JP4290902B2 - 加熱冷却用容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱媒経路の出入口部で複数の伝熱チューブに分岐した多管式熱交換器構造を有し、その経路に加熱用蒸気と冷却用液体の熱媒体を交互に通して、内部に収容した水素吸蔵合金等の被加熱冷却物質の加熱冷却の繰返し熱交換を行う容器に関するものである。この容器は、水素貯蔵タンク、水素精製装置、ヒートポンプ、冷凍機、等のシステムに使用される。
【0002】
【従来の技術】
従来、被加熱冷却物質である水素吸蔵合金を収容して加熱、冷却する容器では、容器内に高温の熱媒と低温の熱媒とを交互に流して水素吸蔵合金を加熱、冷却させることによって、水素が放出、吸収される性質を利用した、水素貯蔵タンク、水素精製装置、等に使用される。また、逆に水素を放出、吸収させると吸熱、発熱する性質を利用して、その熱を熱媒移動管を流れる熱媒に伝えて熱を取り出す、ヒートポンプ、冷凍機、等にも使用される。
【0003】
図5、6に従来の加熱冷却用容器の例を示す。
容器胴体1内に、粒あるいは粉状の水素吸蔵合金2と該水素吸蔵合金2を加熱、冷却するための熱媒が通る伝熱チューブ3が収容されている。該伝熱チューブ3は複数本からなり、そのチューブ3には薄板状の良伝熱性材料を用いた伝熱フィン4が固定されている。上記伝熱チューブ3は、チューブシート5を介して容器胴体1に溶接またはロウ接で固定されている。チューブシート5側では、容器胴体1の端部に熱媒の入口部7と出口部8を接続するヘッド9が設けられており、該ヘッド9の空間には前記伝熱チューブ3の端部が開口しており、該空間で複数の伝熱チューブ3…3の熱媒がまとめられている。また、ヘッド9内には、ヘッド9に出入りする熱媒の流れを分配する仕切り板10が縦横に配置されている。なお、上記入口部7は熱媒を容器に送り込むためのものであり、出口部8はその熱媒を容器から排出するためのものであり、それぞれヘッド9に溶接又はロウ接で接続されている。また 上記容器胴体1、チューブシート3、ヘッド4はそれぞれ周溶接により締結されている。
【0004】
次に上記装置の作用について説明する。
先ず、水素吸蔵合金2よりも低温の冷却用液体が熱媒入口部7を通ってヘッド9内に入り、複数の伝熱チューブ3に分岐して送られると、水素吸蔵合金2の熱が伝熱チューブ3及び伝熱フィン4を介して熱媒に伝わり、水素吸蔵合金2は冷却されて温度が降下し、水素を吸収する。熱媒は、伝熱チューブ3および仕切り板10で区切られたヘッド9内の空間を移動して、遂にはヘッド9の出口側に集まり、熱媒出口部8から排出される。次に、水素吸蔵合金2よりも高温の加熱用蒸気が熱媒入口部7を通って、前工程の冷却用液体を押しのけながらヘッド9に集まり複数の伝熱チューブ3に分岐して送られると、熱媒の持つ熱が伝熱チューブ3及び伝熱フィン4を介して水素吸蔵合金2に伝わり、水素吸蔵合金2は加熱されて温度が上昇し、水素を放出する。熱媒は更にヘッド9の出口側にまとめられて入り、熱媒出口部8から排出される。そしてこれらの冷却と加熱の工程を繰返す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の加熱冷却容器構造では、低温の冷却用液体による冷却工程から、高温の加熱用蒸気による加熱工程に切り替える際に、蒸気の圧力によってヘッド内及び伝熱チューブの上部から液体が押しのけられて加熱用蒸気に切り替わる。しかし、最初に上方側にある伝熱チューブを蒸気が通ってしまうと、このチューブよりも下に位置するヘッド内および伝熱チューブ内の一部の冷却用液体に対しては蒸気による押しのける力が充分に作用せず、ヘッド内や伝熱チューブ内に冷却用液体が排出されずに残ってしまう。残った冷却用液体は加熱工程において加熱用蒸気によって加熱され蒸発する。従ってその際の顕熱変化分と蒸発潜熱分がロスとして消費されるため、その分余分の熱量を投入しなければならなくなって熱効率が悪くなるとともに、加熱時間も長くかかって運転サイクルが延びてしまう。また、各伝熱チューブ間で低温の冷却用液体から高温の加熱用蒸気に切り替わるタイミングにばらつきが生じるため、その結果、大きな熱膨張差が生まれて、伝熱チューブや伝熱フィンの破損を引き起こすことがある。
【0006】
本発明は、上記のような従来の加熱冷却用容器の課題を解決するためになされたもので、冷却工程から加熱工程に切り替わる際に、冷却用液体がヘッド及び伝熱チューブ内に残らないような容器構造にすることにより、加熱時のロスを低減し、また、熱膨張差による伝熱チューブやフィンの破損を防止することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の加熱冷却用容器のうち請求項1記載の発明は、熱媒経路の出入口部で複数の伝熱チューブに分岐した多管式熱交換器構造を有し、その経路に蒸気と液体の熱媒体を交互に通して、内部に収容した被加熱冷却物質と加熱冷却の繰返し熱交換を行う加熱冷却用容器において、前記熱媒経路の出入口部が、チューブ形状のヘッダからなり、該ヘッダの筒壁に軸方向に沿って複数の伝熱チューブが接続され、前記入側のヘッダが容器内の上方位置にあり、出側のヘッダが容器内の下方位置にあり、前記伝熱チューブは、熱媒の流れ方向が水平または下向きに向かうように配置され、一部に上向きの部分を有し、該上向きの部分は、勾配および長さが液体の熱媒体の液溜りで蒸気が通る隙間が塞がらないように定められているとともに、水平部分から下方に向きを変え、該下方から上方に向きを変えて上向きとなって前記出側のヘッダに接続された伝熱チューブの接続部分は、前記水平部分よりも下方に位置し、かつ、前記の下方から上方に向きを変える偏向部分の上部内壁面よりも、出側のヘッダとの接続口の下端が下方に位置するように設定されていることを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の加熱冷却用容器の発明は、請求項1記載の発明において、前記伝熱チューブは複数列で前記ヘッダーに接続されていることを特徴とする。
【0011】
請求項3記載の加熱冷却用容器の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記ヘッダに接続された伝熱チューブの接続部分は、ヘッダの放射方向に略沿った形状を有することを特徴する。
【0012】
すなわち、本発明によれば、加熱用蒸気の流れ方向が水平または下向きに向かう容器構造を有しているので、冷却工程から加熱工程に切り替える際に、冷却用液体がヘッド及び伝熱チューブ内に残らずにスムーズに排出され、液残りによる加熱ロスを低減し、熱膨張差による伝熱チューブやフィンの破損防止を可能とする。
【0013】
本発明では、水素吸蔵合金で代表される被加熱冷却物質として種々のガス吸放出材料を示すことができる。ガス吸放出材料は、ガスの吸収、放出を可逆的に行うことができ、ガス吸放出に伴って吸発熱する性質を有するものであり、例えば吸着剤としてガスの吸収、放出を行ったり、化学反応によってガスの吸収、放出を行ったりする。上記材料としては活性炭、カーボンファイバ、ゼオライト、シリカ、アルミナ等を挙げることができ、また化学反応によって水素ガスの吸収、放出を行う材料として上記水素吸蔵合金が挙げられる。さらに本発明では、被加熱冷却物質として上記のようにガス吸放出をなすものに限定されるものではなく、熱媒との間で熱交換される種々の材料が対象となる。また、気体、液体、固体であることも問わない。
【0014】
本発明の容器は、チューブ形状のヘッダと伝熱チューブの形状、配置構造に特徴があり、その他の構造に関しては、本発明としては特に限定されない。伝熱チューブは本発明の配置構造を前提とした上で、通常、被加熱冷却物質との熱交換が良好になされることを考慮して配置される。
上記伝熱チューブを移動させる熱媒としては液体および蒸気が使用される。代表的には水と水蒸気とが例示されるが、本発明としては、熱媒として作用するものであれば、その材質は特に限定されない。
【0015】
伝熱チューブは請求項1に記載するように、チューブ形状のヘッダの筒壁に軸方向に沿って複数が接続されており、各伝熱チューブが容器内を伸長して被加熱冷却物質との熱交換を可能にしている。各伝熱チューブは、両端側でそれぞれ入口側のヘッダと出口側のヘッダに接続されている。なお、ヘッダとの接続は、軸方向に沿って一列に接続してもよく、また複数列で接続してもよい。
なお伝熱チューブは、基本的には熱媒である蒸気の流れ方向が水平または下向きに向かうように配置されているが、一部に上向きの部分を有している。ただし、上向きの部分の存在により熱媒である液体による液溜まりが形成される場合、この液溜まりで蒸気が通る隙間が塞がらないように、上向きの部分の勾配および長さを定めることが必要である。
通常は、この上向きの部分は、チューブ形状のヘッダとの接続部分に出現しやすい。ヘッダとの接続部分では、熱媒の出入りが円滑になされるように、ヘッダの放射方向に略沿った形状をチューブに付与するのが望ましく、この結果、伝熱チューブが部分的に上向きになる場合がある。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の一実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。
図1に加熱冷却用容器の全体構造を示し、図2〜4に熱媒出入り側の詳細を示す。なお、従来の容器と同様の構造については同一の符号を付している。
一端を水素出入口部20を除いて密閉した容器胴体1の他端開口側に両端を開口した容器短胴体12が接続され、該容器短胴体12の開口部側が容器キャップ13で閉じられている。これら容器胴体1、容器短胴体12、容器キャップ13はそれぞれが周溶接により締結されている。
【0017】
上記容器胴体1内には、伝熱チューブが軸方向に水平に伸長し、胴体1内の端部で折り返して同様に水平に伸長することにより高さ位置を徐々に変えて胴体1の上部から下部に至るまで配設されている。該伝熱チューブは、高さ位置が異なる2列で軸方向と交差する方向に並設されており、それぞれの開口端部が容器短胴体12の上部および下部に位置している。なお、図では高位置側にある伝熱チューブが15a…15a、低位置側にある伝熱チューブが15b…15bで示されている。
【0018】
上記容器短胴体12内には、軸方向と交差する方向に沿って、上方部に筒状の入側ヘッダ16、下方部に同じく筒状の出側ヘッダ17が配置されており、これらヘッダ16、17に上記した伝熱チューブ15a…15a、15b…15bの両端部がそれぞれ接続されている。
ただし、伝熱チューブ15a…15aは、容器胴体1の上方側において水平部分が入側ヘッダ16の中心部よりやや下方に位置しており、ヘッダ16に近接した位置でやや上方(熱媒の流れ方向では下方)に向いて伸長し、ヘッダ16の直前で下方(熱媒の流れ方向では上方)に向いてヘッダ16の中心部よりやや上方で筒壁に接続されており、接続部分(熱媒の流れ方向において上方に向いている部分)では、ヘッダ16の放射方向に沿っている。上記の熱媒の流れ方向において上方に向く部分は、伝熱チューブ15aの水平部分よりも熱媒の入口側に位置しているので、熱媒の液溜まりができることはない。また、容器胴体1の下方側では、伝熱チューブ15aは、水平部分が出側ヘッダ17のやや上方に位置しており、ヘッダ17に近接した位置で下方に向くように勾配を変えて、ヘッダ17の上方側の筒壁に接続されており、接続部分はヘッダ17の放射方向に沿っている。
【0019】
一方、伝熱チューブ15bは、容器胴体1の上方側において水平部分が入側ヘッダ16のやや下方に位置しており、ヘッダ16に近接した位置で上方(熱媒の流れ方向では下方)に向くように向きを変えて、ヘッダ16の筒壁下方側に接続されており、接続部分はヘッダ16の放射方向に沿っている。また、容器胴体1の下方側では、伝熱チューブ15bは、水平部分が出側ヘッダ17の中心部やや上方に位置しており、ヘッダ17に近接した位置で下方に向いて伸長し、ヘッダ17の直前で上方に向いてヘッダ17の中心部やや下方で筒壁に接続されており、接続部分はヘッダ17の放射方向に沿っている。伝熱チューブ15bにおいて熱媒の流れ方向で上方に向く部分は、ヘッダ17との接続部分が伝熱チューブ15bの水平部分よりも下方に位置しており、かつ、下方から上方に向きを変える偏向部分の上部内壁面150よりも、ヘッダ17との接続口の下端151が下方に位置するように、上方に向く部分の勾配、長さが設定されているので、偏向部分で形成される液溜まり152によって伝熱チューブ15bが塞がれることはない。
【0020】
なお、上記入側ヘッダ16、出側ヘッダ17は、容器短胴体12の外部に伸長しており、入側ヘッダ16には外部の熱媒経路から熱媒を容器に送り込むための熱媒入口18が溶接又はロウ接で接続されており、出側ヘッダ17には、その熱媒を容器から排出するための熱媒出口19が溶接又はロウ接で接続されている。また、上記伝熱チューブ15a、15bには、伝熱性を高めるために、薄板状で良伝熱性材料の伝熱フィン4…4が固定されており、該伝熱チューブ間の空間に、被加熱冷却物質である水素吸蔵合金2が収容されている。
【0021】
次に上記装置の動作について説明する。
先ず、水素吸蔵合金2より低温の冷却用液体が熱媒入口18を通って入側ヘッダ16に入り、続いて伝熱チューブ15a、15bに送られると、水素吸蔵合金2の熱が伝熱チューブ15a、15bと伝熱フィン4を介して熱媒に伝わり、水素吸蔵合金2は冷却されて水素を吸収する。熱媒は更に出側ヘッダ16に入り熱媒出口19から排出される。次に、水素吸蔵合金2より高温の加熱用蒸気が熱媒入口18を通って、前工程の冷却用液体を押しのけながら入側ヘッダ16に入り、続いて伝熱チューブ15a、15bに送られると、熱媒の熱が伝熱チューブ15a、15bと伝熱フィン4を介しして水素吸蔵合金2に伝わり、水素吸蔵合金2は加熱されて水素を放出する。なお、水素吸蔵合金で吸放出される水素は水素出入口部20を通して外部との間で移動する。
ここで伝熱チューブ15a、15b、ヘッダ16、17といった熱媒経路内には、押しのけられた冷却用液体が留まる部分が無いため、スムーズに加熱用蒸気に切り替わる。加熱用蒸気は更に出側ヘッダ17に集まって、熱媒出口19から蒸気又は凝縮液の状態で排出される。そしてこれらの冷却と加熱の工程が効率よく繰返される。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、冷却用液体が容器内に残らないようにスムーズに排出される容器構造としたので、液残りによる加熱時のエネルギーロスを低減でき、また、熱膨張差による伝熱チューブやフィンの破損が防止できる。従ってこの容器を用いた装置の運転コストやメンテナンスコストが低減されるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態における加熱冷却用容器を示す正面断面図である。
【図2】 同じく側面断面図である。
【図3】 図1のIII−III線断面図である。
【図4】 同じくヘッダと伝熱チューブとの接続部分を示す拡大図である。
【図5】 従来の加熱冷却用容器を示す正面断面図である。
【図6】 同じく側面断面図である。
【符号の説明】
1 容器胴体
12 容器短胴体
13 容器キャップ
15a 伝熱チューブ
15b 伝熱チューブ
16 入側ヘッダ
17 出側ヘッダ
18 熱媒入口
19 熱媒出口
20 水素出入口
150 偏向部分の上部内壁面
151 接続口の下端
152 液溜まり
Claims (3)
- 熱媒経路の出入口部で複数の伝熱チューブに分岐した多管式熱交換器構造を有し、その経路に蒸気と液体の熱媒体を交互に通して、内部に収容した被加熱冷却物質と加熱冷却の繰返し熱交換を行う加熱冷却用容器において、前記熱媒経路の出入口部が、チューブ形状のヘッダからなり、該ヘッダの筒壁に軸方向に沿って複数の伝熱チューブが接続され、前記入側のヘッダが容器内の上方位置にあり、出側のヘッダが容器内の下方位置にあり、前記伝熱チューブは、熱媒の流れ方向が水平または下向きに向かうように配置され、一部に上向きの部分を有し、該上向きの部分は、勾配および長さが液体の熱媒体の液溜りで蒸気が通る隙間が塞がらないように定められているとともに、水平部分から下方に向きを変え、該下方から上方に向きを変えて上向きとなって前記出側のヘッダに接続された伝熱チューブの接続部分は、前記水平部分よりも下方に位置し、かつ、前記の下方から上方に向きを変える偏向部分の上部内壁面よりも、出側のヘッダとの接続口の下端が下方に位置するように設定されていることを特徴とする加熱冷却用容器。
- 前記伝熱チューブは複数列で前記ヘッダーに接続されていることを特徴とする請求項1記載の加熱冷却用容器。
- 前記ヘッダに接続された伝熱チューブの接続部分は、ヘッダの放射方向に略沿った形状を有することを特徴する請求項1または2に記載の加熱冷却用容器。
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