JP4290919B2 - くわえづめ機構を含む胴を有する装置と、その装置を有する印刷機 - Google Patents

くわえづめ機構を含む胴を有する装置と、その装置を有する印刷機 Download PDF

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    • B41F21/00Devices for conveying sheets through printing apparatus or machines
    • B41F21/10Combinations of transfer drums and grippers

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、請求項1の前提項の通り、少なくとも1つのくわえづめ支持台に対して揺動可能に支持されている少なくとも1つのくわえづめを備え、胴外套輪郭の下方の、胴の溝内へと潜り込み可能な、被印刷体枚葉紙を保持するくわえづめ機構を含む胴と、くわえづめのくわえづめ支持台に対する揺動を制御するカムとを有する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ここで述べた種類の装置は公知である。それは、普通は複数のくわえづめを有するくわえづめ機構を備えた胴を含み、そのくわえづめは胴の外周面上に突出している。胴が、例えばゴムブランケット胴、グラビア胴、フレキソ胴などの対向胴と一緒に作用するとき、対向胴はくわえづめを収容する溝を有していなければならない。閉じた外套面を有する対向胴を使用可能にするために、くわえづめ機構のくわえづめが胴外套輪郭の下方の、胴の溝内へと潜り込むことができる装置が公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ドイツ特許公開第1611297号公報によると、くわえづめ機構のくわえづめの、胴外套輪郭の下方の、胴の溝内への潜り込み運動を、カム板によって制御する、くわえづめ機構を有する胴が開示されている。揺動可能に支持されているくわえづめを、開いた位置および閉じた位置に、くわえづめ支持台に対して相対的に揺動させるために、他のカムが必要である。これに伴う欠点は、くわえづめ機構が、費用がかかり、従ってコストが集中する構成になることである。
【0004】
ドイツ特許公開第2135714号公報によると、直線状であってもよい、被印刷体枚葉紙を保持するクランプバーが内部で用いられる、半径方向に延びるスリットを有する胴が開示されている。クランプバーがスリット内で閉じられたときに、被印刷体枚葉紙はクランプバーとスリット内壁との間に挟まれる。クランプバーの潜り込み運動および挟み運動は、固定されているカムによって制御される。
【0005】
ドイツ特許発明明細書第3049067号によると、くわえづめ機構のくわえづめの操作のために、くわえづめ開きカムと、くわえづめの胴の溝内への潜り込みを制御するカムとを有する装置が開示されている。
【0006】
ドイツ特許出願公告明細書第0769376号によると、潜りくわえづめを開いたり閉じたりするくわえづめ開きカムと、潜りくわえづめの潜り運動を制御する他のカムとが設けられた装置が開示されている。この装置の構造上のコストはそれ相応に高い。
【0007】
本発明の目的は、簡易な構成を有し安全に作動する、冒頭に述べた種類の装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、請求項1の特徴を有する装置が提案されている。これは、被印刷体枚葉紙、例えば紙の枚葉紙や厚紙枚葉紙を保持するくわえづめ機構を含む胴を有している。くわえづめ機構は、胴から搬送される被印刷体枚葉紙をくわえづめとくわえづめ支持台との間に挟んで保持できる、くわえづめ支持台に対して揺動可能に支持されている少なくとも1つのくわえづめを備えている。くわえづめのくわえづめ支持台に対する揺動運動を制御するために、カムが設けられている。少なくとも1つのくわえづめと少なくとも1つのくわえづめ支持台が、胴外套輪郭の下方の、胴の外套面に設けられた溝内へと潜り込むことができるように構成されている。この装置は、カムが、くわえづめ機構が行う溝内への潜り込み運動を制御するためにも用いられること、すなわち、カムが、一方ではくわえづめのくわえづめ機構に対する揺動を制御するために、他方ではくわえづめ機構の溝内への潜り込み運動を制御するために用いられる点で傑出している。この装置の構成は、カムの2通りの機能のゆえに、公知の装置と比べて簡単である。さらに、くわえづめは、回転継手によって連結された3つの部材を少なくとも含むリンク装置である回転継手伝動装置の部材のうちの1つである連結部材に接続され、連結部材に対して相対的に移動不能になっている。くわえづめ閉じる過程において、くわえづめが、くわえづめ支持台に当接する際には、真っ直ぐで、くわえづめ支持台に対して実質的に垂直な運動経路を描いて移動するように、リンク装置の部材の大きさが決められ、かつリンク装置の回転継手が配置されており、くわえづめ支持台は、くわえづめ機構の潜り込み運動の間、くわえづめとくわえづめ支持台との間の相対運動を防ぐために、実質的に潜り込み運動の方向のみに動けるように支持されている。
【0009】
この装置の好ましい実施態様は、従属請求項に明示されている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0011】
以下に述べる装置1は、例えば、スクリーン印刷、オフセット印刷、グラビア印刷等の様々な印刷方法のために使用可能な枚葉紙印刷機に組み込み可能である。
【0012】
図1(a)は、図1では外套5の一部のみが見られる胴3を有する装置1の第1の実施形態の原理図を示している。外套5の運動方向7は矢印で示されている。胴3は、好ましくは、装置1の前に配置された機械の一部、例えば前方に配置された胴から、機械の後続の部分、例えば、好ましくは、図示しない被印刷体枚葉紙を見当を合わせつつ引き渡す後続の胴に、被印刷体枚葉紙を見当を合わせつつ搬送する働きをする。
【0013】
胴3の外套5上に被印刷体枚葉紙を保持するために、少なくとも1つのくわえづめ11と少なくとも1つのくわえづめ支持台13を有するくわえづめ機構9が設けられている。くわえづめ11は揺動可能に支持されており、くわえづめ先端16とくわえづめ支持台13の支持面17との間に被印刷体枚葉紙を挟んで保持できるように、伝動装置15によって、くわえづめ支持台13に対して相対的に揺動可能である。くわえづめ機構9は、胴3の外套5に設けられ図面には概略的に示されているだけの溝14内に配置されている。溝14は、胴3の長手方向に延びている。
【0014】
伝動装置15は、図1(a)〜(c)に示されている実施形態では4つのリンクを有するリンク装置として構成されている回転継手伝動装置である。これは、胴3内に定置に配置された第1の軸23の周りを揺動可能な第1の揺動アーム21を有している。第1の揺動アーム21は、くわえづめ支持台13が動かないように取り付けられている連結部材27に、第1の回転継手25によって連結されている。連結部材27は、同様に定置の第2の軸33の周りを揺動可能な第2の揺動アーム31に、第2の回転継手29によって連結されている。
【0015】
曲がった揺動レバーの形状を有するくわえづめ11は、回転継手35によって連結部材27に連結されている。くわえづめ11は、くわえづめ先端16の反対側の端部において、回転継手35の周りのくわえづめ11の揺動運動を制御するレバー37に連結されている。レバー37は、胴3に関して定置の第3の軸39の周りを揺動可能に支持されている。くわえづめ機構9が、後でより詳細に理解される、くわえづめ11の図1(a)に示す上昇位置から図1(c)に示す潜り込み位置に移行する際に圧縮される、ここではコイルばねからなるばね部材41がレバー37に配置されている。図1(a)によると、ばね部材41はくわえづめ11に強い力を及ぼさず、その間は、くわえづめ先端16と反対側のレバーアームは、バー状のレバー37の上にねじ止めされている調節可能なストッパー70に密接する。ばね部材41はくわえづめ11を開いた位置のみに保持する。ストッパー70を調節することによって、くわえづめ11の閉じる位置を調節できる。図1(b)と(c)によると、くわえづめ11はストッパー70から離れ、ばね部材41は、くわえづめ11の挟む力を決定する強い力をくわえづめ11に及ぼす。
【0016】
リンク装置の駆動はここでは、第1の連結部材21に連結されているローラレバー43によって行われ、このローラレバー43は、図1(c)に部分図のみ示されている、フレームに固定されたカム45によって案内される。カム45を溝状曲線として構成することで、ローラレバー43のカムローラがカム45と常時接触することが確実に保証され、その結果、カムローラは、嵌合によって、カム45から確実に外れないようになっている。もちろん、その代わりに、ローラによるカム45と常時接触することを押圧力によっても確実に保証することができ、すなわち、連結体の戻り運動も生じさせる、カムローラをカムに接した状態に保持するばね部材を設けてもよい。
【0017】
くわえづめ機構9の動作について、以下に詳細に説明する。リンク装置19の、図1に示されている位置において、溝14内に配置されているくわえづめ機構9は、くわえづめ11が開かれ破線で示された胴3の外套輪郭49の上方へ突出する、上昇位置にある。くわえづめ機構9がその位置にある時に、前縁が支持面17上にある被印刷体枚葉紙を取り去ることができる。
【0018】
ローラレバー43によって構成された駆動装置の作動によって生じる、第1の揺動アーム21の、第1の軸23の周りの時計回りの揺動運動によって、リンク装置19が、図1(a)に示されている位置から図1(b)に示されている中間位置に移行する。リンク装置19の運動によって、くわえづめ11は、くわえづめ先端16がくわえづめ支持台13の支持面17上を所定の力で押圧する閉じた位置へと、回転継手35の周りを時計回りに揺動する。この力は、リンク装置19の揺動時にくわえづめ11のくわえづめ先端16と反対側の端部によって圧縮されるばね部材41によって決まる。くわえづめ11の閉じた位置では、前記したように、被印刷体枚葉紙がくわえづめ11とくわえづめ支持台13の間に挟まれる。それに加えて、図1(b)に示す中間位置へのリンク装置の運動は、くわえづめ11の、ほとんどの部分が溝14内に潜り込み、僅かな部分のみが胴外套輪郭49の上方に突出している状態をさらに導く。続いて、くわえづめ支持台13は、回転継手29の周りを時計回りに少しだけ降下する。くわえづめ11は、完全に溝14内に潜り込まないうちは、閉じた位置に至ったままにとどまっている。
【0019】
第1の揺動アーム21が、図1(b)に示す位置から図1(c)に示す位置へと時計方向に再度揺動する際に、くわえづめ11が、胴外套輪郭49の下方の、胴3の溝14内へと完全に潜り込む。それによって、支持面17とくわえづめ先端16の間に挟まれた図示しない被印刷体枚葉紙は、前端領域が胴外套輪郭49の下方になるように移動する。リンク装置を然るべく設計することによって、くわえづめ支持台13において枚葉紙をつかんだ後、枚葉紙走行方向の運動はほとんど行われない。
【0020】
くわえづめ機構9は、図1(a)では胴外套輪郭49よりも高い位置に位置しているのに対して、図1(c)では胴3の外套輪郭49の下方に完全に潜り込んだ状態に保たれる。くわえづめ11は、くわえづめ機構9の上昇位置では、くわえづめ支持台13に対して開いた位置にあり(図1(a)参照)、溝14内にほとんど潜り込んでいる間は、閉じた位置へとくわえづめ支持台13に対して揺動する(図1(b),(c)参照)。
【0021】
図1(a)〜図1(c)に示されている実施形態で、特に好ましいのは、同一のカム45によって、くわえづめ11のくわえづめ支持台13に対する揺動のみならず、くわえづめ機構9の溝14内への潜り込み運動も制御されることである。それによって、装置1の構成は、公知の装置に対して簡略化でき、それとともにコストを低減できる。
【0022】
くわえづめ11が開いた状態にある、リンク装置19の図1(a)に示す位置では、揺動アーム21は、仮想の水平線に対して約40度の角度α1を有している。くわえづめ機構9を、上昇位置から、くわえづめ11がほとんど閉じている図1(b)に示す中間状態へ移行させるためには、揺動アーム21を、単に約6度だけ時計回りに揺動するだけでよい。揺動アーム21は、図1(b)では、水平線に対して約34度の角度α2を有している。くわえづめ機構9を、胴3の溝14内に完全に潜り込ませるためには(図1(c)参照)、いまや水平線に対して約31度に達する角度α3を有する図1(c)に示す位置に移動させるように、揺動アーム21を、図1(b)に示す位置から、約3度だけさらに時計回りに揺動させなければならない。ローラレバー43によって駆動される連結部材21の運動範囲も約9度の角度範囲内にある。
【0023】
図2に、装置1の他の実施形態が示されている。同一の部分は、同一の参照符号が付与されており、したがって、その点では図1(a)〜(c)に関する記述を参照されたい。以下で、相違点のみを詳細に触れることにする。ここでは、例えば、溶接などによって製造されるか、またはくわえづめ11と連結部材27を一緒にして単一の部品として構成することによって得られる、剛性のある接続部51が、くわえづめ11と連結部材27の間に存在する。それによって、くわえづめ11は、もはやリンク装置19の連結部材27に対して相対的に移動できない。そのため、リンク装置19が運動するとき、図2に鎖線で示されているくわえづめ先端16の運動経路53が生じる。くわえづめ支持台13は、胴3内に入れられ、胴の長軸に対し半径方向に延びるスリット状の凹部55内に配置され、ここではコイルばねからなるばね部材57によってばね力をかけられて支持されている。
【0024】
図2には、くわえづめ11が、くわえづめ支持台13の支持板17と接触しておらず溝14から胴外套輪郭49の上方へ突出している開いた状態の、リンク装置19とくわえづめ11が鎖線で示されている。リンク装置19の運動によって、くわえづめ11は、まずくわえづめ先端16がくわえづめ支持台13の支持板17に対し押圧し、くわえづめ11の外套輪郭49の下方への閉じる運動を続行することによってくわえづめ支持台13が凹部55内のばね部材57の力に抗して押し込まれる、閉じた位置へと、くわえづめ支持台13に対し相対的に揺動する。くわえづめ機構9が胴外套輪郭49の下方の、溝14内へと完全に潜り込んでいる、くわえづめ11の溝14内に潜り込んだ位置が、線を引いて示されている。くわえづめ11が、閉じる過程の最終段階で、真っ直ぐで、くわえづめ支持台13に対して実質的に垂直な、運動経路の一部分72を描くように、リンク装置19の伝動リンクの大きさが決められ、回転継手25,29,33が配置されている。それによって、くわえづめ先端16がくわえづめ支持台13と接触している間、くわえづめ11のくわえづめ支持台13上の移動は実際には防止されることが、近似直線によって描かれている。くわえづめ支持台13は、くわえづめ機構9の溝14内への潜り込み運動の間、実質的にその潜り込み運動の方向のみでそれからほとんど逸れることなく運動するように、移動可能に支持されており、その場合、この支持も、潜り込み運動の間はくわえづめ11とくわえづめ支持台13の間の相対運動を防止する働きをする。
【0025】
図2に示す実施形態は、くわえづめ11をくわえづめ支持台13上に載せる際に、くわえづめ支持台13がくわえづめ11の運動によってほんのわずかな量だけしか動かない点有利である。
【0026】
図2に示されているカム45は、リンク装置19の戻り運動が、戻り運動部材として、かつカムローラを強制的にカム軌道に沿わせる部材として機能するばね部材71によって行われる場合、いわゆる開いたカムとして単一のカム軌道47を有している。あるいは、図2に示されている伝動装置のカム45を、図1(a)〜(c)に示されているカムと全く同様に、溝状の曲線として構成することもできる。
【0027】
図3(a)〜(c)には、図2に示されているくわえづめ機構9とは、特にくわえづめ11がくわえづめ支持台13にピボット支持されている点で異なる、くわえづめ機構9の他の実施形態の一部がそれぞれ示されている。すなわち、くわえづめは、カム45によって導かれるローラレバー43によって、あるいは、リンク装置19の連結部材によって、くわえづめ支持台13に固定接続されたアーム61に定置に配置された軸59の周りを揺動させられる。この結果、くわえづめ11が、軸59の周りを揺動するときに、開いた位置(図3(a)参照)から、くわえづめ機構9が溝14内に降下することなくくわえづめ先端16がくわえづめ支持台13の支持面17を押圧する閉じた位置(図3(b)参照)になる。くわえづめ11の揺動運動がさらに続くことによって、くわえづめ11は、ばね力がかけられて支持されているくわえづめ支持台13と一緒に、胴外套輪郭の下方の、胴3の溝14内へ潜り込む。
【0028】
図2と3に示されている実施形態は、くわえづめ機構9が、くわえづめ11の閉じる運動を続行することによってくわえづめ支持台13が胴外套輪郭の下方の、胴3の溝14内に押圧される点で共通している。
【0029】
図1(a)〜3(c)に示されている、くわえづめ機構9の全ての実施形態では、くわえづめ11のくわえづめ支持台17に対する揺動の制御と、くわえづめ機構9の溝14内への潜り込みの制御のために、共通の1つのカム、すなわちカム45のみが必要である点で共通している。カム45は、図示されている通り、フレームに固定されて配置されており、その結果、リンク装置19を、したがってくわえづめ11を連動させるために、ローラレバー43はカム45のガイド(カム軌道47)内を移動しなければならない。あるいは、カム45が胴3に対して、したがって胴3に固定されたローラレバー43に対して移動可能であってもよく、それによって、ローラレバー43が動き、したがってリンク装置19の運動が引き起こされる。
【0030】
もちろん、くわえづめ機構9は、好ましくは対をなして配置される複数のくわえづめを有していてもよい。くわえづめにそれぞれくわえづめ支持台が付属していてもよく、あるいは、全てのくわえづめに共通の1つのくわえづめ支持台が付属していてもよい。くわえづめは、組になっていてもくわえづめ支持台と一緒に作動する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(c)は、それぞれくわえづめ機構の第1の実施形態の様々な位置を示す原理図である。
【図2】くわえづめ機構の第2の実施形態の原理図である。
【図3】(a)〜(c)は、それぞれくわえづめ機構の第3の実施形態の様々な位置を示す原理図である。
【符号の説明】
1 装置
3 胴
5 外套
7 運動方向
9 くわえづめ機構
11 くわえづめ
13 くわえづめ支持台
14 溝
15 伝動装置
16 くわえづめ先端
17 支持面
19 リンク装置
21 第1の揺動アーム
23 第1の軸
25 第1の回転継手
27 連結部材
29 第2の回転継手
31 第2の揺動アーム
33 第2の軸
35 回転継手
37 レバー
39 第3の軸
41 ばね部材
43 ローラレバー
45 カム
47 カム軌道
49 胴外套輪郭
51 接続部
53 運動経路
55 凹部
57 ばね部材
59 軸
70 ストッパー
71 ばね部材

Claims (4)

  1. 少なくとも1つのくわえづめ支持台(13)に対して揺動可能に支持されている少なくとも1つのくわえづめ(11)を備え、胴外套輪郭(49)の下方の、胴(3)の溝(14)内へと潜り込み可能な、被印刷体枚葉紙を保持するくわえづめ機構(9)を含む前記胴(3)と、前記くわえづめ(11)の前記くわえづめ支持台(13)に対する揺動を制御するカム(45)とを有する装置(1)において、
    前記カム(45)が、前記くわえづめ機構(9)が行う前記溝(14)内への潜り込み運動を制御するためにも用いられ、
    前記くわえづめ(11)は、回転継手(25,29)によって連結された3つの部材(21,27,31)を少なくとも含むリンク装置(19)である回転継手伝動装置(19)の前記部材(21,27,31)のうちの1つである連結部材(27)に接続され、該連結部材(27)に対して相対的に移動不能になっており、
    前記くわえづめ(11)閉じる過程において、前記くわえづめ(11)が、前記くわえづめ支持台(13)に当接する際には、真っ直ぐで、前記くわえづめ支持台(13)に対して実質的に垂直な運動経路を描いて移動するように、前記リンク装置(19)の前記部材(21,27,31)の大きさが決められ、かつ前記リンク装置(19)の前記回転継手(25,29)が配置されており、
    前記くわえづめ支持台(13)は、前記くわえづめ機構(9)の潜り込み運動の間、前記くわえづめ(11)と前記くわえづめ支持台(13)との間の相対運動を防ぐために、実質的に前記潜り込み運動の方向のみに動けるように支持されている
    ことを特徴とする、胴とカムとを有する装置。
  2. 前記くわえづめ(11)は、前記回転継手伝動装置(15,19)の前記連結部材(27)に固定接続されている、請求項1に記載の装置。
  3. 前記くわえづめ支持台(13)は、ばね部材(57)によってばね力をかけられて支持されている、請求項1またはに記載の装置。
  4. 請求項1からのいずれか1項に記載の装置を有する印刷機。
JP2002042893A 2001-02-20 2002-02-20 くわえづめ機構を含む胴を有する装置と、その装置を有する印刷機 Expired - Lifetime JP4290919B2 (ja)

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