JP4290415B2 - 溶液ストライプ構造形成システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は溶液の形態で支持体上に化学的組成物を付着させるための方法に関する。本発明は特に、試薬試験片の製造において使用するための支持体の上において乾燥される溶液を付着するために特に適している。
【0002】
【従来の技術】
分析物検出アッセイは臨床実験室的試験、家庭用試験等を含む種々の用途において有用であることが知られており、これらの試験結果は種々の状況の診断および管理において傑出した役割を果たしている。比較的に一般的な分析物はグルコース、アルコール、ホルムアルデヒド、L−グルタミン酸、グリセロール、ガラクトース、グリケート化タンパク質、クレアチニン、ケトン体、アスコルビン酸、乳酸、ロイシン、リンゴ酸、ピルビン酸、尿酸および各種ステロイドを含む。分析物の検出は涙、唾液、全血および各種血液誘導生成物のような生理学的流体に関連して行われる場合が多い。このように高まりつつある分析物検出の重要性に応じて、臨床用および家庭用の両方のための種々の分析物検出用のプロトコルおよび装置がこれまでに開発されている。多くの検出プロトコルはサンプル中の分析物を検出するための試薬試験片を採用している。
【0003】
試薬試験片の製造において、1個以上のストライプ状構造または縞状構造の試薬が一般的に支持体に供給されて乾燥される。この支持体は塗布ステーションから進行して試薬乾燥部分を通過してロール上に取り出される材料の連続的なウエブにより構成されている場合が多い。その後、被覆された支持体は別の各構成要素と結合して単一化されることにより個々の試験片が製造される場合が多い。このような製造方式において、特に重要なことは試薬を上記支持体上に適当に供給することである。
【0004】
上記のことは経済的な考慮から安全性の範囲に及ぶ多数の理由により重要である。明らかに、正確な試薬の塗布は高価な場合の多い材料のむだを少なくすることにつながる。さらに、試薬被膜を一定に塗布する能力は試験片の結果をさらに一定にして、使用者または医者による適当な応答の可能性をさらに高める。
【0005】
試薬試験片またはそれ以外の物のいずれの製造に使用されても、本発明は既存の塗布機よりもさらに一定で制御された溶液のストライプ構造を形成することができる。本発明がさらに改善を提供している既存の塗布機は溝付きローラーの構造および英国特許第384,293号、カナダ国特許第770,540号、ロシア国特許第413,053号、および米国特許第3,032,008号、同第3,886,898号および同第4,106,437号において記載されている各例を含む。
【0006】
上記米国特許4,106,437号の説明内容によれば、これ以外の参照される方法のそれぞれがストライプ構造の幅および位置合わせの正確な制御の達成において困難に直面している。さらに、これらは過度に複雑であり、維持が難しいことが特徴とされている。
【0007】
上記米国特許4,106,437号における装置は上記のような欠陥による不都合が無く、高速且つ高精度でのウエブにおける多数のストライプ構造の塗布が実行可能であると言われているが、極めて低粘度の溶液を付着させる場合に、はるかに高い精度が本発明の実施において既に観察されている。さらに、低粘度の溶液を使用する場合に、本発明は組立てに関する比較的に大きな許容性があり、塗布処理する支持体とダイからの溶液配給の各位置との間の間隔における比較的に大きな不定性を許容する。さらに、本発明はダイからの脆弱な伸長部分が用いられないために耐久性のはるかに高い解消方法を提供する。
【0008】
トローラー・シュバイツアー・エンジニアリング・エー・ジー(Troller Schweizer Engineering Ag)(マーガンタール、スイス国)により製造されているスロット塗布用の他のダイは上記米国特許4,106,437号において記載されているダイよりも一部の点において本発明に類似している。特定の構造的な類似性により、適当に組立てられた場合に、ストライプ幅の付着において相当な性能が得られる。しかしながら、このダイの組立てはこの装置の積層型の構造により困難な場合が多い。さらに、適当に組立てられた場合でも、このダイにおける垂直に配向されている各部分の使用により低粘度の溶液による支持体の塗布処理において重要な漏れの問題を生じる。特に、高価な試薬材料が関係する場合に、このような漏れは明らかに経済的に不都合である。また、この漏れは溶液の管理においてさらに別の変化も生じるために、一定の幅および厚さの溶液のストライプ構造または帯状構造を塗布することが困難になる。
【0009】
本発明よりも前において、特に低粘度溶液をスロット塗布することに関連する試みは評価されていなかった。本発明自体が0.50センチポアズ乃至5.0センチポアズの範囲内の低粘度溶液へのスロット塗布技法の最初に知られる適用例であるので、本明細書において記載されている各特徴により解消される各問題は本発明に関連してのみ評価されている。上記米国特許4,106,437号はどのような粘度の溶液がそのダイと共に使用可能であるかについて言及しておらず、一定の染料または顔料を含有している高分子材料の溶液または分散液、磁性分散液、燐光物質の分散液、放射線感応性の写真用エマルジョン、および接着剤組成物を含む一般的に比較的に高い粘度の流体の例を引用している。また、上記トローラー(Troller)のダイは粘性のインク、ペースト材、およびプラスチック材の塗布において有用である場合が最も多い。
【0010】
【特許文献1】
英国特許第384,293号明細書
【特許文献2】
カナダ国特許第770,540号明細書
【特許文献3】
ロシア国特許第413,053号明細書
【特許文献4】
米国特許第3,032,008号明細書
【特許文献5】
米国特許第3,886,898号明細書
【特許文献6】
米国特許第4,106,437号明細書
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明は、特に低粘度または極めて低粘度の溶液による、溶液の塗布における精度において有意義な進歩を提供する。当該技術分野における熟練者であれば、本発明における各特徴に関連するさらに別の利点または可能な有用性が十分に理解できる。どのような場合においても、本発明の一部分の変形は特定の利点を提供できるのみであり、別の部分の変形はそれらの各利点を提供すると考えられる。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の特徴はスロット塗布式のダイによる溶液の帯状構造またはストライプ構造を伴う材料の正確な塗布方法を提供する。多くの場合において、支持体材料は特別に構成されたダイのそばを通過するウエブ材料により構成されている。このウエブ材料は本発明のダイの前部に近接して当該ウエブ材料を配置するための支持ローラー上に支持できる。溶液を1個以上のストライプ状または帯状に上記ウエブ材料の上に付着させるために、溶液がダイから押し出される。
【0013】
上記ダイは好ましくは中間のスペーサーまたはシムに対して対立している2個の本体部分を備えている。このような場合に、上記シム内に設けられている各チャンネルが上記ダイの前部に到る流通路を定めている。このダイの前部において、好ましくは実質的に平行な屋根および床の各部分により形成されている、少なくとも1個の開口部が好ましくは上記屋根および床の各部分に対して垂直な各リップ部分に到達している。このような開口部/リップ部分の構成は上記ダイの中に各供給チャンネルを一体化することによりシムを使用せずに備えることもできる。
【0014】
上記ダイの各構成要素は使用時に実質的に水平な様式で積み重ねられる限りにおいて別々の部材片により備えることも可能である。さらに、このダイを形成している各構成要素の配列により塗布溶液における排出が全く生じない限りにおいて、その形態を変更することが可能であり、他の特性を与えることができる。しかしながら、製造または特定が賦与された状態になると、上記ダイにおける開口部およびリップ部分の各態様は正確な溶液の塗布を行なうことができる。
【0015】
本発明は本明細書において記載されている上記の各特徴のいずれかを備えているシステムを含む。さらに、製造システムを含む完成された状態の製造システムおよび塗布された製品も本発明の各態様を形成している。この製品は塗布されたウエブ材料または完成された状態の試験片の形態を採ることができる。さらに、本明細書において記載されている各方法もまた本発明の一部分を形成している。
以下の各図面は本発明の各態様を概略的に示している各実施例を提供している。種々の図面において同一の各構成要素は同一の参照番号または符号により示されている。明瞭化のために、このような参照番号または符号が省略されている場合もある。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明を詳細に説明する前に、本発明が以下に記載されている本発明の特定の各実施形態に限定されず、当然に、変更可能であることが理解されるべきである。すなわち、本発明に対して種々の変形を行なうことが可能であり、これらの等価物を本発明の真の範囲および趣旨から逸脱することなく置き換えることができる。加えて、本発明の目的、趣旨および範囲に対して、多くの変更をその特定の状況、材料、物質の組成、プロセスまたは処理、プロセスにおける1個以上の工程にそれぞれ適合するように行なうことができる。これら全ての変更は本明細書において記載されている特許請求の範囲に含まれると考えられる。さらに、一定の値の範囲が与えられる場合に、その範囲およびそれ以外に述べられているあらゆる範囲の上限値と下限値との間における各中間の値、または上記述べられている範囲内の各中間の値は本発明に含まれる。これらの比較的に小さい範囲における上限値および下限値はそれぞれの比較的に小さい範囲内に独立して含まれることが可能であり、上記述べられている範囲において特定的に除外される制限値として本発明の範囲に含まれることもある。また、述べられている範囲が上記制限値の一方または両方を含む場合に、これらの含まれている制限値のいずれかまたは両方を含む範囲も本発明に含まれる。
【0017】
特別に定めない限り、本明細書において使用されている全ての技術的および科学的な用語は本発明が属する技術分野における通常の熟練者により一般的に理解されている意味と同一の意味を有する。本明細書において記載されている方法および材料に対して類似または等価である任意の方法および材料も本発明の実施または試験において使用可能であるが、好ましいと思われる方法および材料を以下に説明する。本明細書において述べられている全ての刊行物または公告、特許および特許出願はそれぞれの内容全体が本明細書に参考文献として含まれる。なお、これらの参考文献は本特許出願の出願日よりも前におけるそれぞれの開示について引用されているのみであり、(この引用を)、本発明が先の発明の効力により当該公告よりも先行する権利がないという承認として何ら解釈する必要はない。
【0018】
本明細書および特許請求の範囲において使用されているように、単数の形態の「1個または一定の(a)または(and)」、および「そのまたはこの(the)」はその内容が特別に明示しない限り複数の表現も含む場合があることも述べておく。また、特許請求の範囲において、「第1の(first)」、「第2の(second)」等の各用語は順序の指定手段として単に解釈すべきであり、これらはそれ自体において限定を何ら目的としていない。さらに、あらゆる特許請求の構成要素の詳述に関連する「単に(solely)」および「のみ(only)」等の限定的な用語の使用は意図的に行なわれている。また、本発明において随意的であると示されているあらゆる構成要素は「否定的な(negative)」限定により任意の請求項から特定的に除外できるものとする。さらに、本明細書において記載されている本発明の各変形例のあらゆる随意的な特徴はそれぞれ独立して、あるいは、本明細書において記載されている各特徴の任意の1種類以上との組み合わせにおいて記載および特許請求が可能であると考えている。
【0019】
次に、図1において、本発明の各構成要素が製造システム(2)において示されている。図示のシステムは本発明における使用に適合しているヒラノ・テクシード(Hirano Tecseed)社(奈良、日本国)により製造されているモデルTM−MC3システムである。好ましくは、このシステムは本特許出願と同日に出願されている本発明の発明者に譲渡されている「ソリューション・ドライング・システム(Solution Drying System)」を発明の名称とする米国特許出願において記載されているような乾燥処理部分(4)における上述のような乾燥の特徴部分を備えている。
【0020】
本発明において含むことのできる上記のような詳細にかかわらず、特に関連の特徴はダイ(6)および支持体またはウエブ材料(8)を含み、この支持体(8)の上に溶液(10)がストライプ状または帯状に付着される。最適である場合に、この材料(8)は供給リール(12)および付随のフィード・ローラーによりウエブの形態で供給される。好ましくは、この材料(8)は各図面において矢印により多様に示されているように支持ローラー(14)上においてダイ(6)のそばを通過する。
【0021】
試験片の製造において使用する場合に、上記支持体またはウエブ(8)は当該支持体(8)を組み込むことのできる試験片に対して構造的な支持が行なえる半硬質材料により構成されていることが好ましい。この支持体は可塑材料(例えば、PET、PETG、ポリイミド、ポリカーボネート、ポリスチレンまたはシリコン)、セラミック、ガラス、紙またはプラスチック−紙の積層体のような不活性な材料により構成できる。
【0022】
電気化学的試験片において使用する場合に、少なくともその試験片内の反応領域に面している上記支持体の表面は金属により構成されていて、この場合の関連の金属はパラジウム、金、プラチナ、銀、イリジウム、炭素、ドーピングしたインジウム−酸化錫、ステンレス・スチールおよびこれら金属の種々の合金を含む。多くの実施形態において、金、プラチナまたはパラジウム等の貴金属が用いられている。
【0023】
一部の場合において、上記支持体はそれ自体が金属、特に上記金属の内の1種類により作成可能である。しかしながら、上記支持体は金属および/または導電性の被膜(パラジウム、金、プラチナ、銀、イリジウム、炭素、導電性カーボン・インク、ドーピングした酸化錫またはステンレス・スチール)により被覆されている支持材料の複合体により構成されていることが好ましいと考えられる。このような構成が図2乃至図4において示されており、この場合に、金属被膜(16)がプラスチックの支持部材(8)の上に固定されている。本発明の特定の実施形態における使用において有用である支持体または支持材料のさらに詳しい説明については、米国特許第4,935,346号および同第5,304,468号を参照されたい。
【0024】
金属被覆した支持材料を上記支持体またはウエブ材料(8)として採用する場合に、その厚さは一般的に約0.002インチ乃至0.014インチ(51μm乃至356μm)、通常的に約0.004インチ乃至0.007インチ(102μm乃至178μm)の範囲であるが、その金属層の厚さは一般的に約10nm乃至300nm、通常的に約20nm乃至40nmである。金またはパラジウムの被膜が上記目的に対して好ましいと考えられる。さらに、製造を容易にするために、上記支持体(8)の表面全体を金属により被覆することも好ましいと考えられる。
【0025】
少なくとも1個のポンプ(18)が溶液を上記ダイ(6)に供給するために備えられている。容量形ポンプまたはギヤー・ポンプが好ましい。さらに、最も好ましい例はハーバード・アパレイタス(Harvard Apparatus)により製造されているモデルAH−2102(ホーリストン、マサチューセッツ州)等の注射器である。実際に、電子制御型の固定装置により駆動される一対の注射器(18)が各図面において示されている最も好ましいダイの変形例と共に好ましく使用される。図3において示されているように、各注入ポンプ(18)はダイ(6)に溶液を供給する単一配管(20)に接続している。さらに、各供給配管は図3において示されているように単一のストライプ構造の溶液被膜を塗布するために流体を供給する。このような組立て様式は、一方の流通路が塞がれた場合に同一の流体供給源に接続している他方の塞がれていない流通路を通して比較的に多量の流れが生じるトラフ型のシステムに比して、一定の溶液配給が確実に行なえる。
【0026】
配給の様式にかかわらず、上記塗布材料においてダイ(6)に供給される被膜組成物は変更可能である。多くの変更例において、これらはシグナル生成システムにおける1種類以上の試薬要素を含有している。この「シグナル生成システム(signal producing system)」は分析物の存在および/または濃度を決定するために使用できる分析物の存在下において検出可能なシグナルを提供するために1種類以上の試薬が組み合わせの状態で作用するシステムである。このシグナル生成システムは一定の分析物の存在または濃度に関連付けできる一定の色を生じるシグナル生成システムとすることができ、一定の分析物の存在または濃度に関連付けできる一定の電流を生じるシグナル生成システムとすることもできる。さらに、別の種類のシステムも使用可能である。
【0027】
種々の異なる色シグナル生成システムが知られている。代表的な関連の色シグナル生成システムは分析物酸化シグナル生成システムを含む。この「分析物酸化シグナル生成システム(analyte oxidation signal producing system)」はサンプル中の分析物濃度を導出できる一定の検出可能な比色定量シグナルを発生するシステムであり、この分析物は適当な酵素により酸化されて当該分析物の酸化された形態およびこれに相当するまたは比例する量の過酸化水素が生じる。その後、この過酸化水素が、さらに、1種類以上の指示薬化合物から検出可能な生成物を発生するために用いられ、この場合に、上記シグナル生成システムにより生成される検出可能な生成物の量(すなわち、シグナル)がさらに最初のサンプル中の分析物の量に関連付けられる。従って、このような本発明の各試験片において使用可能な分析物酸化シグナル生成システムは過酸化水素に基づくシグナル生成システムとして正当に特徴付けることもできる。
【0028】
上記において示したように、上記過酸化水素に基づくシグナル生成システムは分析物を酸化してこれに相当する量の過酸化水素を生成する酵素を含み、この場合の相当する量とは、この生成される過酸化水素の量がサンプル中に存在している分析物の量に比例することを意味する。このような第1の酵素の特異的な性質はアッセイまたは定量される分析物の性質により必然的に決まるが、一般にオキシダーゼである。従って、この第1の酵素はグルコース・オキシダーゼ(分析物がグルコースである場合)、コレステロール・オキシダーゼ(分析物がコレステロールである場合)、アルコール・オキシダーゼ(分析物がアルコールである場合)、ラクテート・オキシダーゼ(分析物がラクテートである場合)等とすることができる。さらに、上記および上記以外の関連の分析物に対する使用のための上記以外の酸化性の酵素が当該技術分野における熟練者において知られており、これらもまた使用可能である。上記試薬試験片がグルコース濃度の検出のために設計されている実施形態において、上記第1の酵素はグルコース・オキシダーゼである。このグルコース・オキシダーゼは任意の従来的な供給源(例えば、黒色アスペルギルス(Aspergillus niger)またはペニシリウム属(Penicillum)等の天然の供給源)から入手可能であり、あるいは、(遺伝子)組換えにより生成できる。
【0029】
上記シグナル生成システムにおける第2の酵素は過酸化水素の存在下における1種類以上の指示薬化合物の一定の検出可能な生成物への変換において触媒作用する酵素であり、この場合に、上記反応により生成される検出可能な生成物の量が存在している過酸化水素の量に比例する。この第2の酵素は一般にペルオキシダーゼであり、この場合の適当なペルオキシダーゼはホースラディッシュ・ペルオキシダーゼ(HRP)、ソイ・ペルオキシダーゼ、組換えにより生成したペルオキシダーゼ、およびペルオキシダーゼの作用を有する合成類似体等を含む。例えば、Y.サイ(Y. Ci),F.ワン(F. Wang)のアナリティカ・キミカ・アクタ(Analytica Chimica Acta),第233巻、(1990年),第299頁乃至第302頁を参照されたい。
【0030】
上記の各指示薬化合物は上記ペルオキシダーゼの存在下に過酸化水素により形成または分解されて所定の波長域内の光を吸収する指示薬色素を生成する化合物である。この指示薬色素は上記サンプルまたは試験試薬が強く吸収する波長とは異なる波長において強く吸収することが好ましい。この指示薬の酸化された形態は色の変化を明示する、着色した状態、またはわずかに着色した状態、または無色の状態の最終的な生成物のいずれでもよい。すなわち、このような試験試薬は漂白中の一定の着色領域により、あるいは、発色中の一定の無色領域により、サンプル中の分析物(例えば、グルコース)の存在を示すことができる。
【0031】
本発明において有用である指示薬化合物は1成分系または2成分系の両方の比色定量物質を含む。1成分系のシステムは芳香族アミン類、芳香族アルコール類、アジン類、および塩酸テトラメチル・ベンジジン等のベンジジン類を含む。また、適当な2成分系のシステムは一方の成分がMBTH、MBTH誘導体(例えば、本明細書に参考文献として含まれる米国特許出願第08/302,575号において開示されている物質を参照されたい)、または4−アミノアンチピリンであり、他方の成分が芳香族アミン、芳香族アルコール、共役アミン、共役アルコール、あるいは、芳香族または脂肪族のアルデヒドであるシステムを含む。典型的な2成分系のシステムは3−ジメチルアミノ安息香酸(DMAB)と組み合わせた3−メチル−2−ベンゾチアゾリノン・ヒドラゾン・ヒドロクロリド(MBTH)、3,5−ジクロロ−2−ヒドロキシベンゼン−スルホン酸(DCHBS)と組み合わせたMBTH、および8−アニリノ−1ナフタレン・スルホン酸アンモニウム塩(ANS)と組み合わせた3−メチル−2−ベンゾチアゾリノン・ヒドラゾン・N−スルホニル・ベンゼンスルホネート・モノナトリウム塩(MBTHSB)である。特定の実施形態において、上記色素対のMBTHSB−ANSが好ましい。
【0032】
キヨシ・ザイツ(Kiyoshi Zaitsu),ヨースケ・オークラ(Yosuke Ohkura)によるニュー・フルオロゲニック・サブストレーツ・フォー・ホースラディッシュ・ペルオキシダーゼ:ラピッド・アンド・センシティブ・アッセイ・フォー・ハイドロジェン・ペルオキシド・アンド・ザ・ペルオキシダーゼ(New fluorogenic substrates for Horseradish Peroxidase: rapid and sensitive assay for hydrogen peroxide and the Peroxidase),アナリティカル・バイオケミストリー(Analytical Biochemistry),(1980年),第109巻,第109頁乃至第113頁において記載されているシステムのような、蛍光検出可能な生成物(または、例えば、蛍光のバックグラウンドにおいて)検出可能な非蛍光物質を生成するシグナル生成システムもまた本発明において採用できる。
【0033】
また、一定の電流を生じるシグナル生成システム(例えば、電気化学的試験片において採用されるシステム)も本発明において特に重要である。このような試薬システムはレドックス(酸化還元)試薬システムを含み、この試薬システムは電極により測定される種類の物質を生じるために、生理学的サンプル中の分析物の濃度を導出するために用いられる。このような反応領域中に存在しているレドックス試薬システムは一般的に少なくとも1種類以上の酵素および仲介物質を含む。多くの実施形態において、このレドックス試薬システムにおける酵素要素は1種類の酵素または関連の分析物を酸化するために協力して作用する複数の酵素である。換言すれば、このレドックス試薬システムにおける酵素成分は単一の分析物酸化性酵素または関連の分析物を酸化するために協力して作用する2種類以上の酵素の集合物により作成されている。関連の酵素はオキシダーゼ、デヒドロゲナーゼ、リパーゼ、キナーゼ、ジホラーゼ、キノンタンパク質等を含む。
【0034】
上記反応領域において存在する特定の酵素はその試験片が検出するために設計されている特定の分析物により決まり、この場合の代表的な酵素はグルコース・オキシダーゼ、グルコース・デヒドロゲナーゼ、コレステロール・エステラーゼ、コレステロール・オキシダーゼ、リポタンパク質リパーゼ、グリセロール・キナーゼ、グリセロール−3−ホスフェート・オキシダーゼ、ラクテート・オキシダーゼ、ラクテート・デヒドロゲナーゼ、ピルベート・オキシダーゼ、アルコール・オキシダーゼ、ビリルビン・オキシダーゼ、ウリカーゼ等を含む。関連の分析物がグルコースである多くの好ましい実施形態において、上記レドックス試薬システムにおける酵素成分は、例えば、グルコース・オキシダーゼまたはグルコース・デヒドロゲナーゼ等のグルコース酸化性酵素である。
【0035】
また、上記レドックス試薬システムにおける第2の成分は仲介成分であり、この成分は1種類以上の仲介物質により作成されている。種々の異なる仲介物質が当業界において知られており、フェリシアニド、フェナジン・エトサルフェート、フェナジン・メトサルフェート、フェニレンジアミン、1−メトキシ−フェナジン・メトサルフェート、2,6−ジメチル−1,4−ベンゾキノン、2,5−ジクロロ−1,4−ベンゾキノン、フェロセン誘導体、オスミウム・ビピリジル錯体、ルテニウム錯体等を含む。さらに、グルコースが関連の分析物であり、グルコース・オキシダーゼまたはグルコース・デヒドロゲナーゼが上記酵素成分である実施形態において、特定の関連の仲介物質はフェリシアニド等である。
【0036】
上記反応領域内において存在できる別の試薬は緩衝剤、シトラコン酸塩、クエン酸塩、リンゴ酸塩、マレイン酸塩、リン酸塩、「グッド(Good)」緩衝液等を含む。さらに、存在可能な別の試薬は塩化カルシウムおよび塩化マグネシウム等の2価のカチオン、ピロロキノリン・キノン、トリトン(Triton)、マコール(Macol)、テトロニック(Tetronic)、シルベット(Silwet)、ゾニル(Zonyl)、およびプルロニック(Pluronic)等の界面活性剤の類、アルブミン、スクロース、トレハロース、マンニトール、およびラクトース等の安定化剤を含む。
【0037】
上記電気化学的試験片の製造において使用する場合に、少なくとも上記の1種類の酵素および1種類の仲介物質を含むレドックス・システムを上記被膜(10)において使用することが好ましい。さらに、溶液中において、このシステムは好ましくは約6%のタンパク質、約30%の塩類および約64%の水の混合物により構成されている。最も好ましくは、この流体はほぼ1.5センチポアズ(cP)の粘度を有している。しかしながら、本発明のダイは約0.5cP乃至25cPの溶液による塗布処理において好都合に使用されことを目的としている。なお、約1cP乃至10cPの溶液による塗布処理がさらに明らかに有利であり、1cP乃至5cP、特に1cP乃至2cPの溶液による塗布処理において最も明らかに有利である。
【0038】
図2および図3は共に本発明による溶液を供給するための好ましい様式の一例を示している図である。ダイ(6)は支持ローラー(14)上にあるウエブ材料(8)に近接して置かれて示されている。好ましくは、このダイ(6)は調節可能なキャリジ(22)にボルトにより取り付けられていて、その位置が繰り返し設定できるようになっている。さらに、真空箱が改善されたしずくの安定を容易にするためにダイの周囲に設定できる。
【0039】
配置が完了すると、ダイの各部分が図2において示されているようにローラー(CL )の中心線に沿って配向される。一部の動作においては、このダイは図示のように垂直の様式で組立てられずに、接線面(t)に対して傾斜していてもよいと考えている。
【0040】
図3において、溶液(10)の2個のストライプ構造または帯状構造がローラー(14)の図示のような進行に従ってダイ(6)によりこの処理において塗布されている。しかしながら、このシステムは上記溶液の単一のストライプ構造または帯状構造を塗布するように構成されていてもよく、同様に、上記ダイ(6)が多数のストライプ構造を塗布するように構成されていてもよいと考えている。一対のストライプ構造よりも多くのストライプ構造を塗布するためには、24,36インチまたは48インチ(609.6mm,914.4mmまたは1219.2mm)までの幅のダイを使用することが望ましいと考えられる。なお、図示のダイはリバティ・プレシジョン・インダストリーズ(Liberty Precision Industries)(ロチェスター、ニューヨーク州)から入手可能であるような標準の2.5インチ幅のダイであり、本発明の各特徴を備えるために逃げ面(relieved face)を有するように改良されている。
【0041】
図2および図3において示されている動作の詳細な画像が図4および図5においてそれぞれ示されている。図4において、溶液のしずく(24)がダイの口(26)から流れでた後にウエブ(8)の上に付着している状態で側面から示されている。口(26)はその側面(28)において開口状態に維持されている。この口の各側面における表面張力が通過する溶液の横方向への広がりを制限してその流れをその境界内に拘束する。溶液の流れがこのように設定されている状態において、相当な幅のストライプ構造が材料(8)の上に明確に付着する。
【0042】
エッジ部分(32)を伴う各リップ部分(30)が整合された状態で示されている。これらの特徴部分はウエブ材料(8)の上に溶液(10)の極めて正確なストライプ構造を形成するためにダイからの溶液の明確な送り出しを容易にしている。各リップ部分(30)の後方にダイの面部(34)が示されている。図5において、これらの特徴部分を上方から評価できる。
【0043】
図4および図5のそれぞれにおいて、望ましいリップ−エッジ/ウエブの各分離状態が観察される。好ましくは、ストライプ形成の動作中に各ギャップが約0.001インチ乃至0.004インチ(25μm乃至102μm)に維持される。約1cP乃至2cPの粘度を有する溶液を使用することにより、上記の範囲内の任意の間隔が一定のストライプ構造の結果物を製造する。おおよそ1.5cPの粘度を有する溶液の場合に、0.003インチ(76μm)に設定されているギャップが最適の結果を生じる。
【0044】
図6および図7は上記ダイの別の可能な態様に関連している口(26)の各特徴部分を詳細に示すために役立つ。図6はダイ(6)の各面部(26)を明瞭に示している図である。このダイの面部はダイの本体部分からの逃げ部分およびこれらの間に設けられている幾つかのシム(36)により構成できる。図7において、上記口(26)の上方部分と下方部分との間の溶液の出口(38)が明瞭に見える。好ましくは、これらの出口は同一の幅または各口よりも狭い幅になっている。このような形態により、図8において示されているように、各出口から流出する材料が各口の表面部分(40)を横切り、各口の側面(42)によりせき止められるように適当に配向されることが確実に行なわれる。
【0045】
図8は本発明のダイを構成している好ましい様式をさらに詳しく示している図である。この図において、ダイの各本体部分(44)は、随意的なシム(36)と共に分断されて示されている。シム(36)はダイの組立て時においてダイの本体部分と各出口38との間に流体配給用の導管または溝部を形成する切欠部分(46)を有している。このシムはPET、ステンレス・スチールまたはその他の適当な材料により構成できる。上記ダイは好ましくは点線により部分的に示されている貫通孔(48)を通して一体にボルト留めされている。さらに、上記本体部分の中に延在している各流体供給導管(50)も部分的に点線により示されている。これらの導管は上記シムの各切欠部分に整合して配置されている各ポート(52)に到達している。
【0046】
もちろん、ダイの構成に対する別の手法も考えている。例えば、上記シムを省略して、供給口(26)に溶液を送り込むためにダイの本体部分の各側面に流体供給用の溝部を刻設することも可能である。あるいは、別の多数部材片型のダイの構成も採用できる。例えば、上記各口の部分を主要のダイの各本体部材から分離している各部材片により備えることもできる。
【0047】
本発明に従うあらゆる設計において、上記溶液(10)に連絡している溝部または細管を結果として形成する構成において使用される各層が上記ダイの使用中にこの細管から溶液が漏れない様式で当該細管を配向する。水平方向に配向される場合に、上記細管の中に吸引される流体はその構造部分を単に満たして静止状態を保つ。これに対して、垂直方向に配向されている細管(上記トローラー(Troller)ダイの構成において見られるような細管)の場合には、流体はこの細管を満たしてこれから排出されてそのダイからの漏れを生じる。
【0048】
漏れやすいダイにより一定の溶液ストライプ形成の結果を得ることは比較的にはるかに困難である。さらに、このダイの漏れにより、支持体の長さ全体にわたり一定量の溶液を塗布することにおけるさらに別の変化を考慮することが必要になる。従って、ダイは所望に応じて使用時に漏れないことが望ましい。それゆえ、予測可能な出力を有する1個以上のポンプとの組み合わせにおいて使用すれば、このポンプの出力を制御するだけで極めて正確な制御された量の溶液がウエブ上に塗布できる。
【0049】
図8において示されているダイの構成において、各細管は上記シム/ダイの部分の境界に沿って形成される。水平方向に配向されている場合、または各細管からの排出が生じない程度の一定の角度に配向されている場合に、そのダイの全ての利点が実現される。この結果、溶液(10)に連絡している一部の細管が満たされると、ポンプ配給と溶液ストライプ構造の形成との間の1対1の相関関係によりウエブ(8)における一定した試薬のストライプ構造の簡便化が達成される。
【0050】
上記ダイの漏れを防ぐための構成の様式にかかわらず、上記各口の部分は各リップ部分(30)に到達している。好ましくは、これらのリップ部分は各口の部分における流れの面に対して垂直に配向されていて、互いに整合されているリップ・エッジ部分(32)を有している。各口の部分におけるこのリップ・エッジ部分は好ましくはダイの本体部分よりも先に約0.10インチ乃至0.50インチ(2.5mm乃至12.7mm)に設定されている。図5および図6において、このような口のダイ本体部分からの伸長部分が距離(d)として示されている。上記各リップ部分は好ましくは約0.010インチ乃至0.075インチ(0.25mm乃至2mm)の高さを有する平坦な部分である。最も好ましくは、これらは約0.050インチ(1.3mm)の高さである。シムが流体配給用の各溝部または出口を定めるように使用されている場合には、このシムは一般的に約0.001インチ乃至0.007インチ(25μm乃至178μm)の厚さの範囲になる。さらに、0.003インチ(76μm)のシムが好ましく使用される。このように構成される場合に、このシムは上記各口の部分の間の分離も設定する。通常において、各口の部分における流体の流れの面は実質的に平行である。シムが全く使用されない場合でも、各口の部分の間または各リップ・エッジ部分の間の間隔は約0.001インチ乃至0.007インチ(0.03mm乃至0.18mm)、好ましくは約0.003インチ(0.08mm)だけ離れている。上記口の幅(w)は大きく変更できるが、スロット塗布用の試薬試験片材料においては、約0.050インチ乃至0.200インチ(1.3mm乃至5mm)の幅が好ましい。最も好ましくは、各口につながる全ての出口が各口に対して同一面状であるかその中心に配置されていて、それぞれの側において約0.050インチ(1.3mm)までの流路(i)を有している。
【0051】
溶液の流れの配向面は溶液の乱流を生じないように微細仕上げされている必要がある。さらに、少なくとも流体に接触するダイの口の部分は溶液の流れを効果的に案内して閉じ込めるために十分に微細で鋭いエッジ部分を有する必要がある。これらの部分はリップ・エッジ部分(32)および横方向の口の部分(42)を含む。
【0052】
本発明の各特徴の利用において種々の形態の製品が製造できる。図9は各電気化学的試験片を作成するためのカードの状態の試験片前駆体(54)を示している図である。この前駆体(54)は各試薬ストライプ構造の間で2個の部分に切断されて図示のような各ノッチ部分(56)によりさらに改良されている2個の2.125インチ(53.1mm)幅のカードを形成している図4において示されているような支持体またはウエブ材料(8)を備えている。この前駆体はさらに対向しているウエブ(58)およびこれらの間のスペーサー(60)を備えることができる。これらはそれぞれ試験片の各端部(62)を定めるために切断、パンチ処理、または打抜きされた状態で示されている。
【0053】
各前駆体の部材片を伴う作業において、連続的なウエブ・プロセスにおけるような連続的なプロセス(例えば、種々の材料のロールを一体に合わせて前駆体を製造するプロセス)、または不連続的なプロセス(例えば、各片状の部分を先ず切断してから、それぞれを互いに結合するプロセス)のいずれも採用できる。さらに別の様式の多数部材片式の製造方法も採用できる。
【0054】
上記スペーサーは両面粘着式の製品により構成されている。このスペーサーは任意の好都合な材料により製造可能であり、この場合の代表的な材料はPET、PETG、ポリイミド、ポリカーボネート等を含む。上記ウエブ(8)は好ましくはパラジウム上においてスパッター処理されているプラスチック材料であり、「作用(working)」電極として機能し、ウエブ(58)は好ましくは金により被覆されているプラスチック材料であり、「基準(reference)」電極として機能する。各ウエブ部分は約0.005インチ乃至0.007インチ(127μm乃至178μm)の範囲の厚さを有することができる。
【0055】
上記試験片前駆体は連続的なテープの形態とすることができ、あるいは、図9において示されているような製造段階前の基本カード(例えば、比較的に短い長さの平行四辺形または類似の形状)の形態でもよい。従って、この試験片前駆体の長さは、当該前駆体がテープの形態であるか比較的に短い形状(すなわち、カートの形態)を有するかにより、かなりの変更が可能である。また、この試験片前駆体の幅も製造される特定の試験片の性質に応じて変更可能である。一般に、この試験片前駆体(または、被覆された支持体のみ)の幅は約0.5インチ乃至4.5インチ(13mm乃至114mm)の範囲にできる。もちろん、この幅は溶液の付加的な各ストライプ構造に特定的に適合するようにさらに広くすることも可能である。
【0056】
上記において示唆されているように、上記支持体またはウエブ(8)に供給される溶液の被膜の幅および深さもまた製造される製品の性質に応じて変更可能である。試験片の製造において、上記ストライプ構造の幅は一般的に約0.05インチ乃至0.5インチ(1.3mm乃至13mm)の範囲であり、その厚さは約5ミクロン乃至50ミクロンの範囲である。特に電気化学的試験片における使用において、上記水性試薬材料の各ストライプ構造または帯状構造は、湿潤状態において、約0.065インチ乃至0.200インチ(1.7mm乃至5.1mm)の幅および約15ミクロン乃至25ミクロンの深さの範囲であることが最も好ましい。
【0057】
上記図9において示されているように、一定のカードに切断された後に、上記前駆体(54)は単一化されて別個の試験片(62)が製造される。この前駆体と同様に、各試験片も手動または自動化した手段(例えば、レーザー単一化手段、回転ダイ式切断手段等)により切断できる。また、この前駆体は図示および説明されているような多数の段階、または単一の処理において切断できる。さらに、切断のために使用する各パタンは上記試験片前駆体を各試薬試験片に切断するための様式を命令または指示する一定のプログラム、ガイド手段、マップ、画像、またはその他の命令手段により設定できる。このパタンは切断処理/単一化の前に試験片の素材板上に見えるようにすることができ、あるいは見えなくてもよい。上記パタンが見える場合に、その画像は完全な外形線、部分的な外形線、あるいは、試験片の指定された各点または標識により明瞭にできる。なお、このような試験片を製造可能にするための方法の詳細については、「メソッド・オブ・マニュファクチュアリング・リージェント・テスト・ストリップス(Method of Manufacturing Reagent Test Strips)」を発明の名称とする米国特許出願第09/737,179号を参照されたい。
【0058】
図10は単一の代表的な電気化学的試験片(62)の分解図を示している。この本発明の試験片はスペーサー部材(60)により分離されている基準電極(64)および作用電極(66)を備えており、このスペーサー部材(60)は乾燥された溶液のストライプ構造により形成されている当該スペーサーの被覆部分に隣接している試薬パッチ(72)の中における一定の分裂部分により定められている各側部ポート(70)に連絡している反応領域または反応区域(68)を定めるように切り離されている。
【0059】
上記のような電気化学的試験片を使用するために、水性の液体サンプル(例えば、血液)が上記反応領域の中に配置される。この試験片の反応領域の中に導入される生理学的サンプルの量は変更可能であるが、一般に約0.1μL乃至10μL、通常的に約0.3μL乃至0.6μLの範囲である。このサンプルは任意の従来的なプロトコルにより上記反応領域の中に導入することができ、この場合に、サンプルは上記反応領域の中に注入可能であり、自然に反応領域の中に保持させることもでき、あるいは1個以上のポートを介して導入することもできる。
【0060】
分析される成分は上記レドックス試薬の被膜に対して自然に反応して、当該分析される成分(すなわち、分析物)の濃度に相当する一定の量で酸化可能な(または還元可能な)物質を形成する。その後、この存在している酸化可能な(または還元可能な)物質の量が一定の電気化学的測定により推定される。
【0061】
上記において行なわれる測定は上記電気化学的試験片を採用するアッセイおよび装置の特定の性質(例えば、当該アッセイが電量測定式、電流測定式または電位測定式のいずれであるか)により変更可能である。上記試験片(62)による測定は好ましくは上記各電極部材の間に挿入されてこれらのそれぞれの内表面部に接触する計器プローブ要素により行なわれる。通常において、この測定はサンプルの上記反応領域内への導入に続く一定の時間にわたり行なわれる。これらの電気化学的測定を行なうための方法が米国特許第4,224,125号、同第4,545,382号、および同第5,266,179号、ならびにPCT国際公開第WO 97/18465号および同第WO 99/49307号の各公告においてさらに説明されている。
【0062】
上記反応領域内において発生する電気化学的シグナルの検出に続いて、サンプル中に存在している分析物の量が一般的に当該発生した電気化学的信号を既に得ている一連の対照または標準の各値に対して関連付けることにより決定される。多くの実施形態において、上記電気化学的シグナル測定の各工程および分析物濃度導出の各工程は上記試験片と共に動作して当該試験片に供給されるサンプル中の分析物濃度の値を決定するように設計されている一定の装置により自動的に行なわれる。これらの工程を自動的に実行するための代表的な読取装置、すなわち、使用者はサンプルを上記反応領域に供給した後に最終的な分析物濃度の結果を当該装置から読み取ることだけが必要であるような装置が1999年6月15日に出願されている同時係属の米国特許出願第09/333,793号においてさらに説明されている。
【0063】
上記の活性が生じる反応領域は好ましくは少なくとも約0.1μl、通常的に少なくとも約0.3μl、さらに通常的に少なくとも約0.6μlの一定の容積を有しており、この場合の容積は10μl程度またはそれ以上にすることも可能である。また、上記領域の大きさは上記スペーサー(60)の諸特性により主に決定される。上記スペーサーの層は上記の活性が内部において生じる一定の長方形の反応領域を定めるように示されているが、別の形態(例えば、正方形、三角形、円形、不規則な形状の各反応領域等)も可能である。上記スペーサー層の厚さは一般に約0.001インチ乃至0.020インチ(25μm乃至500μm)、通常的に約0.003インチ乃至0.005インチ(76μm乃至127μm)の範囲である。さらに、このスペーサーを切断する様式は上記各ポート(70)の諸特性も決定する。これら入口および出口の各ポートの断面積は上記反応領域に対する流体の有効な出入を行なうために十分な大きさである限りにおいて変更可能である。
【0064】
図示のように、上記の作用電極および基準電極は一般に細長い部材片の形態に構成されている。一般的に、これらの電極の長さは約0.75インチ乃至2インチ(1.9cm乃至5.1cm)、通常的に約0.79インチ乃至1.1インチ(2.0cm乃至2.8cm)の範囲である。また、上記各電極の幅は約0.15インチ乃至0.30インチ(0.38cm乃至0.76cm)、通常的に約0.20インチ乃至0.27インチ(0.51cm乃至0.67cm)の範囲である。特定の実施形態において、これら電極の一方の長さが他方よりも短く、このような特定の実施形態において、当該一方の電極は約0.135インチ(3.5mm)だけ短い。好ましくは、上記電極およびスペーサーの幅はこれらの構成要素が重合するように適合している。最も好ましい実施形態において、上記電極(64)は1.365インチ(3.5cm)の長さであり、電極(66)は1.5インチ(3.8cm)の長さであり、それぞれが各最大値において0.25インチ(6.4mm)の幅および各最小値において0.103インチ(2.6mm)の幅であり、上記反応領域(68)および各ポート(70)は0.065インチ(1.65mm)の幅であり、当該反応領域は約0.0064平方インチ(0.041cm2 )の面積を有している。さらに、上記各電極は一般的に約10nm乃至100nm、好ましくは約18nm乃至22nmの範囲の厚さを有している。また、上記試験片の中に組み込まれるスペーサーは上記端部電極(66)から後方に0.3インチ(7.6mm)の位置に設置されて、上記各電極の間に0.165インチ(4.2mm)の深さの一定の開口部を形成する。
【0065】
本発明による試験片は生理学的サンプルを得るための手段および/または上述したような計器または読取器具と組み合わされてパッケージ化された状態で提供できる。さらに、試験片により試験される生理学的サンプルが血液である場合に、本発明のキットは指を突刺すためのランス、ランス作動手段等のような一定の道具を備えることができる。さらに、この試験片キットは一定の対照溶液または標準物(例えば、一定の標準化された濃度のグルコースを含有しているグルコース対照溶液)を備えることもできる。加えて、このキットは生理学的サンプル中の分析物濃度の決定において本発明による各試験片を使用するための説明または指示を備えることができる。これらの説明は本発明の各試験片に付随している各容器、包装、ラベル・インサート等の1個以上において存在させることができる。
【0066】
実施例
試験片またはそれ以外における使用において、以下の結果が本発明に関連して観察された。25フィート(7.62m)/分の速度で移動しているPd被覆処理したウエブ材料上に付着した、上述の好ましい溶液と同様の諸特性を有する溶液により、15秒の走行時間の中間部分から調製した3フィートのウエブ部分の初期の中間部分および端部において測定を行いながら、種々のダイにより3回にわたり塗布試験を行った。各ダイの組立品により可能な最も一定の溶液ストライプ構造の塗布結果を達成するために各流動パラメーターおよびダイ/ウエブの間隔をそれぞれ設定した。ストライプ幅の変異性における安定した指示値を得るために、各サンプルを上記において参照した「ソリューション・ドライング・システム(Solution Drying System)」により同一の条件を用いて乾燥した後に、オプティカル・ゲージング・プロダクツ(Optical Gaging Products)(ロチェスター、ニューヨーク州)により製造されているアバント・ビジョン・メジャメント・システム(Avant Vision Measurement System)により測定した。
【0067】
第1に、溶液を配給するための0.003インチ×0.18インチ(76μm×4.6mm)ギャップを有する標準的なリバティ(Liberty)型ダイを試験した。平均で約0.180インチ(4.6mm)の乾燥状態の幅を有するストライプ構造において、得られた総計の標準偏差(SD)は0.0021インチ(533μm)であった。また、この幅におけるこの全体の変化は約0.0554インチ(1.41mm)になることが分かった。これらの結果は棒グラフ(A)として図11においてグラフ的に示されている。
【0068】
第2に、上記において図示されているような2個シム式の方法により、上記米国特許第4,106,437号における教示に従って改良されている、標準的なリバティ型ダイを試験した。厚さが0.003インチ(76μm)に設定されているこの参照した特許における上記構成要素(44)に相当するスペーサー・シムを用いて、上記構成要素(58)に相当する伸長部分を0.010インチ(2.5mm)に設定した(「種々の塗布条件において特に効果的(particularly effective under a variety of coating conditions)」であるとして上記米国特許第4,106,437号において記載されている設定である)。さらに、上記伸長部分の幅を0.18インチ(4.6mm)に設定した。このような設定を用いて、約0.179インチ(4.5mm)の平均幅および0.0034インチ(864μm)の総計のSDを有する乾燥状態の試験溶液の各ストライプ構造を作成した。この場合に、約0.00962インチ(2.44mm)の幅における全体の変異性が観察された。これらの結果は棒グラフ(B)として図11においてグラフ的に示されている。
【0069】
第3に、伸長部分が0.020インチ(510μm)の長さを有する0.003インチ(76μm)の厚さのスペーサーを用いたことを除いて上記第2の実験と同一の設定により、0.0008インチ(20μm)の総計のSDを有する約0.168インチ(4.3mm)の平均幅を有するストライプ構造を作成した。この場合に、約0.00236インチ(60μm)の幅における変異性が得られた。これらの結果は棒グラフ(C)として図11においてグラフ的に示されている。
【0070】
第4に、補助本体部分/面部から0.030インチ(7.6mm)伸長した各リップ部分(30)、0.003インチ(76μm)の厚さのシム、0.018インチ(4.6mm)の幅の口、および0.050インチ(1.3mm)の高さのリップ平坦部を有する、図9において示されているような、本発明による逃げ部分を備えたダイにより、0.0003インチ(7.6μm)の総計のSDを有する0.172インチ(4.4mm)の平均の乾燥状態のストライプ幅を作成した。このストライプ構造における全体の変異性は約0.00088インチ(22μm)であった。これらの結果は棒グラフ(D)として図11においてグラフ的に示されている。
【0071】
最後に、上記第4の例示的なダイよりも広い幅の平坦部分を有しているが、その他の部分は同一の設定であるトローラー(Troller)型ダイにより、0.0004インチ(10μm)の総計のSDを有する0.020インチ(5.1mm)の平均試験ストライプ幅を作成した。上記のような出入りの各試験における乾燥状態のストライプ幅の変異性は0.00123インチ(31μm)の幅の変化を生じていた。これらの結果は棒グラフ(E)として図11においてグラフ的に示されている。
【0072】
上記本発明のダイおよびトローラー(Toller)型ダイにより得られた各結果は上記‘米国特許第4,106,437号において記載されている方法に従って作成したダイにより提供される結果に対して比べた場合に単一面式の方法に優る一対の対向している溶液配向面部の使用の予想外の優位さを明らかに示している。さらに、本発明のダイは上記SDおよび全体の幅の一定性の各値により定量化した場合に際立って優れているストライプ幅の一定性を示している。
【0073】
上記トローラー(Troller)型ダイの性能は本発明のダイに比較的に匹敵し得ることを立証している。しかしながら、この性能は本発明のダイの性能と完全に一致しているわけではない。このような性能における相対的な差は困難または不正確なダイの組立て、上述の漏れ(別の問題も生じる)、またはこれらの要因の組み合わせの作用のいずれかであると考えられる。
【0074】
最後に、上記の設定における経験により、本発明のダイが試験した任意の他のダイの設定に比べてストライプ幅に悪影響を及ぼさずに(あるいは、実際に供給される溶液のしずくを成長させながら)ダイ/ウエブの間隔におけるさらに大きな変異性を許容できることが分かることを述べておく。このような「丈夫な(robust)」ダイの品質はダイをウエブ材料の近くに進行および設定する際の不一致性の対処並びに塗布処理するウエブ材料を支持しているベーキング・ローラーの同心性のずれまたは欠失の対策に有用である。
【0075】
以上において、種々の特徴を随意的に含む単一の実施例に関連して本発明を説明したが、本発明は上記おいて特定した実施例に限定されない。また、本発明は上記の各使用方法または本明細書において記載した例示的な説明により限定されることもない。すなわち、本発明の及ぶ範囲が本明細書において記載されている特許請求の範囲における文字通りのまたは公正な範囲のみにより限定されることが当然に理解されると考える。
【0076】
【発明の効果】
従って、本発明によれば、極めて低粘度の溶液を付着させる場合に、はるかに高い精度での塗布処理が可能な方法およびシステムが提供できる。また、本発明のシステムはその組立てにおいて大きな許容性を有しており、特に、塗布処理する支持体とダイからの溶液配給の各位置との間の間隔における比較的に大きな変異性を許容する。
【図面の簡単な説明】
【図1】側面から見た本発明のシステムの全体図を示している。
【図2】側面から見た上記システムの各特徴部分のクローズ・アップ図を示している。
【図3】上方から見た上記システムの各特徴部分のクローズ・アップ図を示している。
【図4】側面から見た本発明のダイの詳細図を示している。
【図5】上方から見た本発明のダイの詳細図を示している。
【図6】前方から見た本発明のダイの図を示している。
【図7】前方から見た本発明のダイの詳細図を示している。
【図8】本発明のダイの変形例の分解斜視図を示している。
【図9】製造の中間段階における本発明のシステムの製品図を示している。
【図10】本発明により作成した試験片の分解斜視図を示している。
【図11】本明細書において記載されている実施例により得られた各データを示している棒グラフの図である。
【符号の説明】
2 製造システム
4 乾燥部分
6 ダイ
8 支持体材料
10 溶液(被膜)
12 供給リール
14 支持ローラー
16 金属被膜
18 注射器(ポンプ)
20 配管

Claims (9)

  1. 溶液塗布システムにおいて、
    本体部分および開口状の口を有するダイを備えており、前記本体部分が供給源から前記口の出口を通して溶液を通過させるために適合しており、前記口が前記本体部分から外部に延出している平坦で、互いに平行な溶液配向面部を有する一対の延出部分を有しており、当該口の各延出部分がリップ・エッジ部分まで達しており、これらのリップ・エッジ部分が互いに整合しており、前記一対の延出部分間には隙間が形成されており、前記口は、前記一対の延出部分の側面間の隙間により形成された横方向の開口部分を有し、前記ダイが溶液の漏れを回避することに適合している溶液塗布システム。
  2. 前記漏れを回避することへの適合が前記ダイの本体部分を上方および下方の各本体部分により構成することにより行なわれている請求項1に記載のシステム。
  3. 前記上方の本体部分が前記溶液配向面部の一方を含む前記口における上方の延出部分を含み、前記下方の本体部分が前記口における下方の延出部分を含む請求項2に記載のシステム。
  4. 前記本体部分が当該本体部分を通して前記口に溶液を供給するための少なくとも1個の溝部を含む請求項2または請求項3に記載のシステム。
  5. 前記ダイがさらに前記上方および下方の各本体部分の間に配置されているシムを含み、当該シムが前記本体部分を通して前記口に流体を供給するための少なくとも1個の溝部を定めている請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載のシステム。
  6. さらに、前記ダイの各リップ・エッジ部分に対向してローラーを備えている請求項1から請求項5のうちのいずれか1項に記載のシステム。
  7. さらに、溶液を備えている請求項1から請求項6のうちのいずれか1項に記載のシステム。
  8. 前記溶液が試薬溶液である請求項7に記載のシステム。
  9. 溶液のストライプ構造により材料を塗布する方法において、
    移動している材料のウエブを供給する工程と、
    請求項1から請求項8のうちのいずれか1項に記載のダイを前記材料に近接する位置に進行させる工程と、
    前記ダイを通して前記リップ・エッジ部分から溶液を押し出す工程と、
    前記材料の上に少なくとも1個のストライプ構造の被膜を形成する工程を含む方法。
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