JP2015106901A - 送信制御システム及び送信制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 データの欠損が発生しない適切なバッファ量を動的に確保するとともに、各局のOFDMフレーム構成を維持することが可能な送信制御システムを提供する。
【解決手段】 マスタ装置およびスレーブ装置の同期をとって前記コンテンツを送信する送信制御システムであって、前記スレーブ装置からの前記取得済のフレーム番号を受信するフレーム番号受信部と、前記スレーブ装置からの取得済フレーム番号からマスタ装置およびスレーブ装置のバッファを制御するバッファ制御部と、
前記スレーブ装置からの取得済フレーム番号の中で最小の番号以下または最大の番号以上に送信開始フレーム番号を設定して、送信開始時刻とともに該送信開始フレーム番号を前記スレーブ装置に送信する送信制御部とを備えている。
【選択図】 図2
【解決手段】 マスタ装置およびスレーブ装置の同期をとって前記コンテンツを送信する送信制御システムであって、前記スレーブ装置からの前記取得済のフレーム番号を受信するフレーム番号受信部と、前記スレーブ装置からの取得済フレーム番号からマスタ装置およびスレーブ装置のバッファを制御するバッファ制御部と、
前記スレーブ装置からの取得済フレーム番号の中で最小の番号以下または最大の番号以上に送信開始フレーム番号を設定して、送信開始時刻とともに該送信開始フレーム番号を前記スレーブ装置に送信する送信制御部とを備えている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、映像音声等の各種コンテンツのパケットを配信するサーバ(マスタ装置)とパケットの配信を受ける複数のクライアント(スレーブ装置)とを備えた送信システムの同期をとるための送信制御システムに関する。
従来より、アナログテレビの電波空き帯域であるVHF(Very-High Frequency)−low帯やUHF帯(Ultra-High Frequency)の地上波デジタル放送における未使用チャネルを利用した放送システムが提案されている。このような放送システムは、例えば防災及び被災時のための放送システムとして有用であり、すでに一部地域で実証実験が行われている。
このような放送システムでは、広域をカバーする方法がある。この場合に、複数の無線基地局で同一の周波数を用いるSFN(Single Frequency Network)を採用すると、周波数利用効率の観点から有利である。
SFNは、例えば自営無線などの無線システムで実用化されている。しかしながら、例えば日本におけるISDB−T(Integrated Services Digital Broadcasting - Terrestrial)のようなOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)変調を用いる放送システムでは、基地局間同期のわずかなずれがあるだけでも、サブチャネル間の符号間干渉が起こってしまうため、無線基地局間の精密な同期が要求される。また、他のデジタルテレビ放送規格であるATSC(Advanced Television Systems Committee)、DVB(Digital Video Broadcasting)その他のデジタルテレビ放送でも同様に基地局間の精密な同期が要求される。
上記のようにIPネットワークで接続された複数の無線基地局でSFNにより広帯域をカバーする放送システムでは、一の無線基地局をマスタ装置とし、他の無線基地局をスレーブ装置として、複数の無線基地局を同期させる。同期を確立する方式として、放送中継方式があるが、この方式では回り込みキャンセラが必要となり、コスト高となる。また、GPS(Global Positioning System)を用いる方式もあるが、この方式ではGPS電波を受信可能な場所に無線基地局を設置しなければならないという制約がある。
よって、IPネットワークを用いて安価に無線基地局間の同期を実現することが望ましく、これはIEEE1588のPTP(Precision Time Protocol)等の手法を用いることにより、マスタ装置とスレーブ装置間での同期を確立することが可能である。
次に実際の放送局の運用にあっては、マスタ送信装置(以下、マスタ装置という)とスレーブ送信装置(以下スレーブ装置という)の同期を確立した上で、複数の送信装置からパケットを同時に送信させる必要がある。このために、送信タイミングが付加されたパケットを各送信装置に送信して、各送信装置から同時にパケットを送信させる通信制御システムが知られている(特許文献1)。
しかしながら、上記の従来技術においては、パケットの遅延が大きい送信装置があるとパケット欠落となるため、各送信装置があらかじめそれぞれ容量の大きなバッファを用いる必要があるという課題があった。また放送データを送信する場合は、OFDM(Orthogonal Frequeycy Division Multiplexing)フレームの先頭を合わせる必要があるという課題もあった。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、データの欠損が発生しない適切なバッファ量を動的に確保するとともに、各局のOFDMフレーム構成を維持することが可能な送信制御システムを提供することを目的とする。
本発明の送信制御システムは、コンテンツパケットを配信するマスタ装置と、前記コンテンツパケットを受信する少なくとも1つのスレーブ装置とを有し、前記マスタ装置および前記スレーブ装置の同期をとって前記コンテンツを送信する送信制御システムであって、前記スレーブ装置は、前記コンテンツパケットを受信するパケット受信部と、前記コンテンツパケットからフレーム番号を取得するフレーム番号取得部と、取得済のフレーム番号の中で最新のものを時刻とともに前記マスタ装置に送信するフレーム番号送信部とを備え、前記マスタ装置は、前記コンテンツパケットを配信するパケット配信部と、前記スレーブ装置からの前記取得済のフレーム番号を受信するフレーム番号受信部と、前記スレーブ装置からの取得済フレーム番号からマスタ装置およびスレーブ装置のバッファを制御するバッファ制御部と、前記スレーブ装置からの取得済フレーム番号の中で最小の番号以下または最大の番号以上に送信開始フレーム番号を設定して、送信開始時刻とともに該送信開始フレーム番号を前記スレーブ装置に送信する送信制御部とを備えた構成を有している。
この構成により、複数の送信装置の適切なバッファ量を動的に確保するとともに、各局のOFDMフレーム構成を維持することが可能となる。
また、本発明の送信制御システムは、前記フレーム番号は、コンテンツパケットのダミーデータ部分に挿入された構成を有している。
この構成により、放送TSの空きデータ部分を利用してマスタ装置からスレーブ装置にフレーム番号を伝送することができる。
また本発明の送信制御システムは、コンテンツパケットを配信するマスタ装置と、前記コンテンツパケットを受信する少なくとも1つのスレーブ装置とを有し、前記マスタ装置および前記スレーブ装置の同期をとって前記コンテンツを送信する送信制御システムであって、前記マスタ装置と前記スレーブ装置とが同期をとって前記コンテンツを送信している場合において、新たに新規スレーブ装置を追加するときに、前記新規スレーブ装置は、前記コンテンツパケットの送信を前記マスタ装置に要求するコンテンツパケット送信要求部と、前記コンテンツパケットを受信するコンテンツパケット受信部と、前記コンテンツパケットからフレーム番号を取得するフレーム番号取得部と、取得済のフレーム番号の中で最新のものを時刻とともに前記マスタ装置に送信するフレーム番号送信部とを備え、前記マスタ装置は、前記コンテンツパケットを配信するパケット配信部と、前記新規スレーブ装置からの取得済のフレーム番号を受信するフレーム番号受信部と、前記スレーブ装置からの取得済フレーム番号からマスタ装置およびスレーブ装置のバッファを制御するバッファ制御部と、前記新規スレーブ装置からの取得済フレーム番号と、現在送信中のフレーム番号とから送信開始フレーム番号を決定して、送信開始時刻とともに該送信開始フレーム番号を前記新規スレーブ装置に送信する送信開始フレーム番号送信手段とを備えた構成
を有している。
を有している。
この構成により、稼働中の送信制御システムを停止することなく、複数の送信装置の適切なバッファ量を動的に確保するとともに、各局のOFDMフレーム構成を維持することが可能となる。
また本発明の送信制御システムは、前記フレーム番号は、コンテンツパケットのダミーデータ部分に挿入された構成を有している。
この構成により、放送TSの空きデータ部分を利用してマスタ装置からスレーブ装置にフレーム番号を伝送することができる。
また本発明の送信制御システムは、前記マスタ装置が、前記新規スレーブ装置または前記スレーブ装置のいずれかからバッファ容量が1フレーム分の容量より小さくなったことを受信すると、次回送信予定のフレームにかえて所定数のヌルフレームを送信する構成を有している。
この構成により、新規スレーブ装置またはスレーブ装置のバッファ容量を超える遅延が発生した場合でも、各局のOFDMフレーム構成を維持することが可能となる。また、本発明の送信制御システムは、前記所定数のヌルフレームを送信した後、前記マスタ装置、前記スレーブ装置および前記新規スレーブ装置が、マスタ装置から通知されたフレーム番号情報および送信開始時刻に基づいて、送信を開始する構成を有している。
この構成により、追加スレーブ装置の遅延が大きい場合でも、複数の送信装置の適切なバッファ量を動的に確保するとともに、各局のOFDMフレーム構成を維持することが可能となる。
また本発明の送信制御システムは、1のスレーブ装置が前記マスタ装置との通信ネットワークが遮断され、その後復旧した場合に、前記1のスレーブ装置は上記新規スレーブ装置と同様の動作を行うことで、送信制御システムに復旧する構成を有している。
この構成により、稼働中の送信制御システムを停止することなく、複数の送信装置の適切なバッファ量を動的に確保するとともに、各局のOFDMフレーム構成を維持することが可能となる。
本発明の送信制御方法は、コンテンツパケットを配信するマスタ装置と、前記コンテンツパケットを受信する少なくとも1つのスレーブ装置とを有し、前記マスタ装置および前記スレーブ装置の同期をとって前記コンテンツを送信する送信制御方法であって、前記スレーブ装置において、前記コンテンツパケットを受信するパケット受信ステップと、前記コンテンツパケットからフレーム番号を取得するフレーム番号取得ステップと、取得済のフレーム番号の中で最新のものを時刻とともに前記マスタ装置に送信するフレーム番号送信ステップとを実行し、前記マスタ装置において、前記コンテンツパケットを配信するパケット配信ステップと、前記スレーブ装置からの前記取得済のフレーム番号を受信するフレーム番号受信ステップと、前記スレーブ装置からの取得済フレーム番号からマスタ装置およびスレーブ装置のバッファを制御するバッファ制御ステップと、前記スレーブ装置からの取得済フレーム番号の中で最小の番号以下に送信開始フレーム番号を設定して、送信開始時刻とともに該送信開始フレーム番号を前記スレーブ装置に送信する送信制御ステップとを実行する構成を有している。
この方法により、複数の送信装置の適切なバッファ量を動的に確保するとともに、各局
のOFDMフレーム構成を維持することが可能となる。
のOFDMフレーム構成を維持することが可能となる。
本発明によれば、マスタ送信装置が各スレーブ送信装置のコンテンツパケット受信状況を把握できるため、複数の送信装置の適切なバッファ量を動的に確保するとともに、各局のOFDMフレーム構成を維持することができるという効果を有する。
以下に説明する実施の形態は、本発明を実施する場合の一例を示すものであって、本発明を以下に説明する具体的構成に限定するものではない。本発明の実施にあたっては、実施の形態に応じた具体的構成が適宜採用されてよい。
以下、本発明の実施の形態の送信システムについて、特に放送システムを例に図面を参照しながら説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態の放送システムの構成を示す図である。放送システム10は、映像を配信するマスタ装置20と、複数のスレーブ装置30、31とを備え、それらがIPネットワークを介して通信可能に接続されている。これらのマスタ装置20およびスレーブ装置30、31から同一送信周波数f1にてコンテンツパケットを送信することでSFNを実現している。なお、図1の例では、放送システム10に2つのスレーブ装置30、31が含まれているが、スレーブ装置の数は必要なエリアをカバーできるように1つ以上であればいくつであってもよい。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態の放送システムの構成を示す図である。放送システム10は、映像を配信するマスタ装置20と、複数のスレーブ装置30、31とを備え、それらがIPネットワークを介して通信可能に接続されている。これらのマスタ装置20およびスレーブ装置30、31から同一送信周波数f1にてコンテンツパケットを送信することでSFNを実現している。なお、図1の例では、放送システム10に2つのスレーブ装置30、31が含まれているが、スレーブ装置の数は必要なエリアをカバーできるように1つ以上であればいくつであってもよい。
マスタ装置20は、複数のスレーブ装置30、31に対して放送用のトランスポートストリーム(以下放送TSと略す)のIPパケットを配信する。スレーブ装置30、31はこのIPパケットを受信する。
マスタ装置20は、スレーブ装置30、31と同期を取るためのマスタ装置としても機能する。すなわち、マスタ装置20は正確なクロックを持っており、スレーブ装置としてのクライアント30、31はそれぞれマスタ装置20との間で同期パケットの送受信を行い、マスタ装置20との同期を確立する。同期確立の具体的な方法としては、上記で説明したPTP等の方法を用いることができる。
図2はマスタ装置100の構成を示す図である。マスタ装置100は、IPカメラ150等により撮像および符号化されたMPEG−2のトランスポートストリーム(以下MPEG2−TSと略す)のIPパケットを入力するIP入力部101と、IP入力部101で入力されたMPEG2−TSを再多重して放送TSへと変換する再多重化部102と、再多重化部102で変換された放送TSをスレーブ装置に対してIP網を介してIPパケット出力するコンテンツパケット配信部103と、同期パケットを送受信することによりマスタ装置100とスレーブ装置200との同期を確立するためのネットワーク同期部104と、放送TSの送信開始フレームおよびタイミングを制御するため送信タイミング制
御部105と、スレーブ装置から送信されるフレーム番号を受信するフレーム番号受信部107と、放送TSへと変換されたコンテンツパケットを記憶するためのバッファ120と、バッファ120の容量決定およびアクセス制御を行うバッファ制御部108と、バッファ120から出力された放送TSをRF信号へ変換する伝送路符号化部130とを備えている。
御部105と、スレーブ装置から送信されるフレーム番号を受信するフレーム番号受信部107と、放送TSへと変換されたコンテンツパケットを記憶するためのバッファ120と、バッファ120の容量決定およびアクセス制御を行うバッファ制御部108と、バッファ120から出力された放送TSをRF信号へ変換する伝送路符号化部130とを備えている。
図3はスレーブ装置200の構成を示す図である。スレーブ装置200は、マスタ装置100からの放送TSのIPパケットを受信するコンテンツパケット受信部201と、同期パケットを送受信することによりマスタ装置100とスレーブ装置200との同期を確立するネットワーク同期部204と、マスタ装置100から放送TSの送信開始フレームおよびタイミングを受信し、スレーブ装置200内の送信開始フレームおよびタイミングを制御する送信タイミング制御部205と、コンテンツパケット受信部201で受信されたパケットからダミーバイト部分に割り当てられたフレーム番号を取得するフレーム番号取得部202と、フレーム番号取得部202で取得されたフレーム番号を受信時刻とともにマスタ装置100に送信するフレーム番号送信部203と、コンテンツパケット受信部201からの放送TSを記憶するためのバッファ220と、バッファ220のアクセス制御を行うバッファ制御部206と、バッファ220から出力された放送TSをRF信号へ変換する伝送路符号化部230とを備えている。
以上のように構成された放送システムの動作を以下に説明する。図4はマスタ装置100からスレーブ装置200、201、202に配信される放送TSのIPパケットを示している。各IPパケットは188バイトの情報部分と8バイトの多重位置部分と、オプションで使用するパリティ8バイトで構成されている。本発明では、このパリティオプションを使用しない場合にダミーバイト部分となる8バイトを配信映像のフレーム先頭フラグまたはフレーム番号インクリメントカウンタまたはフレーム番号デクリメントカウンタとして使用する。ちなみに、このダミーデータ部分8バイトはスレーブ装置の伝送路符号化部230でリード・ソロモン符号(RS符号)に置き換わるのでこのようなカウンタとして用いても問題とはならない。
マスタ装置100はIPカメラ150からのMPEG2−TSを受信すると、再多重化部102で放送用のTSへと変換し、コンテンツパケット配信部103からスレーブ装置200、201、202に対して図4に示された放送TSを送信する。スレーブ装置200、201、202は、コンテンツパケット受信部201にて受信した放送TSのパケットから、ダミーバイト部分を抽出しフレーム先頭フラグまたはフレーム番号として取得する。なお本発明においては、フレーム番号はOFDMフレーム番号を指すものとする。また各スレーブ装置はフレーム番号送信部203にて取得済みのフレーム番号の中で最新のものと当該パケット受信時刻とをフレーム番号送信用のパケットでマスタ装置100に送信する。なお、各スレーブ装置はマスタ装置100と定期的に同期パケットを送受信して時刻同期を実現しているが、この同期パケットの空き部分を利用して、取得済みのフレーム番号の中で最新のものと受信時刻とを伝送してもよい。
マスタ装置100のバッファ制御部108は、各スレーブ装置のパケット受信状況から、マスタ装置100のバッファ120および各スレーブ装置のバッファ220のバッファ容量をもっとも受信の遅いスレーブ装置に基づき決定する。このバッファ容量決定のために、事前にテストパケットをマスタ装置100からスレーブ装置に送信して決定してもよい。また、バッファ容量は所定期間ごとに更新される。
マスタ装置100は、各スレーブ装置から送信されてきたフレーム番号の中からフレーム番号インクリメントカウンタを使用した場合には、最も小さいフレーム番号(時間的に最も古いフレーム)を決定し、フレーム番号デクリメントカウンタを使用した場合には、
最も大きいフレーム番号を決定して、マスタ装置およびスレーブ装置から一斉送信する送信開始フレーム番号とする。
最も大きいフレーム番号を決定して、マスタ装置およびスレーブ装置から一斉送信する送信開始フレーム番号とする。
次にマスタ装置100の送信タイミング制御部105から、決定した送信開始フレーム番号を送信開始時刻とともに各スレーブ装置に送信する。各スレーブ装置は送信タイミング制御部205でマスタ装置からの送信制御信号を受信してスレーブ装置内の送信制御を行う。マスタ装置および各スレーブ装置は、設定された送信開始時刻から指定された送信開始フレーム番号より放送TSの送信を開始する。
このように本実施の形態の送信制御システムによれば、マスタ装置が各スレーブ装置から取得済フレーム番号情報を得ることで、マスタ装置およびスレーブ装置のバッファ容量をIP網の遅延状況に応じて動的に変更しつつ、送信開始フレーム番号を決定するため、マスタ装置およびスレーブ装置の適切なバッファ量を動的に確保するとともに、各局のOFDMフレーム構成を維持することが可能となる。さらに送信開始時刻の同期だけでなく送信開始OFDMフレーム番号も一致させて複数の送信装置から放送TS等のコンテンツを送信することができる。
(第2の実施の形態)
次に本発明の第2の実施の形態の送信制御システムを説明する。本実施の形態の送信制御システムの構成は第1の実施の形態と略同様であり、第1の実施の形態の送信制御システムをさらに改良したものである。第2の実施形態の送信制御システムが第1の実施形態の送信制御システムと異なるのは、新規スレーブ装置300に図5に示すようにコンテンツパケット送信要求部207があることである。
(第2の実施の形態)
次に本発明の第2の実施の形態の送信制御システムを説明する。本実施の形態の送信制御システムの構成は第1の実施の形態と略同様であり、第1の実施の形態の送信制御システムをさらに改良したものである。第2の実施形態の送信制御システムが第1の実施形態の送信制御システムと異なるのは、新規スレーブ装置300に図5に示すようにコンテンツパケット送信要求部207があることである。
本実施の形態では、既に稼働中の送信制御システムに新たなスレーブ装置を追加するものであり、追加スレーブ装置C300を以下のように動作させる。
まず、追加スレーブ装置C300は、コンテンツパケット送信要求部207からマスタ装置100に同期処理と放送TSのIP送信を要求する。マスタ装置は、追加スレーブ装置からの要求にしたがい、IEEE1588に基づいた時刻等の同期処理およびコンテンツパケットのIP送信を開始する。ついで、追加スレーブ装置C300はコンテンツパケット受信部201で放送TSを受信するとともに、バッファ220へ受信した放送TSを転送する。転送の途中でフレーム番号取得部202により放送TSのダミーデータ部分を検査してフレーム番号を取得する。追加スレーブ装置C300はマスタ装置100と定期的に同期パケットを送受信して時刻同期を実現することも並行して行っており、この同期パケットに重畳して取得済みのフレーム番号の中で最新のフレーム番号を受信時刻とともにマスタ装置100に送信する。
マスタ装置100は、追加スレーブ装置C300から送信されてきた取得済フレーム番号と、現在、マスタ装置100から送信中のフレーム番号とから、追加スレーブ装置C300の送信開始フレームを決定し、送信開始時刻と合わせて追加スレーブ装置C300に通知する。マスタ装置100はこのとき追加スレーブ装置C300のIP網の伝送路遅延も検出し、バッファ制御部108にて送信同期システム全体としてバッファ容量を決定するとともに、各スレーブ装置および追加スレーブ装置に通知する。追加スレーブ装置C300はマスタ装置100から通知された内容にしたがい、バッファ220のバッファ容量を確保するとともに、送信開始することで、追加スレーブ装置C300からも既存の同期システムの送信を中止することなく、同期送信を実現することができる。
このように本実施の形態の送信制御システムによれば、マスタ装置およびスレーブ装置の適切なバッファ量を動的に確保するとともに、各局のOFDMフレーム構成を維持することが可能となる。また、単に送信開始時刻だけでなく送信開始OFDMフレーム番号も同期
させて、追加スレーブ装置を含む複数の送信装置から放送TS等のコンテンツを送信することができる。
させて、追加スレーブ装置を含む複数の送信装置から放送TS等のコンテンツを送信することができる。
さらに、今まで送信制御システムにスレーブ装置を新規追加する場合、夜間等の送信停止時に実施することが多かったが、昼間のシステム稼動時にスレーブ装置を新規に追加することが可能となり非常に有益である。
(第3の実施の形態)
次に本発明の第3の実施の形態の送信制御システムを説明する。本実施の形態の放送システムの構成が第2の実施の形態と異なるのは、マスタ装置で送信フレームにNULLフレームを使用できる点である。
(第3の実施の形態)
次に本発明の第3の実施の形態の送信制御システムを説明する。本実施の形態の放送システムの構成が第2の実施の形態と異なるのは、マスタ装置で送信フレームにNULLフレームを使用できる点である。
本実施の形態では、第2の実施の形態と同様に、稼働中の送信制御システムに新規スレーブ装置C300を新規に追加するものであるが、新規スレーブ装置C300の伝送路での遅延量が大きい場合の送信タイミング同期に関するものである。
まず、追加スレーブ装置C300は、コンテンツパケット送信要求部207によりマスタ装置100に同期処理と放送TSのIP送信を要求する。マスタ装置100は、追加スレーブ装置C300からの要求にしたがい、時刻等の同期処理とIP送信を開始する。ついで、追加スレーブ装置C300はコンテンツパケット受信部201で放送TSを受信するとともに、バッファ220へ受信した放送TSを転送する。転送途中にフレーム番号取得部202にて、放送TSのダミーデータ部分を検査してフレーム番号を取得する。追加スレーブ装置C300は同期パケットに重畳して取得済みのフレーム番号の中で最新のフレーム番号を受信時刻とともにマスタ装置100に送信する。
マスタ装置100は、追加スレーブ装置C300から送信されてきたフレーム番号と、現在のマスタ装置100から送信中のフレーム番号とから、追加スレーブ装置C300の送信開始フレームを決定する。さらにマスタ装置100は追加スレーブ装置C400のIP網の伝送路遅延も検出し、バッファ制御部108にて送信同期システム全体としてバッファ容量を決定するとともに、各スレーブ装置および追加スレーブ装置に通知する。しかしながら、追加スレーブ装置C400からの遅延量が大きい場合は、マスタ装置100内のバッファ120およびスレーブ装置A200、B201内のバッファ220のバッファ容量では足りない場合がある。このときには、マスタ装置100自身またはいずれかのスレーブ装置からのバッファ容量の残量が少ないという情報(例えば残容量が1フレーム分以下)をマスタ装置100が受信して、一旦NULLフレームを遅延量に応じた必要数だけ挿入し(図7の例では、NULLフレーム1ヶ)、送信同期済みのスレーブA200とスレーブB201に通知する。その後、送信開始フレーム番号(図7の例では送信開始フレーム番号2)および送信開始時刻を既存スレーブ装置A200、B201および追加スレーブ装置C300に通知する。各スレーブ装置はマスタ装置100から通知された内容にしたがい送信開始することで、追加スレーブ装置の遅延が大きい場合でも、同期送信を実現することができる。
NULLフレームを挿入することで、図示しないテレビ受信機等の受信端末のフレーム同期が維持できる効果も有する。またNULLフレームにより遅延されるPCR(Program
Clock Reference)、DTS(Decode Time Stamp)、PTS(Presentation Time Stamp)も必要な補正を行うことで、MPEG2の再生同期も保持できる。
Clock Reference)、DTS(Decode Time Stamp)、PTS(Presentation Time Stamp)も必要な補正を行うことで、MPEG2の再生同期も保持できる。
このように本実施の形態の送信制御システムによれば、新規追加スレーブ装置C300のIP網の通信状態が良くなく、遅延が大きい場合であっても、マスタ装置、スレーブ装置および新規追加スレーブ装置の適切なバッファ量を動的に確保するとともに、各局のOFDMフレーム構成を維持することが可能となる。また、送信開始時刻および送信開始OFD
Mフレーム番号を同期させて、追加スレーブ装置を含む複数の送信装置から放送TS等のコンテンツを送信することができる。
Mフレーム番号を同期させて、追加スレーブ装置を含む複数の送信装置から放送TS等のコンテンツを送信することができる。
本発明は、複数の送信装置の適切なバッファ量を動的に確保するとともに、各局のOFDMフレーム構成を維持することが可能となるという効果を有し、映像音声等の各種コンテンツのパケットを配信するサーバとパケットの配信を受ける複数のクライアントとを備えた放送システム等として有用である。
10 放送システム
20 マスタ装置
30、31 スレーブ装置
100 マスタ装置
200 スレーブ装置
101 IP入力部
201 コンテンツパケット受信部
102 再多重化部
103 コンテンツパケット配信部
104、204 ネットワーク同期部
105、205 送信タイミング制御部
108、206 バッファ制御部
120、220 バッファ
130、230 伝送路符号化部
150 IPカメラ
202 フレーム番号取得部
207 コンテンツパケット送信要求部
20 マスタ装置
30、31 スレーブ装置
100 マスタ装置
200 スレーブ装置
101 IP入力部
201 コンテンツパケット受信部
102 再多重化部
103 コンテンツパケット配信部
104、204 ネットワーク同期部
105、205 送信タイミング制御部
108、206 バッファ制御部
120、220 バッファ
130、230 伝送路符号化部
150 IPカメラ
202 フレーム番号取得部
207 コンテンツパケット送信要求部
Claims (8)
- コンテンツパケットを配信するマスタ装置と、前記コンテンツパケットを受信する少なくとも1つのスレーブ装置とを有し、前記マスタ装置および前記スレーブ装置の同期をとって前記コンテンツを送信する送信制御システムであって、
前記スレーブ装置は、前記コンテンツパケットを受信するパケット受信部と、
前記コンテンツパケットからフレーム番号を取得するフレーム番号取得部と、
取得済のフレーム番号の中で最新のものを時刻とともに前記マスタ装置に送信するフレーム番号送信部とを備え、
前記マスタ装置は、前記コンテンツパケットを配信するパケット配信部と、
前記スレーブ装置からの前記取得済のフレーム番号を受信するフレーム番号受信部と、
前記スレーブ装置からの取得済フレーム番号からマスタ装置およびスレーブ装置のバッファを制御するバッファ制御部と、
前記スレーブ装置からの取得済フレーム番号の中で最小の番号以下または最大の番号以上に送信開始フレーム番号を設定して、送信開始時刻とともに該送信開始フレーム番号を前記スレーブ装置に送信する送信制御部と
を備えたことを特徴とする送信制御システム。 - 前記フレーム番号は、コンテンツパケットのダミーデータ部分に挿入されたことを特徴とする請求項1に記載の送信制御システム。
- コンテンツパケットを配信するマスタ装置と、前記コンテンツパケットを受信する少なくとも1つのスレーブ装置とを有し、前記マスタ装置および前記スレーブ装置の同期をとって前記コンテンツを送信する送信制御システムであって、
前記マスタ装置と前記スレーブ装置とが同期をとって前記コンテンツを送信している場合において、新たに新規スレーブ装置を追加するときに、
前記新規スレーブ装置は、前記コンテンツパケットの送信を前記マスタ装置に要求するコンテンツパケット送信要求部と、
前記コンテンツパケットを受信するコンテンツパケット受信部と、
前記コンテンツパケットからフレーム番号を取得するフレーム番号取得部と、
取得済のフレーム番号の中で最新のものを時刻とともに前記マスタ装置に送信するフレーム番号送信部とを備え、
前記マスタ装置は、前記コンテンツパケットを配信するパケット配信部と、
前記新規スレーブ装置からの取得済のフレーム番号を受信するフレーム番号受信部と、
前記スレーブ装置からの取得済フレーム番号からマスタ装置およびスレーブ装置のバッファを制御するバッファ制御部と、
前記新規スレーブ装置からの取得済フレーム番号と、現在送信中のフレーム番号とから送信開始フレーム番号を決定して、送信開始時刻とともに該送信開始フレーム番号を前記新規スレーブ装置に送信する送信開始フレーム番号送信手段と
を備えたことを特徴とする送信制御システム。 - 前記フレーム番号は、コンテンツパケットのダミーデータ部分に挿入されたことを特徴とする請求項3に記載の送信制御システム。
- 請求項3または4に記載の送信制御システムであって、
前記マスタ装置が、前記新規スレーブ装置または前記スレーブ装置のいずれかからバッファ容量が1フレーム分の容量より小さくなったことを受信すると、次回送信予定のフレームにかえて所定数のヌルフレームを送信することを特徴とする送信制御システム。 - 請求項5に記載の送信制御システムであって、
前記所定数のヌルフレームを送信した後、前記マスタ装置、前記スレーブ装置および前記新規スレーブ装置が、マスタ装置から通知されたフレーム番号情報および送信開始時刻に基づいて、送信を開始することを特徴とする送信制御システム。 - 請求項1乃至6いずれかに記載の送信制御システムであって、
1のスレーブ装置が前記マスタ装置との通信ネットワークが遮断され、その後復旧した場合に、前記1のスレーブ装置は請求項3に記載の新規スレーブ装置と同様の動作を行うことで、送信制御システムに復旧することを特徴とする送信制御システム。 - コンテンツパケットを配信するマスタ装置と、前記コンテンツパケットを受信する少なくとも1つのスレーブ装置とを有し、前記マスタ装置および前記スレーブ装置の同期をとって前記コンテンツを送信する送信制御方法であって、
前記スレーブ装置において、前記コンテンツパケットを受信するパケット受信ステップと、
前記コンテンツパケットからフレーム番号を取得するフレーム番号取得ステップと、
取得済のフレーム番号の中で最新のものを時刻とともに前記マスタ装置に送信するフレーム番号送信ステップとを実行し、
前記マスタ装置において、前記コンテンツパケットを配信するパケット配信ステップと、前記スレーブ装置からの前記取得済のフレーム番号を受信するフレーム番号受信ステップと、
前記スレーブ装置からの取得済フレーム番号からマスタ装置およびスレーブ装置のバッファを制御するバッファ制御ステップと、
前記スレーブ装置からの取得済フレーム番号の中で最小の番号以下または最大の番号以上に送信開始フレーム番号を設定して、送信開始時刻とともに該送信開始フレーム番号を前記スレーブ装置に送信する送信制御ステップとを実行することを特徴とする送信制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2013249800A JP2015106901A (ja) | 2013-12-03 | 2013-12-03 | 送信制御システム及び送信制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2013249800A JP2015106901A (ja) | 2013-12-03 | 2013-12-03 | 送信制御システム及び送信制御方法 |
Publications (1)
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| JP2015106901A true JP2015106901A (ja) | 2015-06-08 |
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ID=53436775
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2013249800A Pending JP2015106901A (ja) | 2013-12-03 | 2013-12-03 | 送信制御システム及び送信制御方法 |
Country Status (1)
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| JP (1) | JP2015106901A (ja) |
-
2013
- 2013-12-03 JP JP2013249800A patent/JP2015106901A/ja active Pending
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