JP4304469B2 - ホーニング加工機の工具交換方法及びホーニング加工機。 - Google Patents

ホーニング加工機の工具交換方法及びホーニング加工機。 Download PDF

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本発明は、ホーニング加工機の工具交換方法及びホーニング加工機に関し、特に、自動工具交換装置を備えるホーニング加工機の工具交換方法及びホーニング加工機に関する。
一般に、ホーニング加工機は、エンジンのシリンダブロックのピストン摺動面等の仕上げ工程で用いられ、自動工具交換装置(ATC)を備えるものがある。そして、このようなホーニング加工機を生産ライン上に複数台配置して、各ホーニング加工機の工具交換を頻繁に行うことで少種量産(少品種大量生産)に対応させた仕上げ加工ラインが従来から知られている。このような仕上げ加工ラインの場合、ライン長を短縮させるために、自動工具交換装置を小型化して隣接するホーニング加工機間の間隔を狭める必要がある。そして、従来、小型化を目的とした自動工具交換装置には、特許文献1に記載されたものがある。しかしながら、この自動工具交換装置では、ツールヘッドボックスと工作物クランプ装置とが嵩むため、主軸周辺に多大なスペースが必要になる。また、上記自動工具交換装置では、ツールヘッドガイドリングをワークの被加工穴の軸線に対して個別に位置決めさせる必要があるため位置の割り出しが多くなり、当該割り出しに時間を要すると共に構造が複雑化して製造コストが増大される。さらに、上記自動工具交換装置では、工具交換に際してツールヘッドボックスがX軸方向とY軸方向とへ順次移動されるため、軸移動に時間を要して生産性を低下させる要因になっていた。
実開平5−49251号公報(段落番号0013〜0017、第1図及び第2図)
そこで本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、第1の目的は、工具交換が効率化されるホーニング加工機の工具交換方法を提供することにある。また、第2の目的は、小型化が可能で、且つ工具交換が効率化されるホーニング加工機を提供することにある。
上記第1の目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、現ホーンヘッドでの加工完了後、主軸を上昇させて工具脱着位置に位置決めさせ、この状態で主軸を所定方向へ所定角度位相だけ回転させて現ホーンヘッドと工具収容部に設けられた工具ハンガーとを係合させつつ、主軸と現ホーンヘッドとの係合を解除させ、次に、主軸を所定距離だけ上昇させて工具ハンガーに吊持された現ホーンヘッドを主軸から脱離させ、次に、工具収容部を工具配列方向へスライド移動させて選択された次ホーンヘッドと該次ホーンヘッドに相対するホーンガイドとを主軸に対して同軸上に位置決めさせ、この状態で主軸を下降させて工具着脱位置に位置決めさせ、次に、該主軸を前記方向と反対方向へ所定角度位相だけ回転させて主軸と次ホーンヘッドとを係合させつつ、該次ホーンヘッドと工具ハンガーとの係合を解除させて次ホーンヘッドを主軸に装着させることを特徴とする。
上記第2の目的を達成するために、本発明のうち請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載のホーニング加工機の工具交換方法を用いて工具交換が行われるホーニング加工機であって、回転軸が鉛直に配置される主軸と、工具収容部に水平方向へ一列で配設されて各ホーンヘッドを脱着可能に吊持する各工具ハンガーと、工具収容部に配設されて各ホーンヘッドに相対する各ホーンガイドを各ホーンヘッドと同軸上に支持するホーンガイドホルダと、工具収容部を工具配列方向へスライド移動させて選択されたホーンヘッドとホーンガイドとを主軸と同軸上に位置決めさせるシャトル機構と、選択されたホーンヘッドを主軸と工具ハンガーとの間で受け渡しさせる受け渡し機構と、を具備することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、受け渡し機構は、各ホーンヘッドの基部の内周面に設けられる各第1の凸部と、各第1の凸部に対して係合可能であって主軸の外周面に設けられる略L字状の第1の溝部と、各工具ハンガーの内周面に設けられる各第2の凸部と、各第2の凸部に対して係合可能であって各ホーンヘッドの基部の外周面に設けられる略L字状の各第2の溝部とを具備し、第1の溝部が、一端が主軸の端面に開口されて主軸の軸線に対して平行に延びる第1の縦溝と主軸の外周面に沿って略水平方向へ延びる第1の横溝とで構成されると共に、各第2の溝部が、一端が各ホーンヘッドの基部の端面に開口されて各ホーンヘッドの軸線に対して平行に延びる第2の縦溝と各ホーンヘッドの外周面に沿って第1の横溝に対して反対方向へ延びる第2の横溝とで構成されることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の発明において、主軸が各工具ハンガーの内周面内側を挿通可能であることを特徴とする。
従って、請求項1に記載の発明では、現ホーンヘッドでの加工完了後、主軸を上昇させて工具脱着位置に位置決めさせ、この状態で主軸を所定方向へ所定角度位相だけ回転させた後に主軸を所定距離だけ上昇させることで、現ホーンヘッドが主軸から脱離されて現ホーンヘッドが工具ハンガーで吊持される。次に、工具収容部を工具配列方向へスライド移動させて選択された次ホーンヘッドと該次ホーンヘッドに相対するホーンガイドとを主軸に対して同軸上に位置決めさせ、この状態で主軸を下降させて工具着脱位置に位置決めさせた後、該主軸を前記方向と反対方向へ所定角度位相だけ回転させることで、主軸に次ホーンヘッドが装着される。
請求項2に記載の発明では、シャトル機構により、工具収容部が工具配列方向へスライド移動されて選択されたホーンヘッドと該ホーンヘッドに相対するホーンガイドとが主軸に対して同軸上に位置決めされ、受け渡し機構により、選択されたホーンヘッドが主軸と工具ハンガーとの間で受け渡しされる。
請求項3に記載の発明では、工具脱着位置に位置決めされた主軸を所定方向へ所定角度位相だけ回転させることにより、第1の凸部と第1の溝部との係合が解除されると共に第2の凸部と第2の溝部とが係合され、また、工具脱着位置に位置決めされた主軸を上記方向と反対方向へ所定角度位相だけ回転させることにより、第1の凸部と第1の溝部とが係合されると共に第2の凸部と第2の溝部との係合が解除される。
請求項4に記載の発明では、選択されたホーンヘッドが主軸に装着された後、工具収容部及び工具ハンガーを主軸に対して退避させることなく、ホーンヘッドをワークにアプローチさせることができる。
工具交換が効率化されるホーニング加工機の工具交換方法を提供することができる。また、小型化が可能で、且つ工具交換が効率化されるホーニング加工機を提供することができる。
本発明の一実施の形態を図1〜図15に基づいて説明する。図1及び図2に示されるように、本ホーニング加工機は、工具ハンガー2に吊持されるホーンヘッド3と該ホーンヘッド3に相対するホーンガイド4とが同軸上に配置されて構成されるホーンセットと、該ホーンセットの複数セット(本実施の形態では2セット)がX軸方向(図1における紙面視左右方向)に配設されるスライドベース5(工具収容部)と、該スライドベース5をX軸方向へスライド移動させて各ホーンセットのうち選択されたホーンセットを主軸6に対して同軸上に位置決めさせるシャトル機構と、主軸6を必要に応じてZ軸方向(図1における紙面視上下方向)へ軸移動、又は軸回転させて、主軸6と工具ハンガー2との間でホーンヘッド3の受け渡しを行う受け渡し機構とを具備する。これにより、本ホーニング加工機では、自動工具交換装置(ATC)がコンパクトに構成されて全体が小型化されると共に、自動工具交換に要する軸移動が最小限で済み、工具交換のサイクルタイムが削減される構造になっている。
図3及び図4に示されるのは、本ホーニング加工機の主要部である。これらの図に示されるように、本ホーニング加工機は、溶接構造のコラム7の前面に、軸線が鉛直に配置された主軸6が設けられる。該主軸6は、ケーシング8に形成された外円筒面9に配設されたベアリング10により回転可能に支持される。そして、本ホーニング加工機は、コラム7の前面に配設された直動ガイド11とサーボモータ13で回転駆動されるボールねじ機構12とを含んで構成される昇降駆動ユニットを介して上記ケーシング8が昇降されることにより、主軸6が昇降されてZ軸方向へ位置決めされる構造になっている。また、図4に示されるように、本ホーニング加工機は、主軸6の上部にスプライン軸14が形成されており、該スプライン軸14が、コラム7の上面に設けられるプーリ15の軸線上に形成されたスプライン溝に軸線方向へ摺動可能に嵌合される。そして、本ホーニング加工機は、上記プーリ15が、プーリベルト16、プーリ17、トルクメータ18、及び減速装置19を介して電動モータ20で回転駆動されることにより、スプライン軸14が回転される。なお、図4に示される符号21は、上記プーリベルト16の張力を調節するためのテンショナである。
また、図1及び図2に示されるように、本ホーニング加工機は、主軸6の下部に、ユニバーサルジョイント22を介してホーンヘッド装着部23が形成される。さらに、図5に示されるように、ホーンヘッド装着部23には、略L字状に形成されて一端が当該ホーンヘッド装着部23の端面に開口する縦溝24aと該縦溝24aの他端から当該ホーンヘッド装着部23の外周面に沿って平面視で反時計回り方向へ延びる横溝24bとを有するホーンヘッド脱着用溝24(第1の溝部)が設けられる。また、ホーンヘッド3の基部の端面には、上記主軸6のホーンヘッド装着部23が嵌合される主軸嵌合部25が形成される。さらに、該主軸嵌合部25には、上記ホーンヘッド脱着用溝24に係合可能な第1の凸部26が設けられる。また、図5及び図6に示されるように、ホーンヘッド3には、基部の端縁にフランジ27が形成されて、該フランジ27の外周面には、略L字状に形成されて一端がホーンヘッド3の基部の端面に開口する縦溝28aと該縦溝28aの他端からフランジ27の外周面に沿って平面視で時計回り方向へ延びる横溝28bとを有するホーンヘッド吊持用溝28(第2の溝部)が設けられる。
また、図2に示されるように、工具ハンガー2には、ホーンヘッド3のフランジ27が嵌合される内円筒面29が形成されており、該内円筒面29には、上記ホーンヘッド吊持用溝28に係合可能な第2の凸部30が設けられる。そして、本ホーニング加工機の受け渡し機構を用いて工具ハンガー2に吊持されたホーンヘッド3を主軸6に装着させる場合、被検出子とセンサとを含んで構成される角度割り出し機構により主軸6の軸線回りの角度位相(以下、単に角度位相と称す)が割り出されて、ホーンヘッド3の第1の凸部26に対してホーンヘッド脱着用溝24の縦溝24aが位置決めされて当該第1の凸部26と縦溝24aとが整合される。この状態で、主軸6が下降されて主軸6のホーンヘッド装着部23にホーンヘッド3の主軸嵌合部25が嵌合されることで、図5に示されるように、第1の凸部26と縦溝24aとが係合される。そして、上記角度割り出し機構により主軸6の角度位相を監視しつつ、当該主軸6が平面視で軸線回りに時計回り方向(以下、単に時計回り方向と称す)へ所定角度位相だけ回転される。
これにより、図6に示されるように、本ホーニング加工機の受け渡し機構では、第1の凸部26がホーンヘッド脱着用溝24の横溝24bの終端に当接されてホーンヘッド3が主軸6に装着される。そして、第1の凸部26がホーンヘッド脱着用溝24の横溝24bの終端に当接されて主軸6にホーンヘッド3が装着された後、さらに主軸6の回転が継続されることにより、工具ハンガー2に対してホーンヘッド3が時計回り方向へ回転し始めて、第2の凸部30がホーンヘッド吊持用溝28の縦溝28a上に位置決めされた時点で当該主軸6の回転が停止され、この状態で主軸6が下降されることにより、第2の凸部30とホーンヘッド吊持用溝28との係合が解除される構造になっている。また、本ホーニング加工機の受け渡し機構を用いて主軸6に装着されたホーンヘッド3を工具ハンガー2に吊持させる場合、上記角度割り出し機構により主軸6の角度位相が割り出されて、第2の凸部30に対してホーンヘッド吊持用溝28の縦溝28aが位置決めされて当該第2の凸部30と縦溝28aとが整合される。この状態で、主軸6が上昇されて、縦溝28aに第2の凸部30が係合される。
そして、本ホーニング加工機の受け渡し機構では、上記角度割り出し機構により主軸6の角度位相を監視しつつ、当該主軸6が反時計回り方向へ所定角度位相だけ回転される。これにより、図5に示されるように、第2の凸部30がホーンヘッド吊持用溝28の横溝28bの終端に当接される。そして、第2の凸部30がホーンヘッド吊持用溝28の横溝28bの終端に当接された後、さらに主軸6の回転が継続されることにより、第1の凸部26がホーンヘッド脱着用溝24の縦溝24a上に位置決めされる。この状態で、主軸6が上昇されることにより、第1の凸部26とホーンヘッド脱着用溝24との係合が解除されると共にホーンヘッド3の主軸嵌合部25から主軸6のホーンヘッド装着部23が引き抜かれて、ホーンヘッド3が工具ハンガー2に吊持される構造になっている。そして、図2に示されるように、本ホーニング加工機には、ホーンヘッド3に収容された拡縮用ロッド31を軸線方向へスライド移動させて該拡縮用ロッド31の先端に固定されたテーパコーン32でシュー33をホーンヘッド3の半径方向へ移動させることにより工具径が調節されるタイプの工具径拡縮機構(従来技術)が採用されている。
なお、図4に示される符号34は、サーボモータ63とボールねじ機構64とを含んで構成されて上記工具径拡縮機構の拡縮用ロッド31を軸線方向へ駆動して位置決めさせるための拡縮用ロッド駆動部である。また、図5及び図6に示されるように、本ホーニング加工機は、主軸6及びホーンヘッド3に形成される送風路35を介して供給されるエアを穴へ向けて流出させて、該エアの流出量又は内部圧力に基づいて穴の内径が高い精度で測定される内径測定機構(従来技術)が採用されている。そして、符号37に示されるのは、主軸6とホーンヘッド3との間の送風路35を必要に応じて接続又は解離させる送風路接続機構である。図1及び図2に示されるように、上記スライドベース5の前面には、複数個(本実施の形態では2個)の工具ハンガー2がX軸方向へ所定間隔を有して配設されると共に各工具ハンガー2で吊持される各ホーンヘッド3に相対する各ホーンガイド4を保持するホーンガイドホルダ38が配設されている。これにより、本ホーニング加工機では、各ホーンガイドホルダ38により、各工具ハンガー2に吊持される各ホーンヘッド3に相対する各ホーンガイド4が、各ホーンヘッド3に対して同軸上に保持される。
また、図2及び図4に示されるように、上記スライドベース5は、X軸方向へ延びる直動ガイド39を介して昇降ガイド40に設けられる。そして、本ホーニング加工機のシャトル機構は、スライドベース5が、上記直動ガイド39で案内されると共に昇降ガイド40の下部に設置されたエアシリンダ41で駆動されてX軸方向へスライド移動される。また、図1及び図3に示されるように、昇降ガイド40にはX軸方向へ延びるスイッチベース42が設けられて、該スイッチベース42にはX軸方向へ所定間隔を有して配置された各リミットスイッチ43,44が設けられる。さらに、スライドベース5の側面には外周面にねじが螺設されたシャフト45が立設されて、該シャフト45には外円錐面を有する各被検出子46,47が螺合されている。そして、本ホーニング加工機では、スライドベース5を図1における紙面視左方向へスライド移動させてリミットスイッチ43が被検出子46を検出した時点で当該スライドベース5を停止させることにより、正面視でスライドベース5の右側に配置されたホーンセット(以下、第1のホーンセットと称す)が主軸6に対して同軸上に位置決めされる。
また、本ホーニング加工機では、スライドベース5を図1における紙面視右方向へスライド移動させてリミットスイッチ44が被検出子47を検出した時点で当該スライドベース5を停止させることにより、正面視でスライドベース5の左側に配置されたホーンセット(以下、第2のホーンセットと称す)が主軸6に対して同軸上に位置決めされる。また、図2に示されるように、上記昇降ガイド40は、主軸6の軸線に対して平行に配置される直動ガイド48を介してコラム7の前面に設けられる。そして、本ホーニング加工機では、昇降ガイド40が上記直動ガイド48で案内されると共にコラム7と昇降ガイド40との間に設置されたエアシリンダで駆動されてZ軸方向へスライド移動される。また、図1及び図3に示されるように、コラム7にはZ軸方向へ延びるスイッチベース49が設けられて、該スイッチベース49にはZ軸方向へ所定間隔を有して配置された各リミットスイッチ50,51が設けられる。さらに、昇降ガイド40の側面には、外周面にねじが螺設されたシャフト52が、ブラケット55を介して軸線が主軸6に対して平行になるように設けられており、該シャフト52には外円錐面を有する各被検出子53,54が螺合されている。
そして、本ホーニング加工機では、昇降ガイド40を上昇させてリミットスイッチ50が被検出子53を検出した時点で当該昇降ガイド40を停止させることにより、昇降ガイド40が上昇端位置に位置決めされる。また、本ホーニング加工機では、昇降ガイド40を下降させてリミットスイッチ51が被検出子54を検出した時点で当該昇降ガイド40を停止させることにより、昇降ガイド40が下降端位置に位置決めされる。そして、図4に示されるように、本ホーニング加工機は、コラム7が直動ガイド58を介してマシンベッド上に設けられており、軸頭1が、ボールねじ機構59とサーボモータとを含んで構成される軸頭駆動機構によりX軸方向へスライド移動されて位置決めされる構造になっている。
次に、本ホーニング加工機の作用を説明する。図7〜図15に示されるように、ここでは、本ホーニング加工機を用いてV型6気筒エンジンのシリンダブロック60(以下、ワーク60と称す)のボア62をホーニング加工する際の作用を説明する。なお、本ホーニング加工機では、ワーク60の各バンクに配列される各ボア62がX軸方向へ配列されるようにしてワーク60がワーク保持用治具に取り付けられており、ワーク60をクランクシャフトの仮想軸線の回りに旋回させると共に軸頭1をX軸方向へ位置決めさせることにより、各バンクの各ボア62が主軸6に対して同軸上に位置決めされる。まず、スライドベース5(工具収容部)をX軸方向へスライド移動させて第1のホーンセット(荒仕上げ用ホーンセット)を主軸6に対して同軸上に位置決めさせつつ、被検出子とセンサとを含んで構成される角度割り出し機構により主軸6の軸線回りの角度位相を割り出して、ホーンヘッド3に形成された第1の凸部26に対して主軸6に形成されたホーンヘッド脱着用溝24(第1の溝部)の縦溝24aを位置決めさせて当該第1の凸部26と縦溝24aとを整合させる。
この状態で、図5に示されるように、主軸6を下降させて主軸6のホーンヘッド装着部23にホーンヘッド3の主軸嵌合部25を嵌合させて、第1の凸部26と縦溝24aとを係合させる。そして、上記角度割り出し機構により主軸6の角度位相を監視しつつ、当該主軸6を時計回り方向へ所定角度位相だけ回転させる。これにより、図6に示されるように、第1の凸部26がホーンヘッド脱着用溝24の横溝24bの終端に当接されてホーンヘッド3が主軸6に装着される。そして、主軸6にホーンヘッド3が装着された後、さらに主軸6の回転を継続させることで、工具ハンガー2に対してホーンヘッド3が時計回り方向へ回転し始めて、工具ハンガー2に形成された第2の凸部30がホーンヘッド3に形成されたホーンヘッド吊持用溝28(第2の溝部)の縦溝28a上に位置決めされた時点で当該主軸6の回転を停止させる。この状態で主軸6を下降させて、第2の凸部30とホーンヘッド吊持用溝28との係合を解除させると共に、図7に示されるように、第1のホーンセットのホーンヘッド3をホーンガイド4で案内させる。なお、図7に示されるホーンヘッド3がホーンガイド4で案内されて、且つ、昇降ガイド40が上昇端位置に位置決めされた状態を軸頭1における原位置とする。
次に、ワーク60を旋回させて主軸6に対して一方のバンクの第1ボア62を同軸上に位置決めさせた後、図8に示されるように、昇降ガイド40を下降させて下降端位置に位置決めさせる。次に、図9に示されるように、主軸6を下降させて回転させたホーンヘッド3をホーンガイド4で案内しつつ第1ボア62に挿入させ、主軸6(ホーンヘッド3)をZ軸方向へ往復動させて当該第1ボア62を加工(荒仕上げ)する。そして、第1ボア62の加工完了、軸頭1をX軸方向へ移動させて第2ボア62、第3ボア62に対して主軸6を同軸上に位置決めさせて、当該第2ボア62、第3ボア62の加工を順次行う。第3ボア62の加工完了後、図10に示されるように、当該第3ボア62にホーンヘッド3の先端が挿入された状態で主軸6の回転を停止させる。次に、図11に示されるように、昇降ガイド40を上昇させて上昇端位置に位置決めさせる。そして、昇降ガイド40の位置決め完了後、図12に示されるように、主軸6を上昇させて軸頭1を原位置に位置決めさせる。
この状態でワーク60を旋回させて、図13に示されるように、主軸6に対して他方のバンクの第4ボア62を同軸上に位置決めさせる。そして、第1ボア62〜第3ボア62と同様にして第4ボア62〜第6ボア62の加工(荒仕上げ)を順次行う。第6ボア62の加工(第1ボア62〜第6ボア62の加工)が完了後、軸頭1を原位置に位置決めさせる。次に、角度割り出し機構により主軸6の角度位相を割り出して、工具ハンガー2に形成された第2の凸部30に対してホーンヘッド3に形成されたホーンヘッド吊持用溝28の縦溝28aを位置決めさせて当該第2の凸部30と縦溝28aとを整合させる。この状態で、図14に示されるように、主軸6を上昇させて縦溝28aに第2の凸部30を係合させる。そして、角度割り出し機構により主軸6の角度位相を監視しつつ、当該主軸6を反時計回り方向へ所定角度位相だけ回転させて、図5に示されるように、第2の凸部30をホーンヘッド吊持用溝28の横溝28bの終端に当接させる。そして、第2の凸部30をホーンヘッド吊持用溝28の横溝28bの終端に当接させた後、さらに主軸6の回転を継続させて、第1の凸部26をホーンヘッド脱着用溝24の縦溝24a上に位置決めさせる。
この状態で、主軸6を上昇させることで、第1の凸部26とホーンヘッド脱着用溝24との係合が解除されると共にホーンヘッド3の主軸嵌合部25から主軸6のホーンヘッド装着部23が引き抜かれて、図15に示されるように、ホーンヘッド3が工具ハンガー2に吊持される。次に、スライドベース5をX軸方向へスライド移動させて第2のホーンセット(精密仕上げ用ホーンセット)を主軸6に対して同軸上に位置決めさせる。そして、主軸6に第2のホーンセットのホーンヘッド3を装着する。なお、第1のホーンセットのホーンヘッド3から第2のホーンセットのホーンヘッド3への工具交換動作中に、ワーク60を旋回させると共に軸頭1をX軸方向へ移動させることで、主軸6に対して一方のバンクの第1ボア62を同軸上に位置決めさせる。次に、主軸6に装着されたホーンヘッド3を用いてワーク60の第1ボア62〜第6ボア62の加工(精密仕上げ)を順次行う。こうすることで、荒仕上げの加工プログラムと精密仕上げの加工プログラム間の位置データとを共用することができる。
そして、第1ボア62〜第6ボア62の加工(精密仕上げ)が完了後、現ワーク60が搬出されると共に次ワーク60が搬入される。本ホーニング加工機では、このワーク搬送と同時に、スライドベース5がX軸方向へスライド移動されて第2のホーンセットのホーンヘッド3から第1のホーンセットのホーンヘッド3への工具交換が行われる。
この実施の形態では以下の効果を奏する。
本ホーニング加工機は、工具ハンガー2に吊持されるホーンヘッド3と該ホーンヘッド3に相対するホーンガイド4とが同軸上に配置されて構成されるホーンセットと、該ホーンセットの複数セットがX軸方向に配設されるスライドベース5(工具収容部)と、該スライドベース5をスライド移動させて各ホーンセットのうち選択されたホーンセットを主軸6に対して同軸上に位置決めさせるシャトル機構と、主軸6を軸移動及び回転させて主軸6と工具ハンガー2との間でホーンヘッド3の受け渡しを行う受け渡し機構とを具備する。
したがって、本ホーニング加工機では、スライドベース5がX軸方向へのみスライド移動されて主軸6に対して各ホーンセットが同軸上に位置決めされるため、ホーンセットが移動に必要とするスペースが極めて小さく、自動工具交換装置(ATC)がコンパクトに構成されて装置全体が小型化される。また、自動工具交換時の軸移動が最小限で済むため、ホーニング加工の工程が大幅に効率化される。さらに、ホーンヘッド3が工具ハンガー2に安定した姿勢で吊持されるため、従来の自動工具交換装置のように、ホーンヘッド3が工具ポット内でふらついて当該ホーンヘッド3の軸線位置が安定せず、工具交換に支障をきたすといった事態が回避されて工具交換の信頼性を向上させることができる。また、ホーンヘッド3と該ホーンヘッド3に相対するホーンガイド4とが工具交換時においても常に同一直線上に配置されるので、従来の自動工具交換装置のようにホーンヘッド3とホーンガイド4との位置を別個に割り出しする必要がなく、工具交換を効率化させることができると共にホーンヘッド3とホーンガイド4との位置の割り出し誤差に起因する加工精度の低下を防ぐことができる。
なお、実施の形態は上記に限定されるものではなく、例えば次のように構成してもよい。
図16に示されるように、複数台の本ホーニング加工機をワーク配列方向(図16における紙面視左右方向)へ配置してホーニング加工ライン56を形成してもよい。
この場合、隣接する軸頭1間の距離を狭めてワーク60の搬送ピッチを短縮することが可能になり、ホーニング加工ライン56のライン長を最小限に止めることができる。また、各軸頭1に設定するホーンセットの組み合わせを必要に応じて選択することで、少種量産の需要に容易に、且つ迅速に対応させることが可能になる。
本ホーニング加工機の自動工具交換装置周辺の正面図である。 本ホーニング加工機の自動工具交換装置周辺の右側面図である。 本ホーニング加工機の軸頭の正面図である。 本ホーニング加工機の軸頭の右側面図である。 主軸にホーンヘッドが装着される状態を示す軸断面図である。 主軸にホーンヘッドが装着された状態を示す軸断面図である。 本ホーニング加工機の説明図で、軸頭が原位置にある状態を示す右側面図である。 図7に示される状態から昇降ガイドが下降されて下降端位置に位置決めされた状態を示す図である。 ワークの一方のバンクのボアを加工中の状態を示す図である。 図9における加工が完了して、主軸(ホーンヘッド)が上昇されて所定位置に位置決めされた状態を示す図である。 図10に示される状態から昇降ガイドが上昇されて上昇端位置に位置決めされた状態を示す図である。 図11に示される状態から主軸が上昇されて軸頭が原位置に位置決めされた状態を示す図である。 図12に示される状態からワークが旋回されてワークの他方のバンクのボアが主軸に対して同軸上に位置決めされた状態を示す図である。 図13に示される状態から工具交換のために主軸を所定距離だけ上昇させた状態を示す図である。 主軸から工具ハンガーへホーンヘッドが受け渡されてホーンヘッドが工具ハンガーに吊持された状態を示す図である。 複数台の軸頭を配置して形成されたホーニング加工ラインの一例を示す正面図である。
符号の説明
2 工具ハンガー、3 ホーンヘッド、4 ホーンガイド、5 スライドベース(工具収容部)、6 主軸、24 ホーンヘッド脱着用溝(第1の溝部)、26 第1の凸部、28 ホーンヘッド吊持用溝(第2の溝部)、30 第2の凸部

Claims (4)

  1. 現ホーンヘッドでの加工完了後、主軸を上昇させて工具脱着位置に位置決めさせ、この状態で前記主軸を所定方向へ所定角度位相だけ回転させて現ホーンヘッドと工具収容部に設けられた工具ハンガーとを係合させつつ、前記主軸と前記現ホーンヘッドとの係合を解除させ、次に、前記主軸を所定距離だけ上昇させて前記工具ハンガーに吊持された前記現ホーンヘッドを前記主軸から脱離させ、次に、前記工具収容部を工具配列方向へスライド移動させて選択された次ホーンヘッドと該次ホーンヘッドに相対するホーンガイドとを前記主軸に対して同軸上に位置決めさせ、この状態で前記主軸を下降させて前記工具着脱位置に位置決めさせ、次に、該主軸を前記方向と反対方向へ所定角度位相だけ回転させて前記主軸と前記次ホーンヘッドとを係合させつつ、該次ホーンヘッドと前記工具ハンガーとの係合を解除させて前記次ホーンヘッドを前記主軸に装着させることを特徴とするホーニング加工機の工具交換方法。
  2. 上記請求項1に記載のホーニング加工機の工具交換方法を用いて工具交換が行われるホーニング加工機であって、回転軸が鉛直に配置される主軸と、工具収容部に水平方向へ一列で配設されて各ホーンヘッドを脱着可能に吊持する各工具ハンガーと、前記工具収容部に配設されて各ホーンヘッドに相対する各ホーンガイドを各ホーンヘッドと同軸上に支持するホーンガイドホルダと、前記工具収容部を工具配列方向へスライド移動させて選択された前記ホーンヘッドと前記ホーンガイドとを前記主軸と同軸上に位置決めさせるシャトル機構と、選択された前記ホーンヘッドを前記主軸と前記工具ハンガーとの間で受け渡しさせる受け渡し機構と、を具備することを特徴とするホーニング加工機。
  3. 前記受け渡し機構は、各ホーンヘッドの基部の内周面に設けられる各第1の凸部と、各第1の凸部に対して係合可能であって前記主軸の外周面に設けられる略L字状の第1の溝部と、各工具ハンガーの内周面に設けられる各第2の凸部と、各第2の凸部に対して係合可能であって各ホーンヘッドの基部の外周面に設けられる略L字状の各第2の溝部とを具備し、前記第1の溝部が、一端が前記主軸の端面に開口されて前記主軸の軸線に対して平行に延びる第1の縦溝と前記主軸の外周面に沿って略水平方向へ延びる第1の横溝とで構成されると共に、各第2の溝部が、一端が各ホーンヘッドの基部の端面に開口されて各ホーンヘッドの軸線に対して平行に延びる第2の縦溝と各ホーンヘッドの外周面に沿って前記第1の横溝に対して反対方向へ延びる第2の横溝とで構成されることを特徴とする請求項2に記載のホーニング加工機。
  4. 前記主軸が各工具ハンガーの内周面内側を挿通可能であることを特徴とする請求項2又は3に記載のホーニング加工機。
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