JP4301568B2 - 電気接続箱 - Google Patents

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Description

この発明は電気接続箱に係り、特に、上下方向のスペースが厳しい場所でも設置が可能であり、また、水等が本体の内部に流入するのを防止することができる電気接続箱に関する。
車両においては、電気回路の配線等の接続に用いられる電気接続箱をエンジンルーム等の車体に固定している。電気接続箱は、上部が開口されるとともに電装品を内部に配設する本体と、この本体の開口を閉塞する蓋体とで構成される。
従来の電気接続箱には、本体とロアカバーとアッパカバーとからなり、本体の外枠部の下端縁とロアカバーの溝との間に第1環状パッキンを介在させて組み合わせ、本体とアッパカバーとを、本体の外枠部の上端縁とアッパカバーの溝との間に第2環状パッキンを介在させて組み合わせ、本体には第2環状パッキンの内側で電装品装着面を包囲するように、浸入した水をロアカバーの内側に排出する水抜き空間を設けたものがある。
実開2001−238327号公報
従来の電気接続箱には、電気部品を収容するロアカバーとロアカバーの開口を閉鎖するアッパカバーとからなり、アッパカバーには浸入した水をロアカバー内に放出する浸水導出部を設け、浸水導出部のさらに内側に電気部品への水の浸入を阻止する浸水防止壁を設け、アッパカバーにはロアカバーの開口縁部の外周面を覆う外周壁部を設け、ロアカバーには外周壁部下端に当接される当接突出部を設けたものがある。
実開2001−314017号公報
従来の電気接続箱には、ヒューズを収納した本体と本体に支軸により開閉可能に軸支したヒューズカバーとからなり、本体の外壁に隣接し、ヒューズカバーの閉鎖時にヒューズカバーの側壁が嵌入する嵌合手段を設けたものがある。
実開2001−314017号公報
ところが、従来の電気接続箱は、前記特許文献1・2に示す如く、本体に対して蓋体を上方から取り付け、取り外して本体の開口を露出させる構造であり、また、前記特許文献3に示す如く、本体に対して蓋体を一端側を支点に他端側を上方に回動させて本体の開口を露出させる構造である。
このため、従来の電気接続箱は、蓋体の取り付け、取り外し作業が可能なように、蓋体の上方にスペースを設ける必要があるため、上下方向のスペースが厳しい場所では設置が困難となる不都合がある。
このように不都合に対しては、本体に対して蓋体を水平方向へスライドさせて取り付ける構成とすれば、上下方向のスペースが厳しい場所でも電気接続箱を設置することが可能となる。
しかし、本体に蓋体をスライド構造により取り付け、取り外し可能とした場合には、蓋体を一端側が開放された略長四角箱形状に形成しなければならず、この結果、蓋体の開放された一端側の防水性能が低下してしまい、本体の内部に水が浸入するおそれがある。
この発明は、上部が開口されるとともに電装品を内部に配設する本体と、この本体の開口を閉塞する蓋体とで構成される電気接続箱において、前記本体は本体用一端壁及び本体用他端壁とこれらの間を連絡する本体用一側壁及び本体用他側壁とにより上部に開口を有する略長四角箱形状に形成し、前記蓋体は前記本体の開口を閉塞する上部壁と前記本体の本体用他端壁、本体用一側壁及び本体用他側壁を覆う蓋体用他端壁、蓋体用一側壁及び蓋体用他側壁とにより下部及び一端側が開放される略長四角箱形状に形成し、前記本体用一側壁及び本体用他側壁の外側には本体用一端壁側に近接させて一側ガイド及び他側ガイドを設け、前記蓋体用一側壁及び蓋体用他側壁の内側には前記蓋体を本体の他端壁側から一端壁側ヘスライドさせた際に前記一側ガイド及び他側ガイドに係合されて蓋体を本体に取り付ける一側レール及び他側レールを設け、前記本体用一端壁の外側に外側壁を設け、この外側壁と前記本体用一端壁との間に水抜き穴部を形成し、この水抜き穴部を覆うように前記蓋体を外側壁側に延設し、この外側壁側に延設した蓋体の上部壁の延設側端外側に上方に延出する上側リブを形成し、前記外側壁側に延設した蓋体の上部壁の内側に前記水抜き穴部内の下方に延出される下側リブを形成したことを特徴とする。
この発明の電気接続箱は、本体の一側ガイド及び他側ガイドと蓋体の一側レール及び他側レールとの係合により蓋体を本体に対して水平方向へスライドさせて取り付け、取り外しすることができ、上方に蓋体を取り付け、取り外しするための空間が無い場所でも蓋体を本体に着脱することができ、上下方向のスペースが厳しい場所でも設置が可能となる。
また、この発明の電気接続箱は、スライド構造とした蓋体の一端側から上部壁の内側に侵入した水等を上部壁の内側に形成した下側リブを介して水抜き穴部に導いて、本体の内部に流入するのを防止することができるとともに、上部壁の外側に溜まった水等を上部壁の延設側端外側に形成した上側リブを介して蓋体用各側壁に導いて、本体の内部に流入するのを防止することができる。
この発明の電気接続箱は、蓋体を本体に対して水平方向へスライドさせて取り付け、取り外しすることができるようにして、上方に蓋体を取り付け、取り外しするための空間が無い場所でも蓋体を本体に着脱することができ、上下方向のスペースが厳しい場所でも設置が可能とし、また、上部壁の内側に侵入した水等を上部壁の内側に形成した下側リブを介して水抜き穴部に導くことによって、本体の内部に流入するのを防止し、上部壁の外側に溜まった水等を上部壁の延設側端外側に形成した上側リブを介して蓋体用各側壁に導くことによって、本体の内部に流入するのを防止するものである。
以下図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。
図1〜図29は、この発明の実施例を示すものである。図13〜図16において、2は図示しない車両のエンジンルーム等の車体に固定され、電気回路の配線等の接続に用いられる電気接続箱である。電気接続箱2は、電装品(図示せず)を内部に配設する本体4と、この本体4の開口を閉塞する蓋体6とで構成され、本体4の下側に下カバー8を取り付けている。
前記本体4は、図17〜図20に示す如く、長手方向に対向配設される本体用一端壁10及び本体用他端壁12と、これら本体用一端壁10及び本体用他端壁12の両端の間を連絡する本体用一側壁14及び本体用他側壁16とにより、上部に開口を有する平面視において略長四角箱形状に形成している。本体4は、本体用一端壁10及び本体用他端壁12と本体用一側壁14及び本体用他側壁16とにより囲まれる内部に電装品(図示せず)が装着される装着部18を設けている。
本体4の本体用一側壁14及び本体用他側壁16の外側には、本体用一端壁10側に近接させて一側ガイド20及び他側ガイド22を設けている。本体4は、一側ガイド20及び他側ガイド22の本体用他端壁12側端に、この本体用他端壁12側上方から本体用一端壁10側下方に向かって傾斜して延設される一側傾斜ガイド部24及び他側傾斜ガイド部26を形成している。
また、本体4は、本体用一端壁10の外側に外側壁28を設け、この外側壁28と本体用一端壁10との間に水抜き穴部30を形成している。本体4は、外側壁28を一側ガイド20及び他側ガイド22の本体用一端壁10側端に連続して形成している。
前記蓋体6は、図21〜図25に示す如く、前記本体4の開口を閉塞する上部壁32と、本体4の本体用他端壁12、本体用一側壁14及び本体用他側壁16を覆う蓋体用他端壁34、蓋体用一側壁36及び蓋体用他側壁38とにより、下部及び一端側が開放される平面視において略長四角箱形状に形成している。
蓋体6の蓋体用一側壁36及び蓋体用他側壁38の内側には、蓋体6を本体4の本体用他端壁12側から本体用一端壁10側ヘスライドさせた際に、一側ガイド20及び他側ガイド22に係合されて蓋体6を本体4に取り付ける一側レール40及び他側レール42を設けている。
蓋体6は、本体4の水抜き穴部30を覆うように外側壁28側に延設している。この外側壁28側に延設した蓋体4の上部壁32の延設側端外側には、上方に延出する上側リブ44を形成している。また、外側壁28側に延設した蓋体6の上部壁32の内側には、水抜き穴部30内の下方に延出される下側リブ46を形成している。
前記外側壁28側に延設した蓋体6には、蓋体用一側壁36及び蓋体用他側壁38の延設側端外側に、横方に延出する一側リブ48及び他側リブ50を上側リブ44に連続して形成している。蓋体6は、上部壁32に幅方向中央から両側の蓋体用一側壁36及び蓋体用他側壁38に向かって下方に傾斜する一側傾斜面部52及び他側傾斜面部54を形成している。
本体4と蓋体6とには、図13〜図16に示す如く、本体用一側壁14と蓋体用一側壁36との間に、一側ロック機構56を設けている。一側ロック機構56は、蓋体4の取り付け動作に連動して弾性係合されるとともに作業者の手操作により弾性係合を解除される。また、本体4と蓋体6とには、本体用他側壁16と蓋体用他側壁38との間に、他側ロック機構58を設けている。他側ロック機構58は、蓋体4の取り付け動作に連動して弾性係合されるとともに蓋体4の取り外し動作に連動して弾性係合を解除される。
一側ロック機構56は、本体用他端壁12側に近接する本体用一側壁14に突出させて設けた一側係合突部60と、蓋体用他端壁34側に近接する蓋体用一側壁36に手操作により揺動可能に設けた一側ロック部62とからなる。一側ロック部62には、一側係合突部60に係合される一側係合孔64を形成している。
他側ロック機構58は、本体用他端壁12側に近接する本体用他側壁16に突出させて設けた他側係合突部66と、蓋体用他端壁34側に近接する蓋体用他側壁38に一体的に設けた他側ロック部68とからなる。他側係合突部66には、図11・図12に示す如く、下方から上方に向かい本体用他側壁16から離間するように傾斜する傾斜面70を形成している。他側ロック部68には、他側係合突部66に弾性係合される他側係合孔72を形成している。
前記下カバー8は、図26〜図29に示す如く、前記本体4の下側を閉塞するとともに本体用一端壁10側から本体用他端壁12側に向かって下方に傾斜する底部壁74と、本体用一端壁10及び本体用他端壁12、本体用一側壁14及び本体用他側壁16の下端に当接される下カバー用一端壁76及び下カバー用他端壁78、下カバー用一側壁80及び下カバー用他側壁82とにより、上部が開放された平面視において略四角箱形状に形成している。下カバー8は、下カバー用他端壁78に配線(図示せず)を内部に挿通するための切欠部84を形成している。
下カバー8は、図14〜図16に示す如く、複数の連結具86により本体4の下側に連結される。連結具86は、本体4の本体用一端壁10、本体用一側壁14及び本体用他側壁16の下端に夫々突出させて設けた堤形状の本体用掛止突部88と、図26〜図29に示す如く、下カバー8の下カバー用一端壁76、下カバー用一側壁80及び下カバー用他側壁82の上端に夫々設けた枠形状の下カバー用掛止枠部90とからなる。下カバー8は、連結具86の本体用掛止突部88に下カバー用掛止枠部90を弾性係止して連結することにより、本体4の下側に取り付けられる。
次に作用を説明する。
電気接続箱2は、図13〜図16に示す如く、本体用一端壁10及び本体用他端壁12とこれらの間を連絡する本体用一側壁14及び本体用他側壁16とにより上部に開口を有する略長四角箱形状に形成された本体4と、この本体4の開口を閉塞する上部壁32と蓋体用他端壁34、蓋体用一側壁36及び蓋体用他側壁38とにより下部及び一端側が開放される略長四角箱形状に形成された蓋体6とで構成され、本体4の下側に下カバー8を取り付けている。
電気接続箱2は、図示しない車両のエンジンルーム等の車体に固定され、本体4の内部の装着部18に電装品(図示せず)を装着し、下カバー8の下カバー用他端壁78の切欠部84から配線(図示せず)を内部に挿通し、本体4の内部において電装品と配線とを接続する。
電気接続箱2は、図4〜図6に示す如く、本体用一側壁14及び本体用他側壁16の外側には本体用一端壁10側に近接させて一側ガイド20及び他側ガイド22を設け、蓋体用一側壁36及び蓋体用他側壁38の内側には蓋体6を本体4の本体用他端壁12側から本体用一端壁10側ヘスライドさせた際に一側ガイド20及び他側ガイド22に係合されて蓋体6を本体4に取り付ける一側レール40及び他側レール42を設けている。
これにより、電気接続箱2は、本体4の一側ガイド20及び他側ガイド22と蓋体6の一側レール40及び他側レール42との係合により蓋体6を本体4に対して水平方向へスライドさせて取り付け、取り外しすることができ、上方に蓋体6を取り付け、取り外しするための空間が無い場所でも蓋体6を本体4に着脱することができ、上下方向のスペースが厳しい場所でも設置が可能となる。
電気接続箱2は、図1〜図3に示す如く、本体用一端壁10の外側に外側壁28を設け、この外側壁28と本体用一端壁10との間に水抜き穴部30を形成し、この水抜き穴部30を覆うように蓋体6を外側壁28側に延設し、この外側壁28側に延設した蓋体6の上部壁32の延設側端外側に上方に延出する上側リブ44を形成し、外側壁28側に延設した蓋体6の上部壁32の内側に水抜き穴部30内の下方に延出される下側リブ46を形成している。
これにより、この電気接続箱2は、スライド構造とした蓋体6の一端側から上部壁32の内側に侵入した水等を上部壁32の内側に形成した下側リブ46を介して水抜き穴部30に導いて、本体4の内部に流入するのを防止することができるとともに、上部壁32の外側に溜まった水等を上部壁32の延設側端外側に形成した上側リブ44を介して蓋体用各側壁36・38に導いて、本体4の内部に流入するのを防止することができる。
本体4は、図17〜図20に示す如く、外側壁28を一側ガイド20及び他側ガイド22の本体用一端壁10側端に連続して形成したことにより、外側壁28と一側ガイド20及び他側ガイド22との剛性を向上させることができるとともに成形が容易となる。
本体4は、図4〜図6に示す如く、一側ガイド20及び他側ガイド22の本体用他端壁12側端にこの本体用他端壁12側上方から本体用一端壁10側下方に向かって傾斜して延設される一側傾斜ガイド部24及び他側傾斜ガイド部26を形成し、蓋体6を本体4の本体用他端壁12側の斜め上方から本体用一端壁10側にスライドさせて取り付けることにより、蓋体6を本体4に斜め上方からスライドさせて取り付けることができるので、本体4の上方や水平方向に十分なスペースがない場合でも組付けることができ、組付性の向上を図ることができる。
本体4の外側壁28側に延設した蓋体6には、図7・図8に示す如く、蓋体用一側壁36及び蓋体用他側壁38の延設側端外側に横方に延出する一側リブ48及び他側リブ50を上側リブ44に連続して形成したことにより、上側リブ44で遮断された雨水等が一側リブ48及び他側リブ50を伝って下方に流れ落ちるので、本体4の内部に水等が浸入するのを効果的に防止することができる。
蓋体6は、図7・図8に示す如く、上部壁32に幅方向中央から両側の蓋体用一側壁36及び蓋体用他側壁38に向かって下方に傾斜する一側傾斜面部52及び他側傾斜面部54を形成したことにより、蓋体4の上部壁32に溜まった雨水等を下方に流れ易くすることができ、蓋体4の上面に水が溜まるのを可及的に防止することができる。
本体4と蓋体6とは、図9〜図10に示す如く、本体用一側壁14と蓋体用一側壁36との間に蓋体6の取り付け動作に連動して弾性係合されるとともに作業者の手操作により弾性係合を解除される一側ロック機構56を設け、本体用他側壁16と蓋体用他側壁38との間に蓋体6の取り付け動作に連動して弾性係合されるとともに蓋体6の取り外し動作に連動して弾性係合を解除される他側ロック機構58を設けたことにより、一側・他側ロック機構56・58により本体4と蓋体6とを強固に結合させることができるとともに、作業者の手操作により一側ロック機構56の弾性係合を解除して蓋体6を取り外す動作に連動して、他側ロック機構58の弾性係合を解除することができるので、取り外しの作業性を向上することができる。
他側ロック機構58は、図11〜図12に示す如く、他側係合突部66に下方から上方に向かい本体用他側壁16から離間するように傾斜する傾斜面70を形成したことにより、他側ロック部68の傾斜面70によって他側係合突部66が矢印で示す方向に滑動され、弾性係合させることができる。
なお、この発明は、上述実施例に限定されることなく、種々応用改変が可能である。
例えば、図30は、第1の変形例を示すものである。この電気接続箱2は、本体4の外側壁28側に延設した蓋体6の上部壁32の内側に、水抜き穴部30内の下方に延出される下側リブ46の下端に水抜き穴部30内部に向かって先細り形状の先鋭部92を形成したものである。
この電気接続箱2は、本体4の外側壁28側に延設した蓋体6の上部壁32の内側に下側リブ46の下端に先鋭部92を形成したことにより、スライド構造とした蓋体6の一端側から上部壁32の内側に侵入した水等を下側リブ46の下端の先鋭部92によって水切りして水抜き穴部30に導くことができ、本体4の内部に流入するのを効率良く防止することができる。
図31は、第2の変形例を示すものである。この電気接続箱2は、本体4の外側壁28側に延設した蓋体6の上部壁32の内側に、水抜き穴部30内の下方に延出される2つの下側リブ46を並列させて形成したものである。
この電気接続箱2は、蓋体6の上部壁32の内側に2つの下側リブ46を並列に形成したことにより、スライド構造とした蓋体6の一端側から上部壁32の内側に侵入した水等を本体4の内部に浸入しにくくし、水抜き穴部30に導くことができ、本体4の内部に流入するのを効率良く防止することができる。
図32は、第3の変形例を示すものである。この電気接続箱2は、本体4の水抜き穴部30を覆うように蓋体6を外側壁28を超えて突出させて突出部分94を設け、この突出部分94を構成する蓋体6の上部壁32の内側であって外側壁28よりも外方位置に、溝96を形成したものである。
この電気接続箱2は、スライド構造とした蓋体6の突出させた一端側から上部壁32の内側に侵入した水等を、突出部分94を構成する蓋体6の上部壁32の内側であって外側壁28よりも外方位置に形成した溝96によって水切りして外側壁28外方に落下させることができ、本体4の内部に流入するのを効率良く防止することができる。
この発明の電気接続箱は、上下方向のスペースが厳しい場所でも設置が可能とし、また、本体の内部に流入するのを防止するものであり、4輪車だけでなく、2輪車や船外機等の各社産業機器に追うようすることができる。
実施例を示す電気接続箱の後方からの斜視図である。 図1のII−II線による電気接続箱の拡大断面図である。 蓋体をわずかに開けた状態の電気接続箱の平面図である。 蓋体を斜め上方から本体に取り付ける状態の電気接続箱の後方からの斜視図である。 蓋体のレールを本体のガイドに係合させた状態の電気接続箱の後方からの斜視図である。 蓋体を本体に完全に取り付けた状態の電気接続箱の後方から斜視図である。 蓋体の上部壁に溜まった雨水等の流れを説明する電気接続箱の後方からの斜視図である。 蓋体を開けた際の上部壁に溜まった雨水等の流れを説明する電気接続箱の前方からの斜視図である。 一側ロック機構を説明する電気接続箱の前方から斜視図である。 他側ロック機構を説明する電気接続箱の後方からの斜視図である。 他側ロック機構の係合途中の動作を説明する拡大断面図である。 他側ロック機構が係合を完了した状態を説明する拡大断面図である。 電気接続箱の平面図である。 電気接続箱の正面図である。 電気接続箱の右側面図である。 電気接続箱の左側面図である。 本体の平面図である。 本体の正面図である。 本体の右側面図である。 本体の左側面図である。 蓋体の正面図である。 蓋体の底面図である。 蓋体の背面図である。 蓋体の右側面図である。 蓋体の左側面図である。 下カバーの平面図である。 下カバーの正面図である。 下カバーの右側面図である。 下カバーの左側面図である。 第1の変形例を示す本体の外側壁部分の拡大断面図である。 第2の変形例を示す本体の外側壁部分の拡大断面図である。 第3の変形例を示す本体の外側壁部分の拡大断面図である。
符号の説明
2 電気接続箱
4 本体
6 蓋体
8 下カバー
10 本体用一端壁
12 本体用他端壁
14 本体用一側壁
16 本体用他側壁
20 一側ガイド
22 他側ガイド
28 外側壁
30 水抜き穴部
32 上部壁
34 蓋体用他端壁
36 蓋体用一側壁
38 蓋体用他側壁
40 一側レール
42 他側レール
44 上側リブ
46 下側リブ
48 一側リブ
50 他側リブ
52 一側傾斜面部
54 他側傾斜面部
56 一側ロック機構
58 他側ロック機構

Claims (6)

  1. 上部が開口されるとともに電装品を内部に配設する本体と、この本体の開口を閉塞する蓋体とで構成される電気接続箱において、前記本体は本体用一端壁及び本体用他端壁とこれらの間を連絡する本体用一側壁及び本体用他側壁とにより上部に開口を有する略長四角箱形状に形成し、前記蓋体は前記本体の開口を閉塞する上部壁と前記本体の本体用他端壁、本体用一側壁及び本体用他側壁を覆う蓋体用他端壁、蓋体用一側壁及び蓋体用他側壁とにより下部及び一端側が開放される略長四角箱形状に形成し、前記本体用一側壁及び本体用他側壁の外側には本体用一端壁側に近接させて一側ガイド及び他側ガイドを設け、前記蓋体用一側壁及び蓋体用他側壁の内側には前記蓋体を本体の本体用他端壁側から本体用一端壁側ヘスライドさせた際に前記一側ガイド及び他側ガイドに係合されて蓋体を本体に取り付ける一側レール及び他側レールを設け、前記本体用一端壁の外側に外側壁を設け、この外側壁と前記本体用一端壁との間に水抜き穴部を形成し、この水抜き穴部を覆うように前記蓋体を外側壁側に延設し、この外側壁側に延設した蓋体の上部壁の延設側端外側に上方に延出する上側リブを形成し、前記外側壁側に延設した蓋体の上部壁の内側に前記水抜き穴部内の下方に延出される下側リブを形成したことを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記本体は、外側壁を前記一側ガイド及び他側ガイドの本体用一端壁側端に連続して形成したことを特徴とする請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 前記本体は、一側ガイド及び他側ガイドの本体用他端壁側端にこの本体用他端壁側上方から本体用一端壁側下方に向かって傾斜して延設される一側傾斜ガイド部及び他側傾斜ガイド部を形成し、前記蓋体を本体の本体用他端壁側の斜め上方から本体用一端壁側にスライドさせて取り付けることを特徴とする請求項2に記載の電気接続箱。
  4. 前記外側壁側に延設した蓋体には、蓋体用一側壁及び蓋体用他側壁の延設側端外側に横方に延出する一側リブ及び他側リブを前記上側リブに連続して形成したことを特徴とする請求項3に記載の電気接続箱。
  5. 前記蓋体は、上部壁に幅方向中央から両側の蓋体用一側壁及び蓋体用他側壁に向かって下方に傾斜する一側傾斜面部及び他側傾斜面部を形成したことを特徴とする請求項4に記載の電気接続箱。
  6. 前記本体と蓋体とは、前記本体用一側壁と蓋体用一側壁との間に蓋体の取り付け動作に連動して弾性係合されるとともに作業者の手操作により弾性係合を解除される一側ロック機構を設け、前記本体用他側壁と蓋体用他側壁との間に蓋体の取り付け動作に連動して弾性係合されるとともに蓋体の取り外し動作に連動して弾性係合を解除される他側ロック機構を設けたことを特徴とする請求項1に記載の電気接続箱。
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