JP4291201B2 - 化粧体の端部取付板 - Google Patents

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Description

本発明は、屋根の端に取り付けられる化粧体の端部取付板の構造に関する。
家屋の切妻屋根廻りの造作において、妻側の側端部を装飾するため、屋根の端に沿って破風板状の化粧体を取り付けることがある。
この化粧体は、例えば図5に示されるように、鋼板を折り曲げてなる上部構成板51a、下部構成板51b、ケラバ連結片51c、継手板51d及び端部取付板51eを一体に組み合わせて破風板状に構成されており、その内側開口面を家屋のケラバに設置した取り付け具に装着し、端部取付板51eの端部で横向きに折れた支持片51fを鼻隠し52に接合し釘で固着して、屋根の端に固定されるようになっていた(例えば特許文献1参照)。
特開平2002−242394号公報
家屋の屋根勾配は、屋根葺材料や屋根面の大きさ、雨量、積雪量などを考慮して決定され、これら条件に応じて屋根は適宜な勾配に設定される。一方、軒樋が取り付けられる鼻隠し52の表面は、屋根勾配にかかわりなく通常、鉛直な面に設けられている。
前記従来の化粧体51は、様々な勾配の屋根に取り付けられるが、化粧体51の構成部材のうち、端部取付板51eを除く他の部材は勾配の異なる屋根に共用可能なものの、化粧体51と鼻隠し52とに連結する端部取付板51eは、勾配の異なる屋根には共用することができず、各勾配の屋根毎で個別に形成する必要があるために、化粧体51の施工コストを押し上げる要因となっていた。
本発明は従来技術の有するこのような問題点に鑑み、様々な勾配の屋根に対して破風板状の化粧体を取り付け、且つ化粧体の軒側端部を家屋に確実に固定できるようにすることを課題とする。
前記課題を解決するため本発明は、屋根の側端に取り付けられる化粧体の端部取付板において、化粧体の先端部側面の開口を閉鎖する本体板と、本体板の端部から側方に突出していて鼻隠しに接合する支持板からなり、支持板の本体板に対する連結角度が調節自在に設けられていることを特徴としている。
本発明の端部取付板は、屋根の側端に取り付けられる破風板状化粧体の構成部材であり、本体板を化粧体の先端部に一体に取り付け、化粧体先端側面の開口を本体板で閉鎖して化粧体を構成する。化粧体に本体板を取り付けた状態で支持板は本体板の端部から化粧体の側方へ突出し、化粧体を屋根に取り付けたときに、支持板は鼻隠しの表面に重なり合う。そして、重なり部にビスや釘などの固着具を打ち込んで支持板を鼻隠しに固着することにより、化粧体の先端部分が家屋に固定される。支持板と本体板の連結角度を調節し得るように設けてあるので、屋根の勾配に応じて連結角度を適宜に調節し、化粧体を取り付けたときに支持板が鉛直面に沿うように設定して、鼻隠しの表面に支持板を隙間なくぴったりと接合させることができる。
本発明の好適な一実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の端部取付板を構成部材として化粧体を構成した屋根の軒側外観図、図2は図1の化粧体の構成部材を展開した状態の外観図、図3は端部取付板の本体板と支持板を分離して示した外観図と側面図、図4は化粧体を取り付ける手順を説明するための図である。
図1に示されるように、この形態は、切妻屋根のケラバに破風板状の化粧体を取り付けて屋根の側端を装飾する場合の実施例であり、図中、符号Rは屋根、Gaは妻、Guは鼻隠しFに沿って取り付けられた軒樋、1は化粧体をそれぞれ示している。
化粧体1は、図2に示されるように、化粧板2、端部取付板3、先端キャップ4、雨垂れ防止板5を一体に組み立てて構成されている。
化粧板2は、長尺鋼板をその長手方向に沿って折り曲げ、略々コ字状の断面を呈する屈曲形状に形成してある。
詳しくは、化粧板2は、横長矩形状の外側面21の上下に上面22と下面23が垂直に連なり、上面22の端部22aを内側へ折り返し、下面23の端部の内、化粧板2の先端部側の端部23aを内折れさせ、他端部23bを外方へ突出させて、前記外側面21と空隙を挟んで対向する化粧板2の内側面を帯状に開口させた形状に設けてある。前記内折れした上面端部22aと下面端部23aにはそれぞれ端部取付板3の取付孔24を設けてあり、外側面21の先端側縁部には先端キャップ4を係止するための突片21aを設けてある。
端部取付板3は、化粧板2の先端部に取り付けられる本体板31と、鼻隠しFに接合する支持板32からなり、本体板31の後端部に支持板32を一体に連結して構成してある。
詳しくは、図3に示されるように、本体板31は、化粧板2の先端から後端側へ適宜な長さに亘り前記上面端部22aと下面端部23aの間の開口を閉鎖し得る大きさの横長矩形状の鋼板であり、その上下両端に上面端部22aと下面端部23aとに接合する上部折れ部31aと下部折れ部31bを平行に配し、また、後端に支持板32が接続する連結面部31cを突設させてある。上下の両折れ部31a、31bには、それぞれビスなどの固着具を挿通させるための取付孔33が設けられ、また、連結面部31cの下部にも取付孔33を設けてある。また、先端側縁部には先端キャップ4を係止するための突片31dを設けてある。
支持板32は、前記連結面部31cと同幅の鋼板を直角に折り曲げてなり、直角に交差する一側の面32aの上縁には適宜な長さの舌片32bを突設させ、その下部には固着具を挿通させる取付孔33が設けてあり、また、他側の面32cは矩形の輪郭形状に設けてある。
図3(B)に示されるように、端部取付板3は、本体板31の連結面部31cに支持板32の一側面32aを重ね合わせた状態で取付孔33、33内に固着具6を挿通させて固着するとともに、支持板32の舌片32bを折り曲げて連結面部31cの表面にカシメ止めすることにより一体に連結される。この際、重なり合った取付孔33を支点として、連結面部31cと一側面32aとの重合位置をずらすことで(同図中矢符方向)、本体板31に対する支持板32の他側面32cの傾斜角度が適宜な角度に調節される。固着具6で本体板31と支持板32を回転自在に締着し、両板の角度調節をした後、舌片32bをカシメ止めすることで支持板32が本体板31に固着されるように設けてもよい。両板が連結した状態で、前記他側面32cは、連結面部31cの端部に直交して本体板31の側方へ突出する。
先端キャップ4は、プラスチックを用いて縦長のブロック状に形成されており、その両側面には、化粧板2の突片21aと本体板31の突片31dがそれぞれ係入可能なスリット41、41が設けてある。先端キャップ4は、端部取付板3を化粧板2に取り付けた状態で両板間に形成される開口内に嵌め入れ、前記両突片21a、31dをスリット41、41にそれぞれ係入させて化粧体1の先端部に一体に取り付けられるようになっている。
雨垂れ防止板5は、化粧体1の上面を伝う雨水を軒樋Guに導くための部材であり、プラスッチックにより成形され、固着具6によって化粧板2の上面22に固定されるようになっている。
これらの部材からなる化粧体1の組み立ては、先ず、化粧体1を屋根Rの端に取り付けたときに支持板32の他側面32cが鼻隠しFの表面にぴったりと接合するように、他側面32cの傾斜角度を調節して支持板32を本体板31に一体に連結し、次いで本体板31と支持板32を一体化させた端部取付板3を化粧板2の先端部に装着し、本体板31の上下折れ部31a、31bを化粧板2の上面端部22aと下面端部23aに接合させ、重合面を固着具6で固定して化粧板2の先端部に端部取付板3を一体に取り付け、併せて化粧板2と端部取付板3の間の端部開口に先端キャップ4を取り付けて開口を閉塞し、さらに化粧板2の上面22に雨垂れ防止板5を固着具6で固定することにより行われる。
組み立てられた化粧体1は、図示されない装着部材などを用いて、屋根Rの妻Gaに沿って取り付けられ、軒側に突出する先端部分は、図4に示されるように、支持板32の他側面32cが鼻隠しFにぴったりと接合し、重合面に釘などの固着具6を打ち込んで鼻隠しFに一体に固定される。化粧体1が取り付けたならば、鼻隠しFに軒樋Guが取り付けられる。
このように本発明の端部取付板3は、鼻隠しFに接続する支持板32と化粧体1に接続する本体板31の連結角度を調節自在に設けてあるので、鼻隠しFに支持板32をぴったりと接合させて化粧体1の先端部を屋根Rに確実に固定することができるとともに、化粧体1が取り付けられる屋根勾配に応じて支持板32と本体板31の連結角度を調節することにより、同形状の端部取付板3を用いて化粧体1を様々な勾配の屋根に取り付けることができ、化粧体1の構成部材全体を共用化することができる。
なお、図示した化粧体及び端部取付板の形態は一例であり、本発明は図示した形態に限定されず、他の適宜な形態に構成可能である。
本発明の一実施形態の端部取付板を構成部材として化粧体を構成した屋根の軒側外観図である。 図1の化粧体の構成部材を展開した状態の外観図である。 端部取付板の本体板と支持板を分離して示した外観図(A)と側面図(B)である。 化粧体を取り付ける手順を説明するための図である。 (A)は従来の化粧体の部材展開外観図、(B)はこれを軒側に取り付ける状態を示した図である。
符号の説明
1 化粧体、2 化粧板、3 端部取付板、31 本体板、32 支持板、4 先端キャップ、5 雨垂れ防止板、6 固着具、R 屋根、Ga 妻、Gu 軒樋、F 鼻隠し

Claims (1)

  1. 屋根の側端に取り付けられる化粧体の端部取付板において、化粧体の先端部側面の開口を閉鎖する本体板と、本体板の端部から側方に突出していて鼻隠しに接合する支持板からなり、支持板の本体板に対する連結角度が調節自在に設けられていることを特徴とする化粧体の端部取付板。



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