JP4287716B2 - エレメントの止水継手およびエレメント止水継手の構築方法 - Google Patents

エレメントの止水継手およびエレメント止水継手の構築方法 Download PDF

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本発明は、トンネル覆工用エレメントの止水継手およびトンネル覆工用エレメント止水継手の構築方法に関するものである。
鉄道線路や道路等の下方に非開削方式で地下構造物を構築する方法として、複数のエレメントを推進または牽引により連続して挿入し、トンネル覆工を構築後、覆工内部を掘削してトンネルを築造する工法がある。
このような工法は、たとえば断面が四角形の基準覆工エレメントと、その側部に順次連結する断面コ字形の連結覆工エレメントとを用いて、隣り合うエレメント同士の対峙部位に設けた雄または雌継手を嵌合させながら、覆工エレメントをコの字形あるいはロの字型に配置、連結を行い、地下構造物を構築する。
エレメントに設けられた継手部aは、いずれも鋼製からなり、図5に示すように、基部bに直線部cおよび湾曲部dを設けて、それらの内面で略C字形の嵌合溝fを形成しており、直線部cの先端には球根状の膨出部eを設けて、嵌合状態が簡単に外れないようにしてある(特許文献1参照)。
このような継手部aを備えたエレメントからなる覆工壁を本体構造として利用する場合、本体構造に発生した引張力は継手部を通じて相互のエレメントに伝播される。そのため、嵌合した継手部a、a'(嵌合溝f'と、直線部c、膨出部e)の間には、エレメントを軸方向にスライドするだけのわずかな間隙しか設けておらず、確実に引張力が伝播できる構成としてある。
特開2000−120373号公報 特開平6−228946号公報 特開平7−48831号公報
前記した従来のエレメントの止水継手およびこの構築方法は、継手部間の間隙が小さいことから、(1)施工誤差やローリングへの対応が困難であり、(2)間隙に土砂などの異物が混入することにより、エレメントの掘進に及ぼす影響が大きく、さらには(3)直線的な施工しか行えず曲線施工が行えない、という問題があった。
さらに間隙が小さいために、(4)エレメントの接続後に継手部間へ充填されるグラウト材が全体まで行き渡らず、このとき生じた空隙が原因となり漏水の原因を引き起こしていた。
本発明のトンネル覆工用エレメントの止水継手は、複数のトンネル覆工用エレメントを、互いに一部をラップさせて隣接するエレメント間でそれぞれのエレメント軸方向に設けた雄または雌継手を嵌合させながら並列させて地山内に挿入し、地下構造物を構築するために用いるトンネル覆工用エレメントの継手構造において、前記雄継手は前記隣接するエレメント間の一方のエレメントの湾曲部から外方に突出させて配置した板材の先端部を折り曲げて形成し、前記雌継手は前記隣接するエレメント間の他方のエレメントの隔壁の端部からエレメントの周壁に沿って突出する湾曲部と、該湾曲部から一定の距離をおいて前記隔壁に設置した直線部とにより構成し、前記継手部は、嵌合させた状態で前記雌継手の内面と前記雄継手の間に数mm〜数十mmの間隙が生じるように形成されており、前記間隙の一部に可撓性材料からなる止水材を配置して、隣接するエレメント間からの漏水を防止したことを特徴とするものである。
また、本発明のトンネル覆工用エレメントの止水継手は、前記したトンネル覆工用エレメントの止水継手において、嵌合した前記雌継手と前記雄継手の外側に止水材を配置して、前記雌継手の内面と前記雄継手の間に設けた間隙のうち、少なくとも外部に開放する開口部を閉塞したことを特徴とするものである。
また、本発明のトンネル覆工用エレメント止水継手の構築方法は、隣接するトンネル覆工用エレメント間の雄および雌継手を嵌合し、嵌合した前記継手部の外方に一次止水材を配置して、前記 雌継手の内面と前記雄継手の間に設けた間隙の開口部を閉塞し、前記雌継手の内面と前記雄継手の間に設けた間隙内を必要に応じて洗浄、掘削して二次止水材の配置場所を確保し、この配置場所に二次止水材を配置して、隣接するエレメント間からの漏水を防止したことを特徴とするものである。
本発明のエレメントの止水継手は、継手部を嵌合させた状態で、雌継手の内面と雄継手の間に数mm〜数十mmの間隙が生じるように形成されており、この間隙に可撓性材料からなる止水材を配置して止水する構成である。これによって、この間隙でエレメント接続部からの漏水を防止しながらエレメントの位置調整が行えるため、施工誤差に対応することができ、また継手推進抵抗の偏りによるローリング発生の防止にも繋がる。さらには継手部への異物の混入によるエレメント掘進に及ぼす影響を小さくできるため、安定した施工が行え、また曲線施工も行えるなどの効果も奏する。
さらには、継手部の外側を覆う止水材と、継手部の間隙内に配置する止水材との二重構造により止水を行った場合は、より確実に漏水の防止が行える。
<1>全体の構造
図4に、複数の小断面(欠円形)エレメントをラップさせながら、矩形を呈するトンネルに沿って順次配置する工程の経過段階を抜き出した図を示す。
エレメントは、地盤内へ最初に挿入される基準エレメント21と、その側部に順次連結して挿入される後行エレメント22とからなり、覆工トンネルは、エレメントを構成する鋼材とその間に充填されるコンクリートとの一体化により構築される。
本形態では、エレメントの一側部の上下部に、それぞれ継手部30を設けた形態について説明する。
図1に、エレメントの継手構造の一部を抜き出した断面図を示す。
本発明は、隣り合うエレメント21、22間に設ける継手構造に関するもので、この継手部30は、嵌合した状態で雌継手31の内面と雄継手32の間に間隙40が生じるように形成されており、この間隙40に止水材50(以下、この止水材を二次止水材50と呼ぶ)を配置して、隣接するエレメント21、22間からの漏水を防止するものである。
また、嵌合した雄継手32と雌継手31の外側にも、止水材60(以下、この継手部30の外面に配置する止水材を一次止水材60と呼ぶ)を配置する。
なお、本例では先行エレメント21に雌継手31を設け、後行エレメント22に雄継手32を設けるが、これに限定されるものではない。
以下、各部材について詳述する。
<2>継手部
継手部30は、隣り合うエレメント21、22を接続する部位であって、エレメント21、22の軸方向に沿って配置されている。継手部30には雌継手31と雄継手32の二種類があり、それぞれを隣接するエレメント21、22の対峙する部分に設置して相互を嵌合し、両エレメント21、22を接続する。
この継手部30は、嵌合した状態で雌継手31の内面と雄継手32の間に間隙40が生じる構成となっている。このため、この間隙40の範囲内において、雄継手32および雌継手31を動かすことができ、ひいては隣り合うエレメント21、22の位置調整を行うことができる。これによって、施工誤差が生じた場合の対応や継手推進抵抗の偏りによるローリングを防止することができる。さらにはこの間隙40間でエレメントの位置を調整しつつ配置できるため、曲線施工にも適応することができる。
この間隙40は、設計事項などを考慮して、数mmから数十mmの範囲で設けることができる。
後行エレメント22に設ける雄継手32は、たとえば湾曲部224に配置(突出部222)した板材の先端部を、略垂直に折り曲げて(屈曲部223)形成したものが使用できる。屈曲部223を設けることによって、雌継手31との間で強い嵌合状態を確保することができる。
一方、基準エレメント21に設ける雌継手31は、隔壁211の端部からエレメント21の周壁に沿って突出する湾曲部213と、この湾曲部213から一定の距離をおいて隔壁211に設置した直線部214とより構成することができ、この直線部214にはL型鋼材を用いることができる。
かかる形態を採用する場合、雌継手31の内面と雄継手32の間に生じる間隙40は、湾曲部213の先端と突出部222、湾曲部213と屈曲部223、隔壁211と屈曲部223、突出部222と直線部214の各間に設けられた数mm〜数十mmの間隔をいう。この間隙40、40・・は連続しているため、エレメント継手部30の内外は連通された状態となる。
なお、この継手部30の形状は、必ずしも上記形態に限定されるものではない。
<3>一次止水材
一次止水材60は、エレメント21、22間の嵌合した継手部30の外側に配置して、継手部30からの漏水を防止する部材である。
一次止水材60は、内外を連通する間隙40のうち、少なくとも外部に開放する開口部41を閉塞すれば良い。かかる一次止水材60は、主に後述する二次止水材50を配置するまでの一時的な止水確保を目的としている。
一次止水材60には、公知のグラウト材が使用でき、たとえばセメントペースト、モルタルなどを継手部30外方の地山に向けて注入して、配置する。
一次止水材60の注入は、たとえば後行エレメント22の隔壁221に、内外を貫通する注入管70を設けて行う。注入管70は、継手部30に沿って略垂直方向に一定の間隔をおいて配置し、この間隔は一次止水材60で継手部30の外部表面を連続的に覆える寸法とする。注入管70は、あらかじめ後行エレメント22に備えつけておいても良い。
<4>二次止水材
二次止水材50は、エレメント21、22に設けた雌継手31と雄継手32とを嵌合し、その間に生じた間隙40内に配置して、継手部30からの漏水を防止する部材である。
二次止水材50は、一時的な止水に留まらず、地下構造物を構築した後においても恒久的に止水することを目的としている。
二次止水材50は、エレメント21、22継手部30の内外を連通する間隙40の途上のうち、少なくともその一部に配置してエレメント21、22の内外を遮断する。
二次止水材50には可撓性材料からなる部材を使用する。たとえば弾性ゴムや水膨潤性ゴム等のゴム、合成樹脂材等が使用でき、さらに伸縮性、耐久性、耐水性等に富むものが好ましい。この性質によって配置した間隙40の距離が変化しても、その変位に追従して形態を変形できるため、止水は常に確保でき、覆工トンネル内部への鋼材の設置時、コンクリート充填時、トンネル覆工における内部掘削時、さらには構築後においても止水を行うことができる。
二次止水材50を配置する間隙40には、滑材、一次止水材60などが存在する場合がある。この場合にはこれらを撤去した後に、二次止水材50を配置する。撤去方法としては、たとえば間隙40内へ周面に複数の孔を備えた有孔管51を介挿し、孔から超高圧水を噴射して滑材等を撤去する。また、間隙40内の物質が固形物である場合には、固形物を高圧水により粉砕して取り除く。そして、生じた空隙に二次止水材50を配置する。
また、このとき滑材等の撤去と同時に、配置場所内部を洗浄するのが好ましい。
以下に、本発明のエレメント21、22の止水継手の構造を構築する方法について、以下説明する。
なお、本例においてはエレメント21、22の設置として、エレメントの発進側から元押し推進する工法を用いるが、そのほか到達側に設置した牽引装置で、エレメント前方に備える掘削装置に定着したPC鋼より線を引っ張るHEP工法(登録商標)などを採用することもできる。
<1>先行エレメントおよび後行エレメントの並置
トンネルの外殻に沿って、まず基準エレメント(先行エレメント21)を設置する。
所定の位置に挿入された先行エレメント21の隔壁211と地山との間には、断面三日月形の空隙ができており、この空隙に充填材80を打設して固化させる。
充填材80が固化した後、この充填材80に後行エレメント22の一部がラップするように配置する。後行エレメント22は、先行エレメント21に備える雌継手31に沿って、雄継手32を嵌合させつつ、地盤内に挿入する。
雌継手31の嵌合溝には、あらかじめ滑材を配置させておき、雄継手32の嵌合が容易となるようにしておくのが好ましい。
雌継手31と雄継手32との間には、雌継手31内面と雄継手32との間に数mm〜数十mmの間隙40が生じるような構成となっているため、後行エレメント22の挿入に伴い、継手部30に抵抗が生じて、ローリング等のトラブルが生じることはない。また、これによってエレメントの長距離推進を行うことも可能となる。さらに、後行エレメント22の挿入と共に、間隙40内に土砂等の異物が混入しても、従来の継手のように間隙40の間隔が小さくないため、この間隔の範囲内における大きさまでの異物の混入を許容することができ、その分エレメントの掘進に及ぼす影響は少なくなる。
<2>一次止水材の注入
先行エレメント21と後行エレメント22を並設した後、嵌合し合う継手部30に向けて、地山内に一次止水材60を注入する(図2(a))。
一次止水材60は、後行エレメント22の雄継手32に沿って一定の間隔を空けて配置された注入管70より注入する。
注入管70の吐出口は、雌継手31の湾曲部213と雄継手32の突出部221との開口部41に向けて配置しておき、開口部41が容易に一次止水材60で充填できるようにしておくのが好ましい。
こうして一次止水材60の注入により、雄継手32と雌継手31の間に生じた間隙40を充填でき、セグメント21、22間からの漏水を防止する。
<3>二次止水材の注入
一次止水材60を配置した後、間隙40のうち、湾曲部213の内面と雄継手32の屈曲部223とで挟まれる滑材が充填する部位に、二次止水材50を注入、配置するための有孔管51を配置する。
その後、有孔管51から高圧水を噴射し、有孔管51周囲の滑材を撤去して、二次止水材50を配置する空隙部を形成する(図2(b))。
滑材内に所定の大きさの空隙を形成した後、この空隙内に二次止水材50を注入し、空隙内部を二次止水材50で完全に充填する(図2(c))。二次止水材50の注入は、有孔管51を兼用して用いるか、若しくは有孔管51を抜き取った後に他の手段により注入する。このとき、空隙の外周は、滑材、一次止水材60或いは充填材80によって囲まれているため、二次止水材50がエレメントの隙間内や地山側に漏出することはない。
充填後、二次止水材50の性質に応じた時間をとり、二次止水材50に可撓性を発現させる。
こうして、継手部30は二次止水材50によって間隙40内を密閉され、エレメント21,22の内外は遮蔽される。
二次止水材50を配置した後は、トンネルの外殻内への鋼材の設置作業やコンクリートの充填作業、および構造物として完成した後の漏水も防止することができる。
以後、同様にして後行エレメント22の挿入を連続して行い、覆工トンネルを構築する。
本発明によれば、覆工トンネルが蛇行し、トンネルの途上に曲線部分を有する場合でも、継手部30に間隙40が設けてあるため、そのまま連続して施工することができる。
なお、本実施例ではエレメントの止水継手を用いて、矩形のトンネルを構築する方法について説明したが、この形状に限定されるものではなく、円形、馬蹄形など、様々な断面形状の地下構造物を構築できることは勿論である。
また、間隙40に配置する二次止水材50を、間隙40の一部のみならず全間隙40に亘って配置し、より止水性を高めても良い。
以上、エレメントの雌継手31を、隔壁211に設けた直線部214と円弧状の湾曲部213とより構成していたが、湾曲部213の先端部分を隔壁211と略並行に折り曲げ、押留部215を形成しても良い(図3参照)。
これによって、二次止水材50は左右を押留部215と屈曲部223とにより挟まれるため、特にエレメントの横方向における変位に高い止水性を示すことができる。
本発明のエレメントの止水継手の一部断面図。 エレメントの止水継手の構築方法の施工工程図。 実施例2の止水継手を表す断面図。 複数のエレメントをラップさせて配置した施工途中の説明図。 従来のエレメントの止水継手の実施例の説明図。
符号の説明
21・・・先行エレメント
22・・・後行エレメント
30・・・継手部
31・・・雌継手
32・・・雄継手
41・・・開口部
50・・・二次止水材
60・・・一次止水材

Claims (3)

  1. 複数のトンネル覆工用エレメントを、互いに一部をラップさせて隣接するエレメント間でそれぞれのエレメント軸方向に設けた雄または雌継手を嵌合させながら並列させて地山内に挿入し、トンネルを構築するために用いるトンネル用エレメントの継手構造において、
    前記雌継手は前記隣接するエレメント間の一方のエレメントの隔壁の端部からエレメントの周壁に沿って突出する湾曲部と、該湾曲部から一定の距離をおいて前記隔壁に設置した直線部とにより構成し、
    前記雄継手は前記隣接するエレメント間の他方のエレメントの湾曲部から外方に突出させて配置した板材の先端部を前記嵌合させる雌継手の突出する湾曲部方向に折り曲げて形成し、
    前記継手部は、嵌合させた状態で前記雌継手の内面と前記雄継手の間に数mm〜数十mmの間隙が生じるように形成されており、
    前記間隙の一部に可撓性材料からなる止水材を配置して、隣接するエレメント間からの漏水を防止したことを特徴とする、
    トンネル覆工用エレメントの止水継手。
  2. 請求項1に記載したトンネル覆工用エレメントの止水継手において、
    嵌合した前記雌継手と前記雄継手の外側に止水材を配置して、
    前記雌継手の内面と前記雄継手の間に設けた間隙のうち、少なくとも外部に開放する開口部を閉塞したことを特徴とする、
    トンネル覆工用エレメントの止水継手。
  3. 請求項2に記載のトンネル覆工用エレメント止水継手の構築方法において、
    隣接するエレメント間の雄および雌継手を嵌合し、
    嵌合した前記継手部の外方に一次止水材を配置して、前記雌継手の内面と前記雄継手の間に設けた間隙の開口部を閉塞し、
    前記雌継手の内面と前記雄継手の間に設けた間隙内を必要に応じて洗浄、掘削して二次止水材の配置場所を確保し、
    この配置場所に二次止水材を配置して、隣接するエレメント間からの漏水を防止したことを特徴とする、
    トンネル覆工用エレメント止水継手の構築方法。
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