JP4299526B2 - 浮き部を有する薄膜メンブレンを設けたプリントヘッド - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はプリンタに関し、より詳細にはプリンタ用のプリントヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
プリンタには、一般的には、紙がプリンタ内を通って送られるときに、その紙のシート幅を前後に渡って走査するように、キャリッジ上に搭載されたプリントヘッドが設けられる。キャリッジ内蔵またはキャリッジ外部のどちらかの流体槽からの流体が、プリントヘッド上の流体噴出チャンバに供給される。それぞれの流体噴出チャンバには、別々にアドレス可能なヒータ抵抗器や圧電要素等の流体噴出要素が設けられている。流体噴出要素に通電することによって、流体滴がノズルを通って噴出され、紙上に小さなドットを作成する。作成したドットのパターンが、画像またはテキストを形成する。
【0003】
ヒューレット・パッカード社は、集積回路技術を用いて形成されるプリントヘッドを開発している。抵抗層を有するさまざまな薄膜層からなる薄膜メンブレンが、シリコン基板の表面上に形成され、薄膜メンブレンの上にオリフィス層が形成される。薄膜メンブレンのさまざまな薄膜層がエッチングされて、流体噴出要素への導電リード線を設ける。流体噴出要素は、ヒータ抵抗器であっても、圧電要素であってもよい。薄膜層には、流体供給穴もまた形成されている。流体供給穴は、流体噴出要素への流体の流れを制御する。流体は、流体槽から、シリコン基板の底面を横切って、シリコン基板に形成したトレンチに流入し、流体供給穴を通り、流体噴出要素が配置されている流体噴出チャンバに流入する。
【0004】
トレンチは、シリコン基板の底面にエッチングによって形成されており、流体がトレンチに流入し、薄膜メンブレンに形成した流体供給穴を通って各流体噴出チャンバに流入することができるようになっている。トレンチは、基板の流体供給穴近くの部分をエッチングによって完全に取り除き、薄膜メンブレンが流体供給穴付近に棚を形成するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このようなプリントヘッドの開発中に直面する問題の1つは、薄膜メンブレンとオリフィス層とが複合体(composite)を形成し、この複合体が、応力を受けると、亀裂が入ってしまう可能性があることである。複合体が応力の下に置かれると、この2つの構成要素のうちの堅いほうである薄膜メンブレンが、応力の大部分を担うことになる。したがって、プリントヘッドが、組立中または動作中に、曲げられたり、その他の方法で応力を受けると、特にトレンチの上にある棚部における薄膜メンブレンに亀裂が入ってしまう可能性がある。薄膜メンブレンに亀裂が入ると、このようなプリントヘッドに信頼性の問題が生じてしまう。この湾曲および応力の問題は、トレンチの大きい長いプリントヘッドにおいて顕著である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本明細書において、プリントヘッド基板と薄膜メンブレンとを有するプリントヘッドを説明する。プリントヘッド基板は、第1の表面に形成され基板を貫く流体経路を提供する少なくとも1つの開口部を有する。薄膜メンブレンは、基板の第2の表面上に形成され、複数の流体噴出要素を含む。薄膜メンブレンは、浮き部とカンチレバー部とを有し、両者は、薄膜メンブレン内に形成された間隙によって、互いから取り外し分離されている。浮き部は基板開口部の上方に配置され、カンチレバー部は、基板に略支持されている。
【0007】
本発明の実施形態、および当業者には明らかな本発明の特徴および利点は、添付図面を参照することによって、よりよく理解することができる。本願に係る図面において、同じ部分については同じ参照番号を用いる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明のプリントヘッド構造を組み込んだプリントカートリッジ10の1態様を示す斜視図である。プリントカートリッジ10は、その本体12内にかなりの量の流体を容れるタイプのものであるが、他の好適なプリントカートリッジは、プリントヘッド上に搭載されているか、または管によってプリントヘッドに接続されている外部流体供給容器から流体を受け取るタイプである。
【0009】
プリントヘッド14には、流体が供給される。以下に詳述するプリントヘッド14は、それぞれが流体噴出要素を設けた各流体噴出チャンバ内に、チャネルを通して流体を送る。接点16には、電気信号が送られて流体噴出要素が別々に通電され、関連するノズル18を通って流体滴が噴出される。従来のプリントカートリッジの構造および動作は、非常によく知られている。
【0010】
本発明の実施形態は、プリントカートリッジのプリントヘッド部、またはプリンタ内に永久的に取り付けられるプリントヘッドに関する。したがって、流体をプリントヘッドに供給する流体送出システムとは無関係である。また、本発明は中にプリントヘッドが組み込まれる特定のプリンタとも、無関係である。
【0011】
図2は、図1のプリントヘッドの一部であって、図1の2−2線による断面図である。1つのプリントヘッドには、300個以上のノズルとそれに関連する流体噴出チャンバとを設けている。本発明の理解を深めるために、1つの流体噴出チャンバのみの詳細を説明する。また、当業者は、多くのプリントヘッドが単一のシリコンウエハー上に形成され、そして従来技術を用いて互いから分離されているということも理解するべきである。
【0012】
図2において、シリコン基板20は、その底面に形成した開口部またはトレンチ22を有する。トレンチ22は、流体が底面に沿って、および基板20を通過して流れる経路を備えている。
【0013】
シリコン基板20の上には、薄膜メンブレン24が形成される。薄膜メンブレン24は、多数の薄膜層からなっている。これについては以下で詳細に説明する。薄膜層は、流体噴出要素または抵抗器26を配設した抵抗層が含まれる。他の薄膜層には、基板20から絶縁し、ヒータ抵抗器要素から基板20への熱伝導経路を提供し、抵抗器要素への導電体を設ける等、様々な機能を果たす。1本の導電体28は抵抗器26の一方の端に通じている。抵抗器26の他方の端にも、同様の導電体28が通じている。実際の実施形態においては、チャンバ内の抵抗器および導電体は、その上側に設けた各層で覆い隠されてしまう。
【0014】
薄膜メンブレン24には、この薄膜メンブレン24を貫通して形成された流体供給穴30が設けられる。さらに、薄膜メンブレン24は、カンチレバー部32と浮き部(floating section)34とに分割されている。カンチレバー部32は、基板20に略支持され、浮き部34は、基板20内に形成したトレンチ22の上側に吊り下げられている。浮き部34は、薄膜メンブレン24に形成した間隙36によって、すべての側面でカンチレバー部32から分離されている。それぞれの間隙36は、幅が約0.1ミクロンである。当業者であれば、間隙36の幅を、プリントヘッド14を通る流体の流れを制御するのに最適化することができる。薄膜メンブレン24をカンチレバー部32と浮き部34のそれぞれに分割することの利点については、以下でより詳細に説明する。
【0015】
他の実施形態としては、浮き部34は薄膜層の残りの部分とすべての面で分離されているわけではなく、応力を開放するために、1つまたは両方の長い側面で分離されてもよい。
【0016】
薄膜メンブレン24の表面の上に、オリフィス層38を堆積する。オリフィス層38は薄膜メンブレン24の表面に付着しており、この両者が複合体を形成するようになっている。薄膜メンブレン24とオリフィス層38との間の付着力は、オリフィス層38が薄膜メンブレン24の浮き部34を基板20内のトレンチ22の上方に吊り下げるのに充分であるが、後述するさらなる構造を用いてこの両者を一緒に固定してもよい。
【0017】
オリフィス層38をエッチングして、1つの抵抗器26当たり1つの流体噴出チャンバ40を形成する。オリフィス層38には、また、1行(列)の流体噴出チャンバ40に共通の流体チャネルを提供するマニホルド42も形成されている。マニホルド42の内縁を、破線44で示す。ノズル46は、マスクおよび従来の光触刻法の技術を用いたレーザ・アブレーションによって形成してもよい。
【0018】
シリコン基板20内のトレンチ22は、1行の流体供給穴30の長さに沿って延在し、流体槽からの流体48が流体供給穴30に入って流体を流体噴出チャンバ40に供給することができるようになっている。
【0019】
1実施形態としては、それぞれのプリントヘッドは長さが約1/2インチ(12.7mm)であり、互いに千鳥になっている2行のノズルを含む。それぞれの行は150個のノズルを含み、1個のプリントヘッド当たりに全部で300個のノズルがある。したがって、プリントヘッドはノズルの行の方向に沿ってシングルパスで1インチ(25.4mm)当たり600ドット(600dpi)の解像度で印刷することができ、マルチパスではそれよりも高い解像度で印刷することができる。プリントヘッドの走査方向に沿ってもまた、それよりも高い解像度で印刷することができる。本発明を用いれば、1200dpi以上の解像度を得ることができる。
【0020】
動作としては、ヒータ抵抗器26に電気信号が供給され、流体の一部を気化して流体噴出チャンバ40内に気泡を形成する。この気泡は、関連するノズル46を通って媒体上に流体滴を進ませる。次に流体噴出チャンバ40には、毛管作用によって流体が補充される。
【0021】
図3は、基板20内のトレンチ22、薄膜メンブレン24の浮き部34をカンチレバー部32から分離する間隙36、および浮き部34の流体供給穴30を示す、図2のプリントヘッドの下側の斜視図である。図3の実施形態において、単一のトレンチ22は、2行の流体供給穴30へのアクセスを提供する。トレンチ22はまた、間隙36へのアクセスも提供して、流体が間隙36を通って流体噴出チャンバ40に流入することができるようになっている。トレンチ22の上方に浮いている浮き部34は、好ましくは寸法がトレンチ22よりも小さい。
【0022】
1実施形態としては、それぞれの流体供給穴30のサイズは、ノズル46のサイズよりも小さく、流体内の粒子が流体供給穴30によってろ過されて、ノズル46を詰まらせないようになっている。流体供給穴30の1つが詰まっても、流体噴出チャンバ40の再補充速度にはほとんど影響がない。それぞれの流体噴出チャンバ40に流体を供給する流体供給穴は多数あるからである。他の実施形態において、流体噴出チャンバ40よりも流体供給穴30の方の数が多い。
【0023】
図4は、図2の4−4線断面図である。図4は、薄膜メンブレン24を含む個々の薄膜層を示す。図4の実施形態において、シリコン基板20の図示の部分は、厚さが約30ミクロンである。この部分を、ブリッジ(bridge)と呼ぶ。バルクシリコンは、厚さが約675ミクロンである。
【0024】
従来の技術を用いてシリコン基板20の上に厚さが1.2ミクロンのフィールド酸化物層50を形成する。次に、酸化物層50の上に厚さが1.0ミクロンのオルトケイ酸テトラエチル(tetraethyl ot-thosilicate)(TEOS)層(保護層)52を施す。ボロンTEOS(BTEOS)層を代わりに用いてもよい。
【0025】
次にTEOS層52上に、例えばタンタルアルミニウム(TaAl)でできた、厚さが0.1ミクロンの抵抗層が形成される。他の既知の抵抗層もまた、用いることができる。
【0026】
厚さが0.5ミクロンのアルミニウムと銅の合金等のパターニングした金属層が抵抗層の上にあって、抵抗器への電気接続を可能にする。AlCuの導電トレースをエッチングしてTaAl層の一部を露出し、第1の抵抗器寸法(例えば、幅)を規定する。AlCu層をエッチングして、抵抗部にAlCuのトレースが2つの端で接触するようにすることによって、第2の抵抗器寸法(例えば、長さ)を規定する。抵抗器26および導電体を形成するこの技術は、当該分野において周知である。
【0027】
TEOS層52とフィールド酸化物層50とは、抵抗器26と基板20との間の絶縁を行うとともに、基板20のエッチング時にエッチングを防止する。さらに、TEOS層52とフィールド酸化物層50とは、カンチレバー部32の突出部分54と浮き部34とを機械的に支持する。TEOS層52とフィールド酸化物層50とはまた、通電の接続に使用する抵抗器26に用いるトランジスタ(図示せず)のポリシリコンのゲートの絶縁も行う。
【0028】
再び図4を参照して、抵抗器26およびAlCu金属層の上に、厚さが0.25ミクロンの窒化ケイ素(Si3N4)層56を形成する。この層は、絶縁およびパッシベーションを行う。窒化ケイ素層56を堆積する前に、抵抗層とパターニングした金属層とをエッチングし、両層を流体供給穴30から後退させて、いかなる流体とも接触しないようにする。抵抗層とパターニングした金属層とは、ある種の流体およびトレンチ22を形成するのに用いるエッチング液によって傷つけられやすいからである。層をエッチバックしてその層を流体から保護することはまた、プリントヘッドにおけるポリシリコン層にも適用してもよい。
【0029】
窒化ケイ素層56上に、厚さが0.125ミクロンの炭化ケイ素(SiC)でできた層58を形成して、さらなる絶縁およびパッシベーションを行う。窒化ケイ素や炭化ケイ素の代わりに、他の誘電体層を用いてもよい。
【0030】
炭化ケイ素層58および窒化ケイ素層56もまたエッチングして、AlCuのトレースの一部を露出し、次に形成するグランド線(図4の視界外)と接触するようにする。
【0031】
炭化ケイ素層58の上に、厚さが0.3ミクロンのタンタル(Ta)でできた接着層60を形成する。このタンタルはまた、抵抗器要素の上側の気泡キャビテーションバリアーの機能も果たす。この層60は、窒化ケイ素/炭化ケイ素層の開口部を通して、AlCuの導電トレースと接触する。
【0032】
タンタル層60の上に、金(図示せず)が堆積され、そしてエッチングされて、AlCuのトレースのうちのいくつかが電気的に接続される接地線を形成する。このような導電体は、従来のものであってもよい。
【0033】
AlCuおよび金の導電体は、基板表面上に形成されたトランジスタに結合している。このようなトランジスタは、本願の出願人に譲渡され、本明細書で参照している、米国特許番号第5,648,806号において説明されている。導電体は、基板20の縁に沿った電極で終端していてもよい。
【0034】
フレキシブル回路(図示せず)は導電体を有する。これらの導電体は、基板20上の電極に接着され、プリンタに電気接続するための接触パッド16(図1)で終端している。
【0035】
流体供給穴30および間隙36は、薄膜メンブレン24を形成する層を貫くエッチングによって形成される。1実施形態としては、供給穴と間隙との単一のマスクが用いられる。他の実施形態において、さまざまな薄膜層を形成するときには、いくつかのマスキング工程およびエッチング工程が用いられる。
【0036】
次に、オリフィス層38を堆積して形成し、その後、トレンチ22をエッチングする。他の実施形態において、トレンチ22のエッチングは、オリフィス層の製造前に行われる。オリフィス層38は、SU−8と呼ばれるスピニングした(spun-on)エポキシで形成されている。1実施形態において、オリフィス層38は約30ミクロンである。
【0037】
必要ならば、基板20から流体への熱の伝わりをより良好にするために、裏側に金属を堆積してもよい。
【0038】
図5は、図2の構造の平面図である。各要素の寸法は、流体供給穴30は10ミクロン×20ミクロン、流体噴出チャンバ40は25ミクロン×25ミクロン、ノズル46の直径は16ミクロン、ヒータ抵抗器26は20ミクロン×20ミクロン、そしてマニホルド42の幅は約20ミクロンとする。各寸法は、用いる流体、動作温度、印刷速度、所望解像度、その他の要因次第で変わる。
【0039】
本発明は、信頼性を改善したプリントヘッドを提供する。薄膜メンブレン24とオリフィス層38とで形成された複合体は全体にわたって連続しているわけではないので、薄膜メンブレン24に設けた間隙36のために、プリントヘッド14が曲がることで課される負荷による損傷を受けにくくなる。曲げられると、間隙36によって応力が薄膜メンブレン24を通って伝わるのが阻止され、係数(modulus)の小さいオリフィス層のSU−8材料が、課された負荷を担うことができる。したがって、薄膜メンブレン24の浮き部34を、ダイの曲がりによって生じる負荷から分離すことによって、薄膜メンブレンは基板内のトレンチ22の上方にあることができ、それによって、集積回路技術がもたらす小さな構造(smaller features)で許容誤差がより厳しいということを利用することができる。間隙36の幅を調整することによってまた、バリアー構造や棚の長さによるもの以外に、流体を補充する制御方法が提供される。さらに、本発明では、間隙36を流体供給穴30と同時に形成することができるので、さらなる工程段階が不要である。最後に、本発明によって、より大きく曲がる可能性があるより大きなプリントヘッドに、薄膜メンブレンを用いることができる。
【0040】
上述のように、薄膜メンブレン24の表面層とオリフィス層38とを付着させることによって、オリフィス層38が、基板20内のトレンチ22の上方に薄膜メンブレン24の浮き部34を浮かせることができる。オリフィス層38はまた、さらに薄膜メンブレン24に固定してもよい。図6Aないし図6Cは、オリフィス層38を薄膜メンブレン24に固定するリベット状構造を形成する方法を示す。このような構造は、薄膜メンブレン24の浮き部34に必要に応じて形成することができる。図6Aにおいて、薄膜メンブレン24をエッチングして、所望位置にリベット用の1つまたはそれよりも多い開口部62を形成する。次に薄膜メンブレン24をマスクとして用い、シリコン基板20を、TMAH等の異方性エッチ液にさらす。図6Bに示すように、エッチ液は、露出したシリコンを腐食して(attacks)、薄膜メンブレンの下をくりぬく。次に、オリフィス層38を形成するエポキシであるSU−8をスピニングする。図6Cに示すように、エポキシ材料は、エッチャントが作成した凹みに流入する。次にこのSU−8を露出して、焼成して硬化させ、リベットが完成する。
【0041】
図7は、流体供給穴のない本発明の実施形態の断面図である。薄膜メンブレン24の各層は図4のものと同様であるが、図4とは異なり、流体供給穴30がなく、流体は間隙36を通って流れる。
【0042】
図8は、プリントヘッドのさまざまな実施形態を組み込むことができるプリンタ70の1実施形態を示す。他の多数の設計されたプリンタにも用いることができる。プリンタのさらなる詳細については、本明細書で参照するNorman Pawlowski氏他への米国特許番号第5,852,459号において見出される。
【0043】
プリンタ70には、紙のシート74を収容している入力トレイ72が設けてある。紙74は、ローラ78を用いて印刷ゾーン76を通って送られ、印刷が行われる。次に、紙74は出力トレイ80に送られる。可動キャリッジ82がプリントカートリッジ82、84、86、99を保持し、プリントカートリッジ82、84、86、99はそれぞれ、シアン(C)、ブラック(K)、マゼンタ(M)、およびイエロー(Y)の流体を印刷する。
【0044】
1つの実施形態としては、交換式流体カートリッジ92内の流体が、柔軟性を有する流体管94を経由してそれぞれ関連するプリントカートリッジに供給される。プリントカートリッジはまた、かなりの供給流体を保有するタイプであってもよく、補充可能であっても補充可能でなくてもよい。他の実施形態において、流体供給容器はプリントヘッド部とは別個であり、キャリッジ82内のプリントヘッドに取り外し可能に搭載されている。
【0045】
キャリッジ82は、従来のベルトと滑車のシステムによって、走査軸に沿って動き、摺動ロッド96に沿って摺動する。他の実施形態において、キャリッジは静止しており、静止したプリントカートリッジのアレイが、動く紙のシート上に印刷する。
【0046】
従来の外部コンピュータ(例えば、PC)からの印刷信号が、プリンタ70によって処理されて、印刷するドットのビットマップが作り出される。次にこのビットマップを、プリントヘッドの発射信号に変換する。印刷中に走査軸に沿って左右に横切るときのキャリッジ82の位置は、キャリッジ82上の光電素子が検出する光学的エンコーダ・ストリップ98から判定され、それぞれのプリントカートリッジ上の様々な流体噴出要素が、キャリッジの走査中適切な時点で選択的に発射される。
【0047】
プリントヘッドは、抵抗、圧電、その他のタイプの流体噴出要素を用いることができる。
【0048】
キャリッジ82内のプリントカートリッジが紙のシートを横切って走査するとき、プリントカートリッジが印刷するスウォース同士が重なり合う。1回またはそれ以上の走査の後、紙のシート74は、出力トレイ80に向かう方向にシフトし、キャリッジ82は走査を再開する。
【0049】
本発明は、グリットホイール、ロールフィード、またはドラムや真空ベルトの技術を組み込んで印刷媒体をプリントヘッド装置に関して支持し動かすもの等、他にとり得る媒体および/またはプリントヘッド移動機構を利用する、他にとり得る印刷システム(図示せず)にも、等しく適用可能である。グリットホイールの設計では、グリットホイールとピンチローラとが、媒体を1つの軸に沿って前後に動かす一方で、1つまたはそれよりも多いプリントヘッド装置を保持するキャリッジが、その軸と直交する軸に沿って、媒体を通って走査する。ドラムプリンタの設計では、媒体は、1つの軸に沿って回転する回転ドラムに搭載され、1つまたはそれよりも多いプリントヘッド装置を担持するキャリッジが、その軸と直交する軸に沿って、媒体を通って走査する。ドラムの設計においてもグリットホイールの設計においても、走査は、典型的には、図8に示すシステムの場合のように左右に動く方法で行われることはない。
【0050】
単一の基板上に、多数のプリントヘッドを形成してもよい。さらに、プリントヘッドのアレイは、1ページの幅全部を横切って延びて、プリントヘッドによる走査が不要であるようになっていてもよい。その場合、紙がアレイに対して垂直にシフトするのみである。
【0051】
キャリッジ内のさらなるプリントカートリッジが、他のカラーまたは定着剤を含んでもよい。
【0052】
本発明の特定の実施形態を示し説明したが、当業者には、より広い態様によって本発明から逸脱することなく変更および変形を行ってもよく、したがって、併記の特許請求の範囲は、すべてのそのような変更および変形を、本発明の真の精神および範囲内にあるものとしてその範囲内に包含する、ということが明白であろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本明細書において説明するプリントヘッドを組み込むことのできるプリントカートリッジの1つの実施形態の斜視図である。
【図2】プリントヘッドの一部であって、図1の2−2線の全体に沿った断面斜視図である。
【図3】図2に示すプリントヘッドの下側の斜視図である。
【図4】図3の4−4線の全体に沿った断面図である。
【図5】オリフィス層を透明にした、図2のプリントヘッドの平面図である。
【図6A】プリントヘッドの薄膜メンブレンをオリフィス層に固定する製造工程のさまざまな段階中の、プリントヘッドの1つの実施形態の断面図である。
【図6B】プリントヘッドの薄膜メンブレンをオリフィス層に固定する製造工程のさまざまな段階中の、プリントヘッドの1つの実施形態の断面図である。
【図6C】プリントヘッドの薄膜メンブレンをオリフィス層に固定する製造工程のさまざまな段階中の、プリントヘッドの1つの実施形態の断面図である。
【図7】流体供給穴のないプリントヘッドの実施形態の断面図である。
【図8】プリントヘッドのさまざまな実施形態をその中に取り付けて媒体上に印刷することのできる従来技術のプリンタの斜視図である。
Claims (12)
- 第1の基板に少なくとも1つの開口部を備えたプリントヘッド基板であって、前記少なくとも1つの開口部が前記プリントヘッド基板を貫く流体経路を形成しているプリントヘッド基板と、
前記プリントヘッド基板の第2の表面に形成され、複数の流体噴出要素を備え、カンチレバー部と浮き部とを備えた薄膜メンブレンであって、前記浮き部は、前記カンチレバー部から切り離されると共に、前記薄膜メンブレン内に形成された長い間隙によって、すべての側面で前記カンチレバー部から分離されており、前記浮き部は前記プリントヘッド基板の開口部の上方に配置され、前記カンチレバー部は前記プリントヘッド基板によって実質的に支持されている薄膜メンブレンと、
を備えたプリントヘッド。 - 前記薄膜メンブレンの前記カンチレバー部と浮き部とを分離する前記間隙は、前記流体経路に液を通すようになっている、請求項1に記載のプリントヘッド。
- 前記薄膜メンブレンの前記浮き部には、前記流体経路の液を通している複数の流体供給穴が形成されている、請求項1に記載のプリントヘッド。
- 前記薄膜メンブレンの前記浮き部は、四角形に形成されている、請求項1に記載のプリントヘッド。
- 前記薄膜メンブレンの前記カンチレバー部は、前記プリントヘッド基板の前記少なくとも1つの開口部の上方に延びている、請求項1に記載のプリントヘッド。
- 前記流体噴出要素のそれぞれが前記プリントヘッド基板を覆っている、請求項1に記載のプリントヘッド。
- プリンタを構成し、該プリンタは前記プリントヘッドによって支援されている、請求項1に記載のプリントヘッド。
- 前記薄膜メンブレンの前記浮き部はフィールド酸化物層と保護層とを備え、前記保護層は前記フィールド酸化物層の上に配設されている、請求項1に記載のプリントヘッド。
- 前記プリントヘッド基板の前記少なくとも1つの開口部はトレンチを形成しており、前記フィールド酸化物層は、前記トレンチのエッチング時にエッチングを防止する役割を果たしている、請求項8に記載のプリントヘッド。
- 前記薄膜メンブレン上にオリフィス層を形成し、該オリフィス層は、前記プリントヘッド基板の前記少なくとも1つの開口部の上方で前記浮き部を支持している、請求項1に記載のプリントヘッド。
- 前記オリフィス層は、前記薄膜メンブレンの前記浮き部と機械的に接続されている、請求項10に記載のプリントヘッド。
- 前記オリフィス層が複数の流体噴出チャンバを画成し、それぞれの流体噴出チャンバが関連する流体噴出要素を収容し、前記オリフィス層が前記流体噴出チャンバのそれぞれについてノズルをさらに画定している、請求項10に記載のプリントヘッド。
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