JP4288959B2 - 受信機および放送受信システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル放送サービスにより配信される番組を受信する受信機とシステムに係り、特に前記放送サービスに加入している利用者の間で記録済みコンテンツを交換する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年デジタル放送技術の確立に伴い、放送衛星を使用する衛星放送システムではデジタル放送が開始され、さらに地上波放送システムにおいてもデジタル放送への移行が実現されつつある。サービスとしては、無料放送に加え、受信契約が必要な有料放送、視聴/録画した分だけ料金を払うPPV(ペイ・パー・ビュー)放送などが提供されている。これに伴い、前記デジタル放送を受信するデジタル放送受信機、受信放送番組を録画・再生するデジタルVTR、デジタルHDD録画装置などのデジタルAV機器が次々と製品化されている。また、これらのデジタルAV機器の間をIEEE1394バスやUSBなどのデジタル制御バスで接続し、各機器間でAVストリームや制御信号を双方向通信することが可能になった。
【0003】
その一方で、PCなどの情報機器やADSLなど通信インフラの普及により、家庭内においても常時インターネット接続環境が整ってきている。また、P2P(ピア・ツー・ピア)と呼ばれる技術を利用することにより、各個人の情報機器やデジタルAV機器がインターネット上で直接通信し、ファイルやメッセージを交換することが可能となる。これにより、インターネット経由で音楽や映画などのコンテンツ配信が容易に可能になってきた。従来の記載のHDD録画装置では、録画したコンテンツをインターネット経由で他のユーザに転送できる機能が搭載されている。該機能では、前記HDD録画装置の間に限りコンテンツ転送ができ、転送先は前記HDD録画装置の製造番号を知っているユーザのみに限定されている(例えば、非特許文献1参照。)。
【0004】
【非特許文献1】
日経エレクトロニクス2001年11月19日号、p.29−30
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
現状の有料放送やPPV放送では月極で一定額を課金する契約が主流である。この場合、ほとんど視聴しなかったユーザや録画(予約録画を含む)に失敗したユーザにとっては料金が割高になり、不利益な結果となる。
【0006】
また、前記HDD録画装置のようにインターネット経由で音楽や映画などのコンテンツを配信する場合は、コンテンツの著作権保護を考慮した配信システムが必要となる。
【0007】
本発明は、上記内容を鑑み、有料放送を利用するユーザに対して享受できるサービスを可能な限り保証し、またコンテンツ提供元に対しては著作権保護を考慮した使い勝手の良い受信サービスを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的達成のため、本発明では、放送受信機に以下の手段を設ける。
(0) 放送サービス事業者から受信サービス情報(契約情報やサービス内容、放送サービス事業者や自機器のIPアドレス)を取得する手段
(1) 手段(0)で取得した放送サービス事業者との受信サービス情報(契約情報やサービス内容、放送サービス事業者や自機器のIPアドレス)を格納する手段
(2) 手段(1)の内容を追加、更新など管理する手段
(3) 自機器のIPアドレスを生成する手段
(4) 放送番組を録画する手段
(5) 手段(4)で録画した放送番組の内、手段(1)で示すサービス内容の放送番組に関するインデックス情報(放送日時や番組名、削除されたか否かを示すステータス)を格納する手段
(6) 手段(5)で格納するインデックス情報をサービス事業者センタや他の放送受信機に対して公開するか否かを設定する手段
(7) インターネット経由でサービス事業者センタや他の放送受信機とデータ通信する手段
(8) 手段(3)で生成したIPアドレスと手段(6)の設定内容を手段(7)を介してサービス事業者センタに通知する手段
(9) 手段(7)を介してサービス事業者センタから手段(8)で通知した内容が登録された旨を受信する手段
(10) 手段(1)で示すサービス内容の過去の番組表を取得する手段
(11) 手段(10)で取得した過去の番組表を格納する手段
(12) 手段(5)で格納するインデックス情報や手段(11)で格納する番組表の内容を生成、追加、更新など管理する手段
(13) 手段(7)を介してサービス事業者センタや他の放送受信機からインデックス情報の送信要求を受信する手段
(14) 手段(6)の設定内容に基づき、前記インデックス情報をサービス事業者センタや他の放送受信機に対して送信するか否かを判断する手段
(15) 手段(7)を介して前記インデックス情報をサービス事業者センタや他の放送受信機に対して送信する手段
(16) ユーザが他の放送受信機から手段(7)を介してダウンロードする番組を決定する手段
(17) 手段(16)で決定した番組を格納する他の放送受信機のIPアドレスを手段(7)を介してサービス事業者センタに対して要求する手段
(18) 手段(7)を介してサービス事業者センタとの間で正式な契約者であることや正規に認定され製造された放送受信機であるかを認証する手段
(19) 手段(16)で決定した番組を格納する放送受信機のIPアドレスを手段(7)を介して受信する手段
(20) 手段(19)で受信した放送受信機に対して手段(16)で決定した番組を手段(7)を介して送信することを要求する手段
(21)手段(20)で送信要求した放送受信機から手段(7)を介して番組を受信する手段
(22) 手段(7)を介して他の放送受信機からの番組送信要求を受信する手段
(23) 手段(22)で番組送信要求を発行した放送受信機に対して手段(7)を介して番組を送信する手段
(24) 手段(11)で格納した過去の番組表を自機器に内蔵しているモニタ、あるいは別接続のモニタに表示する手段
また、サービス事業者センタに以下の手段を設ける。
(25) 契約者に関する情報(契約情報、IPアドレス、インデックス情報の公開の有無)を格納する手段
(26) 手段(25)の内容を追加、更新など管理する手段
(27) インターネット経由で契約者の放送受信機とデータ通信する手段
(28) 手段(27)を介して放送受信機からIPアドレスとインデックス情報の設定内容を受信する手段
(29) 手段(27)を介して放送受信機に対して登録した旨を通知する手段(30) 手段(27)を介して放送受信機に対してインデックス情報の送信を要求する手段
(31) 手段(27)を介して放送受信機からインデックス情報を受信する手段
(32) 手段(27)を介して放送受信機から所望の番組を格納する放送受信機のIPアドレスの送信要求を受信する手段
(33) 手段(25)で受信したインデックス情報から、手段(26)で指示された番組を格納する放送受信機を抽出する手段
(34) 手段(27)で抽出した放送受信機のIPアドレスを手段(23)を介して手段(26)で送信要求を発行した放送受信機に対して送信する手段
(35) 手段(27)を介して手段(32)で送信要求を発行した放送受信機との間で正式な契約者であることや正規に認定され製造された機器であるかを認証する手段
次に、本発明のサービスを使用するために放送受信機で必要な初期処理について説明する。
(1) 手段(1)で格納したサービス事業者センタのIPアドレスを参照して、手段(3)を用いて自機器のIPアドレスを生成する。
(2) 手段(6)を用いて手段(1)で示すサービス内容の放送番組に関するインデックス情報を公開するか否かを設定する。(常に公開すると設定しても良い。)
(3) 手段(8)を用いて(1)で生成したIPアドレスと(2)の設定結果をサービス事業者センタに通知する。
(4) 手段(9)を用いてサービス事業者センタから正式に登録通知を受信した場合、手段(2)を用いて自機器のIPアドレスを受信サービス情報に登録する。
(5) 手段(10)を用いて過去の番組表を取得し、手段(11)を用いて格納する。
(6) 手段(12)を用いてインデックス情報を生成し、手段(5)を用いて格納する。
【0009】
一方、サービス事業者センタで必要な初期処理は以下の通りである。
(7) 手段(28)を用いて(3)で放送受信機からIPアドレスとインデックス情報の設定内容を受信すると、手段(26)を用いてIPアドレスとインデックス情報の設定内容を登録する。
(8) 手段(29)を介して登録した旨を放送受信機に通知する。
【0010】
次に、放送受信機で放送番組を録画した際に必要な処理について説明する。
(1) 手段(4)を用いて放送番組の録画が終了した場合、該録画番組が手段(1)で示すサービス内容の放送番組であるか否かをチェックする。
(2) (1)でチェックした結果、該録画番組が手段(1)で示す放送番組の場合、該録画番組に関するインデックス情報を作成し、手段(5)で格納するインデックス情報に手段(12)を用いて更新する。
(3) 手段(4)で格納された録画番組がユーザによって削除、あるいは他の録画機器にダビングされた場合は、手段(5)で格納するインデックス情報を手段(12)を用いて更新する。
【0011】
次に、放送受信機Aが他の放送受信機Bから所望の番組をダウンロードする処理について説明する。
(1) 放送受信機Aは、手段(24)を用いて過去の番組表を表示し、手段(16)によりユーザにダウンロードする番組を決定してもらう。
(2) 放送受信機Aは、(1)で決定した番組が既に自機器で録画したことのある放送番組であるか否かを手段(5)で格納したインデックス情報に基づき判断する。
(3) (2)の結果、既に録画したことのある番組であれば「ダウンロードできない」旨を手段(24)を用いて表示する。録画していない番組であれば、手段(17)を用いて該番組を格納する他の放送受信機を検索し、そのIPアドレスを送信するようにサービス事業者センタに要求する。
(4) 手段(32)を用いて(3)の要求を受信したサービス事業者センタは、手段(35)を用いて放送受信機Aが正式な契約者であり、正規に認定され製造された機器であることを確認した後、手段(25)で格納した契約者に関する情報の中からインデックス情報を公開している放送受信機を抽出し、それらの放送受信機に対して手段(30)を用いてインデックス情報を送信するように要求する。
(5) 手段(13)を用いて(4)の要求を受信した放送受信機Bは、手段(14)を用いてインデックス情報をサービス事業者センタに送信可能か否かを判断し、送信可能な場合は手段(15)を用いてサービス事業者センタに対してインデックス情報を送信する。
(6) 手段(31)を用いて(5)のインデックス情報を受信したサービス事業者センタは、該インデックス情報を参照し、手段(33)を用いて(3)で要求された番組が存在するか否かをチェックする。該番組が存在しない場合、再度(4)を実行する。該番組が存在する場合は、手段(34)を用いて放送受信機BのIPアドレスを放送受信機Aに対して送信する。
(7) 手段(19)を用いて(6)の放送受信機BのIPアドレスを受信した放送受信機Aは、手段(20)を用いて放送受信機Bに対して指定番組を送信するように要求する。
(8) 手段(22)を用いて(7)の番組送信要求を受信した放送受信機Bは、手段(23)を用いて該指定番組を放送受信機Aに対して送信する。
(9) 手段(21)を用いて指定番組を受信した放送受信機Aは、手段(4)を用いて該指定番組を格納し、該番組に関するインデックス情報を作成し、手段(5)で格納するインデックス情報に手段(12)を用いて更新する。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1は、本発明を説明するための一実施例であり、複数の家庭内で設置した放送受信機とサービス事業者から成るデジタル放送受信システムの構成を示したものである。
【0013】
複数の家庭−Aさん家50、Bさん家60、Cさん家70−には、それぞれ本発明における放送受信機−STB110、DTV140、DTV160−を設置する。これらの放送受信機は、IEEE1394やLANなどの有線/無線ネットワークを用いて他のデジタルAV機器を接続することが可能である。ここで、Aさん家50ではIEEE1394バス20を用いてSTB100、DTV120、DVD130が接続され、同様にBさん家60もDTV140、DVTR150が接続されているものとする。
【0014】
各放送受信機は、放送局11から通信衛星、地上波、ケーブルを利用してデジタル放送番組を受信する。また、特定のサービス事業者センタ10や他の放送受信機との間でインターネット接続することにより双方向通信を可能とする。
【0015】
次に、図2を用いて、図1のSTB110の一構成について説明する。
STB110は、チューナ処理部201、デスクランブラ202、デマルチプレクサ203、デコーダ204、1394I/F205、入力処理部206、記録処理部207、番組記録メモリ208、タイマー管理部209、受信サービス管理部210、受信サービス情報メモリ211、インデックス情報管理部212、インデックス情報メモリ213、IPネットワークI/F214、制御部215から構成されている。
【0016】
チューナ処理部201は、放送局11から受信した複数のチャンネルから所望のチャンネルを選局し、デジタル変調された番組を復調する部分である。デスクランブラ202は、サービス事業者と契約したチャンネルのみを受信可能とするためにかけられている放送番組のスクランブルを解除する部分である。デマルチプレクサ203は、放送番組から音声データ、映像データを抽出する部分である。デコーダ204は、圧縮された音声データや映像データを復号し、元の音声信号、映像信号に伸長する部分である。
【0017】
1394I/F205は、IEEE1394バス20で接続した他のAV機器(例えば、DTV120やDVD130)との間でAVストリームや制御コマンドを送受信する部分であり、送信するAVストリームの暗号化や暗号化されたAVストリームの複号化も行う。入力処理部206は、リモコンやタッチパネルなどを利用してユーザがSTB101を操作する部分である。記録処理部207は、放送局11から受信した放送番組を番組記録メモリ208に記録するための記録制御を行う部分である。
【0018】
番組記録メモリ208は、放送番組を記録するメモリである。磁気ディスクや光ディスク、メモリカード、そしてこれらを組み合わせたハイブリッド形態などが考えられる。タイマー管理部209は、現在の時間情報や放送番組のタイマー予約を管理する部分である。受信サービス管理部210は、受信サービス情報メモリ211に格納した放送サービス事業者との受信サービス情報を管理する部分である。受信サービス情報メモリ211は、前記受信サービス情報を格納するメモリである。
【0019】
インデックス情報管理部212は、インデックス情報メモリ213に格納した番組記録メモリ208に記録した放送番組に関するインデックス情報を管理する部分である。インデックス情報メモリ213は、前記インデックス情報を格納するメモリである。IPネットワークI/F214は、インターネット(本実施例ではIPv6を使用)経由でサービス事業者センタ10や他の放送受信機(例えば、DTV140、160)とデータを送受信する部分である。制御部215は、STB110における各部の動作を統括的に制御する部分である。
【0020】
同様に、図12を用いて、DTV140の一構成について説明する。
DTV140は、放送番組やメッセージをモニタに表示する部分である表示処理部216をSTB110に追加した構成となり、DTV160も同様の構成とする。ここで、STB110、DTV140の受信サービス情報メモリ211やインデックス情報メモリ213は、ICカード等の着脱可能なメモリであっても良い。また、受信サービス管理部210やインデックス情報管理部212は、ICカード等のメモリ内に存在しても良い。
【0021】
次に、図3を用いて、図1の放送サービス事業者センタ10の一構成について説明する。放送サービス事業者センタ10は、入力処理部301、IPネットワークI/F302、契約者情報管理部303、契約者情報メモリ304、制御部305から構成されている。入力処理部301は、リモコンやタッチパネル、キーボード、マウスなどを利用してS放送サービス事業者センタ10を操作する部分である。
【0022】
IPネットワークI/F302は、インターネット経由で放送受信機(例えば、STB110、DTV140、160)とデータを送受信する部分である。契約者情報管理部303は、契約者情報メモリ304に格納した放送サービス事業者と契約したユーザに関する情報を管理する部分である。契約者情報メモリ304は、該契約者情報を格納するメモリである。制御部305は、サービス事業者センタ10における各部の動作を統括的に制御する部分である。
【0023】
次に、図4を用いて、STB110の受信サービス情報メモリ211、およびDTV140の受信サービス情報メモリ211に格納する、放送サービス事業者との間の受信サービス情報のデータ構成について説明する。受信サービス情報400は、サービス事業者センタの連絡先401、受信サービス内容402、自機器のIPアドレス403、グループリスト404から構成される。
【0024】
サービス事業者センタの連絡先401は、ユーザが電話で連絡するための電話番号と、インターネット30経由でアクセスするために必要なサービス事業者センタのIPアドレスを含む。受信サービス内容402は、サービス事業者がユーザを識別するための唯一の識別子である契約IDと、該契約IDに基づきユーザが契約したチャンネル番号を含む。
【0025】
自機器のIPアドレス403は、STB110、DTV140のIPアドレスを示し、サービス事業者との間で受信契約した際にSTB110、DTV140で自動生成する。グループリスト404は、録画した放送番組をインターネット30経由で転送可能な複数の放送受信機(ユーザ)から成るグループを示す。この際、サービス事業者と契約した放送受信機の間でのみ放送番組を交換可能となる。該サービス事業者の契約者全てが参加するグループや、仲間同士で参加するグループなど契約者が任意に作成するグループなどがある。
【0026】
ここで、図5を用いて、自機器のIPアドレス403の構成について説明する。IPアドレス403は、上位64ビットのネットワークプレフィックス501と下位64ビットのインタフェースID502から構成される。ネットワークプレフィックス501は、接続しているネットワークの識別子として用い、通常はステートレスアドレス自動設定機能を利用してルータの通知する値を設定する。インタフェースID502は、該ネットワーク上に存在する機器の識別子として用い、ツイストペア線によるLANの場合は48ビットのMACアドレスを設定するが、本実施例ではIPネットワークI/F214で格納されたMACアドレスを設定する。
【0027】
次に、図6を用いて、STB110およびDTV140のインデックス情報メモリ213に格納する、録画した放送番組に関するインデックス情報のデータ構成について説明する。インデックス情報600は、大きく番組インデックス610と番組表データ620から構成される。番組インデックス610は、STB110、DTV140の番組記録メモリ208に録画した放送番組の内、前記受信サービス内容402が示す契約チャンネルの放送番組に限定し、現時点からある一定期間前に録画した放送番組(例えば、過去1週間に記録された放送番組のみ)に関する情報を格納し、放送日時611、番組名612、ステータス613から構成される。
【0028】
放送日時611は、該契約チャンネルの放送番組が放送された日時を示す。番組名612は、該契約チャンネルの放送番組の名前を示す。ステータス613は、録画した放送番組の現在の状態を示す。例えば、番組記録メモリ208に該放送番組が格納されている場合は「ダウンロード可」、既に該放送番組を削除した場合や1394I/F205を介して他の録画機器にダビング済みの場合は「削除(出力済)」と設定する。
【0029】
番組表データ620は、現時点からある一定期間前の契約チャンネルに関する番組表を示す。該番組表データ620は、放送局11から放送番組と共に配信される番組表データを蓄積する方法や、インターネット30経由でサービス事業者センタ10から取得する方法がある。本実施例では、過去1週間分の番組表データを常に格納しているものとする。
【0030】
次に、図7を用いて、サービス事業者センタ10の契約者情報メモリ304に格納する契約者情報の構成について説明する。契約者情報700は、サービス事業者と契約したユーザに関する情報を格納するもので、契約者701、契約ID702、IPアドレス703、インデックス704、グループリスト705から構成される。契約者701は、契約したユーザの名前を示す。契約ID702は、契約したユーザを識別するための唯一の識別子であり、前記受信サービス情報400内の受信サービス内容402の契約IDと同様のものである。
【0031】
IPアドレス703は、契約したユーザが使用する放送受信機のIPアドレスを示し、前記受信サービス情報400内の自機器のIPアドレス403と同様のものである。インデックス704は、契約したユーザが使用する放送受信機に格納する前記インデックス情報600内の番組インデックス610の内容をサービス事業者センタや他の放送受信機に対して公開するか(「公開」)否か(「非公開」)を示す。この内容は契約したユーザが任意に設定することが可能であり、「公開」の場合は他の放送受信機に対して録画した放送番組を転送することでき、「非公開」の場合は転送できないことを示す。
【0032】
グループリスト705は、契約したユーザが録画した放送番組を交換可能な複数の放送受信機から成るグループを示し、前記受信サービス情報400内のグループリスト404と同様のものである。
【0033】
次に、図8を用いて、STB110がサービス事業者との間で契約を行う際に必要な初期設定手順について説明する。ここで、DTV140についても同様の手順とする。まず、ユーザはサービス事業者に契約する旨を電話/専用葉書で通知し、サービス事業者から放送波で受信サービス情報400内のサービス事業者センタの連絡先401、受信サービス内容402、グループリスト404を送信してもらう。該情報を受信したSTB110の受信サービス管理部210は、該情報を受信サービス情報メモリ211に格納する(ステップ801)。
【0034】
次に、ユーザは入力処理部206を介して初期設定を指示すると、受信サービス管理部210に格納された初期設定プログラムが起動する(ステップ802)。該初期設定プログラムが起動すると、受信サービス管理部210は、受信サービス情報400内のサービス事業者センタの連絡先に含まれるIPアドレスとIPネットワークI/F214で格納されたMACアドレスとを用いて、自機器110のIPアドレスを生成し、受信サービス情報400内の自機器のIPアドレス403に格納する(ステップ803)。次に、受信サービス管理部210は、生成したインデックス情報600の内容をサービス事業者センタ10や他の放送受信機に対してインターネット30経由で送信することを許可するか否かをユーザに設定してもらう(ステップ804)。その結果、ユーザが許可すると設定した場合は、番組記録メモリ208に録画した契約チャンネルの放送番組をインターネット30経由で転送する放送受信機を限定するためのグループ(すなわちグループリスト)の中から自機器110が加入するグループを選択あるいは新規に生成し、受信サービス情報400内のグループリスト404に格納する(ステップ805)。次に、受信サービス管理部210は、ステップ803で生成した自機器110のIPアドレスと、ステップ804で設定したインデックス情報600の公開可否と、ステップ805で選択あるいは生成したグループリスト404と、サ受信サービス情報400内の契約IDとを含む登録要求メッセージを、IPネットワークI/F214を介してインターネット30経由でサービス事業者センタ10に対して送信する。該メッセージの宛先として受信サービス情報400内のサービス事業者センタの連絡先に含まれるIPアドレスを設定する(ステップ806)。
【0035】
前記メッセージを受信したサービス事業者センタ10では、契約者情報管理部303が契約者情報メモリ304に格納した契約者情報700の中から該メッセージに含まれる契約IDを含んだ項目を抽出し、その項目に該メッセージに含まれるIPアドレス703、インデックス情報の公開可否704、グループリスト705を格納する(ステップ807)。その後、サービス事業者センタ10は、契約者情報700に登録したメッセージをインターネット30経由でSTB110に送信する(ステップ808)
前記メッセージを受信したSTB110では、インデックス情報管理部212が、インデックス情報600内の番組表データ620に放送局11から放送番組と共に配信される現時点からの番組表データを格納することを開始する(ステップ809)。また、インデックス情報管理部212は、インデックス情報600内の番組インデックス610を新規に生成する(ステップ810)。
【0036】
ここで、ステップ804では、インデックス情報600の送信可否をユーザに設定してもらうが、自機器110側で常に許可すると設定する方法や、初期処理時は許可しないと設定し、後からユーザが任意に設定を変更できるようにする方法もある。
【0037】
次に、STB110が放送番組を録画する際に必要な手順について説明する。ここで、DTV140についても同様の手順とする。ユーザからの入力処理部206を介した録画指示やタイマー管理部209に設定された録画予約の実行により、記録処理部207は現在受信している放送番組を番組記録メモリ208に記録する。録画開始してからある一定期間後(例えば、10分後)あるいは全て録画した後に、記録処理部207は、番組記録メモリ208に記録した番組に関する情報(放送日時、番組名、録画時間など)を取得し、番組記録メモリ208内に格納する。
【0038】
インデックス情報管理部212は、記録処理部207から番組記録メモリ208に新規に番組を録画した旨を通知してもらう、あるいは常時番組記録メモリ208内の状態を監視するなどの方法で、番組記録メモリ208に番組を録画したことを検知する。そして、該番組が受信サービス情報400内の受信サービス内容402に記載されている契約チャンネルであるか否かをチェックする。該番組が該契約チャンネルでない場合はなにもしない。該番組が該契約チャンネルの場合は、インデックス情報600内の番組インデックス610に、該番組に関する情報(放送日時、番組名、ステータス)を書き込む。
【0039】
また、インデックス情報管理部212は、インデックス情報600内の番組表データ620に過去1週間分の番組表データを格納するようにし、それと同時に番組インデックス610の内容も過去1週間に録画した番組に関する情報だけを格納するように常に管理する。
【0040】
上記と同様に、ユーザが入力処理部206を介して番組記録メモリ208内に録画した番組を削除するように指示した場合、記録処理部207は、番組記録メモリ208内に格納された該番組と該番組に関する情報放送日時、番組名、録画時間など)を削除する。
【0041】
インデックス情報管理部212は、記録処理部207から番組記録メモリ208の番組を削除した旨を通知してもらう、あるいは常時番組記録メモリ208内の状態を監視するなどの方法で、番組記録メモリ208の番組が削除されたことを検知する。そして、該番組が受信サービス情報400内の受信サービス内容402に記載されている契約チャンネルであるか否かをチェックする。該番組が該契約チャンネルでない場合はなにもしない。該番組が該契約チャンネルの場合は、インデックス情報600内の番組インデックス610の中から該番組に関する情報を抽出し、ステータス613に「削除(出力済)」を書き込む。番組記録メモリ208内に格納した番組を他の録画装置にダビングした場合も上記と同様の処理を行う。
【0042】
次に、図10を用いて、本発明の特徴である複数の放送受信機の間で録画した放送番組をダウンロードする手順について説明する。分かりやすく説明するために、図9に示すに、Bさん家60のユーザが昨日放映された番組X3の録画に失敗した為、インターネット30経由でAさん家50のSTB110からダウンロードする状況を想定する。ここで、Bさん家60のDTV140とAさん家50のSTB110は共通してチャンネルXに契約しているものとし、ダウンロードする番組X3は該契約チャンネルの放送番組とする。また、Aさん家50のSTB110の番組記録メモリ208には、番組X3が格納されているものとする。
【0043】
まず、Bさん家60のユーザは、DTV140の入力処理部206を介して番組ダウンロードを指示すると、制御部215は番組ダウンロードプログラムを起動する(ステップ1001)。該プログラムが起動すると、インデックス情報管理部212は、インデックス情報メモリ213に格納したインデックス情報600から、契約しているチャンネルX、Yの過去1週間分の番組表を表示処理部216に表示する(ステップ1002)。表示する番組表画面の一例を図11(a)に示す。画面1100上には、インデックス情報600内の番組表データ620の内容(過去1週間分の番組表)を表示し、その上に番組インデックス610の情報を重ねて表示する。例えば、ステータス613が「ダウンロード可」の場合は項目1101、ステータス613が「削除(出力済)」の場合は項目1102、それ以外は項目1103のように色を代えるなどして識別できるようにする。項目1101や項目1102の番組は既に番組記録メモリ208に格納したことがあるため、これらの番組をインターネット30経由で他の放送受信機からダウンロードすることはできない。したがって、ダウンロード可能な番組は項目1103のみとなる。
【0044】
ステップ1002で表示した番組表画面1100上で、ユーザにより入力処理部307を介してダウンロードする番組(番組X3)を選択してもらう(ステップ1003)。その後、インデックス情報管理部212は、該選択番組(番組X3)と、受信サービス情報400内のDTV140のIPアドレスと契約IDを含む番組取得要求メッセージを、IPネットワークI/F214を介してインターネット30経由でサービス事業者センタ10に対して送信する(ステップ1004)。
【0045】
前記メッセージを受信したサービス事業者センタ10は、選択番組(番組X3)が過去1週間以内に放送した番組であることを確認した後、契約者情報700の中から該メッセージに含まれるIPアドレスと契約IDを含んだ項目を検索し、該メッセージの送信元が正式な契約者であるか否かを認証する(ステップ1005)。
【0046】
また、前記メッセージの送信元のDTV140が正規に認定され製造された放送受信機であるか否かを認証する(ステップ1006)。例えば、サービス事業者センタ10とDTV140が著作権保護方式に準拠した認証プロトコルに従って相互認証を実行し、インターネット30上で転送する際に番組を暗号化/復号化するための鍵データを両者間で共有するなどの方法がある。
【0047】
ステップ1005、ステップ1006で前記メッセージの送信元が正式な契約者で、かつDTV140が正規に認定された放送受信機である場合、サービス事業者センタ10は、契約者情報メモリ304に格納した契約者情報700の中からインデックス704が「公開」と設定されている放送受信機を検索する(ステップ1007)。インデックス405を「公開」に設定している放送受信機が存在する場合、該放送受信機(本実施例では、Aさん家50のSTB110)に対してインデックス情報212の内容の送信要求メッセージをインターネット30経由で送信する(ステップ1008)。一方、「公開」に設定した放送受信機が存在しない場合は、その旨をDTV140に対してメッセージ通知する。
【0048】
前記メッセージを受信したSTB110のインデックス情報管理部212は、インデックス情報600の送信を許可していることを確認した後、インデックス情報メモリ213に格納したインデックス情報600内の番組インデックス610内容を少なくとも一部含むメッセージをIPネットワークI/F214を介してサービス事業者センタ10に送信する(ステップ1009)。
【0049】
前記メッセージを受信したサービス事業者センタ10は、メッセージに含まれる番組インデックス610の中に選択番組(番組X3)が含まれており、そのステータス613が「ダウンロード可」と設定されているかチェックする(ステップ1010)。その結果、番組X3の情報が含まれていない、あるいは「ダウンロード可」に設定されていない場合は、ステップ1007の処理を再度実行する。番組X3が含まれ、そのステータスが「ダウンロード可」に設定されている場合は、Aさん家50のSTB110のIPアドレスを含むメッセージをDTV140に対して送信する(ステップ1011)。ここで、サービス事業者センタ10は、ステップ1006で実行した相互認証でDTV140と共有した鍵データと、DTV140のIPアドレスとを含むメッセージをSTB110に対して送信し、STB110がDTV140に対して番組を送信する際に該鍵データを用いて暗号化することを指示する方法もある。
【0050】
前記メッセージを受信したDTV140は、該メッセージに含まれるIPアドレスが示すSTB110に対して番組X3を含む送信要求メッセージをIPネットワークI/F214を介して送信する(ステップ1012)。前記メッセージを受信したSTB110は、番組記録メモリ208に格納した番組X3の内容をIPネットワークI/F214を介してDTV140に対して送信する(ステップ1012)。
【0051】
前記番組X3を受信したDTV140の記録処理部207は、該番組内容を番組記録メモリ208に格納する(ステップ1014)。その後、インデックス情報管理部212は、インデックス情報メモリ213に格納したインデックス情報600に該番組に関する情報を書き込む(ステップ1015)。これ以降、DTV140は前記番組X3を他の放送受信機から再度ダウンロードしようとしてもできなくなる。
【0052】
ここで、ステップ1004〜ステップ1015の処理を実行中に、DTV140の表示処理部216で表示する画面の一例を図11(b)に示す。以上の手順により、DTV140は、インターネット30経由で同じ受信サービスに契約しているSTB110から所望の番組を簡単にダウンロードすることが可能となる。ここで、ステップ1008〜ステップ1010では、サービス事業者センタ10が取得したインデックス情報600に所望の番組が含まれているか否かをチェックしているが、ステップ1008で所望の番組を含むメッセージをSTB110に送信し、STB110側でインデックス情報600に該番組が含まれているか否かをチェックする方法もある。
【0053】
また、ステップ1004において、DTV140は、所望の番組を要求すると同時に、受信サービス情報400内のグループリスト404の中から任意のグループを選択し、それをメッセージ内に含んで送信する方法もある。この場合、ステップ1007において、サービス事業者センタ10は、該グループのメンバである放送受信機の中からインデックス704が「公開」と設定されている放送受信機を検索する。
【0054】
また、ステップ1003〜1002において、DTV140側がダウンロード可能な番組か否かを判断しているが、ステップ1004でサービス事業者センタ10へ指定番組の取得要求を発行した後に、サービス事業者センタ10側で判断してもらう方法もある。
【0055】
以上から、本実施例では、デジタル放送サービスにより配信される放送番組を受信する機能を備えた放送受信機110において、放送番組を録画する手段(記録処理部207、番組記録メモリ208)と、受信サービスに関する情報を管理する手段(受信サービス管理部210、受信サービス情報メモリ211)と、前記番組記録メモリ208に録画した契約チャンネルの放送番組に関する情報を管理する手段と(インデックス情報管理部212、インデックス情報メモリ213)、インターネット経由でデータ転送するための通信手段(IPネットワークI/F214)を設け、またデジタル放送サービスのサービス事業者センタ10において、契約者に関する情報を格納する手段(契約者情報303、契約者情報メモリ304)と、インターネット経由でデータ転送するための通信手段(IPネットワークI/F302)を設けることにより、ユーザはサービス事業センタに所望の放送番組を記録した放送受信機を教えてもらい、該放送受信機から直接インターネット経由で該番組をダウンロードすることができる。
【0056】
なお、本実施例では主に有料放送に契約したユーザに関する内容であったが、PPV放送に契約したユーザにも適用できる。この場合、STB110やDTV140は、課金情報の他に、インデックス情報600内にPPVの購入情報を格納し、PPV購入した際は該課金情報と該購入情報を更新するようにする。そして、上述した図10に示す手順でユーザがPPV購入していない番組をインターネット30経由で他の放送受信機からダウンロードした場合、インデックス情報600内の購入情報を更新すると共に、前記課金情報の内容も更新し、サービス事業者に対して正しく課金されるようにする。
【0057】
また、本実施例の放送受信システムにポイント制度を導入し、インターネット30経由で他の放送受信機に対して録画番組を送信した回数が多い放送受信機のユーザには、契約料金を割り引くあるいはプレゼント交換するなどのサービスが考えられる。
【0058】
【発明の効果】
本発明によれば、以下の効果が得られる。
(1)サービス事業者と正式に契約したユーザの放送受信機の間で、契約したデジタル放送番組のみを、送信先の放送受信機で一度も該番組を録画していないことを確認した上で、インターネット経由で該番組の送信を許可するようにしているため、サービス事業者に対しては著作権保護を考慮した仕組みになっており、ユーザに対しては本来視聴/録画できるはずだった番組を容易に取得できる。
(2)サービス事業者センタは、番組配信を要求した放送受信機に対して、該番組を格納した放送受信機のIPアドレスを教えるだけで、実際の番組転送は放送受信機間で直接実行するため、本発明のサービスを実現する際に大規模なサーバーやシステム構築の投資は必要なく、負荷が集中することもない。
(3)ユーザは、自分の放送受信機に格納した録画番組に関する情報を公開するか否か任意に設定でき、またグループリストを選択することにより送信先/送信元を限定できるため、プライバシーを保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態であるシステムの一構成例
【図2】本発明の実施形態である放送受信機(STB)の一ブロック構成例
【図3】本発明の実施形態であるサービス事業者センタの一ブロック構成例
【図4】本発明の実施形態である放送受信機で管理する受信サービス情報の一構成例
【図5】本発明の実施形態であるIPv6アドレスの構成
【図6】本発明の実施形態である放送受信機で管理するインデックス情報の一構成例
【図7】本発明の実施形態であるサービス事業者センタで管理する契約者情報の一構成例
【図8】本発明の実施形態であるサービス事業者センタと放送受信機が契約時に実行する初期設定の手順を示す一シーケンス図
【図9】本発明の実施形態であるサービス事業者センタと複数の放送受信機が録画した放送番組をインターネット経由でダウンロードする概略を示す一概略図
【図10】本発明の実施形態であるサービス事業者センタと複数の放送受信機が録画した放送番組をインターネット経由でダウンロードする手順を示す一シーケンス図
【図11】本発明の実施形態である放送受信機が他の放送受信機からインターネット経由で放送番組をダウンロードする際に表示する一表示画面例
【図12】本発明の実施形態である放送受信機(DTV)の一ブロック構成例
【符号の説明】
10…サービス事業者センタ
11…放送局
30…インターネット
110…STB
140…DTV
208…番組記録メモリ
210…受信サービス管理部
211…受信サービス情報メモリ
212…インデックス情報管理部
213…インデックス情報メモリ
214…IPネットワークI/F
303…契約者情報管理部
304…契約者情報メモリ
400…受信サービス情報
600…インデックス情報
700…契約者情報

Claims (14)

  1. 放送番組を受信する第1の受信機であって、
    受信した番組を記憶手段に録画する番組録画手段と、
    前記番組録画手段で録画した番組の内、サービス事業者センタとの契約情報に含まれる番組に関して、番組を特定する情報と、その番組が前記記憶手段に録画されたことがあるか否かを示す情報と、を含んだ第1のインデックス情報生成する第1のインデックス情報生成手段と、
    番組の選択を受け付ける受け付け手段と、
    前記選択された番組が前記記憶手段に録画されたことがあるか否かを前記第1のインデックス情報に基づき判断し、前記選択された番組が前記記憶手段に録画されたことがない場合に前記選択された番組を前記サービス事業者センタに要求する要求手段と、
    前記サービス事業者センタから送信された第2の受信機のネットワーク識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記識別情報取得手段により取得された前記ネットワーク識別情報が示す前記第2の受信機に対して前記選択された番組の送信要求を発行する番組送信要求発行手段と、
    前記第2の受信機から送信された前記選択された番組を受信する番組受信手段と、
    を有することを特徴とする第1の受信機。
  2. 請求項1に記載の第1の受信機であって
    前記識別情報取得手段により取得される前記第2の受信機のネットワーク識別情報は、前記サービス事業者センタが、前記第2の受信機から送信された第2のインデックス情報に基づき、前記選択された番組が前記第2の受信機に存在することを確認した場合に、前記サービス事業者センタから送信される
    ことを特徴とする第1の受信機。
  3. 請求項2に記載の第1の受信機であって
    前記第2の受信機から送信された第2のインデックス情報は、前記選択された番組を特定する情報を含む
    ことを特徴とする第1の受信機。
  4. 第1の受信機と、第2の受信機と、サービス事業者センタとを含む放送受信システムであって、
    受信した番組を記憶手段に録画する番組録画手段と、
    前記番組録画手段で録画した番組の内、前記サービス事業者センタとの契約情報に含まれる番組に関して、番組を特定する情報と、その番組が前記記憶手段に録画されたことがあるか否かを示す情報と、を含んだ第1のインデックス情報生成する第1のインデックス情報生成手段と、
    番組の選択を受け付ける受け付け手段と、
    前記選択された番組が前記記憶手段に録画されたことがあるか否かを前記第1のインデックス情報に基づき判断し、前記選択された番組が前記記憶手段に録画されたことがない場合に前記選択された番組を前記サービス事業者センタに要求する要求手段と、
    前記サービス事業者センタから送信された前記第2の受信機のネットワーク識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記識別情報取得手段により取得された前記ネットワーク識別情報が示す前記第2の受信機に対して前記選択された番組の送信要求を発行する番組送信要求発行手段と、
    前記第2の受信機から送信された前記選択された番組を受信する番組受信手段と、
    を有する前記第1の受信機と、
    受信した番組を記憶手段に録画する番組録画手段と、
    前記番組録画手段で録画した番組の内、前記サービス事業者センタとの契約情報に含まれる番組に関して、番組を特定する情報と、その番組が前記記憶手段に存在するか否かを示す情報と、を含んだ第2のインデックス情報生成する第2のインデックス情報生成手段と、
    前記サービス事業者センタから送信された前記第2のインデックス情報の送信要求に応じて、前記第2のインデックス情報を前記サービス事業者センタに送信する送信手段と、
    前記第1の受信機から送信された前記選択された番組の送信要求を受信する番組送信要求受信手段と、
    前記選択された番組を前記第1の受信機に送信する番組送信手段と、
    を有する前記第2の受信機と、
    前記第1の受信機から、前記選択された番組の要求を受信する要求受信手段と、
    前記第2のインデックス情報の送信要求を、前記第2の受信機に送信する第2のインデックス情報送信要求発行手段と、
    前記第2の受信機から送信された前記第2のインデックス情報に基づき、前記選択された番組が前記第2の受信機に存在することを確認した場合に、第2の受信機のネットワーク識別情報を前記第1の受信機に送信するネットワーク識別情報送信手段と、
    を有する前記サービス事業者センタと、
    を含むことを特徴とする放送受信システム。
  5. 放送受信システムにおけるサービス事業者センタであって、
    番組録画手段で録画した番組の内、サービス事業者センタとの契約情報に含まれる番組に関して、番組を特定する情報と、その番組が記憶手段に録画されたことがあるか否かを示す情報と、を含んだ第1のインデックス情報に基づいて、選択された番組が前記記憶手段に録画されたことがあるか否かを判断し、前記選択された番組が前記記憶手段に録画されたことがない場合に第1の受信機から送信される前記選択された番組の要求を受信する要求受信手段と、
    番組録画手段で録画した番組の内、前記サービス事業者センタとの契約情報に含まれる番組に関して、番組を特定する情報と、その番組が記憶手段に存在するか否かを示す情報と、を含んだ第2のインデックス情報の送信要求を、第2の受信機に送信する第2のインデックス情報送信要求発行手段と、
    前記第2の受信機から送信された前記第2のインデックス情報に基づき、前記選択された番組が前記第2の受信機に存在することを確認した場合に、前記第1の受信機が前記第2の受信機から前記選択された番組を受信するために使用される前記第2の受信機のネットワーク識別情報を前記第1の受信機に送信するネットワーク識別情報送信手段と、
    を有することを特徴とする前記サービス事業者センタ
  6. 放送番組を受信する第2の受信機であって、
    受信した番組を記憶手段に録画する番組録画手段と、
    前記番組録画手段で録画した番組の内、前記サービス事業者センタとの契約情報に含まれる番組に関して、番組を特定する情報と、その番組が前記記憶手段に存在するか否かを示す情報と、を含んだ第2のインデックス情報生成する第2のインデックス情報生成手段と、
    第1の受信機の番組録画手段で録画した番組の内、前記サービス事業者センタとの契約情報に含まれる番組に関して、番組を特定する情報と、その番組が記憶手段に録画されたことがあるか否かを示す情報と、を含んだ第1のインデックス情報に基づいて、選択された番組が前記記憶手段に録画されたことがあるか否かを判断し、前記選択された番組が前記記憶手段に録画されたことがない場合に前記第1の受信機から送信される前記選択された番組の要求に基づいて、前記サービス事業者センタから送信された前記第2のインデックス情報の送信要求を受信する第2のインデックス情報受信手段と、
    前記第2のインデックス情報の送信要求に応じて、前記第2のインデックス情報を前記サービス事業者センタに送信する送信手段と、
    前記第1の受信機から送信された前記選択された番組の送信要求を受信する番組送信要求受信手段と、
    前記選択された番組を前記第1の受信機に送信する番組送信手段と、
    を有する第2の受信機。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の前記第2の受信機であって、
    前記第2のインデックス情報を送信することを許可するか否かを設定するインデックス情報公開設定手段と、
    前記インデックス情報公開設定手段に基づき、前記インデックス情報を送信するか否かを判断するインデックス情報送信判断手段と、
    を備えたことを特徴とする前記第2の受信機。
  8. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の前記第1の受信機であって、
    前記契約情報に含まれる番組の番組表を取得する番組表取得手段と、
    前記番組表取得手段により取得した番組表を蓄積する番組表蓄積手段と、
    前記蓄積した番組表をモニタ上に表示する番組表表示手段と、
    を備えたことを特徴とする前記第1の受信機。
  9. 請求項8に記載の前記第1の受信機であって、
    前記番組表蓄積手段で蓄積する番組表は、現時点からある一定期間前までの番組表を格納し更新することを特徴とする前記第1の受信機。
  10. 請求項8または9に記載の前記第1の受信機であって、
    前記番組表表示手段により表示した番組表の中から、取得する番組を選択する番組選択手段と、
    を備えたことを特徴とする前記第1の受信機。
  11. 請求項8〜10のいずれかに記載の前記第1の受信機であって、
    前記第1のインデックス情報の内容を参照し、前記番組表表示手段により表示する番組表上に前記第1のインデックス情報に存在する番組と存在していない番組を識別できるように表示する手段と、
    を備えたことを特徴とする前記第1の受信機。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の前記第1の受信機であって、
    ネットワーク上に存在する複数の放送受信機の中から任意の放送受信機を抽出し、グループを作成するグループ作成手段と、
    前記作成したグループを格納するグループ格納手段と、
    前記格納したグループの内容を変更するグループ変更手段と、
    を備え、
    前記グループのメンバである受信機に対してのみ記録手段に録画した番組を送信することを特徴とする前記第1の受信機。
  13. 請求項12に記載の前記第1の受信機であって、
    前記グループ作成手段により複数のグループを作成し、前記グループ格納手段により複数のグループを格納し、番組を送信する際に複数のグループから任意のグループを選択する
    ことを特徴とする前記第1の受信機。
  14. 請求項1〜13のいずれか1項に記載の前記第1の受信機であって、
    前記記憶手段に録画したことがない放送番組だけが取得できる
    ことを特徴とする前記第1の受信機。
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