JP4290981B2 - オーラルデリバリーデバイスの製法 - Google Patents

オーラルデリバリーデバイスの製法 Download PDF

Info

Publication number
JP4290981B2
JP4290981B2 JP2002540721A JP2002540721A JP4290981B2 JP 4290981 B2 JP4290981 B2 JP 4290981B2 JP 2002540721 A JP2002540721 A JP 2002540721A JP 2002540721 A JP2002540721 A JP 2002540721A JP 4290981 B2 JP4290981 B2 JP 4290981B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
coating
outer coating
layer
horn
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002540721A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004512903A (ja
Inventor
ルイジ・マルティニ
フィリップ・スミス
チ・ロン・リ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SmithKline Beecham Corp
Original Assignee
SmithKline Beecham Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SmithKline Beecham Corp filed Critical SmithKline Beecham Corp
Publication of JP2004512903A publication Critical patent/JP2004512903A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4290981B2 publication Critical patent/JP4290981B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/20Pills, tablets, discs, rods
    • A61K9/28Dragees; Coated pills or tablets, e.g. with film or compression coating
    • A61K9/2806Coating materials
    • A61K9/2833Organic macromolecular compounds
    • A61K9/286Polysaccharides, e.g. gums; Cyclodextrin
    • A61K9/2866Cellulose; Cellulose derivatives, e.g. hydroxypropyl methylcellulose
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/0002Galenical forms characterised by the drug release technique; Application systems commanded by energy
    • A61K9/0004Osmotic delivery systems; Sustained release driven by osmosis, thermal energy or gas
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/20Pills, tablets, discs, rods
    • A61K9/28Dragees; Coated pills or tablets, e.g. with film or compression coating
    • A61K9/2806Coating materials
    • A61K9/2833Organic macromolecular compounds
    • A61K9/284Organic macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, e.g. polyvinyl pyrrolidone
    • A61K9/2846Poly(meth)acrylates
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/20Pills, tablets, discs, rods
    • A61K9/28Dragees; Coated pills or tablets, e.g. with film or compression coating
    • A61K9/2886Dragees; Coated pills or tablets, e.g. with film or compression coating having two or more different drug-free coatings; Tablets of the type inert core-drug layer-inactive layer
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B37/00Boring by making use of ultrasonic energy

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Steroid Compounds (AREA)

Description

【0001】
(発明の分野)
本発明は、医薬上活性な薬剤のオーラルデリバリーデバイスの新規製法に関する。特に、本発明は、活性剤を含有するコアを含み、かかるコアに至る1またはそれ以上の開口部のあるコーティングを有するオーラルデリバリーデバイスの製法に関する。
【0002】
(発明の背景)
医薬上活性な薬剤を含むコアを含み、かかるコアにつながる1またはそれ以上の開口部を有するオーラルデリバリーデバイスを調製することが当該分野において必要とされている。特に、使用される環境に対して制御された放出速度で薬剤物質をデリバリーするために用いることができるこのようなデバイスの調製が必要とされる。この目的で用いられるデバイスのいくつかは、米国特許出願第5004614号において議論され、該特許は特に、該デバイスが経口投与され、水性メディア、例えば、胃腸管液中に浸漬された場合に、薬剤を放出するためのオリフィスを有する不浸透性コーティングを有する放出が制御されたデバイスに関する。かかるデバイスの不浸透性コーティングは、標準的調剤処方(例えば、ディップコーティング、圧縮コーティングなど)に従って錠剤コアに適用することができ、レーザーまたは機械的ボアにより形成されたコーティングの部分を除去することにより形成される部分を除去することによりオリフィスが形成される。公知ボア技術により提供されるよりも迅速かつ精密にオーラルデリバリーデバイスにおいて様々な大きさおよび形状の1またはそれ以上の開口部を形成できることが見いだされた。したがって、本発明の一の目的は、錠剤コアに至る1またはそれ以上の開口部を有するコーティングを有するオーラルデリバリーデバイスを調製するためのもう一つ別の方法を提供することである。本発明の目的は、米国特許出願第5004614号(その内容を出典明示により本発明の一部とする)に開示された種類のデバイスの改良された製造法を提供することである。この一般的な種類のデバイスの新規構造を提供することも本発明の目的の一つである。本発明の多の目的および利点は、以下の記載から明らかになるであろう。
【0003】
本発明は、従って、第一の態様において、医薬上活性薬剤を含むコアを含むオーラルデリバリーデバイスの調製法を提供し、該コアは、デバイスの外部からコアに向かってつながる1またはそれ以上の開口部を含む外側コーティングにより被覆され、前記の1またはそれ以上の開口部は、外側コーティングに対して超音波周波数の振動エネルギーを適用することにより前記外側コーティングの1またはそれ以上の部分を除去することにより形成されることを特徴とする。
本発明のデバイスを製造する方法は、例えば:
医薬上活性な薬剤を含むデバイスのコアを調製する工程;
デバイスのコアを外側コーティングで被覆し、これにより被覆されたデバイスを形成する工程;
被覆されたデバイスを、超音波エネルギーをホーンの隣の位置に伝達するホーンを受容するための位置に設置する工程;
被覆されたデバイスの1またはそれ以上の位置で該ホーンを適用して、これにより外側コーティングを破壊する工程;
破壊された外側コーティング物質を除去し、これにより外側コーティングにおいて外部からデバイスのコアに向かって連絡している1またはそれ以上の開口部を有する被覆されたデバイスを提供する工程
を含むより大規模のプロセスの一部を形成する。
【0004】
デバイスのコアは、コアの適当な成分、例えば粉末または顆粒を圧縮して、デバイスのコア(本明細書において「錠剤コア」と称する)を含む成形体を得ることにより調製される。これは、通常の錠剤賦形剤および処方圧縮法を用いて調製することができる。したがって、コアは典型的には活性薬剤を満足できる加工および圧縮特性を賦与する賦形剤、例えば希釈剤、結合剤および滑剤をともに含む。デバイスのコアの部分を形成するさらなる賦形剤としては、フレーバー、着色剤および放出調節剤が挙げられる。典型的には、活性薬剤および賦形剤は圧縮して固体コアにする前によく混合される。デバイスのコアは、例えば、湿式造粒法、乾式造粒法、直接打錠法または溶融押出法により形成することができる。コアは、任意の望ましい予め選択された形状、例えば、両凸形、半球、ほぼ半球、円、楕円、おおむね楕円体、長円形、おおむね円筒形または多面体、例えば三角プリズム形に製造することができる。「ほぼ半球」なる用語は、米国特許出願第5004614号に記載されている方法で構築されることを意図する。好ましくは、コアは、例えば、2つのドーム状の相対する表面を有する両凸形に処方される。加えて、コアは多層(例えば、二層または三層)形態に製造することができる。コアは、さまざまな療法における使用に適した活性薬剤を含むことができ、米国特許出願第5004614号に列挙されているものを含む。コア内に存在する活性剤の量は、典型的な調剤検討項目、例えば、その中に含まれる活性物質の公知用量に基づいて決定されるものであり、本発明のプロセスによって制限されない。
【0005】
コアを含む圧縮体を次いで公知方法によりコアに適用することができる適当な外側コーティング物質で被覆する。例えば、予備形成されたコア上に注ぐかまたは噴霧することにより溶液または懸濁液中のポリマーからフィルム形成によりコーティングを形成することができる。別法として、コアはディップコート、メルトコートまたは公知射出成形法を用いて被覆することができる。外側コーティングの厚さは、例えば、1〜2000ミクロンの範囲であるが、10〜500ミクロンの範囲のコーティング厚が典型的には好ましい。別法として、製薬産業においては一般的であるが、コーティングの量はコアに適用されるコーティング物質の相対重量で表すことができる。一般に、経験則として、経口医薬錠剤に適した大きさのコアについて、コーティングの1%は約10ミクロンのコートの厚さに対応する。典型的には、このような基準に基づいて、コーティングの重量は、コアと外側コーティングの合計重量の約1〜20%の量である。
外側コーティングは、例えば水性フィルムコーティングである水溶性コーティングを含んでもよい。かかるコーティング物質は当該分野においてよく知られている。かかる物質の特に好ましい例としては、ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)、ヒドロキシプロピルメチルセルロール(HPMC)などが挙げられる。
【0006】
好ましくは、外側コーティングは「不浸透性」であり、すなわち、所定の時間、周囲環境の液体、例えば、胃腸液の流入を遅延、妨害または防止する特性を有するコーティングである。このようにして、かかる外側コーティングはかかる液体にコアをさらすのをブロックすることができ、好ましくは所定の時間が経過する前には溶解または別の方法では破壊により除去されない。例えば、このようなコーティングは、胃腸管系の所定の部分、例えば、腸のpHで優先的に溶解または破裂し、したがってコートされたデバイスが該部分に到達するまでは、相当量の活性薬剤の放出は起こらない。「不浸透性」なる語は、環境液体に対してある程度の浸透性を示すが、1またはそれ以上の開口部を介して所定の量の薬剤が流れ出る程の十分に長い時間を除いて、コアの暴露を防止する能力を有するコーティング物質を含むことを意図する。当業者らには、用いられる外側コーティング物質が環境の液体に対してある程度の浸透性を示す場合、所望の程度の不浸透性を得るためにはさらに厚いコーティングが必要であることは理解されるであろう。外側コーティングは任意の許容される物質、またはそのブレンドからなり、これは不浸透性コーティングを提供するかまたは不浸透性コーティングを提供するために適用できる。かかる物質の代表例は米国特許出願第5004614号に記載されているものを含む。
【0007】
かかるコーティングに適した物質の特に好ましい例としては、一般に、エチルセルロース(例えば、Sureleaseの商品名で販売されているもの)、ポリメタクリレートコポリマー(例えば、EudragitおよびAcryleaseの商品名で販売されているもの)、およびポリビニルアセテートフタレート物質(例えば、Suretericの商品名で販売されているもの)、生分解性物質および疎水性ポリマーが挙げられる。本発明の方法は、かかる物質からなるコーティングにおいて開口部を提供するために好適であることが判明している。外側コーティングは、単一層を含んでもよいし、あるいは例えば多層コーティング、例えば、前記物質からなる独立した層であってもよい。多層外側コーティングは、例えば、層のもう一つの別の下層または上層、あるいは外部層を適用する前のコアとの粘着性を促進するシェラックまたはポリビニルアセテートフタレートからなる接着層を含んでもよい。別法として、多層外側コーティングは、本発明の方法により破壊される場合に、隣接する層の材料の除去を促進するために、隣接する層、特に外側の隣接するコーティングに対して比較的非接着性である剥離層(releasing layer)を含んでもよい。多層外側コーティングは、あまり好ましくないテクスチャーまたは外観を有する下層またはコア自身の上にかぶさっている望ましいテクスチャーまたは外観を有する層を含んでもよい。例えば、コアは、典型的には顆粒の圧縮により製造されるが、粗い表面を有し、あまり好ましくないと考えられ、層をこのようにして用いることができる。多層外側コーティングは例えば、使用前にコアを保護し、典型的には胃腸液に溶解するシーリング層を含む。ヒドロキシプロピルメチルセルロース(「HPMC」)はシーリング層および/またはコアの表面上の美しくなめらかな表面を有する層として好適な物質である。
【0008】
多層外側コーティングのこのような層は、通常、非常に薄いが、コーティング物質の超音波破壊を用いた本発明の方法は、破壊され、除去される外側コーティング物質の厚さを非常に正確にすることができ、これにより、1またはそれ以上の層の厚さの全部または一部を選択的に除去できる。
デバイスのコーティングにおける開口部は、外側コーティングの1またはそれ以上の部分の除去により形成される。明らかにするために、「開口部」なる語は、オリフィス、孔、経路、間隙などと同義語とみなされる。
1またはそれ以上の開口部がコーティング全体を貫通し、すなわち、デバイスの外部環境からコアまでつながる開口部を提供し、このような場合において、外側コーティングはデバイスのコアと連絡するために十分な深さまで破壊される。本発明の方法のこのような操作様式において、ホーンは、コアを破壊することなく外側コーティング物質のみ(単層または多層のいずれであっても)を破壊することができるか、あるいはホーンは開口部がコア中に貫通するようにコア物質を破壊することができる。
【0009】
別法として、コーティング物質の薄層は、外側コーティングのみを破壊するが、外側コーティングを完全に貫通しないホーンにより、開口部の底部でコアの上に残存してもよい。開口部の底部のコア上に残存するコーティング物質が完全に不浸透性でないならば、かかる残留物質の厚さは、環境液体がゆっくりと層を透過し、コアに含まれる活性物質がゆっくりと滲出するようなものであり、従って活性物質の放出速度を制御するために用いることができる。例えば、外側コーティングが多層コートであるならば、該層の一つまたはいくつかの厚さの全体または一部は開口部の底部でコア上に残留するコーティング物質の残留物、例えば接着層、剥離層、望ましいテクスチャーまたは外観を有する層、または前記のようなシーリング層として残される。
本発明の方法を使用すると、結果として、錠剤コアが露出し、ここにおいて錠剤コア表面のわずかな破壊が生じている。美的または他の目的で、前記のようなより大規模のプロセスにおける最終段階として、その中に形成された開口部を有する被覆されたデバイスの周りに追加の水性フィルムコートを適用するのが望ましい。
【0010】
外側コーティングが多層である本発明の方法の形態において、制御放出型処方における使用に好適で、より一貫してスムーズな錠剤構造を本発明の方法を用いて得ることができ、該方法は:
医薬上活性な薬剤を含むデバイスのコアを調製する工程;
デバイスのコアを水溶性コーティング、好ましくは水性フィルムコーティングで被覆する工程;
被覆されたコアを不浸透性外側コーティングの層で被覆して、これにより被覆されたデバイスを形成する工程;
被覆されたデバイスを、その隣接する位置に超音波エネルギーを伝達するホーンを受容する位置に設置する工程;
被覆されたデバイスの1またはそれ以上の位置にホーンを適用し、これにより不浸透性外側コーティングを水溶性コーティングと連絡するために十分な深さまで破壊する工程;
破壊された不浸透性外側コーティング物質を除去し、これにより、デバイスのコアと外部の間に位置する水溶性コーティングにより提供される一時的保護カバーにより閉じられた1またはそれ以上の開口部を有する被覆されたデバイスを提供する工程
を含む。
【0011】
前記のようなあるデバイスは新規であるようであり、従ってさらにもう一つの態様において、本発明は、医薬上活性な物質を含むコアであって、外側コーティングにおいてデバイスの外部からコアに向かって連絡している1またはそれ以上の開口部を含む外側コーティングにより被覆されたコアを、開口部の底部で該コア上にあるコーティング物質の薄層とともに含むオーラルデリバリーデバイスを提供する。このデバイスの一例において、外側コーティングは複数の層を含む多層であり、該層の一つまたはいくつかの厚さの全体または一部が開口部の底部でコア上に存在する。
最初に、すなわち患者に投与する前に、1またはそれ以上の開口部はまずデバイスのコアと外部の間に位置する一時的保護カバーにより閉じられていてもよい。このような一時的カバーは、胃腸液中で容易に溶解する水溶性物質から調製することができ、これによりコアはデバイスの外部に完全に曝される。
【0012】
外側コーティングにおいて形成される開口部の数、相対的位置、形状および大きさは、特に活性薬剤の望ましい放出速度を得るために選択することができる。本発明の方法の使用により、これらのパラメータが制限される。このように、本発明の方法は、存在し得る任意の端部または表面を含むデバイスの任意の位置に1またはそれ以上の開口部を作るために用いることができる。深さの方向において、開口部は実質的に平行な側面を有するのが適当である。任意の一つの開口部は幅が0.2mm程度から錠剤コアの面全体、例えば15mmまでであり得るが、幅0.5mm〜6mmの範囲の開口部がより典型的である。開口部は、任意の都合のよい形状であってよいが、好ましくは丸みのあるもの、例えば、円形または楕円形である。開口部は、デザイン、商標または他のシンボル、例えばロゴまたは数、(例えば活性物質などの量を明らかにする)が生じるような方法、数、相対的位置、形状および大きさにおいて配列することができる。即時または制御放出のために用いられる広告イメージを被覆された錠剤投与形態の表面上に形成するために、本発明の方法を用いることができる。
【0013】
デバイスの開口部は、超音波システムを用いて超音波周波数の振動エネルギーをかけることにより外側コーティングの部分を破壊し、除去することにより形成される。破壊は、外側コーティング物質が破壊されること、例えば微粉砕されること、または外側コーティング物質が実質的にそのまま除去されることを含む。例えば、円形開口部が作られる場合は、コーティング物質は小さなディスクとして除去することができる。コーティング物質は、これらの両極端な例の間の任意の破壊された形態において除去することができる。
超音波システムの基本的要素およびその公知使用法は、Rawson F.F. ”An introduction to ultrasonic food cutting” (Ultrasound in Food Processing, Povey M.J.WおよびMason T.J.(編)、第14章、Thompson science,1997,London、255−269ページ)およひ”Ultrasonic Technology in Today’s Industry”(Physics Bulletin、第38巻、1987、255−257ページ)に記載され、これらの出版物の内容は、出典明示により本発明の一部とされる。かかるシステムの重要な成分は、シャフトにより超音波供給源に取り付けられ、作用する物質と接触している先端の振動振幅を決定する成形されたホーンである。超音波ホーンは、10〜100KHz、好ましくは10〜60KHz、さらに好ましくは18〜55KHz、任意に40KHz付近で半波長共鳴部分を利用し、縦方向の動きが上下に可能であるように堅牢なフレーム中に取り付けられなければならない。かかるホーンおよび関連する電力および制御デバイスの構造は当該分野ではよく理解され、好適なデバイスは、例えば、Rainbow Engineering Services,Letchworth(イギリス)から商業的に入手可能である。
【0014】
開口部を形成するために好適には、ホーンは、コアに適用され、開口部の外周部を画定する鋭利な端部の形態である先端を有してもよい。例えば、円形開口部を形成するためには、このような端部は円形または輪状形態を有するものである。
超音波エネルギーは、外側コーティングと接触するようにされる前または後のいずれかに、ホーンの先端へ伝達される。好ましくは、超音波エネルギーは、外側コーティングと接触させる前に、スイッチオンされる。
表面を切断する鋭利な端部に加えられる圧力と、先端の機械的な縦方向の振動の組み合わせにより切断作用が得られる。縦方向の振動の振幅は特に重要であり、典型的には、ピークからピークまでが50〜100ミクロンである。操作電力は、必要とされる振幅を維持するために設定される。外側コーティング物質+錠剤コア物質を切断するために必要なものと比較した場合に、外側コーティングを切断するために異なる作業先端振幅が必要とされることは、超音波切断の分野の熟練者には理解されるであろう。当該分野において公知の超音波切断デバイスは、必要とされる作業振幅を提供するために容易にプログラムすることができる。このことからするとデバイスのコアと連絡するために十分な深さ、またはすでに概要を記載した任意の他の望ましい深さまで外側コーティングを破壊するために必要な最適の振幅を決定することは慣用の実験法である。
【0015】
被覆されたデバイスは、コーティングに超音波システムのホーンを適用するために用いられる位置に配置され、該デバイスおよびホーンは、該ホーンをデバイスに適用するために相対的に移動させられる。混乱を避けるために、これは、被覆されたデバイスを超音波システムに対して移動させるか、または別法として、超音波システムを被覆されたデバイスに対して移動させるかのどちらかを意味する。例えば、手持ちの超音波システムを有する単一のデバイスを用いて後者の配置を用いることができる。好ましくは、被覆されたデバイスを、任意の公知または非公知の手段により超音波システムに対して移動させる。適当な例は、手動による侵入および除去を包含し得るが、典型的には自動化システムが用いられる。
例えば、一つ、または好ましくは複数の被覆されたデバイスをホルダー、例えばプレートにおける対応する形状のくぼみ中に保持することができ、ホーンをデバイスに対して下方に向かって適用することができる。一連のデバイスのそれぞれにホーンを適用するために適当な位置に一連の被覆されたデバイスを移動させるために、プレートを適当なX−Y並進機関により移動させることができる。
【0016】
被覆されたデバイスのあらゆる面に開口部をつくるために、被覆されたデバイスを、回転、反転または他の方法で運動させることができる。例えば、X−Y平面に配置された複数の被覆されたデバイスおよび共同して作動する複数のホーンを用いて1またはそれ以上のデバイスの外側コーティングにおいて開口部を同時に作ることができる。
好ましくは、ホーンは、デバイスの外部からコアに向かって連絡している開口部が作られる際に任意の破壊された外側コーティング物質を除去するための手段も備えており、かかる手段は真空ラインであってもよい。例えば、前記した輪状のエッジの場合において、真空ラインは輪の内部とつながっていてもよい。例えば、ホーンは、輪状エッジが管の開放端にある管状部を含んでもよく、管のボアは真空ラインと接続していてもよい。輪状エッジの好ましい形態は、外側が円筒形である管状部分の末端により形成され、ボアの末端は開放端から離れるに従って内部が円錐状に狭くなるようにテーパーを付した開放端のすぐ隣にある。好適な先細り角は5〜10°、例えば7°である。便宜上、かかる管状部は、ボアから管状部の外部表面に向かってのびる側導管を有してもよく、該ボアはこの側導管を介して真空ラインと連結していてもよい。管状部の周りに嵌合する内部ボアを有し、スリーブの外部へとスリーブの壁面を貫通する導管を有し、真空ラインと連結可能であるスリーブにより連結される。適当には、エラストマーウォッシャーなどのシールを環状部分の外面とスリーブのボアの内面の間に設けてもよい。
【0017】
このような構造は、超音波エネルギーをホーンに加えながら、真空ラインと管状部の連結を促進する。ホーンのこの構造は、新規であると考えられる。
本発明の方法を用いて、様々な大きさおよび形状の1またはそれ以上の開口部をオーラルデリバリーデバイスにおいて迅速かつ正確に形成することができることが見いだされた。本発明の方法の公知レーザーボア技術よりも優れた第一の利点は、その相対速度である。これは、大きな開口部(例えば、幅2mm以上)が外側コーティングにおいて必要とされる場合に特に当てはまる。このような大きさの開口部は、本発明の方法を用いて0.2秒未満で形成することができる。本発明の方法は、従って、1時間当たり100000単位の生産量が望ましいことが多い製薬の大規模製造に適している。加えて、超音波切断システムに関して用いられる低切断力のために、錠剤コアの破壊は低いレベルである。これにより、特に公知機械的ボア技術と比較して、生産廃棄物(重量損失)が小さくなる。かかる方法は、従って、相対的に低ランニングコストで高費用有効性である。
【0018】
本発明を添付の図面を参照して例示のためだけに説明する。
図1は、本発明のデバイスを製造するために好適なホーンを縦断面図において示す。
図2は、医薬上活性な薬剤および賦形剤を含む完全に被覆されたコアを示す。
図3、4および5は、本発明に従って調製されたデバイスを示す。
図1に関して、ホーン20はチタンで作られ、一般に、一方の末端で先端21に向かって細くなる円筒形管状部を含む。先端21は、部材20の断面の形状に対応した断面において輪状であり、平行、すなわち、円筒形の外部側面を有するとがったエッジ22(できる限り鋭利に機械加工されている)の輪郭である。ホーン20の中心に沿って縦方向にボア23があり、これは真空ライン(図示せず)に接続していてもよい。その開放端24に隣接して、ボアは円錐角約7°で円錐形に先細りし、この輪郭は開口部を有効に切断するために好適であることが判明している。さらに末端24から下流方向に、内部ボアは内部で広がり、この広い部分から側導管25がのびている。管状部のまわりに、側導管25に隣接してスリーブ26があり、これは管状部20の外側輪郭とぴったり合致するボアを有し、その壁面を貫通して真空接続28とつながるボア27を有する。スリーブ26と管状部20の間には、エラストマーリングウォッシャーシール29がある。先端21と反対側の末端210で、ホーン20は超音波エネルギーをホーンに適用するための公知システム(図示せず)と標準的手段(図示せず)により連結可能である。用いた超音波システムは、Rainbow Ducane DPC Press Systemであった。
【0019】
図2に関して、10%の医薬上活性な成分、40%のヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)、29%のラクトース、20%の微結晶セルロースおよび1%のステアリン酸マグネシウムからなる、制御放出処方における使用に適した圧縮されたコア11を含むデバイス10が示される。コア11は、記載された成分を混合し、公知粉末圧縮法を用いて圧縮することにより製造される。コア11は、典型的な錠剤コーティング法を用いて適用された(コアおよびコーティングの合計重量の)10%のエチルセルロースであるコーティング12により完全に囲まれている。被覆されると、錠剤は上部および下部ドーム型面を有し、図面の平面に対して垂直に切断すると円形の水平断面を有する両円錐形である。デバイスは、その円形断面において直径がほぼ10mmであり、厚さが約4mmであり、コーティング層は約150ミクロンの厚さである。
【0020】
使用に際して、デバイス10はしっかりと支持され、ホーンの先端21はドーム型表面の一方の中心の地点13でコーティングに適用される。超音波エネルギーを次いでホーンに伝達し、先端をコーティング12に優しく押しつける。ホーンは、18〜55KHz、好ましくは約40KHzで半波長共鳴部を利用し、ピーク間で60ミクロンの縦方向の振幅を有するように設定され、作動電力50〜100Wにより維持される。振幅は、出力10ミクロンに対してシステム中の変換器が電気エネルギーを機械エネルギーに変換するパーセンテージで測定される。機械エネルギーを次いで特定比(例えば3:1)の機械エネルギーを増大させるブースターに移し、このエネルギーは最終的にホーンに移され、これは再び機械エネルギーを増大させる。振幅はこの機械エネルギーのパーセントであり、当該分野においてシステムのセットアップを表現するための一般的な方法である。かかる操作条件は、システムの通常の操作パラメータの範囲内である。
【0021】
図3に関して、先端21はコーティング12を貫通して開口部14を切り出し、従って、コア11が一つの開口部によりデバイスの外部環境にさらされている。開口部14は輪郭が実質的に円筒形である。切断操作中、開口部14を形成するために除去されたコーティング12物質の粒子がボア23を通り、側導管2を通って、スリーブ26の導管27から吸い出される。真空接続部28と真空ラインの間にインラインフィルターを組み入れることが望ましい。開口部14の直径は約5.5mmであり、0.1秒未満の切断時間において製造された。コア物質の重量損失は、約2%であることが判明した。
さらなる実験において、前記と同じコアを、それぞれ、15%のEudragit、SureleaseおよびSuretic(すべて、Colorcon Ltd.(GB)から入手可能)のコーティングでコートした。直径5.0mm、5.5mmおよび6.0mmで、0.25〜0.6mmの範囲の所定の長さに正確に切断された深さを有する円形開口部を前記のようにして、2.8〜10.0Jの範囲のエネルギーレベル、50〜105Wのピーク電力、および70〜100%の操作振幅(システムの操作セッティング)を用いて切り出した。これらの開口部は、切断するのに0.06〜0.15秒を要した。さらなる実験では、2.5mmの直径の開口部を正確に切断することに成功した。
【0022】
デバイスのもう一つ別の形態を図4および5に示す。
図4に関して、先端21は、コーティング12を部分的に貫通した開口部15を切り出し、従ってコア11は開口部15の底部でコーティング物質12の薄層16により覆われ、コアは該層16によりデバイスの外部環境から保護される。開口部15は輪郭が実質的に円筒形である。このように深さを正確に切断することは、前記システムを用いて達成できることが判明している。
図5に関して、多層である外側コーティングを有する手段10を示す。外側コーティング層は、HPMCの内層17およびEudragitの外層18を含む。層17、18のそれぞれの量は、それぞれ約10%である。先端21は外層18を完全に貫通するが、内層18を貫通しない開口部19をきりだし、内層は開口部19の底部で完全または部分的に未処理のままであり、従って、コア11は開口部19の底部で層18により覆われたままである。コア11は粒状物質で作られ、従って表面のテクスチャーがざらざらし、HPMC層18は、なめらかで好ましい外観を有し、一つの開口部により手段の外部環境にさらされている。開口部19は輪郭が実質的に円筒形である。このような正確な深さの切断は、前記システムを用いて達成できることが見いだされている。
本発明の有用性を制限するためではなく、説明のために前記実施例を示したと理解される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のデバイスを製造するために好適なホーンを縦断面図において示す。
【図2】 医薬上活性な薬剤および賦形剤を含む完全に被覆されたコアを示す。
【図3】 本発明に従って調製されたデバイスを示す。
【図4】 本発明に従って調製されたデバイスを示す。
【図5】 本発明に従って調製されたデバイスを示す。

Claims (14)

  1. 医薬上活性な薬剤を含む一のコアからなるオーラルデリバリーデバイスであり、そのコアが該デバイスの外部から該コアに向かって連絡している1またはそれ以上の開口部を含む外側コーティングにより被覆されているデバイスの製法であって、
    その1またはそれ以上の開口部、その外側コーティングに超音波周波数の振動エネルギーを加えることで外側コーティングの1またはそれ以上の部分を取り除くことによって形成され、
    該振動エネルギーは、コアに適用され、かつ開口部の境界線を限定する輪状の鋭角エッジの形態である先端を有する超音波ホーンの使用によって加えられ、
    ここに、該ホーンは、開放端を有する管状部分を含み、該管状部分の開放端には輪状の鋭角エッジがあり、該管状部分のボアが真空ラインと連結可能であり、
    ここに、該管状部分の末端部分は外側が円筒形であり、ボアの末端部分は内側が開放端から離れるにつれ狭くなる円錐状テーパーを有する
    ことを特徴とする、方法。
  2. 医薬上活性な薬剤を含む一のコアからなるオーラルデリバリーデバイスであり、そのコアが該デバイスの外部から該コアに向かって連絡している1またはそれ以上の開口部を含む外側コーティングにより被覆されているデバイスの製法であって、
    その1またはそれ以上の開口部が、その外側コーティングに超音波周波数の振動エネルギーを加えることで外側コーティングの1またはそれ以上の部分を取り除くことによって形成され、
    該振動エネルギーは、コアに適用され、かつ開口部の境界線を限定する輪状の鋭角エッジの形態である先端を有する超音波ホーンの使用によって加えられ、
    ここに、該ホーンは、開放端に輪状の鋭角エッジを有する該管状部分を含み、該管状部分のボアが真空ラインと連結可能であり、
    ここに、該管状部分は、管状部分のボアから管状部分の外部へと至る側導管を有し、ボアは、管状部分の周りに嵌合する内部ボアを有するスリーブによりこの側導管を介して真空ラインに連結可能であり、該スリーブは、該スリーブの壁面を貫通してスリーブの外部表面に続く導管を有し、該導管は、真空ラインと外部表面で連結可能である
    ことを特徴とする、方法。
  3. 該管状部分が、管状部分のボアから管状部分の外部へと至る側導管を有し、ボアが管状部分の周りに嵌合する内部ボアを有するスリーブによりこの側導管を介して真空ラインに連結可能であり、該スリーブが、該スリーブの壁面を貫通してスリーブの外部表面に続く導管を有し、かつ、該導管が真空ラインと外部表面で連結可能であることにより特徴付けられる、請求項記載の方法。
  4. 胃腸液に対して不浸透性である外側コーティングにより特徴付けられる、請求項1ないしのいずれか一つに記載の方法。
  5. 外側コーティングが単層からなる点で特徴付けられる、請求項1ないしのいずれか一つに記載の方法。
  6. 外側コーティングが多層コーティングである点で特徴付けられる、請求項1ないしのいずれか一つに記載の方法。
  7. 多層コーティングが接着層、剥離層、シーリング層、 およびなめらかなテクスチャーまたは外観を有する層からなる群から選択される1以上の層を含む点で特徴付けられ、ここに、該なめらかなテクスチャーまたは外観を有する層が粗いテクスチャーまたは外観を有する下層またはコア自体の上にある、請求項6記載の方法。
  8. 1またはそれ以上の開口部がコーティングを貫通し、デバイスの外部環境からコアへのオープン連絡を付与する点で特徴付けられる、請求項1ないしのいずれか一つに記載の方法。
  9. 薄層のコーティング物質が開口部の底部でコア上に残っている点で特徴付けられる、請求項1ないしのいずれか一つに記載の方法。
  10. 外側コーティングが多層コーティングであり、該層の一つまたはいくつかの層厚の全体または一部が開口部の底部でコアの上に残っているコーティング物質の残留物として残っている点で特徴付けられる、請求項1記載の方法。
  11. 医薬上活性な薬剤を含むデバイスのコアを調製し;
    そのデバイスのコアを水溶性コーティング で被覆し;
    その被覆されたコアを不浸透性外側コーティングの層で被覆して、これにより被覆されたデバイスを形成し;
    その被覆されたデバイスをホーンを受けるのに適する場所に位置付け、それにより超音波エネルギーがホーンに隣接する位置に伝達され;
    ホーンを被覆されたデバイスの1またはそれ以上の位置で適用し、これにより水溶性コーティングと連絡するための十分な深さまで不浸透性外側コーティングを破壊し;
    破壊された不浸透性外側コーティング物質を除去し、これにより、デバイスのコアと外部の間に位置する水溶性コーティングにより提供される一時的な保護カバーにより閉じられた1またはそれ以上の開口部を有する被覆されたデバイスを得る;
    工程により特徴付けられる、請求項6または7記載の方法。
  12. 10−100KHzの半波長共鳴部分を利用する超音波ホーンを用いることにより特徴付けられる、請求項1ないし11のいずれか一つに記載の方法。
  13. ピークからピークまで50−100μmの範囲であるホーンの縦振動の振幅により特徴付けられる、請求項1ないし12のいずれか一つに記載の方法。
  14. デバイスの外部からコアに向かって連絡する開口部が作られる際に破壊された外側コーティング物質を除去する手段を備えたホーンの使用により特徴付けられる、請求項1ないし13のいずれか一つに記載の方法。
JP2002540721A 2000-11-08 2001-11-02 オーラルデリバリーデバイスの製法 Expired - Fee Related JP4290981B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GBGB0027471.2A GB0027471D0 (en) 2000-11-08 2000-11-08 Processes
PCT/EP2001/012729 WO2002038131A2 (en) 2000-11-08 2001-11-02 Process

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004512903A JP2004512903A (ja) 2004-04-30
JP4290981B2 true JP4290981B2 (ja) 2009-07-08

Family

ID=9902924

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002540721A Expired - Fee Related JP4290981B2 (ja) 2000-11-08 2001-11-02 オーラルデリバリーデバイスの製法

Country Status (9)

Country Link
US (2) US7923027B2 (ja)
EP (2) EP1655024B1 (ja)
JP (1) JP4290981B2 (ja)
AT (2) ATE314839T1 (ja)
AU (1) AU2002218280A1 (ja)
DE (2) DE60116530T2 (ja)
ES (2) ES2256329T3 (ja)
GB (1) GB0027471D0 (ja)
WO (1) WO2002038131A2 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030153607A1 (en) * 1998-11-12 2003-08-14 Smithkline Beecham P.L.C. Novel composition and use
US20040081697A1 (en) * 1998-11-12 2004-04-29 Smithkline Beecham P.L.C. Pharmaceutical composition for modified release of an insulin sensitiser and another antidiabetic agent
US20040253312A1 (en) * 2001-09-28 2004-12-16 Sowden Harry S. Immediate release dosage form comprising shell having openings therein
US20040062804A1 (en) * 2001-09-28 2004-04-01 Der-Yang Lee Modified release dosage forms
GB0203296D0 (en) 2002-02-12 2002-03-27 Glaxo Group Ltd Novel composition
PE20030800A1 (es) * 2002-02-12 2003-10-31 Glaxo Group Ltd Forma de dosificacion oral de liberacion controlada
US8637512B2 (en) 2002-07-29 2014-01-28 Glaxo Group Limited Formulations and method of treatment
NZ538842A (en) * 2002-09-28 2008-03-28 Mcneil Ppc Inc Immediate release dosage form comprising a solid core of density 0.9 g/ml surrounded by a shell that is readily soluble to gastrointestinal fluids
GB0318824D0 (en) * 2003-08-11 2003-09-10 Glaxo Group Ltd Novel composition
JP2007512350A (ja) * 2003-11-25 2007-05-17 エスビー・ファルムコ・プエルト・リコ・インコーポレイテッド カルベジロール組成物の治療および送達方法
US8067029B2 (en) * 2004-01-13 2011-11-29 Mcneil-Ppc, Inc. Rapidly disintegrating gelatinous coated tablets
US7879354B2 (en) * 2004-01-13 2011-02-01 Mcneil-Ppc, Inc. Rapidly disintegrating gelatinous coated tablets
US7404708B2 (en) * 2004-12-07 2008-07-29 Mcneil-Ppc, Inc. System and process for providing at least one opening in dosage forms
JP2009522259A (ja) * 2005-12-30 2009-06-11 エーシーシーユー−ブレイク テクノロジーズ,インク. 接着剤結合した剤形
US8273105B2 (en) * 2008-02-20 2012-09-25 Tyco Healthcare Group Lp Compound barb medical device and method
KR101306537B1 (ko) 2008-06-04 2013-09-09 콜게이트-파아므올리브캄파니 캐비테이션 시스템을 가진 구강 관리기구
US20100323016A1 (en) * 2008-07-18 2010-12-23 Biljana Nadjsombati Modified release formulation and methods of use
US20100323015A1 (en) * 2008-07-18 2010-12-23 Biljana Nadjsombati Modified release formulation and methods of use
CA2731008A1 (en) * 2008-07-18 2010-01-21 Valeant Pharmaceuticals International Modified release formulation and methods of use
CN113840595A (zh) 2019-05-17 2021-12-24 葛兰素史密斯克莱知识产权发展有限公司 基质组合物,其包含(S)-5-苄基-N-(5-甲基-4-氧代-2,3,4,5-四氢苯并[b][1,4]氧氮杂环庚三烯-3-基)-4H-1,2,4-三唑-3-甲酰胺

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1575050A1 (de) * 1966-01-12 1972-04-13 Misto Gen Equipment Co Ultraschall-Nebelerzeugungsgeraet
US4447235A (en) * 1981-05-07 1984-05-08 John M. Clarke Thoracentesis device
US4693886A (en) 1985-04-22 1987-09-15 Alza Corporation Osmotic device with inert core
EP0303769A3 (de) * 1987-08-18 1989-10-25 Balzers Aktiengesellschaft Vorrichtung zur Übertragung von Drehbewegungen durch die Wand einer Vakuumkammer
GB8820353D0 (en) * 1988-08-26 1988-09-28 Staniforth J N Controlled release tablet
JPH02124251A (ja) 1988-10-28 1990-05-11 Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk 微細穴加工方法
US5123903A (en) * 1989-08-10 1992-06-23 Medical Products Development, Inc. Disposable aspiration sleeve for ultrasonic lipectomy
US5317932A (en) * 1992-02-28 1994-06-07 The Dow Chemical Company Sample probe
US5300046A (en) * 1992-03-30 1994-04-05 Symbiosis Corporation Thoracentesis sheath catheter assembly
US5674235A (en) * 1995-05-10 1997-10-07 Ultralase Technologies International Ultrasonic surgical cutting instrument
JPH1024491A (ja) 1996-07-11 1998-01-27 Seidensha Denshi Kogyo Kk 超音波加工装置
US6783662B2 (en) * 1999-03-18 2004-08-31 Exxonmobil Research And Engineering Company Cavitation enhanced liquid atomization
JP2003504415A (ja) * 1999-07-20 2003-02-04 メルク エンド カムパニー インコーポレーテッド 持続放出性薬物分散剤輸送装置
CA2388159A1 (en) * 1999-10-29 2001-05-10 Merck & Co., Inc. Osmotic controlled release drug delivery device
US7708504B2 (en) * 2005-08-29 2010-05-04 Savannah River Nuclear Solutions, Llc Pneumatic conveyance apparatus and process

Also Published As

Publication number Publication date
DE60138428D1 (de) 2009-05-28
ES2323879T3 (es) 2009-07-27
DE60116530T2 (de) 2006-08-10
GB0027471D0 (en) 2000-12-27
AU2002218280A1 (en) 2002-05-21
WO2002038131A3 (en) 2002-09-12
EP1333813A2 (en) 2003-08-13
ATE314839T1 (de) 2006-02-15
DE60116530D1 (de) 2006-03-30
US7923027B2 (en) 2011-04-12
EP1655024B1 (en) 2009-04-15
US20040062806A1 (en) 2004-04-01
ES2256329T3 (es) 2006-07-16
WO2002038131A2 (en) 2002-05-16
EP1655024A1 (en) 2006-05-10
US8765065B2 (en) 2014-07-01
JP2004512903A (ja) 2004-04-30
US20110131754A1 (en) 2011-06-09
ATE428407T1 (de) 2009-05-15
EP1333813B1 (en) 2006-01-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4290981B2 (ja) オーラルデリバリーデバイスの製法
US5004614A (en) Controlled release device with an impermeable coating having an orifice for release of drug
AU623349B2 (en) Plurality of tiny pills in liquid dosage form
EP1528916B1 (en) Multicomponent pharmaceutical dosage form
AU700949B2 (en) New beads for controlled release and a pharmaceutical preparation containing the same
RU2093147C1 (ru) Изделия для пролонгированного выделения одного или нескольких фармацевтически активных веществ
FR2574291A1 (fr) Dispositif osmotique pour apporter un medicament au niveau du colon
JP5987037B2 (ja) 医薬製品
MXPA04000545A (es) Sistema controlado de administracion de medicamento, de orden cero.
KR100810956B1 (ko) 레이저 절삭에 대한 배리어 층을 소지한 투약 형태
RU2609836C2 (ru) Быстроразрушающиеся таблетки с покрытием
ZA200406194B (en) Pharmaceutical dosage forms comprising tablet corehaving a tensile strength below 38 N/SQCM and a c oating to protect the soft core
RU2094044C1 (ru) Капсула для орального введения с отсроченным импульсным выделением активного соединения
JP2010159301A (ja) 薬物制御放出のための経口用剤形
US4271113A (en) Process for forming a passageway in an osmotic device
Panda et al. Bi-Layer Tablets: An Emerging State of Art Technology in Dosage Form Design
JP2011528677A (ja) 時間別薬物送達のための医薬剤形
JPH10192370A (ja) カプセル剤の製造方法及びカプセル剤の製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040519

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070828

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071128

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080610

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081008

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20081125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090109

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090303

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090402

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120410

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130410

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140410

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees