JP4286604B2 - 番組配列情報配信システム - Google Patents

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この発明は、放送局が放送する番組に関する番組配列情報を、放送波およびIPネットワークにより配信する番組配列情報配信システムに関するものである。
近年、デジタル放送技術の確立に伴って通信衛星や放送衛星を使用する衛星放送システムではデジタル放送が開始され、さらに地上波放送システムにおいてもデジタル放送への移行が計画されている。このデジタル放送において、放送局は番組の素材情報(映像、音声、データ等)と番組に関する制御情報を含む番組配列情報とを含むパケットが多重されたMPEG2(ISO/IEC13818−1)規格のトランスポートストリーム(以下、TSと称する)を送信する。ここではARIB(社団法人電波産業会)規格に準ずる番組配列情報をSI(Service Information)とする。各放送局は自局専用のTSを送信し、ある1つのTSを選局する受信局では異なるTSの情報を同時に参照することはできない。TSは内部に自局での番組に関するSIを保持しており、TSを受信した受信局は各SIに基づいて電子番組案内を表示できる。
現在実施されているBSデジタル放送では、各TSは自局のTS(以下、自TSと称する)のSIだけでなく、自局以外のTS(以下、他TSと称する)のSIも保持している。このため、受信局がある1つのTSを選局すると、全TSのSIを取得することができる。しかしながら、このように各TSが他TSのSIも保持するようにすると、各放送局は全TSのSIを配信するので、BSデジタル放送システム全体として重複したSIを配信し放送帯域を無駄に使用することになる。
また、今後実施が予定されている地上波デジタル放送では、各TSは自TSのみのSIしか保持しない構成となっている。このため、他TSの電子番組案内を表示するためにはユーザは所望のTSにチャンネルに切り換えて当該TSのSIを取得する必要がある。
また、特許文献1には放送波とは別にIPネットワークによるストリームの配信システムについて開示されている。この情報配信システムでは、ユーザが要求するとサーバがストリーム情報を送信する。ストリーム情報の内容は、ストリーム配信サーバの保有するストリーム番組の選局用、並びに番組内容伝達用情報であり、ストリーム番組の一覧、およびそれぞれのストリーム番組の技術的詳細情報等から構成される。
特開2002−251345号公報
以上のように、従来技術によるBSデジタル放送では放送帯域を有効に利用できず、また地上波デジタル放送のように各TSには自TSのみのSIしか保持しない構成とするとユーザの利便性を損ねるという課題があった。
また、IPネットワークを利用したストリームの配信システムでは、ユーザからの番組配列情報の取得要求がなければ最新の電子番組案内を受信機が表示できず、デジタル放送において頻繁に発生する番組編成の変更に追従できないという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、第1の目的は、放送帯域を有効に利用でき、またユーザの利便性を高めることができる放送局、受信機および番組配列情報配信システムを得るものである。
この発明に係る番組配列情報配信システムは、複数の放送局が各々放送する番組の素材情報を放送波により通信可能な受信機に配信すると共に、複数の放送局同士が通信ネットワークに接続され、各々放送する番組についての番組配列情報を通信ネットワークおよび集積センタを介して通信可能な受信機に配信するものであって、放送局が、番組配列情報が作成または更新されたことを検出し、該番組配列情報にバージョン番号を割り当てると共に、他の放送局に対して通信ネットワークを介して該割り当てたバージョン番号を通知し、当該放送局の最新の番組配列情報のバージョン番号および他の放送局の最新の番組配列情報のバージョン番号を含むバージョン管理情報として格納する更新管理手段と、当該放送局が放送する番組の素材情報に当該放送局の最新の番組配列情報および更新管理手段により格納されたバージョン管理情報を多重化してトランスポートストリームを生成し、放送波により配信する配信手段とを備え、集積センタが、通信ネットワークを介して各放送局からバージョン番号を含む番組配列情報を取得し、各放送局の番組配列情報および該バージョン番号を反映させた全局番組配列情報を作成する全局番組配列情報作成手段を備え、受信機が、集積センタから通信ネットワークを介して全局番組配列情報を取得し、取得した全局番組配列情報から各放送局の番組配列情報を抽出して保存手段に格納すると共に、各放送局の番組配列情報のバージョン番号を取得する第1の抽出手段と、選局した放送局が放送波により配信したトランスポートストリームを受信し、受信したトランスポートストリームから選局した放送局の番組配列情報を抽出して保存手段に上書きすると共に、各放送局の番組配列情報のバージョン番号を取得する第2の抽出手段と、保存手段に格納された各放送局の番組配列情報のバージョン番号と第2の抽出手段が抽出した対応するバージョン番号とを比較し、保存手段に格納されたバージョン番号よりも第2の抽出手段が抽出したバージョン番号の方が新しい場合に該バージョン番号に対応する放送局の番組配列情報を通信ネットワークを介して再取得し、再取得した番組配列情報を保存手段に上書きする再取得手段とを備えたものである。
この発明は、各放送局は自局の番組配列情報と全放送局の番組配列情報のバージョン番号とを放送波によって送出し、受信機は選局した放送局以外の番組配列情報を通信ネットワークを介して取得するようにしたので、放送波における放送帯域を有効に利用できる効果が得られる。また、ユーザは放送局の選局を切り換えることなく全局の番組配列情報を見ることができるので、ユーザの利便性を損なうことがないという効果が得られる。さらに、いずれかの放送局において番組配列情報が更新された場合、番組配列情報のバージョン番号を放送波によって受信機に送出するようにしたので、受信機は通信ネットワークに対して常時接続する必要がなく、受信機の負荷を低減できる効果が得られる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による番組配列情報配信システムの運用図である。図に示すように、番組配列情報配信システムは、放送局1、IP(Internet Protocol)ネットワーク(通信ネットワーク)2,6、集積センタ3、複数の受信機(図では1つのみ表示)4、衛星5を備える。放送局1には、例えば放送局A、放送局B、放送局Cがある。各放送局1と集積センタ3とはIPネットワーク2を介して互いに通信可能であり、集積センタ3と受信機4とはIPネットワーク6を介して互いに通信可能である。集積センタ3は各放送局1が配信するデータを受信してまとめ、受信機4に送出する。各放送局1は衛星5に映像・音声情報等を伝送(アップリンク)し、衛星5は取得した情報を増幅して受信を要求する受信機4に伝送(ダウンリンク)する。
図2は、図1の放送局1、集積センタ3、受信機4の内部構造を示すブロック図である。図に示すように、放送局1はIP処理部11、RF(Radio Frequency)処理部(配信手段)12、SI作成保存部13、SI更新管理部(更新管理手段)14、SIバージョン番号記憶部15を備える。集積センタ3は、IP処理部31、SI抽出部32、SI処理部(全局番組配列情報取得手段)33を備える。また、受信機4は、IP処理部(取得手段、再取得手段)41、RF処理部42、SI抽出部(抽出手段)43、SI処理部(比較手段)44、SI保存部45、アンテナ(受信手段)46を備える。
放送局1のIP処理部11は、他の放送局および集積センタ3とIPネットワーク2を介してデータの送受信を行う。SI作成保存部13はユーザの指示に従って番組編成に基づくSIを作成し、保存する。SIは各種テーブルから構成されており、例えばEIT(Event Information Table)、SDT(Service Description Table)、NIT(Network Information Table)がある。ここではこれらのテーブルをまとめてSIテーブルと呼ぶ。SI作成保存部13はまた、ユーザからの番組編成の変更指示に従って、自動作成したSIを更新する。SI更新管理部14は、新規番組のSIまたは編成変更により更新されたSIのバージョン情報の管理を行う。SIバージョン番号記憶部15はSI更新管理部14によって管理されるバージョン情報を記憶する。RF処理部12は当放送局1から放送したい映像、音声、データ等を含む番組の素材情報を、SI作成保存部13が作成したSIと共にMPEG2規格で符号化し、放送波として衛星5に送出する。
集積センタ3のIP処理部31は、放送局A,B,CとIPネットワーク2を介して、また受信機4とIPネットワーク6を介してデータの送受信を行う。SI抽出部32はIP処理部31が取得した各放送局からのIPパケットからSIを抽出する。SI処理部33はSI抽出部32が抽出した放送局毎のSIをマージして全ての局のSIを反映させた全局SIを作成し、IP処理部31に供給する。IP処理部31はSI処理部33が作成した全局SIをIPネットワーク6へ送出する。
受信機4のIP処理部41は、集積センタ3とIPネットワーク6を介してデータの送受信を行う。アンテナ46は衛星5から送出される放送波を受信する。RF処理部42はアンテナ46が受信した放送波からMPEG2形式のTSを抽出する。SI抽出部43はRF処理部42が抽出したMPEG2形式のTSからSIを抽出すると共に、IP処理部41が取得したIPパケットから全局SIを抽出する。SI処理部44はSI抽出部43が抽出した全局SIを放送局毎に切り分ける。SI保存部45はSI処理部44が切り分けたSIを放送局毎に保存する。
次に動作について説明する。
ここでは、放送局A,B,Cはそれぞれ1つのTSのみを送出し、各TS内には1編成チャンネルのみが存在するとする。放送局A,B,Cが送出するTSをそれぞれTS−A,TS−B,TS−Cとする。
放送局A,B,Cは、ユーザの指示に従いSI作成保存部13において自局の番組編成に基づくSIを自動作成し、保存しておく。SI更新管理部14は作成されたSIに対してバージョン番号を割り当て、このバージョン番号をSIバージョン番号記憶部15に格納すると共に、SIを構成するSIテーブルに記述する。また、SI更新管理部14は割り当てたバージョン番号を他の放送局に対してIP処理部11を経由して通知する。通知を受けた放送局のSI作成保存部13は、通知した放送局のTSのSIのバージョン番号をSIテーブルに記述する。図3はSIテーブルの構成を示す図である。図に示すように、SIテーブルは自局のTSを含む全TSのSIのバージョン番号と、自TSのSIが配信されているIPマルチキャストアドレスとを含む。
SI更新管理部14はまた、番組編成の変更によりSI作成保存部13によってSIが更新されると、SIバージョン番号記憶部15を参照してバージョン番号を更新し、SIバージョン番号記憶部15に格納すると共に、SIテーブルを更新する。SI更新管理部14は更新したバージョン番号を他の放送局に対して通知する。通知を受けた放送局のSI更新管理部14は、SIテーブルのバージョン番号を更新する。
各放送局A,B,Cは、RF処理部12において、放送したい映像、音声、データ等の番組の素材情報をSI作成保存部13が作成した自局のSIと共に多重化し、MPEG2形式のTS(以下、MPEG2−TSと称する)に変換する。RF処理部12は作成したTSを放送波として衛星5に送出する。また、IP処理部11はSI作成保存部13が作成したSIをIPネットワーク2を介して集積センタ3に送信する。自局のSIには図3に示したSIテーブルが含まれている。
集積センタ3は、IPネットワーク2を介して各放送局A,B,Cから送信されるIPパケットをIP処理部31で受信する。続いて、SI抽出部32はIP処理部31が受信したIPパケットからSIを抽出する。続いて、SI処理部33はSI抽出部32が抽出した各放送局のSIをマージして全ての局のSIを反映させた全局SIを作成し、IP処理部31に供給する。IP処理部31はSI処理部33が作成した全局SIをIPマルチキャストによってIPネットワーク6へ送出する。このIPマルチキャストによる送出先のIPアドレスは予め設定されているものとする。SI処理部33がSIテーブルにIPマルチキャストアドレスを記述するようにしてもよい。
受信機4は、起動後、SI処理部44からIP処理部41に対してIPネットワーク6を介して上記全局SIを取得する要求を出す。IP処理部41はこの要求に応じて集積センタ3から全局SIを含むIPパケットを取得し、SI抽出部43に供給する。SI抽出部43は受け取ったIPパケットから全局SIを抽出し、SI処理部44に供給する。SI処理部44は放送局毎にSIを切り分け、SI保存部45に格納する。また、SI処理部44はSIテーブルから放送局毎のSIのバージョン番号を取得する。
続いて、受信機4のユーザが例えば放送局Aを選局すると、受信機4はアンテナ46で放送局Aからの放送波を受信する。続いて、RF処理部42はアンテナ46が受信した放送波からMPEG2−TSを抽出し、SI抽出部43に供給する。SI抽出部43は受け取ったMPEG2−TSから放送局AのSIを抽出し、SI処理部44に供給する。SI処理部44は受け取ったSIをSI保存部45に格納されるTS−AのSIに上書きすると共に、SIテーブルから各局のSIのバージョン番号を取得する。
SI処理部44は、RF処理部42を介して取得した各局のSIのバージョン番号と、IP処理部41を介して取得した全局SIから取得した各局のSIのバージョン番号とを比較する。比較の結果、IP処理部41を介して取得したSIのバージョン番号の方が古い場合、SI処理部44はそのSIの放送局に対して最新のSIの取得要求を出す。ここではRF処理部42を介して取得した各局のSIのバージョン番号と、IP処理部41を介して取得した各局のSIのバージョン番号とは一致しているため、SI処理部44は最新のSIの取得要求は出さない。受信機4は、ユーザから電子番組案内の表示要求を受けると、SI保存部45に保存される各局のSIに基づいて電子番組案内を作成し、表示装置(図示せず)に表示する。
ここで、放送局Bにおいて番組編成の変更が発生し、SI作成保存部13がSIを更新したとする。放送局BのSI更新管理部14はSIバージョン番号記憶部15に格納されるSIのバージョン番号を参照し、最新のバージョン番号を割り当てる。SI更新管理部14はこの最新のバージョンをSIバージョン番号記憶部15に格納すると共に、SI作成保存部13に供給する。SI作成保存部13は、SIテーブルのTS−Bのバージョン番号を最新の番号に更新する。また、SI更新管理部14はTS−Bの最新のバージョン番号をIP処理部11に供給する。IP処理部11はこのバージョン番号をネットワーク2を介して放送局A,Cに供給する。放送局A,CはIP処理部11において放送局Bからのバージョン番号を受信し、それぞれのSIテーブルのTS−Bのバージョン番号を更新する。
放送局AのSI作成保存部13は更新したSIをRF処理部12に供給する。RF処理部12は送信中のMPEG2−TSに、受け取ったSIを多重化して衛星5に送出する。受信機4はアンテナ46において放送波を受信する。RF処理部42はアンテナ46が受信した放送波からMPEG2−TSを抽出し、SI抽出部43に供給する。SI抽出部43は受け取ったMPEG2−TSからTS−AのSIを取り出し、SI処理部44に供給する。SI処理部44はSIテーブルから各局のSIのバージョン番号を取得し、SI保存部45に保存される各局のSIのバージョン番号と比較する。
比較の結果、放送波から取得したSIテーブルのTS−Bのバージョン番号は、SI保存部45に保存されるTS−BのSIのバージョン番号よりも新しいことが分かる。そこで、SI処理部44はIP処理部41に対して、放送局BのSIを取得する要求を出す。IP処理部41は、IPネットワーク2を介してIPマルチキャストアドレスに基づいて放送局Bから最新のSIを取得する。SI抽出部43はIP処理部41が取得したIPパケットからSIを抽出し、SI処理部44は抽出されたSIをSI保存部45に格納すると共に、TS−Bのバージョン番号を取得する。受信機4は、ユーザから電子番組案内の表示要求を受けると、SI保存部45に保存される各局のSIに基づいて電子番組案内を作成し、表示装置に表示する。
以上のように、この発明によれば、各放送局は自TSのSIと全放送局のSIのバージョン番号とを放送波によって送出し、受信機4は選局したTS以外のTSのSIをIPネットワーク2を介して取得するようにしたので、BSデジタル放送において放送帯域を有効に利用できる効果が得られる。また、ユーザはチャンネルを切り換えることなく全局の電子番組案内を見ることができるので、ユーザの利便性を損なうことがないという効果が得られる。
さらに、いずれかの放送局においてSIが更新された場合、SIのバージョン情報を放送波によって受信機4に送出するようにしたので、受信機4はIPネットワーク2に対して常時接続する必要がなく、受信機4の負荷を低減できる効果が得られる。
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2による情報配信システムが備える放送局のブロック図である。この図において図2と共通する要素には同一符号を付し、その説明を省略する。図に示すように、放送局1は映像音声変換部(低レート変換手段)16を備える。映像音声変換部16は、RF処理部12が作成するMPEG2−TSよりも低レートの圧縮形式のストリームを作成する。ここでは、例えばMPEG4規格のTSを作成する。
図5は各放送局から放送波およびIPネットワーク2を介して送出されるSIを構成するSIテーブルの構成を示す図である。図に示すように、SIテーブルは実施の形態1で示したSIバージョン番号、IPマルチキャストアドレスに加えて、変換フラグ、変換データ伝送IPアドレスを備える。変換フラグは、映像音声変換部16により低レートの動画・音声ストリームが作成され、IPネットワーク2に配信されていることを表すフラグである。このフラグが“TRUE”の場合は低レートの動画・音声ストリームがIPネットワーク2に配信されているとする。変換データ伝送IPアドレスは低レートのストリームを配信するIPアドレスである。
次に動作について説明する。
実施の形態1で示したように、各放送局1のSI作成保存部13はユーザの指示に従い自局の番組編成に基づくSIを作成し、保存しておく。SI更新管理部14は作成されたSIに対してバージョン番号を割り当て、SIバージョン番号記憶部15に格納すると共に、SIテーブルに記述する。また、SI更新管理部14は他の放送局に対して割り当てたバージョン番号を通知する。通知を受けた放送局のSI作成保存部13はSIテーブルにバージョン番号を記述する。
各放送局A,B,Cは、RF処理部12において、放送したい映像、音声、データ等の番組の素材情報をSI作成保存部13が作成した自局のSIと共に多重化し、MPEG2−TSに変換する。RF処理部12は作成したTSを放送波として衛星5に送出する。
ここで、放送局Aの映像音声変換部16が番組の素材情報をMPEG2規格よりも低レートであるMPEG4規格のTS(以下、MPEG4−TSと称する)に変換したとする。映像音声変換部16は作成したMPEG4−TSをIP処理部11に供給する。また、映像音声変換部16はMPEG4−TSを作成した旨をSI作成保存部13に通知する。SI作成保存部13はこの通知に応じてSIテーブルのTS−Aの変換フラグを“TRUE”に更新する。
IP処理部11はIPネットワーク2を介して放送局B,Cに放送局AでMPEG4−TSが作成された旨を通知する。放送局B,Cはこの通知に応答してSIテーブルのTS−Aの変換フラグを“TRUE”に更新する。放送局AのSI作成保存部13は更新したSIテーブルをIP処理部11に供給する。IP処理部11は、MPEG4−TSが送出される変換データIPアドレスを記述する。IP処理部11はこのSIテーブルを含むSIをIPネットワーク2に送出すると共に、映像音声変換部16が作成したMPEG4−TSをIPネットワーク2に送出する。
実施の形態1と同様に、集積センタ3はIP処理部31において各放送局A,B,Cから送信されるIPパケットを受信する。SI抽出部32はIP処理部31が受信したIPパケットからSIを抽出し、SI処理部33はSI抽出部32が抽出した各放送局のSIをマージして全局SIを作成する。IP処理部31はSI処理部33が作成した全局SIをIPマルチキャストにてIPネットワーク2へ送出する。また、IP処理部31は放送局Aから送信されるMPEG4−TSを受信し、IPネットワーク6へ送出する。
実施の形態1と同様に、受信機4は、起動後、IP処理部41において全局SIを含むIPパケットを取得し、SI抽出部43に供給する。SI抽出部43は受け取ったIPパケットから全局SIを抽出し、SI処理部44に供給する。SI処理部44は、放送局毎にSIを切り分け、SI保存部45に格納する。また、SI処理部44はSIテーブルに記述されているバージョン番号、変換フラグおよび変換データ伝送IPアドレスを取得する。
放送局AによってTS−Aの変換フラグは“TRUE”に更新されているため、SI処理部44は放送局Aから放送波によって送信されるストリームと同一内容のストリームが低レートでIPネットワーク2を介して配信されていると判断し、その旨を変換データ伝送IPアドレスと共にIP処理部41に通知する。IP処理部41は、変換データ伝送IPアドレスに基づいてIPネットワーク6を介して低レートのストリームを取得し、表示装置に供給する。表示装置は、TS−Aの低レートのストリームを受け取ると、ユーザが放送局Aの番組案内情報をフォーカスによって選択すると、電子番組案内の一部に放送局Aの番組内容をサムネイル表示することができる。
以上のように、この実施の形態2によれば、放送局1の映像音声変換部16が番組の素材情報をMPEG2規格よりも低レートのMPEG4規格に変換し、MPEG4規格に変換したか否かを示す変換フラグと配信するIPアドレスとをSIテーブルが備え、放送局1がMPEG4規格のストリームと上記SIテーブルとをIPネットワーク2を介して受信機4に送出するようにしたので、受信側のユーザに電子番組案内の一部に放送局の番組内容をサムネイル表示することができ、ユーザの利便性を高めることができる効果が得られる。
この発明の実施の形態1による番組配列情報配信システムの運用図である。 同実施の形態1による番組配列情報配信システムのブロック図である。 同実施の形態1によるSIテーブルの構成を示す図である。 この発明の実施の形態2による番組配列情報配信システムの放送局のブロック図である。 同実施の形態2によるSIテーブルの構成を示す図である。
符号の説明
1 放送局、2,6 IPネットワーク、3 集積センタ、4 受信機、5 衛星、11,31,41 IP処理部、12,42 RF処理部、13 SI作成保存部、14 SI更新管理部、15 SIバージョン番号記憶部、16 映像音声変換部、32,43 SI抽出部、33,44 SI処理部、45 SI保存部。

Claims (2)

  1. 複数の放送局が各々放送する番組の素材情報を放送波により通信可能な受信機に配信すると共に、前記複数の放送局同士が通信ネットワークに接続され、各々放送する番組についての番組配列情報を前記通信ネットワークおよび集積センタを介して通信可能な受信機に配信する番組配列情報配信システムにおいて、
    前記放送局が、
    前記番組配列情報が作成または更新されたことを検出し、該番組配列情報にバージョン番号を割り当てると共に、他の放送局に対して前記通信ネットワークを介して該割り当てたバージョン番号を通知し、当該放送局の最新の番組配列情報のバージョン番号および他の放送局の最新の番組配列情報のバージョン番号を含むバージョン管理情報として格納する更新管理手段と、
    当該放送局が放送する番組の素材情報当該放送局の最新の番組配列情報および前記更新管理手段により格納されたバージョン管理情報を多重化してトランスポートストリームを生成し、放送波により配信する配信手段とを備え、
    前記集積センタが、
    前記通信ネットワークを介して各放送局からバージョン番号を含む番組配列情報を取得し、各放送局の番組配列情報および該バージョン番号を反映させた全局番組配列情報を作成する全局番組配列情報作成手段を備え、
    前記受信機が、
    前記集積センタから前記通信ネットワークを介して前記全局番組配列情報を取得し、 取得した全局番組配列情報から各放送局の番組配列情報を抽出して保存手段に格納すると共に、各放送局の番組配列情報のバージョン番号を取得する第1の抽出手段と、
    選局した放送局が放送波により配信したトランスポートストリームを受信し、受信したトランスポートストリームから選局した放送局の番組配列情報を抽出して前記保存手段に上書きすると共に、各放送局の番組配列情報のバージョン番号を取得する第2の抽出手段と、
    前記保存手段に格納された各放送局の番組配列情報のバージョン番号と前記第2の抽出手段が抽出した対応するバージョン番号とを比較し、前記保存手段に格納されたバージョン番号よりも前記第2の抽出手段が抽出したバージョン番号の方が新しい場合に該バージョン番号に対応する放送局の番組配列情報を前記通信ネットワークを介して再取得し、再取得した番組配列情報を前記保存手段に上書きする再取得手段とを備えたことを特徴とする番組配列情報配信システム。
  2. 前記放送局が、
    放送する番組の素材情報を前記配信手段によって生成されるトランスポートストリームよりも低レートに多重化したストリームを作成する低レート変換手段と、
    番組配列情報と共に、当該放送局が低レートに多重化したストリームを送信中であるか否かを示すフラグと前記低レート変換手段が作成したストリームとを前記通信ネットワークを介して前記集積センタに送信する第1の処理手段とを備え、
    前記受信機が、
    前記集積センタから前記通信ネットワークを介して前記フラグを取得し、該フラグが低レートに多重化したストリームを送信中である旨を示している場合に、前記集積センタから前記通信ネットワークを介して該低レートに多重化したストリームを取得する第2の処理手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の番組配列情報配信システム。
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