しているとともに、接する辺の部分に接合部を設けて連続した形状にしているので角が取れた部分を含む前記立体を外して新たな角を生成することができ、従って、さらにより多くの角を使用できる。
【0011】
なお、本発明に係る消しゴムは、ゴム製のものだけでなく、プラスチック樹脂と可塑剤とを主成分とするプラスチック系のものも含む。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の第1実施形態について述べる。
【0013】
本実施形態に係る消しゴムE1は、斜視図を図1、平面図を図2、正面図を図3、側面図を図4にそれぞれ示すように、所定形状の立体たる立方体状をなす字消し体1を接合部2により接合し、全体として略直方体状をなす。そして、型枠にプラスチック樹脂と可塑剤とを主成分とする字消し材を流し込む型枠成形により形成されている。
【0014】
より具体的には、図1〜4に示すように、前記字消し体1を辺同士のみが互いに接するように互い違いに配置しているとともに、接する辺の部分を接合部2により接合した形状をなす。すなわち、立方体状をなす字消し体1を各面の対角線方向に隣接させて配置し、全体として略直方体状をなすように形成している。本実施形態では、前記字消し体1の幅寸法、奥行き寸法、及び高さ寸法である1辺の長さx1はこの消しゴムE1全体の幅寸法X1の5分の1であり、同じく消しゴムE1全体の奥行き寸法Y1及び高さ寸法Z1のいずれも半分である。
【0015】
しかして、この消しゴムには、外方に突出した角Cが28箇所存在する。これらの角Cは、この消しゴムの外側に位置する角Cから順次使われていき、角Cが磨耗して取れた際には接合部2を切断してその角を含む字消し体1を取り除くことにより内側に位置する角Cが外側に位置するようになる。さらに、接合部2を切断した跡の切り口も角として使用することができるとともに、取り除かれた側の字消し体1の切り口部分にも角が発生して、この角も使用できるようにしている。
【0016】
このように構成することにより、従来の直方体状の消しゴムと比較して多くの角Cを利用することができる。さらに、立方体状をなす字消し体1と、同じく立方体状をなす切欠とを互い違いに設けた形状をしているので、切欠部分がグリップの役目を果たしてつかみやすい。そして、この消しゴムE1を落としてもこのような形状をしているので落下の衝撃が吸収され、弾んで転がっていきにくい。
【0017】
次に、本発明の対照例となる消しゴムについて述べる。
【0018】
対照例に係る消しゴムE2は、平面図を図5、正面図を図6、図5におけるa−a断面図を図7にそれぞれ示すように、立方体状をなすコア部材3の六面に、このコア部材と同一の大きさの所定形状の立体たる立方体状をなす字消し体4を配置した形状をなす。この字消し体4の幅寸法、奥行き寸法、及び高さ寸法である1辺の長さx2は、この消しゴムE2全体の幅寸法X2、奥行き寸法Y2、及び高さ寸法Z2と比較して、いずれも3分の1である。そして、前記コア部材3及び前記字消し材4は、型枠にプラスチック樹脂と可塑剤とを主成分とする字消し材を流し込む型枠成形により一体に形成される。
【0019】
しかして、この消しゴムには、外方に突出した角Cが24箇所存在する。これらの角は順次使われていき、全ての角が取れた際には字消し体4を取り除くことにより前記コア部材3が表面に現れ、このコア部材の8箇所の角をさらに使用するようにしている。また、取り除かれた字消し体4の切り口の部分にも角が発生して、この角も使用できるようにしている。
【0020】
このように構成することにより、字消し体4の外方に突出した合計24箇所の角Cを全て使用できるので、従来の直方体状の消しゴムと比較して多くの角Cを利用することができる。
【0021】
なお、この発明は上述した実施形態に限られない。以下に変形例をいくつか示すが、上述した実施形態に対応する部分には同一の名称及び符号を付している。
【0022】
例えば、図8に示すように、上述した第1実施形態の立方体状をなす字消し体1に替えて、直方体状の字消し体5を用いた消しゴムE3のように構成してもよい。
【0023】
また、上述した対照例の立方体状をなす字消し体4の大きさを、コア部材3より小さくしてもよい。また、前記字消し体4に替えて、図9及び図10に示すように、四角錐状の字消し体6をコア部材3の表面に配置した消しゴムE4のように構成してもよい。さらに前記字消し体6に替えて、多角錐状や円錐状の字消し体を、底面をコア部材に連続させた状態で配置してもよい。一方、コア部材3も、立方体状でなく、直方体状でもよいし、多面体状や球状等、その他の形状でももちろんよい。
【0024】
さらに、上述した第1実施形態に示す消しゴムE1に、平面図を図11に示すように、表面を被覆するカバーCoを別途設けてもよい。この場合、一端部にある字消し体1だけを露出させるようにして、この字消し体1の角Cが取れ次第、角が取れた字消し体1を取り除いて新たに端部を形成するようになった字消し体1を露出させるようにするとよい。このように構成する場合、字消し体1を効果的に露出させるべく、カバーCoに字消し体1の幅寸法x1と同じ間隔で切れ目促進部Kを入れるようにするとよい。
【0025】
加えて、材質は上述した実施形態で示したプラスチック系のものでもよいし、ゴム系のものでもよい。
【0026】
その他、本発明の趣旨を損ねない範囲でさまざまに変形してよい。
【0027】
【発明の効果】
本発明は、幅寸法、高さ寸法、奥行き寸法が全て全体の対応する寸法よりも小さい所定形状の立体を複数組み合わせ、それぞれの立体が外方に突出した角を有する形状をなすように構成しているので、従来の直方体状の消しゴムと比較してより多くの角を使用することができ、従って細かい部分の正確な消去を楽にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る消しゴムの斜視図。
【図2】 同実施形態に係る消しゴムの平面図。
【図3】 同実施形態に係る消しゴムの正面図。
【図4】 同実施形態に係る消しゴムの側面図。
【図5】 本発明の対照例となる消しゴムの平面図。
【図6】 同対照例に係る消しゴムの正面図。
【図7】 図5におけるa−a断面図。
【図8】 本発明の他の実施形態に係る消しゴムの斜視図。
【図9】 本発明の他の対照例に係る消しゴムの斜視図。
【図10】 同対照例に係る消しゴムの平面図。
【図11】 本発明の他の実施形態に係る消しゴムの平面図。
【符号の説明】
E1、E2、E3、E4…消しゴム
1、4、5、6…字消し体(所定の形状の立体)
2…接合部
3…コア部材
x1、x2…字消し体の1辺の長さ(所定の形状の立体の幅寸法、奥行き寸法、高さ寸法)
X1、X2…消しゴム全体の幅寸法
Y1、Y2…消しゴム全体の奥行き寸法
Z1、Z2…消しゴム全体の高さ寸法

Claims (1)

  1. 複数の直方体又は立方体を組み合わせてそれぞれの立体が外方に突出した角を有する形状をなすとともに、前記直方体又は立方体の幅寸法、高さ寸法、奥行き寸法が全て全体の対応する寸法よりもそれぞれ小さい消しゴムであって、複数の直方体又は立方体を辺同士のみが互いに接するように配置しているとともに、接する辺の部分に接合部を設けて連続した形状にしていることを特徴とする消しゴム。
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