JP4299116B2 - 車両用ドアフレーム構造 - Google Patents

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Description

本発明は車両用ドアフレーム構造に関し、特に、自動車等の車両に適用される車両用ドアフレーム構造に関する。
従来から、自動車等の車両に適用される車両用ドアフレーム構造においては、自動車のドアフレームにおけるドアミラー取付部に配設したリインフォースメントにより閉断面を形成した構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、自動車のドアフレームにおけるドアミラー取付部の三角パッチ部に車幅外側方向に負荷される荷重と略平行方向の縦壁を形成した構成が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−154848号公報 実開平1−67121号公報
しかしながら、特許文献1、2の車両用ドアフレーム構造では、ドアミラー取付部に配設したリインフォースメントが、ドアの上部を構成する枠部の前端部となる縦枠部にのみ配設されている。この結果、ドアフレームにおけるドアミラー取付部の上端部、即ち、ドアフレームの枠部におけるリインフォースメントを設けた縦枠部と、リインフォースメントがない横枠部と、の連結部の剛性が弱くなる。また、このドアフレームの枠部における縦枠部と横枠部との連結部の剛性を向上させるためには、連結部を跨ぐ補強部材を別途追加する必要があるため、部品点数が増加する。
本発明は上記事実を考慮し、部品点数を増加することなく、ドアミラー取付部の上端部の剛性を向上できる車両用ドアフレーム構造を提供することが目的である。
請求項1記載の本発明は、ドアインナパネルとドアアウタパネルとで構成され、ドアミラー取付部となる縦枠部と、該縦枠部の後端上部に前端部が連結された横枠部と、を有する車両用ドアフレーム構造であって、
前記ドアインナパネルとドアアウタパネルとの間に配設されたヒンジサイドパネルと、
前記ドアインナパネルとドアアウタパネルとの間に配設され、前記ヒンジサイドパネルの上方側延設部とで閉断面部を構成するドアミラーリインフォースメントと、
を有し、前記閉断面部が前記縦枠部と前記横枠部との連結部を跨いで形成されていることを特徴とする。
従って、ヒンジサイドパネルの上方側延設部とドアミラーリインフォースメントとで構成される閉断面部が、ドアインナパネルとドアアウタパネルとで構成されドアフレームにおける、ドアミラー取付部となる縦枠部と、縦枠部の後端上部に前端部が連結された横枠部との連結部を跨いでいる。この結果、別途補強部材を設けること無く、ヒンジサイドパネルとドアミラーリインフォースメントとで構成される閉断面部によって、ドアミラー取付部の上端部となるドアフレームにおける縦枠部と横枠部との連結部を補強できる。このため、部品点数を増加することなく、ドアミラー取付部の上端部の剛性を向上できる。
請求項1記載の本発明は、ドアインナパネルとドアアウタパネルとで構成され、ドアミラー取付部となる縦枠部と、縦枠部の後端上部に前端部が連結された横枠部と、を有する車両用ドアフレーム構造であって、ドアインナパネルとドアアウタパネルとの間に配設されたヒンジサイドパネルと、ドアインナパネルとドアアウタパネルとの間に配設され、ヒンジサイドパネルの上方側延設部とで閉断面部を構成するドアミラーリインフォースメントと、を有し、閉断面部が縦枠部と横枠部とを跨いで形成されているため、部品点数を増加することなく、ドアミラー取付部の上端部の剛性を向上できるという優れた効果を有する。
本発明における車両用ドアフレーム構造の一実施形態を図1〜図5に従って説明する。
なお、図中矢印FRはドア前方方向を、矢印INはドア内側方向を、矢印UPはドア上方方向を示す。
図5に示される如く、本実施例の自動車のフロントサイドドア10の上部には、ドアフレーム12が設けられており、ドアフレーム12の横枠部12Aの前端部には、ドアミラー取付用の縦枠部12Bの後端上部が連結されている。また、ドアフレーム12の横枠部12Aの幅W1に比べ縦枠部12Bの幅W2は広くなっており(W2>W1)、ドアフレーム12の横枠部12Aと縦枠部12Bとの連結部12Cは、剛性の低い横枠部12Aと剛性の高い縦枠部12Bとの剛性急変部となっている。
図2に示される如く、フロントサイドドア10はドアインナパネル20とドアアウタパネル22とで構成されており、ドアフレーム12の縦枠部12Bと横枠部12Aの前部には、ドアインナパネル20とドアアウタパネル22との間にヒンジサイドパネル30の上方側延設部とドアミラーリインフォースメント32が配設されている。
なお、ヒンジサイドパネル30は、ドアインナパネル20に沿ってドア下方へ延設されており、図示を省略した下部はドアヒンジ固定部に達している。また、ドアミラーリインフォースメント32は、ヒンジサイドパネル30の上方側延設部とドアアウタパネル22との間に配設されている。
図3に示される如く、ドアフレーム12の縦枠部12Bにおける、ドアインナパネル20の上下方向から見た断面形状は、開口部をドア幅方向外側へ向けたハット状とされており、ドアアウタパネル22の上下方向から見た断面形状も、開口部をドア幅方向外側へ向けたハット状とされている。
ドアインナパネル20の前フランジ20Aにはドアアウタパネル22の前フランジ22Aが接合されており、ドアインナパネル20の後フランジ20Bとドアアウタパネル22の前フランジ22Bとは離間されている。なお、ドアインナパネル20の基部20Cには貫通孔36が形成されており、この貫通孔36と対向するドアアウタパネル22の基部22Cの部位には貫通孔38が形成されている。
また、ドアフレーム12の縦枠部12Bにおける、ヒンジサイドパネル30の上下方向から見た断面形状は、開口部をドア幅方向外側へ向けたハット状とされており、ヒンジサイドパネル30の前フランジ30Aの前端にドア幅方向外側に向けて形成された屈曲部30Bが、ドアインナパネル20の前壁部20Dに対向している。また、ヒンジサイドパネル30の後フランジ30Cはドアインナパネル20の後フランジ20Bに接合されている。なお、ヒンジサイドパネル30の基部30Dには、ドアインナパネル20の貫通孔36と対向する部位に貫通孔40が形成されている。
また、ドアフレーム12の縦枠部12Bにおける、ドアミラーリインフォースメント32の上下方向から見た断面形状は、開口部をドア幅方向内側へ向けたハット状とされており、ドアミラーリインフォースメント32の前フランジ32Aは、ヒンジサイドパネル30の基部30Dにおける貫通孔40の後方側に接合されている。また、ドアミラーリインフォースメント32の後フランジ32Bはヒンジサイドパネル30の後フランジ30Cに接合されており、ドアミラーリインフォースメント32とヒンジサイドパネル30の後部とによって、ドアフレーム12の縦枠部12Bの後部に上下方向に延びる閉断面部48が形成されている。
図4に示される如く、ドアフレーム12の横枠部12Aの前部においては、ドアインナパネル20の上端縁部20Eとドアアウタパネル22の上端縁部22Dとがヘミング加工により結合されており、ドアインナパネル20の下端縁部20Fとドアアウタパネル22の下端縁部22Eとは離間されている。
ドアフレーム12の横枠部12Aの前部における、ヒンジサイドパネル30の前後方向から見た断面形状は、開口部をドア幅方向外側へ向けたく字状とされている。また、ヒンジサイドパネル30の下壁部30Eは、ドアインナパネル20の下端縁部20Fに接合されており、ヒンジサイドパネル30の下壁部30Eとドアアウタパネル22の下端縁部22Eとの間にはドアガラスが入る隙間50が形成されている。
ドアフレーム12の横枠部12Aの前部における、ドアミラーリインフォースメント32の前後方向から見た断面形状は、開口部をドア内幅方向内側へ向けたく字状とされており、ドアミラーリインフォースメント32の上壁部32Cの上端部に形成されたフランジ32Dが、ヒンジサイドパネル30の上壁部30Fの上部30Gに接合されている。また、ドアミラーリインフォースメント32の下壁部32Eの下端部に形成されたフランジ32Fはヒンジサイドパネル30の下壁部30Eの上部30Hに接合されており、ドアミラーリインフォースメント32とヒンジサイドパネル30とによって、ドアフレーム12の横枠部12Aに沿って延びる閉断面部52が形成されている。
また、この閉断面部52は図3に示されるドアフレーム12の縦枠部12Bに形成された閉断面部48と連続しており、閉断面部48、52はドアフレーム12の横枠部12Aと縦枠部12Bとの連結部12Cを跨いで形成されている。
図3に示される如く、ドアフレーム12の縦枠部12Bにおいては、ドアミラーリインフォースメント32における前フランジ32Aと後フランジ32Bとの間に、ドア幅方向の縦壁32G、32H、32Jが形成されており、これらの縦壁32G、32H、32によってドア幅方向内側からドア幅方向外側に向って負荷される荷重Fによる変形を防止するようになっている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
本実施形態では、ヒンジサイドパネル30のの上方側延設部とドアミラーリインフォースメント32とで構成される閉断面部48、52が、ドアインナパネル20とドアアウタパネル22とで構成されドアフレーム12における、ドアミラー取付部となる縦枠部12Bと、縦枠部12Bの後端上部に前端部が連結された横枠部12Aとの連結部12Cを跨いでいる。
この結果、本実施形態では、別途補強部材を設けること無く、ヒンジサイドパネル30とドアミラーリインフォースメント32とで構成される閉断面部48、52によって、ドアミラー取付部の上端部となるドアフレーム12における縦枠部12Bと横枠部12Aとの連結部12Cを補強できる。このため、部品点数を増加することなく、ドアミラー取付部の上端部の剛性を向上できる。
また、ドアフレーム12の縦枠部12Bにドア幅方向内側からドア幅方向外側に向って荷重Fが負荷された場合には、ドアミラーリインフォースメント32に形成したドア幅方向の縦壁32G、32H、32Jによって、ドアフレーム12の変形を防止することができる。
以上に於いては、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。
本発明の一実施形態に係る車両用ドアフレーム構造を示す車体斜め前方内側から見た斜視図である。 本発明の一実施形態に係る車両用ドアフレーム構造を示す車体斜め前方内側から見た分解斜視図である。 図1の3−3線に沿った拡大断面図である。 図1の4−4線に沿った拡大断面図である。 本発明の一実施形態に係る車両用ドアフレーム構造で適用されたフロントサイドドアを示す側面図である。
符号の説明
10 フロントサイドドア
12 ドアフレーム
12A ドアフレームの横枠部
12B ドアフレームの縦枠部
12C ドアフレームの横枠部と縦枠部との連結部
20 ドアインナパネル
22 ドアアウタパネル
30 ヒンジサイドパネル
32 ドアミラーリインフォースメント
48 閉断面部
52 閉断面部

Claims (1)

  1. ドアインナパネルとドアアウタパネルとで構成され、ドアミラー取付部となる縦枠部と、該縦枠部の後端上部に前端部が連結された横枠部と、を有する車両用ドアフレーム構造であって、
    前記ドアインナパネルとドアアウタパネルとの間に配設されたヒンジサイドパネルと、
    前記ドアインナパネルとドアアウタパネルとの間に配設され、前記ヒンジサイドパネルの上方側延設部とで閉断面部を構成するドアミラーリインフォースメントと、
    を有し、前記閉断面部が前記縦枠部と前記横枠部との連結部を跨いで形成されていることを特徴とする車両用ドアフレーム構造。
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