JP4292687B2 - 通信装置及びネットワーク - Google Patents

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JP4292687B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はネットワークに関し、例えばATM(非同期転送モード)通信を行うATMネットワークにおいて当該ネットワークが想定しているよりも広帯域のセル伝送を行う場合などに適用して好適なものである。
【0002】
また、本発明は、かかるネットワークの構成要素としての通信装置に関するものである。
【0003】
【従来の技術】
一般に、ATM通信には、次の▲1▼、▲2▼の特性がある。
【0004】
▲1▼ATM通信は53バイトの固定長パケット(セル)を用いて行うが、この伝達にかかる遅延時間は経路により、また伝達経路の混雑具合により不確定である。
【0005】
▲2▼ATMの通信方式は高速性を重視し簡易プロトコルによるためセルの到着順序の逆転を回復できない。
【0006】
従来のATMネットワーク20では、図2に示すように、ノード21〜25を介してネットワーク20中を伝送されるATMセルは、コネクション単位で異なる伝送経路を伝送されている。
【0007】
すなわち、ATMセルa、b、c、dが対応するコネクションはノード21,23,25を順次伝送されるのに対し、ATMセルA、B、C、Dからなるコネクションはノード21からノード22まで伝送されている。
【0008】
伝送経路がコネクション単位で設定されているため、例えば、ATMセルa、b、c、dからなるコネクションにノード21と23のあいだで設定されている1コネクションあたりの帯域の最大値以上の帯域が必要な場合、そのままでは当該コネクションを伝送することができなかった。
【0009】
当該コネクションを伝送するためには、ノード21とノード23を、1コネクションあたりの帯域の最大値の大きな装置と取り替えたり、これらのノード間のリンクL1〜L8の容量を大きくしたりすることが必要になる。
【0010】
一方で、前記特性▲1▼、▲2▼に対応しながら、セル伝送の効率性向上をはかり得るるものとして、広い帯域のセルストリームを狭い帯域の複数のセルストリームに分けて流す方法が考えられている。
【0011】
例えば特開平9−238147号公報(文献1)、特開平10−285184号公報(文献2)、特開平6−69920号公報(文献3)に記載された発明はその例である。
【0012】
このうち文献1には、現在使用しているコネクションの経路にかかわらず、ATMネットワーク上に分散する空き帯域を利用して帯域変更を行うことができるATMネットワーク通信システムが記載されている。
【0013】
また、文献2には、高速広帯域ネットワークへの、およびそこからの情報を低速スイッチ構造を介して転送するマルチプレクサ/デマルチプレクサを主体とするラインインタフェース装置が記載されている。これは、ATMスイッチ構造(ATMスイッチ回路)の周辺部の構成を工夫することにより、高速ネットワークに低速スイッチ構造で対応することを目的としており、例えばATM交換機などのノード装置の内部に関する発明である。
【0014】
さらに、文献3には、大量のシリアルデータを複数のチャネル(例えばISDNの2回線のBチャネル(B1、B2))に分割して、ヘッダ等の余分な情報を付加せずに、同一宛先に伝送し再生できる一括データ伝送方式が記載されている。
【0015】
複数チャネルのデータの送信に先立って、各チャネルを識別するための情報を含む複数の同期信号を、同時に(並列に、すなわち同一タイミングで)送信し、これらを受信した受信側では、複数チャネルの受信時間差を当該同期信号の受信時間差に基づいて検出することができ、複数チャネルの受信タイミングの差を補償することができる。
【0016】
これにより、文献3の発明では、従来は必要であったパケット化、およびパケットヘッダ中のパケット番号が不要になる。
【0017】
すなわち、パケットヘッダ(のパケット番号)のかわりに同期信号を送信して、パケットヘッダを無くしたことにより、多数のパケットの組立ておよび分離の処理に要する時間を節約し、ヘッダ等の余分な情報を付加せずにデータを送信でき、伝送すべきデータのビット利用効率を上げることができる。
【0018】
これら3つの文献1〜3に記載された発明により、各文献それぞれの観点で、データ伝送の効率性はアップすることが期待できる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
ところがこれら3つの文献のうち文献2に記載された発明は、規格に拘束されずに、どのような構造のセルでも使用することのできるノード装置の内部に関する発明である。
【0020】
また、文献1はその図3(B)の202などに、いったん分割したコネクションを統合する旨の記載はあるが、もともと同一コネクションのATMセルを別コネクションとして異なる伝送経路を伝送することによって生じるコネクション間の位相差(時間差、受信タイミングの差)を、どのようにして吸収し調整するのかについては何も記載していない。
【0021】
一方、文献3の特許請求の範囲には、セル単位でセルデータを伝送する旨の記載がある。一般にいうところのセルやパケットは、ヘッダを備えた構造を持っているものであるが、文献3の発明はそのヘッダを除いた点を特徴としているのであるから、文献3の特許請求の範囲でいうところのセルは、単に「ひとまとまりの情報」という程度の意味で使用されていると考えられる。
【0022】
ヘッダを持たない以上、文献3のセルデータは、通常のパケット交換やATM交換の対象とすることができず、文献3の発明を既存のネットワークに適用するには、既存のネットワークに存在するATM交換機やパケット交換機などのノードに何らかの改変を施す必要がある。
【0023】
すなわち、当該セルデータの送信元の通信装置と送信先の通信装置が文献3の発明に対応しているだけでは足りず、これらの中間に存在するノードにも改変を施さなければ、文献3の発明をネットワーク上に実現することができない。
【0024】
以上のような点に鑑み、例えばATMのコネクションとして600M,2.4G等の広帯域のコネクションを伝達しようとした場合でも、既存のネットワークの大部分(ノードやリンクなど)をそのまま使用することが可能であるとともに、前記位相差の調整も行うことができ、なおかつ実現性やコスト性に優れた技術が求められる。
【0025】
換言するなら、上述した図2のネットワーク20で、ノードの装置を取り替えたり、ノード間のリンクの容量を大きくしたりすることなく、ネットワーク20が想定しているよりも広帯域のセル伝送を可能にすることが求められているということである。
【0026】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するために、本発明の通信装置では、共通性のある経路情報を持つ単位信号であって時系列に送信される単位信号を、複数配列して構成されている元系列を、複数の部分系列に分割し、各部分系列をネットワーク上の異なる経路で伝送する通信装置において、(1)前記元系列から、単位信号を抽出する相補的な複数の抽出パターンからなるパターン情報の設定を受ける送信側パターン情報設定手段と、(2)設定された送信側パターン情報に従って単位信号を取り出すことにより、前記元系列を複数の部分系列に分割する分割手段と、(3)各部分系列内の所定の位置に配置されて各部分系列と共にネットワーク上を伝送され、少なくとも前記各部分系列上の位相位置を示し、複数の部分系列間の位相差を受信側に判別させるための位相情報を収容した基準単位信号を生成する基準単位信号生成手段とを備えることを特徴とする。
【0027】
また、本発明のもう1つの通信装置では、請求項1の通信装置から送信された部分系列であって、ネットワーク上の異なる経路を伝送されて到来した複数の部分系列を、当該部分系列の分割元の元系列に復元する通信装置において、(1)複数の部分系列の内、最後に到来した部分系列以外の部分系列を蓄積する蓄積記憶手段と、(2) 各部分系列内の所定の位置に配置されて各部分系列と共にネットワーク上を伝送され、少なくとも前記各部分系列上の位相位置を示す位相情報を収容した基準単位信号を、到来した部分系列の中から検出して、少なくとも位相位置情報を認識する基準単位信号検出手段と、(3)到来した複数の部分系列を合成して元系列を復元するための相補的な複数の合成パターンからなるパターン情報の設定を受ける受信側パターン情報設定手段と、(4)到来したタイミングに関わりなく、当該受信側パターン情報と位相情報をもとに、複数の部分系列間の位相差の整合を行う位相差整合手段と、(5)位相差の整合が行われた複数の部分系列を合成して前記元系列を復元する復元手段とを備えることを特徴とする。
【0028】
さらに、本発明のネットワークは、請求項1の通信装置と、請求項2の通信装置と、前記各部分系列中の単位信号及び基準単位信号に対し、少なくとも前記経路情報の変換処理を行う伝送装置とを備えることを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】
(A)実施形態
以下、本発明にかかる通信装置及びネットワークを、ATM交換機およびATMネットワークに適用した場合を例に、実施形態について説明する。
【0030】
(A−1)実施形態の構成および動作
本実施形態のATMネットワーク10を図1に示す。
【0031】
図1において、ATMネットワーク10はノード11,12と、ノード22,23,24と、これらのノード間を接続するリンクL1〜L8を備えている。
【0032】
このうち、ノード(装置1)11およびノード(装置2)12以外の構成要素は、対応する符号を付した従来のネットワーク20の構成要素(ノード、リンク)と同じ(同一容量、同一仕様)のものである。
【0033】
また本実施形態では、ノード11,12、22〜24はすべて、ATM交換機であるものとする。
【0034】
これら、送信側のATM交換機11および受信側のATM交換機12の内部構成は、図3に示す。図3では、通常のATM交換機と同じ構成部分は省略している。
【0035】
図3において、送信側交換機11はコネクション分割部30と、マーカ挿入部31,32と、タイミング生成部33と、設定部34とを備えており、受信側交換機12はマーカ検出部36,37と、位相同期部38と、セル多重部(コネクション復元部)39と、設定部40と、バッファ41とを備えている。
【0036】
図3中、交換機11に入力されるATMセルa、b、c、d、…に対応する1つのコネクションCaが、コネクション分割部30によって、2つのコネクションCa−1とCa−2に分割されている。
【0037】
分割されて得られた2つの分割コネクションCa−1、Ca−2の先頭には、次段のマーカ挿入31,32によって、それぞれマーカセルMK(MK1、MK2)が挿入される。
【0038】
このマーカセルMK(mk)のフォーマットは、図5に示すような構造を持っている。マーカセルmkは複数経路の遅延量の差を受信側で測定するために挿入する特別なセルで、ネットワークレベルでの遅延差を判別可能とするための長周期のシリアル番号をそのペイロード領域に収容できる構造である。
【0039】
基本的にはマーカセルmkのコネクション上における挿入位置により位相差を識別(小位相差識別)するが、さらに大きな位相差にも対応可能とするためマーカセルmkのシリアル番号によリ位相差を確認(大位相差識別)する。
【0040】
図5において、マーカセルMKは5バイトのヘッダHDと、48バイトのペイロードPLから構成される53バイト固定長のATMセルである。したがってマーカセルmkは、外形的には通常のATMセルと変わるところが無い。
【0041】
5バイトのヘッダHDは、通常のATMセルヘッダと同じ構造を持っていて、GFR、VPI、VCI、PT、CLP、HECを備えている。これらの意味も通常のATMセルヘッダと同じである。
このマーカセルMKがデータを運ぶ通常のATMセル(ユーザセル、すなわちデータセル)と異なる点は、そのペイロードPLにある。
【0042】
ペイロードPLには、当該ATMセルがマーカセルであることを示す2バイトのセル種別部CCと、3バイトのシリアル番号部SNと、1バイトのBIPと、41バイトの空きフィールドVEと、1バイトのCRCとを備えている。
【0043】
このうちシリアル番号部SNは、後述するシリアル番号を持つ部分であり、BIPは、マーカセルmkおよびユーザセルの欠落等の検出のために使用される。
【0044】
コネクションを分割する場合の分割パターンについては、送信側交換機11の設定部34に予め設定しておく。
【0045】
本実施形態では例えば図3に示すように、元コネクションCa中のセルを1セルずつ交互に抽出することがこの分割パターンの内容である。当該交互抽出の繰り返しにより、2つの分割コネクションCa−1、Ca−2が生成される。
【0046】
すなわち、順次、連続して供給される4つのATMセルa、b、c、d(元コネクション)から、まず最先のATMセルaを抽出してこれを分割コネクションCa−1の最初のユーザセルとし、次に2番目のATMセルbを抽出してこれを分割コネクションCa−2の最初のユーザセルとし、3番目にATMセルcを抽出してこれを分割コネクションCa−1の2番目のユーザセルとし、4番目にATMセルdを抽出してこれを分割コネクションCa−2の2番目のユーザセルとしている。
【0047】
ATMセルd以降のATMセルについても同じ操作が繰り返され、図4に示すように、順次、分割されていく。
【0048】
このようなユーザセルの抽出、出力に先立って、上述したマーカセルMKが、各分割コネクションCa−1、Ca−2の先頭に付加されるが、その際のタイミングをマーカ挿入部31,32に提供するのが、タイミング生成部(timing)33である。
【0049】
ここで、コネクションCa−1の先頭に付加されるマーカセルをMK1とし、コネクションCa−2の先頭に付加されるマーカセルをMK2とする。
【0050】
MK1、MK2などのマーカセルmkの挿入(付加)動作は、例えば、図6(A)、(B)に示すように行われる。
【0051】
図6(A)において、マーカセルmkは、ある1つの分割コネクションCa−1中のユーザセルa,c,e,g,i,kや、m,s,u,w,yのなかに、周期的に挿入されている。シリアル番号1の任意の1つのマーカセルmk11を挿入してから、シリアル番号2のマーカセルmk12を挿入するまでに前記BIPを演算し、その演算の結果として得られたBIPをmk12に挿入している。
【0052】
シリアル番号のビット数は、通常、受信側交換機12でタイマなどを使用せずに直接、測定できる受信位相差(受信タイミングの相対的位相差)の最大値に対応する。
【0053】
しかし、シリアル番号のために多くのビット数を用意したとしても、分割コネクション自体の長さが位相差未満の場合などもあり得る。このような場合には、受信側の交換機12は、タイマなどを利用して同一シリアル番号を持つマーカセルmkの位相差を検出することになる。
【0054】
マーカセルmkの挿入間隔(周期)の長さは、セル損失の発生する可能性の高さや、伝送誤りなどでマーカセルmkの内容が損なわれる可能性の高さや、1つの分割コネクションの受信中にも中間のノードの輻輳状態などが変動して位相差が変動する可能性の高さなどを考慮して決められる。これらの可能性が高くなるほど、マーカセルmkの挿入間隔は短くする必要が高まる。
【0055】
図6(B)は、図6(A)の分割コネクションCa−1と相補的な関係にある分割コネクションCa−2を示している。
【0056】
すなわち、アルファベット順に配列されたATMセルa〜zから構成されている元コネクションCaは、分割コネクションCa−2とCa−1を分割パターンに対応する合成パターンで合成することによって復元される。
【0057】
分割コネクションCa−2内のATMセルのうち、元コネクションCaにおける位置が前記ATMセルaに最も近いATMセルbのまえに付加されたマーカセルmk21が持つシリアル番号は、前記マーカセルmk11が持つシリアル番号と同じ1である。
【0058】
同様に、分割コネクションCa−2内のATMセルのうち、元コネクションCaにおける位置が前記ATMセルmに最も近いATMセルnのまえに付加されたマーカセルmk22が持つシリアル番号は、前記マーカセルmk12が持つシリアル番号と同じ2である。
【0059】
このことは、分割コネクションCa−1中のATMセルsのまえに挿入されたマーカセルmk1nの持つシリアル番号と、分割コネクションCa−2中のATMセルTのまえに挿入されたマーカセルmk2nの持つシリアル番号が同じであるように、一般に、同一の元コネクションから分割された複数の分割コネクションについて当てはまる。
【0060】
すなわち、各分割コネクション上の対応する位置に挿入されたマーカセルmkの持つシリアル番号は、同じシリアル番号となっている。
【0061】
元コネクションが同一である以上、分割コネクションCa−1、Ca−2内のマーカセルmkおよび各ユーザセルa、b、c、d、…のヘッダは、少なくとも交換機11に入力された当初は、同じルーティングビット(VPI、VCI)を持っている。
【0062】
通常ならば、同じルーティングビットを持つセルは同じリンクに送出されるが、本実施形態では、分割コネクションCa−1、Ca−2は、交換機11から送出される際に、異なるリンクL1とL2に送出されるものとする。
【0063】
図1に示すように、リンクL1に送出された分割コネクションCa−1のATMセル(MK1)、a、c、…は、交換機23、リンクL5を経て交換機12に受信され、リンクL2に送出された分割コネクションCa−2のATMセル(MK2)、b、d、…は、交換機22、リンクL4、交換機24、リンクL6を経て交換機12に受信される。
【0064】
このような経路を伝送される過程で行われるヘッダ変換により、分割コネクションCa−1内のATMセルが持つルーティングビットと分割コネクションCa−2内のATMセルが持つルーティングビットは異なる内容となるが、受信側交換機12(あるいは交換機12の上位のソフトウエア)は、交換機11に入力された当初のルーティングビットがどのように変換されたかを認識している。
【0065】
したがって交換機12は受信時に、ATMセルのルーティングビットに基づいて分割コネクションCa−1と分割コネクションCa−2とを識別することができる。
【0066】
以上のような送信側交換機11の動作は、
▲1▼コネクション分割部30に入力されたコネクションに対してセルの到着ごとにセルを複数の経路に振り分ける(例では2経路)
▲2▼振り分けられたセル流に対して複数の経路で同時にマーカセルを挿入する
という2つの動作に要約することができる。
【0067】
なお、元コネクションCaは帯域が広いために分割されたが、図1の例では、ATMセルA、B、C、D、…からなるコネクション〈b〉は、送信側交換機11において分割されることなく送出されている。
【0068】
一方、ネットワーク中の伝送経路が異なれば伝送される経路の長さ、各経路の混雑状況などが異なるために、ATMセルがネットワーク中のあるノードから同時に送信されたとしても、ネットワーク中の別なノードに受信される時刻は、一般に異なる。
【0069】
本実施形態の例でも、交換機11からほぼ同時に送信された分割コネクションCa−1、Ca−2が交換機12に受信される時刻は、異なるのが普通である。
【0070】
ここでは、分割コネクションCa−2のほうが先に交換機12に受信されたものとする。
【0071】
これら分割コネクションCa−1、Ca−2を受信する受信側交換機12は、前記マーカ検出部36,37でマーカセルmk1Xとmk2X(ともにXは正整数)とを検出する。
【0072】
そして交換機12は、先着の分割コネクションCa−2を受信した時点で、それが分割コネクションであること、および合成すべきもう1つの分割コネクションがまだ到着していないこと、ならびに、マーカセルmk2Xなどの分割コネクションCa−2内のATMセルのルーティングビットを調べることにより、先着の分割コネクションCa−2の1つひとつのユーザセルは、後から到着するはずの分割コネクションの1つひとつのユーザセルの後に挿入されるかたちで合成されるべきものであることも認識できる。
【0073】
これらの認識を得た交換機12は、先着の分割コネクションCa−2のATMセルを順次、バッファ41に蓄積して行く。
【0074】
バッファ41の容量は、ネットワーク10の規模など、分割コネクションの受信時間差(位相差)の最大値を考慮して決定されるが、1例としては、1秒程度の期間に到達する分割コネクションのATMセルを蓄積することができるだけの容量を持つことが考えられる。
【0075】
後の分割コネクションCa−1の到着タイミングは、分割コネクションCa−2の蓄積動作中、あるいは蓄積動作終了後になり得る。
【0076】
位相差には、位相差がない場合、位相差が小さい場合、位相差が大きい場合の3通りが考えられる。先着の分割コネクションCa−2の蓄積中に後の分割コネクションCa−1の先頭セルが到着するケースのなかには、位相差が小さい場合と大きい場合が含まれ、先着の分割コネクションCa−2の蓄積動作終了後に後の分割コネクションCa−1の先頭セルが到着するケースは、通常、位相差が大きい場合である。
【0077】
受信時の位相差がない状態とは、両分割コネクションCa−1、Ca−2のなかの同じシリアル番号を持つマーカセルmkがほぼ同時に受信される状態である。すなわち、マーカセルmk11とmk21が同時に受信され、マーカセルmk12とmk22が同時に受信されるような状態である。
【0078】
一方、位相差が小さい場合とは、図6(A)、(B)の例で、マーカセルmk11が対応するマーカセルmk21と、後のマーカセルmk22の中間の位相で受信されるような場合である。これは、位相差が、マーカセルmkの挿入間隔よりも小さい場合である。
【0079】
このように位相差が小さいことが保証されている状況では、受信側交換機12は、シリアル番号まで比較しなくても、両者の位相差を測定検出することができる。
【0080】
例えば、先着の分割コネクションCa−2のATMセルfの位相で、分割コネクションCa−1のマーカセルmk11が受信された場合なら、Ca−1のほうがCa−2に比べて3セル分位相が遅れていることがわかる。このようにして、上述した小位相差識別が行われる。小位相差識別では、次の大位相差には対応できない。
【0081】
また、位相差が大きい場合とは、分割コネクションCa−1の例えば2番目のマーカセルmk12が、分割コネクションCa−2の1番目のマーカセルmk21と3番目のマーカセルmk23のあいだに受信できないような場合である。これは、位相差が、マーカセルmkの挿入間隔よりも大きい場合である。
【0082】
このような場合には、図7に示すように、各マーカセルmkのシリアル番号を参照することで、各分割コネクション内のマーカセルmkを識別し、対応するマーカセルmkを特定しながら、上述した大位相差識別を行う必要が生じる。大位相差識別なら小位相差にも対応できる。
【0083】
したがって、一般的に受信側交換機12は、この大位相差識別を行う。
【0084】
分割コネクションCa−1のマーカセルmk1Xを検出し、Ca−1とCa−2の受信位相差を検出した交換機12は、mk1Xおよびmk2Xのシリアル番号にしたがい、これらの位相差を解消させるように位相同期部38を動作させる。
【0085】
マーカセルmkは、前記マーカ検出部36,37の処理、あるいは当該位相同期部38の処理で、各分割コネクションから取り除かれる。
【0086】
設定部40には、予め前記設定部34の分割パターンに対応した合成パターンが設定されていて、この元コネクションの復元には、当該合成パターンが利用される。
【0087】
位相同期部38は、図8に示すように、位相を整合することにより、前記位相差を吸収、解消し、分割コネクションCa−1、Ca−2を同期させ、同期した分割コネクションCa−1、Ca−2は、セル多重復元部39で、前記合成パターンにしたがって1セルずつ合成され、元コネクションCaが復元される。
【0088】
すなわちセル多重復元部39は、最初が分割コネクションCa−1中のユーザセルa、2番目が分割コネクションCa−2中のユーザセルb、3番目が分割コネクションCa−1中のユーザセルc、4番目が分割コネクションCa−2中のユーザセルd、…と、1セルずつ両分割コネクションを合成していき、ユーザセルa、b、c、d、…から構成される元コネクションを復元する。
【0089】
このような受信側交換機12で行われる処理は、前記送信側交換機11で行われた処理の逆の手順となっている。
【0090】
要するに、ネットワーク10全体でみると本実施形態では、送信側交換機11において元コネクションCaから分割された分割コネクションCa−1と分割コネクションCa−2は、それぞれネットワーク10でのルーティング制御にしたがってルーティングされ、受信側交換機12において多重され、コネクション復元される。
【0091】
なお、本実施形態では、設定部34に対する分割パターンの設定、および設定部40に対する合成パターンの設定は、設定用のATMセルや各交換機に対するマニュアル操作などで予め行うものとする。いったん設定した分割パターンや合成パターンをそれほど頻繁に変更しない場合にはこれで十分である。
【0092】
頻繁に分割パターンや合成パターンを変更する必要がある場合には、例えばマーカセルmkの前記空きフィールドVEに分割パターンの内容を収容するフィールド(パターンフィールド)を設けるようにしてもよい。この場合、当該マーカセルmkを受信した受信側交換機12は、そのパターンフィールドを読み取ることにより、読み取った分割パターンに対応させて合成パターンを変更することができる。
【0093】
(A−2)実施形態の効果
以上のように、本実施形態によれば、広帯域の元コネクションを狭い帯域の複数の分割コネクションに分割して、ネットワーク上ではこの分割コネクションを伝送させるため、複数の信号伝送速度の遅い伝送路、狭帯域の経路を用いて伝達することができ、既存ネットワークを活かして広帯域ネットワークを構築することが可能で、実現性やコスト性に優れている。
【0094】
換言するなら、本発明では、既存のネットワークの構成を大部分そのまま使用しながら、そのネットワークが想定しているよりも広帯域のセル伝送を実現することが可能である。
【0095】
(B)他の実施形態
上記実施形態では、ノード11,12以外のノード22〜24は従来のネットワーク20と同じものとしたが、ノード22〜24の全部又は一部が本発明に対応した通信装置であってもよいことは当然である。
【0096】
なお上記実施形態では、バッファ41の容量として1秒程度の期間に到達する分割コネクションのATMセルを蓄積することができる程度の容量としたが、これは通常、相当に大きな容量である。
【0097】
この容量を低減する方法としては、例えば複数の分割コネクションを波長多重することが考えられる。波長多重の場合、複数の分割コネクションの伝送経路は同一リンク中に設定されるため、位相差は極めて小さくなり、バッファ41の容量は非常に低減される。
【0098】
なお、上記実施形態のマーカセルの構造は、図5に示したものに限定しない。セル識別部CCやシリアル番号部SNの大きさは、図5の例よりも大きくてもよく、小さくてもよい。
【0099】
また、上記の実施形態では、送信側交換機と受信側交換機が一組しか存在しなかったが、これを複数組設けるようにしてもよい。
【0100】
さらに上記実施形態では、交換機11は分割コネクションの送信を行い、交換機12は受信を行ったが、元コネクションから分割コネクションを得て送信する機能および分割コネクションを受信して元コネクションを復元する機能の双方を、1つの交換機に装備してもよいことは当然である。
【0101】
また、上記実施形態では、ノード11,12、22〜24はすべてATM交換機であるものとしたが、その全部がATMクロスコネクタであってもよく、その一部にATMクロスコネクタや多重化装置などが混在していてもよい。
【0102】
なお本発明では、上記実施形態のノード11,12を端末装置と置換することも可能である。
【0103】
さらに、上記実施形態では、ネットワークにおいて複数の伝送路、経路を用いる場合をしめしたが、ATMの通信装置において通信装置内の信号伝達のために複数の経路(例えば複数のATMスイッチ)がある場合にも、同様の方法で複数の経路を用いてコネクションを分割して処理することができる。
【0104】
なお、上記実施形態の分割パターンは、ATMセルを1つずつ交互に抽出するパターンであったが、例えばATMセルaとbを一方の分割コネクションのために抽出し、ATMセルcとdを他方の分割コネクションのために抽出するというように、2つずつ交互に抽出するような分割パターンも可能である。
【0105】
また、上記実施形態では、各分割コネクションの帯域は同じであり、例えば元コネクションの帯域が600Mなら、2つの分割コネクションの帯域はともに、300Mであるが、例えば100Mと500Mに分割するような分割パターンも可能である。
【0106】
100Mと500Mに分割するには、例えば一方の分割コネクションのためにATMセルaを抽出すると、他方の分割コネクションのためにATMセルc〜gを抽出するというような分割パターンが可能である。
【0107】
この場合、分割パターンは、抽出するATMセルの数が1対5になるようなパターンであればどのようなパターンであってもよい。
【0108】
同様に、1つの元コネクションを3つ以上の分割コネクションに分割することも可能である。
【0109】
以上の分割パターンに関する説明は、そのまま合成パターンにも当てはまる。
【0110】
一方、上記実施形態では、送信側による分割も1段階で受信側による合成も1段階であったが、多段階に分割し、多段階に合成するような構成も可能である。
【0111】
すなわち、ある送信側交換機から出力された分割コネクションを入力した交換機が、当該分割コネクションをさらにもう1度分割して、分割コネクションの分割コネクション(すなわち2次的な分割コネクション)を生成するような構成である。
【0112】
この場合のネットワークは、多段分割の逆の手順で多段合成が行われるように、送信側と受信側が対称的な構造を持つようにするとよい。
【0113】
また、上記実施形態では、元コネクションとしてルーティングビットがすべて同じATMセルを考えたが、例えばVPIだけが同じATMセルのセルストリームを元コネクションとしてもよい。
【0114】
さらに、実施形態では、固定長のATMセルをやり取りするATM通信を例に説明したが、可変長のパケットをやり取りするパケット通信であっても、許容されているパケットの長さには上限と下限があるため、パケット通信においてもネットワーク上の帯域について利用効率を高めることは有用である。したがって、本発明は、パケット通信にも適用し得るし、パケット通信に適用した場合にも効果が期待できる。
【0115】
すなわち、本発明は、共通性のある経路情報を持つ単位信号であって時系列に送信される単位信号を、複数配列して構成されている元系列を、複数の部分系列に分割し、各部分系列をネットワーク上の異なる経路で伝送する通信装置、あるいは前記部分系列であって、ネットワーク上の異なる経路を伝送されて到来した複数の部分系列を、前記元系列に復元する通信装置、およびこれらの通信装置を含むネットワークについて、広く適用することができる。
【0116】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明によれば、既存のネットワークの大部分(ノードやリンクなど)をそのまま使用しつつ、実質的に、元系列の単位信号を従来よりも高速広帯域で送信し、伝送し、受信する場合と同等な結果が得られる。
【0117】
すなわち、任意の1つの元系列に着目した場合、ネットワーク中の既存の伝送装置をそのまま使用して、伝送帯域を広帯域化することが可能なので、実現性やコスト性に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るネットワークの構成を示す概略図である。
【図2】従来のネットワークの構成を示す概略図である。
【図3】実施形態に係るノードの内部構成を示す概略図である。
【図4】実施形態の動作説明図である。
【図5】実施形態のマーカセルの構成例を示す概略図である。
【図6】実施形態の動作説明図である。
【図7】実施形態の動作説明図である。
【図8】実施形態の動作説明図である。
【符号の説明】
10、20…ネットワーク、11,12、21〜25…ノード、30…コネクション分割部、31、32…マーカ挿入部、33…タイミング生成部、34,40…設定部、36,37…マーカ検出部、38…位相同期部、39…セル多重部(コネクション復元部)、L1〜L7…リンク、Ca−1、Ca−2…コネクション、a〜d、A〜D…ATMセル、MK、MK1、MK2…マーカセル。

Claims (3)

  1. 共通性のある経路情報を持つ単位信号であって時系列に送信される単位信号を、複数配列して構成されている元系列を、複数の部分系列に分割し、各部分系列をネットワーク上の異なる経路で伝送する通信装置において、
    前記元系列から、単位信号を抽出する相補的な複数の抽出パターンからなる
    パターン情報の設定を受ける送信側パターン情報設定手段と、
    設定された送信側パターン情報に従って単位信号を取り出すことにより、前記元系列を複数の部分系列に分割する分割手段と、
    各部分系列内の所定の位置に配置されて各部分系列と共にネットワーク上を伝送され、少なくとも前記各部分系列上の位相位置を示し、前記複数の部分系列間の位相差を受信側に判別させるための位相情報を収容した基準単位信号を生成する基準単位信号生成手段とを備えることを特徴とする通信装置。
  2. 請求項1の通信装置から送信された部分系列であって、ネットワーク上の異なる経路を伝送されて到来した複数の部分系列を、当該部分系列の分割元の元系列に復元する通信装置において、
    複数の部分系列の内、最後に到来した部分系列以外の部分系列を蓄積する蓄積記憶手段と、
    各部分系列内の所定の位置に配置されて各部分系列と共にネットワーク上を伝送され、少なくとも前記各部分系列上の位相位置を示す位相情報を収容した基準単位信号を、到来した部分系列の中から検出して、少なくとも位相位置情報を認識する基準単位信号検出手段と、
    到来した複数の部分系列を合成して元系列を復元するための相補的な複数の合成パターンからなるパターン情報の設定を受ける受信側パターン情報設定手段と、
    到来したタイミングに関わりなく、当該受信側パターン情報と前記位相情報をもとに、前記複数の部分系列間の位相差の整合を行う位相差整合手段と、
    位相差の整合が行われた前記複数の部分系列を合成して前記元系列を復元する復元手段とを備えることを特徴とする通信装置。
  3. 請求項1の通信装置と、
    請求項2の通信装置と、
    前記各部分系列中の単位信号及び基準単位信号に対し、少なくとも前記経路情報の変換処理を行う伝送装置とを備えることを特徴とするネットワーク。
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