JP4291421B2 - Exhaust gas purification catalyst - Google Patents

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JP4291421B2
JP4291421B2 JP07491597A JP7491597A JP4291421B2 JP 4291421 B2 JP4291421 B2 JP 4291421B2 JP 07491597 A JP07491597 A JP 07491597A JP 7491597 A JP7491597 A JP 7491597A JP 4291421 B2 JP4291421 B2 JP 4291421B2
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zeolite
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正和 岩本
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    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
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    • F01N2610/03Adding substances to exhaust gases the substance being hydrocarbons, e.g. engine fuel

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  • Catalysts (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高濃度の酸素を含有する排ガス、特に、ディーゼルエンジンからの排ガスの浄化の方法及び装置に関する。より詳細には、本発明は、排ガスに含まれる窒素酸化物を高効率で低減できる方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
高濃度の酸素の存在下で排ガスに含まれる窒素酸化物を低減するために、遷移金属をイオン交換してなるゼオライトを触媒として用い、排ガス中の酸素との理論反応量未満の量の還元剤を添加して窒素酸化物を低減する方法が提案されている(特開昭63−283727号公報)。しかしながら、この方法では、触媒の最適活性温度が400〜600℃と高いためエンジンの始動時など排ガスが200〜400℃の低温度域にある場合には窒素酸化物の低減率がかなり低い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
それ故、本発明は、広い温度域にわたって排ガスに含まれる窒素酸化物を高効率で低減できる方法及び装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の発明者は、鋭意研究の結果、200〜600℃の排ガスを白金イオン交換ゼオライトからなる上流側触媒に接触させた後、更にナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、バリウム、マンガン、鉄及び亜鉛からなる群から選択された1種の元素のイオンで交換されたゼオライト又はアルミナからなる下流側触媒に接触させることにより、驚くべきことに、還元剤が排ガス中の酸素との理論反応量未満の量だけしか存在しなくとも、広い温度域にわたって、窒素酸化物を高効率で低減できることを見いだし、本発明の排ガスの浄化方法を提案するに至った。
【0005】
即ち、本発明の排ガスの浄化方法は、排ガス浄化触媒として、白金イオン交換ゼオライトと、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、バリウム、マンガン、鉄及び亜鉛からなる群から選択された1種の元素のイオンで交換されたゼオライト又はアルミナとを用い、まず、白金イオン交換ゼオライト(以下、「第1触媒」と表す)に排ガスを接触させた後、排ガスをナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、バリウム、マンガン、鉄及び亜鉛からなる群から選択された1種の元素のイオンで交換されたゼオライト又はアルミナ(以下、「第2触媒」と表す)に接触させることを特徴とする。好ましくは、排ガスを、白金イオン交換ゼオライトに接触させた後、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、バリウム、マンガン、鉄及び亜鉛からなる群から選択された1種の元素のイオンで交換されたゼオライト又はアルミナに接触させる前に、還元剤を添加する。
【0006】
【発明の実施の形態】
第1触媒
白金イオン交換ゼオライトである。これは、ゼオライトの有するイオン交換基を白金イオンと置換させることにより調製されたゼオライトである。
【0007】
本発明において用いるゼオライトは、一般式:
xM2/nO・Al23・ySiO2・zH2
(但し、nは陽イオンMの原子価、xは0.8〜1.2の範囲の数、yは2以上の数、zは0以上の数である)で表される化学組成を有する結晶性のアルミノシリケートである。天然物だけでなく、種々の合成品が知られているが、本発明では、いずれのゼオライトも用いることができる。シリカ/アルミナのモル比は10以上が好ましい。フェリエライト、Y型、モルデナイト、ZSM−5、ZSM−11等が典型的なものである。好ましいゼオライトは、ZSM−5である。ゼオライトはこのまま用いてもよいが、NH4型又はH型としてもよい。更に、アルカリ金属、アルカリ土類金属等の陽イオンを含んでいてもよい。構造としては、結晶内部で次元又は三次元チャネルを有するものが好ましい。
【0008】
白金イオンでイオン交換するには、例えば、白金イオンを含む溶液にゼオライトを浸漬し、20〜100℃で数時間〜数十時間撹拌する。白金イオンは、例えば、ジニトロジアミノ白金等の形態で供給できる。ゼオライトに含まれる白金イオンの量は、ゼオライトに対して、0.1〜5wt%(Pt)の範囲にあるのが好ましい。イオン交換した後は、生成されたスラリーを固液分離し、ゼオライトケーキをイオン交換水(好ましくは純水)で洗浄した後、大気中100〜150℃で2〜3時間にわたって乾燥する。なお、ゼオライトケーキを再び白金イオンを含む溶液に浸漬させるイオン交換操作は繰り返して行ってもよい。完成触媒として排気管路に配設する前に、活性化処理として焼成を、好ましくは、400〜600℃で3〜5時間にわたって行う。雰囲気は、酸化性でも、還元性でも、不活性でもよい。
【0009】
触媒の形状は、特に限定されない。従って、粉砕して粉体として用いても、更にバインダーを加えて、一定の形状(例えば、ペレット)に成形しても、また、ハニカム状などの耐火性基材上(例えば、コージェライト製)に塗布してもよい。
【0010】
第2触媒
インジウム、ガリウム、銅、コバルト、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、バリウム、マンガン、鉄、ニッケル、亜鉛及び水素からなる群から選択された元素(以下、「M」で表す)のイオンで交換されたゼオライト又はアルミナである。
【0011】
ゼオライトは、第1触媒と同様なものを用いることができる。また、インジウム、ガリウム、銅、コバルト、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、バリウム、マンガン、鉄、ニッケル、亜鉛及び水素の各イオンの交換操作及び触媒調製操作も、第1触媒の調製の場合と同様にして実施できる。
【0012】
インジウムイオンは、例えば、硝酸インジウム(In(NO33)、塩化インジウム(InCl3)の形態で供給できる。ガリウムイオンは、例えば、硝酸ガリウム(Ga(NO33)、塩化ガリウム(GaCl3)、硫酸ガリウム(Ga2(SO43)の形態で供給できる。銅イオンは、例えば、硝酸銅(Cu(NO32)、酢酸銅(Cu(CH3COO)2)、硫酸銅(CuSO4)の形態で供給できる。コバルトイオンは、例えば、硝酸コバルト(Co(NO32)、酢酸コバルト(Co(CH3COO)3)の形態で供給できる。ナトリウムイオンは、例えば、硝酸ナトリウム、塩化ナトリウム、硫酸ナトリウムの形態で供給できる。カリウムイオンは、例えば、硝酸カリウム、塩化カリウムの形態で供給できる。マグネシウムイオンは、例えば、硝酸マグネシウム、硫酸マグネシウムの形態で供給できる。カルシウムイオンは、例えば、硝酸カルシウム、塩化カルシウムの形態で供給できる。バリウムイオンは、例えば硝酸バリウム、水酸化バリウムの形態で供給できる。マンガンは、例えば、硝酸マンガン、硫酸マンガンの形態で供給できる。鉄イオンは、例えば、硝酸鉄、硫酸鉄(II)の形態で供給できる。ニッケルイオンは、例えば、硝酸ニッケル、硫酸ニッケルの形態で供給できる。亜鉛イオンは、例えば、硝酸亜鉛、硫酸亜鉛の形態で供給できる。ゼオライトに含まれるMイオンの量は、ゼオライトに対して、1〜6wt%の範囲にあるのが好ましい。
【0013】
還元剤
アンモニアでも、一酸化炭素でも、炭化水素でもよいが、好ましくは、炭化水素である。炭化水素からなる還元剤に関しては、気体状のものとして、メタン、エタン、エチレン、プロパン、プロピレン、ブタン、ブチレン、ブテン、アセチレン、イソプレン等が、液体状のものとしては、ペンタン、ヘキサン、オクサン、ヘプタン、ベンゼン、トルエン、キシレン等の単一成分系、ガソリン、灯油、重油、軽油等の鉱油系を用いることができる。これらは、単独で用いても併用してもよい。本発明の方法は、ディーゼルエンジンからの排ガスを浄化する際には軽油を用いることができるので有利である。
【0014】
なお、排ガス中には、燃料等の未燃焼物や不完全燃焼物、即ち、炭化水素類やパティキュレート類が含まれているが、これらも還元剤として有効である。従って、還元剤は必ずしも外部から添加する必要はない。しかしながら、通常は、第1触媒を通過した排ガスに対して還元剤を添加した上で第2触媒に接触させると、窒素酸化物の低減率がかなり上昇する。
【0015】
炭化水素の量は、用いる具体的な炭化水素の種類によって異なるが、通常、窒素酸化物の排出重量に対して1〜4倍である。
【0016】
排ガス浄化装置
本発明の排ガス浄化方法を実施するには、排気管路内部に、排ガスの流れに対して、上流側に白金イオン交換ゼオライトからなる第1触媒を配設し、下流側にナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、バリウム、マンガン、鉄及び亜鉛からなる群から選択された1種の元素のイオンで交換されたゼオライト又はアルミナからなる第2触媒を配設する。また、好ましい実施の形態では、第1触媒と第2触媒の間に、排気管路と連通しその内部に還元剤を注入するための還元剤注入手段を設ける。
【0017】
一例では、図1に示すように、排気管路4に、具体的には排気マニフォールド5と排気マフラー6との間に、エンジン9から出た排気ガスの流れに対して上流から、順次、ケーシングのような外筒に収容された形態で、第1触媒(粉体状)2、第2触媒(粉体状)3とからなる排気ガス浄化装置1を配設し、更に、排気管路4と第1触媒2と第2触媒3の間で連通しその内部に還元剤(気体状)を注入するための還元剤注入手段7を配設する。還元剤は、ポンプ8により圧送され、(図示されていないが)調整弁を介して噴射ノズルから、排気管路4内に供給される。
【0018】
なお、第1触媒のゼオライトと第2触媒のゼオライトは、それぞれの量が1:1の割合となるよう配設するのが好ましい。
【0019】
本発明は、白金イオン交換ゼオライトからなる上流側触媒と;ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、バリウム、マンガン、鉄及び亜鉛からなる群から選択された1種の元素のイオンで交換されたゼオライト又はアルミナからなる下流側触媒と;を組合せてなる排ガス浄化用触媒系をも提供する。
【0020】
【実施例】
触媒の調製
(第1触媒の作製)
ジニトロジアミノ白金(0.53g)を水(100ml)に溶解してなる溶液中に、ゼオライト(ZSM−5、SiO2/Al23=30、20g)を浸漬させ、80℃に保ちながら、2日間にわたって十分に撹拌して、ゼオライトのイオン交換基を白金イオンで置換させた。その後、得られたスラリーを純粋で洗浄後、固液分離し、得られたゼオライトケーキを、大気中100℃で2時間にわたって乾燥し、続いて、大気中500℃で5時間にわたって焼成した。その後、焼成物を粉砕し、粒度が150メッシュ〜100メッシュの粉体とした。白金の含有量は、1.5wt%であった。
【0021】
(第2触媒の作製)
ガリウムイオン交換触媒の作製
硝酸ガリウム(3.0g)を水(100ml)に溶解してなる溶液中に、ゼオライト(ZSM−5、SiO2/Al23=30、20g)を浸漬させ、60℃に保ちながら、2日間にわたって十分に撹拌して、ゼオライトのイオン交換基をガリウムイオンで置換させた。その後、得られたスラリーを純粋で洗浄後、固液分離し、得られたゼオライトケーキを、大気中100℃で2時間にわたって乾燥し、続いて、大気中500℃で5時間にわたって焼成した。その後、焼成物を粉砕し、粒度が150〜100メッシュの粉体触媒とした。
【0022】
インジウムイオン交換触媒の作製
硝酸ガリウムの代わりに硝酸インジウム(4.9 g)を用いた以外は、ガリウムイオン交換触媒の作製の場合と同様に処理して、粉体触媒を作製した。インジウムイオンの含有量は3wt%であった。
【0023】
銅イオン交換触媒の作製
硝酸ガリウムの代わりに硝酸銅(3.6g)を用いた以外は、ガリウムイオン交換触媒の作製の場合と同様に処理して、粉体触媒を作製した。銅イオンの含有量は3.8wt%であった。
【0024】
コバルトイオン交換触媒の作製
硝酸ガリウムの代わりに硝酸コバルト(3.4g)を用いた以外は、ガリウムイオン交換触媒の作製の場合と同様に処理して、粉体触媒を作製した。コバルトイオンの含有量は3.5wt%であった。
【0025】
水素イオン交換触媒の作製
硝酸アンモニウム20wt%を含む水溶液を用いた以外は、ガリウムイオン交換触媒の作製の場合と同様に処理して、粉体触媒を作製した。
【0026】
ナトリウムイオン交換触媒の作製
硝酸ガリウムの代わりに硝酸ナトリウム(7.9g)を用いた以外は、ガリウムイオン交換触媒の作製の場合と同様に処理して、粉体触媒を作製した。ナトリウムイオンの含有量は2.1wt%であった。
【0027】
カリウムイオン交換触媒の作製
硝酸ガリウムの代わりに硝酸カリウム(5.3g)を用いた以外は、ガリウムイオン交換触媒を作製した。カリウムイオンの含有量は1.9wt%であった。
【0028】
マグネシウムイオン交換触媒の作製
硝酸ガリウムの代わりに硝酸マグネシウム(7.3g)を用いた以外は、ガリウムイオン交換触媒の作製の場合と同様に処理して、粉体触媒を作製した。マグネシウムイオンの含有量は2.0wt%であった。
【0029】
カルシウムイオン交換触媒の作製
硝酸ガリウムの代わりに硝酸カルシウム(5.2g)を用いた以外は、ガリウムイオン交換触媒の作製の場合と同様に処理して、粉体触媒を作製した。カルシウムイオンの含有量は1.9wt%であった。
【0030】
バリウムイオン交換触媒の作製
硝酸ガリウムの代わりに硝酸バリウム(3.0g)を用いた以外は、ガリウムイオン交換触媒の作製の場合と同様に処理して、粉体触媒を作製した。バリウムイオンの含有量は2.0wt%であった。
【0031】
マンガンイオン交換触媒の作製
硝酸ガリウムの代わりに硝酸マンガン(4.3g)を用いた以外は、ガリウムイオン交換触媒の作製の場合と同様に処理して、粉体触媒を作製した。マンガンイオンの含有量は2.1wt%であった。
【0032】
鉄イオン交換触媒の作製
硝酸ガリウムの代わりに硝酸鉄(4.3g)を用いた以外は、ガリウムイオン交換触媒の作製の場合と同様に処理して、粉体触媒を作製した。鉄イオンの含有量は2.0wt%であった。
【0033】
ニッケルイオン交換触媒の作製
硝酸ガリウムの代わりに硝酸ニッケル(4.2g)を用いた以外は、ガリウムイオン交換触媒の作製の場合と同様に処理して、粉体触媒を作製した。ニッケルイオンの含有量は2.0wt%であった。
【0034】
亜鉛イオン交換触媒の作製
硝酸ガリウムの代わりに硝酸亜鉛(4.0g)を用いた以外は、ガリウムイオン交換触媒の作製の場合と同様に処理して、粉体触媒を作製した。亜鉛イオンの含有量は2.0wt%であった。
【0035】
試験装置
図2で表された試験装置を用いて、試験を行った。なお、反応管1には第1触媒が、反応管2には第2触媒が配設されている。
なお、比較例の装置として、第1触媒の配設していない装置を別に構成した。
【0036】
試験条件
ディーゼルエンジンからの排ガスを想定した以下の条件下で排ガスを上記の排ガス浄化装置に流通させて、窒素酸化物の低減率を測定した。
ガスの化学組成
NO: 1000ppm
24: 1000ppm
2: 5%
He: 残部
空間速度(GHSV) 18,000hr-1
【0037】
評価
図3は、本発明の方法に従う実施例の排ガス浄化装置を使用した場合の、種々の排ガス温度における窒素酸化物の低減率の変化を示した図である。図3中、Pt&Ga、Pt&In、Pt&Cu、Pt&Co、Pt&Hは、第1触媒が白金イオン交換ゼオライト触媒で、第2触媒が、それぞれ、ガリウムイオン交換ゼオライト触媒、インジウムイオン交換ゼオライト触媒、銅イオン交換ゼオライト触媒、コバルトイオン交換ゼオライト触媒、水素イオン交換ゼオライト触媒を指す。図4は、比較例として、第2触媒のみを配設した排ガス浄化装置を使用した場合の窒素酸化物の低減率の変化を示した図であり、図4中、Ga、In、Cu、Co、Hは、図3と同様に触媒を指す。図3及び図4中、横軸は、排ガスの触媒入口温度を表す。
【0038】
図5はさらに異なった触媒の、種々の排ガス温度における窒素酸化物の低減率の変化を示した図である。図5中、Pt&Mn、Pt&Ni、Pt&Zn、Pt&Fe、Pt&Na、Pt&Mg、Pt&Ba、Pt&Ca、Pt&Kは、第1触媒が白金イオン交換ゼオライト触媒で、第2触媒が、それぞれ、マンガンイオン交換ゼオライト触媒、ニッケルイオン交換ゼオライト触媒、亜鉛イオン交換ゼオライト触媒、鉄イオン交換ゼオライト触媒、ナトリウムイオン交換ゼオライト触媒、マグネシウムイオン交換ゼオライト触媒、バリウムイオン交換ゼオライト触媒、カルシウムイオン交換ゼオライト触媒、カリウムをイオン交換ゼオライト触媒指す。
【0039】
図6は、比較例として、第2触媒のみを配設した排ガス浄化装置を使用した場合の窒素酸化物の低減率の変化を示した図であり、図6中、Mn、Ni、Zn、Fe、Na、Mg、Ba、Ca、Kは、図5と同様に触媒を指す。図5及び図6中、横軸は、排ガスの触媒入口温度を表す。
【0040】
図3と図4、図5と図6をそれぞれ比較すると、第1触媒を配設した場合には、配設しなかった場合に比べて、窒素酸化物の還元率が向上したことが分かる。特に、触媒入口における排ガスの温度が200〜400℃という低温度域にあるときに、窒素酸化物の還元率が劇的に向上したことが分かる。
【0041】
【発明の効果】
本発明の方法によれば、排ガスが200〜400℃という低温度域にあるときでも、排ガスに含まれる窒素酸化物をそのまま大気中に放出することが阻止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の排ガス浄化方法を実施できる一つの装置の概略図である。
【図2】実施例で用いた装置の概略図である。
【図3】本発明の方法に従う実施例の排ガス浄化装置(図1)を使用した場合の窒素酸化物の還元率の変化を示した図である。
【図4】比較例として、第2触媒のみを配設した排ガス浄化装置を使用した場合の窒素酸化物の還元率の変化を示した図である。
【図5】本発明の方法に従う実施例の排ガス浄化装置(図1)を使用した場合の窒素酸化物の還元率の変化を示した図である。
【図6】比較例として、第2触媒のみを配設した排ガス浄化装置を使用した場合の窒素酸化物の還元率の変化を示した図である。
【符号の説明】
1:排気ガス浄化装置
2:第1触媒(白金イオン交換ゼオライト)
3:第2触媒(インジウム、ガリウム、銅、コバルト、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、バリウム、マンガン、鉄、ニッケル、亜鉛及び水素からなる群から選択された元素のイオンで交換されたゼオライト又はアルミナ)
4:排気管路、5:排気マニフォールド、6:排気マフラー
7:還元剤注入手段、8:ポンプ、9:エンジン
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method and apparatus for the purification of exhaust gases containing high concentrations of oxygen, in particular exhaust gases from diesel engines. More specifically, the present invention relates to a method and apparatus that can reduce nitrogen oxide contained in exhaust gas with high efficiency.
[0002]
[Prior art]
In order to reduce nitrogen oxides contained in exhaust gas in the presence of high-concentration oxygen, zeolite formed by ion-exchange of transition metals is used as a catalyst, and the amount of reducing agent is less than the theoretical reaction amount with oxygen in exhaust gas. A method for reducing nitrogen oxides by adding NO is proposed (Japanese Patent Laid-Open No. 63-283727). However, in this method, since the optimum activation temperature of the catalyst is as high as 400 to 600 ° C., the reduction rate of nitrogen oxide is considerably low when the exhaust gas is in a low temperature range of 200 to 400 ° C., such as when starting the engine.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
Therefore, an object of the present invention is to provide a method and an apparatus that can reduce nitrogen oxide contained in exhaust gas over a wide temperature range with high efficiency.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
As a result of earnest research, the inventor of the present invention, after contacting exhaust gas at 200 to 600 ° C. with an upstream catalyst composed of platinum ion exchanged zeolite, further sodium, potassium, magnesium, calcium, barium, manganese, iron and zinc Surprisingly, the reducing agent is less than the theoretical amount of reaction with oxygen in the exhaust gas by contacting a downstream catalyst consisting of zeolite or alumina exchanged with ions of one element selected from the group consisting of The inventors have found that nitrogen oxides can be reduced with high efficiency over a wide temperature range even if only the amount exists, and have proposed the exhaust gas purification method of the present invention.
[0005]
That is, the exhaust gas purification method of the present invention uses, as an exhaust gas purification catalyst, ions of one element selected from the group consisting of platinum ion-exchanged zeolite and sodium, potassium, magnesium, calcium, barium, manganese, iron and zinc. First, after contacting the exhaust gas with platinum ion-exchanged zeolite (hereinafter referred to as “first catalyst”), the exhaust gas is sodium, potassium, magnesium, calcium, barium, manganese, It is characterized by contacting with zeolite or alumina (hereinafter referred to as “second catalyst”) exchanged with ions of one element selected from the group consisting of iron and zinc . Preferably, after contacting the exhaust gas with platinum ion exchanged zeolite, the zeolite exchanged with ions of one element selected from the group consisting of sodium, potassium, magnesium, calcium, barium, manganese, iron and zinc, or Prior to contacting the alumina, a reducing agent is added.
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
First catalyst Platinum ion exchanged zeolite. This is a zeolite prepared by replacing the ion exchange group of the zeolite with platinum ions.
[0007]
The zeolite used in the present invention has the general formula:
xM 2 / n O · Al 2 O 3 · ySiO 2 · zH 2 O
(Where n is the valence of the cation M, x is a number in the range of 0.8 to 1.2, y is a number of 2 or more, and z is a number of 0 or more). Crystalline aluminosilicate. Various synthetic products are known as well as natural products, but any zeolite can be used in the present invention. The silica / alumina molar ratio is preferably 10 or more. Ferrierite, Y-type, mordenite, ZSM-5, ZSM-11 and the like are typical ones. A preferred zeolite is ZSM-5. Zeolite may be used as it is, but may be NH 4 type or H type. Further, it may contain a cation such as alkali metal or alkaline earth metal. The structure preferably has a dimensional or three-dimensional channel inside the crystal.
[0008]
In order to perform ion exchange with platinum ions, for example, zeolite is immersed in a solution containing platinum ions and stirred at 20 to 100 ° C. for several hours to several tens of hours. Platinum ions can be supplied in the form of, for example, dinitrodiaminoplatinum. The amount of platinum ions contained in the zeolite is preferably in the range of 0.1 to 5 wt% (Pt) with respect to the zeolite. After the ion exchange, the produced slurry is subjected to solid-liquid separation, the zeolite cake is washed with ion exchange water (preferably pure water), and then dried at 100 to 150 ° C. in the atmosphere for 2 to 3 hours. In addition, you may perform repeatedly the ion exchange operation which immerses a zeolite cake in the solution containing a platinum ion again. Prior to disposing the finished catalyst in the exhaust line, calcination is preferably performed at 400 to 600 ° C. for 3 to 5 hours as an activation treatment. The atmosphere may be oxidizing, reducing or inert.
[0009]
The shape of the catalyst is not particularly limited. Therefore, it can be pulverized and used as a powder, or it can be further shaped into a certain shape (for example, pellets) by adding a binder, or on a fire-resistant substrate such as a honeycomb (for example, cordierite) You may apply to.
[0010]
Second catalyst Element selected from the group consisting of indium, gallium, copper, cobalt, sodium, potassium, magnesium, calcium, barium, manganese, iron, nickel, zinc and hydrogen (hereinafter referred to as "M") Zeolite exchanged with ions or alumina.
[0011]
The same zeolite as the first catalyst can be used. In addition, the exchange operation and catalyst preparation operation of each ion of indium, gallium, copper, cobalt, sodium, potassium, magnesium, calcium, barium, manganese, iron, nickel, zinc and hydrogen are the same as in the case of preparing the first catalyst. Can be implemented.
[0012]
Indium ions can be supplied, for example, in the form of indium nitrate (In (NO 3 ) 3 ) or indium chloride (InCl 3 ). Gallium ions can be supplied, for example, in the form of gallium nitrate (Ga (NO 3 ) 3 ), gallium chloride (GaCl 3 ), or gallium sulfate (Ga 2 (SO 4 ) 3 ). Copper ions can be supplied, for example, in the form of copper nitrate (Cu (NO 3 ) 2 ), copper acetate (Cu (CH 3 COO) 2 ), or copper sulfate (CuSO 4 ). Cobalt ions can be supplied, for example, in the form of cobalt nitrate (Co (NO 3 ) 2 ) or cobalt acetate (Co (CH 3 COO) 3 ). Sodium ion can be supplied in the form of, for example, sodium nitrate, sodium chloride, or sodium sulfate. Potassium ions can be supplied, for example, in the form of potassium nitrate or potassium chloride. Magnesium ions can be supplied, for example, in the form of magnesium nitrate or magnesium sulfate. Calcium ions can be supplied, for example, in the form of calcium nitrate or calcium chloride. Barium ions can be supplied, for example, in the form of barium nitrate or barium hydroxide. Manganese can be supplied, for example, in the form of manganese nitrate or manganese sulfate. Iron ions can be supplied in the form of, for example, iron nitrate or iron (II) sulfate. Nickel ions can be supplied, for example, in the form of nickel nitrate or nickel sulfate. Zinc ions can be supplied, for example, in the form of zinc nitrate or zinc sulfate. The amount of M ions contained in the zeolite is preferably in the range of 1 to 6 wt% with respect to the zeolite.
[0013]
Reducing agent Ammonia, carbon monoxide or hydrocarbon may be used, but hydrocarbon is preferred. As for the reducing agent composed of hydrocarbon, methane, ethane, ethylene, propane, propylene, butane, butylene, butene, acetylene, isoprene and the like are gaseous, and liquids are pentane, hexane, oxane, Single component systems such as heptane, benzene, toluene and xylene, and mineral oil systems such as gasoline, kerosene, heavy oil and light oil can be used. These may be used alone or in combination. The method of the present invention is advantageous because light oil can be used when purifying exhaust gas from a diesel engine.
[0014]
The exhaust gas contains unburned and incompletely burned products such as fuel, that is, hydrocarbons and particulates, which are also effective as reducing agents. Therefore, it is not always necessary to add the reducing agent from the outside. However, normally, when a reducing agent is added to the exhaust gas that has passed through the first catalyst and then brought into contact with the second catalyst, the reduction rate of nitrogen oxides increases considerably.
[0015]
The amount of hydrocarbon varies depending on the specific type of hydrocarbon used, but is usually 1 to 4 times the discharge weight of nitrogen oxides.
[0016]
Exhaust gas purification apparatus To carry out the exhaust gas purification method of the present invention, a first catalyst made of platinum ion exchange zeolite is arranged on the upstream side with respect to the flow of the exhaust gas, sodium on the downstream side , A second catalyst made of zeolite or alumina exchanged with ions of one element selected from the group consisting of potassium, magnesium, calcium, barium, manganese, iron and zinc is disposed. In a preferred embodiment, a reducing agent injection means is provided between the first catalyst and the second catalyst so as to communicate with the exhaust pipe and to inject the reducing agent therein.
[0017]
In one example, as shown in FIG. 1, casings are sequentially formed in the exhaust pipe 4, specifically between the exhaust manifold 5 and the exhaust muffler 6, sequentially from the upstream with respect to the flow of exhaust gas emitted from the engine 9. An exhaust gas purification device 1 comprising a first catalyst (powdered) 2 and a second catalyst (powdered) 3 is provided in a form housed in such an outer cylinder, and further, an exhaust pipe 4 And a reducing agent injection means 7 for injecting a reducing agent (gaseous state) between the first catalyst 2 and the second catalyst 3. The reducing agent is pumped by the pump 8 and is supplied into the exhaust pipe 4 from the injection nozzle via a regulating valve (not shown).
[0018]
The first catalyst zeolite and the second catalyst zeolite are preferably arranged such that the respective amounts are in a ratio of 1: 1.
[0019]
The present invention relates to an upstream catalyst comprising platinum ion exchanged zeolite; zeolite or alumina exchanged with ions of one element selected from the group consisting of sodium, potassium, magnesium, calcium, barium, manganese, iron and zinc And a downstream catalyst comprising: a catalyst system for purifying exhaust gas.
[0020]
【Example】
Preparation of catalyst (production of first catalyst)
Zeolite (ZSM-5, SiO 2 / Al 2 O 3 = 30, 20 g) was immersed in a solution obtained by dissolving dinitrodiaminoplatinum (0.53 g) in water (100 ml) and kept at 80 ° C., Stir well for 2 days to replace the ion exchange groups of the zeolite with platinum ions. Thereafter, the obtained slurry was washed with pure and separated into solid and liquid, and the obtained zeolite cake was dried at 100 ° C. for 2 hours in the atmosphere, and subsequently calcined at 500 ° C. for 5 hours in the atmosphere. Thereafter, the fired product was pulverized to obtain a powder having a particle size of 150 to 100 mesh. The platinum content was 1.5 wt%.
[0021]
(Production of second catalyst)
Production of gallium ion exchange catalyst Zeolite (ZSM-5, SiO 2 / Al 2 O 3 = 30, 20 g) was dissolved in a solution of gallium nitrate (3.0 g) dissolved in water (100 ml). While being immersed and kept at 60 ° C., the mixture was sufficiently stirred for 2 days to replace the ion exchange groups of the zeolite with gallium ions. Thereafter, the obtained slurry was washed with pure and separated into solid and liquid, and the obtained zeolite cake was dried at 100 ° C. for 2 hours in the atmosphere, and subsequently calcined at 500 ° C. for 5 hours in the atmosphere. Thereafter, the fired product was pulverized to obtain a powder catalyst having a particle size of 150 to 100 mesh.
[0022]
Production of indium ion exchange catalyst A powder catalyst was produced in the same manner as in the production of gallium ion exchange catalyst except that indium nitrate (4.9 g) was used instead of gallium nitrate. . The content of indium ions was 3 wt%.
[0023]
Production of copper ion exchange catalyst A powder catalyst was produced in the same manner as in the production of the gallium ion exchange catalyst except that copper nitrate (3.6 g) was used instead of gallium nitrate. The copper ion content was 3.8 wt%.
[0024]
Preparation of cobalt ion exchange catalyst A powder catalyst was prepared in the same manner as in the preparation of the gallium ion exchange catalyst except that cobalt nitrate (3.4 g) was used instead of gallium nitrate. The cobalt ion content was 3.5 wt%.
[0025]
Production of hydrogen ion exchange catalyst A powder catalyst was produced in the same manner as in the production of the gallium ion exchange catalyst, except that an aqueous solution containing 20 wt% ammonium nitrate was used.
[0026]
Production of sodium ion exchange catalyst A powder catalyst was produced in the same manner as in the production of the gallium ion exchange catalyst except that sodium nitrate (7.9 g) was used instead of gallium nitrate. The content of sodium ions was 2.1 wt%.
[0027]
Preparation of potassium ion exchange catalyst A gallium ion exchange catalyst was prepared except that potassium nitrate (5.3 g) was used instead of gallium nitrate. The content of potassium ions was 1.9 wt%.
[0028]
Production of magnesium ion exchange catalyst A powder catalyst was produced in the same manner as in the production of the gallium ion exchange catalyst except that magnesium nitrate (7.3 g) was used instead of gallium nitrate. The magnesium ion content was 2.0 wt%.
[0029]
Production of calcium ion exchange catalyst A powder catalyst was produced in the same manner as in the production of the gallium ion exchange catalyst except that calcium nitrate (5.2 g) was used instead of gallium nitrate. The content of calcium ions was 1.9 wt%.
[0030]
Production of barium ion exchange catalyst A powder catalyst was produced in the same manner as in the production of the gallium ion exchange catalyst except that barium nitrate (3.0 g) was used instead of gallium nitrate. The barium ion content was 2.0 wt%.
[0031]
Production of manganese ion exchange catalyst A powder catalyst was produced in the same manner as in the production of the gallium ion exchange catalyst except that manganese nitrate (4.3 g) was used instead of gallium nitrate. The manganese ion content was 2.1 wt%.
[0032]
Production of iron ion exchange catalyst A powder catalyst was produced in the same manner as in the production of the gallium ion exchange catalyst except that iron nitrate (4.3 g) was used instead of gallium nitrate. The iron ion content was 2.0 wt%.
[0033]
Production of nickel ion exchange catalyst A powder catalyst was produced in the same manner as in the production of the gallium ion exchange catalyst except that nickel nitrate (4.2 g) was used instead of gallium nitrate. The content of nickel ions was 2.0 wt%.
[0034]
Production of zinc ion exchange catalyst A powder catalyst was produced in the same manner as in the production of the gallium ion exchange catalyst except that zinc nitrate (4.0 g) was used instead of gallium nitrate. The zinc ion content was 2.0 wt%.
[0035]
Test apparatus The test was performed using the test apparatus shown in FIG. The reaction tube 1 is provided with a first catalyst, and the reaction tube 2 is provided with a second catalyst.
In addition, the apparatus in which the 1st catalyst was not arrange | positioned was comprised separately as an apparatus of a comparative example.
[0036]
Test conditions Exhaust gas from a diesel engine was assumed and the exhaust gas was circulated through the exhaust gas purification device under the following conditions to measure the reduction rate of nitrogen oxides.
Gas chemical composition NO: 1000ppm
C 2 H 4 : 1000 ppm
O 2 : 5%
He: Remaining space velocity (GHSV) 18,000 hr −1
[0037]
Evaluation FIG. 3 is a graph showing changes in the reduction rate of nitrogen oxides at various exhaust gas temperatures when the exhaust gas purifying apparatus of the example according to the method of the present invention is used. In FIG. 3, Pt & Ga, Pt & In, Pt & Cu, Pt & Co, and Pt & H are the first catalyst is a platinum ion exchange zeolite catalyst and the second catalyst is a gallium ion exchange zeolite catalyst, an indium ion exchange zeolite catalyst, and a copper ion exchange zeolite catalyst, respectively. , Cobalt ion exchange zeolite catalyst, hydrogen ion exchange zeolite catalyst. FIG. 4 is a diagram showing a change in the reduction rate of nitrogen oxides when using an exhaust gas purification apparatus in which only the second catalyst is provided as a comparative example. In FIG. 4, Ga, In, Cu, Co , H refers to the catalyst as in FIG. 3 and 4, the horizontal axis represents the catalyst inlet temperature of exhaust gas.
[0038]
FIG. 5 is a graph showing changes in nitrogen oxide reduction rates of different catalysts at various exhaust gas temperatures. In FIG. 5, Pt & Mn, Pt & Ni, Pt & Zn, Pt & Fe, Pt & Na, Pt & Mg, Pt & Ba, Pt & Ca, and Pt & K are the first catalyst is a platinum ion exchange zeolite catalyst, and the second catalyst is a manganese ion exchange zeolite catalyst and nickel ion exchange, respectively. Zeolite catalyst, zinc ion exchange zeolite catalyst, iron ion exchange zeolite catalyst, sodium ion exchange zeolite catalyst, magnesium ion exchange zeolite catalyst, barium ion exchange zeolite catalyst, calcium ion exchange zeolite catalyst, potassium refers to ion exchange zeolite catalyst.
[0039]
FIG. 6 is a diagram showing changes in the reduction rate of nitrogen oxides when using an exhaust gas purification apparatus in which only the second catalyst is disposed as a comparative example. In FIG. 6, Mn, Ni, Zn, Fe , Na, Mg, Ba, Ca and K indicate catalysts as in FIG. 5 and 6, the horizontal axis represents the catalyst inlet temperature of the exhaust gas.
[0040]
Comparing FIGS. 3 and 4 and FIGS. 5 and 6, it can be seen that when the first catalyst is disposed, the reduction rate of the nitrogen oxides is improved as compared with the case where the first catalyst is not disposed. In particular, it can be seen that when the temperature of the exhaust gas at the catalyst inlet is in a low temperature range of 200 to 400 ° C., the reduction rate of nitrogen oxides is dramatically improved.
[0041]
【The invention's effect】
According to the method of the present invention, even when the exhaust gas is in a low temperature range of 200 to 400 ° C., it is possible to prevent the nitrogen oxide contained in the exhaust gas from being released into the atmosphere as it is.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic view of one apparatus capable of carrying out the exhaust gas purification method of the present invention.
FIG. 2 is a schematic view of an apparatus used in Examples.
FIG. 3 is a graph showing changes in the reduction rate of nitrogen oxides when the exhaust gas purifying apparatus (FIG. 1) of the example according to the method of the present invention is used.
FIG. 4 is a graph showing a change in the reduction rate of nitrogen oxide when an exhaust gas purifying apparatus provided with only a second catalyst is used as a comparative example.
FIG. 5 is a graph showing changes in the reduction rate of nitrogen oxides when the exhaust gas purifying apparatus (FIG. 1) of the example according to the method of the present invention is used.
FIG. 6 is a graph showing a change in the reduction rate of nitrogen oxide when an exhaust gas purifying apparatus provided with only a second catalyst is used as a comparative example.
[Explanation of symbols]
1: Exhaust gas purification device 2: First catalyst (platinum ion exchange zeolite)
3: second catalyst (zeolite or alumina exchanged with ions of an element selected from the group consisting of indium, gallium, copper, cobalt, sodium, potassium, magnesium, calcium, barium, manganese, iron, nickel, zinc and hydrogen )
4: exhaust pipe line, 5: exhaust manifold, 6: exhaust muffler 7: reducing agent injection means, 8: pump, 9: engine

Claims (5)

200〜500℃の排ガスを、白金イオン交換ゼオライトからなる上流側触媒に接触させた後、ナトリウム、マグネシウム、カルシウム、及びバリウムからなる群から選択された1種の元素のイオンで交換されたゼオライト又はアルミナからなる下流側触媒に還元剤の存在下で接触させ、その際、前記上流側触媒に含まれる白金イオンの量がゼオライトに対して0.1〜5wt%であり、前記下流側触媒のイオンの量がゼオライトに対して1〜6wt%であることを特徴とする排ガス浄化方法。After contacting exhaust gas at 200 to 500 ° C. with an upstream catalyst made of platinum ion exchanged zeolite, zeolite exchanged with ions of one element selected from the group consisting of sodium, magnesium, calcium, and barium, or The downstream catalyst made of alumina is contacted in the presence of a reducing agent. At that time, the amount of platinum ions contained in the upstream catalyst is 0.1 to 5 wt% with respect to zeolite, and the ions of the downstream catalyst An exhaust gas purification method, wherein the amount of is 1 to 6 wt% with respect to zeolite. 排ガスを、上流側触媒に接触させた後、下流側触媒に接触させる前に、還元剤を添加することを特徴とする請求項1に記載の方法。  The method according to claim 1, wherein the reducing agent is added after the exhaust gas is brought into contact with the upstream catalyst and before being brought into contact with the downstream catalyst. 還元剤として炭化水素、ガソリン、灯油、軽油を用い、ディーゼルエンジンからの排ガスの処理に利用する請求項2に記載の方法。  The method according to claim 2, wherein hydrocarbon, gasoline, kerosene, or light oil is used as the reducing agent and is used for treating exhaust gas from a diesel engine. 白金イオン交換ゼオライトからなる上流側触媒と;ナトリウム、マグネシウム、カルシウム、及びバリウムからなる群から選択された1種の元素のイオンで交換されたゼオライト又はアルミナからなる下流側触媒と;を組合せてなり、前記上流側触媒に含まれる白金イオンの量がゼオライトに対して0.1〜5wt%であり、前記下流側触媒のイオンの量がゼオライトに対して1〜6wt%であることを特徴とする、200〜500℃の排ガス浄化用触媒系。A combination of an upstream catalyst composed of platinum ion exchanged zeolite and a downstream catalyst composed of zeolite or alumina exchanged with ions of one element selected from the group consisting of sodium, magnesium, calcium, and barium The amount of platinum ions contained in the upstream catalyst is 0.1 to 5 wt% with respect to the zeolite, and the amount of ions in the downstream catalyst is 1 to 6 wt% with respect to the zeolite. A catalyst system for exhaust gas purification at 200 to 500 ° C. 排気管路の内部に、排ガスの流れ方向に対して、上流側から、順次、白金イオン交換ゼオライトからなる上流側触媒と、ナトリウム、マグネシウム、カルシウム、及びバリウムからなる群から選択された1種の元素のイオンで交換されたゼオライト又はアルミナからなる下流側触媒とを配設し、その際、前記上流側触媒に含まれる白金イオンの量がゼオライトに対して0.1〜5wt%であり、前記下流側触媒のイオンの量がゼオライトに対して1〜6wt%であり、且つ、両触媒の間で排気管路と連通しその内部に還元剤を注入するための還元剤注入手段を設けたことを特徴とする、200〜500℃の排ガス浄化装置。Inside the exhaust pipe, with respect to the flow direction of the exhaust gas, from the upstream side, one upstream catalyst made of platinum ion-exchanged zeolite and one kind selected from the group consisting of sodium, magnesium, calcium, and barium A downstream catalyst made of zeolite or alumina exchanged with elemental ions, wherein the amount of platinum ions contained in the upstream catalyst is 0.1 to 5 wt% with respect to the zeolite, The amount of ions in the downstream catalyst is 1 to 6 wt% with respect to the zeolite, and a reducing agent injection means for injecting the reducing agent into the exhaust pipe line between both catalysts is provided. and wherein, 200 to 500 ° C. of the exhaust gas purifying apparatus.
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