JP4296217B1 - 無線通信装置及び無線通信装置の設定方法 - Google Patents

無線通信装置及び無線通信装置の設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】無線設定情報の使用を所定の無線通信装置のみに制限すること。
【解決手段】無線通信を行うための無線制御部102を有する無線LAN機器1は、装置固有のIDやパスワード等の装置固有情報を含む情報が予め書き込まれているROM21を備えている。無線設定生成手段205は、ROM21に予め書き込まれている情報に基づいて、無線制御部102が所定のネットワークに接続するための設定情報を生成する。無線設定生成手段205が生成した設定情報は、無線設定記憶手段203に記憶される。無線設定登録手段202は、無線設定記憶手段203に記憶された装置固有情報を表示部5に表示する際に、ユーザには認識できないように表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線通信装置及び無線通信装置の設定方法に関する。
煩雑な無線LAN(Local Area Network)の接続やセキュリティの設定を簡単にするための技術として、AOSS(Airstation One-touch Secure System)や、WPS(WiFi Protected Setup)等がある。これらの技術を用いると、無線LANアクセスポイントのボタンと、無線通信装置のボタンを押すだけで無線LANの設定が完了する。しかしながら、駅やホテル等で提供されている公衆無線LANサービスを利用する場合、例えば無線LANアクセスポイントが天井などに取り付けられている等で、アクセスポイントのボタンが押しにくい場合がある。
また、公衆無線LANを利用するには、公衆無線LANサービスを提供している通信事業者から発行されたIDとパスワードを、ユーザの操作によって入力する必要がある。特に、キーボードを有さず、ソフトウェアキーボード等によって文字入力を行う小型の携帯型機器では、入力操作が煩雑になり、誤入力の可能性も高くなる。
このため、無線LAN接続の設定に必要な情報を、無線通信装置の製造時に予め記憶させておくことが考えられる。例えば特許文献1には、インターネットサービスプロバイダに発呼する際に必要な設定情報を設定情報領域に記憶するインターネット接続装置及び接続保証方法が記載されている。この設定情報の記憶は、メーカーがインターネット接続装置の出荷前に行ったり、ユーザの操作によって行われたりする。
特開2003−87427(段落0031、図2)
無線通信装置の製造時に書き込まれる設定情報は、無線LANサービスの提供者(プロバイダ)が提供するIDやパスワード等の無線LANの設定情報である。これらの設定情報がユーザに視認できるように表示されてしまうと、ユーザは、この設定情報を用いて他の装置からもネットワークに接続できるようになってしまう。
プロバイダが設定情報の使用に制限を設け、設定情報の使用を所定の機器のみに限定したい場合、設定情報の使用を制限できるような接続装置が必要となる。
本発明は、前記のような問題に鑑みなされたもので、設定情報の使用を所定の機器のみに制限可能な無線通信装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様による無線通信装置は、無線通信を行うための無線通信手段を具備する無線通信装置であって、装置固有情報を含む情報が予め書き込まれている第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段に予め書き込まれている情報に基づいて、前記無線通信手段が所定のネットワークに接続するための設定情報を生成する設定生成手段と、前記設定生成手段によって生成された設定情報を記憶する第2の記憶手段と、前記第2の記憶手段に記憶された前記設定情報を表示する際に、前記装置固有情報はユーザには認識できないように表示する第1の表示制御手段と、を備える。
本発明の無線通信装置によれば、設定生成手段は、第1の記憶装置に予め書き込まれている装置固有情報を含む情報に基づいて、無線通信手段が所定のネットワークに接続するための設定情報を生成し、第2の記憶手段が生成された設定情報を記憶する。第1の表示制御手段は、装置固有情報をユーザが認識できないように表示する。
ユーザは装置固有情報を認識できず、この設定情報を他の機器に入力することもできない。このため、設定情報が所定の無線通信装置以外の機器で利用されることを防止可能となる。
以下、図面を参照して本発明による無線通信装置の実施形態を説明する。
図1は、本発明の無線通信装置の実施形態に係る無線LAN通信機能を有する情報機器(無線LAN機器)1の電気的構成を示すブロック図である。無線LAN機器1としては、例えばPDA(Personal Digital Assistant)、PMP(Portable Media Player)、携帯電話等が用いられる。
この無線LAN機器1は、図示しないCPUや、メモリを有する制御部11を備えている。制御部11は、無線LAN機器1の各部の動作を制御する。
ユーザは、操作部3を操作して操作指示や選択指示を入力することができる。ユーザによる操作部3の操作に応じた制御信号は、バスを介して制御部11に送られる。表示部5は、例えば液晶ディスプレイからなり、制御部11からの指示に応じて動画や静止画、文字情報等の画像データを表示する。
制御部11には、ROM21が接続されている。ROM21は、制御部11がプレーヤ1の動作を制御するために実行するプログラムデータを予め記憶する。また、ROM21の所定の記憶領域には、後述する既定設定情報が無線LAN機器1の製造時に予め記憶される(図2参照)。
この無線LAN機器1は、外部装置との間でデータの受け渡しを行うことができる。無線制御部102は、無線LAN等の無線通信ネットワークに接続するために利用され、データの受け渡しは無線制御部102を介して行われる。無線制御部102は、2.4GHz帯の電波を用いた(高速)通信規格のプロトコルに準拠したブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)に対応していてもよいし、IEEE802.11a/b/g/nに準拠した汎用の無線LANに対応していてもよい。あるいはこの両方に対応していてもよい。無線LAN機器1は、無線LAN機器1から特定の範囲に位置し、所定の条件を満足するサーバコンピュータやパーソナルコンピュータ等の外部装置との間で、無線制御部102を介して、ワイヤレスに通信することができる。
無線LAN機器1には、無線制御部102を介して、外部装置からのデータが供給される。また、無線LAN機器1が有する図示しない記憶装置(ハードディスク装置やフラッシュメモリ等)に記憶されたデータが、無線制御部102を介して外部装置に供給されてもよい。
無線LAN機器1はまた、無線制御部102を介してアクセスポイントに無線接続し、アクセスポイントを介してインターネット等のネットワークに接続することが可能である。無線LAN機器1は、ネットワーク上に公開されている音声データ、画像データ、データコンテンツ等の様々なコンテンツをダウンロードすることもできる。ダウンロードされたコンテンツは記憶装置に格納される。また、無線LAN機器1は、ダウンロードされたコンテンツを再生することも可能である。コンテンツの再生は、ROM21に予め記憶されている所定の再生プログラムに従って行われる。
また、無線LAN機器1は、図示しないUSBポートを介して外部装置に接続され、外部装置との間でデータの受け渡しを行うことも可能である。
制御部11は、無線設定選択手段201、無線設定登録手段202、無線設定記憶手段203、無線設定手段204、無線設定生成手段205、設定読出手段206、タイマ207を備え、無線LANの設定を行い、無線LAN通信を制御する。
無線設定登録手段202、無線設定生成手段205及び設定読出手段206は、主に無線LAN接続に必要な設定情報の登録と、登録された設定情報の変更のために用いられる。無線設定記憶手段203は、登録された設定情報を記憶するメモリ部である。無線設定選択手段201は、ユーザによる選択指示を受け付け、無線設定手段204が選択に応じた設定を行う。また、タイマ207は、計時動作を行う。
次に、無線LAN機器1の動作について説明する。
無線通信機能を有する情報機器である無線LAN機器1では、通常は、以下のように無線LAN通信の設定を行なう。
まず、無線LAN機器1のユーザは、操作部3の操作により、使用したい無線LANアクセスポイントのネットワーク名(SSID)、セキュリティの種類、暗号化の種類、暗号化鍵等の設定情報を入力し、入力された設定情報の登録指示を無線設定登録手段202に与える。無線設定登録手段202は、操作部3の操作による設定情報の登録指示を受け付ける。無線設定登録手段202は、受け付けた無線LANアクセスポイントの設定情報を、無線設定生成手段205に送信する。無線設定生成手段205は、送られてきた設定情報を、無線制御手段102が使用可能な形式に変換する。変換された設定情報は、無線設定記憶手段203に記憶され、無線制御部102が無線LANアクセスポイントにアクセスするための設定情報として登録される。
無線設定記憶手段203に記憶された無線LANアクセスポイントの設定情報は、無線登録手段202によって読み出され、表示部5に表示されてユーザに提示することも可能である。既に無線設定記憶手段203に記憶されている他の無線LANアクセスポイントの設定があれば、無線設定登録手段202は、この設定情報を読み出して表示部5に表示してユーザに提示することもできる。
ユーザが操作部3を操作して、表示部5に表示された設定情報を編集することも可能である。無線設定登録手段202は、ユーザからの編集された設定情報の登録指示も受け付け、編集された設定情報を無線設定生成手段205に送る。無線設定生成手段205は、送られてきた設定情報を、無線制御手段102が使用可能な形式に変換し、無線設定記憶手段203に記憶する。
無線設定記憶手段203に記憶、登録された無線LAN設定情報を用いて無線LAN通信を行う場合は、以下のように行われる。
無線LAN通信を行う際には、無線設定選択手段201が、無線設定記憶手段203に登録されている無線LANアクセスポイントの情報を読み出し、表示部5に表示してユーザに提示する。
無線設定選択手段201が表示部5に表示してユーザに提示する無線LANアクセスポイントの情報は、無線LANアクセスポイントを識別できるものであればよく、例えばネットワークのサービス名のみが表示されてもよい。
ユーザは、操作部3を操作して、表示部5に表示された無線LANアクセスポイントから、所望のアクセスポイントを選択することができる。無線設定選択手段201は、ユーザの選択に応じて、選択された無線LANアクセスポイントの情報を無線設定手段204に送信する。
無線設定手段204は、送信されてきた設定情報に基づいて、無線制御部102の設定を行う。無線制御部102はこの設定に従って、選択された無線LANアクセスポイントに接続し、無線通信を行う。
以上のような通常の無線LANの接続設定では、無線LANアクセスポイントのネットワーク名(SSID)、暗号化鍵、暗号化の種類等、設定項目数が多く、また、PDA、PMP、携帯電話等の小型の携帯機器では、文字入力が難しい。このため、ユーザには無線LANが利用しづらいものとなっている。
そこで、以上のような通常の無線LAN設定に加えて、本実施形態による無線LAN機器1では、以下のような無線LAN通信の設定も行えるようにする。
本実施形態による無線LAN機器1のROM21に設けられた所定の記憶領域には、所定の公衆無線LANサービスの提供者(プロバイダ)によって提供されているネットワークを利用するための設定情報が、無線LAN機器1の製造過程において予め書き込まれている。この設定情報は、ネットワークを識別するための識別名(プロバイダが行っているサービスのサービス名等)及び、無線LAN機器1に固有のIDとパスワードを含む。ID及びパスワードに有効期間が設けられている場合には、この有効期間の情報もROM21に予め書き込まれている。
ここで、製造時にROM21に書き込まれるID及びパスワードは、無線LAN接続設定を簡略化して、ユーザが手軽に無線LANを体験できるようにプロバイダが用意した体験用のID及びパスワードであってもよい。ユーザは、無線LANの利用を体験して、必要だと思えば、正規のライセンス(正規のID及びパスワード)を取得する。このため、体験用のIDやパスワードには所定の有効期間が設けられ、ユーザが無線LAN機器1を用いて最初に公衆無線LANに接続してから一定の有効期間が過ぎてしまうと、この無線LAN機器1では、体験用のID及びパスワードでは公衆無線LANに接続できなくなるよう設定されることもある。また、このような体験用のID及びパスワードがユーザに視認可能であると、ユーザがこのIDとパスワードを読み取って他の装置でも利用することが考えられるが、これは、プロバイダの意図に反する場合がある。
以下では、予め製造時にその設定が書き込まれる無線LANサービスを既定ネットワークと称し、既定ネットワークの設定情報を既定設定情報と称する。
ROM21に充分な記憶容量が確保されていれば、既定ネットワークのアクセスポイントへの接続に必要な当該既定ネットワークのサービス名(識別名)、ネットワーク名(SSID)、暗号化鍵、ID、パスワード等全てを予め書き込んでおくことができる。一方、ROM21に充分な記憶容量が確保されていない場合は、既定ネットワークのサービス名と、無線LAN機器1に固有の情報であるID、パスワードのみが書き込まれていてもよい。
公衆無線LANサービスのネットワーク名、暗号化鍵、セキュリティの種類、暗号化の種類等は予め決まっており、長期に渡って変更されない。このため、無線設定生成手段205がこれらの情報を予め保持している場合、既定ネットワークのアクセスポイントに接続するためのサービス名、ID、パスワードのみがROM21の記憶領域に予め書き込まれていれば充分である。無線設定生成手段205は、保持している公衆無線LANサービスのネットワーク名、暗号化鍵等の情報に基づいて、ROM21に予め書き込まれたサービス名、ID及びパスワードに応じたその他の設定情報を生成できる。
あるいは、既定ネットワークの無線LAN通信設定をROM21の記憶領域に書き込まずに、予め無線設定記憶手段203に登録しておいてもよい。
図2は、無線LAN機器1の製造時にROM21に書き込まれる既定設定情報の一例を示す。図2の例では、既定ネットワークである公衆無線LANサービス(サービスA)のプロバイダが提供するID、パスワード及びその有効期間が予め記憶されている。
これらの既定ネットワークのアクセスポイントの設定情報は、無線LAN機器1の初回起動時にROM21から読み出されて設定される。図3は、無線LAN機器1の初回起動時に実行される、既定ネットワークの設定処理を示すフローチャートである。
この設定処理が起動されると、無線設定生成手段205は、既定ネットワークの無線LAN設定情報(既定設定情報)が既に無線設定記憶手段203に記憶され、登録されているか否かを判断する(ブロックA1)。既定設定情報が、既に無線設定記憶手段203に登録されている場合には(ブロックA1でYes)、処理を終了する。
既定設定情報が無線設定記憶手段203に登録されていない場合(ブロックA1でNo)、無線設定生成手段205は、ROM21から既定設定情報を読み出すよう、設定読出手段206に指示する。設定読出手段206は、ROM21の所定の記憶領域に記憶されている既定設定情報を読み出し、無線設定生成手段205に送る(ブロックA2)。無線設定生成手段205は、送られてきた既定設定情報に、ID及びパスワードが含まれているか否かを判断する(ブロックA3)。既定設定情報にID及びパスワードが含まれていない場合(ブロックA3でNo)、当該既定ネットワークのアクセスポイントに接続するための設定情報を無線設定生成手段205が生成することができないので、処理は終了する。
一方、既定設定情報にID及びパスワードが含まれている場合(ブロックA3でYes)は、無線設定生成手段205は、既定設定情報がID、パスワードに加えて、既定ネットワークのアクセスポイントに接続するために必要な情報全てを含んでいるか否かを判断する(ブロックA4)。
既定設定情報がサービス名、ID、パスワードに加えて、既定ネットワークのアクセスポイントに接続するために必要な情報全てを含んでいる場合(ブロックA4でYes)、無線設定生成手段205は、当該既定設定情報を無線制御手段102が使用可能な形式に変換し、無線設定記憶手段203に設けられた無線LAN設定情報テーブルに記憶して登録する(ブロックA5)。既定設定情報がID及びパスワードの有効期間情報も含んでいる場合には、この有効期間情報も無線LAN設定情報テーブルに記憶される。
既定ネットワークのアクセスポイントに接続するために充分な情報が、既定設定情報に含まれていない場合(ブロックA4でNo)、無線設定生成手段205は、既定設定情報に含まれるサービス名、ID及びパスワードに基づいて、既定ネットワークのネットワーク名、暗号化鍵といった設定情報を生成して無線制御手段102が使用可能な形式に変換し、無線LAN設定情報テーブルに記憶して登録する(ブロックA6)。既定設定情報に有効期間の情報が含まれている場合には、この有効期間情報も合わせて無線LAN設定情報テーブルに記憶される。
図4は、無線設定記憶手段203に設けられる無線LAN設定情報テーブルの一例を示す図である。図4で無線LAN設定情報テーブルに記憶されているのは、図2に示す既定設定情報を基に生成された、既定ネットワーク(サービスA)のアクセスポイントに接続するための設定情報である。ここで、既定ネットワークの設定情報には、既定ネットワークの設定情報であることを示す情報が付加されてもよい。また、無線LAN機器1が、この既定ネットワークに初めて接続する際には、その初回アクセスの日時が無線LAN設定情報テーブルに記憶される。
以上のように、無線LAN機器1の初回起動時に図3の設定処理が行われることで、ユーザ自身が無線LANに関する設定を行わなくても、既定ネットワークのアクセスポイントに接続するための設定情報が、無線設定記憶手段203に自動的に登録される。
従って、いったん無線LAN機器1の初回起動が行われて、既定ネットワークの設定情報が登録されると、無線設定選択手段201は、無線設定記憶手段203に記憶されている既定ネットワークの情報を読み出して表示部5に表示できる。ユーザは、操作部3を操作して表示された既定ネットワークを選択するだけで、無線LANネットワークを利用することが可能になる。
なお、無線LAN機器1からの接続に対して、IDとパスワードに基づいて認証処理を行なうプロバイダ側の認証サーバにも、無線LAN機器1のROM21に製造工程で書き込まれるものと同じIDとパスワードを予め登録しておく必要がある。無線LAN機器1が出荷される前に、無線LAN機器1の製造者によって当該認証サーバへの登録が行われてもよい。あるいは、プロバイダが認証サーバに予めIDとパスワードを登録し、登録されたIDとパスワードを無線LAN機器1の製造者に提供するようにしてもよい。予め認証サーバに登録されたIDとパスワードが、無線LAN機器1の製造時にROM21に書き込まれるため、ユーザによるIDとパスワードの入力を要せずに、無線LAN通信が可能となる。
次に、製造時に予めROM21に書き込まれた設定情報を、ユーザが無線LAN機器1以外の機器では使えないようにする方法について説明する。
製造時に予め書き込まれたIDとパスワードが他の無線LAN機器でも使用されることを、プロバイダが望まない場合がある。例えばMACアドレスを用いると、無線LAN機器を一意に特定することができる。このため、無線LAN機器1のMACアドレスと既定ネットワークのID及びパスワードをセットで管理することで、特定の無線LAN機器1でしかこの既定ネットワーク接続用のIDとパスワードを使用できないようにすることが可能である。ただし、このような管理方法では、認証を許可された全無線LAN機器のMACアドレスを認証サーバが管理する必要があり、認証サーバの負担が大きい。
このため、本実施形態による無線LAN機器1では、無線設定登録手段202が、無線設定記憶手段203から読み出した既定設定情報を表示する際に、以下のような処理が行われる。
図5は、設定情報を表示部5に表示する際に実行される表示処理のフローチャートである。
ユーザによる操作部3の操作によって、設定情報の表示指示を受信すると、無線設定登録手段202は、無線LAN設定情報テーブル(図4、図7参照)からユーザの指示に応じた設定情報を読み出す(ブロックB1)。
無線設定登録手段202は、読み出した設定情報が既定設定情報であるか否かを判断する(ブロックB2)。読み出された設定情報が既定設定情報ではないと判断された場合は(ブロックB2でNo)、パスワードのみを「*****」のようにアスタリスク等で表示し、他の情報はそのまま表示部5に表示する(ブロックB3)。すなわち、読み出された設定情報が既定情報でない場合、IDは表示部5に表示され、ユーザはIDを視認することができる。
一方、読み出された設定情報が既定設定情報であると判断された場合は(ブロックB4)、既定ネットワーク接続用のID及びパスワードが「*****」のようにアスタリスク等で表示される(ブロックB4)。IDとパスワード以外の情報は、表示部5にそのまま表示される。
このため、既定設定情報のIDに使用されている文字がユーザには認識できず、ユーザは、IDとパスワードを読み取って他の無線機器に入力することができない。ユーザには分からないようにIDとパスワードを表示することにより、ユーザがこの既定ネットワーク接続用のIDとパスワードを他の無線LAN機器で使用することを防ぐことができる。この場合、認証サーバにMACアドレスを登録して管理する必要が無いので、認証サーバの処理負荷が軽減される。
なお、上述の説明では、既定設定情報以外の場合でもパスワードをアスタリスク表示したが、パスワードもユーザに視認可能に表示してもよい。また、必要に応じて他の設定項目の情報もユーザには視認できないよう表示してもよい。
次に、ID及びパスワードの有効期間が切れた場合の処理について説明する。
製造時に書き込まれるIDとパスワードに対して、プロバイダが有効期間を設けることがある。本実施形態による無線LAN機器1では、有効期間が過ぎて接続できないことをユーザに提示するために、以下の処理を行うことができる。
無線LAN機器1を用いて無線LAN通信を行う場合、無線設定選択手段201が、無線設定記憶手段203に設定が記憶されている無線LANアクセスポイントの情報を読み出し、表示部5に表示する。ユーザは、操作部3を操作して、所望のアクセスポイントを選択する。ユーザによる無線LANアクセスポイントの選択に応じて、図6に示す有効期間の確認処理を行うことが可能である。
図6は、無線設定選択手段201がユーザによるアクセスポイントの選択を受信すると実行される有効期間確認処理のフローチャートである。
ユーザが操作部3を操作して所望のアクセスポイントを選択すると、無線設定選択手段201は、選択されたアクセスポイントのネットワークへの初めての接続であるか否かを判断する(ブロックC1)。選択されたネットワークへの始めての接続であるか否かは、無線LAN設定情報テーブルに記憶された当該ネットワークの設定情報に、初回アクセス日時が含まれるか否かに基づいて判断される。図7は、無線LAN設定情報テーブルに記憶されるデータの一例を示す図である。図7では、既知ネットワークであるサービスAの設定情報には初回アクセス日時の情報が含まれているが、サービスBの設定情報には初回アクセス日時の情報が含まれていない。この場合、選択されたアクセスポイントのネットワークがサービスAである場合、初回のアクセスではない(ブロックC1でNo)と判断されるが、選択されたネットワークがサービスBである場合は、初回のアクセスである(ブロックC1でYes)と判断される。
選択されたネットワークへの初めての接続であると判断された場合(ブロックC1でYes)、タイマ207が計時している現在日時が初回アクセス日時として無線LAN設定情報テーブルに記憶され(ブロックC2)、選択されたアクセスポイントへの接続処理が行われる(ブロックC3)。すなわち、無線設定選択手段201は、ユーザの選択に応じて、選択された無線LANアクセスポイントの情報を無線設定手段204に送信し、無線設定手段204は、送信されてきた設定情報に基づいて、無線制御部102の設定を行う。無線制御部102はこの設定に従って、選択された無線LANアクセスポイントに接続し、無線通信を行う。
初めてのアクセスではないと判断された場合(ブロックC1でNo)、選択されたアクセスポイントに接続するためのID及びパスワードの有効期間が無線LAN設定情報テーブルから読み出され、初回アクセス日時から既に有効期間が過ぎているか否かが、タイマ207が計時している現在時刻に基づいて判断される(ブロックC4)。有効期間が経過していない場合、あるいは有効期間が設定されていない場合は(ブロックC4でNo)、選択されたアクセスポイントへの接続処理が行われる(ブロックC3)。
有効期間が経過してしまい、期限切れとなっている場合は(ブロックC4でYes)、表示部5の表示によって期限切れであることをユーザに提示する(ブロックC5)。
このようにして、有効期間が過ぎた無線LAN設定に関して、期限切れで無線LANサービスを利用できないことがユーザに提示することが可能である。
上述の図6の有効期間確認処理は、無線設定選択手段201がユーザによるアクセスポイントの選択を受信すると実行されるとして説明された。しかしながら、期限が切れたかどうかは、無線設定記憶203に記憶された有効期間とタイマ207が計時する現在時刻とを定期的に比較して判断されてもよい。
次に、既定設定情報を再設定する処理について説明する。
無線LAN設定情報テーブル(図4、図7参照)に記憶された無線LANアクセスポイントの設定情報は、無線登録手段202によって読み出され、表示部5に表示されてユーザに提示される。ユーザは操作部3を操作して、表示部5に表示された設定情報を編集することができる。このため、ユーザが誤った操作を行って、既定ネットワークの体験用のID又はパスワードを書き換えて上書きしてしまうことが起こりうる。この結果、無線LAN機器1からは、公衆無線LANサービスに接続できなくなる。
このような場合、ユーザは、表示部3を操作して空白のID及びパスワードを無線設定登録手段202に登録する。これは、表示部5に表示されたID欄及びパスワード欄を空白のままにして、操作部3に設けられた所定の登録ボタンを押下する等の操作によって可能である。すると、以下のような手順で既定ネットワークに接続するためのID及びパスワードの再設定が可能となる。
図8は、既定ネットワークのアクセスポイントの再設定処理を示すフローチャートである。無線設定登録手段202は、ユーザが操作部3を操作して登録を指示した設定情報のID及びパスワードが空白であるか否かを判断する(ブロックD1)。ユーザが登録した設定情報に空白のID及び空白のパスワードが含まれていなければ(ブロックD1でNo)、ID及びパスワードの再設定は必要ないため、当該登録された情報が無線設定生成手段205によって変換され、無線LAN設定情報テーブルに記憶され(ブロックD2)、処理を終了する。
ユーザが登録した設定情報に空白のID及び空白のパスワードが含まれている場合は(ブロックD1でYes)、無線設定登録手段202は、空白のIDとパスワードを無線設定生成手段205に渡し、無線設定生成手段205は、ROM21に記憶されている既定ネットワークの設定情報(既定設定情報)を読み出すよう、設定読出手段206に指示する。設定読出手段206は、ROM21の所定の記憶領域に記憶されている既定設定情報を読み出して、無線設定生成手段205に送る(ブロックD3)。無線設定生成手段205は、既定設定情報がサービス名、ID、パスワードに加えて、既定ネットワークのアクセスポイントに接続するために必要な情報全てを含んでいるか否かを判断する(ブロックD4)。
既定設定情報がサービス名、ID、パスワードに加えて、既定ネットワークのアクセスポイントに接続するために必要な情報全てを含んでいる場合(ブロックD4でYes)、無線設定生成手段205は、既定設定情報を無線制御手段102が使用可能な形式に変換し、無線LAN設定情報テーブルに登録する(ブロックD5)。
既定ネットワークのアクセスポイントに接続するために充分な情報が、既定設定情報に含まれていない場合(ブロックD4でNo)、無線設定生成手段205は、既定設定情報に含まれるサービス名、ID及びパスワードに基づいて、既定ネットワークのネットワーク名、セキュリティの種類、暗号化の種類、暗号化鍵といった設定情報を生成して無線制御手段102が使用可能な形式に変換し、無線LAN設定情報テーブルに記憶する(ブロックD6)。
このように、空白のID及びパスワードを登録することで、既定ネットワークに接続するためのID及びパスワードの再設定が可能となる。
ユーザが既定ネットワークの正規のID及びパスワードを入手した後、この正規のID及びパスワードの有効期限が切れてしまったり、正規のIDやパスワードを誤って編集してしまったりするようなことが起こりうる。このような場合にも、既定の公衆無線LANサービスを使用するため、図8の再設定処理によって、ROM21に予め記憶された既定設定情報のID及びパスワードを再設定することもできる。
以上のように、本実施形態の無線LAN機器1では、無線LAN機器1の製造時に予め既定ネットワークのアクセスポイントに接続するための既定設定情報がROM21に書き込まれている。無線LAN機器1の初回起動時に、既定設定情報がROM21から読み出されて、無線設定記憶手段203に登録される。このため、ユーザが煩雑な無線LAN設定を行う必要はない。
本実施形態の無線LAN機器1によれば、既定設定情報に含まれるID及びパスワードを表示部5に表示する場合には、ID及びパスワードがユーザに分からないように表示する。このため、ユーザが読み取ったIDやパスワードを他の無線機器に入力することができなくなり、特定の無線LAN機器1以外の無線機器で既定設定情報のIDやパスワードが使用されることを防ぐことができる。
また、既定設定情報に含まれるID及びパスワードには有効期間が設定されている場合があるが、有効期間が経過した際には、表示部5の表示によって期限切れであることをユーザに知らせることができる。従って、ユーザは、機器の故障やネットワークの不具合等で接続できない場合と区別して、有効期限で接続できない場合を認識できるようになる。
また、本実施形態の無線LAN機器1では、空白のID及び空白のパスワードが入力された場合には、ROM21に記憶された既定設定情報が読み出されて、既定ネットワークに接続するためのID及びパスワードが復活し、再設定が可能となる。
本実施形態においては、図2に示すように、1つの公衆無線LANサービスの提供者(プロバイダ)が提供するIDやパスワード等の無線LANの設定情報が、無線LAN機器1の製造時にROM21に書き込まれた。しかしながら、複数の無線LANサービスの設定情報が予めROM21に書き込まれていてもよい。
無線LAN機器1の製造時にROM21に書き込まれるID及びパスワードが機器毎に設定されていれば、機器ごとの初回接続日時や接続回数等の情報は、認証サーバによって管理することも可能である。有効期間が過ぎており接続できないという情報が認証サーバから送られてきた場合に、表示部5の表示によって期限切れであることをユーザに知らせるようにしてもよい。
本実施形態では、既定ネットワークのアクセスポイントに接続するためのIDとパスワードを表示部5に表示する際に、IDとパスワードを「*****」のようにアスタリスク等で表示する例について説明した。しかしながら、表示の方法はアスタリスクに限られず、ユーザがIDとパスワードを認識できないような表示方法であればよい。また、IDとパスワードをユーザが視認できないように表示するとしたが、その他ネットワーク名(SSID)等の情報も、プロバイダの要求に応じて、ユーザが認識できないように表示してもよい。
本実施形態では、ネットワークに無線接続する例について説明した。しかしながら、ネットワークに有線接続するための設定情報が予め記憶されていてもよい。当該設定情報も図3及び図8に示す処理と同様の処理によって、設定及び再設定が可能である。また予め記憶される設定情報が有線接続のための設定情報である場合も、図5に示す処理と同様の処理によって、当該設定情報に含まれるID及びパスワードは、ユーザが認識できないように表示することができる。図6の処理と同様に有効期間の確認を行うこともできる。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
また、本発明は、コンピュータに所定の手段を実行させるための(あるいはコンピュータを所定の手段として機能させるための、あるいはコンピュータに所定の機能を実現させるための)プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体としても実施することもできる。
また、上述の説明は個々の実施例それぞれについて行ったが、複数の実施例を適宜組み合わせてもよい。
本発明の無線通信装置の実施形態に係る無線LAN通信機能を有する情報機器(無線LAN機器)の電気的構成を示すブロック図。 無線LAN機器の製造時にROMに書き込まれる既定設定情報の一例を示す図。 既定ネットワークの設定処理を示すフローチャート。 無線LAN設定情報テーブルに記憶されるデータの一例を示す図。 設定情報表示処理のフローチャート。 有効期間確認処理のフローチャート。 無線LAN設定情報テーブルに記憶されるデータの他の一例を示す図。 既定ネットワークのアクセスポイントの再設定処理を示すフローチャート。
符号の説明
3…操作部、5…表示部、11…制御部、21…ROM、102…無線制御部、201…無線設定選択手段、202…無線設定登録手段、203…無線設定記憶手段、204…無線設定手段、205…無線設定生成手段、206…設定読出手段、207…タイマ。

Claims (16)

  1. 無線通信を行うための無線通信手段を具備する無線通信装置であって、
    装置固有情報を含む情報が予め書き込まれている第1の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段に予め書き込まれている情報に基づいて、前記無線通信手段が所定のネットワークに接続するための設定情報を生成する設定生成手段と、
    前記設定生成手段によって生成された設定情報を記憶する第2の記憶手段と、
    前記第2の記憶手段に記憶された前記設定情報を表示する際に、前記装置固有情報はユーザには認識できないように表示する第1の表示制御手段と、
    を備える無線通信装置。
  2. 前記第1の記憶手段には、前記所定のネットワークの識別名が予め書き込まれ、
    前記設定生成手段は、前記所定のネットワークの識別名に基づいて、前記設定情報を生成する、請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記第1の表示制御手段は、前記第2の記憶手段に記憶された設定情報に含まれる文字を所定の記号に置き換えて表示する、請求項1に記載の無線通信装置。
  4. 前記装置固有情報は、少なくとも前記ネットワークに接続するためのIDとパスワードを含む、請求項1に記載の無線通信装置。
  5. 前記装置固有情報は、前記ネットワークに接続するためのID、パスワード、及び当該IDとパスワードの有効期間の情報を含み、
    前記有効期間が既に経過しているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段が、前記有効期間が既に経過していると判断した場合、有効期間が経過したことを表示する第2の表示制御手段と、
    を更に備える、請求項1に記載の無線通信装置。
  6. 計時動作を行うタイマを更に備え、
    前記第2の記憶手段は、前記無線通信手段が前記ネットワークに初めて接続した初回アクセス日時を記憶し、
    前記判断手段は、前記初回アクセス日時から前記有効期間が既に経過しているか否かを、前記タイマが計時する現在時刻に基づいて判断する、請求項5に記載の無線通信装置。
  7. ユーザの操作による設定情報の登録を受信する受信手段を更に備え、
    前記受信手段が所定の形式の設定情報を受信すると、前記設定生成手段が、前記第1の記憶手段に予め書き込まれている情報に基づいて、前記無線通信手段の設定情報を生成する、請求項1に記載の無線通信装置。
  8. 前記受信手段が空白のID及び空白のパスワードを含む情報を受信すると、前記設定生成手段が、前記第1の記憶手段に予め書き込まれている情報に基づいて、前記無線通信手段の設定情報を生成する、請求項7に記載の無線通信装置。
  9. 前記第1の記憶手段には、所定のネットワークに接続するための装置固有情報が、無線通信装置の製造時に書き込まれる、請求項1に記載の無線通信装置。
  10. 無線通信を行うための無線通信手段を具備する無線通信装置の設定方法であって、
    第1の記憶手段に予め書き込まれている、装置固有情報を含む情報に基づいて、前記無線通信手段が所定のネットワークに接続するための設定情報を生成し、
    前記生成された設定情報を第2の記憶手段に記憶し、
    前記第2の記憶手段に記憶された前記設定情報を表示する際に、前記装置固有情報はユーザには認識できないように表示する、
    無線通信装置の設定方法。
  11. 前記第1の記憶手段に予め書き込まれている情報は、前記所定のネットワークの識別名を含み、
    前記所定のネットワークの識別名に基づいて前記設定情報を生成する、請求項10に記載の無線通信装置の設定方法。
  12. 前記装置固有情報は、少なくとも前記ネットワークに接続するためのIDとパスワードを含む、請求項10に記載の無線通信装置の設定方法。
  13. 前記装置固有情報は、前記ネットワークに接続するためのID、パスワード、及び当該IDとパスワードの有効期間の情報を含み、
    前記有効期間が既に経過しているか否かを判断し、
    前記有効期間が既に経過していると判断された場合、有効期間が経過したことを表示する、
    請求項10に記載の無線通信装置の設定方法。
  14. タイマによって計時動作を行い、
    前記無線通信手段が前記ネットワークに初めて接続した初回アクセス日時を、前記第2の記憶手段に記憶し、
    前記初回アクセス日時から前記有効期間が既に経過しているか否かを、前記タイマが計時する現在時刻に基づいて判断する、請求項13に記載の無線通信装置の設定方法。
  15. ユーザ操作による設定情報の登録を受信し、
    所定の形式の設定情報を受信すると、前記第1の記憶手段に予め書き込まれている情報に基づいて、前記無線通信手段の設定情報を生成する、請求項10に記載の無線通信装置の設定方法。
  16. 前記第1の記憶手段には、所定のネットワークに接続するための装置固有情報が、前記無線通信装置の製造時に書き込まれる、請求項10に記載の無線通信装置の設定方法。
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