JP4290031B2 - 冷却装置 - Google Patents

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JP4290031B2
JP4290031B2 JP2004040680A JP2004040680A JP4290031B2 JP 4290031 B2 JP4290031 B2 JP 4290031B2 JP 2004040680 A JP2004040680 A JP 2004040680A JP 2004040680 A JP2004040680 A JP 2004040680A JP 4290031 B2 JP4290031 B2 JP 4290031B2
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Description

本発明は、冷却装置に関するもので、特に、冷凍機から発生する振動を被冷却物に伝えることなく、被冷却物を効率よく冷却できる冷却装置に関するものである。
なお、本明細書では、冷凍機とは、例えばスターリングサイクルを用いて放熱部から熱を放出し、吸熱部で熱を吸収する冷凍装置の機関部を意味し、冷却装置とは、前記冷凍機、被冷却物収容部、冷凍機と被冷却物収容部の間の熱伝達部、筐体等を含む装置全体を意味する。
近年、スターリングサイクルを利用した冷凍機、即ちスターリングサイクル冷凍機が実用化されている。
このスターリングサイクル冷凍機の原理及び構造は、既に公知となっているため、ここではその説明は省略するが、例えばスターリングサイクル冷凍機の駆動機構の一例が、特許文献1に開示されている。また、スターリングサイクル冷凍機を用いた冷却装置が、例えば特許文献2乃至4等に開示されている。
ここで、図15は、従来のスターリングサイクル冷凍機を用いた冷却装置の一例を示した概念的立面断面図である。
この冷凍装置においては、スターリングサイクル冷凍機101が、筐体102の内部で複数のバネ103によって懸架されている。
さらに詳しく説明すると、略円筒形のスターリングサイクル冷凍機101の外周上に、複数、例えば3組或いは4組の取り付け金具104が等間隔に設けられ、このそれぞれの金具104から斜め上方と斜め下方に向かって、上記バネ103が取り付けられ、それらのバネの他端が、筐体102の内面に固定されている。
そして、この冷凍機101の上端部に存在する吸熱部105は、ヒートパイプ106を介して被冷却部107に連結され、被冷却部107を冷却するように構成されている。この際、吸熱部105とヒートパイプ106は、グリース等を介して直接接触されているため、熱伝導効率は良好ではあるが、スターリングサイクル冷凍機101からの振動が、ヒートパイプ106及び被冷却部107に伝わり易いという問題がある。
特開2000−337725号公報 特開平8−233028号公報 米国特許第5,895,033号公報 特開2003−214487号公報
上記したようなスターリングサイクルを利用した冷凍機は、小型でありながら急速に冷凍する能力を有するため、バイオ、生化学、遺伝子工学、医療、農芸化学、物性物理、光検出器の感度向上等の広範な分野での利用が期待される。即ち、小容量の試料を専用の容器に充填し、冷却しながら反応、保管、培養、凍結したり、顕微鏡下で観察等をしたりするのに適し、研究室、検査室で扱いに便利な卓上小型冷却装置としての利用が大いに期待できる。
しかしながら、上述したような従来の構造の冷却装置では、スターリングサイクル冷凍機のような内部に往復運動をする機構を備えた装置の振動を十分には吸収できず、上記した目的に使用するには不十分であった。即ち、例えば遠心分離して積層沈殿させた試料を、研究・検査目的で冷却しようとすると、冷凍機の振動が積層沈殿体の構造を乱し、研究・検査目的を達成することができない場合が生じる。
そこで、本発明は、スターリングサイクル冷凍機のような内部に往復運動をする機構を備えた冷凍機を使用した冷却装置において、該冷凍機に起因する振動を伝達することなく、被冷却物を効率的に冷却する冷却装置を提案することを課題とする。
上記した課題は、請求項1又は2に記載の本発明に係る冷却装置により解決された。
即ち、上端部に吸熱部を有する冷凍機と、該冷凍機を懸架する懸架ユニットと、上記吸
熱部を包囲するように配置されて該吸熱部との間に液状の熱伝導流体を保持する上方が開
口した熱伝導流体室を形成する可撓性を有する壁体と、上記熱伝導流体室の開口を閉じる
ように挿入配設されて該熱伝導流体室内に保持されている上記熱伝導流体に接触する熱伝
導部を有する冷却ブロックからなり、上記冷却ブロックの熱伝導部が略円筒状で、上記冷
凍機の上記吸熱部を包囲するように配置され、該略円筒状の熱伝導部には、複数の熱伝導
流体用導孔が設けられている冷却装置によって解決された。
また、上端部に吸熱部を有する冷凍機と、該冷凍機を懸架する懸架ユニットと、上記吸
熱部を包囲するように配置されて該吸熱部との間に液状の熱伝導流体を保持する上方が開
口した熱伝導流体室を形成する可撓性を有する壁体と、上記熱伝導流体室の開口を閉じる
ように挿入配設されて該熱伝導流体室内に保持されている上記熱伝導流体に接触する熱伝
導部を有する冷却ブロックからなり、上記冷却ブロックの熱伝導部が略円筒状で、上記冷
凍機の上記吸熱部を包囲するように配置され、該略円筒状の熱伝導部によって、上記熱伝
導流体室が上記吸熱部側の内環部と上記壁体側の外環部に分けられ、上記内環部と連結さ
れている第1の導管と、上記外環部と連結されている第2の導管を備える冷却装置によっ
て解決された。
ここで、好ましい実施の形態では上記第1の導管を介して上記内環部と連結されてい
るポンプと、上記第2の導管を介して上記外環部と連結されている外部冷却部を備える冷
却装置とする。
また、好ましい実施の形態では、上記冷凍機を懸架する懸架ユニットを、下端に雄ネジが形成された複数のシャフトと、それぞれのシャフトの雄ネジと螺合する雌ネジが上面に形成された基底部材と、上記冷凍機の外周面に固定されて上記シャフトが貫通する貫通孔を有する中間部材と、上記シャフトが貫通している弾性部材であって上記中間部材の上記貫通孔の下側に装着された第1の弾性部材と、上記シャフトが貫通している弾性部材であって上記中間部材の上記貫通孔の上側に装着された第2の弾性部材と、上記第1の弾性部材の上記貫通孔と反対側の端部で該第1の弾性部材の端部を支える上記シャフトに固定された第1の支持部材と、上記第2の弾性部材の上記貫通孔と反対側の端部で該第2の弾性部材を支える上記シャフトに固定された第2の支持部材とを備えるものとする。
また、好ましい実施の形態では、上記冷凍機を、スターリングサイクルを用いて低温を発生させるスターリングサイクル冷凍機とする。
上記した本発明に係る冷却装置によれば、例えばスターリングサイクル冷凍機から発生する振動を被冷却物に伝えることなく、該被冷却物を急速に温度を降下させながら試験・検査を行うことが可能になる。例えば、遠心分離して積層させた試料の積層構造を壊すことなく、急速に温度を降下させることができる。
また、本発明に係る冷却装置によれば、液体窒素等を使わなくても、簡単に冷却できる安価な卓上小型冷却装置として実現することができる。
さらに、試験・検査目的に応じて、冷却ブロックを設計したり、交換したり、保守したりすることが容易である。
以下、上記した本発明に係る冷却装置の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、スターリングサイクル冷凍機を用いた本発明に係る冷却装置の概念的立面断面図である。
この冷却装置に使用されたスターリングサイクル冷凍機1は、下面に外部の電源部・制御部と接続するための配線群2を備え、上部の円筒形突起部分3の下部分に放熱部4を、上部分に吸熱部5を各々備えている。そして、放熱部4で放熱された熱は、放熱フィン6を介して外部に放熱される。吸熱部5は熱伝導流体室7を介して冷却ブロック8に熱的に結合され、冷却ブロック8に装着された試料を冷却する。スターリングサイクル冷凍機1の内部には、鉛直方向で往復運動をするピストン(図示せず)等の機構があり、該スターリングサイクル冷凍機1は、主として鉛直方向に振動する。
図2は、上記スターリングサイクル冷凍機1の吸熱部5と冷却ブロック8との熱的結合部の一実施の形態を詳細に示した概念的拡大断面図である。
この実施の形態においては、冷凍機1の円筒状突起部3の端部に存在する上記吸熱部5の周りに、熱伝導流体室7を形成するように壁体10が取り囲んでいる。
上記壁体10は、ゴム等の可撓性を有する材料で作られ、断面が一つの半円形である蛇腹状に形成されている。また、この壁体10は、下部において上記円筒状突起部3と2連のOリング状部分10aにより液密に密接している。
また、上記壁体10は、僅かな間隙をあけて保温材11の中に収容され、該保温材11の下部には発泡ゴム断熱材12が設けられ、これらが冷凍機1の放熱部4と上記吸熱部5とを熱的に遮断している。また、上記壁体10の上部は、箱型収納部10bに形成され、上記壁体10の上記熱伝導流体室7の上縁部分で、上記箱型収納部10bの底面が熱伝導流体室7の上方にせり出すように唇状部分10cを形成している。
上記箱型収納部10bには、排水用ホース13が接続されている。この排水用ホース13は、図1に示したように配管14に接続する手前でU字状に折曲され、常時液溜まり13aが形成されるように配管14に接続されている。これにより、温度差の有る外気が装置内に進入するのを阻止し、また冷却ブロック8に外気が触れて結露が生じるのを防止している。
上記壁体10で取り囲まれた熱伝導流体室7の中に、冷却ブロック8の円筒状の熱伝導部8aが上から差し込まれている。この際、この円筒状の熱伝導部8aの外周と上記唇状部分10cは液密に密接し、熱伝導流体室7を密封する。また、冷却ブロック8の本体部8bは、上記箱型収納部10bに収納される。
この実施の形態では、上記冷却ブロック8の本体部8bに、被冷却物収容部8cが一体的に形成されている。また、熱伝導流体を注入するための熱伝導流体注入孔8dと、その背後に空気抜き孔8eが設けられている。また、冷却ブロック8の円筒状の熱伝導部8aには、複数の熱伝導流体用導孔8fが設けられている。上記熱伝導流体室7は、下部はOリング状部分10aで液密に封止され、上部は上記唇状部分10cで液密に封止された閉鎖空間となっている。
熱伝導流体は、上記熱伝導流体注入孔8dを介して上記閉鎖空間である熱伝導流体室7に注入され、該熱伝導流体室7を満たす。その後、必要に応じて、上記熱伝導流体注入孔8dを介して熱伝導流体が補充され、不使用時は、ゴム栓などで閉じられる。
熱伝導流体としては、熱伝導度が高く、液状で低温でも凍結しない物質、例えば、シリコンオイル、エチレングリコール、或いは流動性のある粘度の小さいグリースなどを採用することができる。
冷凍機1が作動すると、放熱部4から放熱フィン6を介して熱が放出され、吸熱部5で吸熱する。これにより熱伝導流体室7の中の熱伝導流体が冷却され、熱伝導流体の対流・熱伝導等により冷却ブロック8の熱伝導部8aが急速に冷却され、これに伴い冷却ブロック8の本体部8bも冷却される。上記冷却ブロック8の熱伝導部8aに設けられた熱伝導流体用導孔8fは、この熱伝導流体の対流を促進させる作用を果たす。
この際、冷凍機1が振動しても、該冷凍機1と冷却ブロック8は直接には接触せず、熱伝導流体を介して熱的接触をしているだけであるため、その振動は冷却ブロック8には伝わらない。即ち、熱伝導流体室7を形成している上記可撓性を有する壁体10の変形が、その振動を吸収する。
特に、冷凍機1の懸架ユニット50として、後に詳述する構成を採用すると、冷凍機1の円筒状突起部3の振動をその円筒の軸方向に規制できると共に、その振動を大きく抑えることができるため、冷凍機1からの残余の振動は、壁体10の蛇腹等の変形によりほぼ完全に吸収することができる。
図2の実施の形態では、上記冷却ブロック8の本体部8bに、被冷却物収容部8cが一体的に形成され、該収容部8cに試料が入れられた容器、例えばマイクロプレート15が挿着され、試料が冷却される。
この場合、冷却ブロック8に直接試料を入れた容器を挿着できるため、熱伝導効率が良いという利点がある。冷却する試料収納容器を変更した場合には、現在使用している冷却ブロック8を熱伝導流体室7から抜き出し、その容器が挿着できる収容部8cが形成された他の冷却ブロック8を、熱伝導流体室7に嵌め込むことにより対処すればよい。
図3の実施の形態は、上記冷却ブロック8の本体部8bを平板とし、該平板状の本体部8b上に、種々の形状の被冷却物収容部8cが形成されたブロック16を載置し得る構造としたものである。また、図4は、シャーレ17等の容器を冷却ブロック8の本体部8b上に載置した状態を示した図である。
この実施の形態の場合、上記被冷却物収容部8cが形成されたブロック16は、試験目的・検査目的に応じて適切なデザインで実現することができ、試験目的・検査目的に応じてブロック16を自由に交換できるという利点がある。
上記したいずれの冷却ブロック8の実施の形態においても、冷却ブロック8の内部にヒータ18を配設することにより、冷凍機1による冷却と、ヒータ18による加熱を組み合わせて、冷却ブロック8を所定の温度に制御することも可能である。
図5は、冷却ブロック8の更に他の実施の形態を示した概念的拡大断面図である。
この実施の形態に係る冷却ブロック8は、円筒形の外筒8gと、その外筒8gの中に配置された円筒形の内筒8hを備え、その両者が上記した熱伝導流体と接触している熱伝導部8aを構成している。そして、内筒8hには第1の導管19aが接続され、外筒8gには第2の導管19bが接続されている。
冷凍機1の円筒形突起部3は、上記冷却ブロック8の内筒8hの内部に挿入され、上記壁体10のOリング状部分10aが、冷凍機1の円筒形突起部3の外周に液密に密着し、また、冷却ブロック8の外筒8gの下端が壁体10に圧接すると共に、外筒8gの外周に壁体10の唇状部分10cが液密に密接し、熱伝導流体室7は閉鎖空間とされる。
そして、熱伝導流体室7の内部は、上記円筒形突起部3と内筒8hに囲まれた内環部7aと、上記内筒8hと上記外筒8gに囲まれた外環部7bに分かれる。なお、内環部7aと外環部7bは、上記内筒8hの下端で互いに導通している。
内筒8hには第1の導管19aが接続され、外筒8gには第2の導管19bが接続されているので、内環部7aは第1の導管19aに連通し、外環部7bは第2の導管19bに連通している。したがって、第1の導管19aを介して内環部7aに液を送ると、内環部7aと接触している吸熱部5でその液の温度が下がり、導通している外環部7bを経由して第2の導管19bに至る。そのため、第1の導管19aと第2の導管19bを図示しない外部冷却部に連結することにより、その外部冷却部に入れた試料の温度を下げることができる。この場合、この冷却装置と外部冷却部とを離すことができるので、さらに振動の遮断を確実にすることができる。
図6は、上記図5に示した冷却ブロック8の構造を利用し、冷却恒温水循環機として実現した装置の概念的立面断面図である。
この装置においては、ポンプ20から上記第1の導管19aを介して水が内環部7aに送られ、そこで吸熱される。その水は内環部7aから外環部7bを通り、第2の導管19bを介して加熱タンク21に送られる。そして、温度センサ22とヒータ23等により所定の温度にされ、送水口24から外部に送られ、吸水口25に還流してきた水は、再びポンプ20に戻る。
このような構造の冷却恒温水循環機は、レーザー光源の冷却、光学関係の測定試料の冷却、顕微鏡ステージの冷却、コンピューターのCPUの冷却などの幅広い用途が期待できる。
図7は、上記熱伝導流体室7を形成する壁体10の、他の種々の実施の形態を示した図であり、(a)は壁体10がテーパーを持つ円錐状に形成された例、(b)は円柱状に形成された例、(c)は断面が三角形の二つの波型を持つ蛇腹状に形成された例である。
壁体10の形状は、これらの例に限られず、冷凍機1の振動を変形することにより効率的に吸収し得る形状及び構造であれば良いが、断面が半円又は三角の波型が一つ或いは複数個形成された蛇腹構造とすることが、振動を吸収し易く、また膨らんだ部分に熱伝導流体の貯蔵機能を持たせることができるために好ましい。
更に、図8は、上記熱伝導流体室7を形成する壁体10、及び冷却ブロック8の更に他の実施の形態を示した概念的な要部拡大断面図である。
この実施の形態においては、冷凍機1の円筒形突起部3の吸熱部5を取り囲む熱伝導流体室7が形成されるように、壁体10と冷却ブロック8が上記円筒形突起部3を取り囲んでいる。
この場合、壁体10は下部の直径の小さい円筒形部分であるOリング状部分10aと、上部の直径が大きい部分である冷却ブロック把持部10d、及び上記Oリング状部分10aと上記冷却ブロック把持部10dを結合する平面上の弾性変形部10eからなる。即ち、壁体10の断面は、クランク状になっている。
そして、この実施の形態に係る冷却ブロック8は、上記図5に示した実施の形態に係る冷却ブロック8と同様に、円筒形の外筒8gと、その外筒8gの中に配置された円筒形の内筒8hを備え、内筒8hには第1の導管19aが接続され、外筒8gには第2の導管19bが接続されている。
冷凍機1の円筒形突起部3は上記内筒8hの内部に挿入され、そして壁体10の上記Oリング状部分10aは、冷凍機1の円筒形突起部3の外周に液密に密着し、また上記冷却ブロック把持部10dは、冷却ブロック8の外筒8gの下部端部の外周部に液密に密着している。中間の弾性変形部10eは、熱伝導流体を保持すると共に、冷凍機1からの振動を吸収し、冷却ブロック8に振動を伝えない機能を有している。
このように構成されている図8の実施の形態に係る装置においても、図5に示した装置と同様に、第1の導管19aを介して内環部7aに液を送ると、内環部7aと接触している吸熱部5でその液の温度が下がり、導通している外環部7bを経由して第2の導管19bに至る。そのため、第1の導管19aと第2の導管19bを図示しない外部冷却部に連結することにより、その外部冷却部に入れた試料の温度を下げることができ、また、図9に示したように、ポンプ20、加熱タンク21、ヒータ23等と連結することにより、図6に示した装置と同様に、冷却恒温水循環機を構成することができる。
以上、詳述したような冷凍機1の吸熱部5と冷却ブロック8との熱的結合とすることにより、冷凍機1が振動しても、該冷凍機1と冷却ブロック8は直接には接触せず、可撓性を有する壁体10により形成された熱伝導流体室7内に保持された熱伝導流体を介して熱的接触をしているだけであるため、その振動は冷却ブロック8には伝わらず、被冷却物を振動させることはなく、該被冷却物を急速に温度を降下させながら試験・検査を行うことが可能になる。そのため、例えば、遠心分離して積層させた試料の積層構造を壊すことなく、急速に温度を降下させることができる卓上小型冷却装置として実現することが可能となる。
次に、上記スターリングサイクル冷凍機1を、装置の躯体に安定的に支持する懸架ユニット50の好ましい実施の形態を説明する。
先ず、図1に示したように、上記冷凍機1を下方から支持する基底部材30には、鉛直方向に向けて複数の雌ネジ31が設けられている。この実施の形態では、冷凍機1の外周の基底部材30への投影に沿った円周上に、等間隔で三つの貫通雌ネジ31が設けられている。そして、これらの雌ネジ31の下部分を用いて、上記基底部材30は、筐体32に固定ネジ33により水平に固定されている。
上記スターリングサイクル冷凍機1の下面に設けられた配線群2の一部は、上記基底部材30の中央部に設けられた凹部の中に収納されている。
なお、上記基底部材30を円環状に形成し、その中央の空間に上記配線群2の一部を収納するように形成することも可能である。
上記基底部材30の雌ネジ31の上部分には、それぞれシャフト34が螺合している。雌ネジ31は、それぞれに螺合したシャフト34が鉛直方向、即ち上記スターリングサイクル冷凍機1の図示していないピストン等の往復運動機構の運動方向と平行になるように、上記基底部材30に形成されている。
上記各々のシャフト34には、図10或いは図11に示すように、一方の端部である下端に上記基底部材30の雌ネジ31に螺合する第1の雄ネジ35aが形成され、他方の端部である上部端面に取り付き部分36としての溝が形成されている。そして、図示しないマイナスドライバを上記取り付き部分36に差し込み、それを回すことにより各シャフト34を上記基底部材30の雌ネジ31と螺合させことができる。そして、上記第1の雄ネジ35aに螺合された固定ナット37を基底部材30の方向に締めつけることにより、シャフト34をしっかりと基底部材30に固定することができる。
また、図10に示すシャフト34の実施の形態では、各シャフト34に第1の止め輪溝38aと第2の止め輪溝38bが形成されている。そして、第1の止め輪溝38aに第1の支持部材39aとしてのE形止め輪が装着され、その上に第1の弾性部材40aとしての圧縮バネが載置されている。
一方、図11に示すシャフト34の他の実施の形態では、各シャフト34に第1の止め輪溝38aと第2の雄ネジ35bが形成されている。そして、第1の止め輪溝38aに上記と同様に第1の支持部材39aとしてのE形止め輪が装着され、その上に第1の弾性部材40aとしての圧縮バネが載置されている。また、上記第2の雄ネジ35bには、第2の支持部材39bとしてのダブルナットが装着されている。
図12は、中間部材41の一実施の形態を示した斜視図である。
この中間部材41は、細長い平板の両端の近傍を直角に曲げることによって形成されたコ字状部材である。そして、コ字の下辺に対応する下部分41aとコ字の上辺に対応する上部分41bに、それぞれ上記シャフト34を貫通させるための第1と第2の貫通孔41c,41dがそれぞれ形成されている。また、コ字の縦辺に対応する中央部分41eには、スターリングサイクル冷凍機1をネジで固定するための貫通孔41fが設けられている。
一方、図13は、中間部材41の他の実施の形態を示した斜視図である。
この中間部材41は、スターリングサイクル冷凍機1の外周を取り囲む略円筒状の中央部分41eと、該略円筒状の中央部分41eの下端と上端に該円筒の軸に対して垂直にそれぞれ設けたフランジである下部分41aと上部分41bで形成されたボビン状部材である。そして、上記下部分41aと上部分41bに、上記シャフト34を貫通させるための第1と第2の貫通孔41c、41dが、それぞれ120°の等間隔で形成されている。
そして、図12或いは図13に示した中間部材41の上下の貫通孔41c、41dには、それぞれ軸受けブッシュ42が差し込まれ、図1に示すように、その軸受けブッシュ42を上記シャフト34が貫通している。上記軸受けブッシュ42は自己潤滑樹脂で成形されており、上記シャフト34との間の摩擦抵抗を小さくする機能を有する。
図10に示したシャフト34の実施の形態においては、上記中間部材41の下部分41aの上部と、上記第2の支持部材39bとしてのE形留め輪との間に第2の弾性部材40bとして圧縮バネが装着されている。この結果、中間部材41の上記下部分41aは、下方からは第1の支持部材39aであるE形留め輪で支持された第1の弾性部材40aにより上方向に弾性的に押圧され、上方からは第2の支持部材39bであるE形留め輪で支持された第2の弾性部材40bにより下方向に弾性的に押圧されている。
したがって、静止状態では、上記中間部材41の位置は、上記第1と第2の弾性部材40a,40bの弾性的平衡により定まる。この平衡位置は、上記シャフト34の取り付き部分36である端面の溝にマイナスドライバを差し込み、該シャフト34をその軸の周りで回し、上記基底部材30の雌ネジ31へのネジ込み量を調整することにより調節することができる。
一方、図11に示したシャフト34の実施の形態においては、上記中間部材41の下部分41aの上部と、上記第2の支持部材39bとしてのダブルナットとの間に第2の弾性部材40bとして圧縮バネが装着されている。この結果、上記中間部材41の下部分41aは、上記と同じく下方からは第1の支持部材39aであるE形留め輪で支持された第1の弾性部材40aにより上方向に弾性的に押圧され、上方からは第2の支持部材39bであるダブルナットで支持された第2の弾性部材40bにより下方向に弾性的に押圧されている。
したがって、静止状態では、上記中間部材41の位置は、上記第1と第2の弾性部材40aと40bの弾性的平衡により定まる。この平衡位置は、上記シャフト34の取り付き部分36である端面の溝にマイナスドライバを差し込み、該シャフト34をその軸の周りで回し、上記基底部材30の雌ネジ31へのネジ込み量を調整することにより調節することができる。また、この実施の形態では、第2の支持部材39bがダブルナットで形成されているため、そのダブルナットの位置を移動させることにより第1と第2の弾性部材40a,40bの弾性定数を変化させることができ、個々の構成要素のバラツキに対応した微調整が可能となる。弾性定数及び平衡位置を所望のものに調整した後、第2の支持部材39bであるダブルナット、及びシャフトの固定ナット33を締め付け、その位置を固定する。
図12に示したコ字状部材である中間部材41を用いた場合は、この中間部材41の中央部分41eの貫通孔41fを貫通する固定用ネジ9を用いて、スターリングサイクル冷凍機1の外周側面に複数、この実施の形態においては3つの中間部材41が120°の等間隔で固定される。
一方、図13に示したボビン状部材である中間部材41を用いた場合は、この中間部材41の略円筒状の中央部分41eと、スターリングサイクル冷凍機1の外周側面とがスポット溶接されて固定される。図14に、スポット溶接の箇所の例をXで示す。このようにスターリングサイクル冷凍機1を覆う状態で中間部材41をスポット溶接することにより、防音効果と補強の効果も得られる。
上記のように構成された懸架ユニット50は、図1に示すように、スターリングサイクル冷凍機1を、基底部材30、複数のシャフト34、それぞれのシャフト34に装着された第1と第2の弾性部材40a,40b及び中間部材41を介して、宙吊り状態で保持する。
そして、各シャフト34は、スターリングサイクル冷凍機1の往復運動機構等の振動源の振動方向とほぼ平行になるように配設され、中間部材41は、上記シャフト34に沿って第1と第2の弾性部材40a,40bによって弾性的に支持され、スターリングサイクル冷凍機1は上記中間部材41により保持されているため、スターリングサイクル冷凍機1の振動は、上記シャフト34の方向だけに規制される。
そしてさらに、第1と第2の弾性部材40a,40bの弾性定数等を適切に設定することにより、第1と第2の弾性部材40a,40b及びスターリングサイクル冷凍機1からなる振動系の固有振動数を、スターリングサイクル冷凍機1の内部の振動源の振動数から外すことができる。即ち、図10に示したシャフト34の実施の形態の場合には、第1と第2の弾性部材40a,40bの素材の弾性率、密度、及び第1と第2の止め輪溝38a,38bの位置を予め適切な値に設定しておくことによりこれを達成できる。また、図11に示したシャフト34の実施の形態の場合は、上記に加えて、シャフト34に形成された第2の雄ネジ35bに螺合するダブルナットである第2の支持部材39bの位置を調整することにより、さらに第1と第2の弾性部材40a,40bの弾性定数を微妙に調整することができる。
このように、弾性率等を適切に設定すると、共振が避けられ、スターリングサイクル冷凍機1の内部の振動源からの振動は吸収されることとなる。また、スターリングサイクル冷凍機1の懸架位置は、シャフト34の取り付き部分36である端面の溝にマイナスドライバを差し込み、該シャフト34をその軸の周りで回し、基底部材30の雌ネジ31へのネジ込み量を調整することにより、容易に調節することができる。
以上、本発明に係る冷却装置の実施の形態を説明したが、本発明は、何ら既述の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の技術的思想の範囲内において、種々の変形及び変更が可能であることは当然である。
スターリングサイクル冷凍機を用いた本発明に係る冷却装置の概念的立面断面図である。 スターリングサイクル冷凍機の吸熱部と冷却ブロックとの熱的結合部の一実施の形態を詳細に示した概念的拡大断面図である。 冷却ブロックの他の実施の形態を示した概念的断面図である。 冷却ブロックの更に他の実施の形態を示した概念的断面図である。 スターリングサイクル冷凍機の吸熱部と冷却ブロックとの熱的結合部の他の実施の形態を詳細に示した概念的拡大断面図である。 図5に示した吸熱部と冷却ブロックとの熱的結合部の構造を利用して冷却恒温水循環機として実現した実施の形態を示した概念的立面断面図である。 壁体の他の種々の実施の形態を示した概念的断面図である。 スターリングサイクル冷凍機の吸熱部と冷却ブロックとの熱的結合部の更に他の実施の形態を示した概念的拡大断面図である。 図8に示した吸熱部と冷却ブロックとの熱的結合部の構造を利用して冷却恒温水循環機として実現した実施の形態を示した概念的立面断面図である。 懸架ユニットの要部の一実施の形態を示した分解立面図である。 懸架ユニットの要部の他の実施の形態を示した分解立面図である。 中間部材の一実施の形態を示した斜視図である。 中間部材の他の実施の形態を示した斜視図である。 図13に示した中間部材とスターリングサイクル冷凍機のスポット溶接箇所の例を示した概念図である。 スターリングサイクル冷凍機を用いた従来技術の冷却装置の概念的立面断面図である。
符号の説明
1:スターリングサイクル冷凍機(被懸架体)、2:配線群、3:円筒形突起部、4:放熱部、5:吸熱部、6:放熱フィン、7:熱伝導流体室、7a:内環部、7b:外環部、8:冷却ブロック、8a:熱伝導部、8b:本体部、8c:被冷却物収容部、8d:熱伝導流体注入孔、8e:空気抜き孔、8f:熱伝導流体用導孔、8g:外筒、8h:内筒、9:固定ネジ、10:壁体、10a:Oリング状部分、10b:箱型収納部、10c:唇状部分、10d:冷却ブロック把持部、10e:弾性変形部、11:保温材、12:発泡ゴム断熱材、13:排水用ホース、13a:液溜まり、14:配管、15:マイクロプレート、16:ブロック、17:シャーレ、18:ヒータ、19a:第1の導管、19b:第2の導管、20:ポンプ、21:加熱タンク、22:温度センサ、23:ヒータ、24:送水口、25:吸水口、30:基底部材、31:雌ネジ、32:筐体、33:固定ネジ、34:シャフト、35a:第1の雄ネジ、35b:第2の雄ネジ、36:取り付き部分(溝)、37:固定ナット、38a:第1の止め輪溝、38b:第2の止め輪溝、39a:第1の支持部材、39b:第2の支持部材、40a:第1の弾性部材、40b:第2の弾性部材、41:中間部材、41a:上部分、41b:下部分、41c:第1の貫通孔、41d:第2の貫通孔、41e:貫通孔、42:ブッシュ、50:懸架ユニット

Claims (5)

  1. 上端部に吸熱部を有する冷凍機と、該冷凍機を懸架する懸架ユニットと、上記吸熱部を
    包囲するように配置されて該吸熱部との間に液状の熱伝導流体を保持する上方が開口した
    熱伝導流体室を形成する可撓性を有する壁体と、上記熱伝導流体室の開口を閉じるように
    挿入配設されて該熱伝導流体室内に保持されている上記熱伝導流体に接触する熱伝導部を
    有する冷却ブロックからなり、上記冷却ブロックの熱伝導部が略円筒状で、上記冷凍機の
    上記吸熱部を包囲するように配置され、該略円筒状の熱伝導部には、複数の熱伝導流体用
    導孔が設けられていることを特徴とする、冷却装置。
  2. 上端部に吸熱部を有する冷凍機と、該冷凍機を懸架する懸架ユニットと、上記吸熱部を
    包囲するように配置されて該吸熱部との間に液状の熱伝導流体を保持する上方が開口した
    熱伝導流体室を形成する可撓性を有する壁体と、上記熱伝導流体室の開口を閉じるように
    挿入配設されて該熱伝導流体室内に保持されている上記熱伝導流体に接触する熱伝導部を
    有する冷却ブロックからなり、上記冷却ブロックの熱伝導部が略円筒状で、上記冷凍機の
    上記吸熱部を包囲するように配置され、該略円筒状の熱伝導部によって、上記熱伝導流体
    室が上記吸熱部側の内環部と上記壁体側の外環部に分けられ、上記内環部と連結されてい
    る第1の導管と、上記外環部と連結されている第2の導管を備えることを特徴とする、冷
    却装置。
  3. 上記第1の導管を介して上記内環部と連結されているポンプと、上記第2の導管を介し
    て上記外環部と連結されている外部冷却部を備えることを特徴とする、請求項2に記載の
    冷却装置。
  4. 上記懸架ユニットが、下端に雄ネジが形成された複数のシャフトと、それぞれのシャフ
    トの雄ネジと螺合する雌ネジが上面に形成された基底部材と、上記冷凍機の外周面に固定
    されて上記シャフトが貫通する貫通孔を有する中間部材と、上記シャフトが貫通している
    弾性部材であって上記中間部材の上記貫通孔の下側に装着された第1の弾性部材と、上記
    シャフトが貫通している弾性部材であって上記中間部材の上記貫通孔の上側に装着された
    第2の弾性部材と、上記第1の弾性部材の上記貫通孔と反対側の端部で該第1の弾性部材
    の端部を支える上記シャフトに固定された第1の支持部材と、上記第2の弾性部材の上記
    貫通孔と反対側の端部で該第2の弾性部材を支える上記シャフトに固定された第2の支持
    部材とを備えることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の冷却装置。
  5. 上記冷凍機が、スターリングサイクルを利用した冷凍機であることを特徴とする、請求
    項1乃至4のいずれかに記載の冷却装置。
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