JP4293630B1 - 密閉電動圧縮機及びその部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、ガスケットを用いずにガラス端子ユニットとケーシングの間の気密を確保することが可能な密閉電動圧縮機の製造方法、密閉電動圧縮機及びその部品を提供することである。
【解決手段】結合部品36Aは、ガラス端子ユニット37を密閉電動圧縮機のケーシング31に結合する。ケーシング31はアルミニウム合金により形成される。ガラス端子ユニット37は、貫通孔61aが設けられた鉄合金の第1部材60と、貫通孔61aに通された電極64と、電極64と第1部材60の間の隙間を封止するガラス66とを備える。結合部品36Aは、アルミニウム合金材50と、アルミニウム合金とは異なる第1金属により形成された第1金属材40とを具備する。アルミニウム合金材50と第1金属材40の間に冶金的接合部75が形成される。
【選択図】図3

Description

本発明は、冷凍システム及び空調システムの密閉電動圧縮機に関し、特に、車両用の冷凍システム及び空調システムの密閉電動圧縮機に関する。
車両には、軽量化のためにアルミニウム材料が多用される。例えば、車両用空調システムの電動圧縮機には、アルミニウム材料の密閉容器が用いられる。密閉容器は、圧縮機構と圧縮機構を駆動する電動モータとを収容する。そのため、冷媒の漏れが防がれる。密閉容器には、電動モータに給電するためのターミナルが設けられる。ターミナルと密閉容器の間の結合構造には、密閉容器内外の圧力差に耐える強度と、冷媒の漏れを防ぐ気密とが要求される。
特許文献1によれば、鉄系材料で構成されるターミナルをアルミニウム系材料で構成される密閉容器に溶接することが困難であることが知られている。特許文献1には、溶接のために加熱するとアルミニウム系材料で構成された密閉容器の強度が低下したり、変形したりするので、ターミナルを密閉容器に溶接するだけでは十分な強度を確保できない恐れがあることが記載されている。特許文献1は、ターミナルと密閉容器の間にシール材又はガスケットを介在させて、ターミナルを密閉容器に締結する方法を開示している。
特許文献2は、ターミナルと密閉容器の間にガスケットを介在させて、ターミナルを密閉容器に締結する方法を開示している。
ガスケットを用いてターミナルと密閉容器の間の気密を確保する場合、ターミナルを密閉容器に結合する工程が複雑になる。また、ターミナルと密閉容器の間にガスケットを挟んで押さえつける構造が必要であるため、電動圧縮機の重量が増加する。
特開2005−220794号公報 特開2005−155369号公報
本発明の目的は、ガスケットを用いずにガラス端子ユニットとケーシングの間の気密を確保することが可能な密閉電動圧縮機の製造方法、密閉電動圧縮機及びその部品を提供することである。
以下に、(発明を実施するための最良の形態)で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、(特許請求の範囲)の記載と(発明を実施するための最良の形態)との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、(特許請求の範囲)に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明による密閉電動圧縮機の部品は、ガラス端子ユニット(37)を密閉電動圧縮機(20)のケーシング(30)に結合するための結合部品(36A〜36E)である。前記ケーシングはアルミニウム合金により形成される。前記ガラス端子ユニットは、貫通孔(61a)が設けられた鉄合金の第1部材(60)と、前記貫通孔に通された電極(64)と、前記電極と前記第1部材の間の隙間を封止するガラス(66)とを備える。前記結合部品は、アルミニウム合金材(50、57、90)と、アルミニウム合金とは異なる第1金属により形成された第1金属材(40、52、58、95)とを具備する。前記アルミニウム合金材と前記第1金属材の間に第1冶金的接合部が形成される。
したがって、アルミニウム合金材と第1金属材の間の気密が第1冶金的接合部により確保される。
後述のように第1金属材が鉄合金で形成される場合、第1金属材を鉄合金で形成されている第1部材に溶接することで、結合部品とガラス端子ユニットの間の結合強度と気密が確保される。アルミニウム合金材をケーシングに溶接することで、結合部品とケーシングの間の結合強度と気密が確保される。アルミニウム合金材と第1金属材の間の結合強度は、冷しばめや箍締めのような機械的接合法により確保することが可能である。アルミニウム合金材がケーシングと別部材であり、第1金属材がガラス端子ユニットと別部材であるため、このような機械的接合法を結合部品に適用することが容易である。
後述のように第1金属材が鉄合金ともアルミニウム合金とも異なる第三の金属で形成され、第1金属材が鉄合金材に冶金的接合法により結合される場合、鉄合金材を鉄合金の第1部材に溶接することで、結合部品とガラス端子ユニットの間の結合強度と気密が確保される。アルミニウム合金材をケーシングに溶接することで、結合部品とケーシングの間の結合強度と気密が確保される。第三の金属を適当に選択することで、第1金属材と鉄合金材の間の結合強度と気密が確保され、第1金属材とアルミニウム合金材の間の結合強度と気密が確保される。第三の金属は、例えば、線膨張係数が鉄合金とアルミニウム合金の間の金属である。
後述のように第1金属材が鉄合金ともアルミニウム合金とも異なる第三の金属で形成され、第1金属材が鉄合金の第1部材に冶金的接合法により結合される場合、アルミニウム合金材をケーシングに溶接することで、結合部品とケーシングの間の結合強度と気密が確保される。第三の金属を適当に選択することで、結合部品とガラス端子ユニットの間の結合強度と気密が確保され、第1金属材とアルミニウム合金材の間の結合強度と気密が確保される。
前記アルミニウム合金材はアルミニウム合金管(50)である。前記第1金属材は鉄合金管(40)である。前記アルミニウム合金管は機械的接合法により前記鉄合金管に固定される。
前記アルミニウム合金管の外周面(50a)と前記鉄合金管の内周面(40a)との間に前記第1冶金的接合部が形成される。前記アルミニウム合金管は冷しばめにより前記鉄合金管に固定される。
前記アルミニウム合金管の外周面(50a)と前記鉄合金管の内周面(40a)との間に前記第1冶金的接合部が形成される。前記アルミニウム合金管は前記鉄合金管にねじ込まれて固定される。
前記鉄合金管の外周面(40b)と前記アルミニウム合金管の内周面(50b)との間に前記第1冶金的接合部が形成される。前記アルミニウム合金管及び前記鉄合金管は、前記アルミニウム合金管の外側に配置される箍(55)により互いに固定される。
前記結合部品は、鉄合金管(40)を更に具備する。前記アルミニウム合金材はアルミニウム合金管(50)である。前記第1金属材は第1金属管(52)である。前記アルミニウム合金管の外周面(50a)と前記第1金属管の内周面(52b)との間に前記第1冶金的接合部が形成される。前記第1金属管を形成する前記第1金属は、線膨張係数がアルミニウム合金及び鉄合金の間である。前記第1金属管及び前記アルミニウム合金管は複合管(51)を形成する。前記複合管は機械的接合法により前記鉄合金管に固定される。前記第1金属管の外周面(52a)と前記鉄合金管の内周面(40a)との間に第2冶金的接合部が形成される。
前記複合管はクラッド材である。
前記第1金属材を形成する第1金属は、線膨張係数がアルミニウム合金及び鉄合金の間である。前記アルミニウム合金材及び前記第1金属材はクラッド材(56、36E)を形成する。
前記結合部品は、鉄合金材(45)を更に具備する。前記第1金属材と前記鉄合金材とが第2冶金的接合部により面接合される。
前記第1部材は、前記貫通孔が設けられた円板部分(61)と、前記円板部分に結合された鍔部分(62)とを備える。前記鍔部分は、外側円錐面(62a)を備える。前記鉄合金管は、前記アルミニウム合金管に結合された円筒部分(42)と、大径側が前記円筒部分に結合した円錐部分(41)とを備える。前記円錐部分の内側面(41a)の形状は前記外側円錐面の形状に対応する。
本発明による密閉電動圧縮機は、圧縮機構(35)と、前記圧縮機構を駆動する電動モータ(34)と、前記圧縮機構及び前記電動モータを収容したアルミニウム合金のケーシング(30)と、前記電動モータに電力を供給するためのガラス端子ユニット(37)と、結合部品(36A〜36E)とを具備する。前記ガラス端子ユニットは前記結合部品を介して前記ケーシングに結合される。前記ガラス端子ユニットは、貫通孔(61a)が設けられた鉄合金の第1部材(60)と、前記貫通孔に通された電極(64)と、前記電極と前記第1部材の間の隙間を封止するガラス(66)とを備える。前記結合部品は、前記ケーシングに溶接されたアルミニウム合金材(50、57、90)と、アルミニウム合金とは異なる第1金属により形成された第1金属材(40、52、58、95)とを備える。前記アルミニウム合金材と前記第1金属材の間に第1冶金的接合部が形成される。
本密閉電動圧縮機において、前記アルミニウム合金材と前記第1金属材との接合部を覆う塗装皮膜(80)が形成される。
前記結合部品は、本密閉電動圧縮機の吸入側に結合される。
前記圧縮機構は、二酸化炭素冷媒を圧縮する。
本密閉電動圧縮機は、車両(10)に搭載される。
本発明による密閉電動圧縮機の製造方法は、アルミニウム合金のケーシング部材(31)とガラス端子ユニット(37)とを結合する結合部品(36A〜36E)を製造するステップを具備する。前記ケーシング部材は、電動モータ(34)と前記電動モータによって駆動される圧縮機構(35)とを収容するケーシング(30)の少なくとも一部を形成する。前記ガラス端子ユニットを介して前記電動モータに電力が供給される。前記ガラス端子ユニットは、貫通孔(61a)が設けられた鉄合金の第1部材(60)と、前記貫通孔に通された電極(64)と、前記電極と前記第1部材の間の隙間を封止するガラス(66)とを備える。前記結合部品を製造する前記ステップは、アルミニウム合金材(50、57、90)と、アルミニウム合金とは異なる第1金属により形成された第1金属材(40、52、58、95)との間に、第1冶金的接合部を形成するステップを含む。
前記アルミニウム合金材はアルミニウム合金管(50)である。前記第1金属材は鉄合金管(40)である。前記結合部品を製造する前記ステップは、機械的接合法により前記アルミニウム合金管を前記鉄合金管に固定するステップを更に具備する。
前記アルミニウム合金管を前記鉄合金管に固定する前記ステップにおいて、前記アルミニウム合金管の外周面(50a)と前記鉄合金管の内周面(40a)とが密着するように、冷しばめにより前記アルミニウム合金管を前記鉄合金管に固定する。前記第1冶金的接合部を形成する前記ステップにおいて、前記アルミニウム合金管の外周面(50a)と前記鉄合金管の内周面(40a)との間に前記第1冶金的接合部を形成する。
前記アルミニウム合金管を前記鉄合金管に固定する前記ステップにおいて、前記アルミニウム合金管の外周面(50a)と前記鉄合金管の内周面(40a)とが密着するように、前記アルミニウム合金管を前記鉄合金管にねじ込んで固定する。前記第1冶金的接合部を形成する前記ステップにおいて、前記アルミニウム合金管の外周面(50a)と前記鉄合金管の内周面(40a)との間に前記第1冶金的接合部を形成する。
前記アルミニウム合金管を前記鉄合金管に固定する前記ステップにおいて、前記鉄合金管の外周面(40b)と前記アルミニウム合金管の内周面(50b)とが密着するように、前記アルミニウム合金管の外側に配置される箍(55)を用いる箍締めにより前記アルミニウム合金管を前記鉄合金管に固定する。前記第1冶金的接合部を形成する前記ステップにおいて、前記鉄合金管の外周面(40b)と前記アルミニウム合金管の内周面(50b)との間に前記第1冶金的接合部を形成する。
前記アルミニウム合金材はアルミニウム合金管(50)である。前記第1金属材は第1金属管(52)である。前記第1金属管を形成する前記第1金属は、線膨張係数がアルミニウム合金及び鉄合金の間である。前記第1冶金的接合部を形成する前記ステップにおいて、前記アルミニウム合金管の外周面(50a)と前記第1金属管の内周面(52b)とが前記第1冶金的接合部により接合した複合管(51)を形成する。前記結合部品を製造する前記ステップは、前記第1金属管の外周面(52a)と鉄合金管の内周面(40a)とが密着するように、機械的接合法により前記複合管を前記鉄合金管に固定するステップと、前記第1金属管の外周面(52a)と前記鉄合金管の内周面(40a)との間に第2冶金的接合部を形成するステップとを含む。
密閉電動圧縮機の製造方法は、前記鉄合金管を前記第1部材に溶接するステップを更に具備する。
前記第1金属材を形成する第1金属は、線膨張係数がアルミニウム合金及び鉄合金の間である。前記第1冶金的接合部を形成する前記ステップにおいて、前記アルミニウム合金材と前記第1金属材とが張り合わされたクラッド材(56、36E)を形成する。
前記結合部品を製造する前記ステップは、前記第1金属材と鉄合金材(45)とを冶金的接合法により面接合するステップを更に具備する。
密閉電動圧縮機の製造方法は、冶金的接合法により前記第1金属材を前記第1部材に結合するステップを更に具備する。
密閉電動圧縮機の製造方法は、前記鉄合金材を前記第1部材に溶接するステップを更に具備する。
密閉電動圧縮機の製造方法は、前記アルミニウム合金材を前記ケーシング部材に溶接するステップを更に具備する。
密閉電動圧縮機の製造方法は、前記アルミニウム合金材と前記第1金属材との接合部を覆う塗装皮膜(80)を形成するステップを更に具備する。
前記第1冶金的接合部を形成する前記ステップは、前記鉄合金管と前記アルミニウム合金管とをロウ付けするステップを含む。
前記第1冶金的接合部を形成する前記ステップは、前記鉄合金管と前記アルミニウム合金管との間に合金層が形成されるように、前記鉄合金管と前記アルミニウム合金管とを互いに押し付けた状態で相対的に回転させるステップを含む。
前記第1冶金的接合部を形成する前記ステップは、前記鉄合金管と前記アルミニウム合金管とを互いに押し付けた状態で非酸化性雰囲気中で加熱するステップを含む。
密閉電動圧縮機の製造方法は、前記圧縮機構に二酸化炭素冷媒を供給するステップを更に具備する。
本発明によれば、ガスケットを用いずにガラス端子ユニットとケーシングの間の気密を確保することが可能な密閉電動圧縮機の製造方法、密閉電動圧縮機及びその部品が提供される。
添付図面を参照して、本発明による密閉電動圧縮機の製造方法、密閉電動圧縮機及びその部品を実施するための最良の形態を以下に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る車両10を示す。車両10は、電気自動車又はハイブリッド車である。車両10は、車輪11と、電動モータ12と、バッテリ13と、空調システム14を備える。電動モータ12は、バッテリ13から電力を供給されて車輪11を駆動する。空調システム14は、電動圧縮機20と、第1熱交換器21と、膨張弁22と、第2熱交換器23を備える。電動圧縮機20、第1熱交換器21、膨張弁22及び第2熱交換器23は、冷凍サイクルを形成するように接続されている。電動圧縮機20及び第1熱交換器21は、配管24を介して接続されている。第1熱交換器21及び膨張弁22は、配管25を介して接続されている。膨張弁22及び第2熱交換器23は、配管26を介して接続されている。第2熱交換器23及び電動圧縮機20は、配管27を介して接続されている。なお、空調システム14は、冷凍システムであってもよい。
電動圧縮機20は、バッテリ13から電力を供給されて冷媒を圧縮し、圧縮した冷媒を第1熱交換器21に配管24を介して送り出す。冷媒は、第1熱交換器21において冷却される。冷却された冷媒は、膨張弁22を通過したのち、第2熱交換器23に流入する。冷媒は、第2熱交換器23において外部から熱を吸収する。熱を吸収した冷媒は、配管27を介して電動圧縮機20に戻る。
電動モータ12は、発電機を兼ねており、車両10の減速時に制動エネルギーを利用して発電し、バッテリ13を充電する。したがって、エネルギーが有効利用される。
車両10がハイブリッド車である場合、車両10は、車輪11を駆動するためのエンジン(不図示)を更に備える。
図2は、第1の実施形態に係る電動圧縮機20の断面図を示す。電動圧縮機20は、ケーシング30と、電動モータ34と、圧縮機構35と、結合部品36と、ガラス端子ユニット37を備える。圧縮機構35は、配管27が接続された吸込口35aと、配管24が接続された吐出口35bを備える。電動モータ34及び圧縮機構35は、ケーシング30に収容されている。ケーシング30は、アルミニウムを主成分とするアルミニウム合金製であり、筒状のケーシング部材32と、ケーシング部材32の一端を閉じるケーシング部材31と、ケーシング部材32の他端を閉じるケーシング部材33とを備える。結合部品36は、ガラス端子ユニット37をケーシング部材31に結合している。電動モータ34及び圧縮機構35は、ケーシング30、結合部品36及びガラス端子ユニット37によって密閉されている。
結合部品36が電動圧縮機20の低圧側(吸込側)に結合されている。電動圧縮機20の低圧側は、高圧側(吐出側)に比べて、電動圧縮機20が冷媒の圧縮を開始したときの温度上昇が小さい。したがって、結合部品36に過度の熱応力が作用することが防がれる。
電動モータ34は、ガラス端子ユニット37を介してバッテリ13から電力が供給され、圧縮機構35を駆動する。圧縮機構35は、配管27を介して戻された冷媒を圧縮し、圧縮された冷媒を配管24を介して第1熱交換器21に送り出す。
図3を参照して、ガラス端子ユニット37は、複数の貫通孔61aが設けられたベース部材60と、各貫通孔61aに通された電極64と、各貫通孔61aに配置されてベース部材60と電極64の間の隙間を封止するガラス66を備える。ベース部材60は、鉄を主成分とする鉄合金により形成されている。鉄合金は、鉄、鋼、又は、ステンレス鋼を言う。ガラス66は、電極64がベース部材60から絶縁されるように電極64をベース部材60に固定している。ベース部材60は、円板部分61と、円板部分61に結合された鍔部分62を備える。複数の貫通孔61aは、円板部分61を貫通している。鍔部分62は、円板部分61から遠いほど径が大きいリング形状を有し、外側円錐面62aを備えている。
結合部品36としての結合部品36Aは、鉄合金管40と、アルミニウム合金管50を備える。鉄合金管40は、鉄を主成分とする鉄合金により形成された鉄合金材である。鉄合金は、鉄、鋼、又は、ステンレス鋼を言う。アルミニウム合金管50は、アルミニウムを主成分とするアルミニウム合金により形成されたアルミニウム合金材である。なお、鉄合金管40として鉄系金属のクラッド材を用いてもよく、アルミニウム合金管50としてアルミニウム系のクラッド材を用いてもよい。例えば、鉄と鋼が組み合わされたクラッド材は、優れた溶接性と高強度とを併せ持つ。例えば、純アルミニウムが表面層に用いられ、アルミニウム合金が内層(芯材)に用いられたクラッド材は、優れた耐蝕性又は接合性と、高強度とを併せ持つ。鉄合金管40とアルミニウム合金管50とは、軸Sを共有するように結合されている。鉄合金管40及びアルミニウム合金管50は、継ぎ合わされた状態で結合されている。鉄合金管40及びアルミニウム合金管50の間に冶金的接合部75が形成されている。冶金的接合部75は、ロウ付け法、摩擦圧接法、及び拡散接合法のような冶金的接合法により形成される。冶金的接合部75は、鉄合金管40とアルミニウム合金管50の間を密封する。したがって、鉄合金管40及びアルミニウム合金管50の間から冷媒が漏れることが防がれる。ロウ付け法、摩擦圧接法、及び拡散接合法は、後で説明される。
アルミニウム合金の線膨張係数(熱膨張係数)が鉄合金の線膨張係数より大きいため、鉄合金管40の内側面40aがアルミニウム合金管50の外側面50aに密着していることが好ましい。電動圧縮機20が冷媒の圧縮を開始して結合部品36Aの温度が上昇すると、鉄合金管40及びアルミニウム合金管50が互いに押し付けられるため、更に冷媒が漏れにくくなる。
鉄合金管40は、円錐部分41と、円筒部分42を備える。円錐部分41の大径側が円筒部分42に結合されている。円筒部分42は、内周面としての内側面40aを備える。円筒部分42はアルミニウム合金管50に結合されている。円錐部分41は、内側円錐面としての内側面41aを備える。内側面41aの形状は外側円錐面62aの形状に対応している。ベース部材60及び鉄合金管40は、外側円錐面62a及び内側面41aが密着するように溶接されている。円板部分61は鉄合金管40の外に配置され、鍔部分62は鉄合金管40の中に配置される。したがって、鉄合金管40の中の圧力が外の圧力より高くなると、ベース部材60及び鉄合金管40が互いに押し付けられるため、さらに冷媒が漏れにくくなる。
アルミニウム合金管50及びケーシング部材31は、アルミニウム合金管50がケーシング部材31を貫通している貫通孔31aに嵌った状態で溶接されている。
異種金属接触部位における電解腐食(ガルバニックコロージョン)を防ぐため、鉄合金管40とアルミニウム合金管50との接合部を覆うように塗装皮膜80が形成されている。
図4は、第1の実施形態に係る電動圧縮機の製造方法のフローチャートを示す。電動圧縮機の製造方法は、ステップS1と、ステップS2と、ステップS3と、ステップS4と、ステップS5と、ステップS6を含む。ステップS1において、電動圧縮機20の部品としての結合部品36Aを製造する。ステップS2において、ガラス端子ユニット37を結合部品36Aに結合する。結合部品36A及びガラス端子ユニット37を含む構造体は、電動圧縮機20の部品である。ステップS3において結合部品36Aをケーシング部材31に結合する。ステップS4において、電動モータ34の動力線の端子部をガラス端子ユニット37と結合する。ステップS5において電動モータ34及び圧縮機構35を密閉する。ステップS6において、圧縮機構35に冷媒を供給する。
ステップS1において、機械的接合法により鉄合金管40及びアルミニウム合金管50を互いに固定し、冶金的接合部75を形成して鉄合金管40及びアルミニウム合金管50の間を密封する。機械的接合法は、冷しばめ、又は締結である。冶金的接合部75は、ロウ付け法、摩擦圧接法、又は拡散接合法により形成される。
冷しばめ及びロウ付け法を用いる場合を説明する。鉄合金管40とアルミニウム合金管50のロウ付けを確実にするため、鉄合金管40の内側面40a又はアルミニウム合金管50の外側面50aに表面処理を施す。次に、アルミニウム合金管50を冷却した状態で鉄合金管40に挿入する。アルミニウム合金管50の温度が上昇すると、外側面50aが内側面40aに密着する。次に、鉄合金管40及びアルミニウム合金管50をロウ付けする。このとき、冶金的接合部75が内側面40a及び外側面50aの間に形成される。
冷しばめ及び摩擦圧接法を用いる場合を説明する。アルミニウム合金管50を冷却した状態で鉄合金管40に挿入する。アルミニウム合金管50の温度が上昇すると、鉄合金管40及びアルミニウム合金管50が軸Sを共有するように、内側面40aと外側面50aとが接触する。鉄合金管40及びアルミニウム合金管50を互いに押し付けた状態で、鉄合金管40及びアルミニウム合金管50を軸Sまわりに相対的に回転する。このとき、内側面40aと外側面50aとの摩擦により外側面50aから酸化皮膜が除去される。さらに、外側面50aが摩擦熱のために半溶融状態になり、内側面40a及び外側面50aの間に冶金的接合部75が形成される。ここで、冶金的接合部75は、鉄とアルミニウムを含む合金層である。
冷しばめ及び拡散接合法を用いる場合を説明する。鉄合金管40とアルミニウム合金管50とに、それぞれ必要な表面処理を行ない、油等の汚れや酸化皮膜を除去する。次に、アルミニウム合金管50を冷却した状態で鉄合金管40に挿入する。アルミニウム合金管50の温度が上昇すると、内側面40aと外側面50aとが密着する。次に、鉄合金管40及びアルミニウム合金管50を互いに押し付けた状態で、鉄合金管40及びアルミニウム合金管50を非酸化性雰囲気中で加熱する。非酸化性雰囲気は、真空、窒素雰囲気、アルゴン雰囲気のような、酸素濃度が低い雰囲気である。鉄合金管40及びアルミニウム合金管50の境界領域において鉄とアルミニウムとが相互拡散し、内側面40a及び外側面50aの間に冶金的接合部75が形成される。
冷しばめを用いる場合、寒冷地の冬季においても、鉄合金管40とアルミニウム合金管50の間の固定が緩むことが防がれる。
締結及びロウ付け法を用いる場合を説明する。内側面40a及び外側面50aの各々にねじを形成する。次に、鉄合金管40とアルミニウム合金管50のロウ付けを確実にするため、鉄合金管40の内側面40a又はアルミニウム合金管50の外側面50aに表面処理を施す。次に、アルミニウム合金管50を鉄合金管40にねじ込んで固定する。このとき、内側面40aと外側面50aとが密着する。次に、鉄合金管40及びアルミニウム合金管50をロウ付けする。このとき、冶金的接合部75が内側面40a及び外側面50aの間に形成される。
締結及び拡散接合法を用いる場合を説明する。内側面40a及び外側面50aの各々にねじを形成する。次に、鉄合金管40とアルミニウム合金管50とに、それぞれ必要な表面処理を行ない、油等の汚れや酸化皮膜を除去する。次に、アルミニウム合金管50を鉄合金管40にねじ込んで固定する。このとき、内側面40aと外側面50aとが密着する。次に、鉄合金管40及びアルミニウム合金管50を互いに押し付けた状態で、鉄合金管40及びアルミニウム合金管50を非酸化性雰囲気中で加熱する。鉄合金管40及びアルミニウム合金管50の境界領域において鉄とアルミニウムとが相互拡散し、内側面40a及び外側面50aの間に冶金的接合部75が形成される。
結合部品36Aを製造する際、必要に応じて鉄合金管40とアルミニウム合金管50とに、それぞれ必要に応じ表面処理を行う。
ステップS2において、外側円錐面62a及び内側面41aが密着するようにベース部材60と鉄合金管40を溶接結合する。このような鉄合金材どうしの溶接による結合は容易である。鉄合金管40及びベース部材60は、強固に且つ密着するように結合される。図3を参照して、結合部品36A及びガラス端子ユニット37を結合するためには、鍔部分62の最大外径Dが円錐部分41の最小内径d1より大きく、且つ、最大外径Dがアルミニウム合金管50の最小内径d2より小さいことが有利である。最大外径Dは、ベース部材60の最大外径でもある。最小内径d1は、鉄合金管40の最小内径でもある。
ステップS3において、アルミニウム合金管50が貫通孔31aに嵌った状態でアルミニウム合金管50及びケーシング部材31を溶接により結合する。このとき、溶接ビード70が形成される。このようなアルミニウム合金材同士の溶接は容易である。アルミニウム合金管50及びケーシング部材31は、強固に且つ密着するように結合される。ステップS3において、更に、鉄合金管40とアルミニウム合金管50との接合部を覆う塗装皮膜80を形成する。
ステップS5において、電動モータ34及び圧縮機構35がケーシング30、結合部品36A及びガラス端子ユニット37によって密閉されるように、ケーシング部材31をケーシング部材32に結合し、ケーシング部材33をケーシング部材32に結合する。
ステップS6において、圧縮機構35に冷媒を供給する。環境に与える影響の少ない二酸化炭素を冷媒として用いることが好ましい。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係る電動圧縮機20は、結合部品36Aが結合部品36Bで置き換えられている点を除いて、第1の実施形態に係る電動圧縮機20と同様である。
図5を参照して、本実施形態に係る結合部品36Bを説明する。結合部品36Bは、鉄合金管40と、複合管51を備える。鉄合金管40は、第1の実施形態に係る鉄合金管40と同様である。鉄合金管40と複合管51とは、軸Sを共有するように結合されている。複合管51は、アルミニウム合金管50と、アルミニウム合金管50の外側の金属管52を備える。アルミニウム合金管50は、アルミニウム合金により形成されたアルミニウム合金材である。金属管52は、金属により形成された金属材である。アルミニウム合金管50の外側面50aと金属管52の内側面52bの間に冶金的接合部(不図示)が形成されている。冶金的接合部(不図示)は、ロウ付け法、摩擦圧接法、及び拡散接合法のような冶金的接合法により形成される。冶金的接合部(不図示)は、アルミニウム合金管50及び金属管52を互いに固定し、アルミニウム合金管50と金属管52の間を密封するように、外側面50aと内側面52bとを接合する。鉄合金管40の内側面40aと金属管52の外側面52aとの間に冶金的接合部75が形成されている。冶金的接合部75は、ロウ付け法、摩擦圧接法、及び拡散接合法のような冶金的接合法により形成される。冶金的接合部75は、鉄合金管40と金属管52の間を密封する。
ここで、金属管52を形成している金属は、鉄合金管40を形成している鉄合金及びアルミニウム合金管50を形成しているアルミニウム合金のいずれとも異なる第三の金属である。第三の金属の線膨張係数は、鉄合金管40を形成している鉄合金の線膨張係数より大きく、アルミニウム合金管50を形成しているアルミニウム合金の線膨張係数より小さい。例えば、金属管52は銅により形成される。
鉄合金管50とアルミニウム合金管40の間にこれらの間の線膨張係数を有する金属材が挟まれている。したがって、電動圧縮機20が冷媒を圧縮することにより結合部品36Bの温度が上昇しても、アルミニウム合金管40に過度の熱応力が作用することが防がれる。
アルミニウム合金管50及びケーシング部材31は、アルミニウム合金管50がケーシング部材31を貫通している貫通孔31aに嵌った状態で溶接されている。
異種金属接触部位における電解腐食(ガルバニックコロージョン)を防ぐため、鉄合金管40と金属管52との接合部、及び、金属管52とアルミニウム合金管50との接合部を覆うように塗装皮膜80が形成されている。
図4を参照して、本実施形態に係る電動圧縮機の製造方法を説明する。電動圧縮機の製造方法は、ステップS1と、ステップS2と、ステップS3と、ステップS4と、ステップS5と、ステップS6を含む。ステップS1において、電動圧縮機20の部品としての結合部品36Bを製造する。ステップS2において、ガラス端子ユニット37を結合部品36Bに結合する。結合部品36B及びガラス端子ユニット37を含む構造体は、電動圧縮機20の部品である。ステップS3において結合部品36Bをケーシング部材31に結合する。ステップS4において、電動モータ34の動力線の端子部をガラス端子ユニット37と結合する。ステップS5において電動モータ34及び圧縮機構35を密閉する。ステップS6において、圧縮機構35に冷媒を供給する。
ステップS1において、冶金的接合法によりアルミニウム合金管50及び金属管52が接合した複合管51を形成する。冶金的接合法は、ロウ付け法、摩擦圧接法、又は拡散接合法である。
ロウ付け法を用いて複合管51を形成する場合を説明する。金属管52とアルミニウム合金管50のロウ付けを容易にするため、金属管52の内側面52b又はアルミニウム合金管50の外側面50aに表面処理を施す。次に、金属管52及びアルミニウム合金管50をロウ付けする。このとき、冶金的接合部(不図示)が内側面52b及び外側面50aの間に形成される。
摩擦圧接法を用いて複合管51を形成する場合を説明する。金属管52及びアルミニウム合金管50が軸Sを共有するように、内側面52bと外側面50aとを接触させる。金属管52及びアルミニウム合金管50を互いに押し付けた状態で、金属管52及びアルミニウム合金管50を軸Sまわりに相対的に回転する。このとき、内側面52bと外側面50aとの摩擦により外側面50aから酸化皮膜が除去される。さらに、外側面50aが摩擦熱のために半溶融状態になり、内側面52b及び外側面50aの間に冶金的接合部(不図示)が形成される。ここで、冶金的接合部(不図示)は、金属管52を形成している第三の金属とアルミニウムを含む合金層である。
拡散接合法を用いて複合管51を形成する場合を説明する。金属管52とアルミニウム合金管50とに、それぞれ必要な表面処理を行ない、油等の汚れや酸化皮膜を除去する。次に、内側面52bと外側面50aとを密着させる。次に、金属管52及びアルミニウム合金管50を互いに押し付けた状態で、金属管52及びアルミニウム合金管50を非酸化性雰囲気中で加熱する。金属管52及びアルミニウム合金管50の境界領域において金属管52を形成している第三の金属とアルミニウムとが相互拡散し、内側面52b及び外側面50aの間に冶金的接合部(不図示)が形成される。
ロウ付け法、摩擦圧接法、及び拡散接合法によれば、アルミニウム合金管50と金属管52を強固に且つ密着するように結合することが可能である。また、アルミニウム合金管50及び金属管52がそれぞれ管であるため、強固に且つ密着するように結合することは容易である。
なお、複合管51は、クラッド材として提供されてもよい。
複合管51を形成した後、ステップS1において、機械的接合法により鉄合金管40及び複合管51を互いに固定し、冶金的接合部75を形成して鉄合金管40及び複合管51の間を密封する。機械的接合法は、冷しばめ、又は締結である。冶金的接合部75は、ロウ付け法、摩擦圧接法、又は拡散接合法により形成される。
冷しばめ及びロウ付け法を用いる場合を説明する。鉄合金管40を溶融した第三の金属に漬けて鉄合金管40の表面としての内側面40aに第三の金属の皮膜を形成する。次に、複合管51を冷却した状態で鉄合金管40に挿入する。複合管51の温度が上昇すると、外側面52aが内側面40aに密着する。次に、鉄合金管40及び金属管52をロウ付けする。このとき、冶金的接合部75が内側面40a及び外側面52aの間に形成される。
冷しばめ及び摩擦圧接法を用いる場合を説明する。複合管51を冷却した状態で鉄合金管40に挿入する。複合管51の温度が上昇すると、鉄合金管40及び複合管51が軸Sを共有するように、内側面40aと外側面52aとが接触する。鉄合金管40及び複合管51を互いに押し付けた状態で、鉄合金管40及び複合管51を軸Sまわりに相対的に回転する。このとき、内側面40aと外側面52aとの摩擦により外側面52aから酸化皮膜が除去される。さらに、外側面52aが摩擦熱のために半溶融状態になり、内側面40a及び外側面52aの間に冶金的接合部75が形成される。ここで、冶金的接合部75は、鉄と第三の金属を含む合金層である。
冷しばめ及び拡散接合法を用いる場合を説明する。鉄合金管40と金属管52とに、それぞれ必要な表面処理を行ない、油等の汚れや酸化皮膜を除去する。次に、複合管51を冷却した状態で鉄合金管40に挿入する。複合管51の温度が上昇すると、内側面40aと外側面52aとが密着する。次に、鉄合金管40及び金属管52を互いに押し付けた状態で、鉄合金管40及び複合管51を非酸化性雰囲気中で加熱する。鉄合金管40及び金属管52の境界領域において鉄と第三の金属とが相互拡散し、内側面40a及び外側面52aの間に冶金的接合部75が形成される。
締結及びロウ付け法を用いる場合を説明する。内側面40a及び外側面52aの各々にねじを形成する。次に、鉄合金管40を溶融した第三の金属に漬けて鉄合金管40の表面としての内側面40aに第三の金属の皮膜を形成する。次に、複合管51を鉄合金管40にねじ込んで固定する。このとき、内側面40aと外側面52aとが密着する。次に、鉄合金管40及び金属管52をロウ付けする。このとき、冶金的接合部75が内側面40a及び外側面52aの間に形成される。
締結及び拡散接合法を用いる場合を説明する。内側面40a及び外側面52aの各々にねじを形成する。次に、鉄合金管40と金属管52とに、それぞれ必要な表面処理を行ない、油等の汚れや酸化皮膜を除去する。次に、複合管51を鉄合金管40にねじ込んで固定する。このとき、内側面40aと外側面52aとが密着する。次に、鉄合金管40及び金属管52を互いに押し付けた状態で、鉄合金管40及び複合管51を非酸化性雰囲気中で加熱する。鉄合金管40及び金属管52の境界領域において鉄と第三の金属とが相互拡散し、内側面40a及び外側面52aの間に冶金的接合部75が形成される。
ステップS2は、第1の実施形態に係る場合と同様である。ステップS3において、第1の実施形態に係る場合と同様に、アルミニウム合金管50及びケーシング部材31を溶接により結合する。ステップS3において、更に、鉄合金管40と金属管52との接合部、及び、金属管52とアルミニウム合金管50の接合部を覆う塗装皮膜80を形成する。ステップS5は、第1の実施形態に係る場合と同様である。ステップS6は、第1の実施形態に係る場合と同様である。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態に係る電動圧縮機20は、結合部品36Aが結合部品36Cで置き換えられている点を除いて、第1の実施形態に係る電動圧縮機20と同様である。
図6を参照して、本実施形態に係る結合部品36Cを説明する。結合部品36Cは、鉄合金管40と、アルミニウム合金管50と、箍55を備える。鉄合金管40は、第1の実施形態に係る鉄合金管40と同様である。アルミニウム合金管50は、アルミニウムを主成分とするアルミニウム合金により形成されたアルミニウム合金材である。鉄合金管40の外側にアルミニウム合金管50が配置され、アルミニウム合金管50の外側に箍55が配置される。箍55は、鉄合金により形成されている。鉄合金管40とアルミニウム合金管50とは、軸Sを共有するように結合されている。鉄合金管40及びアルミニウム合金管50は、箍55を用いる箍締めにより互いに固定されている。鉄合金管40及びアルミニウム合金管50の間に冶金的接合部75が形成されている。冶金的接合部75は、ロウ付け法、摩擦圧接法、及び拡散接合法のような冶金的接合法により形成される。冶金的接合部75は、鉄合金管40とアルミニウム合金管50の間を密封する。したがって、鉄合金管40及びアルミニウム合金管50の間から冷媒が漏れることが防がれる。
結合部品36Cにおいて、鉄合金管40より線膨張係数が大きいアルミニウム合金管50が鉄合金管40の外側に配置され、アルミニウム合金管50の外側に鉄合金の箍55が配置される。電動圧縮機20が冷媒を圧縮することにより結合部品36Cの温度が上昇した場合、箍55がアルミニウム合金管50の径が拡大するのを押さえつけるため、アルミニウム合金管50と鉄合金管40の間の固定が緩むことが防がれる。寒冷地の冬季においては、線膨張係数が大きいアルミニウム合金管50が鉄合金管40の外側に配置されているため、アルミニウム合金管50と鉄合金管40の間の固定がより強固になる。
異種金属接触部位における電解腐食(ガルバニックコロージョン)を防ぐため、鉄合金管40とアルミニウム合金管50との接合部を覆うように塗装皮膜80が形成されている。
図4を参照して、本実施形態に係る電動圧縮機の製造方法を説明する。電動圧縮機の製造方法は、ステップS1と、ステップS2と、ステップS3と、ステップS4と、ステップS5と、ステップS6を含む。ステップS1において、電動圧縮機20の部品としての結合部品36Cを製造する。ステップS2において、ガラス端子ユニット37を結合部品36Cに結合する。結合部品36C及びガラス端子ユニット37を含む構造体は、電動圧縮機20の部品である。ステップS3において結合部品36Cをケーシング部材31に結合する。ステップS4において、電動モータ34の動力線の端子部をガラス端子ユニット37と結合する。ステップS5において電動モータ34及び圧縮機構35を密閉する。ステップS6において、圧縮機構35に冷媒を供給する。
ステップS1において、機械的接合法としての箍締めにより鉄合金管40及びアルミニウム合金管50を互いに固定し、冶金的接合部75を形成して鉄合金管40及びアルミニウム合金管50の間を密封する。冶金的接合部75は、ロウ付け法、又は拡散接合法により形成される。
箍締め及びロウ付け法を用いる場合を説明する。鉄合金管40とアルミニウム合金管50のロウ付けを確実にするため、鉄合金管40の外側面40b又はアルミニウム合金管50の内側面50bに表面処理を施す。外側面40bは円筒部分42に形成されている。次に、アルミニウム合金管50を加熱した状態で鉄合金管40をアルミニウム合金管50に挿入する。アルミニウム合金管50の温度が下がると、アルミニウム合金管50の内側面50bが外側面40bに密着する。次に、箍55を加熱した状態で、鉄合金管40及びアルミニウム合金管50を箍55に挿入する。箍55の温度が下がると、外側面50aが箍55に密着する。次に、鉄合金管40及びアルミニウム合金管50をロウ付けする。このとき、冶金的接合部75が外側面40b及び内側面50bの間に形成される。
箍締め及び拡散接合法を用いる場合を説明する。鉄合金管40とアルミニウム合金管50とに、それぞれ必要な表面処理を行ない、油等の汚れや酸化皮膜を除去する。次に、アルミニウム合金管50を加熱した状態で鉄合金管40をアルミニウム合金管50に挿入する。アルミニウム合金管50の温度が下がると、アルミニウム合金管50の内側面50bが外側面40bに密着する。次に、箍55を加熱した状態で、鉄合金管40及びアルミニウム合金管50を箍55に挿入する。箍55の温度が下がると、外側面50aが箍55に密着する。次に、鉄合金管40及びアルミニウム合金管50を互いに押し付けた状態で、鉄合金管40、アルミニウム合金管50、及び箍55を非酸化性雰囲気中で加熱する。非酸化性雰囲気は、真空、窒素雰囲気、アルゴン雰囲気のような、酸素濃度が低い雰囲気である。鉄合金管40及びアルミニウム合金管50の境界領域において鉄とアルミニウムとが相互拡散し、外側面40b及び内側面50bの間に冶金的接合部75が形成される。
ステップS2は、第1の実施形態と同様である。ステップS3において、第1の実施形態と同様に、アルミニウム合金管50及びケーシング部材31を溶接により結合する。ステップS3において、更に、鉄合金管40とアルミニウム合金管50との接合部を覆う塗装皮膜80を形成する。ステップS5及びS6は、第1の実施形態と同様である。
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態に係る電動圧縮機20は、結合部品36Aが結合部品36Dで置き換えられている点を除いて、第1の実施形態に係る電動圧縮機20と同様である。
図7を参照して、本実施形態に係る結合部品36Dを説明する。結合部品36Dは、鉄合金材45と、クラッド材56を備える。鉄合金材45は、鉄を主成分とする鉄合金により形成された鉄合金材である。クラッド材56は、アルミニウム合金材57と金属材58とが貼り合わされたクラッド材である。アルミニウム合金材57は、アルミニウムを主成分とするアルミニウム合金により形成されたアルミニウム合金材である。金属材58は、金属により形成された金属材である。アルミニウム合金材57と金属材58の間に冶金的接合部(不図示)が形成されている。冶金的接合部(不図示)は、アルミニウム合金材57及び金属材58を互いに固定し、アルミニウム合金材57と金属材58の間を密封するように、アルミニウム合金材57と金属材58とを結合する。鉄合金材45と金属材58とが冶金的接合部75により面接合されている。冶金的接合部75は、ロウ付け法、摩擦圧接法、及び拡散接合法のような冶金的接合法により形成される。冶金的接合部75は、鉄合金材45及び金属材58を互いに固定し、鉄合金材45と金属材58の間を密封する。
ここで、金属材58を形成している金属は、鉄合金材45を形成している鉄合金及びアルミニウム合金材57を形成しているアルミニウム合金のいずれとも異なる第三の金属である。第三の金属の線膨張係数は、鉄合金材45を形成している鉄合金の線膨張係数より大きく、アルミニウム合金材57を形成しているアルミニウム合金の線膨張係数より小さい。例えば、金属材58は銅により形成される。
鉄合金材45は、円錐部分41と、フランジ部分43を備える。円錐部分41の大径側がフランジ部分43に結合されている。アルミニウム合金材57及び金属材58の各々は、中心に孔が形成された円板形状を有している。鉄合金材45、アルミニウム合金材57、及び、金属材58は、軸Sを共有するように結合されている。冶金的接合部75は、フランジ部分43と金属材58の間に形成されている。
鍔部分62及び円錐部分41は、第1の実施形態と同様に溶接されている。アルミニウム合金材57及びケーシング部材31は、アルミニウム合金材57がケーシング部材31を貫通している貫通孔31aに嵌った状態で溶接されている。
異種金属接触部位における電解腐食(ガルバニックコロージョン)を防ぐため、鉄合金材45と金属材58の接合部、及び、金属材58とアルミニウム合金材57の接合部を覆うように塗装皮膜80が形成されている。
図4を参照して、本実施形態に係る電動圧縮機の製造方法を説明する。電動圧縮機の製造方法は、ステップS1と、ステップS2と、ステップS3と、ステップS4と、ステップS5と、ステップS6を含む。ステップS1において、電動圧縮機20の部品としての結合部品36Dを製造する。ステップS2において、ガラス端子ユニット37を結合部品36Dに結合する。結合部品36D及びガラス端子ユニット37を含む構造体は、電動圧縮機20の部品である。ステップS3において結合部品36Dをケーシング部材31に結合する。ステップS4において、電動モータ34の動力線の端子部をガラス端子ユニット37と結合する。ステップS5において電動モータ34及び圧縮機構35を密閉する。ステップS6において、圧縮機構35に冷媒を供給する。
ステップS1において、アルミニウム合金材57と金属材58とが貼り合わされたクラッド材56を形成する。このとき、アルミニウム合金材57及び金属材58の間に冶金的接合部(不図示)が形成される。次に、鉄合金材45と金属材58とを冶金的接合法により面接合する。冶金的接合法は、ロウ付け法、摩擦圧接法、又は拡散接合法である。
ロウ付け法を用いて鉄合金材45と金属材58とを面接合する場合を説明する。鉄合金材45を溶融した第三の金属に漬けてフランジ部分43の表面に第3の金属の皮膜を形成する。次に、フランジ部分43及び金属材58をロウ付けする。このとき、冶金的接合部75がフランジ部分43及び金属材58の間に形成される。
摩擦圧接法を用いて鉄合金材45と金属材58とを面接合する場合を説明する。鉄合金材45及びクラッド材56が軸Sを共有するように、フランジ部分43と金属材58とを接触させる。フランジ部分43及び金属材58を互いに押し付けた状態で、鉄合金材45及びクラッド材56を軸Sまわりに相対的に回転する。このとき、フランジ部分43と金属材58との摩擦により金属材58から酸化皮膜が除去される。さらに、金属材58が摩擦熱のために半溶融状態になり、フランジ部分43及び金属材58の間に冶金的接合部75が形成される。ここで、冶金的接合部75は、金属材58を形成している第三の金属と鉄とを含む合金層である。
拡散接合法を用いて鉄合金材45と金属材58とを面接合する場合を説明する。鉄合金材45と金属材58とに、それぞれ必要な表面処理を行ない、油等の汚れや酸化皮膜を除去する。次に、フランジ部分43と金属材58とを密着させる。次に、フランジ部分43及び金属材58を互いに押し付けた状態で、鉄合金材45及びクラッド材56を非参加性雰囲気で加熱する。フランジ部分43及び金属材58の境界領域において金属材58を形成している第三の金属と鉄とが相互拡散し、フランジ部分43及び金属材58の間に冶金的接合部75が形成される。
ロウ付け法、摩擦圧接法、及び拡散接合法によれば、フランジ部分43と金属材58を強固に且つ密着するように結合することが可能である。
ステップS2は、第1の実施形態に係る場合と同様である。ステップS3において、第1の実施形態に係る場合と同様に、アルミニウム合金材57及びケーシング部材31を溶接により結合する。このとき、溶接ビード70が形成される。ステップS3において、更に、鉄合金材45と金属材58との接合部、及び、金属材58とアルミニウム合金材57の接合部を覆う塗装皮膜80を形成する。ステップS5及びS6は、第1の実施形態に係る場合と同様である。
(第5の実施形態)
本発明の第5の実施形態に係る電動圧縮機20は、結合部品36Aが結合部品36Eで置き換えられている点を除いて、第1の実施形態に係る電動圧縮機20と同様である。
図8を参照して、本実施形態に係る結合部品36Eを説明する。結合部品36Eは、アルミニウム合金材90と、金属材95を備える。結合部品36Eは、アルミニウム合金材90と金属材95とが貼り合わされたクラッド材である。アルミニウム合金材90は、アルミニウムを主成分とするアルミニウム合金により形成されている。金属材95は、金属により形成されている。アルミニウム合金材90と金属材95の間に冶金的接合部(不図示)が形成されている。冶金的接合部(不図示)は、アルミニウム合金材90及び金属材95を互いに固定し、アルミニウム合金材90と金属材95の間を密封するように、アルミニウム合金材90と金属材95とを結合する。鍔部分62及び金属材95は、ロウ付け法又はフラッシュバッド溶接法のような冶金的接合法により結合されている。鍔部分62及び金属材95の間に冶金的接合部75が形成されている。冶金的接合部75は、鍔部分62及び金属材95を互いに固定し、鍔部分62と金属材95の間を密封するように、鍔部分62と金属材95とを結合する。
ここで、金属材95を形成している金属は、ベース部材60を形成している鉄合金及びアルミニウム合金材90を形成しているアルミニウム合金のいずれとも異なる第三の金属である。第三の金属の線膨張係数は、ベース部材60を形成している鉄合金の線膨張係数より大きく、アルミニウム合金材90を形成しているアルミニウム合金の線膨張係数より小さい。例えば、金属材95は銅により形成される。
アルミニウム合金材90は、円錐部分91と、フランジ部分92を備える。円錐部分91の大径側がフランジ部分92に結合されている。金属材95は、円錐部分91に対応する位置に配置された内側円錐面95aを備える。冶金的接合部75は、内側円錐面95aと外側円錐面62aの間に形成されている。
アルミニウム合金材90がケーシング部材31の貫通孔31aに嵌った状態で、フランジ部分92の外縁がケーシング部材31に溶接されている。
異種金属接触部位における電解腐食(ガルバニックコロージョン)を防ぐため、鍔部分62と金属材95の接合部、及び、金属材95とアルミニウム合金材90の接合部を覆うように塗装皮膜80が形成されている。
図4を参照して、本実施形態に係る電動圧縮機の製造方法を説明する。電動圧縮機の製造方法は、ステップS1と、ステップS2と、ステップS3と、ステップS4と、ステップS5と、ステップS6を含む。ステップS1において、電動圧縮機20の部品としての結合部品36Eを製造する。ステップS2において、ガラス端子ユニット37を結合部品36Eに結合する。結合部品36E及びガラス端子ユニット37を含む構造体は、電動圧縮機20の部品である。ステップS3において結合部品36Eをケーシング部材31に結合する。ステップS4において、電動モータ34の動力線の端子部をガラス端子ユニット37と結合する。ステップS5において電動モータ34及び圧縮機構35を密閉する。ステップS6において、圧縮機構35に冷媒を供給する。
ステップS1において、アルミニウム合金材90と金属材95とが貼り合わされた結合部品36Eを形成する。このとき、アルミニウム合金材90及び金属材95の間に冶金的接合部(不図示)が形成される。次に、フランジ部分92をケーシング部材31に溶接しやすいように、必要に応じてフランジ部分92の外縁から金属材95を取り除く。
ステップS2において、冶金的接合法により金属材95を鍔部分62に結合する。このとき、冶金的接合部75が形成される。冶金的接合法として、ロウ付け法又はフラッシュバッド溶接法が用いられる。
ステップS3において、第1の実施形態に係る場合と同様に、フランジ部分92の外縁とケーシング部材31とを溶接により結合する。このとき、溶接ビード70が形成される。ステップS3において、更に、鍔部分62と金属材95の接合部、及び金属材95とアルミニウム合金材90の接合部を覆う塗装皮膜80を形成する。
ステップS5及びS6は、第1の実施形態に係る場合と同様である。
上記各実施形態においては、ケーシング30がアルミニウム合金製であるため、電動圧縮機20が軽量化される。したがって、車両10の燃費が向上する。上記各実施形態によれば、ガラス端子ユニット37として市場で普及している普及品を用いることが可能である。上記各実施形態において、部材間の結合強度及び気密を確保するためにロウ付け法と機械的接合法とを組み合わせて用いる場合、ロウ付け法では気密のみを確保すればよいため、軟ロウ付け(半田付け)を用いることが可能である。
上記各実施形態において、電動圧縮機20の冷媒は、フロン系冷媒のような二酸化炭素以外の冷媒であってもよい。
図1は、第1の実施形態に係る車両の概略図である。 図2は、第1の実施形態に係る電動圧縮機の断面図である。 図3は、第1の実施形態に係る電動圧縮機の端子周辺を示す断面図である。 図4は、第1の実施形態に係る電動圧縮機の製造方法を示すフローチャートである。 図5は、第2の実施形態に係る電動圧縮機の端子周辺を示す断面図である。 図6は、第3の実施形態に係る電動圧縮機の端子周辺を示す断面図である。 図7は、第4の実施形態に係る電動圧縮機の端子周辺を示す断面図である。 図8は、第5の実施形態に係る電動圧縮機の端子周辺を示す断面図である。
符号の説明
10…車両
11…車輪
12…電動モータ
13…バッテリ
14…空調システム
20…電動圧縮機
21…第1熱交換器
22…膨張弁
23…第2熱交換器
24〜27…配管
30…ケーシング
31〜33…ケーシング部材
31a…貫通孔
34…電動モータ
35…圧縮機構
35a…吸込口
35b…吐出口
36(36A〜36E)…結合部品
40…鉄合金管
40a…内側面
40b…外側面
41…円錐部分
41a…内側面
42…円筒部分
43…フランジ部分
45…鉄合金材
50…アルミニウム合金管
50a…外側面
50b…内側面
51…複合管
52…金属管
52a…外側面
52b…内側面
55…箍
56…クラッド材
57…アルミニウム合金材
58…金属材
37…ガラス端子ユニット
60…ベース部材
61…円板部分
61a…貫通孔
62…鍔部分
62a…外側円錐面
64…電極
66…ガラス
70…溶接ビード
75…冶金的接合部
80…塗装皮膜
90…アルミニウム合金材
91…円錐部分
92…フランジ部分
95…金属材
95a…内側円錐面

Claims (30)

  1. ガラス端子ユニットを密閉電動圧縮機のケーシングに結合するための結合部品であって、
    前記ケーシングはアルミニウム合金により形成され、
    前記ガラス端子ユニットは、貫通孔が設けられた鉄合金の第1部材と、前記貫通孔に通された電極と、前記電極と前記第1部材の間の隙間を封止するガラスとを備え、
    前記結合部品は、
    アルミニウム合金材と、
    アルミニウム合金とは異なる第1金属により形成された第1金属材と
    を具備し、
    前記アルミニウム合金材と前記第1金属材の間に第1冶金的接合部が形成され
    前記アルミニウム合金材は前記ケーシングに溶接され、
    前記第1金属材は前記第1部材に結合される
    密閉電動圧縮機の部品。
  2. 前記アルミニウム合金材はアルミニウム合金管であり、
    前記第1金属材は鉄合金管であり、
    前記アルミニウム合金管は機械的接合法により前記鉄合金管に固定された
    請求項1の密閉電動圧縮器の部品。
  3. 前記アルミニウム合金管の外周面と前記鉄合金管の内周面との間に前記第1冶金的接合部が形成され、
    前記アルミニウム合金管は冷しばめにより前記鉄合金管に固定された
    請求項2の密閉電動圧縮機の部品。
  4. 前記アルミニウム合金管の外周面と前記鉄合金管の内周面との間に前記第1冶金的接合部が形成され、
    前記アルミニウム合金管は前記鉄合金管にねじ込まれて固定された
    請求項2の密閉電動圧縮器の部品。
  5. 前記鉄合金管の外周面と前記アルミニウム合金管の内周面との間に前記第1冶金的接合部が形成され、
    前記アルミニウム合金管及び前記鉄合金管は、前記アルミニウム合金管の外側に配置される箍により互いに固定された
    請求項2の密閉電動圧縮機の部品。
  6. ガラス端子ユニットを密閉電動圧縮機のケーシングに結合するための結合部品であって、
    前記ケーシングはアルミニウム合金により形成され、
    前記ガラス端子ユニットは、貫通孔が設けられた鉄合金の第1部材と、前記貫通孔に通された電極と、前記電極と前記第1部材の間の隙間を封止するガラスとを備え、
    前記結合部品は、
    アルミニウム合金管と、
    アルミニウム合金とは異なる第1金属により形成された第1金属管と、
    鉄合金管
    具備し、
    前記アルミニウム合金管は前記ケーシングに溶接され、
    前記鉄合金管は前記第1部材に溶接され、
    前記アルミニウム合金管の外周面と前記第1金属管の内周面との間に第1冶金的接合部が形成され、
    前記第1金属管を形成する前記第1金属は、線膨張係数がアルミニウム合金及び鉄合金の間であり、
    前記第1金属管及び前記アルミニウム合金管は複合管を形成し、
    前記複合管は機械的接合法により前記鉄合金管に固定され、
    前記第1金属管の外周面と前記鉄合金管の内周面との間に第2冶金的接合部が形成された
    閉電動圧縮機の部品。
  7. 前記複合管はクラッド材である
    請求項6の密閉電動圧縮機の部品。
  8. 前記第1金属材を形成する第1金属は、線膨張係数がアルミニウム合金及び鉄合金の間であり、
    前記アルミニウム合金材及び前記第1金属材はクラッド材を形成する
    請求項1の密閉電動圧縮機の部品。
  9. ガラス端子ユニットを密閉電動圧縮機のケーシングに結合するための結合部品であって、
    前記ケーシングはアルミニウム合金により形成され、
    前記ガラス端子ユニットは、貫通孔が設けられた鉄合金の第1部材と、前記貫通孔に通された電極と、前記電極と前記第1部材の間の隙間を封止するガラスとを備え、
    前記結合部品は、
    アルミニウム合金材と、
    アルミニウム合金とは異なる第1金属により形成された第1金属材と、
    鉄合金材
    具備し、
    前記アルミニウム合金材と前記第1金属材の間に第1冶金的接合部が形成され、
    前記アルミニウム合金材は前記ケーシングに溶接され、
    前記第1金属材を形成する第1金属は、線膨張係数がアルミニウム合金及び鉄合金の間であり、
    前記アルミニウム合金材及び前記第1金属材はクラッド材を形成し、
    前記第1金属材と前記鉄合金材とが第2冶金的接合部により面接合され
    前記鉄合金材は前記第1部材に溶接される
    閉電動圧縮機の部品。
  10. 前記第1部材は、前記貫通孔が設けられた円板部分と、前記円板部分に結合された鍔部分とを備え、
    前記鍔部分は、外側円錐面を備え、
    前記鉄合金管は、前記アルミニウム合金管に結合された円筒部分と、大径側が前記円筒部分に結合した円錐部分とを備え、
    前記円錐部分の内側面の形状は前記外側円錐面の形状に対応する
    請求項2乃至のいずれかに記載の密閉電動圧縮機の部品。
  11. 圧縮機構と、
    前記圧縮機構を駆動する電動モータと、
    前記圧縮機構及び前記電動モータを収容したアルミニウム合金のケーシングと、
    前記電動モータに電力を供給するためのガラス端子ユニットと、
    結合部品と
    を具備し、
    前記ガラス端子ユニットは前記結合部品を介して前記ケーシングに結合され、
    前記ガラス端子ユニットは、貫通孔が設けられた鉄合金の第1部材と、前記貫通孔に通された電極と、前記電極と前記第1部材の間の隙間を封止するガラスとを備え、
    前記結合部品は、
    前記ケーシングに溶接されたアルミニウム合金材と、
    アルミニウム合金とは異なる第1金属により形成された第1金属材と
    を備え、
    前記アルミニウム合金材と前記第1金属材の間に第1冶金的接合部が形成され
    前記第1金属材は前記第1部材に結合された
    密閉電動圧縮機。
  12. 前記アルミニウム合金材と前記第1金属材との接合部を覆う塗装皮膜が形成された
    請求項11の密閉電動圧縮機。
  13. 前記結合部品は、本密閉電動圧縮機の吸入側に結合された
    請求項11又は12の密閉電動圧縮機。
  14. 前記圧縮機構は、二酸化炭素冷媒を圧縮する
    請求項11乃至13のいずれかに記載の密閉電動圧縮機。
  15. 車両に搭載された
    請求項11乃至14のいずれかに記載の密閉電動圧縮機。
  16. 合部品を製造するステップと、
    前記結合部品を介してガラス端子ユニットをアルミニウム合金のケーシング部材に結合するステップと
    を具備し、
    前記ケーシング部材は、電動モータと前記電動モータによって駆動される圧縮機構とを収容するケーシングの少なくとも一部を形成し、
    前記ガラス端子ユニットを介して前記電動モータに電力が供給され、
    前記ガラス端子ユニットは、貫通孔が設けられた鉄合金の第1部材と、前記貫通孔に通された電極と、前記電極と前記第1部材の間の隙間を封止するガラスとを備え、
    前記結合部品を製造する前記ステップは、
    アルミニウム合金材と、アルミニウム合金とは異なる第1金属により形成された第1金属材との間に、第1冶金的接合部を形成するステップを含み、
    前記ガラス端子ユニットをアルミニウム合金の前記ケーシング部材に結合する前記ステップは、
    前記第1金属材を前記第1部材に結合するステップと、
    前記アルミニウム合金材を前記ケーシング部材に溶接するステップと
    を含む
    密閉電動圧縮機の製造方法。
  17. 前記アルミニウム合金材はアルミニウム合金管であり、
    前記第1金属材は鉄合金管であり、
    前記結合部品を製造する前記ステップは、
    機械的接合法により前記アルミニウム合金管を前記鉄合金管に固定するステップを更に具備する
    請求項16の密閉電動圧縮機の製造方法。
  18. 前記アルミニウム合金管を前記鉄合金管に固定する前記ステップにおいて、
    前記アルミニウム合金管の外周面と前記鉄合金管の内周面とが密着するように、冷しばめにより前記アルミニウム合金管を前記鉄合金管に固定し、
    前記第1冶金的接合部を形成する前記ステップにおいて、
    前記アルミニウム合金管の外周面と前記鉄合金管の内周面との間に前記第1冶金的接合部を形成する
    請求項17の密閉電動圧縮機の製造方法。
  19. 前記アルミニウム合金管を前記鉄合金管に固定する前記ステップにおいて、
    前記アルミニウム合金管の外周面と前記鉄合金管の内周面とが密着するように、前記アルミニウム合金管を前記鉄合金管にねじ込んで固定し、
    前記第1冶金的接合部を形成する前記ステップにおいて、
    前記アルミニウム合金管の外周面と前記鉄合金管の内周面との間に前記第1冶金的接合部を形成する
    請求項17の密閉電動圧縮機の製造方法。
  20. 前記アルミニウム合金管を前記鉄合金管に固定する前記ステップにおいて、
    前記鉄合金管の外周面と前記アルミニウム合金管の内周面とが密着するように、前記アルミニウム合金管の外側に配置される箍を用いる箍締めにより前記アルミニウム合金管を前記鉄合金管に固定し、
    前記第1冶金的接合部を形成する前記ステップにおいて、
    前記鉄合金管の外周面と前記アルミニウム合金管の内周面との間に前記第1冶金的接合部を形成する
    請求項17の密閉電動圧縮機の製造方法。
  21. 結合部品を製造するステップと、
    前記結合部品を介してガラス端子ユニットをアルミニウム合金のケーシング部材に結合するステップと
    を具備し、
    前記ケーシング部材は、電動モータと前記電動モータによって駆動される圧縮機構とを収容するケーシングの少なくとも一部を形成し、
    前記ガラス端子ユニットを介して前記電動モータに電力が供給され、
    前記ガラス端子ユニットは、貫通孔が設けられた鉄合金の第1部材と、前記貫通孔に通された電極と、前記電極と前記第1部材の間の隙間を封止するガラスとを備え、
    前記結合部品を製造する前記ステップは、
    アルミニウム合金管の外周面とアルミニウム合金とは異なる第1金属により形成された第1金属管の内周面とが第1冶金的接合部により接合した複合管を形成するステップと、
    前記第1金属管の外周面と鉄合金管の内周面とが密着するように、機械的接合法により前記複合管を前記鉄合金管に固定するステップと、
    前記第1金属管の外周面と前記鉄合金管の内周面との間に第2冶金的接合部を形成する
    ステップと
    を含み、
    前記第1金属管を形成する前記第1金属は、線膨張係数がアルミニウム合金及び鉄合金の間であり、
    前記ガラス端子ユニットをアルミニウム合金の前記ケーシング部材に結合する前記ステップは、
    前記鉄合金管を前記第1部材に溶接するステップと、
    前記アルミニウム合金管を前記ケーシング部材に溶接するステップと
    を含む
    閉電動圧縮機の製造方法。
  22. 前記第1金属材を前記第1部材に結合する前記ステップにおいて、
    前記鉄合金管を前記第1部材に溶接す
    請求項17乃至20のいずれかに記載の密閉電動圧縮機の製造方法。
  23. 前記第1金属材を形成する第1金属は、線膨張係数がアルミニウム合金及び鉄合金の間であり、
    前記第1冶金的接合部を形成する前記ステップにおいて、前記アルミニウム合金材と前記第1金属材とが張り合わされたクラッド材を形成する
    請求項16の密閉電動圧縮機の製造方法。
  24. 結合部品を製造するステップと、
    前記結合部品を介してガラス端子ユニットをアルミニウム合金のケーシング部材に結合するステップと
    を具備し、
    前記ケーシング部材は、電動モータと前記電動モータによって駆動される圧縮機構とを収容するケーシングの少なくとも一部を形成し、
    前記ガラス端子ユニットを介して前記電動モータに電力が供給され、
    前記ガラス端子ユニットは、貫通孔が設けられた鉄合金の第1部材と、前記貫通孔に通された電極と、前記電極と前記第1部材の間の隙間を封止するガラスとを備え、
    前記結合部品を製造する前記ステップは、
    アルミニウム合金材と、アルミニウム合金とは異なる第1金属により形成された第1金属材との間に、第1冶金的接合部を形成するステップと、
    前記第1金属材と鉄合金材とを冶金的接合法により面接合するステップ
    を含み、
    前記第1金属材を形成する前記第1金属は、線膨張係数がアルミニウム合金及び鉄合金の間であり、
    前記第1冶金的接合部を形成する前記ステップにおいて、前記アルミニウム合金材と前記第1金属材とが張り合わされたクラッド材を形成し、
    前記ガラス端子ユニットをアルミニウム合金の前記ケーシング部材に結合する前記ステップは、
    前記鉄合金材を前記第1部材に溶接するステップと、
    前記アルミニウム合金材を前記ケーシング部材に溶接するステップと
    を含む
    閉電動圧縮機の製造方法。
  25. 前記第1金属材を前記第1部材に結合する前記ステップにおいて、
    冶金的接合法により前記第1金属材を前記第1部材に結合す
    請求項23の密閉電動圧縮機の製造方法。
  26. 前記アルミニウム合金材と前記第1金属材との接合部を覆う塗装皮膜を形成するステップを更に具備する
    請求項16乃至20、22、23、及び25のいずれかに記載の密閉電動圧縮機の製造方法。
  27. 前記第1冶金的接合部を形成する前記ステップは、
    前記鉄合金管と前記アルミニウム合金管とをロウ付けするステップを含む
    請求項17乃至20のいずれかに記載の密閉電動圧縮機の製造方法。
  28. 前記第1冶金的接合部を形成する前記ステップは、
    前記鉄合金管と前記アルミニウム合金管との間に合金層が形成されるように、前記鉄合金管と前記アルミニウム合金管とを互いに押し付けた状態で相対的に回転させるステップを含む
    請求項17乃至20のいずれかに記載の密閉電動圧縮機の製造方法。
  29. 前記第1冶金的接合部を形成する前記ステップは、
    前記鉄合金管と前記アルミニウム合金管とを互いに押し付けた状態で非酸化性雰囲気中で加熱するステップを含む
    請求項17乃至20のいずれかに記載の密閉電動圧縮機の製造方法。
  30. 前記圧縮機構に二酸化炭素冷媒を供給するステップを更に具備する
    請求項16乃至29のいずれかに記載の密閉電動圧縮機の製造方法。
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