JP4288836B2 - ヘッドホン装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はヘッドホン装置に関し、特に装着時のずれを防止し装着性の安定化を図ったものである。
【0002】
【従来の技術】
先ず、図7において従来のヘッドホン装置の構成を説明する。
このヘッドホン装置1は、頭部に装着されるヘッドバンド部2と、このヘッドバンド部2の一端側に取り付けられたヘッドホン本体部3とにより構成されている。
【0003】
ヘッドバンド部2はアーチ状のヘッドバンド4と、このヘッドバンド4の一端に連結されるハンガー5とによりなり、このハンガー5の下端部内側にヘッドホン本体部3が取り付けられている。
ハンガー5はヘッドバンド4に対しスライド式に伸縮調整可能となされており、即ちこのハンガー5をヘッドバンド4に対し伸縮調整することによりヘッドホン本体部3の位置を自由に調整できるようになっている。
【0004】
ヘッドホン本体部3は、ハンガー5に固定されるハウジング6にスピーカーユニットを内蔵して構成されており、このスピーカユニットの放音面を覆うようにスポンジ状のイヤーパッド7が取り付けられている。
8はコードであり、ヘッドホン本体部3のハウジング6に内蔵されるスピーカーユニットはこのコード8を介して音響機器と電気的に接続される。
【0005】
このように構成されるヘッドホン装置1は、図8に示す如くヘッドバンド部2を頭に載せ、ヘッドホン本体部3のイヤーパッドを耳eに当てる状態で装着して使用するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上の如き従来のヘッドホン装置は装着時にずれが生じ易く、特に動いている状態で長時間装着していると振動によってヘッドホン装置が頭部からずれ落ちてしまうようなことが多々あった。
【0007】
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、装着時のずれを効果的に防止できるヘッドホン装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明は、頭部に装着されるヘッドバンド部と、このヘッドバンド部の少なくとも一端側に取り付けられ、スピーカーユニットが内蔵されたヘッドホン本体部と、耳に掛けて装着時のずれを防止する耳掛け部と、を設け、耳掛け部は、ヘッドバンド部の上部から下方に向って延在され、又は、ヘッドバンド部の内側に設けられているサスペンダーから延長されると共に、耳介と頭部の接合部に掛けられるアームが先端に形成されているものである。
【0009】
この耳掛け部を設けたことにより本発明のヘッドホン装置では、装着時にずれが生じることはなく、安定した装着性が得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるヘッドホン装置の実施の形態例について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明によるヘッドホン装置11の正面図である。
このヘッドホン装置11はいわゆるヘッドセットと呼ばれるものであり、頭部に装着されるヘッドバンド部12と、このヘッドバンド部2の一端側に取り付けられたヘッドホン本体部13、及びこのヘッドホン本体部13から延びるように設けられたマイクロホン装置14とにより構成されている。
【0011】
ヘッドバンド部12は何れもプラスチック材により成形されるアーチ状のヘッドバンド15と、このヘッドバンド15の一端に連結されるハンガー16とによりなり、このハンガー16の下端部内側にヘッドホン本体部13が回転可能に取り付けられている。
ハンガー16はヘッドバンド15に対しスライド式に伸縮調整可能となされており、即ちこのハンガー16をヘッドバンド15に対し伸縮調整することによりヘッドホン本体部13の位置を自由に調整できるようになっている。
【0012】
ヘッドホン本体部13は、プラスチック成形品であるハウジング17にスピーカーユニットを内蔵して構成されており、このスピーカユニットの放音面を覆うようにスポンジ状のイヤーパッド19が取り付けられている。
20はコードであり、ヘッドホン本体部13のハウジング17に内蔵されるスピーカーユニット及びマイクロホン装置14に内蔵されるマイクロホンユニットはこのコード20を介して音響機器と電気的に接続される。
【0013】
そしてさらにこのヘッドホン装置11においては、ヘッドバンド部12のハンガー16の内側に耳掛け部21が設けられている。
この耳掛け部21はハンガー16と一体のプラスチック材により形成され、ハンガー16の上部から下方に向かって延びるアーム22によりなり、その先端部は図2に示すように側面から見てアーチ状に形成されている。
【0014】
以上の如く構成されるヘッドホン装置11は、図3に示す如くヘッドバンド部12を頭に載せ、ヘッドホン本体部13のイヤーパッド19を耳eの耳介に当てる状態で装着して使用するものであり、このとき図3及び図4に示すように、耳掛け部21を耳eの耳介に掛けることによりヘッドホン装置11は耳eに対しずれることなく確実に装着される状態となる。
そして、このヘッドホン装置11を装着した状態で動き回っても、ヘッドホン装置11は耳掛け部21の働きによってその装着状態で確実に保持されるので、頭部からずれ落ちることはなく、安定した装着性を得ることができる。
【0015】
耳掛け部21は、図2に示した形状以外にも種々の形状が考えられる。
図5に耳掛け部21の他の形状例を示す。
即ち、同図(A)は耳掛け部21のアーム22の先端部(耳に掛ける部分)をC字形とした例、同図(B)はリング形とした例である。
また、同図(C)に示すように、アーム22の先端部で耳を挟む形状の耳掛け部21としてもよい。
【0016】
さらに図6は、耳掛け部21の他の構成例を示すものである。
即ち、同図(A)は、ヘッドホン本体部13のハウジング17から延出するように耳掛け部21を設けた例である。
また同図(B)は、ヘッドバンド部12の内側にサスペンダー23が設けられているヘッドホン装置において、サスペンダー23から延長して耳掛け部21を設けた例である。
さらに同図(C)に示すように、ヘッドホン本体部13のイヤーパッド19の装着面に耳掛け部21としてアーチ状の突出部24を設けた構成としてもよい。この場合、耳掛け部21としての突出部24は、イヤーパッド19と一体に形成するか、あるいは別体のものをイヤーパッド19に接着して形成してもよい。
【0017】
以上、本発明の実施の形態例について説明したが、本発明はこの例に限定されるものではない。
例えば、上記の例ではヘッドバンド部12の一端側にのみヘッドホン本体部13を有するヘッドホン装置に本発明を適用した例を示したが、本発明はヘッドバンド部12の両端側にヘッドホン本体部13を有するヘッドホン装置にも適用できるものである。この場合、ヘッドバンド部12の両端側に耳掛け部21を設けると特に効果が大きい。
【0018】
また、耳掛け部21の構成及び形状も、上記の例に限るものではない。更に、耳掛け部21は、これを着脱自在としてもよい。
【0019】
【発明の効果】
以上の説明で明らかな如く本発明のヘッドホン装置では、耳掛け部の働きにより装着時のずれを効果的に防ぐことができるので、安定した装着性が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるヘッドホン装置の実施例を示す正面図である。
【図2】実施例のヘッドホン装置における耳掛け部の形状を示す側面図である。
【図3】実施例のヘッドホン装置の装着状態を示す側面図である。
【図4】同、要部の正面図である。
【図5】耳掛け部の他の構成例の説明図である。
【図6】耳掛け部の他の形状例の説明図である。
【図7】従来例のヘッドホン装置を示す正面図である。
【図8】従来例のヘッドホン装置の装着状態を示す側面図である。
【符号の説明】
11‥‥ヘッドホン装置、12‥‥ヘッドバンド部、13‥‥ヘッドホン本体部、21‥‥耳掛け部
Claims (2)
- 頭部に装着されるヘッドバンド部と、
上記ヘッドバンド部の少なくとも一端側に取り付けられ、スピーカーユニットが内蔵されたヘッドホン本体部と、
耳に掛けて装着時のずれを防止する耳掛け部と、を設け、
上記耳掛け部は、上記ヘッドバンド部の上部から下方に向って延在されると共に、耳介と頭部の接合部に掛けられるアームが先端に形成されている
ヘッドホン装置。 - 頭部に装着されるヘッドバンド部と、
上記ヘッドバンド部の少なくとも一端側に取り付けられ、スピーカーユニットが内蔵されたヘッドホン本体部と、
耳に掛けて装着時のずれを防止する耳掛け部と、を設け、
上記耳掛け部は、上記ヘッドバンド部の内側に設けられているサスペンダーから延長されると共に、耳介と頭部の接合部に掛けられるアームが先端に形成されている
ヘッドホン装置。
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