JP4300696B2 - 通信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はスペクトル拡散(Spread Spectrum)方式を用いた通信装置に関し、特にその車々間通信に適した通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術を示す文献として下記のものがある。
文献1:山路雪路著、“スペクトラム拡散通信 次世代高性能通信に向けて”、東京電機大学出版局。
【0003】
従来のスペクトル拡散通信方式を図4に示す。データ情報38はPN符号発生器39で発生したPN符号で拡散を行ない(41)、搬送波発生器40からの搬送波を掛ける(42)ことで搬送波変調を行なった後、送信アンテナ43から送信される。受信アンテナ44で受信された信号は搬送波発生器47からの搬送波を掛ける(45)ことで搬送波復調を行ない、PN符号発生器48で発生されたPN符号で逆拡散(46)を行ない、アキュームレータ49を通して、相関値出力を判定器50に通して、データ情報が復調できる。
【0004】
このとき、送信機と受信機の間に搬送波周波数のずれ(Δf)が生じると、復調して得た相関検波出力にこのΔfの情報が反映されてしまう。そのため、従来は自動周波数制御装置(AFC:Auto Frequency Control)を用いて、Δfの制御が行なわれている。また、プリアンブル区間とデータ領域区間を設けることで、このプリアンブル区間にΔf制御が行なわれる方法が取られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記したΔfがシンボルレート程度以上になると、AFCでは受信性能が劣化し、十分な相関出力が得られなくなってしまう。また、搬送波周波数は各車両によって異なるために相手車両が変わる度に周波数同期を取る必要がある。また、搬送波周波数帯域が高くなるにつれて、高い周波数精度が要求される。
【0006】
本発明の目的は、ΔFがシンボルレート以上になっても、受信性能が劣化せず、十分な相関出力が得られる通信装置を提供することにある。
【0007】
本発明の他の目的は、周波数同期のための特別の回路を必要としない通信装置を提供することにある。
【0008】
本発明の他の目的は、伝送効率が高い通信装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、無線周波数帯域が高い場合にも、搬送波周波数に対して高い精度が要求されることのない通信装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の通信装置は、
送信部及び受信部を有し、スペクトル拡散を用いて通信を行う通信装置において、
前記送信部が、
第1のPN符号を発生する手段(10)と、
第1のPN符号とは異なる第2のPN符号を発生する手段(11)と、
局ID(101)および局制御情報(102)からなる送信データをパケット化する手段(4)と、
既知データ(103)を前記第1のPN符号で拡散した信号(107)と、
前記パケットを前記第2のPN符号で拡散した信号(108)を加算(9)した後、送信する手段(28、12)とを有し、
前記受信部が、
受信信号に前記第1のPN符号と既知データを掛算(20A、20B)した値をPN符号のチップ単位毎に算出し、さらに所定のチップ数にわたり平均化し、該平均値をチップ単位ごとに、推定された位相回転情報を含む推定位相情報信号(121A、121B)として出力する得る位相情報推定手段(30)と、
受信信号に前記第2のPN符号を掛算(22A、22B)した値をPN符号のチップ単位毎に算出し、該算出値に前記推定位相情報信号(121A、121B)の共役複素数を掛算(23)した値をチップ単位毎に算出することで位相補正データ信号(123)を得る手段(29)と、
前記位相補正データ信号(23の出力)の1シンボル間の和を順次全位相において求めることで相関検波出力信号を得る手段(24)と、
チャネルのビジー状態・アイドル状態を判断するキャリアセンスを行なう手段(6)と、
前記相関検波出力信号から前記送信データの復調を行なう手段(25)とを有する
ことを特徴とする。
【0010】
前記キャリアセンスを行なう手段(6)が、
前記相関検波出力信号を使って得られた相関値が所定のスレショルド値よりも高い場合をチャネルのビジー状態、前記相関値が前記所定のスレショルド値よりも低い場合をアイドル状態と判断する機能を具備したものであっても良い。
【0011】
前記キャリアセンスを行なう手段(6)が、
RF部における受信電力が所定のスレショルド値よりも高い場合をチャネルのビジー状態、所定のスレショルド値よりも低い場合をアイドル状態と判断する機能を具備したものであっても良い。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図1、図2及び図3を参照して本発明の発明の実施の形態を説明する図1のノードNA,NB,NCと図2のノードNA,NB,NCはそれぞれ互いに接続されており、図2のノードND,NE,NFと、図3のノードND,NE,NFとは、それぞれ互いに接続されているとする。
【0014】
図1、図2及び図3に示すように、この実施の形態の通信装置は、車々間通信に用いられるものであり、各車両に割り与えられた車両ID101を出力する車両ID出力部1と、自車両制御情報102を発生する自車両制御情報発生部2と、他車に送信すべき送信データ系列を生成するデータ生成部3と、生成した送信データをパケット化するパケット生成部4と、送信制御部5と、キャリアセンス部6と、ベースバンド送信部28とを有する。ベースバンド送信部28は、掛算器7及び8と、加算器9とを有する。
【0015】
図示の通信装置はさらに、第1のPN符号を発生する第1のPN符号発生器10と、第1のPN符号とは異なる第2のPN符号を発生する第2のPN符号発生器11と、デジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換器12と、LPF(ローパスフィルタ)13と、入力されたアナログベースバンド信号に搬送波信号を掛算することでRF信号に変調する送信RF部14と、RF信号を送信する送信アンテナ15とを有する。
【0016】
図示の通信装置はさらに、RF信号を受信する受信アンテナ16と、入力されたRF信号に搬送波信号を掛算することでベースバンド信号に復調する受信RF部17と、LPF18A,18Bと、ベースバンド受信部31とを有する。ベースバンド受信部31は、アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器19A,19Bと、相関検波部29と、位相情報推定部30とを有する。
【0017】
相関検波部29は、掛算器22A,22Bと、複素演算回路23と、アキュームレータ部24と、判定器25とを有する。複素演算回路23は、入力端子23c,23d,23e,23f及び出力端子23g,23hを有し、それぞれの入力端子への入力C,D,E,Fに対して、
(C+jD)(E−jF)=(CE+DF)+j(DE−CF)
の処理を行ない、出力端子23g,23hから
G=CE+DF
H=DE−CF
で表わされる出力G、Hを発生する。
【0018】
アキュームレータ部24は、受信信号とPN符号を掛算した信号に対して、1シンボル間の和を求め、全位相にわたって相関値を出力する。判定器25は、入力される情報ビットが‘1’か‘−1’かを判定する。
【0019】
位相情報推定部30は、受信信号とPN符号との掛算処理を行ない、1シンボル間の和(相関値)を求め、この処理を全位相に対して、処理を行なうことで相関検波出力を得るものであり、掛算器20A,20Bと、Nチップ平均化回路21A,21Bとを有する。
【0020】
図示の通信装置は、さらに、相手車両情報検出部26と、自車両制御部27とを有する。相手車両情報検出部26は、判定器25で判定した判定結果をもとに車両情報を検出する。自車両制御部27は、相手車両情報検出部26で検出された他車制御情報をもとに自車の車両制御情報を求める。
【0021】
他の車両の通信装置も同様に構成されている。図3には、他の車両の一つとしてB車の一部が示されている。B車の各部材には、A車の対応する部材の符号に200を加算した数値の符号が付されている。上記のような通信装置を複数台設けることにより通信システムが構成される。
【0022】
以下、動作を説明する。車両ID出力部1から出力される、自車両(A車)のID番号101と、自車両制御情報発生部2で発生される、相手車両に送信すべき自車の車両制御情報102が、送信データ生成部3にて、“1“および“−1”で構成されるデジタル信号に変えられ、このデジタル信号はパケット生成部4でパケット化される。生成パケット104は送信制御部5に通される。パケット104が通されると、送信制御部5は、キャリアセンス部6に対して送信要求制御信号105を送る。
【0023】
キャリアセンス部6は、送信要求制御信号105を受け取ると、チャネルがビジー状態かアイドル状態かを判断する。アイドル状態であれば、キャリアセンス部6は、送信制御部5に送信開始制御信号106を送る。他車両が送信中のためにチャネルがビジー状態であれば、キャリアセンス部6は、次のキャリアセンス時刻を設定して、その時刻になれば再度キャリアセンスを行なう。ビジー状態が続くと、このキャリアセンス時刻設定とキャリアセンスを繰り返す。
【0024】
車両制御情報102はハードウェアで決められた更新間隔で情報が更新されるために、この更新間隔で送信できなければ、次の車両制御情報がパケット生成部4に送られ、パケット生成部4でパケット化される。送信制御部5では次の車両制御情報に置き換えられ、送信制御部5からキャリアセンス部6に次の送信要求制御信号105が送られる。
【0025】
キャリアセンス部6から送信制御部5に送られる送信開始制御信号106に従って、既知データ(all"1")103とパケット104はPN符号で拡散するために掛算器7および8に通される。
【0026】
パケット104は、第2のPN符号発生器11で発生されたPN符号111と掛算器8で掛算され、加算器9に通される。
【0027】
これと平行して、既知データ(全て“1”のデータ:”all "1")は、第1のPN符号発生器10で発生されたPN符号110と掛算器7で掛算され、加算器9に通される。
【0028】
このとき、第1のPN符号で拡散した既知データと第2のPN符号で拡散したパケットは同期が取れているものとする。
【0029】
このように、既知データを付加することで、自車両(A車両)と他車両(B)の間の搬送波周波数差および伝搬路によって生じた位相回転情報を得ることができ、この位相回転情報を利用する(戻す)ことで、受信側で正しく復調できる。
【0030】
加算器9で加算された信号は、デジタル/アナログ(D/A)変換器12に送られ、D/A変換器12によるD/A変換を受け、さらに、図3のLPF13に送られてLPF処理を受け、送信RF部14において搬送波信号(搬送波周波数:f1)を掛けることで搬送波変調されてRF信号114となり、送信アンテナ15より送信される。
【0031】
自車両(A車両)と同様にして他車両(B車両)で発生されたベースバンド信号は図3のLPF213でLPF処理を受け、送信RF部214において搬送波信号(搬送波周波数:f2)を掛けることで搬送波変調されてRF信号314となり、送信アンテナ215より送信される。
【0032】
他車両(B車両)の送信アンテナ215より送信された信号は受信アンテナ16で受信される。受信信号はRF部17において、搬送波信号(搬送波周波数:f1)を掛けることで、搬送波復調されてベースバンド信号となる。
【0033】
他車両の搬送波周波数がf2とすると、送信機と受信機の搬送波周波数差(Δf=f1−f2)および送信されてから受信されるまでの伝搬路によって、位相回転が生じているために、RF部17ではI相信号とQ相信号が出力される。このベースバンド信号は、LPF18A及び18Bを通り、さらに図2のアナログ/デジタル(A/D)変換器19A及び19Bに送られて、デジタル信号に変換される。
【0034】
A車とB車の間にはΔf=f1−f2の搬送波周波数差およびA車からB車までの伝搬路によって生じた位相回転がеjθであるとする。
【0035】
デジタル信号に変換されたI相受信信号119AおよびQ相受信信号119Bは、位相情報推定部30内の掛算器20A及び20Bにおいて、第1のPN符号発生器8で発生されたPN符号と掛算される。掛算器20Aおよび20Bの出力信号は
Figure 0004300696
と表わされ、この信号が推定された位相回転情報になる。このI相およびQ相の推定位相回転情報はそれぞれ、Nチップ平均化回路21A及び21Bに通され、Nチップで平滑化された推定位相情報がチップ単位で出力される。この推定位相情報を使って位相回転を補正するために複素演算処理回路23の端子23eおよび23fに入力される。
【0036】
一方、I相受信信号119AおよびQ相受信信号119Bは、相関検波部29内の掛算器22Aにおいて第2のPN符号発生器9で発生されたPN符号と掛算され、複素演算回路の端子23cおよび23dに入力される。掛算器22A及び22Bの出力信号は
Figure 0004300696
と書き表される。
【0037】
掛算器22Aおよび22Bの出力には(5)式に表わされるように位相情報が反映されているため、(4)式の共役複素数を(5)式に掛算することで位相情報が消去される。すなわち、
Figure 0004300696
の演算が複素演算回路23で行われる。すなわち複素演算回路23内で
(C+jD)(E−jF)=(CE+DF)+j(DE−CF) …(7)
(但し、C、D、E、Fはそれぞれ端子23c、23d、23e、23fの入力)の処理が行なわれ、複素演算回路23のI相出力(G)およびQ相出力(H)は、
G=CE+DF …(8)
H=DE−CF …(9)
となる。
【0038】
送信された車両制御情報はI相にのみ送られているために、複素演算回路のI相出力はアキュームレータ部24に通され、1シンボルの和(相関値)が全位相において出力され、相関検波出力が得られる。
【0039】
この相関検波出力は判定器25に通され、シンボル情報が復調される。復調されシンボル情報は相手車両情報検出部26に通され、ここで他車(B車)の車両制御情報が得られる。得られた他車制御情報をもとに自車両制御部27で自車の車両制御情報が求められる。
【0040】
アキュームレータ部24の出力信号はキャリアセンス部6にも取り込まれ、キャリアセンス部6ではハードウェアで設定したスレショルド値よりも高い値が相関値として存在するかどうかによって、チャネルがビジー状態かアイドルネ状態かを判断する。そして、先にも述べたように、アイドル状態であればキャリアセンス部6から送信制御部5に送信開始制御信号106を送る。
【0041】
なお、上記実施の形態では、アキュームレータ24の出力信号でキャリアセンスを行なっているが、RF部からベースバンド部への入力信号であるI相およびQ相の受信信号(LPF18A、18Bの出力)の電力でキャリアセンスを行なうことも可能である。
【0042】
上記の実施の形態のように、送信側において、既知データに対して第1のPN符号で拡散した信号と車両情報に対して第2のPN符号で拡散した信号を加算して送信し、受信側においてベースバンド受信信号に第1のPN符号を逆拡散することで推定位相回転情報を作成し、受信信号に第2のPN符号で逆拡散した信号に上記推定位相情報を掛算する方式を用いることで、周波数同期が可能となる。このため、搬送波周波数同期を取るための処理および回路を別途設ける必要がない。また、データ送信信号中にプリアンブル中に周波数同期のための区間を設ける必要がないため、伝送効率が改善でき、高速同期捕捉が可能となる。
【0043】
異なる送信車両(C車両:搬送波周波数がf3であるとする)から信号をA車両で受信した場合、送信機と受信機の搬送波周波数差(Δf’=f1−f3)および送信されてから受信されるまでの伝搬路によって、B車両からの送信の場合とは異なる位相回転情報が生じるが、同様の処理を行なうことで、A車両とC車両間の位相回転情報еjθ’が推定できるために、この推定位相情報を補正することで正しく復調できる。各車両の搬送波周波数は異なるために、相手の搬送波周波数に合わせて送信するか、受信する際に相手の搬送波周波数にあわせる必要がある。車両制御情報を送信する車々間通信では、任意に遭遇する周辺車両と通信を行う必要があるが、送信あるいは受信する毎に周波数同期をする必要がない。
【0044】
上記の実施の形態は、車々間通信に適用した例であるが、無線搬送波周波数の同期が問題となる通信システムに適用可能である。
【0045】
また、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0046】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、送信側において、既知データに対して第1のPN符号で拡散した信号と送信すべき情報(例えば車両情報)に対して第2のPN符号で拡散した信号とを加算して送信し、受信側においてベースバンド受信信号に第1のPN符号を逆拡散することで推定位相回転情報を作成し、受信信号に第2のPN符号で逆拡散した信号に上記推定位相情報を掛算する方式を用いることで、周波数同期が可能となり、このため搬送波周波数同期を取るための処理および回路を別途設ける必要がない。また、データ送信信号中に周波数同期のためのプリアンブル区間を設ける必要がないため、伝送効率が改善でき、高速同期捕捉が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態の車々間通信装置のベースバンド処理部を示すブロック図である。
【図2】 一実施の形態の車々間通信装置のベースバンド処理部を示すブロック図である。
【図3】 一実施の形態のRF部を示すブロック図である。
【図4】 従来の車々間通信装置のベースバンド処理部を示すブロック図である。
【符号の説明】
1:車両ID出力部、 2:自車両制御情報発生部、 3:データ生成部、 4:パケット生成部、 5:送信制御部、 6:キャリアセンス部、7,8,20A,20B,22A,22B:掛算器、 9:加算器、 10:第1のPN符号発生器、 11:第2のPN符号発生器、 12:D/A変換器、 15,215:送信アンテナ、 16,216:受信アンテナ、 28:ベースバンド送信部、 13,18A,18B,213,218A,218B:LPF、 14,214:送信RF部、 15,215:送信アンテナ、 17,217:受信RF部、 19A,19B:A/D変換器、 21A,21B:Nチップ平均化回路、 23:複素演算回路、 24:アキュームレータ部、 25:判定器、 26:相手車両情報検出部、 27:自車両制御部、 29:相関検波部、 30:位相情報推定部、 31:ベースバンド受信部。

Claims (3)

  1. 送信部及び受信部を有し、スペクトル拡散を用いて通信を行う通信装置において、
    前記送信部が、
    第1のPN符号を発生する手段(10)と、
    第1のPN符号とは異なる第2のPN符号を発生する手段(11)と、
    局ID(101)および局制御情報(102)からなる送信データをパケット化する手段(4)と、
    既知データ(103)を前記第1のPN符号で拡散した信号(107)と、
    前記パケットを前記第2のPN符号で拡散した信号(108)を加算(9)した後、送信する手段(28、12)とを有し、
    前記受信部が、
    受信信号に前記第1のPN符号と既知データを掛算(20A、20B)した値をPN符号のチップ単位毎に算出し、さらに所定のチップ数にわたり平均化し、該平均値をチップ単位ごとに、推定された位相回転情報を含む推定位相情報信号(121A、121B)として出力する位相情報推定手段(30)と、
    受信信号に前記第2のPN符号を掛算(22A、22B)した値をPN符号のチップ単位毎に算出し、該算出値に前記推定位相情報信号(121A、121B)の共役複素数を掛算(23)した値をチップ単位毎に算出することで位相補正データ信号(123)を得る手段(29)と、
    前記位相補正データ信号(23の出力)の1シンボル間の和を順次全位相において求めることで相関検波出力信号を得る手段(24)と、
    チャネルのビジー状態・アイドル状態を判断するキャリアセンスを行なう手段(6)と、
    前記相関検波出力信号から前記送信データの復調を行なう手段(25)とを有する
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 前記キャリアセンスを行なう手段(6)が、
    前記相関検波出力信号を使って得られた相関値が所定のスレショルド値よりも高い場合をチャネルのビジー状態、前記相関値が前記所定のスレショルド値よりも低い場合をアイドル状態と判断する機能を具備したことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記キャリアセンスを行なう手段(6)が、
    RF部における受信電力が所定のスレショルド値よりも高い場合をチャネルのビジー状態、所定のスレショルド値よりも低い場合をアイドル状態と判断する機能を具備したことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
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