JP4303621B2 - 回線交換装置及び方法、自動応答装置及び方法、回線交換システム - Google Patents

回線交換装置及び方法、自動応答装置及び方法、回線交換システム Download PDF

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Description

本発明は、所定のネットワーク回線と一般公衆電話回線を適宜切り替えて所定の通信端末に接続する回線交換装置及び方法、当該回線交換の際に所定の通信端末に対して応答を行う自動応答装置及び方法、それらからなる回線交換システムに関する。
近年においては、電話局と加入者宅(ユーザー)間に敷設されたメタリック・ケーブル(電話線/銅線)を用いて、エンド・ユーザーとインターネットのプロバイダの間でデータ通信を行う非対称型ディジタル加入者回線(ADSL:Asymmetric Digital Subscriber Line)方式など、高速通信回線が普及し始めている。また最近では、このような高速通信回線を利用し、インターネットを介してリアルタイムの音声通信を行うインターネット電話サービスが提供されるようになっている。このインターネット電話サービスによれば、一般公衆回線を使用せず、ADSL接続等の高速で且つ常時接続可能な通信回線を利用し、インターネット経由で通信が行われるため、廉価な料金で通話を行うことができる。
但し、インターネット電話サービスに加入している場合であっても、例えば警察署や消防署・病院への110番通報や119番通報等のように緊急を要する通話の場合には、常に一般公衆回線を介して一般公衆電話網に接続するようになされている。またそれら110番や119番だけでなく、例えば、電話新設・移転・各種相談サービスの116番などへの電話についても、常に一般公衆電話回線を介して、そのサービスを提供しているサービスセンタへ接続するようになされている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003-143323号公報
ところで、例えば、引っ越しなどにより電話機の移転が必要になった場合、インターネット電話サービスに加入しているユーザーは、一般公衆回線を管理している会社とインターネット電話サービスを提供している会社の両方へ、その電話機の移転申し込み等の手続きを行うことになる。
すなわち、ユーザーは、先ず、上述した116番へ電話をかけ、一般公衆回線を介して電話新設・移転・各種相談等のサービスを提供している会社に対して、電話機の移転申し込みと、その移転先での新たな電話番号の取得申し込みなどの各種手続きを執り、その後、インターネット電話サービスを提供している会社に対して、電話機の移転申し込みと、インターネット電話サービスを受ける電話番号を上記新たに取得した電話番号へ変更するなどの手続きを行わなければならない。
これらの手続きは非常に煩雑であり、ユーザーにとって負担が大きい手続きとなっている。その一方で、従前通りに、両社に対して移転等の手続きを行いたいユーザーも存在すると考えられる。
そこで、本発明は上記問題を解決すべくなされたものであり、ユーザの負担を軽減可能とし、また、必要に応じて従前通りの手続きをも選択可能にする、回線交換装置及び方法、自動応答装置及び方法、回線交換システムを提供することをその目的とする。
本願に係る発明は上記課題を解決すべくなされたものであり、本発明は、所定の通信端末が入力した電話番号を取得し、一般公衆回線用の所定の電話番号と当該所定の電話番号により一意に決定される第1の通信先とは異なる、パケット通信回線に接続された第2の通信先とを対応付けたテーブルデータと、上記取得した電話番号とを照合し、上記電話番号取得の際に上記所定の電話番号が入力され、上記電話番号照合の際に上記テーブルデータから上記所定の電話番号に応じた第2の通信先が参照されたとき、当該第2の通信先へ上記所定の通信端末を接続させ、上記所定の通信端末と第2の通信先とが接続された後に、上記第2の通信先から接続切替命令を受け取ったとき、上記所定の通信端末と第2の通信先との間の接続を切断し、その後上記第1の通信先へ上記所定の通信端末を接続させる。
このような本発明によれば、所定の通信端末が所定の電話番号を入力したとき、当該通信端末は、当該所定の電話番号により一意に決定される第1の通信先とは異なる、パケット通信回線に接続された第2の通信先に接続され、そして、上記所定の通信端末と第2の通信先とが接続された後に、上記第2の通信先から接続切替命令を受け取ったとき、上記所定の通信端末と第2の通信先との間の接続を切断し、その後上記第1の通信先へ上記所定の通信端末の接続が変更される。すなわち、所定の通信端末のユーザーは、第1の通信先を示す電話番号を入力するだけで、第2の通信先からサービスの提供を受けることができるようになり、一方、第1の通信先により提供されるサービスを受けたい場合でも、第1の通信先へ自ら電話をかけることなく、当該第1の通信先からサービスの提供を受けることができるようになる。
また、本発明においては、所定の通信端末と第2の通信先とが接続しているときには、音声信号とデータの相互変換を行って所定の通信端末を所定の通信回線に接続し、一方、所定の通信端末と第1の通信先とが接続しているときには、音声信号とデータの相互変換を行わずに、所定の通信端末を所定の通信回線に直接接続する。
このような本発明によれば、第2の通信先に接続する際にはインターネット等の低額で高速な通信回線を利用して第2の通信先に接続できるため、通信料金を低減することができる。
また、本発明においては、パケット通信回線を介して接続された通信端末に対して所定のガイダンスを送出し、所定のガイダンスに応じて通信端末が所定のサービスの提供依頼を行ってきたときには、この通信端末の接続を、所定のサービスを提供するサービスセンタへ切り替え、所定のガイダンス応じて通信端末が回線変更の依頼を行ってきたときには、通信端末が接続している回線をパケット通信回線から一般公衆回線へ切り替えさせる切替制御情報を生成し、この切替制御情報を通信端末へ送出する。
このような本発明によれば、通信端末のユーザは、自らの好みに応じて、ガイダンスに応じた所定のサービスを受けるか否かを選択することができる。
以上説明したように本発明の回線交換装置及び方法、自動応答装置及び方法、回線交換システムによれば、通信端末のユーザの負担を軽減でき、また、ユーザは必要に応じて従前通りの手続きをも選択可能となる。
次いで、本発明を実施するための最良の形態について、図を参照しつつ説明する。
[システム構成]
図1は、本実施形態に係る回線交換システムを示す構成図である。
同図に示すように、回線交換システムは、インターネット6及び一般電話回線網13に接続可能に設置された家庭内回線交換機2,11と、ディレクトリサーバ7と、サービスプロバイダ5,8と、ゲートウェイサーバ12と、IVR(Interactive Voice Response)サーバ90とを有して構成されている。
インターネット6は、通信プロトコルであるTCP/IPを用いて全世界の通信ネットワークを相互に接続した分散型コンピュータネットワークであり、したがって、各種端末間では、TCP/IPを介して相互にパケットデータの送受信が可能となされている。
サービスプロバイダ5,8は、インターネット6への接続サービスを提供するサーバであり、この例では、ADSLを介してユーザーの各種端末がインターネット6に接続可能となっている。また、本実施形態におけるサービスプロバイダ5,8は、家庭内回線交換機2,11がインターネット6に接続された際に、各家庭内回線交換機固有の識別子であるIPアドレスを付与する。
ゲートウェイサーバ12は、インターネット6と一般電話回線網13とを相互に接続する通話信号変換装置であり、インターネット6から受信したパケットデータを一般電話回線において通話可能な通話信号に変換し、一般電話回線網13に対して送受信する。
IVRサーバ90は、音声自動応答装置であり、ユーザーからの問い合わせに対する一次応答を、自動音声応答ガイダンスにより流す機能を有している。本実施形態の場合、IVRサーバ90は、インターネット6を介して接続された電話機やインターネット回線向けサービスセンタ110と通信を行うためのインターフェイス部97と、データベース98に予め登録されている音声ガイダンスを再生する音声再生部92と、データベース98に格納されているテキスト文字列を音声に変換して再生する音声合成部93と、電話機から送信されてきたプッシュボタン信号の取得とその内容判定を行うプッシュボタン信号判定部94と、電話機から送信されてきたユーザーのメッセージを録音及び再生するメッセージ録音/再生部95、家庭内回線交換機を制御するための制御情報を生成する制御情報生成部96等を備えている。また、このIVRサーバ90の制御部91は、データベース98から音声ガイダンスデータやテキスト文字列データを読み出して音声再生部92や音声合成部93へ転送する制御機能、プッシュボタン信号判定部94による判定結果に応じて各種制御機能、メッセージ録音/再生部95の制御機能、インターフェイス部97の切り替え制御機能、インターネット電話サービスに加入している顧客データに基づくユーザー認証機能などを備えている。
一般回線向けサービスセンタ100は、一般電話回線網13を介して接続された電話機に対して、例えば電話新設・移転・各種相談サービスや電話番号案内サービス、天気予報サービスなどのサービスを、オペレータが音声により提供するための情報センタである。
一方、インターネット回線向けサービスセンタ110は、インターネット6を介して接続された電話機のユーザーに対して、上述同様のサービスをオペレータが音声により提供するための情報センタである。特に、本実施形態に係るインターネット回線向けサービスセンタ110は、例えばユーザーから電話移転等の手続き申し込みを受けた場合に、インターネット電話サービスを提供している会社に対する電話移転等の手続きだけでなく、一般公衆回線を管理している会社に対する電話移転等の手続きも、共にユーザーに代わって行うサービスを提供している。
ディレクトリサーバ7に接続されているデータベース71は、本システムによってインターネット電話サービスを受けるために登録手続きをしたユーザーの電話番号が登録されており、この登録電話番号に対応付けられて、各ユーザーが使用する家庭内回線交換機のIPアドレスが記録されている。なお、本実施形態において、IPアドレスは、各サービスプロバイダ5,8によって随時変更されるため、家庭内回線交換機からの確認信号に基づいて、家庭内回線交換機の現在のIPアドレスを逐次更新している。また、本実施形態に係るデータベース71には、各地域の市外局番と各地区に設置されたゲートウェイサーバのIPアドレスを対応付けたゲートウェイ用テーブルや、IVRサーバのIPアドレスも格納されている。
ディレクトリサーバ7は、インターネット6に接続されている各家庭内回線交換機2,11に付与されたIPアドレスと登録電話番号とが関連付けられたテーブルを上記データベース71から参照し、各家庭内回線交換機からの問い合わせに対して、接続先の家庭内回線交換機のIPアドレスを通知する機能を有するものである。すなわち、ディレクトリサーバ7は、データベース71を検索し、送信元の家庭内回線交換機から取得した電話番号に対応付けられたIPアドレスを検出するデータベース検索部74と、データベース71上に通話先の電話番号に対応付けられたIPアドレスが存在しない場合に、その電話番号に基づいてゲートウェイサーバを選択する公衆回線選択部73と、選択したゲートウェイサーバに関する情報を送信元の家庭内回線交換機11に通知する通知部72とを有している。
なお、本実施形態のディレクトリサーバ7において、特に、ユーザーの電話機用として登録される電話番号はインターネット電話用の電話番号であり、一般公衆回線における加入電話の電話番号と区別するため、例えば、「***-1234-5678」というように、電話番号の頭に***を付加した形式となっている。これにより、ディレクトリサーバ7は、取得した電話番号に***が付加されているか否かを判断することによって、ユーザーがインターネット電話での通話を希望しているか否かを識別することができる。
家庭内回線交換機2,11は、家庭内に設置された電話機1,10を外部の通信網に接続する役割を果たすとともに、家庭内に敷設されたLANを外部の通信ネットワークに接続するTA(モデム等を含む。)やルーターの役割を果たすものである。すなわち、この家庭内回線交換機2,11は、音声信号やパケットデータを一般電話回線網13又はインターネット6に対して送受信する交換機である。この家庭内回線交換機2,11は、インターネット6に接続する場合には、ADSLや光ケーブル等の高速回線を介して、インターネット6上のサービスプロバイダ5又は8に接続される。また、家庭内回線交換機2,11は、電話機1,10から通信先の電話番号を取得し、この取得した電話番号に基づいてディレクトリサーバ7から取得したIPアドレスに対して、パケットデータを送受信する機能を有する。
家庭内回線交換機の詳細な構成について、家庭内回線交換機2を例に挙げて説明すると、本実施形態に係る家庭内回線交換機2は、音声信号(VOICE)をパケットデータに変換するデータ変換部22と、インターネット6と一般電話回線網13とを適宜選択して接続するインターフェイス(I/F)部23と、各種データを記憶するメモリ24と、図示しないパーソナルコンピュータ等が接続されたネットワークを接続するためのターミナルアダプタ(TA)部25と、メッセージ等の音声を出力するトーキー部26と、各部を制御するCPU27とを有している。
インターフェイス部23は、CPU27の制御に応じてデータの送受信を行うと共に回線の接続を行う回線接続部であり、音声データが変換されたパケットデータの他、CPU27からの命令に従って各種データをパケットデータとして送信する。また、インターフェイス部23は、ユーザーが既に一般電話回線に加入している場合に、一般電話回線3を通じて電話機14等からかけられてきた通話信号を電話機1に送受信する。これにより、一般電話回線3を通じた着信があったとき、電話機1のユーザーは、電話機14等のユーザーと通話することができるようになる。
データ変換部22は、電話機1から取得された、アナログ信号である音声データをデジタルデータ化するとともに、所定周期毎にパケットデータに変換した後、TCP/IP等のプロトコルに従ってヘッダーやフッター等のデータ部分を付加するものである。
トーキー部26は、ディレクトリサーバ7やゲートウェイサーバ12から取得したメッセージ信号や、IVRサーバ90から取得したガイダンス信号に基づいて、音声や警告音、メロディー等を出力する出力部である。本実施形態に係るトーキー部26は、家庭内回線交換機2に取付けられたスピーカや、電話機1のスピーカー等から音声を出力することができる。
CPU27は、各種演算処理と各部の制御を行う制御部であり、本実施形態では、通信先の電話番号を送信する通話先電話番号送信機能をも有し、電話機1でダイヤルされた相手先の電話番号をデジタルデータとしてインターネット6に送信する。
また、CPU27は、ディレクトリサーバ7から通話先のIPアドレスを取得し、音声信号が変換されたパケットデータに、このIPアドレスをヘッダーとして付加する機能も果たしている。
メモリ24は、RAM等の一般的な主記憶装置であり、自機に付与された電話番号やIPアドレスを記憶しておくものである。
また、メモリ24は、図2に示すように、110番や119番、116番など所定の通信先の電話番号一覧と、それら各電話番号について使用する回線と、接続先とが対応付けられて記述されたテーブルデータT1をも保持している。
[電話番号入力時の動作フロー]
ここで、図3に示すように、電話機1から電話番号が入力された場合(ステップS1)、CPU27は、その入力された電話番号についてテーブルデータT1を照合する(ステップS2)。そして、当該入力電話番号がテーブルデータT1に記述されていない場合、CPU27は、インターネット用回線4を通じて電話機1をインターネット6に接続させるようにインターフェイス部23を切り替え制御し(ステップS7)、パケット通信による通話を可能にする。
一方、電話機1から入力された電話番号がテーブルデータT1に記述された電話番号一覧内の番号の何れかと一致する場合、CPU27は、その入力電話番号に対応付けられている回線を使用して、当該入力電話番号に対応付けられている接続先へ接続するように、インターフェイス部23を制御する。
すなわち、上記テーブルデータT1に記述されている110番や119番の電話番号が入力された場合、CPU27は、一般公衆回線を使用して、電話機1をそれら110番や119番の電話番号先に接続させるようにインターフェイス部23を切り替え制御する(ステップS8)。
一方、ステップS3において、上記テーブルデータT1に記述されている116番の電話番号が入力された場合、CPU27は、インターネット用回線4を通じてインターネットに接続させるようにインターフェイス部23を切り替え制御し、さらにディレクトリサーバ7に対してIVRサーバ90のIPアドレスを問い合わせ、その問い合わせにより得られたIPアドレスを元に、電話機1をIVRサーバ90に接続させる(ステップS4)。
このように、電話機1から116番の電話番号が入力され、図4に示すように当該電話機1とIVRサーバ90が接続されると(ステップS11)、IVRサーバ90の制御部91は、電話の移転等の相談サービスのための音声ガイダンスのデータを、データベース98から読み出させる。当該音声ガイダンスのデータは、音声再生部92に送られ、ここで音声信号に変換された後、さらにパケットデータに変換されて電話機1へ送られる(ステップS12)。なお、このときの音声ガイダンスの内容は、電話機1から入力された電話番号である116番に対応するサービスの提供、すなわち電話移転等の各種相談サービスの提供を、インターネット6を経由して上記インターネット回線向けサービスセンタ110から受けるか、或いは、一般電話回線網13を介して上記一般回線向けサービスセンタ100から受けるかを、電話機1のユーザーに問う内容となされている。より具体的に説明すると、当該音声ガイダンスは、例えば、電話機1上の所定のプッシュボタンを押下操作した場合には上記インターネット回線向けサービスセンタ110からのサービス提供を受けられ、一方、他の所定のプッシュボタンを押下操作した場合には一般回線向けサービスセンタ100からのサービス提供を受けられる等の内容を表す音声となされている。
上記音声ガイダンスの送信がなされた後、電話機1からプッシュボタン信号が返送されてくると、IVRサーバ90のプッシュボタン信号判定部94は、当該プッシュボタン信号を元に、電話機1のユーザーが上記所定のプッシュボタンの何れを押下操作したのかを判定し(ステップS13)、その判定結果を制御部91へ送る。プッシュボタン信号判定部94から判定結果を受け取った制御部91は、電話機1のユーザーが、一般回線向けサービスセンタ100によるサービス提供を望んでいるか、或いは、インターネット回線向けサービスセンタ110によるサービス提供を望んでいるのか、すなわち、電話機1のユーザーが一般回線向けサービスセンタ100によるサービス提供への切り替えを望んでいるか否かを判断する(ステップS14)。
そして、電話機1のユーザーが、一般回線向けサービスセンタ100によるサービス提供への切り替えを望んでいないと判断(ステップS14でNoと判断)した場合、IVRサーバ90の制御部91は、インターフェイス部97を制御し、電話機1とインターネット回線向けサービスセンタ110とを接続する(ステップS16)。これにより、電話機1は、上記インターネット6を介して、インターネット回線向けサービスセンタ110に接続されることになる。
一方、ステップS14において、電話機1のユーザーが、一般回線向けサービスセンタ100によるサービス提供を望んでいると判断した場合、制御部91は、インターネット用回線4から一般公衆回線3へ家庭内回線交換機2を切り替えさせるための切替命令を制御情報生成部96から出力させ、その切替命令をインターフェイス部97から家庭内回線交換機2へ送信させる(ステップS15)。
図3のフローチャートに戻り、家庭内回線交換機2のCPU27は、ステップS4の後、IVRサーバ90から上記切替命令を受信したか否かの判断を行う(ステップS5)。
ステップS5において、IVRサーバ90からの切替命令を受信していない状態で、図4のステップS16で説明したようにIVRサーバ90により接続先がインターネット回線向けサービスセンタ110へ切り替えられると、電話機1はインターネット回線向けサービスセンタ110と接続されることになる(ステップS7)。これにより、ユーザーは、当該インターネット回線向けサービスセンタ110から電話移転等の各種相談サービスの提供を受けることが可能になる。そして、当該インターネット回線向けサービスセンタ110は、前述したように、ユーザーから電話移転等の手続き申し込みを受けた場合、インターネット電話サービスを提供している会社に対する電話移転等の手続きだけでなく、一般公衆回線を管理している会社に対する電話移転等の手続きも、共にユーザーに代わって行うサービスを提供しているため、ユーザーは、一般公衆回線を管理している会社に対して電話移転等の手続きを行う必要がなくなる。
一方、ステップS5において、IVRサーバ90から切替命令を受信したとき、CPU27は、インターフェイス23を制御して、電話機1とインターネット用回線4との間の接続を切断した後、一般公衆回線3を介して、先に電話機1から入力された電話番号である116番の電話番号への発呼を行う(ステップS6)。これにより、電話機1は、上記一般電話回線網13を介して一般回線向けサービスセンタ100に接続されることとなり、したがって、ユーザーは、当該一般回線向けサービスセンタ100から電話新設・移転・各種相談サービスの提供を受けることが可能になる。
[作用・効果]
以上説明した本実施形態に係る回線交換システムによれば、電話機1から例えば116番の電話番号が入力された場合、先ず、電話機1は、インターネットを介してIVRサーバ90に接続される。そして、当該電話機1のユーザは、IVRサーバ90からの音声ガイダンスに応じて、インターネットを介した116番のサービス提供を受けるか、或いは、一般公衆回線を介した116番のサービス提供を受けるかを選択することができる。また、インターネットを介して提供される116番のサービスは、インターネット電話サービスの提供会社と一般公衆回線を管理している会社の両社に対する電話移転等の手続きをユーザーに代わり行うサービスとなされているため、インターネットを介した116番のサービス提供を受ける方を選択した場合、ユーザーは、それら両社に対して別個に電話移転等の手続きを申し込む必要がなくなる。一方、一般公衆回線を介した116番のサービス提供を受ける方を選択した場合、ユーザは、両社に対して個々に電話移転等の手続き申し込みを行うことができる。
なお、上述した実施形態の説明は、本発明の一例である。このため、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることはもちろんである。
例えば、図2のテーブルデータT1において、IVRサーバ90を接続先とする電話番号は、前述した116番だけでなく、例えば、電話番号案内サービスへの114番、天気予報サービスへの177番などであっても良く、この場合、IVRサーバ90は、電話番号案内サービスや天気予報サービスを提供するインターネット回線向けサービスセンタへ電話機を接続可能とする機能を有することになる。
また、本実施形態の家庭内回線交換機は電話機に内蔵されていても良い。また、ディレクトリサーバ7は、本発明に係るIVRサーバの機能を備えてたものであっても良い。
本発明実施形態の回線交換システムの構成を示すブロック図である。 家庭内回線交換機内に格納されるテーブルデータの一例を示す図である。 電話機からの電話番号入力時における家庭内回線交換機の動作処理を示すフローチャートである。 IVRサーバの動作処理を示すフローチャートである。
符号の説明
T1…テーブルデータ
1,10,14…電話機
2,11…家庭内回線交換機
3…一般電話回線
4…インターネット用回線
5,8…サービスプロバイダ
6…インターネット
7…ディレクトリサーバ
11…家庭内回線交換機
12…ゲートウェイサーバ
13…一般電話回線網
22…データ変換部
23…インターフェイス部
24…メモリ
25…TA部
26…トーキー部
27…CPU
71…データベース
72…通知部
73…公衆回線選択部
74…データベース検索部
90…IVRサーバ
91…制御部
92…音声再生部
93…音声合成部
94…プッシュボタン信号判定部
95…メッセージ録音/再生部
96…制御情報生成部
97…インターフェイス部
98…データベース
100…一般回線向けサービスセンタ
110…インターネット回線向けサービスセンタ

Claims (7)

  1. 所定の通信端末を所定の通信回線へ接続する回線接続部と、
    一般公衆回線用の所定の電話番号と、当該所定の電話番号により一意に決定される第1の通信先とは異なる、パケット通信回線に接続された第2の通信先とを、対応付けたテーブルデータを保持するテーブル保持部と、
    上記回線接続部における上記所定の通信端末と所定の通信回路の接続を制御する接続制御部とを有し、
    上記接続制御部は、所定の通信端末から上記所定の電話番号が入力されたとき、上記所定の電話番号に応じて上記テーブルデータから参照した上記第2の通信先へ、上記所定の通信端末を接続させ、上記所定の通信端末と第2の通信先とが接続された後に、上記第2の通信先から接続切替命令を受け取ったとき、上記所定の通信端末と第2の通信先との間の接続を切断し、その後上記第1の通信先へ上記所定の通信端末を接続させる
    ことを特徴とする回線交換装置。
  2. 所定の通信端末が送受信する音声信号と、所定の通信回線上で送受信される所定のパケットデータとを相互に変換するデータ変換部を有し、
    上記回線接続部は、上記所定の通信端末を上記所定の通信回線に直接接続する第1の接続状態と、上記所定の通信端末と所定の通信回線を上記データ変換部を介して接続する第2の接続状態とを適宜切り替える機能を備え、
    上記接続制御部は、上記所定の通信端末と上記第2の通信先とが接続しているときには、上記回線接続部を上記第2の接続状態に切り替え制御し、上記所定の通信端末と上記第1の通信先とが接続しているときには、上記回線接続部を上記第1の接続状態に切り替え制御することを特徴とする請求項1記載の回線交換装置。
  3. 所定の通信端末が入力した電話番号を取得するステップと、
    一般公衆回線用の所定の電話番号と当該所定の電話番号により一意に決定される第1の通信先とは異なる、パケット通信回線に接続された第2の通信先とを対応付けたテーブルデータと、上記取得した電話番号とを照合するステップと、
    上記電話番号取得のステップにおいて上記所定の電話番号が入力され、上記電話番号照合のステップにおいて上記テーブルデータから上記所定の電話番号に応じた第2の通信先が参照されたとき、当該第2の通信先へ上記所定の通信端末を接続させるステップと、
    上記所定の通信端末と第2の通信先とが接続された後に、上記第2の通信先から接続切替命令を受け取ったとき、上記所定の通信端末と第2の通信先との間の接続を切断し、その後上記第1の通信先へ上記所定の通信端末を接続させるステップとを有する
    ことを特徴とする回線交換方法。
  4. 所定の通信端末が送受信する音声信号と、所定の通信回線上で送受信される所定のパケットデータとを相互に変換するステップを有し、
    上記所定の通信端末と上記第2の通信先とが接続しているときには、上記音声信号とデータの相互変換のステップを介して上記所定の通信端末を上記所定の通信回線に接続し、上記所定の通信端末と上記第1の通信先とが接続しているときには、上記音声信号とデータの相互変換のステップを介さずに上記所定の通信端末を上記所定の通信回線に直接接続することを特徴とする請求項3記載の回線交換方法。
  5. パケット通信回線を介して接続された通信端末に対して所定のガイダンスを送出するガイダンス送出部と、
    上記所定のガイダンスに応じて上記通信端末が所定のサービスの提供依頼を行ってきたときには、上記通信端末との間の接続を上記所定のサービスを提供するサービスセンタへ切り替える接続切替部と、
    上記所定のガイダンス応じて上記通信端末が回線変更の依頼を行ってきたときには、上記通信端末が接続している回線をパケット通信回線から一般公衆回線へ切り替えさせる切替制御情報を生成し、当該切替制御情報を上記通信端末へ送出する切替制御情報生成送出部とを有する
    ことを特徴とする自動応答装置。
  6. パケット通信回線を介して接続された通信端末に対して所定のガイダンスを送出するステップと、
    上記所定のガイダンスに応じて上記通信端末が所定のサービスの提供依頼を行ってきたときには、上記通信端末との間の接続を上記所定のサービスを提供するサービスセンタへ切り替えるステップと、
    上記所定のガイダンス応じて上記通信端末が回線変更の依頼を行ってきたときには、上記通信端末が接続している回線をパケット通信回線から一般公衆回線へ切り替えさせる切替制御情報を生成し、当該切替制御情報を上記通信端末へ送出するステップとを有する
    ことを特徴とする自動応答方法。
  7. 通信端末と、
    パケット通信回線の通信回線を介して接続された通信端末に対して所定のガイダンスを送出し、上記所定のガイダンスに応じて上記通信端末が所定のサービスの提供依頼を行ってきたときには、上記通信端末との間の接続を上記所定のサービスを提供するサービスセンタへ切り替え、上記所定のガイダンス応じて上記通信端末が回線変更の依頼を行ってきたときには、上記通信端末が接続している回線をパケット通信回線から一般公衆回線へ切り替えさせる切替制御情報を生成し、当該切替制御情報を上記通信端末へ送出する自動応答装置と、
    一般公衆回線用の所定の電話番号と当該所定の電話番号により一意に決定される第1の通信先とは異なる、パケット通信回線に接続された第2の通信先とを対応付けたテーブルデータと、所定の通信端末が入力した所定の電話番号とを照合することで、上記テーブルデータから上記所定の電話番号に応じた第2の通信先が参照されたとき、当該第2の通信先へ上記所定の通信端末を接続させ、上記所定の通信端末と第2の通信先とが接続された後に、上記第2の通信先から接続切替命令を受け取ったとき、上記所定の通信端末と第2の通信先との間の接続を切断し、その後上記第1の通信先へ上記所定の通信端末を接続させる回線交換装置とを有する
    ことを特徴とする回線交換システム。
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