JP4295297B2 - 大型の動物の着ぐるみ - Google Patents

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Description

本発明は、リアルな動きが可能な大型の動物を模した着ぐるみ(又は、大型の動物の着ぐるみ)、特にその内部構造に関するものである。
着ぐるみとは、人体着用ぬいぐるみの略で、人間が着用可能な大型のぬいぐるみを意味する。特殊衣類や材料を用い、内部に人間が入り、全身を覆い、擬人化した動物、怪獣など架空の生物に姿を変える演出で、各種イベントや遊園地のエンターティメントショー、テレビ番組等で多く使用される。
恐竜の様な大型の動物の実物大の復元模型は、各種博覧会や博物館等で展示に供される場合が多い。そして、大型の動物の動く映像が必要な場合には、現在では、コンピューターグラフック(CG)でリアルな動きを実現することが可能であり、これは映画の特殊撮影等で良く利用されているところである。しかしながら、一方、遊園地やテーマパーク等で、あるいは舞台演劇等の場で、リアルな動きをする実物大の大型の動物の着ぐるみが求められる場合もある。
しかし、従来の着ぐるみ、例えば、恐竜の様な大型の動物を模した着ぐるみの場合には、前後左右に長く大きな形状であるためバランスが取りにくく、無理に動くと転倒の危険があり、実際に着用使用することが殆ど出来なかった。従来、例えば、胴体部の両側面に駆動機構を設けた、2足歩行可能な歩行動物玩具(特許文献1)、内部が空洞になった人形で、操作レバー等により色々な動きをする手動操り人形(特許文献2)、複数のパーツを身体に装着する着ぐるみ玩具(特許文献3)等の提案はあるが、リアルな動きのできる実物大の大型の動物の着ぐるみについては、本発明者の知る限り提案されたことはなかった。
特開平8−309037号公報 特開2002−52260号公報 特開平8−309037号公報
従って、本発明の課題は、リアルな動きをするあるいはリアルな動きのできる実物大の大型の動物の着ぐるみを提供することにある。
本発明の請求項1記載の発明は、頭口部、頸部、胴体部、足部及び尾部を有し、全体として骨格部分とそれを覆った表皮部分とから構成された大型の動物を模した着ぐるみであって、その胴体部と足部の内部は連通して、大人一人が直立して入れる程度の空洞となっており、その空洞内では、前記着ぐるみのほぼ平衡点に相当する位置で、背負子が、着ぐるみの骨格部分に固定・設置されていることを特徴とするリアルな動きが可能な大型の動物の着ぐるみである。
請求項2記載の発明は、空洞内に、頭口部と頸部の動きを操作するための手段が備えられていることを特徴とする請求項1記載の大型の動物の着ぐるみである。
請求項3記載の発明は、頭口部と頸部の動きを操作するための手段が、頭口部から胴体部の空洞まで延びた操作アーム(アーム部分とハンドルからなる)と、頸部から胴体部まで伸びたバネとから構成されていることを特徴とする請求項2記載の大型の動物の着ぐるみである。
請求項4記載の発明は、空洞内に、頭口部の口の開閉を操作するための手段が備えられていることを特徴とする請求項1記載の大型の動物の着ぐるみである。
請求項5記載の発明は、頭口部の口の開閉を操作するための手段が、頭口部から胴体部の空洞まで延びたワイヤー(ワイヤーロープを含む)と、その頭口部と反対側端末に付設されたレバーから構成されていることを特徴とする請求項4記載の大型の動物の着ぐるみである。
請求項6に記載された発明は、尾部の骨格部分が、尾部内部の空洞部分に尾部の骨格を模して配置された柔軟な板状部材と、該板状部材に一定の間隔を置いて固定・配置された、複数の発泡材のブロックから構成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の大型の動物の着ぐるみである。
請求項7に記載された発明は、足部が上げ底に構成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の大型の動物の着ぐるみである。
請求項8に記載された発明は、着ぐるみの表皮部分が、伸縮可能なゴムの薄膜と発泡材の組合せからなるものであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の大型の動物の着ぐるみである。
請求項9記載の発明は、大型の動物が、2足歩行可能な動物であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載の大型の動物の着ぐるみである。
請求項10の発明は、大型の動物が、恐竜であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項記載の大型の動物の着ぐるみである。
本発明の大型の動物を模した着ぐるみは、その内部は大人一人が直立して入れる程度の空洞となっており、中に入った人が空洞内で、着ぐるみのバランスを取れる位置に固定・設置された背負子を背負うことによって、大型の着ぐるみをバランス良く動かすことが可能となり、大型の動物のリアルな動きを安全に実現することができる。
本発明の着ぐるみは、頭口部、頸部、胴体部、足部及び尾部を有し、全体として骨格部分とそれを覆った表皮部分とから構成された大型の動物を模した着ぐるみである。図1に、本発明の、頭口部2、頸部3、胴体部4、足部5及び尾部6を有する大型の動物の例として、二足歩行の恐竜1の着ぐるみの全体像を示した(図1の詳細については実施例で説明する)。大型の動物とは、実在の動物であっても、各種キャラクターや怪獣等の架空の動物であっても、あるいは恐竜等の存在が科学的に裏付けられたようなものでも良い。また、4足であっても2足であっても良く、更には大型の鳥類も含む(鳥類の場合には、羽根部は胴体部に含むものとする)。本発明において好ましいのは、大型の動物が、2足歩行可能な動物又は4足であっても2足歩行も可能な動物である。中でも、各種の恐竜を模した着ぐるみが好ましい。
本発明の着ぐるみは、その形態に応じて細部は異なるが、基本的には、大型の動物の全体の形態を形成・維持するための骨格部分と、それを覆った皮膚を含む表層を表現する表皮部分とから構成される。そして、その胴体部と足部の内部は連通しており、大人一人が直立して入れる程度の空洞となっている必要があるが、その他の内部は、空洞であってもあるいはポリスチレン発泡材等の軽量の部材で形成されていても良い。骨格部分の構成は特に限定されるものではないが、全体の形態を形成・維持できる程度で、できるだけ軽量な構成・材質にする必要がある。
骨格部分の材質としては、木、竹等の天然材、ポリエチレン、ポリ塩化ビニール等のプラスチック、ポリスチレン、ポリウレタン等の発泡材、ガラス繊維や炭素繊維等を強化材としたFRP、アルミ等の軽量金属を挙げることができる。表皮部分の材質としては、伸縮可能なものが好ましく、各種布地、紙、各種のフイルム、各種のゴム、各種の発泡材等を用いることができる。本発明において、表皮部分の材質として特に好ましいのは、伸縮可能なゴムの薄膜とウレタン等の発泡材の組合せからなる材料である。着ぐるみは、軽量であればあるほどの好ましいものであるが、その重量には表皮部分の材質が最も寄与している。ゴムの薄膜とウレタン等の発泡材の組合せからなる材料で表皮部分を形成すると、全体の重量を著しく低減できるので、本発明においては非常に好ましい。
具体的には、例えば、ゴムのラテックスから形成された薄膜に、ウレタン等の発泡材を積層し接着させることによって、非常に軽量の合成シートを得ることができる。かかる合成シートを表皮部分に用いて、例えば、全長約6mの恐竜アロサウルスの着ぐるみを作ると、通常は全重量が60Kg程度になるものが、24〜5Kgに減量できる。そして、これを背負子で背負った場合、人の肩にかかる重量は16〜7Kg程度に抑えることができる。
本発明の着ぐるみは、その胴体部と足部の内部は連通しており、大人一人が直立して入れる程度の空洞となっている。その空洞部分に人が入り、そこに固定・設置されている背負子を背負うものである。背負子は、着ぐるみのほぼ平衡点、即ち、着ぐるみ全体を天秤棒と見た場合の支点に相当する位置で、着ぐるみの骨格部分を形成する部材の適当な位置に固定すれば良い。そして、その背負子で着ぐるみの重量を受け止めるのであるが、背負子は、着ぐるみのほぼ平衡点に配置されているので、着ぐるみの全重量が背負子にバランス良くかかることになり、それを背負った人は、安定して且つ安全に、大型の動物の前後左右の動きをリアルに実現することができる。
前記したように、本発明において着ぐるみのほぼ平衡点とは、着ぐるみ全体を天秤棒と見た場合の支点に相当する位置(支点近辺の上下の範囲を含む)を意味する。また、背負子(しょいこ)とは、荷物をくくりつけ又は載せて、背負い紐(ベルト)で人の背中に背負う形式の運搬具であるが、本発明においては、空洞内部に入った人が、背負子で着ぐるみを背負う構造に形成されている限り、その形状や材質、骨格部分への固定方法等は何ら制限されるものではない。
本発明の着ぐるみは、中に入って着ぐるみを着用する人の肩の位置に、着ぐるみの重心がくるようなてんびん様の構造に構成されているので、全体のバランスを取ることが容易であり、従来よりも、例えば、5〜10倍も大きなサイズの着ぐるみを着用・運用することができる。
本発明の着ぐるみの空洞内(人が直立して入る空洞内)には、頭口部と頸部の動きを操作する手段や、頭口部の口の開閉を操作するための手段を備えることもできる。着ぐるみ全体を動かす他に、頭口部と頸部、あるいは口も動かすことによって、大型の動物のよりリアルな動きを実現することができる。
頭口部と頸部の動きを操作するための手段としては、頭口部から胴体部の空洞まで(人の手が届く位置まで)延びた操作アーム(アーム部分とハンドルからなる)と、頸部から胴体部まで伸びたバネとから構成されているものが好ましい。具体的には、例えば、図2に示したような手段が好ましい。図2において、12は操作アームのアーム部分であり、アルミ等の金属やプラスチック等の棒又はパイプ状の部材である。アームの先端部は係止点21で頭口部に回動可能に係止され、他端側にはハンドル13が付設されており、支軸22で胴体部に回動可能に係止されている。頭口部2と頸部3及び頸部3と胴体部4は、それぞれ蝶番23と24で、上下の動きが可能なように連結されている。
以上のように頭口部と頸部と胴体部は、21、22、23、24を頂点とする仮想の変形自在の(ほぼ)平行四角形の頂点で連結されている。そして更に、頸部と胴体部の間には、バネ17が張設されている。このバネ17の係止点の位置は、バネが頸部と胴体部の間に張設されている限り特に制限はないが、上記仮想の平行四辺形の下辺23、24と、交差するように張設する必要がある。なお、図2では、バネ17は1本しか示されていないが、操作アームの両側(図面では表と裏側)に2本張設するのが好ましい。
頭口部と頸部の動きを操作するための手段が以上のように構成されていると、図2において、ハンドルをA方向に動かすと、頸部が持ち上がり、ハンドルをB方向に動かすと、頸部が下がる動きを実現できる。そして、その際、平行四角形は維持されているので、頭口部は常に前向きに維持されており、うつむく状態にならないので、動物のリアルな動きが実現できる。更に、平行四辺形の下辺と交差して張設されたバネの効果で、頭口部と頸部の動きが軽くなり、ハンドル操作が非常に容易になるのである。
本発明において、頭口部の口の開閉を操作するための手段としては、頭口部から胴体部の空洞まで(人の手が届く位置まで)延びたワイヤー(ワイヤーロープを含む)と、その頭口部と反対側端末に付設されたレバーからなるものが好ましい。具体的には、例えば、図2に示したような、自転車のリムブレーキに用いられるワイヤーとレバーからなる操作手段が好ましい。図2において、16はワイヤーであり、通常は、プラスチックの鞘でカバーされている。20はレバーである。ワイヤーのレバーと反対側の端末は、可動片19に連結されており、可動片19は頭口部2の下顎部分に係止されている。頭口部2の上顎部分と下顎部分は、蝶番18で開閉可能に連結されており、レバー20を引き締めない状態では、下顎部分がフリーな状態(口が開いた状態)になっている。そして、空洞に入っている人がレバー20を操作することによって、ワイヤーの動きを介して可動片19が下顎部分を上下させ、口の開閉を行うような構造になっている。
本発明においては、尾部の骨格部分が、尾部内部の空洞部分に尾部の骨格を模して配置された柔軟な板状部材と、この板状部材に一定の間隔を置いて固定・配置された、複数の発泡材のブロックから構成されているものが好ましい。尾部の骨格部分をこのように構成することによって、更にリアルな動きが可能となる。柔軟な板状部材としては、例えば、プラスチックやゴム等の板状部材が用いられる。これらは、大型動物の尾の部分の骨格に相当するもので、尾部内部の空洞部分のほぼ中心線に沿った部分に配置される。例えば、恐竜の尾部の場合は、この板状部材は、尾の付け根から尾の末端側へ向かって徐々に狭く(小さく)なっている。
前記板状部材には、一定の間隔をおいて、複数の、例えば、発泡ポリスチレンのブロックが固定・配置される。固定・配置の仕方は、例えば、板状部材が、ブロックのほぼ中心部を串刺する形式のものでも良い。あるいはまた、図3に示したように、断面が半楕円形のブロック15を対照に、板状部材14の両側から貼り合わせた形式のものでも良い。図3において、25は各ブロック間の隙間を示している。いずれにしろ、板状部材とブロックの全体は、表皮部分の材料で覆われて尾部を形成する。ブロックの個数は必要に応じ任意であるが、ブロック間の間隔は、柔軟な板状部材の動きに伴い、各ブロックがお互いに妨げられることなく自由に動ける程度の間隔である必要がある。ブロックの形状は特に限定されないが、通常は断面が円形又は楕円形のブロックで良く、例えば、恐竜の尾部の場合は、ブロックは、尾の付け根から尾の末端側へ向かって徐々に小さいものを、適当な数だけ配置すれば良い。
本発明の着ぐるみは、胴体腹部の空洞内で、着ぐるみのほぼ平衡点に相当する位置に固定・設置された背負子と共に、前記尾部の構造にも特徴があり、両者があいまって大型の動物のリアルな動きを、安定的に再現できるという特徴があるものである。
また、本発明の着ぐるみは、足部が上げ底に構成されているものが好ましい。このような足部にすることによって、大型動物のよりリアルな動きやフォルムを実現できる。
本発明の着ぐるみを、実際に中に人が入って動かす場合には、着ぐるみの適当な位置にテレビカメラを設置し、内部でモニターを見ながら自発的に動かしても良いし、あるいは、外部の誘導者との間で無線による交信を行い、その指示に基づいて動くようにしても良い。
本発明の一例を図を参照しながら説明する。図1は頭口部2、頸部3、胴体部4、足部5及び尾部6を有する大型の動物の例として、二足歩行の恐竜1の着ぐるみの全体像を示す図である。図1は、恐竜の着ぐるみの説明のために、内部構造が分かるように描かれている。恐竜1の胴体部4と足部5の内部は大人一人が直立して入れる程度の空洞7となっている。空洞7内には、着ぐるみのほぼ平衡点に相当する位置8に背負子9が固定・設置されている。足部5は上げ底になっている。図1において、着ぐるみの骨格部分は一部を除き省略されている。また、着ぐるみの表皮部分10の材質は、ゴムの薄膜と発泡体の組合せからなる伸縮可能なものである。
図1では、前記空洞7に入った人11が、背負子9を背中に背負っている様子を示している。この空洞7内には、恐竜の頭口部と頸部の動きを操作するための手段が備えられている。前記手段は、頭口部から胴体部の空洞まで(人の手が届く位置まで)延びた操作アーム(アーム部分12とハンドル13からなる)と、頸部と胴体部の間に張設されたバネ17とから構成されている。かかる手段の構成、効果の詳細は、図2の説明において前述したとおりである。
また、前記空洞7内には、頭口部の口の開閉を操作するための手段が備えられている。前記手段は、頭口部から胴体部の空洞まで(人の手が届く位置まで)延びたワイヤー16と、その頭口部と反対側端末に付設されたレバー20から構成されている。かかる手段の構成、効果の詳細も、図2の説明において前述したとおりである。空洞7に入った人11は、操作アームのハンドル13とワイヤーのレバー20を操作することによって、頭口部2と頸部3の上下の動きと、口部の開閉を自由に且つ容易に行うことができる。
図1において、尾部6の骨格部分は、尾部内部の空洞部分のほぼ中央部分に配置された柔軟なポリエチレン、塩化ビニール等のプラスチック製の板状部材14と、板状部材14に一定の間隔を置いて固定・配置された、複数のポリスチレン等の発泡材のブロック15から構成されている。かかる構成を取ることによって、特に人の操作を加えなくても、尾部としての自然な動きが発現できる。
前記のごとき構成の恐竜の着ぐるみは、長さが約6mのもので、全体の重量が約24Kgで、中に入った人の背負子には17Kg程度の負荷しかかからず、非常に安定で、恐竜らしいリアルな動きが容易に実現できた。
本発明の着ぐるみは、その内部構造を、着ぐるみを着用・運用する人の背中に重心がかかる天秤様の構造とすることによって、今まで、転倒などの危険があり着用・運用が殆ど不可能であった、人体のサイズをはるかに越えた着ぐるみの一人での着用・運用を可能とした。従って、本発明の着ぐるみは、遊園地やテーマパークあるいはテレビ番組等でのエンターティメントショーで用いることができるのはもちろん、その動きがリアルであることから、舞台演劇や映画の特殊撮影においても広く利用することができる。
二足歩行の恐竜の着ぐるみの全体像を示すと共に、内部構造を説明するための図である。 図1の恐竜の着ぐるみの、頭口部と頸部と胴体部との連結関係を説明するための図である。 図1の恐竜の着ぐるみの、尾部の骨格部分の構造を説明するための図である。
符号の説明
1 恐竜
2 頭口部
3 頸部
4 胴体部
5 足部
6 尾部
7 空洞
8 着ぐるみのほぼ平衡点に相当する位置
9 背負子
10 表皮部分
11 人
12 操作アームのアーム部分
13 ハンドル
14 板状部材
15 発泡材のブロック
16 ワイヤー
17 バネ
18 蝶番
19 可動片
20 レバー
21 係止点
22 支軸
23、24 蝶番
25 ブロック間の隙間

Claims (10)

  1. 頭口部、頸部、胴体部、足部及び尾部を有し、全体として骨格部分とそれを覆った表皮部分とから構成された大型の動物を模した着ぐるみであって、その胴体部と足部の内部は連通して、大人一人が直立して入れる程度の空洞となっており、その空洞内では、前記着ぐるみのほぼ平衡点に相当する位置で、背負子が、着ぐるみの骨格部分に固定・設置されていることを特徴とするリアルな動きが可能な大型の動物の着ぐるみ。
  2. 空洞内に、頭口部と頸部の動きを操作するための手段が備えられていることを特徴とする請求項1記載の大型の動物の着ぐるみ。
  3. 頭口部と頸部の動きを操作するための手段が、頭口部から胴体部の空洞まで延びた操作アームと、頸部から胴体部まで伸びたバネとから構成されていることを特徴とする請求項2記載の大型の動物の着ぐるみ。
  4. 空洞内に、頭口部の口の開閉を操作するための手段が備えられていることを特徴とする請求項1記載の大型の動物の着ぐるみ。
  5. 頭口部の口の開閉を操作するための手段が、頭口部から胴体部の空洞まで延びたワイヤーと、その頭口部と反対側端末に付設されたレバーから構成されていることを特徴とする請求項4記載の大型の動物の着ぐるみ。
  6. 尾部の骨格部分が、尾部内部の空洞部分に尾部の骨格を模して配置された柔軟な板状部材と、該板状部材に一定の間隔を置いて固定・配置された、複数の発泡材のブロックから構成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の大型の動物の着ぐるみ。
  7. 足部が上げ底に構成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の大型の動物の着ぐるみ。
  8. 着ぐるみの表皮部分が、伸縮可能なゴムの薄膜と発泡材の組合せからなるものであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の大型の動物の着ぐるみ。
  9. 大型の動物が、2足歩行可能な動物であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載の大型の動物の着ぐるみ。
  10. 大型の動物が、恐竜であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項記載の大型の動物の着ぐるみ。











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