JP4288775B2 - Coガスセンサ - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明はCOガスセンサに関する。この発明のCOガスセンサは水素ガスリッチな雰囲気中において微量なCOガス濃度を検出するのに適しており、メタノール改質ガスを燃料ガスとして使用する燃料電池装置等において好適に使用される。
【0002】
【従来の技術】
国際公開第WO97/40371号公報において、新規なガスセンサが提案されている。このガスセンサにおいてパルス法を実行するときの原理を図1〜3に基づいて説明する。
図1に示すように、このCOガスセンサは検出電極1と対向電極2との間に電解質膜3を介在させた構成である。センサ制御部5により、検出電極1側に正の電圧を印可する。図2の上段に示すように比較的高いCO酸化電位から比較的低いCO吸着電位まで検出電極に印加する電圧を変化すると、同図下段に示すように、過渡電流(応答電流)が流れる。この応答電流の減少率は被検ガス中のCO濃度に対応している。即ち、CO濃度が高くなるにつれ応答電流の減少率が大きくなる。そこで、図3に示すように、電流減少率とCO濃度との関係を示す検量線を予め求めておき、測定した電流減少率を検量線に対照させることによりCO濃度を特定することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者らは、上記ガスセンサを改良すべく鋭意検討を行ってきた。その結果、上記ガスセンサには次なる解決すべき課題があることに気がついた。
上記国際公開公報に開示のCOガスセンサにおいては、パルス法を実行する際の具体的なパルスパターンに言及されていない。本発明者の検討によれば、パルスパターンとして不適切なCO酸化電位を設定すると、検出電極表面においてCOを充分に酸化できず、そのクリーニングが不充分になるおそれがある。特に、このクリーニング不足はCOガスセンサの始動時に起こり易い。また、不適切なCO吸着電位を設定すると水素拡散の影響を受けてセンサの再現性、長期安定性に難が生じるおそれがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記課題の少なくとも1つを解決することを目的とし、その構成は次の通りである。
検出電極と対向電極とで固体電解質膜を挟んでなる検出部と、前記検出電極と対向電極との間にCO酸化電位とCO吸着電位とを印加する電圧印加装置とを備えてなるCOガスセンサにおいて、
前記検出電極は導電性のポーラスな基材と反応層からなり、該反応層は前記基材の表面に電気化学的に活性な第1の触媒を1ng/cm 2 〜100μg/cm 2 の密度で0.3nm〜15μmの厚さに担持させたものであり、
前記対向電極は導電性のポーラスな基材に、電気化学的に活性な第2の触媒が担持され、
前記電圧印加装置は前記CO酸化電位を0.8〜0.9Vとし、前記CO吸着電位を0.03V〜0.07Vとする、ことを特徴とするCOガスセンサ。
【0005】
このように構成されたCOガスセンサによれば、CO酸化電位とCO吸着電位とが適切に設定されたため、始動時間の短縮及び再現性の維持において著しい向上がみられた。始動時間の短縮は主にCO酸化電位を適切に設定したためと考えられる。再現性の長期間維持、即ちセンサ出力の安定性は主にCO吸着電位を適切に設定したためのと考えられる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態につき説明する。
図4はこの発明のCOガスセンサ10の基本的な構成を示している。以下、各構成要素について説明する。
検出電極11
検出電極11はポーラスな基材と反応層から構成される。
ここに、基材は導電性でありかつ電気化学的に不活性であれば任意の材料を用いることができる。かかる基材の材料として、導電性カーボン等を挙げることができる。電気化学的に不活性とはセンサ印加電圧の範囲内ではCOや水素との間に電荷の授受がないことをいう。基材をポーラス(多孔質)としたのは、より少ない体積でより多くの表面積を得、もって当該表面により多くの触媒を担持させるためである。
基材の空孔率は10〜90%とすることが好ましい。更に好ましくは20〜60%であり、更に更に好ましくは35〜45%である。
基材の平均空孔径は1nm〜100μmとすることが好ましい。更に好ましくは1nm〜1μmであり、更に更に好ましくは10nm〜0.3μmである。
【0007】
反応層は電気化学的に活性な第1の材料を含む第1の触媒を含んでいる。かかる触媒表面においてセンサ印加電圧の範囲内でCOの吸着、酸化及びH2の酸化が行われている。従って、触媒が実質的な電極の働きをしている。この点、従来技術(WO97/40371号公報)に開示の検出電極では白金そのものを電極の基材とした例も開示されている。本願発明で触媒を用いるのは、より小さな重量でより大きな電気化学的に活性な面積、即ちCOやH2を電気化学的に吸着、酸化できる面積を得るためである。これにより、高重量でかつ高価な第1の触媒材料の使用量を少なくすることができる。
第1の触媒を構成する第1の材料にはPt、Au、Cu、Ni、Pd、Ag、Rh、Ruから選ばれる1種以上の金属又は選ばれた1種以上の金属の合金を含んでなるものを使用できる。中でも、Ptが好ましい。
かかる材料の微粉末であれば、触媒として販売されていなくても、本願発明でいうところの触媒に含まれる。即ち、金属単体からなる電極に比べて、基材に担持させることにより、より小さな重量でより大きな電気化学的に活性な面積、即ちCOやH2を電気化学的に吸着、酸化できる面積を得られるものであればよい。
【0008】
第1の触媒の密度は、本発明者らの検討によれば、1ng/cm2〜10mg/cm2とすることが好ましい。第1の触媒の密度が1ng/cm2未満であると応答電流が安定せず、また10mg/cm2を超えると応答電流が大きくなりすぎてそれぞれ好ましくない。第1の触媒の更に好ましい密度は10ng/cm2〜1mg/cm2であり、更に更に好ましくは0.1μg/cm2〜10μg/cm2である。
なお、上記解決手段では100μg/cm2を第1の触媒の密度の上限としているが、これは、比較例との対比において求めた値である。COセンサとしての実用を考えると、既述のように、1ng/cm2〜10mg/cm2とすることが好ましい。
第1の触媒の担持量でより重要なことは、その総担持量、即ちその総面積を制御することによりセンサに流れる応答電流の量を制御することである。COに対する感度、耐久性等を向上するためには応答電流を小さくすることが好ましい。従って、検出電極11においてその電気化学的に有効な電極面積を規定する第1の触媒の担持量は少ないほど良いこととなる。
【0009】
上記においては、触媒の担持量を基材の単位面積当たりの重量、即ち密度で規定した。触媒によっては、その単位重量当たりの表面積が異なる場合があるので、以下、表面積を基準にその配合量を規定すると次のようになる。
即ち、基材に対する反応層の比表面積は基材:触媒=1:0.001〜100であることが好ましい。更に好ましくは比表面積を基材:触媒=1:0.01〜10とする。更に更に好ましくは比表面積を基材:触媒=1:0.1〜1とする。
ここで、比表面積とは基材の単位面積と該単位面積当たりに担持されている触媒の総表面積との比である。
【0010】
反応層の厚さは0.3nm〜1cmとすることが好ましい。反応層の厚さが0.3nm未満であると、反応層を構成する触媒によっても電気化学的に活性な表面積が充分に得られない。また反応層の厚さが1cmを超えると、反応層内へ被検ガスが充分に拡散しないおそれがある。即ち、CO濃度が変化したときにもその被検ガスが反応層内へ迅速かつ均一に拡散しないおそれがある。反応層の更に好ましい厚さは1μm〜1mmであり、更に更に好ましくは5μm〜10μmである。
なお、上記解決手段では反応層の厚さを0.3nm〜15μmとしているが、これは比較例との対比において定められた数値である。このように検出電極11の反応層を薄くすることにより、検出電極11の表面積(担持されている触媒の総面積)を小さくする作用もある。COガスセンサとしての実用を考えると、既述のように検出電極11の反応層の厚さは0.3nm〜1cmとすることが好ましい。
【0011】
対向電極12
対向電極12は導電性のポーラスな基材に電気化学的に活性な第2の材料を含む第2の触媒を担持させた構成である。
基材には検出電極と同じものを使用できる。また、部品の共通化の点から基材は検出電極と同じもの用いることが好ましい。
第2の触媒を構成する第2の材料には、第1の触媒を構成する第1の材料と同様に、Pt、Au、Cu、Ni、Pd、Ag、Rh、Ruから選ばれる1種以上の金属又は選ばれた1種以上の金属の合金を用いることができる。かかる触媒は基材へ全体的に分散しても良いし、第1の触媒と同様に、基材上に反応層を形成する構成としても良い。
【0012】
この第2の触媒も、検出電極における第1の触媒と同様に、その表面において図1に示すように電荷の授受が行われる。従って、第2の触媒は実質的な電極の働きをしている。本願発明で触媒を用いるのは、より小さな体積でより大きな電気化学的に活性な面積、即ちH+を電気化学的に還元できる面積を得るためである。これにより、高重量でかつ高価な第2の触媒材料の使用量を少なくすることができる。
対向電極に担持される第2の触媒はCOを吸着し難いものとすることが好ましい。図1に示すように、水素の還元が行われる対向電極表面にCOが吸着していると、当該還元作用の妨げになるからである。かかる第2の触媒としてPt−Ru触媒を用いることができる。
【0013】
第2の触媒の担持量は、本発明者らの検討によれば、1ng/cm2〜10mg/cm2の範囲から任意に選択することができる。第2の触媒の担持量が少ないと、応答電流が安定しなくなるおそれがある。そこで、この発明では、第2の触媒の担持量(総量)を検出電極11における第1の触媒の担持量(総量)との比較でみることとした。
【0014】
本発明者らの検討によれば、対向電極12に担持されるPt−Ru等の第2の触媒の総重量:検出電極11に担持される第1の触媒の総重量=0.1〜100000:1とすることが好ましい。更に好ましくは1〜10000:1であり、更に更に好ましくは10〜1000:1である。
これはまた、対向電極12の電気化学的に有効(活性)な表面積と検出電極11における電気化学的に有効(活性)な表面積との関係でもある。即ち、各電極に担持される触媒の単位重量当たりの表面積が等しいと仮定して、対向電極12の電気化学的に有効な表面積:検出電極11の電気化学的に有効な表面積=0.1〜100000:1とすることが好ましい。更に好ましい面積比は1〜10000:1であり、更に更に好ましくは10〜1000:1である。
【0015】
電解質膜13
電解質膜13は固体高分子材料、例えばフッ素系樹脂により形成されたプロトン伝導性のイオン交換膜である。例えば、ナフィオン(商品名:デュポン社)膜などを用いることができる。この電解質膜13はプロトンを移動させるため、湿潤状態が維持される必要がある。従って、COガスセンサ10を流れる電流が大きくなると発熱が生じ、電解質膜13が過度に乾燥するおそれがあるので好ましくない。また、COガスセンサ10の置かれる雰囲気の湿度も電解質膜13の湿潤状態を維持する観点から重要である。
この電解質膜13の膜厚は特に限定されない。
電解質膜13の代わりに、硫酸水溶液などの電解液を用いることもできる。この場合は、電解液中に検出電極と対向電極とを浸漬することとなる。
【0016】
拡散制御膜14(図5参照)
図5に示すように、拡散制御膜14を、反応層を覆うようにして、検出電極11の表面に設けることもできる。この拡散制御膜14には多孔質膜(例えば基材と同じポーラスカーボン)若しくは液膜(硫酸水溶液)を採用することができ、その膜厚は任意である。
このような拡散制御膜14を設けることにより、センサの検出速度の律速を検出電極11の反応層上でのガス拡散速度に依存させることができる。この拡散制御膜14を省略した場合、検出環境の温度や湿度がナフィオン膜に影響し、当該ナフィオン膜でのイオン伝導速度がセンサの検出速度を規定するおそれがある。検出電極の反応層を最適化することによりセンサの能力を向上させようとするものであるとき、反応層のパフォーマンスがセンサ全体のパフォーマンスに直接影響するようにすることが好ましい。
【0017】
センサ制御部15
電圧印加装置としてのセンサ制御部15は、直流電源16、電圧変更回路17及び電流計18を備えている。電圧変更回路17は直流電源16の電圧を、図6に示すように矩形波パルスとして印加する。電流計18は、検出電極の電位がCO酸化電位からCO吸着電位に変化したときに流れる応答電流を検出する。
図6のパルスにおいて、検出電極に印加するCO酸化電位(図中のHigh電位)は0.8V〜0.9Vとすることが好ましい。電位が0.8V未満であると、CO酸化による検出電極表面のクリーニングが充分行われず、センサの性能が著しく低下するので好ましくない。電位を0.9Vを超えて高くすると、センサが変質してしまうので好ましくない。
なお、この明細書における電位は、検出電極と対向電極との電位差を指している。
【0018】
図7において、CO酸化電位を高電位側にシフトしその後低電位側にシフトしたときの応答電流(電位を切替えた後、所定時間後の電流値)の変化を示す。図から明らかなように、0.9Vを超えてCO酸化電位を高くすると、その後電位を下げたとき、応答電流が元の値に戻らなくなる。即ち、CO酸化電位と応答電流との間にヒステリシスが生じる。これは、0.9Vを超える電位をセンサに印可すると検出電極の基材や触媒が反応して、これが不可逆的に変質するためと考えられる。
検出電極の表面に吸着したCO等の物質をクリーニングして当該物質の堆積を防止するには可能な限り高いCO酸化電位を検出電極に印可することが好ましい。したがって、図7の結果より、CO酸化電位としてほぼ0.9Vを採用することが好ましい。
【0019】
図6のパルスパターンにおいて、CO吸着電位(図中のLow電位)は0.03〜0.07Vとすることが好ましい。電位が0.03V未満であると、水素イオン化の逆反応(2H++2e−→H2)により逆符号の電流が生じ、センサの測定精度が低下するので好ましくない。また、電位が0.07Vを超えると検出電極側での水素拡散速度が応答電流の値に大きく影響するので好ましくない。より好ましいCO吸着電位は0.04〜0.06Vであり、更に更に好ましくはほぼ0.05Vである。
【0020】
図8はセンサの検出電極へ印加する電位を変化させたときの水素イオン化電流の変化を示す。図8からわかるように、ある電位で水素イオン化電流が飽和する。これは、検出電極表面への水素の拡散速度がセンサ全体における電荷移動速度の律速段階となるためであると考えられる。このような電位領域では水素拡散により応答電流が経時的に変化する。水素の拡散は外部の影響(振動、温度変化など)を受け易いからである。したがって、応答電流に大きな誤差が含まれることとなるので、CO吸着電位は可能な限り低電位側に設定すべきである。但し、電位がRHE(可逆水素電極)に対して0Vに近づくと、原理的に電流が0に達して測定が不可能になる。
【0021】
そこで、CO吸着電位を具体的に定めるために、電位に対する水素の拡散律速の影響度合いを調べた。これは、センサの検出電極に適当な電位を印加→一定時間後に0Vに変更→再び元の電位に戻すという操作により行った。結果を図9に示す。図9のAに示すとおり、印加電位が0.01Vであると、応答電流に大きなノイズが入る。また、図9のC及びDに示すとおり、印加電位が0.1及び0.2Vであると、水素の拡散が応答電流に大きく影響することとなる。一方、図9のBに示すとおり、印加電位が0.05Vのときは、ノイズも小さくかつ水素の拡散も殆ど影響しない。
図9の結果を踏まえてこの発明ではCO吸着電位の範囲を0.03V〜0.07Vとしている。
【0022】
図6において、High電位の保持時間は、検出電極のクリーニングを行うために必要な長さがあれば、任意に設定できる。この保持時間を短くすることにより、センサの出力(応答時間)の周期が短縮される。単位時間当りにより多くの出力が得られると、それを平均化処理することにより、出力値の精度を向上することが可能になる。
本発明者らの検討によれば、このHigh電位の保持時間は0.3秒〜0.8秒とすることが好ましい。更に好ましくは、0.4秒〜0.6秒であり、最も好ましくはほぼ0.5秒である。
【0023】
図6において、Low電位の保持時間は、応答電流の減少率を演算するのに必要な長さであれば、任意に設定できるものである。High電位の保持時間と同様に、センサ出力の周期を短縮する見地からできる限りこの保持時間は短くすることが望ましい。
本発明者らの検討によれば、このLow電位の保持時間は0.5秒〜2.0秒とすることが好ましい。更に好ましくは、0.8秒〜1.2秒であり、最も好ましくはほぼ1.0秒である。
【0024】
図10及び図11に他のパルス波形のパターンを示した。上で説明した、パルスの高さ(電位)及び幅(保持時間)の要件を満足すれば、図10のように電位が漸増する部分(スイープされた部分)を含んでいても良い。また、図11のように、電位が変化していても良い。
なお、パルスの周期は常に一定である必要はない。また、隣り合うパルスにおいてその振幅に差があっても良い。
【0025】
このようにして得られた応答電流からCO濃度を演算により求める。演算を実行するときの原理としては▲1▼汎用検量線法、▲2▼ラングミュア型CO吸着の検量線法、▲3▼一定の電流減少率に達する時間の逆数とCO濃度の関係による検量線法、▲4▼初期電流減少速度とCO濃度との関係による検量線法などがある。詳しくはWO97/40371号公報を参照されたい。
勿論、サイクリック・ボルタンメトリー法を実行することもできる。この場合は、電圧変更回路17により電圧を所定範囲内で掃引する。
【0026】
得られた応答電流からCO濃度を特定するためのCO濃度演算装置20を図12に示す。CO濃度演算装置20は応答電流減少率演算回路21、CPU23及びメモリ25を備えてなる。応答電流減少率演算回路21は電流計18で検出された応答電流の波形を解析し、その所定時間当たりの減少率を演算する。メモリ25には上記▲1▼〜▲4▼のいずれかの検量線法を実行するために必要な検量線(図3参照)が例えばデータテーブルの形式で保存されている。メモリ25には、CPU23の動作を規定するコントロールプログラムも保存されている。CPU23はメモリ25に保存されている電流減少率−CO濃度のデータテーブルを参照して応答電流減少率演算回路21で演算された電流減少率からCO濃度を特定する。特定されたCO濃度はディスプレイや印刷装置などからなる表示装置27に表示される。また、CO濃度演算装置20が燃料電池装置に組み付けられているときには、得られたCO濃度が当該燃料電池装置の制御部に送られる。
【0027】
図13には、この発明のCOガスセンサ10を燃料電池装置に組み付けた例を示す。図13に示す燃料電池装置では、メタノールタンク31からポンプ32によりメタノールが、一方水タンク30からポンプ36により水がそれぞれ水/メタノールタンク35へ導入され、該タンク35から原料として水/メタノールがポンプ34により改質装置33に導入され、ここでメタノール改質ガス(H2:75%、CO2:25%、CO:数100ppm)に改質される。改質ガスはCO選択酸化部37へ送られて当該改質ガス中のCOが選択的に酸化され、燃料電池38へ送られる。CO選択酸化部37から排出された燃料ガスの一部はCOガスセンサ10へ送られてそこで燃料ガス中のCO濃度が測定される。COガスセンサ10で検出された応答電流に基づきCO濃度演算装置20がCO濃度を演算する。得られたCO濃度は燃料電池装置の主制御部39へ送られる。得られたCO濃度に基づき主制御部39はCO選択酸化部37のCO酸化反応条件などを制御する。また、CO濃度が所定の閾値を超えた場合には、燃料電池38への燃料ガスの供給を停止する。
【0028】
【実施例】
次に、この発明のCOガスセンサの好ましい実施例について説明する。なお、以下の説明で比較例としたCOガスセンサであっても、充分実用に耐え得るものであり、その構成は本発明の従来例となるものではないことをはじめに断っておく。
【0029】
実施例のCOガスセンサと比較例のCOガスセンサの構成は図4に示すものであり、各構成要素のスペックは表1に示す通りである。
【表1】
表において、各電極の比表面積は、電極の基材の単位面積に担持されている触媒の総表面積を示す。
なお、実施例及び比較例においては、各電極の基材にPt触媒若しくはPt−Ru触媒を常法により塗布して基材の表面に反応層を形成する。その後、検出電極及び対向電極の各対向面間にナフィオン膜を挟み、全体をホットプレスしてセンサ検出部を形成する。各電極をセンサ制御部につないで図4の構成のCOセンサとした。
【0030】
実施例と比較例との対比において、COガスセンサの検出電極のPt触媒の担持量は100μg/cm2以下とすることが好ましい。同じく検出電極の厚さは15μm以下とすることが好ましい。対向電極に担持させる触媒はPt−Ruとすることが好ましい。
【0031】
上記実施例と比較例のCOガスセンサにそれぞれ下記振幅と周期のパターンで図6に示す矩形波パルスを印加した。
【0032】
このようなパルスパターンを印加した実施例のCOガスセンサと比較例のCOガスセンサについて、始動性能を対比した。結果を図14に示す。図14において縦軸のセンサ出力(%)は、300分後の応答電流減少率を基準として(0%)として、これと各時間毎における応答電流減少率との差を%表示したものである。図14の測定条件はCO濃度:50ppm、湿度:42%RH、圧力:1.5気圧、流量:100リットル/分である。
図14の結果から、実施例のCOガスセンサにおいて始動性能が著しく向上したことがわかる。
【0033】
同様にして、実施例のCOガスセンサと比較例のCOガスセンサについて、再現性能を対比した。結果を図15に示す。図15において縦軸のセンサ出力(%)は、1回目の応答電流減少率を基準として(0%)として、これと2回目以降の各試験毎における応答電流減少率との差を%表示したものである。なお、各試験ともパルス印加後300分後の応答電流の減少率を採っている。図15の測定条件はCO濃度:50ppm、湿度:42%RH、圧力:1.5気圧、流量:100リットル/分である。
図15の結果から、実施例のCOガスセンサにおいて再現性が著しく向上したことがわかる。即ち、その性能が安定し、かつその安定性が長期間に渡って維持されることがわかる。
【0034】
この発明は、上記発明の実施の形態及び実施例の説明に何ら限定されるものではない。特許請求の範囲の記載を逸脱せず、当業者が容易に想到できる範囲で種々の変形態様もこの発明に含まれる。
【0035】
以下、次の事項を開示する。
(2) 前記検出電極において基材に対する第1の触媒の比表面積は基材:第1の触媒=1:0.001〜100である、ことを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載のCOガスセンサ。
(3) 前記対極電極において基材に対する第2の触媒の比表面積は基材:第2の触媒=1:0.001〜10000である、ことを特徴とする請求項1〜11又は(2)のいずれかに記載のCOガスセンサ。
(4) 前記対向電極に担持された第2の触媒の総重量は前記検出電極に担持された第1の触媒の総重量の10〜1000倍である、ことを特徴とする請求項1〜11、(2)〜(3)のいずれかに記載のCOガスセンサ。
(5) 前記検出電極の基材は10〜90%の空孔率を有し、その平均空孔径は1nm〜100μmである、ことを特徴とする請求項1〜11、(2)〜(4)のいずれかに記載のCOガスセンサ。
(6) 前記検出電極には拡散制御膜が設けられている、ことを特徴とする請求項1〜13、(2)〜(5)のいずれかに記載のCOガスセンサ。
(7) 検出電極と対向電極とで固体電解質膜を挟んでなる検出部と、前記検出電極と対向電極との間にCO酸化電位とCO吸着電位とを印加する電圧印加装置とを備えてなるCOガスセンサにおいて、0.8〜0.9Vの前記CO酸化電位から0.03V〜0.07Vの前記CO吸着電位に変化させたとき前記検出電極と前記対向電極との間に流れる電流値が0.001mA/cm2〜1A/cm2であることを特徴とするCOガスセンサ。
(8) 前記電流値が0.01mA/cm2〜0.1A/cm2であることを特徴とする(7)に記載のCOガスセンサ。
(9) 前記電流値が0.1mA/cm2〜0.01A/cm2であることを特徴とする請求項7に記載のCOガスセンサ。
(10) (2)〜(9)のいずれかに記載のCOガスセンサを備えた燃料電池装置。
(11) 検出電極と対向電極との間に電解質を介在させてなる検出部と、前記検出電極と対向電極との間に電圧を印可しかつ該電圧を0.8V〜0.9Vと0.03V〜0.07Vとの間で変化させる電圧印加装置とを備えてなるCOガスセンサにおいて、
前記検出電極は導電性のポーラスな基材に、電気化学的に活性な第1の材料を含む第1の触媒を含んでなり、1ng/cm2〜100μg/cm2の密度で0.3nm〜15μmの厚さを有する反応層が形成されている、ことを特徴とするCOガスセンサ。
(12) 0.8V〜0.9VのCO酸化電位と0.03V〜0.07VのCO吸着電位をその検出電極に印加するCOガスセンサ用の検出電極であって、
該検出電極は導電性のポーラスな基材に、電気化学的に活性な第1の材料を含む第1の触媒を含んでなり、1ng/cm2〜100μg/cm2の密度で0.3nm〜15μmの厚さを有する反応層が形成されている、ことを特徴とする検出電極。
(13) 0.8V〜0.9VのCO酸化電位と0.03V〜0.07VのCO吸着電位をその検出電極に印加するCOガスセンサ用の対向電極であって、
該対向電極は電気化学的に不活性で、導電性を有しかつポーラスな基材と、該基材に担持された電気化学的に活性な触媒とを備えてなる、ことを特徴とする対向電極。
(21) 0.8V〜0.9VのCO酸化電位と0.03V〜0.07VのCO吸着電位をその検出電極に印加するCOガスセンサ用の検出電極であって、
0.3nm〜1cmの厚さの反応層を有する、ことを特徴とする検出電極。
(22) 前記反応層の厚さが1μm〜1mmである、ことを特徴とする(21)に記載の検出電極。
(23) 前記反応層の厚さが5μm〜10μmである、ことを特徴とする(21)に記載の検出電極。
(24) 前記反応層はPt、Au、Cu、Ni、Pd、Ag、Rh、Ruから選ばれる1種以上の金属又は選ばれた1種以上の金属の合金を含んでなる、ことを特徴とする(21)〜(23)のいずれかに記載の検出電極。
(25) 前記反応層はPtを含んでなる、ことを特徴とする(24)に記載の検出電極。
(31) 0.8V〜0.9VのCO酸化電位と0.03V〜0.07VのCO吸着電位をその検出電極に印加するCOガスセンサ用の検出電極であって、その基材が電気化学的に不活性で、導電性を有しかつポーラスな材料からなり、該基材の空孔率は10〜90%であり、平均空孔径は1nm〜100μmであることを特徴とする検出電極。
(32) 前記空孔率は20〜60%であり、平均空孔径は1nm〜1μmであることを特徴とする(31)に記載の検出電極。
(33) 前記空孔率は35〜45%であり、平均空孔径は10nm〜0.3μmであることを特徴とする(31)に記載の検出電極。
(34) 前記基材は導電性カーボンからなる、ことを特徴とする(31)〜(33)のいずれかに記載の検出電極。
(41) 0.8V〜0.9VのCO酸化電位と0.03V〜0.07VのCO吸着電位をその検出電極に印加するCOガスセンサ用の検出電極であって、該検出電極は電気化学的に不活性で、導電性を有しかつポーラスな材料からなる基材と、該基材に1ng/cm2〜10mg/cm2担持された電気化学的に活性な第1の材料とを備えてなる、ことを特徴とする検出電極。
(42) 前記第1の材料の担持量は10ng/cm2〜1mg/cm2である、ことを特徴とする(41)に記載の検出電極。
(43) 前記第1の材料の担持量は0.1μg/cm2〜10μg/cm2である、ことを特徴とする(41)に記載の検出電極。
(44) 0.8V〜0.9VのCO酸化電位と0.03V〜0.07VのCO吸着電位をその検出電極に印加するCOガスセンサ用の検出電極であって、該検出電極は電気化学的に不活性で、導電性を有しかつポーラスな材料からなる基材と、該基材に担持された電気化学的に活性な第1の材料とを備えてなり、前記基材に対する前記第1の材料の比表面積は基材:第1の材料=1:0.001〜100である、ことを特徴とする検出電極。
(45) 前記比表面積は基材:第1の材料=1:0.01〜10である、ことを特徴とする(44)に記載の検出電極。
(46) 前記比表面積は基材:第1の材料=1:0.1〜1である、ことを特徴とする(44)に記載の検出電極。
(47) 前記第1の材料はPt、Au、Cu、Ni、Pd、Ag、Rh、Ruから選ばれる1種以上の金属又は選ばれた1種以上の金属の合金を含んでなる、ことを特徴とする(41)〜(46)のいずれかに記載の検出電極。
(48) 前記第1の材料はPtを含んでなる、ことを特徴とする(47)に記載の検出電極。
(51) (21)〜(25)の記載から選ばれる1つの要件、(31)〜(33)の記載から選ばれる1つの要件、(41)〜(48)の記載から選ばれる1つの要件のうちの少なくとも2つの要件を具備してなる検出電極。
(52) (21)〜(51)のいずれかに記載の検出電極を備えてなるCOセンサ。
(53) (52)に記載のCOセンサを備えてなる燃料電池装置。
(61) 0.8V〜0.9VのCO酸化電位と0.03V〜0.07VのCO吸着電位をその検出電極に印加するCOガスセンサ用の対向電極であって、該対向電極は電気化学的に不活性で、導電性を有しかつポーラスな基材と、該基材に担持された比較的COを吸着しがたい第2の材料とを備えてなり、前記第2の材料は、(41)〜(48)のいずれかに記載の第1の材料と比較して、総重量比で0.1〜100000倍配合されている、ことを特徴とする対向電極。
(62) 前記総重量比が1〜10000倍である、ことを特徴とする(61)に記載の対向電極。
(63) 前記総重量比が10〜1000倍である、ことを特徴とする(61)に記載の対向電極。
(64) 0.8V〜0.9VのCO酸化電位と0.03V〜0.07VのCO吸着電位をその検出電極に印加するCOガスセンサ用の対向電極であって、該対向電極は電気化学的に不活性で、導電性を有しかつポーラスな基材と、該基材に担持された比較的COを吸着しがたい第2の材料とを備えてなり、該対向電極において電気化学的に活性な表面積は、(41)〜(48)のいずれかに記載の検出電極と比較して、面積比で0.1〜100000倍である、ことを特徴とする対向電極。
(65) 前記面積比が1〜10000倍である、ことを特徴とする(64)に記載の対向電極。
(66) 前記面積比が10〜1000倍である、ことを特徴とする(65)に記載の対向電極。
(67) 前記第2の材料はPt−Ru触媒である、ことを特徴とする(61)〜(66)のいずれかに記載の対向電極。
(71) (61)〜(67)のいずれかに記載の対向電極を備えるCOセンサ。
(72) (71)に記載のCOセンサを備える燃料電池装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はCOガスセンサの動作原理を説明する図である。
【図2】図2はパルス法における印加電圧と応答電流の関係を示す。
【図3】図3はCO濃度と応答電流の減少率との検量線を示す。
【図4】図4はこの発明のCOガスセンサの概略構成図である。
【図5】図5は同じく他のタイプのCOガスセンサの概略構成図である。
【図6】図6はCOガスセンサに印加されるパルスパターンを示す。
【図7】図7はCO酸化電位と応答電流とのヒステリシスを示す。
【図8】図8はCO吸着電位と水素イオン化反応電流との関係を示す。
【図9】図9は各種CO吸着電位における水素拡散の影響を示す。
【図10】図10はCOガスセンサに印加される他のパルスパターンを示す。
【図11】図11はCOガスセンサに印加される他のパルスパターンを示す。
【図12】図12はCO濃度演算装置の構成を示すブロック図である。
【図13】図13はこの発明のCOガスセンサを組付けた燃料電池装置の構成を示すブロック図である。
【図14】図14は実施例と比較例の各COガスセンサにおける始動特性を示すグラフである。
【図15】図15実施例のCOガスセンサと比較例のCOガスセンサとの出力の安定性を比較するグラフである。
【符号の説明】
1、11 検出電極
2、12 対向電極
3、13 電解質膜
5、15 センサ制御部
10 COガスセンサ
14 拡散制御膜
20 CO濃度演算装置
Claims (13)
- 検出電極と対向電極とで固体電解質膜を挟んでなる検出部と、前記検出電極と対向電極との間にCO酸化電位とCO吸着電位とを印加する電圧印加装置とを備えてなるCOガスセンサにおいて、
前記検出電極は導電性のポーラスな基材と反応層からなり、該反応層は前記基材の表面に電気化学的に活性な第1の触媒を1ng/cm2〜100μg/cm2の密度で0.3nm〜15μmの厚さに担持させたものであり、
前記対向電極は導電性のポーラスな基材に、電気化学的に活性な第2の触媒が担持され、
前記電圧印加装置は前記CO酸化電位を0.8〜0.9Vとし、前記CO吸着電位を0.03V〜0.07Vとする、ことを特徴とするCOガスセンサ。 - 前記第1の触媒及び第2の触媒はPt、Au、Cu、Ni、Pd、Ag、Rh、Ruから選ばれる1種以上の金属又は選ばれた1種以上の金属の合金を含んでなる、ことを特徴とする請求項1に記載のCOガスセンサ。
- 前記第1の触媒はPtからなり、前記第2の触媒はPt−Ruからなる、ことを特徴とする請求項1に記載のCOガスセンサ。
- 前記CO吸着電位が0.04V〜0.06Vである、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のCOガスセンサ。
- 前記CO吸着電位がほぼ0.05Vである、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のCOガスセンサ。
- 前記CO酸化電位がほぼ0.9Vである、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のCOガスセンサ。
- 前記検出電極の反応層の厚さは5〜10μmであり、前記第1の触媒の密度は0.1μg/cm2〜1.0μg/cm2である、ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のCOガスセンサ。
- 前記CO酸化電位とCO吸着電位とは矩形波パルスとして繰返し印加される、ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のCOガスセンサ。
- 前記CO酸化電位の印加時間は0.3〜0.8秒であり、前記CO吸着電位の印加時間は0.5〜2.0秒である、ことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のCOガスセンサ。
- 前記CO酸化電位の印加時間はほぼ0.5秒であり、前記CO吸着電位の印加時間はほぼ1秒である、ことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のCOガスセンサ。
- 請求項1〜10のいずれかに記載のCOガスセンサを備えてなる燃料電池装置。
- 前記検出電極と対向電極とで固体電解質膜を挟んでなる検出部と、
前記検出電極と対向電極との間に電圧を印加し、0.8〜0.9VのCO酸化電位と0.03V〜0.07VのCO吸着電位とを前記検出電極へ繰返し印加する電圧印加装置と、を備えてなる請求項1に記載のCOガスセンサ。 - 前記検出電極と前記対向電極との間に流れる応答電流の値は0.1mA/cm2〜0.01A/cm2であることを特徴とする請求項12に記載のCOガスセンサ。
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